嘘喰い 迫稔雄 (著) 集英社

嘘喰い 迫稔雄 (著) 集英社

レビュー①

アマゾン商品紹介 遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
どんな話ですか? あらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎」。伝説のギャンブラー斑目貘は、賭郎の長の座を奪う勝負「屋形越え」に挑戦するべく、様々な強敵に挑んでいく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ・出てくるギャンブラーたちは常人にはわからない異様な価値観の持ち主。勝つためには死をも厭わない戦いぶりは非常にスリリングです。・立会人(賭郎から派遣され、賭博を取り仕切る人)の存在も大きな魅力の一つです。強い個性と生き様があり、一人一人がかっこいいです。・ゲームの多くは、ババ抜きやポーカーなど誰もが知るものがベースになっていますが、アレンジが加えられることによって緻密な頭脳戦になっています。・ギャンブル漫画には珍しく、激しい格闘シーンがあります。迫力があり、ギャンブル要素と並ぶ見どころです。※最初の数巻は普通ですが、途中から面白くなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャンブルのスリルを味わいたい人 バイオレンス描写が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

 

レビュー②

アマゾン商品紹介 遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
どんな話ですか? 天才ギャンブラーの班目獏が自身の目的を達成するためにギャンブルバトルをこなしていく漫画である。ギャンブルを公正に行われるよう取り仕切る賭朗という組織や国際的な犯罪組織アイデアル、警察など多くの組織や日本、さらには世界を巻き込みながら様々な勝負が展開される。頭脳を使ったギャンブルシーンだけでなく力と力がぶつかり合う格闘シーンやアクションシーン、さらにはシュールで笑える場面も多く様々な要素が楽しめる漫画である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 様々な駆け引きや騙し合いが入り混じるギャンブルバトルと互いが死力を尽くして争う格闘バトルのバランスが絶妙で、読んでいて飽きない作品である。特にギャンブルのレベルが高く、終盤に行われる「エア・ポーカー」はギャンブル漫画の最高傑作と呼ぶ人も少なくない名勝負だ。あらゆる場面に伏線が張られており、思わず読み返してしまう中毒性がある。絵が非常に上手いこともこの漫画をオススメする一因であり、ギャンブル勝負が決する名場面や暴力によるバトルの迫力がすさまじく、見ごたえのあるものになっている。魅力的なキャラクターが多いのも心惹かれる点であり主人公である天才ギャンブラー班目獏はもちろん、もう一人の主人公兼常人枠の梶隆臣の成長もこの漫画の見どころである。さらには賭朗や敵キャラクターも個性が強く、読んでいてつい応援してしまう推しキャラができてしまうこと間違いなしである。
どんな人に読んでもらいたいですか? 昨今多くなってきたデスゲームやギャンブル漫画が好きな人、もしくはそのような作品に飽きてきた人にも読んでほしい作品である。ギャンブルだけでなく格闘、アクション、ギャグシーンもレベルが高いため、これらの要素が好きな人にお勧めしたい。伏線や叙述トリックが非常に多く後半のどんでん返しも珍しいものではないため、頭を使いながら漫画を読みたい人、または逆転劇が好きな人にも是非読んでもらいたい。
読んだことによるエピソード 特になし

 

レビュー③

アマゾン商品紹介 遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
どんな話ですか? うだつのあがらない借金まみれの青年・梶は、ひょんなことで伝説のギャンブラー・班目獏と知り合い、獏と一緒に過ごす中で、あらゆる賭博を取り仕切り強大な力を持つ秘密組織「賭郎」と関わっていく。
「嘘喰い」班目獏を中心とした、キャラクターたちの巧妙な心理バトルや、その駆け引きに伴う格闘・物理バトル、陰謀等が入り交ざる壮大なエンターテイメント作品!
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中の駆け引き・トリックの内容が巧妙で、前に戻って読み返したりよく考えながら読んだりしないとわからない!けど面白い…獏さんは主人公だから絶対勝ってくれるよね!?と思いきやものすごい絶望顔をしていたり、それすらも駆け引きだったり…とにかく先が読めなくて面白い!最初ショボかった梶もどんどん成長してかっこよくなる。細かく描き込まれたリアルタッチな絵柄の作品なので、絵がうまい漫画が好き!という人にもおすすめ。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャンブルもの作品が好きな人、格闘バトル作品が好きな人、心理戦や推理ものが読みたい人、スリリングなドキドキ感を味わいたい人、リアルな絵柄の漫画が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

