BE FREE! 江川達也 (著) 講談社

BE FREE! 江川達也 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 笹錦洸(あきら)、この男の未来、文部大臣につき――!?壱河市立明北高等学校の数学教師・笹錦洸。Hで悪ふざけが大好きという教師らしからぬ彼の教育的指導はいつもハチャメチャ!トラブルメーカー・笹錦洸がゆく!!

レビュー

どんな話ですか? 「東京大学物語」や「まじかるタルるートくん」の作者、江川達也さんのデビュー作です。いわゆる学園モノですが、主人公は生徒ではなく、数学教師。この先生がなんともハチャメチャで、教育者の枠を大きく逸脱?して生徒ともにトラブルを解決していく話です。話が進むにつれて、展開のスピードが上がりスケールが広くなっていき、先を読まずにはいられなくなります。登場人物の緊張感、喜び、絶望感などの内面表現がとても巧みで、共感できます。もうだめだという場面を型破りな方法でガンガン打破していく展開は爽快です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校生のときにはじめて読みました。モーニングに連載されていたので、未成年には刺激的な表現も多いです。クラス全員が無人島で裸で生活するというような話が出てきます。普通の学園モノならありえない設定。変な話ですが、裸になれば、みんな同じという衝撃を受けました。クラスのマドンナも、クールな優等生もみんな同じ。大げさに言えば、それまでの価値観を動かされました。また、大事な登場人物をこんなに自由にしていいんだということも驚きでした。それまでイメージしていた漫画や物語のルールを簡単に跳躍していました。

二月の勝者 ―絶対合格の教室 高瀬志帆 (著) 小学館

二月の勝者 ―絶対合格の教室 高瀬志帆 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師

2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは
生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!
受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、
もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を
圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!

レビュー

どんな話ですか? 中学受験専門の塾講師とその生徒や家族の受験漫画。大手名門塾の有名講師が、中堅塾に転職してくるところから話が始まる。塾に通う生徒たち、それぞれの生活背景や、中学受験に対する考え方、家族の関わり方などを数回に渡って展開されていくサクセスストーリー。中学受験の道のりや、塾講師の考え方や教え方なども毎回丁寧に描かれている。伏線も張られており、パターン化しそうな展開からも話が深みを増す部分もあり、読み応えがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画では中学受験を通して、勉強に対する気持ち、親との関わりが描かれていますが、漫画の目的が中学受験でなくても、親子関係、勉強する意味、勉強方法などが細かく書かれております。毎回、テーマとなる子供のタイプが違うので、この子はうちの子とよく似ている回があれば、とても参考になります。声の掛け方や、親子の関わり方、また塾の利用方法など。我が子たちは高校受験ですが、中学受験がどのようなものかわかったことで、受験に対する考え方が深まりました。

ドラゴン桜 三田紀房 (著) 講談社

ドラゴン桜 三田紀房 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 「教えてやる!東大は簡単だ!!」常識破り、処世術。弁護士・桜木による落ちこぼれ高校の再建計画、その内容は東大合格者100人!! 日本のルールは東大を出たやつが作っている。だから……東大に入れ!! もっとも効率的な学習法を教えよう!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公の桜木建二は元暴走族である過去を持つ弁護士で、独学で弁護士になるという異色の経歴を持っている。そんな桜木のもとへ経営破綻となった私立龍山高等学校の運営問題を請け負ってくれないかとの依頼が舞い込み、5年後に東大合格者100名を出すことを条件に龍山高校の講師となる。落ちこぼれの生徒である水野と矢島を特進クラスに迎え入れ、それぞれがいろいろな問題を抱えながらも東大合格を目指し奮闘する。生徒たちのもがきながらも必死に桜木についていく様や、桜木の厳しくも的確なアドバイスと勉強法は現実社会においても実用的であり見どころの一つと言える。
なぜその漫画をオススメしたいですか? おすすめしたい理由は2点あります。1点目に、桜木のキャラクターです。最近の漫画やドラマなどでは見られないあまりにも現実主義である性格と、発する言葉もいちいち厳しいが必ず的を得ていること、そしてその厳しい言葉が最後にはその人のためになるということ、冷徹に見えるけれどもすごく人間らしい桜木のキャラクターが読み進めていくうちにだんだん愛おしく見えてくるのです。2点目は生徒の奮闘する姿。高校生ならではの悩み、恋愛、家庭の事情など様々な問題がありながらも東大合格へ向けて一心に勉強している姿に胸を打たれました。

