MAJOR 満田拓也 (著) 小学館

MAJOR 満田拓也 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎!!友達の寿也君とリトルリーグに挑戦!?

レビュー①

どんな話ですか? 野球大好きな少年の成長と人間模様をリアルに描いた作品です。母親を病気で亡くし、プロ野球選手の父親と2人暮らしだった少年は保育園の先生によく面倒を見てもらっていました。その先生は少年の父親と少年が卒園した後に結婚する予定でしたが、父親は運悪く試合中にデッドボールを頭に受けその翌日に亡くなってしまいます。両親ともにいなくなってしまった少年を婚約者だった保育園の先生が引き取り、そこから少年の新たな世界が始まっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 子供の頃に読むと、ただただ野球好きの少年が夢を追いかけると言う青春のストーリーに感じましたが、大人になり親になった今改めて読むと、子供の繊細な感情や大人の自分勝手さや、子供から大人になる段階の成長の様子などをまた違った目線で読むことができ、子育て中ということもありとても勉強になりました。子供から大人まで読み終わると何かを必ず感じることができ、人として成長できる漫画だと思いますので野球好き以外の方にも是非読んでいただきたいです。

レビュー②

どんな話ですか? 運動神経抜群の少年が、野球を通じて挫折やチームメイトとの絆を育んでいく野球漫画。幼少期に、プロ野球選手の父を不運な事故で亡くしてしまう。そんな父の背中を追いかけて、大人になるまで大好きな野球をしている主人公(大吾)は、小学生時代に右肩を故障して投手として投げることが出来なくなってしまう。それでも諦めず、左投げに転向しながら、強敵やライバルと切磋琢磨しながら、野球にまっすぐ向き合って成長していくストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? スポーツ漫画はたくさんあり、どれも名作ばかりてすが、諦めの悪さ、純粋にスポーツを楽しむ主人公を見ていると本当に尊敬します。おバカキャラでもあるので、笑いもありつつ、友達との絆や、実直にスポーツに向き合うひたむきさは、王道のスポーツ漫画として、自信を持ってオススメできます。また、変化球を投げなげずに、真っ直ぐのみで強打者達を抑えていく爽快感も、読んでいてスッキリしますし、難しい推理もないので、どんどん読み進めてしまいます。

レビュー③

どんな話ですか? 野球選手の息子として産まれた主人公、本田吾郎。彼は野球選手をしている父親茂治が大好きでした。そんなある日、ホームランを打ち活躍していた茂治だったが、野球の試合中に死球を受けた。死球を受けた茂治は、その時は問題なく試合に出場し続け、試合が終わり帰宅。吾郎は試合を見ていて、かっこいい父親の帰宅に喜んでいた。しかしその夜、吾郎が寝ている間に茂治は死球の影響で脳内出血を起こし、吾郎が寝ている横で息を引き取った。次の日、吾郎はいつも通り目を覚まし、横で死んでいる父親を目にし泣き出してしまう。その後、吾郎は茂治の婚約者でもあり、保育士の桃子に引き取られることとなった。吾郎は父親と同じで野球が大好きで少年野球チームに入り、野球とともに成長していく一人の野球少年を描いた物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 野球をしている父親が大好きな少年が、父親の死を目の当たりにしたのにも関わらず、父親の死を乗り越え野球を続けていくか姿には胸を打たれるところが沢山あります。野球とともに幾多の困難を乗り越え、成長していく姿。そして、最終的にはメジャーリーガーにまで成り上がり、メジャーリーグの大舞台で奮闘している彼の姿にも多くの感動と共感を子供にも得られる良いマンガだと個人的には思います。努力と成長とは何かを教えてくれる読み手にとっては勉強になる部分もあるかと思いおススメです。

