双亡亭壊すべし 藤田和日郎 (著) 小学館

双亡亭壊すべし 藤田和日郎 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 震撼のスペクタクル・モダン・ホラー!!

大正時代より、東京・沼半井町に
傲然とそびえ立つ奇怪な屋敷、
名を「双亡亭」。
立ち入った先で闇と出会ってしまったら、
もはや己は己でなくなるだろう。
遺恨を辿る者達はその門戸へと
導かれ、集い、挑む。
おぞましき屋敷を破壊する為に…!!

どんな話ですか? 不気味な噂の絶えない屋敷、双亡亭はミサイルや空爆でも壊すことができない。その双亡亭を壊すために人々が団結して立ち向かう物語。双亡亭に父親を殺された少年、双亡亭を壊すと強く誓う少年、他にも双亡亭に強い因縁を持つ者たちが過去も未来も織り交ぜて終結する。主人公で売れない画家の凧葉務(たこはつとむ)は、近所の少年立木緑朗(たちきろくろう)が事件に巻き込まれたことをきっかけに、双亡亭討伐隊のチームの一人となり双亡亭に忍び込む。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 怪奇小説風のタッチで描かれるこの少年漫画には、少し古臭いと思ってしまうほど純粋で熱い教訓が秘められている。

昭和の名作ドラマのようで、他の漫画では味わえない感情が味わえる漫画。

全体が群像劇のようになっており次に何が出るか分からない。設定と展開が斬新。一つ一つの物語が濃厚であり、登場人物たちの思惑が絡み合っている。一人一人の登場人物が善悪どちらか一辺ではくくり切れない魅力がある。老人や嫌な奴にも出番と見せ場が用意されている。

どんな人に読んでもらいたいですか? 感情的な物語に触れたい方、いわゆるクサさに抵抗がない方。オカルト・怪奇系の物語が好きな方。能力者物の少年漫画が好きな方。イケメン・美少女でないキャラクターに力を入れた漫画が読みたい方。残酷さに抵抗のない方。
読んだことによるエピソード 読んでいる最中は続きが気になった

あおざくら 防衛大学校物語 二階堂ヒカル (著) 小学館

あおざくら 防衛大学校物語 二階堂ヒカル (著) 小学館

アマゾン商品紹介 話題騒然! 疾風怒濤の青春物語、開幕!!
勉強好きの高校生・近藤勇美は食堂を営む実家が再開発で潰れることになり、進学を諦めかけていた。
だが、学費無料どころか給料がもらえる防衛大学校のことを知り、見事合格する。
近藤を待つ世界とは……!?
幹部自衛官を養成する機関・防衛大学校を舞台にした疾風怒濤の青春物語、開幕!!
【編集担当からのおすすめ情報】
全寮制、平日外出不可、ほぼ男子校、地獄の8km遠泳、四学年は神様、連帯責任、飛ぶベッド……そして国防という崇高な使命。
規律正しく日本一厳しい学生生活を送る防大生。
そんな彼らの強烈で濃密な日々を、青春漫画の旗手・二階堂ヒカル先生が熱筆!!
目指すは読み応え真っ直ぐな青春少年漫画!
是非、ご一読を!!!!
どんな話ですか? 成績優秀、超守銭奴とも言える高校三年生の近藤勇美は大学受験の時期を迎えていたが、家庭の経済的事情で進学を諦めていた。

そんな中、入学金や学費が免除され、果てには毎月手当も出てしまうという防衛大学校の情報に目を輝かせる近藤。

迷う暇もなく防衛大学校への進学を決め、無事合格を果たす。

入学早々友人に恵まれ、先輩たちも面倒見が良く、防衛大学校でやっていけると自信がついてきた矢先であった。

ある日を境に先輩たちの態度はガラリと変わり、罵声が飛んでくるようになった。

厳しすぎる服装チェックにベッドチェック、声出しなど。

なにか不備があれば怒号の後に連帯責任で腕立て伏せ、部屋に問題があれば部屋を荒らされて掃除からやり直し、果てには反省文、などなど。

想像を絶する防衛大学校の厳しさに果たして近藤達新入生は耐えられるのであろうか?

