となりの関くん 森繁拓真 (著) KADOKAWA

となりの関くん 森繁拓真 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 ドミノ、折り紙、避難訓練、そしてネコ……。多種多様にしてその展開はナナメ上。謎の男子生徒・関くんの遊びは、なんでもない机の上を遊園地に変え、隣の席のマジメ女子・横井さんを魅了する! ……授業中なのに。静かな授業中の教室という限定空間で展開する、ときどき超展開、ときどきシュール、ときどきほっこりな閉鎖空間コメディ登場!!

レビュー

どんな話ですか? 高校生である「関くん」が前田くんという身長の高い男の子の背中を死角に使って、授業中に遊ぶコメディ漫画。

基本的に「関くん」の隣の席である「横井さん」の視点で描かれており、「関くん」は喋らない。「横井さん」は関くんが授業中に遊ぶことを防ぐために先生に言いつけたりしようとするがことごとく失敗している。

言いつけようとしているが時々「関くん」の遊びが気になってしまい、先生に注意されてしまう。「関くん」が遊んでいると主張しても「関くん」は驚くべきスピードで遊び道具などを片付けてしまい、結局ばれないのである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? このような内容の漫画は今まで類を見ず、誰しも授業中に遊びたいなという欲求を見事に達成している関くんを見るととても面白く、頑張って関くんのことを言いつけようとする横井さんをどうやって回避するのかというところは見どころである。話が進むにつれて関くんの遊び道具に頻繁に出てくる「ロボット家族」にはストーリー性があり、次はどのような形で出るのかなども面白い点だ。関くんの遊びは基本的には教室で行うがたまに違う場所でやる遊びも新鮮味がある。そして四季も織り交ぜながら描かれるので季節によって遊びが変わるのもまた一つの楽しみになっている。

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