ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 大沢 美月 (著) メディアファクトリー

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 大沢 美月 (著) メディアファクトリー

どんな話ですか? スーパーファミコンで発売された同タイトルゲームと同じ内容で漫画のストーリーが進むのですが、ゲーム内容がより漫画で深堀りされていて面白いです。親世代のストーリーが前半、その親の意思を継いだ子世代のストーリーが後半活躍する漫画で、王族絡みの恋愛ありきの物語です。剣士や魔法使いなどが敵を倒すシーンも綺麗にリアルに描かれています。平民キャラもいますが、由緒正しい良い家柄のキャラが多いので、個人のためよりも、家族や仲間や市民のために頑張る姿が素敵です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 親世代は目標の実現においてある意味敗北をするので、それらが叶えられなかった思いを子世代が、親世代の武器や技を上手く子世代が引き継いで頑張る姿に惹かれます。子世代は目標の実現に勝利するので、親のかたき討ちをした感じが良いです。両想いの恋愛もあれば、悲恋もあるし、悲恋においては絶対超えられない壁が原因なだけに、両想いなのに恋愛としては結ばれることはないという真実を知った後の子世代メイン男女2人の決意ある行動が良いです。

ゆうべはお楽しみでしたね  金田一蓮十郎 (著)  スクウェア・エニックス

ゆうべはお楽しみでしたね  金田一蓮十郎 (著)  スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 オンラインゲーム「ドラゴンクエストX」内で仲良くなったゴローさん(♂)とシェアハウスすることになったさつきたくみ(20代前半♂、ゲーム内では♀)。待ち合わせ先で立っていたのは、ゲーム内のキャラとは似ても似つかないギャル系女子で…!? ネカマ×ネナベのシェアハウスラブコメ!!

レビュー

どんな話ですか? オンラインゲームの『ドラゴンクエストX』をプレイする「パウダー」は、ゲーム内で「ゴロー」に助けられたことをきっかけにフレンドとなり、2人はチーム「ヘブンスライム」に加入する。ある日、ゴローはアパートの賃貸契約が切れ住居を探していて、一軒家で一人暮らしをしていたパウダーは、同性で信頼できるゴローに対して親切心からルームシェアを提案する。

しかし、パウダーはゲーム内では女キャラクターだったが現実には男で、ゴローはゲーム内では男キャラクターだったが現実では女だった。お互いに同性だと思っていたためルームシェアを承知したはずが、勘違いで異性とのルームシェアになる。パウダーは戸惑いながらもルームシェアを開始するものの、2人は少しずつ打ち解け、徐々に親密な仲となっていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? オンライン上では可愛い女の子のパウダーと男らしいゴローさんが実際は男女逆の性別で、ひょんなことからルームシェアをすることになったという設定が面白い。最初はお互いともに苦手な性格でありぎこちない雰囲気もあったが、その2人がだんだん距離を縮めていって仲良くなっていく過程が丁寧に描かれていて、2人の恋を応援したくなる。

またドラクエのゲームの世界もとても丁寧に描写されており、実際プレイをしたことがなくてもゲームの雰囲気を感じられてまるで自分もその世界にいるかのように感じられる。

烈火の炎  安西信行 (著)  小学館

烈火の炎  安西信行 (著)  小学館

アマゾン商品紹介 花火師である父親と2人暮らしの少年・花菱烈火は、「忍者」に強い憧れを抱く高校1年生。地元では負けナシと恐れられている同級生・石島土門をも一蹴してしまう烈火は、日頃から「ケンカでオレに勝ったらその人の『忍』になる」と公言しているものの、いまだに自らの君主を見つけられずにいたが…。400年の時を超えた因縁を巡る戦いが幕を開ける!炎を操る烈火が繰り広げる、長編忍術スペクタクル!!