オールラウンダー廻 遠藤 浩輝 (著) 講談社

オールラウンダー廻 遠藤 浩輝 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 総合格闘技『修斗(しゅうと)』に打ち込む高校生の廻(メグル)は、小学時代の友人である喬(タカシ)と、リングの上で7年ぶりの再会を果たす。しかし、昔は気の合う仲だった2人だが、育った環境の違いからタカシはメグルを敵視する。再会の喜びを交わすことなく、旧友同士の試合が始まってしまうのだった――。
どんな話ですか? 総合格闘技修斗を始めた主人公・廻。初めは情熱もなかったが、ライバルや仲間に触発されながら次第に真剣に取り組み、成長してゆく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ・派手な必殺技などはなく、堅実にじっくりと格闘技を描いて行く漫画です。・画力が高くコマ割りも巧みなので、格闘シーンの立ち位置や動作がよくわかり、実際の試合を見ているような面白さです。空手、柔道、ボクシングなど、いろいろな格闘スタイルの選手が登場します。・それぞれの登場人物の悩みや事情なども描かれており、人間ドラマも見どころの一つです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 本格的な格闘漫画を読みたい人
読んだことによるエピソード この作品を読んだ友人は、その後格闘技を始めました。

 

『トッキュー!!』 小森陽一 (著), 久保ミツロウ (著)  講談社

『トッキュー!!』 小森陽一 (著), 久保ミツロウ (著)  講談社

アマゾン商品紹介 幼い頃に亡くした漁師の父親の言葉から、人命救助を志す新米潜水士の神林兵悟(かんばやし・ひょうご)。配属から4か月、ついに本物の海難に遭遇する! まっすぐ立っていられないほど荒れた海、見えない目標、ダメかと思ったその時、兵悟は潜水士の最高峰「特殊救難隊」のレスキューを目撃する!!

レビュー①

どんな話ですか? 海上保安庁第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地がモデルになっている。新人海上保安官の兵悟は、救助を求める人がいれば自分の命も顧みず飛び出して行くようなまっすぐな性格。ある日、海難で転覆しそうな船を発見するが、渦が酷く助けにいけず、無力さを感じる。もうダメかと思われた瞬間、トッキュー第3隊の隊員達が現れ、目にも留まらぬ早さで救助完了してしまう。その姿に憧れた兵悟は、トッキューに志願し、厳しい訓練や様々な海難に立ち向かってゆく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ・『海猿』の小森陽一さん原作の海難救助もの。・入念に取材して描かれている上、絵が上手く迫力があるので、レスキューの厳しさや恐ろしさがよく伝わります。・少年漫画らしい明るく前向きな主人公と、命がけで任務にあたる熱い仲間たちの物語です。・シリアスに寄りすぎず、ギャグ多めで楽しいです。

レビュー②

どんな話ですか? 海上保安庁の特殊救難隊、通称トッキューを目指す青年の物語。海上保安庁第三管区海上保安本部羽田特殊救難基地をモデルとしている。海上保安庁、海難事故、レスキュー、すべてがリアルで真に迫る。過酷な救助現場に何度も遭遇し、挫けそうになったり、くじけたりしながらも、その度に立ち上がりまた現場へ向かう。帆船事故、氷結した湖での事故ななど、実際あった事故を元に描かれる。原作は「海猿」の小森陽一、漫画はこの作品の後、「モテキ」でブレイクする久保ミツロウ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? トッキュー隊のかっこよさと命を救う気持ちの強さに力をもらいました。出てくる男たち(女たちも)がとにかく強くて頼りになる。こんな上司、先輩、後輩がいたらと憧れる。作者の久保ミツロウは日本でもトップクラスにキャラクターを描くのが上手いと思う。そんな作家が何日もトッキュー基地に泊まり込みで取材をして(おまけ漫画に描いてあります)、リアルな描写を追求したのだから面白くないわけがない。泣けるし笑えるし、自信を持って薦められる。

さよならソルシエ 穂積 (著) 小学館

さよならソルシエ 穂積 (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫

19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!

