バビロン大富豪の教え ジョージ・S・クレイソン, 坂野旭, 大橋弘祐(著) 文響社

バビロン大富豪の教え ジョージ・S・クレイソン, 坂野旭, 大橋弘祐(著)文響社

アマゾン商品紹介 漫画だから、お金に悩まず自由な人生を送るための真理があっという間に読めます!
しかも最後は泣けます。
――この本に書かれているのは、「お金儲けのテクニック」ではありません。
金融の起源と言われている古代バビロニアから伝わる「人類不変の知恵」です。
お金に悩まされる現代人に、資産を増やし、お金に縛られず、充実した人生を送る方法を教えてくれます。
だからこそ、この本は約100年もの間、世界中で読み継がれているのです。
どんな話ですか? 歴史の中で繁栄をしたバビロン王国において、貧しい家の少年が大富豪に教えを教わるという話です。豊かになるためには、どうしたらいいのかということをそのストーリーの中で学んでいきます。バビロンの大富豪は、少年に黄金を増やす7つ道具について説明していきます。その中には、金持ちになるための知恵が詰まっています。まず、金持ちと貧乏人の違いは何かについて聞かれる。少年たちは、お金持ちはお金を持っている人だと答えます。しかし、富豪は違うと言うのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? お金に関して、日本人は学ぶ機会がないので、この漫画でとても参考になりました。お金持ちになるためには、お金に働かさせる資産を持たなければいつになっても貧乏人のままだということに気づかされました。ストーリーになっているので、堅苦しいお金の勉強ではなく、学ぶことができるのでおすすめしたいです。この漫画を読んで、自分も収入の10分の1を投資に回したいと思うようになりました。それから、投資についても色々と勉強するきっかけになりました。
どんな人に読んでもらいたいですか? 色々な日本人の人に読んで欲しいです。投資というものに偏見を持っている人に読んで欲しいです。収入が入ってきたら、入ってきただけ使ってしまい、投資どころか貯金がまったくできない、という人に読んで欲しいです。
読んだことによるエピソード 投資について勉強し、投資のブログを始めました。

史記 横山光輝 (著) 小学館

史記 横山光輝 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 あ らすじ/幼少時から天才の誉れ高かった司馬遷。その才能は誰もが認めるものであっ たが、漢の官僚となってからは、長く不遇の時代が続いた。しかも彼の才覚がようや く認められつつあった頃、その身に悲劇が起こる。武帝の逆鱗に触れ、男根を切り取 られるという屈辱的な刑罰”宮刑”に処せられてしまったのだ。だが”過去の歴史を 後世に残さなければならない”という、尊敬する父の遺志を継ぐべく、司馬遷は発 奮。武帝も刑は与えたものの、彼の才能を高く評価していたので、司馬遷のために 「中書令」という新しい役職を作る。司馬遷は、宮廷の書を自由に見ることのできる この役職をフルに利用し、歴史書の執筆に取り組み、約10年の歳月ののち、全130巻 にも及ぶ歴史書を書き上げた。彼が命を懸けて記した一大歴史書『史記』は、こうし て完成したのである…(第1話)。●本巻の特徴/中国、前漢の歴史家・司馬遷は、 波瀾の半生を経たのち、父・司馬談の遺志を継いで『史記』を完成させた。壮大な物 語は、この第1巻から始まる。「司馬遷」、「名宰相・管仲」ほか、全5話を収録。 ●その他の登場人物/司馬談、武帝、李陵(第1話)、鮑叔、桓公(第2話)、献公 (第3話)、恵公[夷吾](第4話)、平王、孫武(第5話)●本巻に登場する故事 成語・諺・歴史用語など/封禅の儀式、陰暦、宮刑(第1話)、管鮑の交わり(第2 話)、覇者(第4話)、日暮れて遠し、屍に鞭打つ(第5話)
どんな話ですか? 古代中国前漢時代、司波遷が記した歴史書“史記”を元に故横山光輝先生が漫画化した作品です。

舞台は古代中国で、紀元前の戦国春秋時代から前漢過ぎぐらいまでの時代を描いています。

ストーリーを一本の線で繋いでいるのではなく、当時活躍した人を掘り下げて紹介するという形で描かれています。

例えばある章では孫臏が主人公となり、撤退時に竈の数を減らして敵将・龐涓を深入りさせて勝利したり。

ある章では呉越同舟の語源となった呉と越の戦いを描いたり。

今でも普通に使われる言葉の語源となった故事を紹介してくれたりしています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 普段私達が日常的に使っている言葉の元となった故事を知ることが出来るのでオススメしたいです。