先生! 河原和音 (著) 集英社

先生! 河原和音 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【発売当時のオリジナルカバー、短編等を収録!】響は友達の恵ちゃんにたのまれて、彼女のラブレターを関矢先生の下駄箱に入れたはずなのだが……。ちょっとした手ちがいで、伊藤先生の手に渡ってしまい……。 【同時収録】友達なんていわないで

レビュー

どんな話ですか? 真面目な普通の女子高生が、先生に初めての恋をする話。主人公の響は真面目な女の子。まだ恋をしたことがない。高校生になってできた親友や、同じ中学からの男友達と部活に勉強にと楽しい高校生活を送っている。ある日友達から頼まれたラブレターを間違って別の人(先生)の下駄箱に入れてしまった事で先生のことを知る。クールで掴みどころがないと思っていた先生の優しい一面を知り、だんだんと惹かれていく。高校生の友情と恋愛がリアルで切ない。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校生の何かに一生懸命打ち込んだり、不器用に悩んだり、全身で恋愛する描写が眩しくて切なくてきゅんきゅんします。

先生と生徒の恋愛は漫画では王道ですが、描写がとてもリアルで、自分の何かしらの実体験と重ねて読んでしまうと思います。

友達を心から大切にして時にぶつかって、悩んでまた笑って、恋愛も悩んで傷ついて、思い合ってすれ違ってまた悩んで少しずつ成長していく様子が、本当に可愛く愛おしく応援したくなります。

ドメスティックな彼女 流石景 (著) 講談社

ドメスティックな彼女 流石景 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 高校生・夏生は明るくて人気者の教師・陽菜にかなわぬ恋をしていた。だが、合コンで出会った陰のある少女・瑠衣と関係をもってしまう。そんなとき、父が再婚することに。相手が連れてきた子供が、なんと陽菜と瑠衣で!? カゲキな新生活が今、始まる!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公「藤井夏生」は友人に誘われ合コンに参加します。

合コンの雰囲気に馴染めなかった夏生はカラオケのドリンクコーナーで同じく合コンに馴染めていない「橘瑠衣」と出会います。

瑠衣は夏生に自分と近い何かを感じたのか、その日に夏生を自宅に上げ体の関係を持ちます。

夏生の父は再婚する事になり再婚相手の娘二人のうち一人がまさかの瑠衣でした。

そしてもう一人の女性は夏生が好意を抱いている学校の先生「橘ひな」だったのです。

瑠衣は夏生の高校に転入しますが最初は馴染めません。それを心配してサポートする夏生の優しさに瑠衣は心を開いていきます。

そうして夏生と姉妹の複雑な関係が始まります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 何と言っても主人公やヒロインの心理描写が巧妙で感情を揺さぶられます。

1巻から怒涛の展開で話が進むごとに複雑な人間関係が多くなっていくのでダレる事が無いです。

好きだった人が家族になってしまい、ダメだと分かっていても諦める事ができない夏生の葛藤と

その思いに気づいた瑠衣とひなの三角関係など読んでいて常に先を知りたくなる面白があります。

人の裏の部分や感情が隠すことなく描かれていてリアルなところがおすすめです。

レビュー②

どんな話ですか? 男子高校生の藤井夏生は、美人教師の橘陽菜に対して一途な片想いをしていました。そんなある日、たまたま誘われた合コンで年齢の割に落ち着き払った少女の橘瑠衣と出会い、瑠衣の望みを聞いて夏生は童貞を捨てることになる。その後夏生の父が再婚話を持ち掛けてきたのだが、再婚相手の女性とともにやってきたのはなんと陽菜と瑠衣だった。2人が姉妹だと知り、夏生はとても驚く。父の再婚によって夏生と陽菜と瑠衣は一つ屋根の下で暮らす家族として一緒に生活することになるが・・・。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画がオススメなのは、あまりにも濃い人間関係の中で恋愛劇が繰り広げられるからです。主人公の夏生は義理の姉である陽菜に恋をしていて、義理の妹の瑠衣とも関係を持っています。この3人が家族として一緒に生活を送るというのですから、波乱の展開にならないはずがありません。