レビュー④

どんな話ですか? 幼くして母を失った主人公がプロ野球選手の父に憧れて野球を始めます。しかし、その父も来日した本格派メジャーリーガーの死球を頭に受け、帰らぬ人になってしまいます。その後、母の様に慕っていた幼稚園の先生と父の同僚が新たに主人公の両親となり、そこから主人公のメジャーリーガーへの道が始まります。永遠のライバルである幼馴染と切磋琢磨し成長していく様子や、弱小チームから這い上がっていく姿など、様々な逆境を乗り越え一歩一歩プロ野球への道を駆け上がって行く主人公の様子が描かれています。友情、恋愛なども織り交ぜられており、野球ファン以外でも楽しめる作品となっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 様々な逆境にぶち当たった主人公が、野球にかける情熱で、自分を奮い立たせ、時にはその情熱がチームメイトの心までも動かして行く様子は読者に元気を与えてくれます。幼少期から、メジャーリーガーになるまでの1人の少年の半生をここまで一貫して描いている漫画はなかなか無い為、読んでいく中でとても感情移入しやすく、メジャーのファンである事はもちろん茂野吾郎(主人公)のファンになり、物語にのめり込めるところが、とてもおすすめです。

100巻以上の超大作となっている為、読み応えもあり、アニメ化もされてますので、外さないタイトルだと思います。

レビュー⑤

どんな話ですか? 王道の野球漫画です。

内容は主人公の茂野吾郎の幼少期からの野球に取り組んでいく物語になります。

幼少期、プロ野球選手の偉大な父を死球により亡くし、母親も父が亡くなる以前に病死でなくしており、悲しい生い立ちではあるのですが、周りの家族、野球仲間、友人、ライバルに囲まれて人間的にも大きく偉大な野球選手になっていきます。

幼少期、少年野球、中学、高校、メジャーと年代を通じて素敵な登場人物やライバルが登場します。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 内容がとても濃い所をオススメしたいです。

幼少期・両親を亡くし辛さを味わうのですが育ての親や友達に恵まれ成長していく吾郎の姿が感動します。

所属する野球チーム[三船ドルフィンズ]での試合もとてもおもしろいですね。

特におすすめなのが高校時代の[海堂高校編]ですね。まず中学時代に一度、特待生枠をもらうのですがそれを蹴ります。しかしライバルにコテンパンにやられ、自信の現状のレベルを知り、再度海堂高校に入る為にトライアウトを受けます。トライアウト編はおもしろいですね。

その後も吾郎のチャレンジ精神がものすごいので全ての年代がおすすめです。

マリーミー! 夕希実久 (著) LINE Digital Frontier

マリーミー! 夕希実久 (著) LINE Digital Frontier

アマゾン商品紹介 国家公務員の秋保心は28歳の誕生日に「ニート保護法」の試験実施者として選ばれてしまう。結婚相手はニートの沢本陽茉梨。果たして二人の結婚のゆくえは――!? ピュアな気持ちが溢れ出すラブストーリー【LINEコミックス・フルカラー】

レビュー①

どんな話ですか? 秋保心という主人公の男性が28歳の誕生日を機にニート保護法の試験実施者に選ばれて、結婚相手の沢本陽茉梨に出会います。陽茉梨さんはあまり外に出ず、最愛のおばあちゃんが亡くなり心を閉ざしますが、陽茉梨さんを元気づける心さんに出会えた事で徐々に陽茉梨さんの笑顔が増えていきます。また、心さんの職場の同僚や家族とも仲良くなり2人で明るく良い家庭を作っていきます。2人に可愛い赤ちゃんも生まれ幸せになっていく物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初にニート保護法が良いものではないのかなと思いましたが、漫画を見ていくうちに2人が明るく笑顔溢れる家庭を作っていきニート保護法という制度もありなのかなと思いました。後、主人公の心さんや陽茉梨さんが可愛らしくて、とても見やすい内容になっていており、悲しくなる内容やハラハラドキドキする展開などがあり、見ていくうちにどんな展開になるのかなと思わせてくれるような内容になっていきオススメしたい漫画でした。

レビュー②

どんな話ですか? LINEマンガとして読んでいましたが、単行本でも発売されています。

どこか人に興味がなく冷たい印象の国家公務員の秋保が、ある法令(ニート保護法)の施行前試験者として、一人の女性と結婚することとなる。

会ったこともなかったその女性(陽茉梨 ひまり)は、祖父母を亡くし、無気力になっていた。祖母が亡くなる前に陽茉梨に内緒で法案試験者に応募していたため、突然現れた知らない男性に結婚を申し込まれ、猛烈に拒否をする。その後少しずつ二人の距離は近づき、結婚することになる。とても優しく、頑張り屋で、世間知らずな陽茉梨に影響され、秋保も次第に人間らしくなっていく。お互いがお互いを思いやる姿や、ご近所さんとの触れあいがとても温かく、感動するラブストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 全く知らなかった男女が突然結婚することになり、結婚してからお互いを知り、お互いを思いやっていく姿が涙なしでは読めないです。ドキドキ、キュンキュンというよりもじわーっと温かくなるようなラブストーリーであり、家族の大切さや、人と関わることの面白さを教えてくれる物語です。

