こいつら100%伝説 岡田 あ~みん (著) 集英社

こいつら100%伝説 岡田 あ~みん (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は戦国の世。忍者道場の老先生のもとで技をみがく見習い忍者3人組・極丸、危脳丸、満丸。そんな彼らの道場に刺客に追われる美しい姫・白鳥姫子がやってきた。すかさずひと目ボレした3人組が争奪戦を展開するが。

レビュー

どんな話ですか? 戦国時代を舞台にしたコメディ漫画です。忍者道場の修行生である極丸(きわまる)・危脳丸(あぶのうまる)・満丸(まんまる)と、その師匠(先生)、そこに身を隠している姫子さまがドタバタ劇を繰り広げます。各話ごと完結型のストーリーなので途中から読んでも楽しめます。クールで毒舌な極丸、派手ないで立ちでナルシストな危脳丸、素直でタラちゃん的存在な満丸は、皆個性があり憎めない存在です。3人は姫子さまを危険からお守りするため修行を頑張っていますが、いつもとんでもないことをやらかし、先生を巻き込んで困らせています。先生とお姫さまはまともで真面目なので、その3人との対比がおかしくてたまりません。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この作品は今から約30年前の1989年~1992年まで少女漫画雑誌「りぼん」で連載されていたものですが、作者の岡田あーみん先生の突き抜けたギャグセンスは現代でも稀有な存在だと言えます。私は当時小学生で、この作品に衝撃を受け、大人になった今でも時々読み返すほど思い入れがあります。涙が出るほど、笑いが止まらなくなるのです!一時期は授業中に思い出し笑いして困ったほどです(笑)。よくそういう発想が思い付いたな、と随所で感心させられます。

焼きたて!!ジャぱん 橋口たかし (著) 小学館

焼きたて!!ジャぱん 橋口たかし (著) 小学館

アマゾン商品紹介 もともとゴハン党だった和馬は、6歳の時にパンの虜になった。その訳は、近所にあったパン屋さん「サンピエール」で、抜群においしいパンを食べたことにある。サンピエールの店主は、日本が世界に誇れる日本人のパン「ジャぱん」を創ることが夢だった。フランスパン、イギリスパン、ドイツパンなど、世界には自国の名を冠したパンが沢山が、日本にはない。そこで店主は、世界中に愛される日本のパンを創ろうとしていたのだ。フランスで修行を積んだ彼は、そのパンを故郷で創ろうとするが上手くいかず、東京に出ることにする。そしてまた和馬も、彼の意志を自分で実現させようとパン創りに夢中になったのだ。それから10年の月日が流れ、中学を卒業した和馬は、東京でも1、2を争う有名なベーカリーショップ「パンタジア」に採用され、大きな希望を胸に上京する

レビュー①

どんな話ですか?  主人公は東和馬(あずまかずま)。彼は田舎に住む少年であり、ある日、大手ベーカリーであるパンタジアの採用試験に応募し、自分は受かったものだと早とちりして上京する。しかし、実際はただ採用試験にエントリーしただけであり、そこから採用を目指して、様々な試験を乗り越えていく。

また、彼は実際誰かにパンの手解きを受けてきたわけではなく、最初、パン屋の店主にパンづくりを教えてもらって興味を持った後は、自己流でパンを作り続けてきていた。そのため彼が作り出すパンはいつも、普通の職人では考えつかない驚きのものばかりであった。

なぜその漫画をオススメしたいですか?  まず、話の中に出てくるパンが魅力的で読んでいるだけでお腹が空いてきます。また、レシピは実際に実現可能なものが多く、子供でも簡単にできるものから、少しレベルが高いものまであり、漫画の間にはレシピの説明が書かれたページもあります。