例えば”一攫千金”という言葉があり、これは今でも使われています。

最近出来た言葉のように思うでしょうが、実は今から2000年以上昔の故事が元になっているのです。

また麻雀では役満、つまり最高の役である”国士無双”。

こちらも古代中国がルーツとなっています。

漢の大元帥・韓信が国に二人といない人物だ!と評価された時に用いられた言葉なんですよね。

ではどうやってその評価を得たか?という事も史記を読めばわかります。

過去の偉人達の生き様を参考にして役立ててもらえればと思います。

どんな人に読んでもらいたいですか? 歴史漫画ですので、歴史に興味のある人にオススメしたいです。

特に三国志好きには強くオススメしたいですね。

というのも三国志の諸葛孔明は北伐で撤退戦を行う際、竈を増やしながら軍を退きました。

敵である司馬懿は竈の数が増えている=敵兵が増えていると考えました。

追撃は有利とはいえ、大軍相手ならこちらも相応の被害を被る・・と考えて司馬懿は追撃をやめたんですよね。

諸葛孔明は孫濱が龐涓に勝利した故事を応用し、不利な撤退戦を無傷で成し遂げました。

史記の内容を知っていると、諸葛孔明はこれを参考にしたのか!等がわかってより面白く感じられると思います。

ですので三国志好きには強くオススメしたいです。

読んだことによるエピソード 鶏鳴狗盗のエピソードが参考になりました。

一見どうでもよい能力に感じても、場を与えれば輝くと気づけました。

信長を殺した男 藤堂裕 (著), 明智憲三郎 (著) 秋田書店

信長を殺した男 藤堂裕 (著), 明智憲三郎 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 真説・明智光秀伝。我々が習った歴史は、“嘘”だった!!? 明智光秀が主君・織田信長を討った日本史上最大のミステリー“本能寺の変”! 現代でもなお多くの謎が遺される大事件を400余年の時を経て解き明かす!!

レビュー①

どんな話ですか? 歴史的大事件でもあり、今でも謎に包まれている織田信長が自害した本能寺の変について、明智光秀の子孫が色々研究してそれをまとめて漫画にしたものです。今、大河ドラマでも明智光秀が主役となり、明智光秀側から物語が描かれていますが、それをさらに細かくしとても詳細に楽しく描かれた漫画です。なぜ、明智光秀は本能寺の変を起こさないといけなかったのか。また、織田信長との本当の関係はどうだったのか。さらには、豊臣秀吉との関係とは。など、歴史好きにはたまらない読んでいると背筋がどくどくしてくる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 元々歴史好きで何か面白い漫画ないかなぁと思っていた時に、麒麟の川島さんがテレビでお勧めしていたので、試しに買ってみました。見た瞬間鳥肌が立ちました!私が知っていた歴史とは違う観点から描かれていたからです。私が知っていた歴史はほんの一部で、さらに詳細な部分を知らなくて、読んでいくと歴史の中にどんどん、入り込んでいきました!

この歴史の中にはこんな事があったからなのか、と思ったり色んな伏線も繋がっていく感じがしました!また、織田信長と明智光秀の関係性や、その信頼が崩れていくまでが、悲しくもあり怒りもあり喜びもあり、、見ていてたくさんの感情が生まれてとってもとっても楽しく読んでいます。

レビュー②

どんな話ですか? 2020年大河ドラマでも話題になった、明智光秀のお話です。時は天下を収めるべく戦いが各地で行われていた時代、麒麟をまとった織田信長が全国を天下統一、天下泰平の世を作るため日々奮起していた。明智光秀は細田家の家臣で身分は低くすごく裕福ではなかった妻の煕子と子供と共に平和に暮らしていた。しかしある宴の晩、明智が一人戦いをしている所を織田信長が話掛けたことをきっかけに二人は出会い、ここから物語は大きく進む。本能寺の変の真相を解くことが出来、明智光秀はなぜ織田信長を殺したのか、それとも黒幕がいるのか話を読み進めるとその真相が見えていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は歴史が好きで、皆さんも学生の頃歴史の授業で学んだ方が多いと思います。この漫画を読んでいると本能寺の変はもちろん、それまでに起きる歴史上の戦いや、歴史上の偉人が何をしたかも読み解けます。そしてどの偉人がこの偉人と繋がっていたなど理解できすごく面白いです。そして、やはりこの漫画を読んでいると明智光秀は世間的には信長を暗殺したひどい人だと思われていますが、漫画で読んでいると明智の違う一面や、私はいい人とも思えます。歴史を動かした偉人、明智の人柄や戦いぶりを見て頂きたいです。

