北北西に曇と往け 入江亜季 (著) KADOKAWA

北北西に曇と往け 入江亜季 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 舞台はアイスランド島、北緯64度のランズ・エンド。
17歳の主人公・御山慧には3つの秘密があった。
ひとつ、クルマと話ができる。ふたつ、美人な女の子が苦手。
3つ、その職業は、探偵――。
あるときは逃げ出した飼い犬を連れ戻し、
またあるときはひと目ぼれの相手を探し出す。
愛車ジムニーを駆りながら、
胸のすくような探偵活劇が、いま始まる!
若き魔法使いの成長を描いた『乱と灰色の世界』から2年。入江亜季の最新作は極北の大地が舞台の“エブリデイ・ワンダー”!!

 

どんな話ですか? 北欧のアイルランドを舞台に、探偵を職業としている17歳の主人公、御山慧が活躍します。逃げ出した愛犬の捜索から、一目惚れの相手探しなど様々な依頼に応えるべく、愛車のジムニーでアイルランドを駆け巡ります。主人公の御山慧には、弟がいます。弟にはある疑いがかけられており、そこからストーリーは大きく動きだします。基本ミステリー系のストーリーですが、日本から来た友人にアイルランドを観光案内したりと旅要素も満載です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 設定やストーリーに引けを取らないくらい、登場人物がキャラ立ちしています。主人公の大人ぶってるけど子供っぽい所や、祖父の渋いカッコ良さなどが絶妙で、何回も読み返したくなります。また、ストーリーの面白さもさることながら、漫画が持つ空気感がとても素敵です。コーヒーを水筒に入れて、愛車に荷物を積み込み、広大なアイルランドを走り回るシーンや、アイルランドの壮大な自然(火山・氷河)が、旅へ出たいという気持ちを刺激します。持ち物から背景まで、絵が細部まで忠実に描き込まれているところも魅力の一つです。

カラスのいとし京都めし 魚田南 (著) 祥伝社

カラスのいとし京都めし 魚田南 (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 ところは京都、烏寺(からすでら)。昔喋るカラスがいたというこの寺に、これまたずいぶん長生きのカラスが一羽おりました。食に焦がれてこのカラス、とうとう人の世界まで降りてきてしまったのです。「はらへりあらたの京都めし」の著者、魚田南がおおくりする、新シリーズ第1巻! 京都めしに恋焦がれて、人間になった年齢不詳・京都在住のカラスが食べ歩く美味20軒! お品書きは全16話。うなぎのお茶漬け、親子丼、カレー、ナポリタン、サンドイッチに、さくら餅! まだあるお品は本編で。 カラスにハトに、ちょい枯れ坊主まで、イケメンたちが食べ尽くすリアル京都めしを、どうぞご一緒に召し上がれ。
どんな話ですか? 京都に住むカラスが人間に姿をかえておいしいごはんを食べる物語です。おいしい店でご飯を食べるためにアルバイトしたり、妖怪の狐においなりを餌付けしたりしています。そんなご褒美に田舎っぽいところで贅沢に有機野菜のご飯や、季節限定の食べ物を食べたりする。そんな毎日を送る物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分自身が京都が好きでよく旅行にいきます。旅行先で気恥ずかしい中一人でお店に入るとき主人公のカラスの今の時期のこのご飯がたべたい、店でメニュー表を見て心変わりする気持ちを抑えて食べる切なさが痛いほどわかります。実際のお店の場所も漫画に記載があるので旅行時の参考になって重宝します。
どんな人に読んでもらいたいですか? 京都が好きな人にはおすすめです。実際にある店が出てくるので、登場人物の食べている姿を見て自分も食べたいと思ったときに実際に食べることができます。
読んだことによるエピソード 京都旅行の際、実際に紹介された飲食店にいきました。大原のわっぱ堂や中村軒などにいき、ほっこりして楽しみながら過ごしました。

