抱かれたい男1位に脅されています。 桜日梯子 (著) リブレ

抱かれたい男1位に脅されています。 桜日梯子 (著) リブレ

 

アマゾン商品紹介 「一生、俺から離れられない体にしてあげますね」5年連続「抱かれたい男1位」の西條高人がついに首位陥落。その座を奪ったのは芸歴3年のド新人俳優、東谷だった…! 敵意ムンムンの高人に対し、東谷は邪気のないキラキラ笑顔で懐いてくる。警戒心MAXの高人だったが、酔った勢いで東谷に醜態をさらしてしまってから立場が逆転! にぎられた弱みの交換条件として「抱かせて下さい」と迫られて……? 「抱かれたい男1位だった俺を抱く?  何言ってんだコイツ!」な表題作と、ほかハイテンションドエロ読みきりを大量収録!

レビュー

どんな話ですか? 5年連続「抱かれたい男1位」の西条高人が芸歴3年のド新人俳優、東谷準太に首位を奪われてしまった。

仕事を一緒に共演しながらもピリピリと敵意を抱いている西条に対して、東谷は邪気のない天使のような笑顔で仲良くなろうと歩み寄る。警戒心MAXの西条だったが、酔った勢いで東谷に普段見せないような醜態をさらしてから立場が逆転し、握られた弱みの交換条件として「抱かせてください」と東谷に迫られる!

「抱かれたい男1位」の座を奪った男にとって「抱きたい男1位」が西条だったという衝撃事実と問答無用の瞬殺強制交際、そして恋愛慣れしてなさそうな西条の心の葛藤ありありの胸キュンBLラブストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 告白から交際までの間がものすごくスピーディーだったので、展開が変わるまでの読み待ちや読み耐えをすることなくスムーズにストーリーに入り込むことが出来ました。

この作品はドエロシーンだらけではありますが、ただエロく描けばいい空っぽの内容ではなく、なぜこういう展開になったのかという人物の心情も入っていて抵抗なくすんなりと読むことが出来ました。あとストーリーに余計な部分がなかったのと、読者の「こういう展開であって欲しいな~」という理想のツボをピンポイントでついてくれたり、かつ理想をはるかに上回る展開になったりと、BL好きの私にとって読み応え満足度200%の作品でした。

 

となりの関くん 森繁拓真 (著) KADOKAWA

となりの関くん 森繁拓真 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 ドミノ、折り紙、避難訓練、そしてネコ……。多種多様にしてその展開はナナメ上。謎の男子生徒・関くんの遊びは、なんでもない机の上を遊園地に変え、隣の席のマジメ女子・横井さんを魅了する! ……授業中なのに。静かな授業中の教室という限定空間で展開する、ときどき超展開、ときどきシュール、ときどきほっこりな閉鎖空間コメディ登場!!

レビュー

どんな話ですか? 高校生である「関くん」が前田くんという身長の高い男の子の背中を死角に使って、授業中に遊ぶコメディ漫画。

基本的に「関くん」の隣の席である「横井さん」の視点で描かれており、「関くん」は喋らない。「横井さん」は関くんが授業中に遊ぶことを防ぐために先生に言いつけたりしようとするがことごとく失敗している。

言いつけようとしているが時々「関くん」の遊びが気になってしまい、先生に注意されてしまう。「関くん」が遊んでいると主張しても「関くん」は驚くべきスピードで遊び道具などを片付けてしまい、結局ばれないのである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? このような内容の漫画は今まで類を見ず、誰しも授業中に遊びたいなという欲求を見事に達成している関くんを見るととても面白く、頑張って関くんのことを言いつけようとする横井さんをどうやって回避するのかというところは見どころである。話が進むにつれて関くんの遊び道具に頻繁に出てくる「ロボット家族」にはストーリー性があり、次はどのような形で出るのかなども面白い点だ。関くんの遊びは基本的には教室で行うがたまに違う場所でやる遊びも新鮮味がある。そして四季も織り交ぜながら描かれるので季節によって遊びが変わるのもまた一つの楽しみになっている。

ピューと吹く!ジャガー うすた京介 (著) 集英社

ピューと吹く!ジャガー うすた京介 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 酒留清彦はミュージシャンを夢見る17歳。ある日、意を決してオーディション会場へやってきた清彦は、そこで謎のフエ吹き男と出会う。彼こそが、この後の清彦をギャグ人生へと誘うジャガーさん、その人であった!!

