HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社
アマゾン商品紹介 父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

レビュー①

どんな話ですか? 主人公ゴンが父親を探すために世界を旅する物語です。旅の始まりはハンターを目指して自分が住んでいる島から世界を旅します。ハンターになるにはハンター試験を突破しないと資格が手に入りません。旅の途中ではレオリオ、クラピカ、キルアと個性が強い仲間達と出会いそして強くなっていく物語です。冨樫先生の漫画を読んだことがある人には物語が複雑で読者を悩ませる内容が盛り沢山。先生の漫画を読んだことがない人にはバトル漫画のようなファンタジー性もしっかりと含まれていてサスペンス要素もある唯一無二の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の特徴はなんと言っても念能力が鍵になってきます。この念能力はいまだに全てが解明されていないのですが、今いる潜在能力のようなものを具現化して武器にしたり道具にして移動できたりと発想が豊かな冨樫先生の要素が盛り込まれています。この念能力はキャラクターによって複雑な仕組みなっておりこの能力の説明だけで有に5ページくらいの文字数で説明が入ったりします。この念能力の説明を解読する面白さがファンには堪らないのです。この複雑な内容を何回も読んで楽しんでいる読者も多いはずです。頭を使うとまでは言いませんが不思議な世界に浸れるのがこの漫画のいいところでもありおすすめポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公の少年が仲間たちと父に会うためや、憧れのハンターになるために、次々と苦難を乗り越える物語です。ハンターになった後は、別れた仲間と再会するために様々な妨害を乗り越えます。その仲間と会い、強敵を倒す為に一緒に修行を重ねます。人間離れした能力を修行により身に付け、闘技場で強敵と戦い、今度はルールのない状況で戦おうと再戦を約束し別れます。その後、父に会う手掛かりを見つけた主人公は、新たな世界で冒険をします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 気持ちが少年に同化していくようで、若返ります。仲間と日々過ごしている気分になりますし、冒険をするストーリーを読んでいると、冒険をしている気分になり、ワクワクします。好きなキャラクターもどんどん増えていき、とても楽しいです。

七つの大罪 鈴木央 (著) 講談社

七つの大罪 鈴木央 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 かつて王国転覆をはかったとされる伝説の逆賊〈七つの大罪〉。今もなお執拗に、そのお尋ね者を追うは、王国の要・一騎当千の聖騎士たち。しかし、切なる想いを胸に秘め、〈七つの大罪〉を捜す一人の少女が現れた時、世界の様相を一変させるとびきりの冒険が始まった! 痛快無比のヒロイック・ファンタジー、開幕!!

レビュー①

どんな話ですか? 魔神の息子メリオダスが、現世ブリタニアに生きる自由の民とともに「七つの大罪」を結成し、その魔神の軍勢から平和を守るファンタジーバトルマンガです。
一騎当千の超人たち7人で構成される「大罪」は、ある策略によりブリタニアの国家リオネスの騎士団の座を追われ、散り散りのおたずね者となってしまいました。
物語は団長のメリオダスが、他のメンバーを探して放浪する間にリオネス王女エリザベスと出会う場面から始まります。
自分たちが不在の間に、国を守るはずの聖騎士たちが不穏な動きを見せるリオネスを奪還せんと、メリオダスは「大罪」を再結成して挑みます。
世界を闇に陥れる謀略の裏ではさらに強大な魔神族の存在も明らかになり、戦いは大地をゆるがすほどの激しさでエスカレートしていくのでした。
またメリオダスは、エリザベスとの数千年にも及ぶ悲壮な宿命に苦悩し、自身の出自の負い目もあって「大罪」を離れてしまうのですが…
なぜその漫画をオススメしたいですか? 超人集団が悪を駆逐し世界を救う、剣と魔法のファンタジーという少年マンガのテンプレのような物語は、大人であっても何か初心に戻って楽しめる魅力があると思います。
地平線の彼方まで美しいガラス箱のように描かれた背景や、超人的なバトルシーンはどことなくあの「ドラゴンボール」に通じるものがあると感じますので、その点でも若者以上におっさんキラーな作品なのではないでしょうか。
最終的に「大罪」とその敵対集団「十戒」の力が突出しすぎるのには賛否が分かれるかもしれません。その分これらのキャラだけでも充分話が回る、個々の魅力が充分に備わっています。