蒼天航路 王欣太 (著), 李學仁 (著) 講談社

蒼天航路 王欣太 (著), 李學仁 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 三国時代の中国。魏に生まれた阿瞞は、乱世に己の宿命を見出し、中華の安定、三国の統一に向けて権力の座へ駆け上がっていく。阿瞞は即ち、魏の武帝・曹操である。四天王をはじめとする熱き魏の武将、董卓、劉備、孫権ほか数々の宿敵。絢爛豪華な男たちに彩られた、乱世の奸雄と畏れられた男の感動の生涯!
どんな話ですか? 三国志時代の英雄達が天下統一を目指して激しく争っていくストーリーとなっています。個々のキャラクターにはこの漫画独特の性格設定が付与されていて強烈な印象を読後に残すことになります。董卓の解釈などはこの漫画の序盤のクライマックスとして多くのファンが魅了されました。この漫画では曹操を中心とした目線からストーリーが語られていきます。少年時代の曹操から天下統一に迫っていくまでの過程をテンポ良く描ききることに成功しています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? それぞれのキャラが生を燃やしつくしていく様に生き方の矜持というものが得られます。仕事などで組織に属している場合、英雄達の生き方を自分に重ねて、よし頑張ろうというモチベーションの源泉にもできます。社会に関わり組織に属すにせよ起業するにせよ、拡大させていく過程をなぞらせることで学びにもなり、また武術や剣術、建築、食事などといったあらゆることに精通している英雄というものが存在していたらこんなにも痛快なのかということを感じることができます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 向上心を持ちたい方や元気を得たい方におすすめです。組織内で自分なりの場所を獲得することの大切さということも理解でき、たとえ志半ばで倒れるとしてもやりきることが大切なんだという感覚を共感できる方であれば面白く読み進めていくことができると思います。
読んだことによるエピソード とくになし。

乙嫁語り 森 薫 (著) KADOKAWA

乙嫁語り 森 薫 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 中央ユーラシアに暮らす、遊牧民と定住民の昼と夜。
美貌の娘・アミル(20歳)が嫁いだ相手は、若干12歳の少年・カルルク。遊牧民と定住民、8歳の年の差を越えて、ふたりは結ばれるのか……? 『エマ』で19世紀末の英国を活写した森薫の最新作はシルクロードの生活文化。馬の背に乗り弓を構え、悠久の大地に生きるキャラクターたちの物語!

レビュー①

どんな話ですか? 19世紀後半の中央アジア・カスピ海周辺の地域を舞台にした物語。その地域の文化や人々の生活を緻密かつ丁寧に描いた作品。

エイホン家の年若い後継ぎカルルクのもとに8歳年上の花嫁アミルが嫁いでくるところから物語が始まる。

嫁いできた日が初対面であった二人が、日々の生活やアミルの実家との争いを経て夫婦としての絆を深めていく。

以降、未亡人のタラス・双子の姉妹ライラとレイリ・ペルシアの姉妹妻アニスとシーリーン、アミルと同じ町に住むパリヤなど、オムニバス形式で様々な乙嫁(美しいお嫁さん)達の物語が綴られている。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 中央アジアの文化や細やかな刺繍の入った衣装に装飾品、風景などがとにかく丁寧に描かれていて紙面の美しさだけでも読む価値がある。
時代や地域の違いによる価値観の形成も踏まえて描かれたそれぞれの夫婦の在り方が非常に面白い。
特に姉妹妻のアニスとシーリーンは、早くに夫を亡くし生活に困窮していたシーリーンを友人(姉妹妻)のアニスが自らの夫の二人目の妻になることを提案するという、現代日本ではまずありえない形で絆を結ぶ。
一夫多妻という形でありながら、その関係性を美しく爽やかに描いている。