レビュー

どんな話ですか? ギタリストを目指して養成所に入所するはずだったのに、笛を吹く謎多き男ジャガージュン市とであったことでなぜか「ふえ科」に入ってしまった青年酒留清彦こと通称ピヨ彦の物語です。基本は不条理ギャグマンガの路線を貫いており、破天荒なジャガーに振り回されるピヨ彦という構図です。さらにはヒップホップを嗜むダメ忍者のハマーや引っ込み思案なのにアイドル志望の白川高菜を加え、不条理で爆笑必至のすごく面白い漫画なのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 不条理ギャグ路線を貫いており、理屈などを関係ない力技で笑わせてくるのが面白いからです。元気がない時や、暇なときに読んでみることをおすすめします。絶対に笑えますから。週刊少年ジャンプの隅の隅で長期連載されていた漫画で、いつ打ち切られてもおかしくないようなギリギリの感じがこの漫画らしくて大好きでした。大人になった今でもこの漫画はとても面白く本屋にいったら時々立ち読みしてしまいます。ぜひとも読んでみることをおすすめします。

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん うすた京介 (著) 集英社

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん うすた京介 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 わかめ高校2年生の花中島マサル。彼が部長を務める謎の格闘技部「セクシーコマンドー」部の部員はフーミン・真茶彦・キャシャリン・スーザンの4名。ちょっとおかしな部活が、今日も展開され!?

レビュー

どんな話ですか? セクシーコマンドーという意味不明な格闘技をマスターした、奇想天外な高校生の花中島マサルと個性豊かなキャラクターが登場するギャグマンガ。

突拍子もないボケ、シュールなネタの後に描かれる適当な挿絵とツッコミが斬新な作風となっている。

藤山起目粒(ふじやまおこめつぶ)は友達100人を目指し転校してきた男の子、校門を通る際に県立わかめ高校という文字を見るや

「あやしい」といきなり不安に駆られる。しかしクラスはいたって普通の雰囲気でここなら馴染めそうだと感じるが、担任から座席を案内されるや

いなや状況が一変する。クラスメイトに不穏な空気が流れ、机の落書きを見て驚愕するのだった。

落書きの主、その男の名は花中島マサル。この出会いからマサルを中心に波瀾万丈の学園生活物語が始まる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 全7巻と非常に短い物語で構成されており登場人物もさほど多くないことから、一人一人のキャラクターに焦点を当てやすい。

特に主人公の花中島マサルについては謎が多く、彼の髪型、言動、セクシーコマンドーとはなんなのか?など彼を追っていくだけでも

十分に楽しめる内容になっている。また、キャラ設定も秀逸でイケメン、美少女、謎のかわいい生き物、正義のヒーロー、作中には芸能人の

パロディなども用いてマサル以外のキャラからも笑いが生まれてくる。

藤子・F・不二雄SF短編集 藤子・F・不二雄SF短編 小学館

藤子・F・不二雄SF短編集 藤子・F・不二雄SF短編 小学館

アマゾン商品紹介 藤子・F・不二雄のSF短編112話を全8巻に完全収録した“PERFECT版”が登場! 鋭い風刺精神を存分に発揮した「藤子美学の世界」にどっぷり浸かれる作品集!

ある日突然、ある町のスーパーマーケットのむすめが、スーパーマンになってしまった。「女の子のくせに、えらいものになってくれたね」と嘆く両親だったが、町内会長がやって来て、「スーパーマンの店と大はやりになるだろう」と言ったことから、両親は大喜び。「がんばってスーパーマンをやりなさい」と言われるものの、むすめは何をしたらいいのかわからず……(第1話)。
乗っていた惑星間航行ロケットが故障し、生き残ったのはオレ1人。水、食料ともに底をついたが、救助艇がくるのは23日後だという。やっとの思いで不時着した地球型の惑星。そこには低い段階ながらも文明があり、ミノアというかわい子ちゃんとも出会うことができた。ところが、その文明というのが実は……(第2話)。

目次
第1話 スーパーさん
第2話 ミノタウロスの皿
第3話 ぼくのロボット
第4話 カイケツ小池さん
第5話 ボノム=底ぬけさん=
第6話 ドジ田ドジ郎の幸運
第7話 じじぬき
第8話 ヒョンヒョロ
第9話 自分会議
第10話 わが子・スーパーマン
第11話 気楽に殺ろうよ
第12話 アチタが見える
第13話 換身
第14話 劇画・オバQ
第15話 イヤなイヤなイヤな奴

