07-GHOST 雨宮 由樹 , 市原 ゆき乃 (著)  一迅社

07-GHOST 雨宮 由樹 , 市原 ゆき乃 (著)  一迅社
アマゾン商品紹介 バルスブルグ帝国陸軍士官学校の第315期生として卒業試験を受け、幹部補佐を目指すテイト。元奴隷という境遇から、いわれない差別を受けるテイトだが…。

レビュー

どんな話ですか? 幼いスクラー(奴隷)として育った主人公テイトが、士官学校で親友であるミカゲに出会うが、自身が亡国ラグス王国の王子だと知り、逃亡する。その最中でアヤナミによってミカゲを失い復讐を誓う。第7区にて出会う司教たちとのストーリー、そしてブラックホークとの争いが平行して進んでいく。最初はアヤナミに対して復讐心を抱いていたテイトだったが、彼がフェアローレンであり、かつ自身の叔父であったと知り、最終的に助けようとする。作品の節々に愛情を感じる、格好いい男性キャラクターがメインの作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 毎日がつまらなく感じていた時にこの漫画に出会ってから、世界観が大きく変わりました。キャラクターそれぞれがとっても魅力的で、女性なら必ず一人はお気に入りのキャラクターに出会えると思います。アニメ化もされましたが、原作は最終話までより深い内容で、ファンタジー要素にあふれているので、現実に嫌気がさしている時などに読むと嫌な気持ちから解放される気分になれます。とにかく登場人物が格好良く、絵も綺麗で漫画として心が潤う作品です。

聖闘士星矢  車田正美 (著) 集英社

聖闘士星矢  車田正美 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 【燃え上がれ小宇宙!! 聖闘士星矢誕生】孤児院で育った少年・星矢は、巨大な財団を率いる城戸家に引き取られ、ギリシアに送られる。ギリシアで壮絶な特訓を受け、成長した星矢は、青銅聖衣を得て、聖闘士となった!! 日本に帰った星矢を待っていたのは、聖闘士同士で闘う史上最大のバトルロワイヤル銀河戦争だった!!

レビュー①

どんな話ですか? ギリシャ神話をモチーフにした漫画で、地上の愛と平和を司る女神アテナと、地上侵略を試みるギリシャ神話の神々の戦いを描いています。そして主人公星矢はアテナに使える聖闘士の中でも最下級の青銅聖闘士でありながら、仲間の青銅聖闘士と協力しながら、究極の小宇宙であるセブンセンシズに目覚め、黄金聖闘士や地上侵略を試みる悪の神々と互角に渡り合うことになります。最後には最強の敵である冥王ハーデスと一騎討ちする事になります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? どんな苦境にたたされても諦めない姿は本当に感動しますね。特に冥王ハーデスとの戦いや、双子座の黄金聖闘士サガとの戦いの時には特にそう思いました。また仲間との友情もオススメしたいポイントです。主人公星矢がピンチになると必ずサジタリアスの黄金聖闘士や仲間の青銅聖闘士が助けに訪れます。そして本当に重大なポイントになると女神アテナが助けにくる場合もあります。このような仲間との助け合いもオススメしたいポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? この世に邪悪がはびこる時に現れるという女神アテナ率いる聖闘士達の戦いを描いたバトル漫画です。

この世に邪悪な神々との戦いが始まる時に地上に女神アテナが降臨して邪悪と戦うのアテナを守護する聖闘士達は世界からギリシャの聖域に集結して聖域を襲撃して地上支配を狙う邪悪な神々と戦うのだった。

だが、そんな聖闘士達も一枚岩ではなくアテナを補佐する教皇はアテナを裏切り聖闘士同士で不毛な戦いを繰り広げる事となってしまうのだった。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 聖闘士星矢という漫画がおすすめなのは基本は熱血バトル漫画でよくある感じの往年の少年漫画という感じの作品ですが

この漫画が良いと思ったのは邪悪と戦う聖闘士達の中に裏切る者が出てきたりして、単純に邪悪な神々と戦うだけのストーリーになってない点でおすすめだと思いました。

もちろん単に仲間内の戦いだけを描いているわけではなく、聖闘士同士の抗争が終わった後はしっかり邪悪な存在と戦うために聖闘士達も一枚岩になって戦うので誰が読んでも分かりやすいストーリーとなっている点でおすすめだと思いました。