レビュー②

どんな話ですか? 中央アジア・シルクロードの街を舞台に、そこで暮らす乙嫁(=かわいいお嫁さん)たちの生活を描いた漫画です。一家の跡継ぎである少年(13歳くらい)のもとにお嫁さんがやってくるのですが、そのお嫁さんは年上(20歳くらい)で、年が離れています。さらに定住民である家族に対し、お嫁さんは遊牧民出身で、色々と生活習慣や風俗が違います。そんな近世中央アジアの文化・風俗を描きながら、砂漠のオアシス都市で暮らす人々の生活を描いた漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーとして盛り上がりは薄いですが、作者の方はおそらく相当に研究・描きこまれていて、中央アジア民俗学としても楽しく読むことができます。土地に定住する街で暮らす人々と、定住せず遊牧をして暮らす人々の生活や価値観の違いがとてもよく描かれ、勉強にもなります。民族によって違う洋服の細かい描き込みや、建物の作り・小物の描き方などは素晴らしいです。また、食事シーンに登場する現地の食べ物が非常においしそうで、私はこの漫画を読んでから元々好きだった中央アジアに旅行したのですが、「これがあの…!」となることが多く、感動しました。

 

憂国のモリアーティ コナン・ドイル (著), 竹内良輔 (著), 三好輝 (著) 集英社

憂国のモリアーティ コナン・ドイル (著), 竹内良輔 (著), 三好輝 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は19世紀末、大英帝国最盛期のロンドン──。
この国に根付く階級制度に辟易するモリアーティ伯爵家長子・アルバート。孤児院から引き取ったある兄弟との出会いによって、世界を浄化するための壮大な計画が動き出す。名探偵シャーロック・ホームズの宿敵、モリアーティ教授の語られざる物語の幕が開く──!!

レビュー①

どんな話ですか? コナンドイルのシャーロックホームズを原案とし、ホームズの最大の敵として描かれているモリアーティ教授を主人公とした物語。古くから根付く完全階級制度は非常に強固で、貴族以外にとっては生きづらい中、主人公のウィリアムは弟のルイスと一緒に孤児院で暮らしていた。そこにやってきた貴族のモリアーティ家の嫡男アルバートの好意(気まぐれ)によってひきとられることになった。天才的な頭脳を持ったウィリアムは、アルバートにその才能を認められ、ルイスも含む三人でモリアーティ家を乗っ取り、国を変えるために暗躍していく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シャーロックホームズを原案としているが、原案では描かれていないモリアーティに焦点が当たっている、新たな物語として楽しむことができる。もちろんホームズ好きも楽しめると思う。まら歴史的背景も描かれているので産業革命前後のイギリスを中心とする世界がうかがえるのも興味深い。モリアーティ家の三人がイケメンであることも読んでいて大変眼福。モリアーティが彼なりの美学と正義感を持っており、必ずしも悪とは言えない点も魅力的な点。

レビュー②

どんな話ですか? 小説家アーサー・コナン・ドイルが書いた探偵小説にシャーロック・ホームズシリーズがあります。その小説にホームズの敵役としてモリアーティ教授という人物が数回登場します。このモリーアーティ教授を主人公にしたのが漫画「憂国のモリアーティ」です。20世紀初頭の完全階級制度がはびこるイギリスで、孤児だった天才少年が死亡した貴族「ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ」になり代わるところから物語は始まります。成長したウィリアムは数学の教授となりますが、裏では犯罪相談役(クライムコンサルタント)として活動していました。犯罪を利用して腐った階級制度を変えるという信念を持ち、ウィリアムに賛同する仲間たちとともに暗躍します。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 犯罪を利用して暗躍する主人公のウィリアムですが、その信念には共感できるものがあり大変惹きつけられます。ウィリアムの天才的頭脳を駆使した作戦が行われるたびにハラハラドキドキして、読むのがとめられなくなりました。同じく天才でありウィリアムの裏の顔を暴く側となるシャーロック・ホームズも個性的で面白く描かれています。ウィリアムに賛同する仲間たちも犯罪に手を染めますが素敵な人たちで、どの人物にスポットが当たっても楽しめる漫画です。かの有名な小説シャーロック・ホームズの舞台裏を見るような感じで小説を読んだことある人は倍楽しめますし、読んだことがない人でも純粋に面白い内容となっています。

ちびまる子ちゃん さくらももこ (著) 集英社

ちびまる子ちゃん さくらももこ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 “さくらももこ”は小学3年生。とても小さくて女の子だから“ちびまる子ちゃん”とよばれている。そんなまる子ちゃんが、おかしな家族の人たちや学校のお友だちとくり広げる、愉快な日常絵日記コミック。

レビュー①

どんな話ですか? 主人公は小学3年生のさくらももこです。みんなからはまる子、まるちゃんと呼ばれています。

まるちゃんの家族や友人やクラスメイトが出てくるお話です。

まるちゃんの周りで起きる出来事が描かれていて、笑えてほっこりし時には感動してしまう楽しいお話が描かれています。

おじいちゃんと仲良しだったり、お姉ちゃんと喧嘩したり、たまちゃんという仲良しの友人がいたり、学校のクラスメイトに変わった子がいたりして楽しいお話がたくさん描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ちびまる子ちゃんは、難しいストーリーではなく日常での出来事などが描かれていて気楽に読むことができます。