このお話はアニメ化もしましたが、同時に人気が出てきてからはコラボ商品として発売されたパンもあります。今はもう手に入らないものですが、作者の方の開発に関しての小話など漫画以外の部分でも大きな魅力がある作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 焼きたて!!ジャぱんは、簡単に言うと料理の中でもパンを主軸とした漫画です。太陽の手というものを持つ主人公の東和馬が自分の作る独特なジャぱんというパンで、日本のみならず海外の中の様々なパン作りの人たちと勝負をし、自分のジャぱんを極めていくという物語です。また、その漫画には、東和馬だけでなく、出てくるキャラクター全てが個性的で、面白く、出されるパンも今まで知らなかったようなおいしそうなパンが多く出てくる所も魅力です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、出てくるキャラクターが個性的で面白い所です。例えば、主人公の東和馬・関西弁の河内恭介・堅物な諏訪原 戒等のキャラクターのリアクションや個性的なパンは非常に面白いと感じました。次に、時々出てくるパンを作る際のマメ知識も実際のパンを作る際にためになるものが多いので魅力的だと感じました。さらに、パンの審査員の人たちのパンを食べた後のリアクションがオーバー過ぎて予測不能な所も非常に面白かったと感じました。

信長の忍び 重野なおき (著) 白泉社

信長の忍び 重野なおき (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 忍びの女の子・千鳥の夢は、織田信長さまの天下布武を成すこと!! 4コマ王子・重野なおきの新境地!! 4コマに革命起こす戦国GAG、ついにリリース!!

レビュー

どんな話ですか? 時は戦国時代、忍者の里、伊賀から派遣され、織田信長に仕えることになった忍び千鳥が、相棒の助蔵と共に様々な困難を乗り越えながら、信長による天下統一をサポートとする戦国ギャグ4コマ漫画です。忍者漫画ではなく、忍びから見た戦国時代がどのようなものか、史実に基づいてギャグテイストでストーリーが展開されます。ど天然な信長の正室・帰蝶、ギャグ担当の秀吉、とにかく間が悪い明智光秀など、歴史上の登場人物が面白おかしく描かれています。果たして、濃ゆい人物たちに囲まれてながら、千鳥は織田信長の天下統一を手助けできるのかが見どころです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の特徴は、史実に基づいて、戦国時代のことが面白おかしく、時にはシリアスに展開されていることです。歴史が分からない人、苦手な人でも、戦国時代の出来事が分かりやすく、またギャグテイストで堅苦しくなく描かれているので、手に取りやすいと思います。学校の図書館に置いて欲しいほど、戦国時代のことが分かりやすいです。実在の戦国武将など、多少脚色はされていますが、その武将の性格など史実に基づきながらギャグを駆使して紹介されています。実はすごい事をしたのに知られていない歴史上の登場人物を知ることができ、本当に勉強になります。4コマ漫画ですが、しっかりとストーリーに流れがあり、漫画のコマを効果的に使用しています。絵柄が可愛いのもオススメです。

マギ 大高忍 (著) 小学館

マギ 大高忍 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 砂漠を旅する少年・アラジンが、とあるオアシス都市で出会った2人の女性・ライラとサアサ。2人は、野菜や果物を行商するキャラバンの仲間で、ライラにとってサアサは砂漠で行き倒れていたところを助けてくれた大事な友だちでもあった。だが、ライラは元・盗賊団の一味であり、思わぬことからそれがバレて、キャラバンから追放されてしまう。1人取り残されたライラに、アラジンは…?

レビュー

どんな話ですか? ある町に住むアリババという男の子はその町にあるダンジョンを攻略し大富豪になろうとしていたが、挑戦できずにいたところ、謎の少年アラジンと出会う。彼は不思議な力を持ちその力でダンジョンを攻略することに成功。アリババはアラジンと共にダンジョン攻略をすることになる。その後、奴隷だったモルジアナという女の子と出会い、仲間に加わった。彼らは旅を続ける中、世界を堕転させようとする悪の組織があることを知る。彼らの成長が世界を巻き込みながら物語が進んでいく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語が広々としていて、話が進むごとに大規模で迫力のある話に展開してきくのがとても飽きずに楽しめる。登場するキャラクターはどれも個性的で、ユニークで、また、とてもカッコいい魔法や特徴がある。そのキャラたちの絡みを見るのも楽しい。シンプルな魔法ファンタジーな物語ではなく、現代の社会の問題にもいくつか当てはまる点があるように思え、親近感や考えさせられる物語性もある。セリフは心に響くとても深く、印象に残るものばかりである。そのためこの漫画をオススメする。