レビュー②

どんな話ですか? メリオダスという大罪人がエリザベスという女の子と冒険していく中で恋や仲間との関係を築いていき、壮大な敵を倒す物語です。メリオダスは普段は子供のような風貌で、面白いキャラで周りを和ませる、一見強そうには見えないキャラクターですが、戦い始めると周りを圧倒するような強さで、敵を倒すようなギャップのあるキャラクターです。仲間との信頼関係も強く、リーダーとして絶対的なポジションを持っているキャラクターが、そんな中でも葛藤したりしていくストーリーに感動させられます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? バトルアクションが好きな方はもちろんのことお勧めです。登場人物は初めから強いキャラが多いので、物語序盤から激しいアクションを見る事が出来ます。そんな中で敵もどんどん強くなり、敵の中でも魅力的な能力な者も出てきます。そんな敵との戦いは必見なのですが、七つの大罪はただのバトルアクションではありません。そんな中での仲間との友情や、メリオダスとエリザベスの運命的なラブストーリーも楽しむ事ができ、考えさせられる部分や感動できる部分が沢山あります。

魔女は三百路から 松本救助 (著) 白泉社

魔女は三百路から 松本救助 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 あなたの近くにもいるかもしれない──。黒川御影(くろかわ・みかげ)、300歳。一見、地味めなアラサー女性。でも本当は、300回目の誕生日を迎えたばかりの三百路(みおじ)の魔女──!! ≪おひとり様≫を極めた彼女の毎日は妬み嫉み辛みに僻み…縛るものなど何も無い究極楽しいひとり暮らし♪ 自分の不幸も蜜の味! 300歳独身魔女の冒涜的日常コメディ!!!

レビュー①

どんな話ですか? 普通の地味なOL黒川御影は、300歳(三百路=みおじ)にもなる魔女の末裔でした。
会社では社長以外に正体を隠しつつ気楽なおひとり様を楽しもうとするものの、召喚した悪魔には酒宴を拒否され、魔女のくせに恋占いにはまって自己嫌悪に陥りとやや空回りぎみ。
寿命が長いだけあってダメ男遍歴もおひとり様歴も壮絶、呪いや邪神崇拝といった魔女ならではのトピックもすぐ変な妄想と視野狭窄に結び付けてしまう残念さで、さらに自他を問わない女の嫉妬が魔力の源になるという始末の悪さに、御影の長大拗らせライフはさらにドロ沼化していきます。
そんな折、自分がかつて愛した歴史上の有名人二人、太宰治と高杉晋作の生まれ変わりと立て続けに巡り合ってしまい、転生元カレ二人にサンドイッチされる羽目に。
魔女を捨て幸せなゴールを目指すか、ダメンズはこりごりとばかりに今の自分を貫くのか。何をやってもズレっぱなしな御影の運命はいかに?
なぜその漫画をオススメしたいですか? 御影の残念な可愛らしさが何ともいえない魅力です。
魔女の寿命はだいたい普通の10倍換算らしく、彼女は30歳ほどということに。そう考えると、何百年も生きているくせにやたら情緒不安定なところも何となく納得してしまいます。
めんどくささが一周回って愛おしいと感じる読者も多いのでは。
実力ある大魔女の割には、邪神(なぜかクトゥルフ神話)をまるで地下アイドルの追っかけのように崇拝したり、時代遅れの媚薬をダメ出しされたりと毎度毎度迷走を繰り返し、あげくに「おひとり魔女のままが気楽でいい」と強がりにしか思えないポジティブ顔でホウキに乗って空を飛ぶ適齢期の美女。構ってあげたくなりませんか?
中盤以降はナンセンスギャグ要素のキレがさらに増し、共感に加えて笑いで楽しめるようにもなります。
ちなみに、承認欲求丸出しの御影には、何と実際に某SNSの本人アカウントが存在します。

レビュー②

どんな話ですか? 300歳になる魔女「御影」さんが人間界で馴染みながら、毎日おひとり様ライフを満喫する物語です。

御影さんも300歳にもなると段々結婚したい、誰かと結ばれたいと婚活してみますが、昔の元カレたちが走馬灯になって襲ってきます。昔の元カレには有名な将軍がいたり、有名外国人がいたりするので元カレたちを思い出しては御影さんは「自分には結婚は無理だ。」と悟りおひとり様で生きていこうと決めます。