レビュー

どんな話ですか? 忍者オタクの烈火がある日、治癒の能力を持つ心優しき少女の柳と出会い、彼女の忍びになると誓います。烈火もまた手から炎を出すという能力を持っていました。そんな不思議な力を持って生まれた二人は、昔から続く因縁、そして大きな陰謀が渦巻く戦いに巻き込まれていくという物語です。烈火や柳のような先天的な能力とは別に、魔導具と呼ばれる人智を超えた力を持つ様々なアイテムを使い、大規模大迫力な戦いが繰り広げられます。ややダークさも感じられる作風ながら、烈火達の力強く明るいキャラクター性などから必要以上に暗くなり過ぎずに楽しめます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 近年では最初から最強の能力を持つ主人公が無双する物語で溢れ返っています。むしろそればかりです。現実とは対称的な努力もせずに成功するのを前提とした物語であり、娯楽的な意味合いの作品です。ですが漫画というのは、もっと自由であるべきだと思います。流行などではなく常に様々な作品があるべきであり、だからこそ近年では減ってしまった王道ともいえる努力や死力を重ね、巨悪と戦う主人公の物語がまた多くの人の目に触れれば良いと思ったためです。

クローバー   稚野鳥子 (著)  集英社

クローバー   稚野鳥子 (著)  集英社

アマゾン商品紹介 中学時代に好きだった男の子が忘れられないOL・沙耶。上司の柘植さんからは叱られてばかりの毎日が続いているが、そんなある日、その柘植さんから交際の申し込みが…。驚く沙耶に新しい恋の予感が――。

レビュー

どんな話ですか? 学生時代の初恋を引きずっているOLの沙耶と、厳しい上司で強面の柘植暁。この似ても似つかぬ二人のドタバタ社内恋愛ストーリー。

いつも仕事でもたついていて柘植さんに怒られてばかりの沙耶。でもそんな沙耶のことが実はずっと好きだったモテ男の柘植さん。恋仲に発展し、時にはかわいい、時には大人の恋愛を繰り広げる。若くて純情な沙耶が、大人で頭のキレる柘植さんに必死についていこうともがいていく心の描写が、とても丁寧に描かれている。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 「社内恋愛の王道」だと思っているから。少女らしい幼さも合わせもつOLの沙耶と、バリバリのビジネスマンである上司の柘植さんの二人の組み合わせが本当に好きだから。若いOLの恋愛の様子をよく表していて、共感できる部分が多いから。ファッションや表情がかわいらしい沙耶と、スーツをパリっと着こなし、ヘアスタイルにもキレがある柘植さんのイラストタッチも、自分のイメージにピッタリで好きだから。沙耶のちょっとした言葉から、心の葛藤がよく伝わってきて、自分を投影しているかのようで特に20代の女性にはピッタリだと思うから。

つるピカハゲ丸  のむらしんぼ (著)  小学館

つるピカハゲ丸  のむらしんぼ (著)  小学館

アマゾン商品紹介 ハゲ田家は梅桃町の名物つるセコファミリー。ハゲ丸のぶっとんだ節約術に学校や町は大混乱。時代を超えて読み継がれる爆笑漫画の名作。待望の第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公の小学5年生のハゲ田ハゲ丸とその家族のセコイ日常を描いた4コマギャグ漫画です。その当時では考えられないケチでセコイ行動で、友達やご近所に意表をつくハゲ丸はオチの部分で「もうけたぜ」や「つるセコ」と口癖をキメます。話の例は、服やコートを何枚を着て焼き鳥やに行き匂いをしみこませ何も食べずに家に帰りその服の匂いでごはんだけ食べたり、ホットプレートの代わりにアイロンで焼肉したりなどになります。そのようなハゲ田家のセコい4コマギャグが基本ですが、あるある話やとぼけたネタもあり、また、数ページの家族旅行の話も描かれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自粛生活が続き経済がうまく回らない暗い世の中に元気づける内容だと思いました。その理由はテーマにするケチが節約につながり、なおかつギャグで明るい要素があるからです。そして、ハゲ田家では父が働く一般的な家庭で重い雰囲気がないところが良いですね。奇抜なネタがあるもののクスっと笑えるエピソードが多く、4コマなので気軽に読めるところもオススメですね。学校や日常生活に関するネタが多く単純明快で子供から高齢者まで楽しめると思います。