レビュー

どんな話ですか? ドラえもんでは描けない描ききれないSFな部分を膨らませ、大人向けの短編に仕上げた作品がまとめられてる。「異色短編集」や「少年SF短編集」など様々なくくりで刊行されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 藤子・F・不二雄漫画の本当の凄さ面白さを知って欲しい。科学、宇宙、歴史等々の造詣の深さ、ストーリー構築の卓越さ、それでいてしっかり絵柄や構成は読みやすく作られており、誰もが楽しめる内容です。

いがらしみきお自選集 いがらし みきお (著) 竹書房

いがらしみきお自選集 いがらし みきお (著) 竹書房

アマゾン商品紹介 デビュー以来15年間に描いた作品の中から、著者自身が選んだ傑作集。各巻頭に書き下ろしカラー漫画と巻末には語り下ろしインタビューを収録した豪華本。フジョーリもカゲキも4コマギャグの全てが、この一冊にある。

レビュー

どんな話ですか? ロングヒットとなった「ぼのぼの」の作者、近年ではサスペンス風のストーリー物も多く描いてる、いがらしみきおの初期作品の自選集。4コマ漫画をはじめ、コマ漫画中心でドタバタ、シュール、ナンセンス、不条理などなど満載の作品集
なぜその漫画をオススメしたいですか? 4コマ漫画といえば起承転結がセオリーだった時代に、その定型をぶっ壊した漫画家いがらしみきお。今読んでも斬新で、表現力や破壊力、アクションや表情、セリフでも笑わせようとする貪欲な精神に頭が下がる。シュールで不条理なネタからは哲学さえ感じることも。ぜひその世界観に触れて欲しい。

荒川アンダーザブリッジ 中村光 (著) スクウェア・エニックス

荒川アンダーザブリッジ 中村光 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 荒川の河川敷に住む不思議な人々と、一人の青年の魂の交流を描く、可笑しくもどこか切ない人間物語。

レビュー

どんな話ですか? 市之宮グループの御曹司で、自身も会社を自力で立ち上げた若き起業家でもある、

市之宮行が主人公。

行は「借りは必ず返さねばならない」という家訓の家に育ち、家訓どころか借りを返すことができないと喘息の発作が起きてしまう特異体質の持ち主である。

そんな行がある日荒川大橋から落ちて溺れかけてしまったところ、ホームレスの少女「ニノ」に命を救われえる。

「命の恩人」という莫大な借りができてしまった行は、借りを返すために橋の下で少女やほかのホームレスと交流をしていくことになる。

基本的には電波系のギャグマンガで時々切なく、恋愛要素もかなり強い。

作者は「聖お兄さん」の人、と言えば、分かりやすいかもしれない。

なぜその漫画をオススメしたいですか? すでに完結していること。

過去に死んだ人がいる描写はあるが、基本的には誰も死んだりしない、悲劇的要素の薄い漫画であること。

電波系とはいえ現代もののほのぼのギャグなので、比較的万人受けしやすいのもおすすめしやすい理由。

作者の代表作は「聖お兄さん」であるが、荒川の方はアニメ化もしたのにいまいち一般の認知が薄いので、

布教したいという気持ちもある。

「聖お兄さん」との最大の違いは作品全体に渡って恋愛色が強いことと、当然だが宗教色が薄いことで、

そのため、「お兄さん」よりもこちらの方をお勧めしたい。

(聖お兄さんはブッダとイエスが主人公のギャグマンガなので)

 

あいまいみー ちょぼらうにょぽみ 竹書房

あいまいみー ちょぼらうにょぽみ 竹書房
アマゾン商品紹介 倉持南高校漫画研究部に所属する4人の女子高生の「不毛な日常」を描く4コマ漫画。
レビュー
どんな話ですか? 漫画研究部に所属してマンガを真面目に書いている愛、愛の妨害に勤しんだり金融犯罪をしたりお遍路参りをしたり、女性声優を守る活動をしている麻衣、ミイ、不思議な能力を持ちつつFXで有り金すべて溶かした経験のあるぽのか先輩の四人をメインとした破天荒な4コマ漫画で、よく麻衣とミイが逮捕されたりするためストーリーのつながりはあまり考えないほうが良くなっています。また、時折脈絡もなく作者が登場して近況報告やアシスタントの紹介をするのも魅力です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? インターネットで一時話題になった「FXで有り金すべて溶かした人」の元ネタがこの作品であることや、やたらと女性声優がネタになること、4コマすべて真っ黒になっている回など独特の雰囲気が楽しめること、犯罪が絡むギャグが多いものの作者は萌えマンガと言い切っており、実際女の子同士の恋愛シーンが妙に丁寧に書かれているところもおすすめポイントです。また、背景が異常に力が入っていて精緻なコマと別段そうでもないコマの落差も見どころです。

宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 新潮社

宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 新潮社
アマゾン商品紹介 第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞受賞!!
2018年TVアニメ化&舞台化の話題作!!地球を守れ、ひきこもり!!