そんななか、同じ会社の小林くんが御影さんに気があるみたいでアプローチしようとします。

しかし、御影さんは小林くんとは結ばれないと、一線を引いてしまいます。

そんな御影さんの恋愛の後押しをしようと、恋のキューピッドが活躍します。

恋のキューピッドは少しおっちょこちょいなので、うまく小林君と御影さんをくっつけられません。

ヤキモキする二人の距離感も味わえるおひとり様物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 今は未婚率が上がっていて結婚しない人が多いです。

周りが結婚して焦っている人や、独りでどうやって充実した毎日を送ればいいかわからない人に読んでもらいたいです。

御影さんは魔女なので、魔法が使えて現実より充実した毎日を送っていますが、現実でも御影さんのようにフェス行ったり、オタ活に精を出してみたり、独りでも楽しく生きている様子が見られるので読んだ後は元気づけられます。

独りでゆっくりのんびり充実した毎日を送れるヒントになるのではないかと思います。

 

ウソツキ!ゴクオーくん 吉もと誠 (著) 小学館

ウソツキ!ゴクオーくん 吉もと誠 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 世の中にあふれる、ウソ、嘘、うそ…。読者の皆さんも、一度は必ずついたことがあると思います。ドキドキしながら…。これはそんな「ウソ」を扱った物語です。主人公の「ゴクオーくん」は、ウソをつくのも、他人のウソをあばくのも好きな「ウソのスペシャリスト」!彼がペットのネコカラスとともに、学校の中にあふれる「ウソ」をこれでもか!とあばいていきます。もちろん使うのは「舌」だけ…。ゴクオーくんは「ウソでウソを制する」のです!どんな風なんだろう? ちょっと読んでみたいと思ったそこのキミ!もう全国の小学生は気付き始めています。「このまんが、ヤバい!面白い!」ウソじゃないですよ…!?誰もがおどろく「ゴクオーくんの正体」に誓って…!

レビュー

どんな話ですか? 地獄の王、閻魔大王はウソを楽しむため、「ゴクオー」という名の小学5年生の少年として化け現世へ降り立つ。

そこでは、ちょっとしたトラブルを回避するために、自分は悪くないというウソをつく少年少女で溢れていた。

ウソが大好きなゴクオーは、すぐさまウソを察知。相手を問い詰め、ウソにウソを重ねて引くに引けなくなった相手を成敗する。最終的にはウソのつけない舌を相手に埋め込み、なぜ最初のウソをついたのかという動機を喋らせる。そしてその動機が、実は泣ける理由であることも…。

「ウソをもって、ウソを制する」を地でいく、ダークヒーローミステリー。基本的に一話完結のため、どこから読んでも大丈夫。

連載媒体は月刊コロコロコミックであり絵柄はポップだが、内容はそれを感じさせないほど重い。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純にとっても面白い。探偵が閻魔大王というキャラクター設定もそうだし、ウソをつききれなくなって追い詰められた少年や少女たちが行う突飛な行動も見どころ。ウソをついた人間を容赦しないゴクオーによる「とっちめ」は、時に常軌を逸するため、少年誌に連載されているマンガということを忘れることも多い。金田一少年の事件簿や名探偵コナンをもっとポップにし、全て1話完結にしたようなクオリティの高さを誇る。かと思えば、連載1話目から張られていた伏線が、連載5年以上経ってから回収されたりもする。

彼方から ひかわきょうこ (著) 白泉社

彼方から ひかわきょうこ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 下校途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界へ飛ばされた女子高生・典子。見知らぬ森の中で怯える典子を救ったのは、渡りの戦士・イザーク。この2人の出会いから、世界は大きく動き始める——。

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の女子高生典子が事件に巻き込まれ、突然異世界に飛ばされるところから始まります。見知らぬ世界で初めて会った渡り戦士イザークと成り行きで行動を共にするのですが、一緒に旅をする内に、お互いに惹かれていき愛し合うようになります。実は二人は予言で「目覚め」と「天上鬼」という運命を背負っていて、そのせいで追っ手から狙われ、危ない目に何度も合いながらも、信頼し合い切り抜けていきます。最初はクールだったイザークが、典子の存在なしでは生きていけないほどになる様子は微笑ましいです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ファンタジーと冒険少女漫画が好きな人には、絶対にオススメです。ひたむきな主人公の典子と、強くて優しくて実は心に闇を抱えている戦士のイザークとの恋愛が主軸ですが、助けてくれる人達や精霊など、周囲の人達との関りも素敵です。20年以上前の漫画なので、少し絵柄が古い感じは否めませんが、第35回星雲賞コミック部門を受賞していて、異世界ファンタジーの王道の漫画です。二人で未来を変えようと決意してからは、宿命に負けないでと応援すること間違いないです。