なぜその漫画をオススメしたいですか? 現代日本における防衛大学校のありとあらゆるリアルを漫画で知ることができるという貴重な作品だと思います。

話の中で近藤達が受ける理不尽とも言える仕打ち。

それは戦争などの有事の際に起こる理不尽によるストレスに耐えるための理不尽訓練とも言えるものでした。

この作品の新入生が受けている理不尽訓練は世間でも叩かれてしまいそうな凄まじい仕打ちですが、それもまた軍で働く、軍で指揮を取る人間にとってはとても大切な訓練なのだと思いました。

また、近藤達が春夏秋冬を防大のタイムスケジュール通り進んでいくので、シーズンごとのイベントや特殊訓練などを漫画を読みながら追体験しているような気持になります。

どんな人に読んでもらいたいですか? 自衛隊や防衛大学校に興味ある方は向いていると思います。

防衛大学校内のしきたりや訓練方法が事細かく描かれているので、防衛大学校に進学希望の方なども良いかもしれません。

また、災害などで派遣されている自衛隊を普段ニュースの報道などで見ることも多いかもしれませんが、ニュースでしか自衛隊を知らない方々にもぜひ読んでいただきたい作品です。

どのようにして自衛隊が動いているか、なんのために自衛隊が動いているかなど。

非常に勉強になる作品でもあります。

読んだことによるエピソード 作品内のペナルティで腕立て伏せがあるのですが、自分も真似してる内に腕立て伏せが習慣になってしまいました。


オンライン The Comic  雨蛙ミドリ (原作), キョカツカサ (作画)  小学館クリエイティブ

オンライン The Comic  雨蛙ミドリ (原作), キョカツカサ (作画)  小学館クリエイティブ

アマゾン商品紹介 どこにでもいるごく普通のOL・八城舞、22歳。ある日、彼女の家の郵便ポストに1台のゲーム機が届いた。本人の意志に関係なく強制的に参加させられたゲーム「ナイトメア」──、それは大切な人の命と自分自身の肉体をかけた命がけのゲームだった!!

ゲームを途中で放棄すれば大切な人が死ぬ。ゲーム内の戦いに負けると自分の肉体の一部(腕や足、声など)が奪われ機能しなくなってしまう。
心臓が奪われれば待っているのはもちろん、死だ。

いきなり自分が放り込まれた恐怖の世界に戸惑いながらも、舞は戦い続けるしかないと決意し、ゲームの中で次つぎと立ちはだかる敵に敢然と戦いを挑んでゆく。

原作小説『オンライン』は「モバゲー」「E★エブリスタ」で閲覧者総数4000万超を記録した人気携帯小説であり、ゲームの世界を舞台とした仮想世界バトル小説の先駆ともいえる作品。『サバンナゲーム』などその後の多くの携帯小説・スマホ小説に多大な影響を与え、いまだに多くの読者の支持を得ている。

今回、その人気小説をコミカライズしているのは圧倒的な画力と表現力で注目の俊英キョカツカサ。スマートフォン用コミックアプリ『少年エッジスタ』の連載では、公開以来、他の作品を圧倒して常に第1位の人気を保ち続けている。

ゲーム世界を生き抜かなければならない舞の恐怖、共に戦う仲間たちとの友情、舞に思いを寄せる男性の正体は……!?
謎が謎を呼ぶ展開はまるで先が読めず、読み始めたらもう止まらない!