最遊記 峰倉 かずや (著) 一迅社

最遊記 峰倉 かずや (著) 一迅社
アマゾン商品紹介 天地乱る混沌の時代、人と妖怪が共存する“桃源郷”で突如妖怪が暴走し、人間を襲い始める。地獄絵図と化した桃源郷の異変を止めるため、超鬼畜生臭坊主・玄奘三蔵は、元気な小猿・孫悟空、すっとぼけお兄さん・猪八戒、エロ河童・沙悟浄とともに西を目指す。西遊記をモチーフに魅力的なキャラクターが活躍するスタイリッシュアクションの開幕!!

レビュー

どんな話ですか? ギャグと作者愛の詰まった西遊記パロディ漫画です。峰倉かずやさん作です。長安から三蔵法師・孫悟空・猪八戒・沙悟浄・白馬(白竜)が西域(天竺)を目指す旅という設定は変わりません。西域を目指す理由が、西域にある経文を写経し長安に持ち帰るつまり修行であるというのがオリジナルですが、最遊記では西域に封印されている牛魔王の蘇生実験を阻止するための旅つまり任務となっています。この段階で現代風に言うと社畜感が否めませんが、最遊記の三蔵法師は呑む・打つ・撃つの「物騒な仏僧」がキャッチフレーズな男なので、ヘコヘコした社畜ではなく俺様な社長みたいな人間です。他3名+1匹も破天荒・唯我独尊なキャラクターばかりです。ちょっと興味が湧いてきませんか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最遊記のオススメポイントはズバリ登場するキャラクターにあります。オリジナルでは、孫悟空が妖術・体術・知力の揃った俺様サル妖怪男、猪八戒が怪力食いしん坊のお調子者ブタ妖怪、沙悟浄が神経質な術使いカッパ妖怪、三蔵法師が気弱でありながらも正しくあろうとする僧侶(人間)、三蔵を乗せて天竺まで同行する聡明な白馬の5名です。最遊記では、食いしん坊の天真爛漫な少年妖怪の孫悟空、メンバー内のブレーンであり保父さんの青年妖怪である猪八戒、自堕落でありながら影の気遣い屋である青年妖怪の沙悟浄、縁の下の力持ちでジープ(車)に変身できる白竜妖怪のジープ(名前)、眉間のシワがとれる日は来るの?マルボロ(タバコ)大好き三蔵法師(人間)の計4名+1匹です。見事に性格が入れ替わっていますが、ここに「イケメン」というワードを存分に足してください。

ダンジョン飯 九井 諒子 (著) KADOKAWA

ダンジョン飯 九井 諒子 (著) KADOKAWA
アマゾン商品紹介 九井諒子、初の長編連載。待望の電子化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!

レビュー①

どんな話ですか? 種族がバラバラで見た目も性格も個性的な主人公たちが、冒険の途中でドラゴンに食べられた仲間を取り戻すために危険なダンジョンを冒険する物語です。主人公たちは金欠で、仕方なく倒したモンスターたちを食べながらダンジョンの奥に進んでいきます。最初はお互いをよく分かっておらず衝突の多かったパーティですが、命がけで困難を乗り越えていくうちにいつしか強い絆で結ばれていきます。迫力のある戦闘シーンと、不気味で恐ろしいはずのモンスターたちが美味しそうに料理されてしまうグルメシーンが魅力の不思議な漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 命がけで危険なダンジョンに挑むというワクワクするような冒険要素と、モンスターを料理しておいしく食べてしまうというコミカルな要素が合わさった面白い漫画だからです。作者の画力が高いのでドラゴンなどの大型モンスターの描写に迫力があり、アクション漫画としても十分に読みごたえがあります。主人公や周りの仲間たちも魅力的で、冒険が進むにつれてパーティに愛着が湧いてきます。テンポのいいストーリー展開で飽きがこず、続きが出るのが楽しみな漫画なのでぜひ多くの人に読んでほしいです。