レビュー②

どんな話ですか? のんびりした性格の女の子(典子)が、高校から帰る途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界に飛ばされてしまうファンタジー漫画です。飛ばされた先で、「花虫」と呼ばれる化け物に襲われそうになりますが、間一髪のところで渡り戦士(イザーク)に命を救われます。異世界ファンタジーにありがちな「なぜか言葉が通じる」という設定は一切なく、典子はイザークと身振り手振りでやり取りしながら、何とかその世界で生きていこうとします。ほのぼのとした人間関係の中にも、異世界での国同士の争いなども描かれている奥深い漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私がこの漫画をおすすめする理由は、何といっても主人公が魅力的だからです。典子は他の登場人物のように超能力や武術を使えるわけではありませんが、困難な状況でも常に前向きさを失わないのが一番の魅力です。「何の力もない」という自分を認めたうえで、常に「今の私にできることは何だろう」と考えられる、そんな地の足についた考え方をできる典子は、見ていてとても安心感があります。異世界を舞台にした漫画ですが、現代を生きる私たちにとって、大切なことを教えてくれる漫画だと思います。

極黒のブリュンヒルデ 岡本倫 (著) 集英社

極黒のブリュンヒルデ 岡本倫 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束を果たすべく、天文部に在籍し宇宙人を探していた。ある日、良太のクラスにその幼なじみと瓜二つの美少女・黒羽寧子が転校してくる。どこか浮世離れした彼女の秘密とは一体…!? 純愛ダークファンタジー、衝撃の第1巻!

レビュー

どんな話ですか?  「エルフェンリート」などの独創的な作風で鬼才との呼び声が高い岡崎倫氏の作品です。主人公村上良太は子供の頃片思いをしていた「クロネコ」と呼ばれていた少女を目の前で事故で亡くしてしまう。

高校生となった良太の前に、ある日クロネコと同じ面影を持った少女、黒羽寧子が転校生としてやってくる。謎めいた雰囲気を漂わせる彼女だったが、実は研究施設から逃げ出してきた特殊能力を持つ魔女であることが判明する。魔女は「鎮死剤」と呼ばれる薬を一定時間ずつに打たないと死んでしまうらしい。良太は他の魔女たちとも出会いながら、彼女たちを救うため様々な手立てを尽くすが、、、

なぜその漫画をオススメしたいですか?  エルフェンリートでかなり徹底したエログロと、繊細な心理描写を両立させて独特な世界観を打ち出した岡崎氏ですが、その才能はこの作品でも遺憾なく発揮されています。まず第一に面白いのはやはり基本的な設定の発想です。「鎮死剤」などというアイディアはとても目新しいものですし、「ハーネスト」と魔女の本体の秘密など、思わず息を呑まずには読み進められない生々しさがあります。際どいSF路線を貫きながらも、やはりそれぞれの人物の感情描写も上手く、思わず涙が出てしまう場面も多々あります。

絵柄はやはりそれほど上手くはありませんが、物語づくりに関しては他に並ぶ作家がいないほどに優れています。

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

レビュー①

どんな話ですか? 王道のバトル漫画です。

人よりも霊感があり、霊が見えるということ以外普通の学生だった主人公「黒崎一護」が、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲われ、死神である「朽木ルキア」から虚と戦うために必要である死神の力を与えられることから物語が始まります。

しかし、普通の人に死神の力を与えることは死神の掟を破るものであり、ルキアは死神界に幽閉され、裁判が行われ、処刑される判決が出てしまいます。一護は責任を感じ、仲間とともに死神界にルキアを奪還するために乗り込みます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 王道のバトル漫画ですが、とにかく随所に作者のこだわりが見えて他の作品にはないオリジナリティを感じるのでお勧めです。

例えば、コマ割りやカット、セリフ、使っているペンも筆で描いたような仕上がりになっていて、ぱっと見ただけでも他の作品との違いがわかります。また、登場キャラクターも豊富ですが、ひとりひとり設定が細かくされていて個性的なキャラクターが多いこともお勧めの理由になります。そのような作品のため、映画化・舞台化・小説化など様々な媒体に変換されています。