宇宙暦0156年、地球連邦政府と宇宙移民との抗争は激化していた。
戦局を打開する為、地球連邦は新鋭宇宙軍用艦「ティラミス」を出航させる――。
ティラミスの若きエース、スバル・イチノセは、眉目秀麗、成績優秀な天才パイロット。
……だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機・汎用人型機動兵器デュランダルのコックピットに
ひきこもってばかりいる奴で……。孤独のコックピットギャグ、出撃!!

レビュー
どんな話ですか? 人間が宇宙へ進出したはるか未来の世界では、「地球連邦」と「メトゥス」の二つの勢力が激しい星間戦争を繰り広げていました。
地球の軍人であり、人型機動兵器デュランダルを駆るスバル青年は、弱冠19歳でエースパイロットとして名を馳せる一方、コクピットの中では(食べようとした串カツの衣が無重力で散乱して)孤独さにいたたまれない日々を送っていました。
超人的能力「ユニヴァース感覚」を発現させたスバルは、「メトゥス」に属する(貧乏性でパリパリ財布ユーザーの)実の兄との(ドッキング規格の全然違う宇宙船で強引に突っ込まれるなどの)残酷な運命に翻弄されます。
兄弟の絆、愛と憎しみ、近未来への憧れをふんだんに盛り込んだ、華麗なスペースオペラ…の皮を被った、抱腹絶倒バカ総進撃マンガです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シリアスなバックボーン、美麗な登場人物とメカニック、某ロボットアニメのような設定の数々と、好きな方にはこれだけでも楽しめそうな内容です。
しかし本作は、それら全てが贅沢にも脱力系オチの前フリとして気の毒になるほど見事に機能しています。
そんなワンパターンさでは徐々に飽きがくるのではないか、という懸念を抱く人もいるかと思います。
前述の通り描写は非常に真に迫った説得力あるものですから、このパワーに毎回「もしかして今回ばかりはマジ話なのでは」と錯覚してしまい、わかっているのに騙されてしまうのでその心配は無用です。
つまり「ティラミス」はむしろ、この圧倒的画力あってこその作品といえるでしょう。
ストーリーは一応二大勢力間の宇宙戦争として展開するものの、どちらかといえば旗艦内での通常生活やコクピットにおける風景など、日常系マンガと捉えてもよいかもしれません。

みちくさ日記 道草晴子 リイド社

みちくさ日記 道草晴子 リイド社

アマゾン商品紹介 13歳の若さで「ちばてつや賞」を受賞し漫画家としてデビューするも、ほどなく精神科病院に入院……

病院から通う学校生活、農作業に盆踊り、ボクシング部入部、デイケアで輪投げの日々、元カレの逮捕・出所・プレハブ暮らし、新しい診断、脱腸、恩師との再会……
著者・道草晴子が歩んできた15年以上にわたる途方もない“人生の道草”と、再び絵筆を執るまでの涙と笑い、そして再生の記録。

「トーチweb」での連載時から、漫画、文学、音楽、現代美術、音楽、医療、福祉、教育の分野でも大きな反響を呼び、多くの現役クリエーターが注目する、ノンフィクション漫画の最前線!!

どんな話ですか? 道草春子は小学生の頃から漫画を描くのが好きで友達に見せたりしていた。中学に入り周りと上手く話せないけど、周りに漫画を見せると喜んでくれるのが嬉しかった。ある日思春期の不安定で漫画がうまく描けなくなり、学校にも行けなくなり、精神科に診察したら、入院する事になった。精神病と関わっていく道草春子の半生を描く。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 精神病院ではどういう生活をして、退院したらどうするかがわかる作品です。精神病で悩んでいる人におススメしたい漫画です。うまくいかない事がなんどもなんどもあってもそれでも人生は続いて、ときたま嬉しい事もあり、どうでもいい事もありそいそれでも続いていく事が救いになる作品です。欠陥だらけで完璧じゃないことはすてきな事だと思ったという文章は私の心に響きました。
どんな人に読んでもらいたいですか? 人生が辛い人、精神科に通っている人
読んだことによるエピソード 何度も辛い事があっても生きていこうという希望になりました。