バーテンダー 城アラキ, 長友健篩 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 | 新しくオープンするBARのため、バーテンダーを探していたホテル社員・美和。かつて世界的なコンクールで優勝したこともある天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、半信半疑で採用面接の場に送り込むが…!? |
レビュー
どんな話ですか? | フランスから日本へ帰国したバーテンダーが主人公で、バーを訪れた人々との関わりを描く人間ドラマです。
主人公の作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれ、腕はピカイチ、26歳という若さにして、バーテンダーという生き方に信念を持ちながらお酒を作ります。 時には迷い、弱気になることもありますが、お客様との関わりの中で成長する姿も見られます。 バーを訪れる人には様々な事情があり、その時のお客様に合ったカクテルを提供するシーンが見どころで、お酒の説明を交えつつ、お酒に詳しくもなれる漫画です。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 主人公がお客様にカクテルを提供する際、素晴らしい格言が描かれる場面が多いからです。
人生に迷う人がいれば、その人に合うカクテルを。 レシピ通りでなく、主人公なりにアレンジし、想いが詰まった一杯を提供するシーンは感動します。 沢山カクテルの種類が出てくるので、こんなお酒もあったんだ、と多くの発見ができるところもワクワクします。 次はどんなお酒が出てくるんだろう、どのお酒で人の悩みを解決するんだろう…と、先が気になってどんどん読めてしまう漫画です。 私も人生に迷い落ち込む日が続いた日にこの漫画を読みましたが、漫画に勇気づけられたのは初めてでした。 |
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