東京タラレバ娘 東村アキコ (著) 講談社

東京タラレバ娘 東村アキコ (著) 講談社

アマゾン商品紹介 「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!

レビュー①

どんな話ですか? 「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」同じくアラサー独身の3人で女子会を繰り返す日々、恋に仕事に揺れる漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? アラサー女子の生態を客観的に観察できるような、わかるわかると思いながら、でも反面教師にしつつ楽しめる漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? アラサーの女性三人が、東京で仕事や恋に奮闘するコメディ漫画です。

「ああだったら~」「こうなれば~」といつも言いながら、女子会をしているフリーの脚本家の倫子と高校時代の親友でネイリストの香、居酒屋の看板娘の小雪。

3人とも理想を話しながら、女子会を繰り返しているうちにあっという間に33歳になってしまった。仕事にも行き詰まったり、恋もうまくいかなかったり、日々色々なことに悩む倫子の前に、金髪のイケメンモデルのKEYが現れる。冷たい態度しかとらないKEYを毛嫌いしつつも、次第に惹かれていく倫子。憎まれ口をたたきながらも、倫子に惹かれていくKEYの恋愛模様や、香りと小雪の恋、3人の友情などアラサーは共感することの多いストーリーです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 読むと元気になれる漫画です。倫子と香、小雪の女子会でのトークは読んでいて面白いです。作者の方のコメディセンスが抜群で、少女漫画ながらイラストでもセリフでも笑いの要素が満載です。主人公もそれぞれに個性があり、楽しみながら読むことができます。ストーリー自体が重いものではなく、軽い気持ちで読めるのもおすすめです。コメディ以外にも、仕事や恋愛に悩むアラサーの気持ちにも共感できるところがあり様々な面から楽しむことができます。

めぞん一刻 高橋留美子 (著) 小学館

めぞん一刻 高橋留美子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 曲者揃いの住人たちから邪魔されても、新管理人・音無響子を一途に慕うけなげな五代。だが彼女との恋を実らせるには、あまりに大きく険しい壁があった。それは響子が結婚半年で夫を亡くした未亡人であることで…。不朽の名作が、新装版で再登場!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公・五代裕作は一刻館に住む大学受験生。他の住人は毎晩酒盛りをするような連中で管理人はおじいさん。そんな一刻館に新しく管理人として来た22歳未亡人・音無響子。五代青年は響子さんに一目惚れ。晴れて大学に合格した五代青年は響子さんの気を引こうと奮闘しますが、亡くした夫の影が忘れられない響子さん。そして恋のライバルや自分を慕う女の子も現れ三角関係に…
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画はラブコメの金字塔とも呼ばれていますが、その称号の通り気持ちの良いくらいツンデレなヒロイン・響子さん。そしてダメ男ながらどこか魅力的な五代青年の二人のやりとりが、はがゆくもほっこりさせてくれます。恋のライバルもイケメンながら犬が苦手という愛らしさ。魅力的なキャラクターばかりですので、読んでいて温かい気持ちになること間違いなしです。

レビュー②

どんな話ですか? 古いアパート一刻館に住む若い男性五代裕作の青春時代と、そのアパートの管理人音無響子との恋が結ばれる様が展開していくラブコメディ。一刻館にはその二人のほかにも個性豊かな住人が住んでいて、真面目な二人をからかうなどしつつもストーリーにスパイスや彩りを添えている。主人公の五代裕作はそれらの住人たちに翻弄されつづけるのだが、その未熟さを助けられることもあり、次第に成長していく青春マンガの側面も確かにある。読者がひきつけらる魅力がたくさんちりばめられている名作。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の五代裕作の浪人時代から大学生、就職、結婚までのストーリーが描かれており、人生の同じ時代を生きている人には心に響く内容となっていると思います。その様は五代裕作の青春時代を描いたラブコメディとはいえ、ほろ苦いばかりでなく時に残酷な展開もあります。五代裕作がバイト先と話す電話は管理人室近くの公衆電話で、携帯電話もスマホもない時代の話ですが、作中の登場人物たちが直面する時代の波は決して古く感じるものばかりではありません。今も読む人に勇気を与えてくれる作品です。

姉の結婚 西炯子 (著) 小学館

姉の結婚 西炯子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 娚の一生」で大人気を博した西炯子が、またまた恋愛漫画の新境地を開く会心作を打ち出す。もう恋愛だの結婚だのは煩わしいと思っている独身女性ヨリ(39歳)の前に、突如として幼なじみと名乗る怪しいイケメンが現れる。新手の詐欺かと思いきや、本当に少年の頃からヨリを慕っていた精神科医・真木。しかし彼は妻帯者だった……。避けよう避けようとするヨリを追い詰める真木。さらに真木の妻はヨリにそっくりの容貌だった。同居する妹の心配をよそに事態はだんだん泥沼に。この恋愛(?)の行く末はどこに落ち着くのか?
どんな話ですか? アラフォーで地元に戻った主人公は、主人公をずっと好きだったという元いじめられっ子でイケメンに成長していた同級生の既婚者、彼氏と別れて突然泊めてとやってきた年の離れた妹などに振り回されつつも幸せをつかんでいくお話。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 大人のおとぎ話といった感じで面白いので。
どんな人に読んでもらいたいですか? 大人の女性だけれど少女漫画のような恋愛を楽しみたい人、結婚について考えている人。
読んだことによるエピソード 大人になってもやはり王道の「王子様が現れる」系の漫画は面白いと思ったこと。