とくに主人公の陽茉梨がとてもいい奥さんで、世間知らずだけど、人とのつながりを大切にするところや、面倒見がいい所が、旦那さんである秋保のクールな心を溶かしていく様子がとても面白かったです。

flat 青桐ナツ (著) マッグガーデン

flat 青桐ナツ (著) マッグガーデン
アマゾン商品紹介 超マイペース高校生・平介(へいすけ)。そんな平介の不動の日常を少し揺らしたのは、従弟の超忍耐幼児・秋(あき)で…。新星が贈る、ゆったりハートフルシリーズ。描き下ろしも加えた第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? マイペースな高校生・平介が、従兄の幼児・秋のお守りを任されて奮闘する日常系漫画。

一人っ子で自由気ままに育ってきた平介は、幼児との距離感や扱い方などまったくわからず困惑の連続。しかし秋はなぜか平介に懐き、絶対の信頼を寄せてしまう。

アンバランスな2人は近づくほどにズレが生じ、些細なことでも問題になる。同級生の佐藤や鈴木、先輩・後輩も巻き込んで、なんとか平穏な日常を取り戻そうとする平介。

平介に片想いをする後輩・長谷とのほのかな恋愛も交えつつ描かれる、ハートフル漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく雰囲気が素晴らしいです。日常系漫画らしいゆったりした感じが絵柄や台詞に表れていて、さらりと読めます。

またこの漫画のテーマである家族愛だけでなく、主人公の高校生活や友達との関係、後輩との喧嘩や恋愛など、多方面に渡って描かれているのも魅力のひとつです。

自由奔放だった主人公の平介が、従兄の秋との関係を通してだんだん精神的に成長していき、最終的に彼の人間関係に影響を及ぼしていく姿には心打たれます。

物語に感動するというよりは、人物たちがとても魅力的なので、読んでいてとても惹きこまれます。

宮本から君へ  新井 英樹  CoMax

宮本から君へ  新井 英樹  CoMax

アマゾン商品紹介 文具メーカー「マルキタ」の新人営業マンである宮本浩。恋にも仕事にも不器用な主人公・宮本は自分の存在の小ささに苛立ちながらも前へ進もうとする。そんなとき、宮本は通勤途中の電車のホームで、甲田美沙子に出会う。新米サラリーマンのほろ苦く厳しい日常をリアルに描いた新井英樹の秀作!

レビュー①

どんな話ですか? 仕事にも恋愛にも情熱を持てなかった弱小文具メーカーの若手営業マン宮本浩が、一つの恋をきっかけに殻を破り、周りの人間を巻き込みながら我を通して突き進んでいく物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 熱くてウザイ主人公に連載当時は嫌う人も多かった作品だが、連載終了から20年以上もたってドラマ化映画化されたように、熱烈に信奉する人も多い。宮本にちょっとでも共感できる部分があれば感動するので是非読んでみてほしい。

レビュー②

どんな話ですか? 特に取り柄もないけど、こだわりや自分の生き方については頑固な男、宮本。

大学を卒業して出版社に入社し、営業職に就いた宮本にさまざまな出来事が起こる。

通勤中に一目惚れした女の子との出会い、どう考えても勝ち目がない競合他社とのコンペ、

そして普通では考えられないような試練。

そんな次から次へと降りかかってくる多くの出来事を通して、熱くてまっすぐな男、宮本が

周囲を巻き込みながら一人の人間として、男として成長していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 個人的にとにかく人生観を動かされた漫画だから。