レビュー②

どんな話ですか? とある島に突然現れた迷宮の深部で、仲間を庇いレッドドラゴンに襲われて食べられてしまった妹ファリンを助ける為再びダンジョンに潜ることを決意する主人公ライオスは、残った仲間たちにダンジョンの魔物を食料にしながら進むことを提案する。

拒絶しながらもファリン救出のため付いていくことを承諾した仲間たちは次第にライオスのもう1つの目的に気づいてしまう。ライオスは魔物を好きすぎるあまり、いつか機会を作って味を確かめてみたいと思っていたのだった。迷宮内で出会ったドワーフのセンシを仲間に迎え、彼らは魔物を食べながら元気いっぱいに進んでいく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? レッドドラゴンに食べられてしまった妹の救出劇という話に見せかけて、ひたすら魔物をいろんな方法で調理していくのを観察するグルメ漫画です。

歩くキノコにバジリスク、果ては動く鎧まで、出会う魔物全てを食べていく一行の姿は若干異様ながらもユーモアに満ち溢れていて、読んでいて全く飽きません。

物語が進むうちにオークやノーム、コボルトなど別の種族もどんどん登場します(ちなみに主人公はトールマン。普通の人っぽい見た目と寿命)。

ゲームでダンジョンRPGをプレイした事がある人や、ファンタジー作品が好きな人は必ずハマると思います。物語が進むうちにきっと魔物食に興味が湧くことでしょう。

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社
アマゾン商品紹介 父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

レビュー①

どんな話ですか? 主人公ゴンが父親を探すために世界を旅する物語です。旅の始まりはハンターを目指して自分が住んでいる島から世界を旅します。ハンターになるにはハンター試験を突破しないと資格が手に入りません。旅の途中ではレオリオ、クラピカ、キルアと個性が強い仲間達と出会いそして強くなっていく物語です。冨樫先生の漫画を読んだことがある人には物語が複雑で読者を悩ませる内容が盛り沢山。先生の漫画を読んだことがない人にはバトル漫画のようなファンタジー性もしっかりと含まれていてサスペンス要素もある唯一無二の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の特徴はなんと言っても念能力が鍵になってきます。この念能力はいまだに全てが解明されていないのですが、今いる潜在能力のようなものを具現化して武器にしたり道具にして移動できたりと発想が豊かな冨樫先生の要素が盛り込まれています。この念能力はキャラクターによって複雑な仕組みなっておりこの能力の説明だけで有に5ページくらいの文字数で説明が入ったりします。この念能力の説明を解読する面白さがファンには堪らないのです。この複雑な内容を何回も読んで楽しんでいる読者も多いはずです。頭を使うとまでは言いませんが不思議な世界に浸れるのがこの漫画のいいところでもありおすすめポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公の少年が仲間たちと父に会うためや、憧れのハンターになるために、次々と苦難を乗り越える物語です。ハンターになった後は、別れた仲間と再会するために様々な妨害を乗り越えます。その仲間と会い、強敵を倒す為に一緒に修行を重ねます。人間離れした能力を修行により身に付け、闘技場で強敵と戦い、今度はルールのない状況で戦おうと再戦を約束し別れます。その後、父に会う手掛かりを見つけた主人公は、新たな世界で冒険をします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 気持ちが少年に同化していくようで、若返ります。仲間と日々過ごしている気分になりますし、冒険をするストーリーを読んでいると、冒険をしている気分になり、ワクワクします。好きなキャラクターもどんどん増えていき、とても楽しいです。

BASARA 田村由美 小学館

BASARA 田村由美 小学館
アマゾン商品紹介 高度な文明が20世紀末に滅びてしまい、日本は王の一族によって支配されるようになっていた。その後、国民は、暴君の圧政に苦しみ続けてきた。そして300年の時が過ぎた。山陽地方の白虎の村に双子の兄妹が生まれた。兄の方はタタラ、そして妹は更紗(さらさ)と名付けられた。兄のタタラは暴君の圧政から人民を救う“運命の子”と予言され、村人だけではなく、王族に反感を持つみんなの希望を託されていた。ところが、赤の王の軍勢に村を襲われて、タタラは殺されてしまう。妹の更紗は、タタラの死を隠すために自らタタラとなり赤の王への復讐のため、立ち上がった。その時から、つらく長い戦いの旅が始まり…。