フランスはとにっき 藤田里奈 (著) 徳間書店

フランスはとにっき 藤田里奈 (著) 徳間書店

アマゾン商品紹介 30歳を目前に、無職で独身。ヒマな時間をもてあましていた藤田里奈(作者)はワーキングホリデーで海外に1年住む事を決意!海外に行って戻ってきたら就職するから、最後の記念に趣味の漫画を描き上げて、出張編集部に持ち込みをしてみようと思いコミックリュウ編集部へ。そこで出会った編集者の目に止まり、漫画の連載が決まった!え、私1年ほどフランスに行くつもりなんですけど!?
ハマる人続出中!コミックリュウHP内で連載中!
どんな話ですか? 無職で結婚の予定も何もないアラサーの女性が、思いつきで急に、ワーホリビザでフランスに1年間滞在することになったエッセイ漫画です。フランス滞在が決まると同時に、漫画の連載も決まり、無事に現地で働かなくても良くなったのですが、フランス語も全然話せないままドタバタで出発。1年間の滞在中に起こったあらゆることを、作者独自の視線でユーモアいっぱいに綴られています。海外滞在のアレコレや、思ったことと違った的なエピソードはもはや珍しい話ではないですが、それでも彼女独特の視点が面白くて一気に読めてしまいます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 普通はフランスに行くとなれば語学をマスターするとか、何か目的を持って行くと思うのですが、漫画家としての仕事があるせいか、作者の生まれ持っての素質なのか、全然ガツガツしたところがなく、現地の人と恋愛エピソードに発展することもなく1年後に無事帰国。途中色々なトラブルもありつつ、読んでいてストレスに感じることもなく気楽に読める。フランス人のおかしいだろう、という感想も正直に書いているのですが、全然嫌味がなく自分がフランス人だったとしても面白く読めるのでは、と思います。
どんな人に読んでもらいたいですか? 人生に血迷ってる若い方や、ある程度歳を重ねて落ち着いて来た旅好き女性など。また、フランスやパリ、旅行に興味がないけど単純に笑える漫画が読みたい人。あまり重すぎるテーマのものはしんどい、サクッと読んで単純にリフレッシュしたい、という人にもオススメしたいです。
読んだことによるエピソード 自分は海外旅行に行くときは、事前に下調べして、しっかり予定を組んでテキパキ動いてしまうタイプで、この漫画の作者さんとはちょっと逆かもしれません。もう少し緩くてもいいのだなぁと思いました。(色々な意味で)

そばもんニッポン蕎麦行脚 山本おさむ (著) 小学館

そばもんニッポン蕎麦行脚 山本おさむ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 シンプルにして奥深い“そば”の世界へようこそ!江戸そばを極めた男が、間違った知識や誤解にあふれた現代のそばを打ち直す!!
ひと仕事を終え、知り合いのそば店に入った稜。そこでは客が“手打ちでなければ、うまいそばは作れない”と主張し、製麺機を使うその店を批判していた。それならと、稜はその客がすすめる店について行く。近所で評判だという手打ち店のそばを一口食べて、稜が発した一言とは…?
どんな話ですか? 江戸そばを知り尽くした出張そば料理人の話。高いそば打ちの技術と知識を持つ稜は実はそば打ち名人の孫で祖父からそば打ちの技術を叩き込まれている。そば打ちの道具を車に積んで、主人公稜は出張打ち立てそばの食事会を開きながら全国を巡る。全国を巡りながら時折経営不信やそば打ちの技術が低い職人・そば店経営者の悩みを聞き、その高い技術力をベースに問題点を探り、改善していく。そばにまつわる様々なエピソードを描きながら、江戸そば・ご当地そばを紹介しています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 江戸そばのみならず様々な地方色豊かなそば打ち・そばの食べ方を紹介しています。例えば越前おろしそば更科そば、山形天保そばなど。その詳しい調理シーンを読むことによってそばの歴史やバリエーションを知る事が出来ます。ご当地そばのみならず、立ち食いそばや機械打ちのそば、そばの出前についてなど、様々なそばにまつわるエピソードと人間模様を描いているこの作品を通じて楽しくそば知識を得る事が出来、又人の生き方についても深く考えさせられます。
どんな人に読んでもらいたいですか? そば好きはは勿論ですが、普段それほどそばを食べない人達にもオススメします。エピソードはそばのみではなく、サイドメニューのカツ丼や、天ぷらについて描かれた回もあり、食べる事が好きな人や料理好きにはt特にオススメです。
読んだことによるエピソード そば打ちに対する情熱を描くこの漫画を読んで自分の仕事に対する姿勢が変わりました。