ただ人間関係だけを見るとドロドロなのですが、週刊少年マガジンで連載されていた作品だけあってかなり読みやすいです。物語が進んでいくと日常エピソードやこの3人以外の登場人物も絡んできますし、とてもおもしろい作品です。

SLAM DUNK 井上 雄彦 (著) 集英社

SLAM DUNK 井上 雄彦 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 中学3年間で50人の女の子にふられた桜木花道。高校生となった彼は、ふと声をかけてきた女の子・赤木晴子に性懲りもなく一目惚れ。その「バスケットはお好きですか?」との問いに花道は…!?

レビュー①

どんな話ですか? 不良の高校生(桜木花道)が最後にフラれた女の子に、バスケ部の人を好きだと言われてバスケットボールが大嫌いになっていた。

高校の廊下で一目惚れした女の子から、身長の高さや身体能力の高さを見出されバスケ部への入部を薦められる。

女の子目当てで入部したけど、だんだんバスケットボールの面白さに目覚めていき才能を急速に開花させていく。

バスケ部はいままでは、弱小チームだったが、この年は良いメンバーが入部し強いチームになっていく。

全国制覇へ向けてバスケ部の今後はどうなっていく

なぜその漫画をオススメしたいですか? 学校生活、部活、友情、思いやり、努力、プライドなど現実の生活にもつながる内容が非常に多い。

最近はスポ根の漫画が流行らないようになってきたと思うが、やはり汗と友情と涙は大事だと思う。

携帯電話やLINEなどで、人間関係が希薄になっている時代だからこそ、このような漫画をたくさん読んでもらいたい。

元不良の花道が、周りの仲間たちや、チームメイト、監督、マネージャーに支えられて成長していく姿はとても素晴らしいです。

レビュー②

どんな話ですか? 喧嘩が得意で、元気と人並外れたジャンプ力が取り柄の主人公、桜木花道は、神奈川県立の湘南高校に入学後、一人の可愛いらしい女の子から勧誘をされ、バスケットボール部に入部した。バスケットボール部の部長は、花道を勧誘をしてくれた女の子の兄だった。そして、バスケットボール部の監督は、元全日本のバスケットボール選手という素晴らしい監督だった。

主人公の花道は、喧嘩っ早いことからバスケットボール部部長に口答えし喧嘩もするような毎日だったが、練習試合で神奈川県きっての強豪校に試合をしに行き、その学校で最もテクニカルなバスケットボール部員と対決した時に実力を発揮し、一目置かれる。花道は、自分にはとてつもないパワーとジャンプ力があるため、バスケットボールの天才ではないかと自信を持つようになる。

その頃、元々、湘南高校にいた2人のバスケットボール部員たちと喧嘩をする。実は、この2人がかなりの実力のある部員であり、喧嘩をしたことがきっかけで再びバスケットボール部に復帰することになる。実力がある選手が部に復帰し、そして主人公の花道はじめ、それぞれの選手が持っている実力をさらに強化し、希望や自信を持つようになって、湘南高校で初の全国制覇を目指すことになる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 夢・目標を持って毎日を送ることの素晴らしさをこの漫画を通して、改めて実感しました。自分の人生で夢を持って生きることの素晴らしさを多くの人にマンガを通して感じてもらいたいです。

せんせいのお人形 藤のよう (著) comico

せんせいのお人形 藤のよう (著) comico
アマゾン商品紹介 「俺は教育するよ 君を」 育児放棄されていた少女の魂の再生を描く感動作が、ついに書籍化。

スマートコミックアプリ「comico」の人気フルカラーコミック!
カバー裏、本体表紙まであますところなく収録!!

