明稜帝梧桐勢十郎 かずはじめ (著) 集英社

明稜帝梧桐勢十郎 かずはじめ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 明稜高校第26代目生徒会会長、梧桐勢十郎!! 超ワガママで超外道、生徒はおろか、先生までも支配しているという…。そんな生徒会にイジメを苦に転校してきた青木速太が書記として立候補してしまった!? しかも、梧桐と対立する四天王の一人、半屋に目を付けられて…!?

レビュー

どんな話ですか? 超マンモス高校の生徒会長(主人公)が自分の欲望を日々満たすために、生徒会のメンバー・体育会系部員・海外から来た転校生などを酷使し、教職員を上手く使い、そして結果的にみんなが幸せな気持ちになっていくほのぼのとした学園(コメディ・格闘)ものです。単発話で、ほんのりと恋愛もの?的な空気感を出すこともありますが、長続きはしませんし結局は生徒会長が自分のやりたいことを押し進めて、関係はほとんど発展しないでほわーっとしてしなかなかに、もどかしい感じです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 生徒会長(主人公)が自分の欲望を日々満たすために、誰かを酷使するすることは、現実の生活ではできないことです。しかし、現実世界では誰もが自分のやりたいことをするため、自分が大変な思いをしているかもしれませんが、結局は誰かにしんどい思いや嫌な思いをさせているはずです。ただ、この主人公は、自分の欲望を達成するために誰かが受ける負の事象をべて受け止めて、さらに自分が負の事象を受けることになっても、自分の欲望(自分の正しいと思うことを行うことの欲求)に対して進める心の強さが読んでいて気持ちがいいです。

真・異種格闘大戦 相原コージ (著) 双葉社

真・異種格闘大戦 相原コージ (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 史上初!熱き魂を揺さぶる動物格闘マンガ!地球上のあらゆる地域、あらゆる生物の中から特に厳選された16名の最強生物が「地上最強」の座をかけてアフリカの大地で闘いを繰り広げる!ゴージャスなトレーディングカード3枚入り!

レビュー

どんな話ですか? 人間を含め動物達が一対一で行う格闘技大会の模様を描いた漫画です。アフリカのサバンナにある舞台で真の王者はどの動物かを決めるのですがライオンやトラ、象などのスター動物もいればヒクイドリやクズリなどマイナーな動物まで16種16名の鬼気迫る迫力あるバトルが見られます。それぞれに抱える大きな目標みたいなものがありドラマ性もあり単なるバトル物ではありません。また動物の習性や生態などにも詳しく触れていて動物の知識を向上させるにも良い漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純にとても面白い漫画だからおすすめしたいですね。動物が好きな人なら必ず妄想すると思うのですが、世界で一番強い動物はなんだろうという疑問は昔からありました。そのアンサー的なものを漫画で見られるのですからたまりません。動物の習性もとても詳しく正確に書いていますし、それぞれの動物の特性をいかして繰り出す技なんかも見どころがあるし面白いです。作画もとても気合いが入っていて迫力がありかつ見やすいのもいいです。上質なギャグも織り交ぜつつ、深いドラマ性もあって読み終わった時には文句なしに面白かったと言える漫画でした。

明日クビになりそう サレンダー橋本 (著) 秋田書店

明日クビになりそう サレンダー橋本 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 「会社のコピー機で私物を刷る」「出張でクオカードをパクる」ーー。

稀代の意識低い系漫画家・サレンダー橋本が贈る、︎クズ社員あるあるGAG‼︎

「仕事をサボって個室ビデオへ」「忘年会のお店の予約を忘れる」などウォーターサーバー会社の生意気なサラリーマン、宮本の小狡く愚鈍な言動の数々を現役サラリーマン漫画家である作者がコミカルに描く!
現代社会を生き抜くリーマンたち、そしてこれから働こうとする人々へ向けたーー
クズ会社員のおバカ処世術、ここに爆誕‼︎

