ちょびっツ CLAMP (著) 講談社

ちょびっツ CLAMP (著) 講談社

アマゾン商品紹介 可愛さ無敵の人型パソコン「ちぃ」! 浪人生の本須和秀樹が、近所のゴミ捨て場で拾ってきた、1台の人型パソコン。CLAMPが描くキュートなファンタジック・ラブコメディ!
どんな話ですか? パソコンが人間の形をして、人間と会話をしながら生活する世界。

予備校に通うために上京してきた本須和秀樹は、可愛らしいパソコンが包帯でグルグル巻きになってい捨てられているのを発見します。パソコンが欲しくてもなかなか買えなかった秀樹は、そのパソコンを持って帰ってしまいます。

やっと起動に成功しましたが、パソコンは「ちぃ」としか言いません。

秀樹は、パソコンをちぃと名付けて暮らすようになります。

OSが入っていないちぃは、秀樹の生活を便利にはしてくれませんでしたが、秀樹はちぃとの生活をいつしか大切なものだと感じるようになってきました。

そんなとき、秀樹はちぃが伝説のパソコンchobitsかもしれないことを知ります。

そして、ある日。

ちぃは秀樹を「アタシだけのヒト」と意識するようになりました。そして、秀樹はある決断を迫られるのです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 当たり前のようにインターネットを使うようになり、人工知能が内蔵されたロボットと暮らすようになった時代。

もしかすると、ロボットやパソコンと恋愛をするような時代がくるかもしれません。

ちぃは、OSが入っていないため、日常生活ではなんの役にも立ちません。

パソコンとは、ロボットとは人間にとってどういう存在なのかを考えさせられる作品です。

本来、心が存在しないはずのものに心が芽生えたときというのは、人類の進化にも感じますし、脅威にも感じます。

どんどんIT技術やロボット技術が進化している時だからこそ読んで欲しいです。

どんな人に読んでもらいたいですか? 日頃からパソコンを使っている人や、人工知能と暮らしてみたいと考えている人に読んで欲しいです。

心が芽生えたパソコンは、単なる道具ではなく、大切な家族や友達、また恋人になっていきます。

そのため、叶わぬ恋に悩んだり、心を塞ぎ混んだりということもあるのだということを、この作品で知って欲しいです。

読んだことによるエピソード この作品を読んでから、パソコンなど機械を大切に使うようになりました。

それまでは、乱暴に扱っていたものも、ちょっとぶつかっただけで、大丈夫だったかなと心配するようになりました。

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