親から育児放棄され、基本的な生活習慣すら身につかないまま育ってきた、女子高生スミカ。
親戚の間をたらいまわしにされた末、教師をしている昭明に引き取られる。

これまで大人になにもしてもらってないから、自分はなにもできないんだ、と慟哭するスミカに、昭明は宣言する。

「――気が変わった。
俺は教育するよ 君を。
このまま全部人のせいにして流されるように生きたいか?
自分で自分の手綱をとるか?
俺にはその手助けができる。
どうする」

人は、なんのために学ぶのか。なんのために生きるのか。
スミカの再生の物語が、いま、はじまる。

レビュー

どんな話ですか? 身寄りがなく、知らない親せきの家を転々としていた少女が、とあるきっかけで高校教師の男性の家に引き取られるなかで少しずつ人間として成長していく。というストーリー。それまで人に気が付かれないように生き、誰とも接することなく、人としての基本的なことも教えられてこなかった少女が、人として、自分の考えを持ち、人間関係で悩みを持ち、学業でも壁にぶち当たりながらも自分のやり方、生き方を見つけていく。同時にその高校教師の成長も見られる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? おそらく普通の人が、子供のころから親に教えられてきたこと、学校に通う毎日の中で何気なく見つける勉強の仕方や、人との距離感、接し方などが、論理的に説明されていて、自分の毎日の生活の中で何気なくやっていることが、文字になっているので、頭の整理をしたいときや、なにかに行き詰まりを感じた時に読むと、頭の中がなんとなく落ち着いてきて、自分の気持ちや感情などを文字に起こしてみようかという気持ちになれるので、おすすめです。

ひるなかの流星 やまもり三香 (著) 集英社

ひるなかの流星 やまもり三香 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 幼い頃に見た、真昼の空の流れ星。夢だったのか、それとも私の道しるべなのか──。 すずめは田舎に暮らす女の子。親の転勤で、東京の高校に転入することになりました。上京初日、慣れない東京で迷子になったすずめが出会ったのは…? 恋も友情も全てが未知の新生活が始まります!!

レビュー①

どんな話ですか? 先生と女子生徒と同級生の三角関係の恋愛漫画です。女子生徒のすずめは先生の獅子尾先生が好きでどんどんアタックしていくうちに先生も気になってしまい、友達以上恋人未満の関係になっていきます。でもやはり生徒と先生なのでなかなかうまくいかず二人は距離を置いているところに同級生の馬村がすずめに思いを伝えます。すずめは心の隅で獅子尾先生の事が忘れられないまま馬村と付き合うことになります。しかし獅子尾先生もすずめの事がまだ好きなので獅子尾先生と馬村の対決になり、三角関係の行方はどうなるのか!といったあらすじです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は今まで少女漫画を読んできて、最終的な結末はこの2人が結ばれるハッピーエンドでしょと言った感じですでにネタバレされた感覚だったのですが、ひるなかの流星は最後までどっちとくっつくのか分からなくてドキドキハラハラで展開がとても面白かったです。こういった少女漫画を読んだことがなかったので私の中の少女漫画の常識を覆されたような感じでした。映画の方だとどっちとくっつくのかわかりやすい内容だったのですが漫画の方は全く分からなかったです。

レビュー②

どんな話ですか? 田舎から上京し、おじさんと住むことになった女子高生の恋と成長の物語です。主人公の垢抜けない女子高生:すずめは、海外で生活することになった両親と離れ、単身東京に出てきます。居候先のおじさんの家に行く最中、道に迷いますが、助けてくれたお兄さんはなんと担任の先生でした。そして、後にすずめの恋の相手となります。高校生と教師という立場もあり、二人は恋人同士にはなれないものの、お互いが気になる存在。そんな中、すずめのことを想う同級生も現れ、という青春群像劇です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーが少女漫画ならではのキュンキュンするものになっており、ときめきは必至です。また、絵がかわいらしく、登場人物の見た目や服装もおしゃれで、洗練されているなと思います。作者の画力は高いです。最終的にすずめは担任教師とクラスメイトの男子高生、どちらとくっつくのか?展開が読めず、ハラハラします。自分の高校生時代はこんなに楽しいものではなかったので、こんな青春を送れていたら良かったなと羨ましい気持ちになります。