またほとんどが一話完結なので、途中から見始めても内容が分かりやすいのもオススメできるポイントです。

自分の小学3年生の頃の事と重ね合わせて読む事ができて、懐かしい気持ちにもなり心が穏やかになれます。

誰かを憎んだり傷つけたりなどは一切出てこないので、とても平和でどの年代の方にもオススメできる漫画だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 静岡県清水市の小学校3年生のちびまる子ちゃんをとりまいている、何気ない家族とのやりとりや、同級生等の友達とのやりとり等の日常生活を面白おかしく描いたコメディ漫画です。家族や同級生のキャラクターがそれぞれ特徴があり、自分達のまわりにもどこかこんな感じの人いたなーと思うことや、日常にあるささいなことを作者の力量や切り口で面白おかしく描かれていることがとても面白くつい引き込まれて読んでしまうような作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純に気楽に読むことができる漫画だからです。どんな体調や気分の時であっても気楽に読んで楽しい気持ちになれるんだろうと思っています。というのも、小学校3年生の日常なのでエピソードの多くが、ある特定の前提や物語の経緯なども追う必要がない話が多く、何巻からでも手にとって読んでいくことが出来てまた、エピソード毎に読んでいくことが出来ることもオススメ出来るポイントです。また、国民的な漫画なので、多くの人と共有の話題として利用出来る点もポイントです。

レビュー③

どんな話ですか? ちびまる子ちゃんは作者であるさくらももこ先生の子供期時代がモデルになっています。

静岡県に住む小学校三年生の「ちびまる子」とその家族、友人たちのほのぼのとした日常が描かれています。

個性的なキャラクターに囲まれて、笑いあり涙ありの心温まるエピソードばかりです。

まる子がドジをしながらも明るく前向きに成長していく姿を見守ることができます。

当時の流行歌手やおもちゃも登場して、昭和の一般家庭の風景やカルチャーを学ぶこともできます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 嫌なことがあったとき、ちびまる子ちゃんを読んでいつも笑って元気をもらっていました。

ギャグセンスの高さとキャラクターの個性にいつも感心してしまいます。

そして、読んでいるうちにすごく心が温かくなって、不思議とイライラや不安が鎮まっていくのです。

「こんなときもあったなぁ」と自分の少女時代とリンクしていって、家族や友達との思い出が蘇ってきます。

学校帰りの友達との会話、家族の団らん、兄弟喧嘩など、ノスタルジックな気持ちに浸ることができるからです。

ドリフターズ 平野耕太 (著) 少年画報社

ドリフターズ 平野耕太 (著) 少年画報社

アマゾン商品紹介 A.D.1600天下分け目の関ヶ原・・・敵陣突破の撤退戦”島津の退き口””捨てがまり”で敵将の首を狙うは島津豊久!生死の狭間で開いた異世界への扉・・・

レビュー①

どんな話ですか? 主人公は関ヶ原の戦いで主君を逃がすために戦死したとされる島津豊久。瀕死の状態で歩いている島津は気づくとわけのわからない場所に飛ばされ、主人公の仲間になる織田信長など年号の違うものも同じ異世界へ飛ばされる。そこはエルフなどがいる異世界。島津、織田などは漂流者(ドリフターズ)と呼ばれ、その世界の黒の国王軍と戦うことになる。黒の国王軍にも島津同様異世界へ飛ばされたものもいて黒の国王軍にいる異世界から来た悪しきものを廃棄物(エンズ)と呼ぶ。本来は戦うことのなかった時代の違う者たちドリフターズ達とエンズ達の戦い。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 戦国武将やみんなが知っている歴史上の人物や有名な偉人などが出てきて、本来であれば出会うことのなかった人物たちの戦いや交流が見れるのでとても面白いと思います。バトルシーンは大迫力で、本来は戦うことはなかったためどちらが勝つのか想像するだけで楽しく、見ていて引き込まれてしまいます。バトルシーン以外でも見どころはたくさんあってそれぞれの特徴や性格、戦う際の作戦などもとてもよく考えられており、この漫画の面白さを際立たせてくれます。