「宮本から君へ」はファンタジー要素はほとんど排除されたとにかくリアルな現実世界の話です。

だからこそ、私は同じ男であり同じサラリーマンである宮本と自分を重ねながら物語を読み進めて

いくことができました。

そんなリアルな作品だからこそ宮本が出会うさまざまな出来事や人、言葉などは「漫画」というフィクションの世界

を越えて作品を読んでいる現実世界の私にも響いてきました。

仕事をやる上で大事なものは何か、人生を生きていく上で大事なことは何か、愛とは何か。

そんな壮大なテーマについて少しでも考えさせてくれて、人生観に影響を与えてくれるような

漫画だからこそ、いろんな人にオススメしたいです。

レビュー③

どんな話ですか? 大学を卒業し、文具メーカーのマルキタで営業マンとして働き始めた主人公宮本浩の物語。自動車会社の受付嬢の甲田美沙子を好きになり上手くいきそうになるも失恋。ライバル営業マンの益戸にも大口の仕事を奪われる。先輩の知り合いの中野靖子と付き合うことができるが、取引先の部長の息子で大学ラグビーでも優秀な真淵に泥酔して寝ている宮本のそばで靖子をレイプされてしまう。激怒した宮本は運動神経も抜群で体格も大きい真淵に復讐を燃やす。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 30年以上前に連載が始まった漫画で、当時でも日本一暑苦しい漫画として嫌われて、今読んでも宮本は暑苦しくてめんどくさくて情けなくて周りにいると仲良くなりたいと思えないような人物だけど、苦しい時に苦しんで些細なことでも悩んでもがいて嬉しい時は喜んで、感情を隠さず目一杯表に出して必死で生きている。時代遅れと言われるかもしれないし、かっこいい生き方でもない、だけど心を揺さぶられてしまう。宮本を知る前と知った後で人生が変わります。

 

いがらしみきお自選集 いがらし みきお (著) 竹書房

いがらしみきお自選集 いがらし みきお (著) 竹書房

アマゾン商品紹介 デビュー以来15年間に描いた作品の中から、著者自身が選んだ傑作集。各巻頭に書き下ろしカラー漫画と巻末には語り下ろしインタビューを収録した豪華本。フジョーリもカゲキも4コマギャグの全てが、この一冊にある。

レビュー

どんな話ですか? ロングヒットとなった「ぼのぼの」の作者、近年ではサスペンス風のストーリー物も多く描いてる、いがらしみきおの初期作品の自選集。4コマ漫画をはじめ、コマ漫画中心でドタバタ、シュール、ナンセンス、不条理などなど満載の作品集
なぜその漫画をオススメしたいですか? 4コマ漫画といえば起承転結がセオリーだった時代に、その定型をぶっ壊した漫画家いがらしみきお。今読んでも斬新で、表現力や破壊力、アクションや表情、セリフでも笑わせようとする貪欲な精神に頭が下がる。シュールで不条理なネタからは哲学さえ感じることも。ぜひその世界観に触れて欲しい。

ライアーゲーム 甲斐谷忍 (著) 集英社

ライアーゲーム 甲斐谷忍 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ある日突然送られてきた小包。その中には「おめでとうございます。あなたは10万分の1の確率をくぐりぬけ、ライアーゲームにエントリーされました」という手紙と、現金1億円が同封されていた。それがライアーゲームのスタートだった。30日後のゲーム終了日に、自分の所持金1億円を返還する。ルールはそれだけ。首尾よく対戦相手の所持金を奪うことのできた勝者は1億円を手にし、敗者は1億円の負債を背負う…。誰を信用すべきなのか、誰を信用してはいけないのか…。大金を前に揺れ動く、人間心理を描破した問題作!

レビュー

どんな話ですか? お人好しで人を疑うことを知らない主人公、神崎直(カンザキナオ)がお金を奪い合うマネーゲームに巻き込まれていく物語。主人公は「LIAR GAMEに参加される場合のみ、この箱をお開けください」と書かれた小包を開けてしまったことでライアーゲームに参加させられてしまう。さらにその対戦相手は中学時代の恩師、藤沢であったため箱の中の一億はあっさりと騙し取られてしまう。打ちひしがれるナオが助力を求めたのは元・天才詐欺師の秋山深一(アキヤマシンイチ)だった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 登場人物の人物描写が巧み。実際にこんな人いるいる、と思わせられる造形。

もし自分がマネーゲームに放り込まれたらどんな判断をするだろう?と考えさせられる漫画。善悪、正しい倫理観についてついつい考えてしまう。

マネーゲームが頭を使う。どうやったら勝てるの!?という勝負でも頭のいい登場人物たちが次々に策を弄して勝ち残っていく様は圧巻。登場人物たちの頭がよく、それぞれの戦略、相手の意図の読み合いも緊迫感がある。