はらったま きよったま 中貫えり (著) 朝日新聞出版

はらったま きよったま 中貫えり (著) 朝日新聞出版

アマゾン商品紹介 群馬に住む小学生・麦子は、霊を恐れぬスーパー霊少女。人に取り憑く悪霊を問答無用で祓(はら)ったり、悪戯(いたずら)を仕掛ける霊に説教をかます強気で心優しい彼女の前に、除霊団体“神輝会”を主催する関西の天才霊感少女・神楽坂輝が現れた。東西の最強霊感小学生の除霊バトルが世界を舞台に炸裂する!! 中貫えりのデビュー作、コメディ・ホラーの決定版!
どんな話ですか? 農家の娘でパワフル霊感少女の麦子と関西弁守銭奴の霊能者・輝。ともに小学生ながら凄まじい除霊の実績を誇り、タッグを組めば最強の二人。
輝は麦子にぞっこん惚れているが、麦子は輝の押せ押せなアプローチにちっとも気付かず、今日も世界中を巡ってはご当地の悪霊を退治しまくる。
一般人代表の庶民派・麦子と大金持ちの輝、ボケツッコミの息ぴったりな無敵コンビが活躍する抱腹絶倒オカルトコメディ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ハイテンションなボケツッコミが炸裂する抱腹絶倒オカルトコメディ。主人公の麦子が小学生とは思えないほど男前な言動で痺れます。生きてる人間だろうが死んだ幽霊だろうが筋が通らない言動にはキッパリ喝を入れて世直しする、正義感の強さが気持ちいいです。そんな麦子にラブラブ片想い中の輝のカネにあかせたアピールが物凄く、どうか報われてほしいと応援してしまいます。ジャンルとしてはオカルトコメディですが、コメディの比重の方が大きいです。比率としては3:7でギャグに偏っています。ですが悪霊の描写はなかなかにグロテスクで、麦子と輝が仲良く痴話喧嘩する日常パートとの温度差にぎょっとします。とにかく主人公と相方が魅力的。また、麦子と輝は依頼人に招かれてイタリアや香港など世界中を飛び回っており、その際はご当地グルメや観光地にちなんだトリビアが楽しめます。どんどん磨きがかかっていく輝の美少年ぶりも必見です。麦子への報われない尽くしぶりにときめいてしまいました。終盤では漸く互いの心が通じ合い、幸せな気持ちで読み終えることができます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 女主人公がパーフェクトな美少年に一途に尽くされる話が好きな人
オカルトとラブコメディ、両方楽しみたい人
世界中を旅したい人
筋が通らない言動にはキッパリ啖呵を切りたい人
金髪碧眼関西弁男子が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

楽園まであともうちょっと 今市子 (著) 芳文社

楽園まであともうちょっと 今市子 (著) 芳文社

アマゾン商品紹介 借金取りの浅田貴史と斜陽の旅行会社「楽園企画」社長・川江務の恋は遭難必至!? 浅田はローン会社社長・菊池と不倫中だし、奥さんは勘付いてるし、さらに…。もうこうなったら三~五角関係に突入か!?
どんな話ですか? クール美人眼鏡の高利貸し・浅田貴史と、倒産寸前の旅行会社「楽園企画」の社長でダメ男な川江務。ひょんなことから出会ってしまった二人だが、浅田は家庭持ちの社長と不倫中で、泥沼化が避けられない不毛な関係に悩んでいた。浅田は川江に借金の取り立てに行き、川江はそんな彼を言いくるめて逃げ回る。すれ違い空回るうちにだんだんと両者の距離は縮まっていくのだが、仕事とカネが絡む大人の恋路は前途多難。
はたして浅田と川江は無事結ばれることができるのか?大人の男の恋愛を描いたお仕事BL。
なぜその漫画をオススメしたいですか? クール美人眼鏡な浅田とややダメ男が入った川江の、コントみたいなやりとりが秀逸です。互いに良い年をした社会人であり、プライベートは言うに及ばず仕事面でも苦労しているので、同年代の読者はすんなり感情移入できそうです。既婚者との不倫やカミングアウトの問題などシビアなテーマも扱っており、大人が読んでも楽しめるBLです。話数を重ねるごと三角関係四角関係が派生し人物相関図が複雑になっていきますが、終盤は収束するので安心して読めます。川江が旅行会社の社長な為、受けと攻めが連れ立ってどこかへ出かけるエピソードが多く観光気分が味わえます。受けと攻めの距離感もバランスよく、この年代だからこそのストイックな艶があります。リアル寄りで端正な絵柄もポイント高く、酸いも甘いも嚙み分けた大人の男の色気を堪能したい腐女子におすすめしたいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 大人のBLが読みたい人
クール眼鏡受けが好きな人
旅行会社の内情に興味がある人
読んだことによるエピソード 特になし

おさんぽ大王 須藤 真澄 (著) KADOKAWA

おさんぽ大王 須藤 真澄 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 運動能力は皆無であるが、好奇心満点の著者が関東近辺を中心に日本各地&海外も股に掛け、歩きに歩いた爆笑エッセイ実録漫画! 東京、大阪、ネパール、バリ、香港などなど、ご近所、外国に無差別うろつきまくり!!
どんな話ですか? 漫画家の須藤真澄さんが、東京都内とその近郊をぶらぶらとお散歩しながら書き綴ったエッセイ漫画。旅行も好きな方で海外旅行編もあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? エッセイ漫画ではありますが、むしろギャグ漫画としてお薦めしたいです。貴方が普段通り過ぎているその場所が、またはテレビで見かけたことのある有名なあの場所が、ちょっと視点を変えるだけでこんなに面白い場所に変貌することを是非知って欲しいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 東京在住の方、これから就職や転勤,引越などで東京に移動する方、東京に憧れを抱いている方、とにかく笑って嫌な気分を吹っ飛ばしたい方
読んだことによるエピソード この本を読んだ当時は地方在住でその後東京へ引っ越しましたが、初めての土地なのにずいぶんマイナーな所に詳しくなっていました。