レビュー

どんな話ですか? 漫画作者はサレンダー橋本

一時期ネットで話題になった、「新社会人よ!窓際を目指せ」の作者

この漫画の主人公は、会社員・宮本。ウォーターサーバーの営業会社の若手社員

宮本がとにかくクズすぎる話で、見ていてハラハラする。一方で、これはあるあると思う事もあり、

共感も出来る部分も多い。

クビになるギリギリを攻めていく主人公には、見ていてハラハラするが、面白い。

また彼の周りの人間関係も面白く、読み進めて行く内にハマってしまう事間違いないです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 一話完結系の話で、基本的には読みやすい。

働く社会人へ見てもらいたい。

自分より立場の弱い人にはどうふるまっているかとか、仕事をやっている振りをしていないか、

ボーナスの時期になれば途端に媚びを売り始めたりするか?等

もっと自分も頑張って働こう、という事を考える事が出来る。

また、職場の人にあてはめて連想したり、よく自分もこういう事やってるかもといった事も結構ある。

そういった所が漫画の世界観に入り込みやすい。

話しが笑える事ばかりで、元気が貰える漫画。

学園アリス 樋口橘 (著) 白泉社

学園アリス 樋口橘 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 田舎町で育った蜜柑と蛍は大の親友。なのに蛍は突然都会の学校に転校してしまう…。蛍を追って“アリス学園”に辿り着いた蜜柑。そこは、特別な天才しか入れない超エリート校だった!? 不思議いっぱい☆schoolコメディ登場!

レビュー

どんな話ですか? 学園ものの漫画です。ただ、普通の学園ではなく、選ばれた人しか入れない学園で、入りたいと思って入れる学園ではありません。選ばれた人というのはタイトルの通りアリスという能力を持った人です。

この能力は突然現れることも、突然なくなることも、生まれ持っているものもあります。

外の世界とは違って天才たちが集まり学ぶアリス学園は、ただ学ぶ場ではなくアリスを持つ者たちの間で複雑な問題が起こっており、その問題に立ち向かっていくコメディです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 学園ものはあまり好きではなく、あらすじを読んでも面白そうとも思いませんでした。ただ読み始めると、止まりませんでした。読めば読むほどストーリーに引き込まれていきます。コメディということで面白可笑しい場面が多く出てきますが、時には感動したり、辛くなったり、ハラハラドキドキしました。ただの普通の女の子に見えた主人公が本当は…(ネタバレ)。学園ものだけど恋愛要素もあったり、ホラーだったり、万人受けすると思う漫画なのでおすすめしたいです。

あいまいみー ちょぼらうにょぽみ 竹書房

あいまいみー ちょぼらうにょぽみ 竹書房
アマゾン商品紹介 倉持南高校漫画研究部に所属する4人の女子高生の「不毛な日常」を描く4コマ漫画。
レビュー
どんな話ですか? 漫画研究部に所属してマンガを真面目に書いている愛、愛の妨害に勤しんだり金融犯罪をしたりお遍路参りをしたり、女性声優を守る活動をしている麻衣、ミイ、不思議な能力を持ちつつFXで有り金すべて溶かした経験のあるぽのか先輩の四人をメインとした破天荒な4コマ漫画で、よく麻衣とミイが逮捕されたりするためストーリーのつながりはあまり考えないほうが良くなっています。また、時折脈絡もなく作者が登場して近況報告やアシスタントの紹介をするのも魅力です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? インターネットで一時話題になった「FXで有り金すべて溶かした人」の元ネタがこの作品であることや、やたらと女性声優がネタになること、4コマすべて真っ黒になっている回など独特の雰囲気が楽しめること、犯罪が絡むギャグが多いものの作者は萌えマンガと言い切っており、実際女の子同士の恋愛シーンが妙に丁寧に書かれているところもおすすめポイントです。また、背景が異常に力が入っていて精緻なコマと別段そうでもないコマの落差も見どころです。