姫ちゃんのリボン 水沢めぐみ (著) 集英社

姫ちゃんのリボン 水沢めぐみ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 おてんば中学生・野々原姫子。ある日、魔法の国の王女エリカが現れ、1年間観察するかわりに、他人に変身できるリボンをくれる。早速、愛子お姉ちゃんに変身して外に飛び出す姫ちゃん。と、そこへ憧れの支倉先輩が…!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公「野々原姫子」はとてもボーイッシュで運動神経抜群の中学生の女の子。

ある日、“魔法の国”に住む姫子にそっくりな女の子「エリカ」から1年間修行のために観察させてほしいとお願いされ、呪文を唱えると誰にでも変身できる「魔法のリボン」を渡される。また、魔法によって幼い頃から大切にしていたぬいぐるみの「ポコ太」が動けるようになり、数々の困難を一緒に乗り越えていく。

とてもボーイッシュで女の子からモテモテの姫子だが、中身は女の子で恋をしている。

すれ違いや誤解、様々な問題にたちはだかりながらも

仲間と協力し合い、友情を深め、恋愛も発展していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 幼い頃、誰もが「魔法が使えたらいいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。

そんな気持ちを思い出させてくれるような作品です。

中学生のピュアな気持ち、初恋や失恋、魔法の国の存在。小さい頃から大切にしているぬいぐるみとしゃべれたらいいなと読んでいるうちに童心に戻ってワクワクできます。

恋愛物語なだけでなく、切なくも深い友情に涙できるところもとても好きなポイントです。

鏡を見るとついつい魔法の呪文を唱えたくなってしまうとおもいます。

らんま1/2 高橋 留美子 (著) 小学館

らんま1/2 高橋 留美子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 格闘ラブコメディー、参上!

3姉妹の許婚として
天道家にやってきた早乙女乱馬!

厳しい中国の修行で、格闘技の達人となった乱馬。
でも、水をかぶるとなんと―――女の子に変身!?

武闘派な登場人物達が繰り広げる
格闘ラブコメディーが
B6版大型判型で再来!!!!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のらんまは無差別級格闘家の早乙女乱馬は中国の呪泉郷で父と修行中に泉に落ちたことで女になってしまう。父はパンダになってしまう。そんな不思議な体質になってしまった二人は日本に帰り父達の勝手な取り決めのため、許嫁の天堂茜の住む天堂道場に居候になることに。そんな許嫁同士のらんまとあかねが喧嘩しながらも次第にひかれあっていくラブコメディー。らんまを筆頭に水をかけたら子豚になってしまう響良牙や猫になってしまうシャンプーなど登場人物達とらんまやあかねの掛け合いが愉快で楽しいクスッと笑えるストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 子供の頃から見ていた高橋留美子の漫画はどれも疲れた心を癒してくれる、ホッとさせてくれる一面がある。コメディーや格闘シーンなども入っており男女問わず見たくなる内容だ。男ならその戦いのシーンに引き込まれ、女なら一途に「好き」と伝えられない、お互いに好きなのにもどかしい。そんな恋心につい二人を応援したくなる。

変わった性格の登場人物が次々と新しく出てくるたびに笑ったり泣いたり出来る点はとても楽しく、子供から大人までみんなに見てもらいたいおすすめの作品。

レビュー②

どんな話ですか? 水をかぶるだけで女性に変わってしまう高校生の格闘家・早乙女乱馬と、その許婚になってしまった気の強い女子高生・天道あかねの家族や友人をも巻き込んだドタバタ格闘ラブコメディです。無差別格闘流の修業に励む高校生の乱馬は、父親の早乙女玄馬と共に中国へ行きます。しかし、呪泉郷で修業中に泉に落ちてしまい、乱馬は水をかぶると女性に、玄馬はパンダに変わってしまうようになります。修業の後、日本に戻ると乱馬は父親の友人である天道早雲の娘と許婚であることを聞かされます。成り行きから、早雲の三女・あかねが乱馬の許婚になります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 水をかぶるだけで性別が変わってしまう変身体質の乱馬と、男嫌いで気の強いあかねとの奇妙な関係性がとても面白いのでおすすめします。成り行きから、2人は親の勧めで許婚になってしまいますが、それほどお互いを悪く思っていないので、2人は次第に距離を縮めていくストーリー展開が良かったからです。また、その2人の周囲にも負けず劣らずの個性的な家族や友人たちのキャラクターも登場して、それぞれのコメディ要素の強いやり取りも笑えます。