原作小説『オンライン』は「モバゲー」「E★エブリスタ」で閲覧者総数4000万超を記録した人気作。
また同作は角川つばさ文庫より『オンライン! 』というタイトルで現在第4巻まで刊行中
(主人公の設定を社会人から高校生に変更し原作者がリライトした作品)。

レビュー

どんな話ですか? ある日突然送られてきたゲーム「ナイトメア」。ゲームが送られてきたプレイヤーは、必ずそのゲームをやらなければ死んでしまいます。また、プレイしたとしても、毎日ある特定のスコアに到達しなければペナルティとして身体の一部の機能を制限されます。身体の機能は右手や右足、左手左足、目、耳、鼻、心臓など多岐に渡り、そのペナルティをハンデとして背負いながらも決められたスコアをクリアしない場合、ゲームオーバーとなり、現実世界でもプレイヤーは死に至ります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の面白いところは、不気味なゲームのナイトメアを可愛いOLの主人公の舞が、所属する会社で立ち上げられたナイトメア対策組織のチームで一丸となり、協力してナイトメアをクリアしながら謎を解いていくことにあります。現実世界と仮想空間のナイトメアの世界が入り交じる様子が不気味で、死の恐怖に囚われながらも立ち向かっていくプレイヤー達の逞しさに読んでいて胸を突き動かされます。続きが気になり読み進めてしまうこと間違いなしの漫画です。

お~い!竜馬 小山ゆう (著), 武田鉄矢 (著) 小学館

お~い!竜馬 小山ゆう (著), 武田鉄矢 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!
どんな話ですか? 激動の江戸時代末期から明治時代を駆け抜けた坂本龍馬を主人公に据えた歴史マンガです。坂本龍馬が生まれた高知県土佐から始まり、泣き虫龍馬が、日本を代表する武士に成長していく過程が、とても痛快でしあわせな気持ちになります。また、龍馬を取り巻く優しくも厳しい家族や、龍馬とともに日本に革命を起こしていく仲間たちも魅力的です。薩摩藩の西郷隆盛らなどが出てきて、薩長同盟を成功させた話は、今の社会にも通用するような戦略です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今の時代、みんなあまり目立たないように、周りの目を気にしながら、なんとなく生きてます。周りに合わせて、横並びを重視して、革命とか新しい何かを起こすような人が少ない気がします。そんな人に、新しい何かを起こすような人の人生を見てほしいので、このマンガをおすすめします。また、このマンガは優しい家族愛や、仲間との友情も書かれており、昔より少し冷たくなってきている今の人間関係について、みんなに何かを思ってほしいと思い、おすすめしたいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 特に若い人に読んで欲しいです。家族愛や友達同士の友情、何か新しいことを始めるには、周りと同じことをやっていては、なにも進歩はないということ、坂本龍馬の破天荒な生き方から、何か刺激をうけ、感じてほしいです。
読んだことによるエピソード 常に新しいことを始めたいと思うようになりました。

おやすみプンプン 浅野いにお (著) 小学館

おやすみプンプン 浅野いにお (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ある日のこと、プンプンはクラスにやってきた転校生・田中愛子に一目惚れ。彼女から「もうすぐ地球は人の住めない星になる」「別の星に移住しないと人類はメツボーしてしまう」という話を聞いたプンプンは、今日出された「将来の夢」の作文に、「宇宙を研究する人になりたい」と書こうと思い立つ。だが翌朝、プンプンが起きると家の中が大変なことに…?
どんな話ですか? 主人公は小学生のプンプン。プンプン含め彼の親族はみんな鳥のような姿で描かれています。そんなプンプンは転校してきた少女・愛子ちゃんに一目惚れしてしまいます。ある日プンプンは突発的に愛子ちゃんに告白してしまいました。その答えは愛子ちゃんによるキスでした。しかし、愛子ちゃんは母親の宗教の影響でクラスで孤立していきます。プンプンはそんな愛子ちゃんの家庭状況を聞いて、夏休みに愛子ちゃんの親戚のいる鹿児島へ二人で行く約束をしました。ところが約束の当日に入院中の母が転落して怪我をしたという一報を受け、愛子ちゃんとの約束を破って病院へ向かいます。そして疎遠になって時間が経ち、中学生になったプンプンの前に愛子ちゃんが現れ、あの日鹿児島へ行く約束をしたという絆をもとに、再び二人の人生は絡み合っていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 鬱漫画としてよく紹介されるこの漫画ですが、描いている舞台は特別な世界というわけではなく、むしろ現代社会そのままをステージに、普通の人間が色々な困難にあって揉まれていくという構図になっています。ある意味では、今自分たちが生きる社会を俯瞰して見れるという点で勉強になると思います。
どんな人に読んでもらいたいですか? スタンダードになってきた「勧善懲悪」「ハッピーエンド」の構図に飽き、ポジティブネガティブ関係なく刺激的な展開を求めている人 現代社会を強く生きるキャラクターを見たい人
読んだことによるエピソード 主人公プンプンは人間の欲に弱いところを強調したようなキャラクターです。自分にもそういう一面が備わっていることを自覚して生きていくべきだと思いました。