たいようのマキバオー つの丸 集英社

たいようのマキバオー つの丸 集英社
アマゾン商品紹介 日本競馬界は無敗の2冠馬・フィールオーライの独壇場!! ミドリマキバオー達の活躍も昔話に。そんな中、地方の高知競馬場に出馬してるマキバオーの姿が!? ミドリマキバオーそっくりのヒノデマキバオー。アイドルホースとして人気を集めているが、彼の正体は――!?
レビュー
どんな話ですか? みどりのマキバオーの続編に近いのが、たいようのマキバオーです。舞台は、地方競馬の高知競馬でマキバオーの妹であるマキバコの子供として生まれたヒノデマキバオーが活躍していくあらすじとなっています。ヒノデマキバオーは、マキバオーやマキバコとそっくりの姿で人気を集めるものの、レースでは勝てない日々が続いていました。騎手である福留隼人と二人三脚で歩んでいき、地方のG1制覇から中央、世界へと羽ばたいていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 前作のみどりのマキバオーを読んでいた人は、続編となるこちらの作品は話も繋がっている部分が多くとても面白いと思います。前作のみどりのマキバオーを読んでいなかった人でも、話が分かりやすくスタートからすんなりと読めると思いますのでお勧めです。競馬を知っている人、知らない人でもマキバオーをはじめとする、様々な登場キャラクターとのやり取りが楽しめる漫画だと思います。高知競馬や地方競馬についても詳しく知れるのでお勧めです。

中退アフロ田中 のりつけ雅春 小学館

中退アフロ田中 のりつけ雅春 小学館
アマゾン商品紹介 高校を中退した田中は、毎日家でゴロゴロ。とうとう母に「これから毎月3万円入れなければ、この家を追い出す」と言われ、仕方なく肉体労働に就くも1か月で退職。手元に残った給料18万円の使い道をあれこれ考えた結果、なぜか15万円のプレハブハウスを買うことに…

レビュー

どんな話ですか? 主人公の田中はアフロ姿がとても特徴的です。

ひょんな事から高校を辞めてしまいます。最初は何にも縛られない生活に自由を感じでいましたが、何もすることがなく時間を持て余し始めるのです。
しかし高校の頃の4人の仲間とは交流を続けていました。
女っ気のない男5人で、毎回くだらない内容の話で盛り上がっているのです。
家の庭にプレハブを建てて暮らしてみたり、女の子と緊張しながらデートしてみたり青春真っ只の田中の日常を見ることができます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 田中達はモテないしダサいのですが、人を傷つけることなどはなく純粋な気持ちをもっているのでどこか憎めないのです。

男子学生はこんな事考えているのかと勉強にもなります。
気楽な気持ちで見ることができて、コメディ要素もいっぱいなので笑えて面白いです。
最近笑ってないなと感じている人には是非オススメしたいです。

田中の失敗エピソードを見たら、きっと嫌なことも忘れて笑えてきてしまうと思います。

自分の生活にも起こり得そうな出来事もあるので楽しいです。

封神演義 藤崎竜 集英社

封神演義 藤崎竜 集英社

 

アマゾン商品紹介 紀元前11世紀の中国、殷(いん)の時代末期。崑崙山脈(こんろんさんみゃく)の仙人・太公望(たいこうぼう)は、悪しき仙人・道士を封印する「封神計画」という任務を受ける! 殷の皇帝・紂王(ちゅうおう)を誘惑して暴虐の限りを尽くす仙女・妲己(だっき)を、太公望は真っ先に封神しようとするが…!?
レビュー
どんな話ですか? 3000年以上昔の古代中国。賢君・紂王は仙女・妲己の妖しい術に惑わされ、彼女を皇后に迎え入れた。そして妲己に操られた王は、悪政で民を苦しめていた。その都の遥か上空に浮かぶ仙人界・崑崙山で日々修行(?)に励む太公望は、教主・原始天尊の命を受け、『封神計画』の実行を始める。悪しき仙人を神界に閉じ込め、革命により新しい王朝を作るための『封神計画』。妲己の真の目的とは?策士・太公望は無事封神計画を成し遂げることが出来るのか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公・太公望の飄々とした立ち回りや、独特の絵柄、魅力的なキャラクター達で、過去に一大ブームを巻き起こした作品なので、当然面白くない訳がない。少年(だった人)なら誰が読んでも間違いなく楽しめるし、(腐)女子も絶対に楽しめる作品。
古代中国が舞台かと思いきや、まさかそういう話だったの!?と驚くような展開も魅力。とにかく読むべき。