呪術廻戦 芥見下々 集英社

呪術廻戦 芥見下々 集英社
アマゾン商品紹介 類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

レビュー①

どんな話ですか? 2018年6月の宮城県仙台市から物語は始まる。

常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。

その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。

かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? お勧めポイント。

本作は、『ジャンプGIGA』2017 vol.1から2017 vol.4まで連載されていた『東京都立呪術高等専門学校』をプロトタイプ兼正式な前日譚としている。後に同作は2018年12月4日に『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』として発売された。

他のジャンプ作品からの影響

芥見の担当編集者である片山は、芥見本人から聞いた話として、『BLEACH』からの影響が大きいとJUMP j BOOKSとのインタビューの中で明かしている。また、片山は、芥見が漫画だけでなく国内外の映画や小説やテレビドラマを見ており、本作の画風や作風は様々なところから影響を受けているのだろうと推測している。さらに、テレビアニメ版で主人公・虎杖悠仁を演じる榎木淳弥は原作を読んだ際、ストーリー構造が海外ドラマのようだったとSPICEとのインタビューの中で話している。

レビュー②

どんな話ですか? 呪術と呼ばれる技を使って敵と戦うバトル漫画。主人公は、普通の高校に通う身体能力が非常に高い高校生。敵は、日常に潜んでいるものの一般人には見えない化け物である。またこれらの化け物は人間の負の感情から生まれるもので形や形相は奇形のものが多い。

主人公はある出来事をきっかけとして呪術学校に通い始める。そこから呪術学校の同期、先輩や先生を通じて物語が展開される。登場する人物一人一人個性が強く読み応えがある。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画では、主人公の中(心のようなもの)に最強かつ負の登場人物とされているキャラクターがおり、これは他の漫画ではなかなか見られない設定、構成である。

また、普通の高校に通うが身のこなし方や運動神経は抜群という、いわゆる強キャラが主人公になる「ありがち」な展開であるにもかかわらず敵とされている化け物は人間の負の感情が元になっていて一般人には不可視という点で世の中のありふれた感情(怒りや憎しみなど)が漫画の世界と分離することなく程よく溶け込んでいるから。これによって「漫画」感が強すぎず、しかし展開は全く予想できない(例えば、(ネタバレになるが)主人公は序盤で死ぬなど)飽きないものとなっている。

レビュー③

どんな話ですか? 高校生の虎杖悠仁は、呪いを込められた物体である呪物の中でも最も最強ランクの特級呪物を拾ってしまい、それを探していた伏黒恵と出会う。すでに特級呪物の封印は解かれてしまっており、2人は呪物を求めた呪霊達に襲われ絶体絶命のピンチとなるが、虎杖は特級呪物である両面宿儺の指を飲み込んでしまう。呪物を取り込んでしまったものは死刑となるが、虎杖は執行猶予がつくことで生き残り、呪物の回収に協力することになり、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 呪いや霊が出てくる漫画はグロそうでなかなか手をつけるのに勇気がいる人も多いかと思いますが、この漫画はただグロいだけの漫画ではなく、主人公の虎杖悠仁が命と隣り合わせになりながらも命のあり方について懸命に答えを出していくとても深い物語です。世の中に汚されていない、純粋で優しい虎杖に心を癒されます。爽快なバトルシーンや、ちょこちょこ出てくるギャグシーン、考えさせられるセリフのある哲学シーンなど様々なシーンがあり、とても面白い作品です。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公のゆうじが通う高校に、すくなと呼ばれる特級呪物が保管されていた。ゆうじの祖父が死ぬ間際に、人を助けろと遺言を残して亡くなる。そんなとき所属するオカルト研究部でその呪物お札を剥がすことになり、特級呪術を回収に来ていた人にお札を剥がすと他の呪霊を呼び寄せて死んでしまうと教えられる。オカルト部の先輩を助けるために呪術と戦うゆうじ。