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のルフィは、海賊王を目指して航海をスタートするところから物語が始まります。村で助けてもらった海賊のシャンクスとの約束を果たすために、グランドラインを目指していきます。航海が進むにつれて、ゾロやサンジ、ナミ、ウソップなどルフィの魅力に惹きつけられ仲間も増えていきます。強敵を倒しながら海賊としても、世界に名前が通じるようになり、ワンピースを目指して四皇や宿敵である黒ひげ海賊団との熾烈な戦いを繰り広げていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公のルフィは、無鉄砲ながらも人を惹きつける魅力を持っており、仲間を思いやったり大切にする事の大事さを改めて教えくれる漫画で、自分の生き方も振り返られるのでとてもお勧め出来ます。一緒に航海する仲間との絆や泣けるシーンや笑えるシーンなどが多くとても楽しい作品です。一つ一つの物語に哀しい過去や悪が蔓延る世界がありますが、ルフィが悪を退治していく姿も爽快感があります。大人から子供までハマるお勧めの漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? ある少年(ルフィ)が『海賊王になる』のを夢見て、仲間を集めながら、『ひとつなぎの秘宝(ワンピース)』を手に入れるのを胸に、冒険する物語です。ルフィは幼い頃、村にやってきた海賊が持っていた悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べ、ゴム人間になります。旅をし、次々と現れる敵を倒すごとに、能力を発揮し、さらに力をつけていきます。仲間もそれぞれ個性的で、世界一の剣士を目指すゾロ、嘘つきのウソップ、絶品の料理を作るサンジ、航海士のナミ、医者のチョッパー、船大工のフランキー、考古学者のロビン、そして音楽家のブラックがいます。それぞれの仲間にそれぞれの過去があり、ルフィが守り、救い、仲間にします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ルフィはとにかく仲間想いなのです!仲間のためなら自己犠牲をしてでも救い出す、時には無茶もします。それが毎回感動します!敵を倒すと決めたら、ボロボロになって、倒れても、最後には倒すルフィ。ルフィの信念にいつも見入ってしまいます。そして、仲間たちもルフィと出会い、そのルフィの姿を見て、徐々に信頼して、絆を深めていくのです。みんな違って個性的な仲間たちだけども、すごく熱い絆を感じて、仲間って良いな!とワンピースを見て、しみじみ思います。

明日、私は誰かのカノジョ をの ひなお (著) 小学館

明日、私は誰かのカノジョ をの ひなお (著) 小学館

アマゾン商品紹介 一週間に一回、私は【誰か】の彼女になる

彼女代行として日々お金を稼ぐ女子大生と彼女に魅せられた男達の、恋愛のリアルを描くビターラブストーリー。第1巻は主人公の雪を偽の彼女としてレンタルした若きサラリーマン、壮太と雪の歪な恋愛模様を描く。あくまで客と彼らの理想の女を演じる代行彼女…二人の心の距離は果たして近づくのだろうか――

【編集担当からのおすすめ情報】
電子書籍として発売後すぐ異例の大ヒットを記録した『明日カノ』が、これまた異例の最速書籍化! 生々しすぎる現代の恋愛観に多くの共感を得た本作をこの機会にぜひお読みくださいませ!

 

レビュー①

どんな話ですか? 雪はレンタル彼女の仕事をして生計を立てている女子大学生です。雪は母親から虐待を受けながら育ったため、顔に大きな痣がありました。ある日、同年代の男性よりデートの依頼が入りますがデートの途中で不快な思いをしてしまいます。その後、近所でその男性と偶然出会った雪はノーメイクであったため顔の痣を見られてしまいます。そこで、軽い口論を起こしてしまいますが二度と会う事もないと考えレンタル彼女の仕事を続けます。しかし、その後また例の男性からデートの依頼の連絡が入り、雪は困惑します。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 若い女の子が綺麗なコスメや洋服に囲まれていながらも、心が満たされないという経験や心情がとてもリアルに描かれているからです。特に女性と男性が相手に対して求める物のギャップが大きく表現されているため、主人公である雪の孤独さや虚しさが一際強調されています。誰もが人から見られる生活をしているため、メイクやオシャレをして綺麗な自分を作り上げます。しかし、自分の内面まで理解してくれる相手に出会うのはとても時間が掛かります。人間の感情の機微による男女のすれ違いが、臨場感が出ていて面白いです。