レビュー③

どんな話ですか? ある雨の日。天道道場の長女かすみ、次女なびき、そして三女のあかねは父親から衝撃の事実を教えられます。それは、許嫁の存在でした。三人の内の誰かが、その許嫁と結婚して道場を継いでほしいと言われ戸惑う娘達。

ですが、現れたのは巨大なパンダとおさげで小柄な女の子でした。ですが、その後。あかねがお風呂に入ろうとすると、そこにはおさげの男の子が入ってました。

実は、おさげの女の子と男の子は、同一人物だったのです。

早乙女乱馬は、中国での修行中に誤って、娘溺泉(ニャン・ニーチュアン)に落ちてしまいました。そのため、水を被ると女の子に、お湯を被ると元の男の子に戻るというふざけた体質になってしまったのです。

更に、父親の玄馬は熊猫溺泉(シャンマオ・ニーチュアン)で溺れてしまい、水を被るとパンダになってしまうのでした。

乱馬とあかねは、反発しながらも次第に惹かれあっていくのですが、魅力的な2人の周囲には、恋のライバルがいっぱい現れるのでした。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく主人公である早乙女乱馬が魅力的なんです。男のときの乱馬は、どこか優柔不断だったり、意外と傷つきやすかったりして、思春期の男の子らしい1面を持っているのですが、いざ水を被って女らんまになると、どこかズルくて計算高いところがあって、周囲の男性をメロメロにすることもあるんです。

でも、乱馬もらんまも、あかねを守るときには、ものスッゴクかっこいいんです。傷だらけになっても、あかねだけは傷つけないようにする姿に、胸がキュンとなります。

少年漫画とも、少女漫画とも違う乱馬の特別なキャラクター性を見てほしいです。

ミスター味っ子 寺沢大介 (著) 講談社

ミスター味っ子 寺沢大介 (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 日本料理界の至宝、全料理人を率いる総帥(そうすい)である“味皇(あじおう)”こと村田源二郎(むらた・げんじろう)が、町の安食堂で出会った少年、それは後に“ミスター味っ子”と呼ばれる味吉陽一(あじよし・よういち)だった――!! 味皇に腕を認められた陽一は、ひょんなことからイタリア帰りの有名料理人とスパゲティ対決をすることになった!! 今までにないミートソース・スパゲティを作るため、陽一はある食材で勝負に出た――!!

レビュー

どんな話ですか? 料理界のドンである味皇がふと入った日の出食堂。そこには少年料理人味吉陽一が料理をしている姿があった。そして頼んだカツ丼には、極厚のカツが二度揚げされているなど様々な見たことのないような工夫がされており、素晴らしい味わいであった。そこから天才少年陽一は、味皇料理会の主任のシェフや天才料理少年堺一馬など様々なライバルたちと料理勝負を繰り広げていく物語である。さらに料理勝負の中でも味皇GPという若い料理人が腕を競い合うコンテストのシリーズは見どころである。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の陽一が作る料理は実際にあるようなものから、これは不可能なのではないかと思わせるようなものまで様々ありますが、作品に勢いがあり見ているとお腹が減ったり、美味しいものを食べたような気分になったりして幸せな気持ちになります。また主人公の陽一明るくバイタリティーに溢れているので、見ているほうも元気をもらえます。そして実際に料理をする時の参考になったり、料理の知識を新たに得たりと、世界が広がるような漫画であるからです。

ねこぺん日和 もじじ (著) 宝島社

ねこぺん日和 もじじ (著) 宝島社
アマゾン商品紹介 大人気LINEスタンプ「ねこぺん日和」初のキャラクターブックが登場!

オール描き下ろしのコミックに加え、ぺんちゃん日記、作者・もじじのひとりごとコラムなど
ねこぺんファンにはたまらないオリジナルコンテンツをたっぷり収録!