レビュー①

どんな話ですか? 高度な文明が滅びた20世紀末。日本は王の一族によって支配されるようになっていた。その後、国民は、暴君の圧政に苦しみ続け、300年の時が過ぎた。そんな時、山陽地方の白虎の村に双子の兄妹が生まれる。兄の方はタタラ、そして妹は更紗(さらさ)。兄のタタラは世界を変える「運命の少年」として育てられていたが、王族の一人「赤の王」に反逆者として殺されてしまう。更紗は兄の死を皆に隠そうと、死んだのは更紗と言い、自分がタタラの身代わりとなって生きていく決心をする。そこから更紗の仲間集めと王族への反旗をひるがえす旅がはじまる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 特に何かに秀でているわけでもない更紗が、兄の代わりに懸命に戦う姿に心打たれます。更紗は女性であることを隠して戦うのですが、合間に恋をしたり、女性ならではの悩みにぶつかったり、その葛藤に共感してしまいます。
また更紗を助ける大勢の仲間や敵である王族たちも、個性的なキャラぞろいで、人間模様が面白く、ドキドキしたり泣いたりしながら読み進めていけます。

レビュー②

どんな話ですか? 未来の日本を舞台にした、戦国時代のような要素を持つ少女漫画です。人間の成長や裏表、策略、恋愛、戦い…様々な要素が見事に合わさって独特な世界観を作り出す、オリジナリティが高い漫画です。漫画の領域を越え、大河漫画とでも呼びたくなるような壮大さがあります。主人公は『運命の子供』と言われる更紗という少女で、亡くなった兄に代わり『タタラ』という救世主を務めます。実は更紗と敵の『赤の王』との恋愛があり、それらを取り巻く仲間達の人間ドラマも盛り沢山で非常に心惹かれるストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 人間的に成長できるし、今の生活や平和であることが非常にありがたいものなのだという認識を得ることができる貴重な漫画だと思うからです。生きること、命があること、笑えることの幸せを噛み締められるし、仲間や家族との絆を再確認できるような内容になっています。追い詰められたときの究極の選択、人間が生きる上で何が一番大切なのか、生きがいや生きる意味とは何か…そういった複雑なことを考えさせられるし、それはきっと自分の実生活にも生きてくるはずです。

藤子・F・不二雄SF短編集 藤子・F・不二雄SF短編 小学館

藤子・F・不二雄SF短編集 藤子・F・不二雄SF短編 小学館

アマゾン商品紹介 藤子・F・不二雄のSF短編112話を全8巻に完全収録した“PERFECT版”が登場! 鋭い風刺精神を存分に発揮した「藤子美学の世界」にどっぷり浸かれる作品集!

ある日突然、ある町のスーパーマーケットのむすめが、スーパーマンになってしまった。「女の子のくせに、えらいものになってくれたね」と嘆く両親だったが、町内会長がやって来て、「スーパーマンの店と大はやりになるだろう」と言ったことから、両親は大喜び。「がんばってスーパーマンをやりなさい」と言われるものの、むすめは何をしたらいいのかわからず……(第1話)。
乗っていた惑星間航行ロケットが故障し、生き残ったのはオレ1人。水、食料ともに底をついたが、救助艇がくるのは23日後だという。やっとの思いで不時着した地球型の惑星。そこには低い段階ながらも文明があり、ミノアというかわい子ちゃんとも出会うことができた。ところが、その文明というのが実は……(第2話)。

目次
第1話 スーパーさん
第2話 ミノタウロスの皿
第3話 ぼくのロボット
第4話 カイケツ小池さん
第5話 ボノム=底ぬけさん=
第6話 ドジ田ドジ郎の幸運
第7話 じじぬき
第8話 ヒョンヒョロ
第9話 自分会議
第10話 わが子・スーパーマン
第11話 気楽に殺ろうよ
第12話 アチタが見える
第13話 換身
第14話 劇画・オバQ
第15話 イヤなイヤなイヤな奴

レビュー

どんな話ですか? ドラえもんでは描けない描ききれないSFな部分を膨らませ、大人向けの短編に仕上げた作品がまとめられてる。「異色短編集」や「少年SF短編集」など様々なくくりで刊行されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 藤子・F・不二雄漫画の本当の凄さ面白さを知って欲しい。科学、宇宙、歴史等々の造詣の深さ、ストーリー構築の卓越さ、それでいてしっかり絵柄や構成は読みやすく作られており、誰もが楽しめる内容です。

七つの大罪 鈴木央 (著) 講談社

七つの大罪 鈴木央 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!!