ヤマノススメ  しろ (著)  アース・スター エンターテイメント

ヤマノススメ  しろ (著)  アース・スター エンターテイメント

アマゾン商品紹介 幼い頃、山頂で見た朝日をまた二人で…。約束したあおいとひなた。月日は流れ、その間にあおいはなぜか高所恐怖症に!? 二人の約束は果たせるの? 同人誌で人気を博した作品が、漫画になって登場!

レビュー

どんな話ですか? 主人公のあおいは高校生です。高校生になって幼馴染のひなたと再会をします。あおいは高所恐怖症ですが、幼いころにひなたと約束をした「山頂での来光を再び目にする」を果たすために山登りの挑戦をします。

山登りを頑張るぞ!という青春漫画ではなく、山登りの知識を得られる内容になっています。作品の中では、山料理、登山に必要な道具など、さまざまな役立つ知識が紹介されています。そして、登山経験がほとんどないあおいですが、次第に成長していきます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 山に登って人生が変わったという人の話を聞いたことがあります。たとえば、山に登ることで前向きになった、子供ができた、自然を大切にするようになったなどです。そのような話を聞いて「山登りっていいな」と思いました。その山登りの素晴らしさを知って欲しくて、『ヤマノススメ』をおすすめしたいです。

山登りは難しいと感じるかもしれませんが、高所恐怖症で登山経験がほとんどない主人公のあおいが成長していく姿を見ると、自分にもできると思ってもらえると思います。

岳  石塚真一 (著)  小学館

岳  石塚真一 (著)  小学館

アマゾン商品紹介 秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…

レビュー

どんな話ですか? 主人公の島崎三歩は北アルプスの山中に居を構え、民間の救助ボランティア団体である山岳遭難防止対策協会(遭対協)に参加し、救助隊員を生業としている。長野県警山岳遭難救助隊の新人としてやってきた椎名久美や阿久津 敏夫を、幼馴染で高校山岳部の同期でもある野田 正人と共にささえ育てていく中で、山岳救助の難しさや意義を常に明るく前向きに教えていく。遭難した登山者を責めることは決してせず、救助者には「良く頑張った」と労わり、残念ながら亡くなってしまった救助者にもその対応は全く同じである。そんな少しおせっかいでおバカな三歩を色んな人が支え、また彼も大勢の仲間を支えていく。やがて様々な出来事のあと、ローツェへの単独登頂へと向かう為、日本をあとにする。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の三歩は強く、やさしい男ですが、山の事しか頭にない、ある意味純粋でおバカです。そんな彼ですが、色んな事情を抱えて山にくる人たちに、常にポジティブに接している姿が、本当に癒されます。遭難して亡くなってしまった登山者の遺族にも心からの哀悼と共に、山のすばらしさを伝えてます。漫画ではありますが、山岳救助隊の大変さを知る事も出来、また登山者の心構えを教えてもらえる、そんな本です。

シャーマンキング   武井宏之 (著)  講談社

シャーマンキング   武井宏之 (著)  講談社

アマゾン商品紹介 シャーマンて知ってる!? この世とあの世を結んで、神・精霊・死者の霊なんかと交流する事が出来る不思議な能力を持った人らしい…!僕のクラスに来た転校生・麻倉葉は、実はそのシャーマンだったんだ!!!