愛くるしいねこくん&ぺんちゃんコンビに癒やされること間違いなし♪

レビュー

どんな話ですか? 穏やかで優しく、とてもマイペースなねこのねこくんと、素直で純粋、少しおっちょこちょいなところがとてもかわいいぺんぎんのぺんちゃんの2人が主人公の4コマ漫画(単行本)です。春夏秋冬各季節に合わせた、2人が過ごす日常を切り取り、全ページクレヨンで書いたような優しい絵で、とてもほっこりする4コマ漫画になっています。また作中では作者のもじじさんの経験談から生まれた話も書かれており、自身が経験した事があるような身近な出来事もあるので、とても親近感を感じられる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 1番の理由は、ほっこり・優しい気持ちになるところがおすすめです。日々の生活は仕事や人間関係、様々なストレスを感じますが、読んでいる間は少し日常を忘れられて、ねこくんとぺんちゃんの日常を覗きこむ事で、こんな日常の過ごし方もあるんだな、理想だなと癒されています。またねこくん、ぺんちゃんそれぞれの性格、見た目が可愛く、小さな子供たちを見ているような気持ちにもなります。全てひらがなで書かれており、将来的には自分の子供たちにも読んでもらい、少しでも優しい人間になってくれたらなと思っています。

三国志 横山 光輝 (著) 潮出版社

三国志 横山 光輝 (著) 潮出版社
アマゾン商品紹介 今から約1800年前、中国・後漢時代末、黄巾の乱と朝廷内の争いによって、漢王朝は滅びようとしていた。乱れた世を正し、人々の苦しみを救おうと、玄徳・関羽・張飛の三人は、桃園で義兄弟の契りを結び立ち上がった。巨匠・横山光輝の熱筆によって新たな生命を吹き込まれた英雄たちが、悠久の大地を舞台に繰り広げる壮大な歴史ドラマ、ここに開幕!

レビュー①

どんな話ですか? 紀元180年ごろの舞台は中国、政治は乱れ天下はすでに崩壊したこの国を立て直す為、志は違う3人の英雄、劉備、曹操、孫権といった英雄達の戦いを描いた作品です。そしてそれに付随する諸葛亮孔明なだたる武将の活躍を描いています。数ある三国志の漫画でこの横山作品はのちに蜀の国を建国する、劉備に焦点をあて描いた作品になっていて、劉備が、義兄弟とする張飛、関羽との出会いからどのように蜀の国を建国して最後は蜀の国がなぜ滅び三国時代が終わったか良くわかる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この作品の特徴として、他の三国志の作品に比べると漫画の構成や会話など小学生でも分かるように描かれているので、とても読み安く、三国志の歴史の流れが頭に入ってきます。また古事成語などの由来もあり勉強になります。中国の地名や場所も沢山出てきますので、中国の地理の勉強にもなります。そしてスケールのでかい物語がなにより人を惹きつけます、武将達の人間模様や駆け引きはとても面白いですし、勉強になります。広大な大地を駆け巡る爽快な作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 舞台となるのは中国で、時の王朝である「後漢」の末期(西暦180年頃)から「晋王朝」成立までのおよそ100年間を描いた作品です。

宦官による腐敗した政治に疲弊する民衆達。ついには業を煮やして立ち上がり、反乱を起こします(黄巾の乱)。しかし大きくなりすぎた組織は暴徒となり、それを鎮圧するべくある男が立ち上がります。漢の皇室の末裔を名乗る男、その名は劉備玄徳。彼には桃園で生死を共にすることを誓った義兄弟の関羽・張飛の豪傑が従い、漢王朝の再興を夢見て様々な困難に立ち向かうのであった。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 「ストーリー・登場人物共に素晴らしい」に尽きます。

三国志演義を元に描かれているため劉備(蜀軍)を中心に物語は進みますが、曹操(魏軍)や孫権(呉軍)についても多くの魅力的な武将が登場します。それぞれに感動的なドラマが用意されており、とにかく読み手を飽きさせません。また、三国(魏・呉・蜀)以外にも董卓や呂布など個性豊かなキャラが多く登場し、劉備や曹操と複雑に絡み、そしてそれぞれが成長していく様は多くの感動を与えてくれます。