レビュー②

どんな話ですか? BLEACHは「死神代行編」「尸魂界(ソウルソサエティ)編」「波面(アランカル)編」「死神代行消失編」「千年決戦編」の五部から成り立つ少年ジャンプ発行の漫画である。主人公黒崎一護は生まれつき霊感が強く幽霊を見ることができ、成仏しながら高校生活を送っている。そんなある日一護の前に朽木ルキアという死神が現れた。死神の仕事は虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を魂葬(成仏)することである。ルキアは虚の退治にやってきたと一護に告げるが一護は虚の存在を信じなかった。その時虚が一護の家にやってきた。虚の前に家族を襲われた一護は虚を倒そうとするが失敗しルキアが傷ついた。虚を倒すためルキアの死神の力を一護に託し一護が虚を退治する。この時から一護は死神代行としての日々が始まる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの高校生がある日家族を守るため死神の力を得る。その中で各小編で助けたい人、守りたい人が現れる。守る対象のためにどんどんと力をつけていき敵に果敢に立ち向かっていく。仲間も最初は敵だったがどんどんと仲間が増えていき、それぞれが助けたいもの、守りたいもののために全力で戦う。個人的には仲間の井上織姫を助けるために敵の本拠地に乗り込み自分がボロボロになり自分の理性がなくなっても戦い続けるシーンがあって、仲間を救出出来たところがおススメしたいポイントです。

レビュー③

どんな話ですか? 幽霊が視える高校生・黒崎一護がある日を境に死神・朽木ルキアと出会い、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊が姿を現した。虚は一護を狙っていたけど一護の家族が襲われた。それを救ってくれたのはルキアが虚に重傷の傷を負わされ、家族を救うため一護自身も死神になる事になる。そして死神の力を失ったルキアの代わりに死神代行として町に現れる虚を退治することになる。そして他の死神や強い虚とかと戦っていくストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? BLEACHの漫画を読んでいると世界観にドキドキするし、自分自身もこういう風に強くなりたいなと思うし、ストーリーが気になって発売日とかまだかなと思ったりするほど面白いので読んでほしいと思います。あとキャラクターも魅力のひとつで、私は十番隊隊長・日番谷冬獅郎が一番好きなキャラクターです。他のキャラクターもカッコいい人や可愛い人ととかもいるのでオススメしたいし戦闘シーンも動きがあって迫力があり好きでオススメですね。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公の高校生黒崎一護が一人の少女と出会った、その少女は死神だった。

そこから黒崎一護は、現世と死神の世界【ソウルソサエティ】を守るために戦うことになる。

少年漫画界の巨匠久保帯人が描く、渾身のバトル漫画。

圧倒的な画力で表現される【キャラクター】【世界観】がBLEACHの世界へあなたを誘うこと間違いなし。

また、少年漫画なだけあり男心をくすぐる【技】【武器】もこの作品を、私が愛してやまない作品たらしめる理由の一つであることはいうまでもない。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 久保帯人先生の世界観、アイデンティが遺憾無く発揮されているからです。

彼の特筆すべき稀有な才能は、画力のみらずストーリー、デザインなど候補をあげればキリがないが一番はワードセンスである。

彼の言葉に射抜かれた少年、青年はかなり多いのではないだろうか。

彼のワードセンスは一体どれほどの経験を積んだ上に滲んだものなのだろうか。

私のような普通の人間では彼のメッセージを上澄みしか、感じることができないのが悩ましい。

作品内にも彼のワードセンスを存分に練り込んであるので、ぜひ熟読して欲しい。

テラフォーマーズ 貴家悠 (著), 橘賢一 (著) 集英社

テラフォーマーズ 貴家悠 (著), 橘賢一 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」 西暦2599年──。火星のテラフォーミングが進行し、その地表は一面の苔とある生物で覆われていた。そして、選ばれし15人の若者達は重要任務の遂行を期待され、有人宇宙船『バグズ2号』に搭乗し、火星へと向かう。かの地で彼らを待つ、想定外の進化を遂げた生物の正体とは…!?