まんが 新白河原人 ウーパ! 守村大 講談社

まんが 新白河原人 ウーパ! 守村大 講談社
アマゾン商品紹介 30年近く漫画を描き続け、気づけば齢47になる漫画家・もりむら。次回作のアイディアを練っていたある日、とんでもないことを思いつく。それは、電気もガスも水道もない未開の山で、自給自足の“原始生活”を送ることだった!

レビュー

どんな話ですか? ベテラン漫画家守村大が、福島新白河の原生林を購入し、自ら開墾してログハウスを建て、自給自足の生活を始めるノンフィクションエッセイ漫画
なぜその漫画をオススメしたいですか? 人間本気になれば家も建てられる。DIY未経験からログハウスからツリーハウス、炭窯、サウナ小屋、カヌーまで作ってしまうバイタリティを読んで感じて欲しい。

宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 新潮社

宇宙戦艦ティラミス 宮川サトシ 新潮社
アマゾン商品紹介 第22回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 優秀賞受賞!!
2018年TVアニメ化&舞台化の話題作!!地球を守れ、ひきこもり!!

宇宙暦0156年、地球連邦政府と宇宙移民との抗争は激化していた。
戦局を打開する為、地球連邦は新鋭宇宙軍用艦「ティラミス」を出航させる――。
ティラミスの若きエース、スバル・イチノセは、眉目秀麗、成績優秀な天才パイロット。
……だが彼の真の姿は、ティラミス艦内の集団生活に馴染めず、
いつも専用機・汎用人型機動兵器デュランダルのコックピットに
ひきこもってばかりいる奴で……。孤独のコックピットギャグ、出撃!!

レビュー
どんな話ですか? 人間が宇宙へ進出したはるか未来の世界では、「地球連邦」と「メトゥス」の二つの勢力が激しい星間戦争を繰り広げていました。
地球の軍人であり、人型機動兵器デュランダルを駆るスバル青年は、弱冠19歳でエースパイロットとして名を馳せる一方、コクピットの中では(食べようとした串カツの衣が無重力で散乱して)孤独さにいたたまれない日々を送っていました。
超人的能力「ユニヴァース感覚」を発現させたスバルは、「メトゥス」に属する(貧乏性でパリパリ財布ユーザーの)実の兄との(ドッキング規格の全然違う宇宙船で強引に突っ込まれるなどの)残酷な運命に翻弄されます。
兄弟の絆、愛と憎しみ、近未来への憧れをふんだんに盛り込んだ、華麗なスペースオペラ…の皮を被った、抱腹絶倒バカ総進撃マンガです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シリアスなバックボーン、美麗な登場人物とメカニック、某ロボットアニメのような設定の数々と、好きな方にはこれだけでも楽しめそうな内容です。
しかし本作は、それら全てが贅沢にも脱力系オチの前フリとして気の毒になるほど見事に機能しています。
そんなワンパターンさでは徐々に飽きがくるのではないか、という懸念を抱く人もいるかと思います。
前述の通り描写は非常に真に迫った説得力あるものですから、このパワーに毎回「もしかして今回ばかりはマジ話なのでは」と錯覚してしまい、わかっているのに騙されてしまうのでその心配は無用です。
つまり「ティラミス」はむしろ、この圧倒的画力あってこその作品といえるでしょう。
ストーリーは一応二大勢力間の宇宙戦争として展開するものの、どちらかといえば旗艦内での通常生活やコクピットにおける風景など、日常系マンガと捉えてもよいかもしれません。