どんな話ですか? 舞台は19世紀末のパリ。世界的に有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホと、その弟であるテオドルス・ファン・ゴッホの強い絆を描いた伝記漫画です。
画商であるテオドルスは、幼いころから兄の絵の才能に嫉妬しながらも、その才能を誰よりも理解していました。しかし当時の芸術の潮流は、貴族の肖像画や宗教画などしか認められない権威主義。生活の中にあるありのままの美しさを描いたフィンセントの絵は、まだ芸術として人々に認められません。
それでも兄の才能を信じ、画家仲間たちと新しい芸術を世に広め、兄の絵を世界に売り出そうとするテオドルス。そんな矢先、衝撃的な事件が起こります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画で描かれるゴッホ兄弟の人生は、完璧に史実に基づいたものではありません。しかし、どのようにしてフィンセント・ファン・ゴッホの存在が天才画家として世に広まっていったのか、そこに至るまでのストーリーは弟との関係も含め、とてもドラマチックで面白いものになっています。
自身の才能に無自覚な兄と、兄の才能を信じ続けた弟、最後はそんな二人の衝撃の結末に胸が熱くなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 作者なりのゴッホ兄弟の解釈をエンターテイメントとして楽しめる人、芸術に関心のある人、ゴッホの絵が好きな人に読んでもらいたいです。
読んだことによるエピソード この漫画の舞台である19世紀末のパリは、上流階級の人々だけのものであった芸術が庶民にも広がっていく大きな転換期であったことを、漫画を通して知ることが出来ました。
ゴッホの絵を今芸術として美しいと思えることが、昔は当たり前ではなかったのだと思うと、絵に対する見方も変わりました。

 

ちぐはぐラバーズ 鈴木央 (著) 秋田書店

ちぐはぐラバーズ 鈴木央 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 血のつながらない姉弟・天原爽と無心。互いに想い合う2人だが、謎の金髪美女と5人の剣士の登場で、想いはちぐはぐにすれ違い…!? ひとつ屋根の下、剣道ラブコメ開幕!!
どんな話ですか? 血の繋がっていない姉弟の、ラブコメ剣道バトル漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 姉と弟のピュアな恋愛模様が読んでいてニヤニヤします。バトル要素もあり、主人公の成長していく過程も楽しめます。出てくる女の子が可愛いのもポイントが高いです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 普段バトルものを読んでいるけど、その中に恋愛要素も欲しい人(どちらかというと女性?)向けです。ちょっと変わった恋愛を読みたい人にオススメです。
読んだことによるエピソード 特になし

クロス・マネジ KAITO (著)  集英社

クロス・マネジ KAITO (著)  集英社

アマゾン商品紹介 どの部活も長続きしなく、上手くいかない日々を送る櫻井はある日、一人でラクロスの練習に励む深空と出会う。そのひたむきな姿に衝き動かされ、平凡な彼の高校生活がいま、大きく変わろうとしていた――。
どんな話ですか? やりたいことがなくなってしまった男主人公が、女子ラクロス部のマネージャーとして奮闘するお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 絵が綺麗で、特に表情がとても上手です。キャラクターの気持ちが伝わってきます。ラクロスの知識がなくとも、読んでいて応援したくなる人たちばかりなので、続きが気になり一気読みできます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 部活に熱中している人、したことのある人へオススメです。何事にも前向きに取り組むヒロインに励まされます。恋愛要素もあるのでドキドキしたい人にも向いています。
読んだことによるエピソード 同じ作者の青のフラッグが人気作品なので、未読の方にこちらも読んでみて欲しいです。