レビュー

どんな話ですか? 未来の世界にて。地球から火星への移住を検討している段階で、ある問題がありました。火星の気温が低すぎたのです。科学者たちはこの問題を解決するために、ある生物を火星に送り込みました。それは大量のゴキブリです。ゴキブリの黒い体に太陽光を集めることで火星の気温を上げて人類が住めるようにするという計画でした。しかし、宇宙飛行士たちが実際に火星へ足を踏み入れた際には・・・ゴキブリは異様な進化を遂げていました。人類もそれに対抗するために人体にある実験を施し、これに立ち向かいます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 心を揺さぶられるシーンが多くあります。登場人物のうち、火星に送り込まれる人物たちには不幸な過去があり、そのために使い捨てのように実験され、火星に送り込まれることになります。しかし、そこで脅威に立ち向かい生きるために立ち向かう姿を描いています。ヤングジャンプでの連載期間中には、各話の最後に煽り文句が入っており、それが秀逸でワクワクするような展開に胸を躍らされた読者も多いかと思います。単行本で続けて読んでも加速するワクワク感を与えてくれると思います。

DEATH NOTE 大場つぐみ (著), 小畑健 (著) 集英社

DEATH NOTE 大場つぐみ (著), 小畑健 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!!

レビュー

どんな話ですか? ある日、ノートに名前を書くと書かれた人間を殺すことができる死神のノートを拾った天才高校生夜神月。ノートを使い「キラ」と名乗り、犯罪者などを殺し理想の世界を作り上げようとします。それに対するのは世界一の名探偵、通称「L」。どこの誰とも分からず、その殺害方法なども明らかでない状態で、どのようにして犯人を探し出していくのか。逃げる夜神月と探偵「L」の息詰まる心理戦や頭脳戦が描かれる作品です。ミステリーやサスペンスが好きなひとには特におすすめできる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画ですが文章が多いのが特徴で、本格的なサスペンスなので、作品内には多数の伏線が散りばめられています。しかもノートにはルールや細かい設定があり、そのギミックの使い方に驚きます。主人公の二人はともに天才ですが、表現だけで天才と言われたりする漫画が多いなか、この二人は作中の行動や考え方でその天才っぷりが伝わってきます。そしてその二人が出会うわけです。証拠を掴みライト追い詰めたいLと、どうにかしてLを始末したいライト。頭脳戦が堪能できること間違いなしです。

また小畑先生の描く絵が素晴らしい。稚拙な表現ですが、そうとしか表現できないくらい素晴らしいです。

デッドマン・ワンダーランド 片岡 人生 (著), 近藤 一馬 (著) KADOKAWA

デッドマン・ワンダーランド 片岡 人生 (著), 近藤 一馬 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 ある日突然、クラスメイト惨殺の容疑で死刑を宣告された五十嵐丸太。送られた先は日本唯一の完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」だった…。大ヒット、監獄サバイバルアクション!

レビュー

どんな話ですか? あらすじ:未曾有の災害「東京大災害」を受け、東京は水没し、多くの住人が都外へ疎開することとなった。

そんな中、長野県へと疎開した中学生・五十嵐丸太。

平凡で平和な学生日常を送る丸太の元に、ある日、謎の装甲を身に纏う「赤い男」が現れ、クラスメイトを残らず惨殺してしまう。

目の前で級友や親友を殺され失意に陥る丸太だが、事件唯一の生き残りであることから殺人の罪に問われ、完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」に収監されることとなる。

施設内で出会った不思議な少女・シロとの新たな関係性を築く中で、丸太は大きな陰謀に巻き込まれていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中世界観で登場する完全民営化刑務所「デッドマン・ワンダーランド」の背景が非常に独創的で面白い。
ツッコミ所にもなりかねない点は否めないが、少年から青年まで様々な罪状で収監されており、登場人物のバックグラウンドにそれぞれの人生の苦悩が感じられ、鬱屈感を覚えるストーリーが好みの方には非常にオススメ。テーマである「冤罪」に沿うような形で描かれている、登場人物を襲う「理不尽」な状況は、同情を誘うものもあれば、非常にサイコで利己的な内容もあるが、丸太を含む他者との触れ合いや衝突の中で、心情や置かれた状況が移り変わる様子も作品の魅力。

登場人物が個性的で入り込みやすいのも魅力のひとつ。

結末に向かっていくにつれ、様々な謎が解明されていくのだが、新たに謎を生む展開も加速感があってアグレッシブな作品といえる。

メタな内容ではあるが、完結済の作品であり、全13巻と一気に読める部数なので、連載待ちに苦しむこともない。