レビュー①

どんな話ですか? 魔神の息子メリオダスが、現世ブリタニアに生きる自由の民とともに「七つの大罪」を結成し、その魔神の軍勢から平和を守るファンタジーバトルマンガです。
一騎当千の超人たち7人で構成される「大罪」は、ある策略によりブリタニアの国家リオネスの騎士団の座を追われ、散り散りのおたずね者となってしまいました。
物語は団長のメリオダスが、他のメンバーを探して放浪する間にリオネス王女エリザベスと出会う場面から始まります。
自分たちが不在の間に、国を守るはずの聖騎士たちが不穏な動きを見せるリオネスを奪還せんと、メリオダスは「大罪」を再結成して挑みます。
世界を闇に陥れる謀略の裏ではさらに強大な魔神族の存在も明らかになり、戦いは大地をゆるがすほどの激しさでエスカレートしていくのでした。
またメリオダスは、エリザベスとの数千年にも及ぶ悲壮な宿命に苦悩し、自身の出自の負い目もあって「大罪」を離れてしまうのですが…
なぜその漫画をオススメしたいですか? 超人集団が悪を駆逐し世界を救う、剣と魔法のファンタジーという少年マンガのテンプレのような物語は、大人であっても何か初心に戻って楽しめる魅力があると思います。
地平線の彼方まで美しいガラス箱のように描かれた背景や、超人的なバトルシーンはどことなくあの「ドラゴンボール」に通じるものがあると感じますので、その点でも若者以上におっさんキラーな作品なのではないでしょうか。
最終的に「大罪」とその敵対集団「十戒」の力が突出しすぎるのには賛否が分かれるかもしれません。その分これらのキャラだけでも充分話が回る、個々の魅力が充分に備わっています。

レビュー②

どんな話ですか? メリオダスという大罪人がエリザベスという女の子と冒険していく中で恋や仲間との関係を築いていき、壮大な敵を倒す物語です。メリオダスは普段は子供のような風貌で、面白いキャラで周りを和ませる、一見強そうには見えないキャラクターですが、戦い始めると周りを圧倒するような強さで、敵を倒すようなギャップのあるキャラクターです。仲間との信頼関係も強く、リーダーとして絶対的なポジションを持っているキャラクターが、そんな中でも葛藤したりしていくストーリーに感動させられます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? バトルアクションが好きな方はもちろんのことお勧めです。登場人物は初めから強いキャラが多いので、物語序盤から激しいアクションを見る事が出来ます。そんな中で敵もどんどん強くなり、敵の中でも魅力的な能力な者も出てきます。そんな敵との戦いは必見なのですが、七つの大罪はただのバトルアクションではありません。そんな中での仲間との友情や、メリオダスとエリザベスの運命的なラブストーリーも楽しむ事ができ、考えさせられる部分や感動できる部分が沢山あります。

風の谷のナウシカ 宮崎 駿 徳間書店

風の谷のナウシカ 宮崎 駿 徳間書店
アマゾン商品紹介 月刊「アニメージュ」に連載され、
スタジオジブリ長編アニメーション映画
「風の谷のナウシカ」の原作となった、
オリジナルコミックスの第1巻。
アニメージュ1982年2~9月号掲載分収録。「火の七日間」と呼ばれる戦争によって
巨大産業文明が崩壊してから千年。
荒れ果てた大地には「腐海」と呼ばれる
有毒の瘴気を発する菌類の森が広がり、
衰退した人間の生存を脅かしていた。
酸の海のほとりに、海から吹く風によって
腐海の毒から守られた「風の谷」という
辺境の王国があった。
そこでは、王女のナウシカを中心に
人々は自然を尊び平和に暮らしていたが、
大国トルメキア軍の侵略に遭い…。