ミスミソウ 押切蓮介 (著) 双葉社

ミスミソウ 押切蓮介 (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 「私は家族を焼き殺された――。」三角草(ミスミソウ)。厳しい冬を耐え抜いた後に雪を割るようにして咲く花。閉鎖的な田舎町の中学に転校してきた少女「春花」を待っていたのは、壮絶なイジメだった。せき止められない憎しみに、少女の心は崩壊する―――!!
どんな話ですか? 中学3年生の春花は廃校寸前の中学校、大津村中学校へと転校してからクラスメートによる壮絶ないじめを受けていましたが、それを家族には言わずに耐えていました。ところがついに家族にいじめのことを知られ、登校するのを引き止められて学校を休んでいたある日、春花が登校しない代わりにいじめの標的になりそうだった流美の暴走で家族を家ごと燃やされてしまいます。妹は重傷で済みましたが両親は亡くなってしまいました。クラスメートによる犯行だと気づいた春花による壮絶な復讐劇が幕を開けます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? このマンガでは、大人や子供限らず、人間の醜悪さ、残酷さを隠さず描いています。そしてその悪意に真っ向から挑み、復讐を果たしていく中学生の少女の姿は圧巻です。
どんな人に読んでもらいたいですか? 理不尽で胸糞悪くなるような残酷なストーリーを読みたい人 孤独で絶望的な状況に立ち向かう強い女性の姿を見たい人
読んだことによるエピソード このマンガでの主人公のおかれた状況は、中学生女子にとってどうすることもできないようなものでした。しかし、それでも復讐を遂げようと行動する主人公を見て、自分も困難な状況に陥ったときこそ信念を貫こうと思えました。

ただ離婚してないだけ 本田優貴 (著) 白泉社

ただ離婚してないだけ 本田優貴 (著) 白泉社

出典:ただ離婚してないだけ

 

アマゾン商品紹介 正隆と雪映は結婚7年目の夫婦。だが関係は冷めていた。正隆は不倫をしていた。そしてそのセフレ(17歳)を妊娠・中絶させてしまう。不倫と妊娠・中絶の果てには何が。どうして結婚したのかな、と苦しくなる一般人サスペンス第1巻!
どんな話ですか? 関係が冷え切っている夫婦が、あることをきっかけに犯罪を犯します。そこから夫婦だけの秘密が生まれ、それを隠し通すことを決める過程で起こる後悔や葛藤を描いた話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分にも起こり得るのではないか、という絶妙な設定のため、ストーリーにのめり込んでしまいます。自分に都合が悪いことを隠そうとしたことから始まる悪夢に対して、主人公達がどう向き合うか、対応するのかが、気になってしまい一気に読み進めてしまいます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 刺激が欲しい人に読んでもらいたいです。ちょっとしたきっかけで犯罪に手を染めてしまう、というリアルなストーリーに「もしかしたら自分もこんな状況に陥る可能性があるのでは?」と思わされます。このリアリティが、他の漫画にはないスリル・恐怖を味合わせてくれます。また、不倫・悪事はするべきではないと思わされる漫画です。
読んだことによるエピソード 特になし

 