危機的な状況に陥り、その呪物を食べてしまう。ゆうじの体をすくながのっとると思いきや、ゆうじの精神がすくなを制する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画の絵は正直あんまりキレイではないのですが、ストーリーが面白いのと、キャラクターがみんな個性が強くて魅力的で面白い!主人公のゆうじも身体能力がとても高く、性格も懐っこく親しみやすく好感が持てる。人気キャラのゴジョウ先生も最強で強いのに、普段目隠ししているが、取ると超絶イケメンでかっこいいです。ストーリーも展開が早く、読んでいて飽きないですし、結構シリアスな展開もあるが面白いギャグなども挟んでくるので面白い。

レビュー⑤

どんな話ですか? 人間離れしたほどの身体能力を持つ以外ごくごく普通な高校生であった虎杖悠仁が、唯一の家族である祖父を失った日に、部活の先輩たちの行動をきっかけに「呪い」を廻る戦いに巻き込まれてしまうところから物語は始まります。

虎杖が対峙することになったのは、人間の負の感情から生み出された、呪いの具現化「呪霊」。

人に危害を加える呪霊を祓う「呪術師」としてなるべく、そして、自らの内に取り込んだ呪いの王をも祓うため、虎杖は呪術師たちが集まる東京都立呪術高等専門学校へと編入します。

そこで、同じ呪術師の卵である仲間や、最強とも呼ばれる担任教師をはじめとした呪術師たちとともに、呪霊たちと戦っていくダークファンタジー・バトル漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、「面白い。」その一言に尽きるほど、今一番熱い作品です。

現在14巻まで単行本が出ていますが、いまなお、初めて第1巻を手に取ったワクワク・ドキドキ感が新鮮なまま続いている、お話の内容も展開もとても上手に読者を惹きつけ、飽きの来ない漫画です。

呪いをテーマにし、呪霊VS呪術師という独自の世界観。ファンタジーではあるけれど現実世界と大きくリンクしており、身近過ぎるほど身近な感覚に陥り、一気に作品世界の中に引きずり込まれます。

加えて、登場人物それそれが魅力的なのも、お勧めしたい理由のひとつ。

過酷な世界に身を投じながらも、歳相応に素直で元気でちょっとバカな少年少女たちは愛しくなりますし、最強教師をはじめとした呪術師たちの生き方もかっこよくホレボレします。

ぜひぜひ声を大にして、お勧めして回りたい作品です。

もやしもん 石川雅之 (著) 講談社

もやしもん 石川雅之 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。

レビュー

どんな話ですか? ”菌”が肉眼で見える主人公が農業大学に入学。大学や研究室であった出来事や事件などをおもしろおかしく描いている作品です。

主人公の特殊の能力に加えて、周りの個性豊かなキャラクターがめちゃくちゃ笑えます。

細菌の名前や種類、発酵や発酵食品のこと、お酒のことなどいろんな知識も得られて勉強になって楽しいです。

主人公は”菌”の名前などはまったく知らなかったけど、昔の記憶や感覚?で食中毒回避したりします。学園祭も農業大学ならではって感じでかなり面白いです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分の想像しえないいろんなことが展開していってただ純粋におもしろい漫画です。

菌のことや発酵、酒などの作り方などもくわしく説明もあってすごく勉強になり、もっといろいろ知りたい!ってどんどん読み進んでいく感じです。周りのキャラクターもまともな人はほとんどいなくて、どぎついキャラクターばっかりでどの話もおもしろいです。本当にこんな個性的な人ばっかり周りにいたら楽しいだろうなと思います。

”菌”が見える設定なので、どの菌も個性的に書かれていてすごくかわいいです。