レビュー②

どんな話ですか? 現在SNSで話題の、様々な境遇で生きる若い女性を主人公とした、オムニバスに近い形式で描かれるビターラブストーリーです。

最初は雪というレンタル彼女というサービスでアルバイトをする女子大生が主人公として話が進んでいきます。

章が変わる毎に次は雪の友人であるパパ活女子のリナ、またその次は雪と同じ職場で働く整形依存症の女性あやな、と雪の周りにいる闇の深い女性たちがフォーカスされていきます。

丁寧な心理描写、現代とリアルタイムでリンクしていくストーリーで、まるで自分が主人公の追体験をしていくかのようにリアルな漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公やその周囲にいる人たちの感情がリアルに描かれており、心理描写も丁寧なためあたかも自分がその場にいるかのような錯覚をしてしまうほどです。

ここまで心理描写が丁寧で綺麗な作品はほかに見たことがありません。

絵も綺麗で人物の描き分けも細かく、よくいる漫画家とは比べ物にならないほどの画力もおすすめポイントです。

これだけ高いレベルの漫画であるにもかかわらず、週間連載のウェブ漫画ですので、毎週続きが見られてついつい引き込まれてしまいます。

みゆき あだち充 小学館

みゆき あだち充 小学館

アマゾン商品紹介 みゆきとみゆき。六年ぶりに再会した妹・みゆきと、同級生のみゆきちゃん。二人はとってもかわいいのです。だから、ぼくの悩みは増すばかり。抱き合って眠れたら……もう死んでもいい!!

レビュー

どんな話ですか? 腹違いである兄の若松真人と妹の若松みゆき、ひょんなことから一緒に住むことになった二人の交流、そして兄と妹以上の存在であると気づくようになるまでを描く作品。そして、真人の恋人である鹿島みゆきをからめて物語は進行していきます。いわゆるラブコメとして位置付けられるのですが、それ以外にも登場する人物も非常に魅力的。特に作品後半に登場するプロサッカー選手で若松みゆきと結婚寸前まで親交を深める沢田優一の存在も大きい。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今の漫画ではなかなかこうしたシンプルながらも微妙な心の変化を描き上げる作品が少ないこともあり、懐かしい作品ながらも時折読み返したくなる秀作だと感じます。あだち充さんならではのキャラクターの描き方もありますが、特に若松みゆきのさわやかで屈託のない様子、それでいながらいつのまにか義理の兄である若松真人を愛することになる過程は非常にうまく描かれています。若松真人についても同じく、あまりさえない男性ながらも優しいキャラクターが非常に共感を覚えました。

幸色のワンルーム はくり スクウェア・エニックス

幸色のワンルーム はくり スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 薄幸な少女は誘拐されて“幸せ”を初めて知る。

その日、少女は誘拐された。
しかし、それは少女にとって一縷の希望にかけた生活の始まりだった。
少女は誘拐犯に結婚を誓い、誘拐犯は少女にたくさんの“幸せ”を捧ぐ。
被害者と誘拐犯の関係なのに―――どうしてこんなに温かいの?
pixiv&Twitterの超話題作が待望の書籍化!!!
半分以上が本書限定の描き下ろしエピソードを収録!!!

 

レビュー

どんな話ですか? 親から虐待され学校ではいじめられ、一人ぼっちだった少女が誘拐犯と生活を共にすることで人間味を取り戻していく物語。誘拐は犯罪のはずなのに、誘拐犯である「お兄さん」の方が世界の誰よりも少女「幸」に優しく、幸自身もお兄さんと一緒に行動することを望んでいるという、複雑なストーリーです。なぜお兄さんは幸を誘拐したのか、お兄さんの素顔はどうなっているのか、誘拐犯とその被害者という2人はその後どのような運命をたどるのか、最後まで目が離せない話題作です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? あらすじを読み、幸とお兄さんのシリアスな設定に一気に引き込まれました。読んでいると「正義とは何か」を問いかけられているように感じます。自分自身、正解が何なのか、自分ならどうするか、といった答えが出せていません。難しいなあと頭を悩ませてしまう問題からも目を背けずに向き合うきっかけになる作品だと思うので、1人でも多くの人に知ってほしいと思いました。複雑なストーリー設定とは裏腹に絵がとてもきれいで見やすいです。そのギャップにも引き込まれてしまう秘密があるかもしれません。