 

メテオ・メトセラ 尾崎かおり (著)

メテオ・メトセラ 尾崎かおり (著)

 

アマゾン商品紹介 殺し屋だった祖父の遺志を継ぎ、不老不死の賞金首〈メトセラ〉ことレインを狙う少女マチカ。だがレインの周りには、彼を決して人間扱いせず、私欲で不死身の身体を狙う輩ばかり。孤立無援のレインと関わるうちに、彼の宿命を見届けようと決意したマチカは、彼と一緒に旅をする……。ネオ・アウトロー・レジェンド第一弾!
どんな話ですか? 伝説的な賞金稼ぎだった祖父の跡を継ぎ、不老不死の長寿種(メトセラ)の賞金首・レインを追いかける少女・マチカ。
ところがレインは噂と違い、どうにも飄々としてとぼけた青年だった。
逃げるレインと追うマチカ。
メトセラの長寿の秘密を狙う、世界を牛耳る大企業・カルバリアの追っ手をかいくぐり旅を続けるうちに、二人の間には強い絆が芽生えていく。
レインの旅の目的は、自分をメトセラに変えた因縁の宿敵・ユカを倒すこと。
レインに淡い恋心を抱くマチカは協力を申し出、彼を普通の人間に戻したいと望むも、レインに異常な執着を見せるユカが600年の歳月を経て転生したことで、世界の命運をも巻き込む新たな戦いが幕を開けるのだった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まずロードムービーもの、バディもの、年の差恋愛もの好きにおすすめです。
最初は敵同士から始まって、徐徐に絆を深めて互いにとってかけがえのない存在になっていくレインとマチカの関係はとても萌えます。
体格差と身長差はもちろんのこと、飄々としながらも底抜けに優しく包容力を見せる青年と、勝気で一途な元気っ娘のコンビにぐっときます。
少女漫画基調の恋愛ストーリーに少年漫画の王道の冒険要素が加味されているので、恋愛オンリーの少女漫画は物足りないけど、少年漫画は敷居が高いと感じている読者にお勧めです。
絵柄もさっぱりして癖がなく見やすいので、万人受けしそうです。
登場人物も総じて魅力的で、特にヤンデレ気質のレインの宿敵・ユカは、刺さる層にはとても刺さる美少年です。
恋愛面だけでなく、敵味方さまざまなキャラの人生が交錯する人間ドラマも見ごたえあります。
レインとユカの因縁の終着点は、「トライガン」のヴァッシュとナイブズを思わせる規模にまで展開するので、腐女子層にも訴求力が見込めます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 美少年(+美青年)の愛憎執着ドロドロの関係性に萌える腐女子
元気で真っ直ぐな女主人公がアクションをこなす冒険ものが好きな人
青年×少女のバディ以上恋愛未満なコンビものが好きな人
人外×少女など、寿命差に阻まれた切ない恋愛が好きな人
読んだことによるエピソード とくになし。

だがしかし コトヤマ (著) 小学館

だがしかし コトヤマ (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 美味し、なつかし、駄菓子コメディー開封!

ここは、のどかな田舎町。
駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う・・・

「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」
「見せてあげるわ・・・ポテトフライの一番贅沢な食べ方・・・!!」
うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど・・・駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに・・・困惑するココノツ!!

こうして、少年×少女×駄菓子のおかしな夏が始まった・・・!!

【編集担当からのおすすめ情報】
うまい棒?ポテトフライ?それともブタメン??
あなたの好きな駄菓子はなんですか?
『だがしかし』には、読めばきっと食べたくなる懐かしい駄菓子の数々が登場します!!
ヘンな美少女×うまい駄菓子×新感覚ギャグの奇妙なコラボは中毒性あり!!

サンデーで連載するやいなや、熱狂的な支持を巻き起こした駄菓子コメディ、待望の第一巻です!!

 

レビュー

どんな話ですか? とある半島の田舎町に住む主人公・鹿田ココノツは父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子屋を継ぐように言われるが、漫画家になりたいという夢があったことから断り続けていた。
そんなココノツの前に突然謎の少女・枝垂ほたるが現れる。ほたるは大手お菓子メーカー・枝垂カンパニーの社長令嬢であり、枝垂カンパニーが作る駄菓子屋の店長としてヨウを迎えるためにやってきたのであった。
ほたるはココノツに駄菓子屋を継がせようと、店にある駄菓子の魅力をあの手この手で説明するなど大いに奮闘する。
一方のココノツも都会的な雰囲気をまとうほたるに惹かれ始めるが、漫画家の夢も捨て切れずに悩み続け、ある日突然ほたるは姿を消してしまう。
懐かしい気持ちになりつつ、ほろ苦いストーリーが楽しめるグルメ・ギャグ漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 昔懐かしい駄菓子の知識を得つつ、ストーリーも抜群に面白いのが魅力的な点です。
ギャグ要素だけでなく、田舎の男の子が都会の女の子に恋をするといった王道的な展開も楽しむことができるため、是非読んで頂きたい漫画です!