初見で全てを把握するのは非常に困難で、「何度も読み返すことで理解を深め、そして都度新たな発見ができる」そんな素敵な漫画です。

銀河鉄道999 松本零士 小学館

銀河鉄道999 松本零士 小学館

アマゾン商品紹介 ▼第1話/出発(たびだち)のバラード▼第2話/火星の赤い風▼第3話/透明の女 ガラスのクレア▼第4話/タイタンの眠れる戦士▼第5話/大盗賊アンタレス▼第6話/迷いの星の影(シャドウ)▼第7話/彗星図書館▼第8話/暗黒星メフィストの黒騎士▼第9話/水の国のベートーベン▼第10話/大四畳半惑星の幻想 ●主な登場人物/星野鉄郎(機械の体を手に入れるためにアンドロメダを目指す少年)、メーテル(鉄郎とともに“999”で旅をする謎の女性) ●あらすじ/1000年もの間生きることができる機械の体を夢見る少年・星野鉄郎とその母親。しかし、機械伯爵の人間狩りにより母親は殺されてしまう。逃げ延びた鉄郎も吹雪の中、力尽き倒れてしまうが、謎の美女・メーテルによって助けられる。しかもメーテルは、自分と同行してくれれば、ただで機械の体を手に入れることができる星・アンドロメダへ行く“銀河鉄道999”の乗車パスもくれると言うのだった(第1話)。▼鉄郎たちを乗せ、アンドロメダへの長い長い旅が始まった銀河鉄道999が、最初に停車駅したのは火星。かつては地球の植民星として栄えた火星も、現在はどこまでも廃墟が続く寂しい地となっていた。鉄郎は、火星に住む娘・フレーメの案内で、かつての都・大シルチスへ向かうのだが…(第2話)。 ●本巻の特徴/鉄郎が、ただで機械の体を手に入れることができるアンドロメダ星へ向かう銀河鉄道999に乗り込むいきさつが描かれる。 ●その他のデータ/地球(第1話)、火星(第2話)、土星(第4話)、氷の惑星・冥王星(第6話)、彗星の巣・コメットゾーン(第7話)、惑星メフィスト(第8話)、水滴星・4D-3(第9話)、明日の星(第10話)

レビュー①

どんな話ですか? 母親を機械伯爵に殺された少年鉄朗は、母の最後の言葉に従い機械の体をタダでもらえる惑星を目指して、銀河超特急999に乗り込みます。謎の美女メーテルと共に、数々の惑星を巡る鉄朗の旅が始まります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 進学や就職などで新しい土地に移り住む時独特のわくわく感、それに似た感動がこの漫画には詰まっています。未知の惑星へ降り立つ緊張感、星毎に異なる風土や文化、独自の生態系、毎話異なる舞台設定をこんなにも考えつくなんて凄い!と子供心に興奮したものです。
ワクワクドキドキしたい方、旅が好きな方、宇宙に憧れを抱いている方に読んでほしい作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 機械人間たちに、目の前で最愛の母親を殺された少年星野鉄郎が永遠の命、機械のカラダを手に入れるために、突然現れた謎の美女メーテルとともに、宇宙列車銀河鉄道999に乗り込み、数多くの惑星を旅し、機械のカラダをくれる星を目指して旅を続ける。道中色んな苦難、試練に襲われ、また悲しい別れを繰り返しながらも、人々の優しさ、友情に力と勇気をもらい、その人達の心とともに鉄郎とメーテルは力を合わせ宇宙の旅を続ける。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この作品を数十年前に読み、またテレビや映画でも観て、感動したことが今でも脳裏に焼き付いている。最近久しぶりに読み返し、また映画を観る機会もあり、子供の時に感じたものとは違う、また別の感動をおぼえ、少年が悲しみや別れ、心の痛みを繰り返しながらも、夢を追いながら少しずつ大人へ成長していく、誰にでもあったであろう少年期を思い出させてくれる。メーテルの美しさ、その他の登場人物たちも素晴らしくいい奴で、ぜひ読んでほしい。