ふれなばおちん 小田ゆうあ (著) 集英社

ふれなばおちん 小田ゆうあ (著) 集英社

出典:ふれなばおちん

 

 

アマゾン商品紹介 夫は大事です。でも、好きな人ができました。 結婚××年。家族のために生きてきました。それで幸せ、それが幸せ、と思っていたけれど、最近娘が、もっとキレイなお母さんでいてよ、なんてことを言いだした。母だけじゃ、いけないのでしょうか─。
どんな話ですか? ごく普通の主婦が、夫ではない男性を好きになって少しづつ変わっていくお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の女性は、ごく普通で、家族思いで、料理上手で明るい素敵なお母さんです。そんな人が少しづつ好きになってはいけない人を好きになっていく過程が、とてもリアルに描かれています。不倫に踏み込んでいく過程が丁寧に描かれている漫画はそう多くないと思います。あと、主人公が作るご飯が美味しそうで食べたくなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 人を好きになっていく過程を追体験したい人に読んでもらいたい漫画です。好きになってはいけない人を好きになるというストーリーだからこそ、人を好きになっていくプロセスがよく分かる漫画ではないかと思います。
読んだことによるエピソード 特になし

 

先生の白い嘘 鳥飼茜 (著)  講談社

先生の白い嘘 鳥飼茜 (著)  講談社

 

出典:先生の白い嘘

 

アマゾン商品紹介 「このマンガがすごい!オンナ編」2014に第9位を獲得した、注目作家鳥飼茜の青年誌最新作、登場!原美鈴は24歳の高校教師。生徒を教師の高みから観察する平穏な毎日は、友人・美奈子の婚約者、早藤の登場により揺らぎ始める。二人の間に、いったい何があったのか?――男と女の間に横たわる性の不平等をえぐる問題作、登場!
どんな話ですか? 高校で教師をする平凡な主人公の日常があることをきっかけに少しずつ変わっていきます。主人公と、その周りの人物を通じて、男女の関係性、性の不平等に踏み込んだお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? テーマが少し重たい話ですが、自分自身の内面や承認欲求、他人との付き合いについて考えさせられます。男女というカテゴリー関係なく、他者との関わり方や力関係などについて嫌というほど向き合わせてくれる漫画です。
どんな人に読んでもらいたいですか? 読んだ後に、救いがあるか・疑問に対して答えを見つけられるかは分かりませんが、他人との関わり合い方について考えたいという人におすすめです。じっくりと漫画に向き合いたい人におすすめです。恋愛に対して、もう少し深く考えてみたいと思った人にも是非読んでもらいたいです。
読んだことによるエピソード 特になし

孤高の人 坂本眞一 (著), 鍋田吉郎 (著), 新田次郎 (著)  集英社

孤高の人 坂本眞一 (著), 鍋田吉郎 (著), 新田次郎 (著)  集英社

アマゾン商品紹介 孤独な青年・森文太郎は転校初日、同じクラスの宮本にけしかけられ校舎をよじ登ることに。一歩間違えば死んだかもしれない、だが成し遂げた瞬間の充実感は、今までになかった「生きている」ことを確かに実感するもの…。文太郎はクライミングへの気持ちを加速させはじめた――!!
どんな話ですか? 同名の小説が原作となっています。孤独な少年があることをきっかけにクライミングを始め、そこに生きている実感を見出して、山へのめり込んでいく話です。実在の登山家をモデルにしています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 取り憑かれたように何かにのめり込んでいく人の思いや衝動を追体験できる漫画です。繊細な絵でより一層、漫画の世界に没頭できます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 何か非日常を体感したい、刺激が欲しいという人にぜひ読んで欲しいです。読み終わった後、少し疲労感を感じるくらいのヒリヒリする漫画です。
読んだことによるエピソード 「なぜ人は山に惹かれるのか」という問いの一つの答えだと思いました。わざわざ危険を冒してまで山に登る人達を不思議に思っていましたが、この漫画を読んでみて困難や挑戦に惹きつけられる人達の気持ちが少し分かったような気がします。