レビュー①

どんな話ですか? 火の七日間と呼ばれる戦争によって都市群は有害物質をまき散らして崩壊し、その後地表は腐海と呼ばれる有毒ガスを排出する菌類と巨大な虫が生息する森に覆われ人類は僅かに残された汚染のない地域に生息していた。
しかしこのような世界情勢でも国家や民族間の争いは存在していた。
風の谷の族長の娘ナウシカの人と自然の歩むべき道を求める姿を描いた作品。
有毒ガスを吐いている腐海の植物は実は悪くなくて土に含まれた有毒物を地球が腐海を通じて浄化しているという設定。
また有毒でマスクを外すとすぐに死んでしまう死の世界なのに不思議な美しさを持った腐海等、数多くの魅力を持ったファンタジー作品。
スタジオジブリの初回アニメ作品となり宮崎駿監督自身が原作者でアニメージュに連載していた作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 設定や世界観など卓越した発想と奥深い訴える内容に感銘を受ける。
ジブリの作品は数多くあるが宮崎駿監督自らが原作者であるこの作品は、個人的には今でもNo.1だと思っている。

レビュー②

どんな話ですか? 宮崎駿監督による劇場アニメーション映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックです。1982年2月からアニメ雑誌『アニメージュ』に連載され、1984年の劇場公開後も執筆が続けられ、1994年に完結しました。全七巻のコミックのうち、映画に該当する部分は最初の2巻のみ。コミックでは映画に描かれていない物語の世界や数多くのキャラクターが登場します。

作品自体のメッセージも、映画よりもより深いものになっています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 宮崎駿監督ならではの大胆な作画やスピード感だけでなく、ち密な世界観やキャラクターの作りこみ、作品全体の人間に対する問いかけなど、壮大なスケールで描かれたエピックストーリーです。架空の世界でありがなら、現代の科学文明の問題点や課題とも通じるものがあり、読みながら考えさせられます。映画を観た人はもちろん、まだ映画を観ていない人にもこの漫画作品はオススメです。ジブリ作品の原点とも言える、宮崎駿さんの世界を堪能できます。

レビュー③

どんな話ですか? ものすごく壮大なスケールで描かれた地球の未来、人類の未来を宮崎駿さんの絶妙な表現方法で描いた永遠の一作。主人公のナウシカと周辺諸国との関わり、生きる意味について考えさせられる作品です。人類がめちゃくちゃにしてしまった環境汚染された世界を火の七日間とその後できた腐海によってリセットする、それを支持する人類の一団とそれに抗う人たちの一段との戦い、それに振り回されながらも自然と共に生きようとするナウシカの人生を描いた作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画を読むと人生観が変わります!あぁ人間でよかったと思うところもあれば、人間なんていなければよかったのにと思う部分もあったり、自身の感情が揺さぶられます。登場人物もそれぞれに特徴があり、人生観が表れています。誰も不正解でも正解でもない、蟲も人も共に生きて生こうと解くナウシカの心の葛藤も見ものです。戦争場面もありますが全体的に暴力的な部分は少なく、死の場面も美しく、感動的にまとめられています。お供のキツネリス、テトが死ぬところ、ユパミラルダが人生を全うする場面など、もう感動の涙でタオルが必要です。

ピグマリオ 和田 慎二 白泉社

ピグマリオ 和田 慎二 白泉社

レビュー

どんな話ですか? 人間と精霊の間に生まれた王子クルトは、8歳の誕生日を前に母親が悪神の娘メデューサによって石化されていた事を知ります。母と、共に石化された村人を救うため旅だったクルトは、旅先で幾多の苦難を乗り越え、大勢の仲間と知り合い成長していく物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ザ・王道ファンタジーといえるストーリーです。単行本時は全27巻構成で、じっくり時間をかけ王子クルトや仲間達の成長を描いていました。また敵方のエピソードもしっかり描かれているのが特徴で、ただの勧善懲悪ストーリーではありません。泣ける話が読みたい方、主人公の成長物が好きな方にお薦めです。