レビュー

どんな話ですか? 霊とコミュニケーションをとり、シャーマニズムの能力を持つシャーマンたちが、グレートスピリッツというこの世の全知全能の力を求めて、シャーマンファイトという世界規模のトーナメントに参加する話です。主人公の朝倉葉は、一見、平凡な高校生ですが、実家は由緒正しいシャーマンの家系で、高い霊能力を持っています。シャーマンは、それぞれが持ち霊というシャーマン同士戦う際のパートナーがおり、朝倉葉の持ち霊は阿弥陀丸という鎌倉時代の剣豪です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をおススメしたい理由は、ワンアンドオンリーな作品だからです。少年ジャンプの連載作品の中で、シャーマンを題材にした漫画はこれくらいです。また、個人的な話ですが、マッチングアプリに登録しており、「趣味タグ シャーマンキング」に登録する女性利用者の多さに驚きます。あと、とにかくストーリーが深いです。

こちら葛飾区亀有公園前派出所  秋本治 (著)  集英社

こちら葛飾区亀有公園前派出所  秋本治 (著)  集英社

アマゾン商品紹介 「やつらをひとりも帰すんじゃねえぞ!!」ガンマニアの中川と冬本が派出所を訪れ、拳銃談義に。そこに暴走族が出現し、両さんらは追撃を開始!!「早撃ち両さん!?の巻」他7編に加え、山止たつひこ笑劇場「交通安全’76」も収録。

レビュー

どんな話ですか? 東京都葛飾区の亀有公園前派出所に勤務する警察官、両津勘吉を主人公とし、職場の同僚や上司、友人や地域の人々などを巻き込みドタバタ劇が繰り広げられるギャグ漫画。あらすじは、学生時代に何も知らない両津が両親に頭を無理やり丸刈りにされ、ある場所で筆記試験を受けさせられた。実はそこは警察学校の試験で、合格して気がつくと警察官になり、亀有公園前の派出所に配属されたというもの。基本的に一話完結で、破天荒で型破りな両津が金儲けのアイデアを思いつき、商売にするも最後に大失敗する話や、地元の祭りで大暴れする話や、学生時代に悪ガキと遊びまわった話など、様々な話が描かれる。同漫画は週刊少年ジャンプで40年間、一度も休載されず連載され、コミックスの発行巻数の多さでギネス世界記録を獲得した。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 特に複雑な人間関係があるわけでもなく、一話完結のギャグ漫画なので読みやすく面白い。主人公は金の亡者にも見えるが人情味にもあふれ、破天荒な行動をするので読んでて飽きない。時々マニアックな知識や趣味を深掘りするエピソードもあり、見識を広めることができるので、ぜひオススメしたい。

将棋の渡辺くん  伊奈めぐみ (著)  講談社

将棋の渡辺くん  伊奈めぐみ (著)  講談社

アマゾン商品紹介 将棋棋士は人類の代表! 将棋を指して生活している。懸命に勉強し、年に50局くらい戦い、勝てば笑い、負ければ自分のせい。勝ち負けだけに支配された世界。それはまるで人生の縮図だ。棋士は、どんな人たちなんだろう? 何を食べて、何時間寝ているんだろう? 勝負師でも無頼でもない、リアルな将棋棋士の毎日を棋士の妻が漫画にしました。ノンフィクションです!

レビュー

どんな話ですか? 渡辺明という、実在するプロの将棋棋士を主人公とした漫画です。渡辺明棋士は、現在、将棋界最強の棋士と呼ばれており、名人をはじめ3つのタイトルを保持しています。

そして、この漫画の作者は、渡辺明棋士の妻である伊奈めぐみ氏です。

この漫画は、作者である妻が、夫である渡辺明棋士の日常生活をメインに描いています。そのため、プロの将棋棋士がどのような形で収入を得ているのかや、対局のないオフの日はどのように過ごしているのかなど、知られざるプロの将棋棋士の姿を知ることができます。

また、プロの将棋棋士の抜群の記憶力や計算能力を知ることができますし、さらには夫からヒアリングしたスター棋士の藤井聡太2冠の対局様子も知ることができます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? プロの将棋棋士の日々の生活を知ることで、江戸時代から続いている将棋という伝統文化に関心を持っていただきたいため、おススメします。

また、主にタイトル戦で着用する和服や、タイトル戦で使用される高価な将棋盤や駒などに関する知見を深めることもできますのでおススメします。