レビュー②

どんな話ですか? 最近よく見るようになってきた異世界転生ものなのですが、このドリフターズでは関ヶ原の戦の最中に主人公である島津豊久がファンタジー世界に飛ばされるという物語から始まります。同様に異世界に飛ばされたのは世界でも有名な織田信長、那須与一、ハンニバル、菅野直、安倍晴明、土方歳三、ジャンヌダルク、ラスプーチン、明智光秀など濃いメンバーがそれぞれ漂流物と廃棄物サイドで戦争を行っていくアクション歴史ファンタジー漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作者の平野耕太さんは前作ヘルシングでも迫力のある画風と派手なアクションを描いており、今作品のドリフターズでもその魅力的なキャラが派手なアクションと策略を巡らした戦いをしているので本当に読んでいてい楽しいんです。ファンタジー世界らしい設定も活かしながら、異世界から来た人物の知識を用いて斬新な策略を編み出すのは本当に驚きます。今作品では織田信長が悪魔らしい策略を巡らせて大活躍するのも凄く好きですし、主人公の島津豊久の刀を使ったアクションも迫力満点なのでおすすめです。

この世界の片隅に こうの史代 (著) 双葉社

この世界の片隅に こうの史代 (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 平成の名作・ロングセラー「夕凪の街 桜の国」の第2弾ともいうべき本作。戦中の広島県の軍都、呉を舞台にした家族ドラマ。主人公、すずは広島市から呉へ嫁ぎ、新しい家族、新しい街、新しい世界に戸惑う。しかし、一日一日を確かに健気に生きていく…。

レビュー①

どんな話ですか? 1944年の広島で、絵を描くことが好きなすずという女の子がいました。子どもの頃は自分の想像と現実が入り混じった表現があり、初めはファンタジーのようでした。19になって子どもの頃にあったかもしれない男の人とすずは結婚しました。旦那のおねえさんは口は悪いけどすずの服をこしらえる為に家事をやっといてくれる人でした。戦争中ではあるが、お隣さんとの集まりや家族の為にお料理を考えたりする姿など、戦時中であっても日々を生活している姿を描いている作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私が子どもの頃から見ていた戦争の物語はとにかく我慢をしいられ、辛く、重苦しい生活を表現していたように思えます。ですが、この世界の片隅は戦争まっただ中であってもお料理はするし、近所づきあいはするし、憲兵に怒られても笑ってしまったりそんな描写が本当にリアルな戦時中の生活の姿のように思えました。自分の大切なものを失って苦しい想いはすれどそれでも生活は続いていくのが実際の戦争を感じさせました。戦争の物悲しさも、それでも生活していく姿を今の日本人に見てもらいたいと思いました。

レビュー②

どんな話ですか? 太平洋戦争後期の呉市でを舞台に、一人の女性「浦野すず」の、嫁入り先での淡々とした普通の暮らしと、時折やってくる戦争の悲惨さを交えて描いた作品です。
日本における戦争を語る上で外せない原爆と広島からあえて少し外様の人々を中心にしているのが特徴で、戦時下における一般的な生活ぶりを描いた、かぎりなく個人の視点となっています。
各話の題名は日付になっており、絵が得意でそこから想像力を働かせるのが好きな「すずさん」の回顧録か絵日記のように感じる構成になっています。
日常系は日常系でも戦争という非常の只中であるゆえに、単なるほのぼのだけでは済まないやりきれない出来事もまったく突然に起こり、すずさんが当時の特別な存在なわけではなく、きっとあちらこちらに同じような人生があったはずなのだ、と深く考えずにはいられません。
激しい戦闘の描写があるわけでも、英雄が出てくるわけでも、東京や沖縄、原爆ドームが舞台なわけでもありません。それでもこれはまぎれもなく、毎年8月に読みたくなる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ヒロインのすずさんはかなりほのぼのとした天然キャラで、小さな花のような可憐な女性です。
アニメ化された際には声をのん(能年玲奈)が担当し、あまりの適任ぶりに話題となりました。
大半は食材を無駄なく使うとか、義姉となかなかうまくいかないとか、ごく普通の出来事ですが、すずさんだからこそそれが絵になるのでは。
当時の呉の様子や詳細な生活風景を窺い知るという点でも、歴史史料並に貴重な作品といえます。

ハイスコアガール 押切蓮介 (著) スクウェア・エニックス

ハイスコアガール 押切蓮介 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 HERE COMES A NEW CHALLENGER!

『ポリゴン』って何? 食えんの?
そんな2D全盛期だった古き良き格ゲーブーム到来の1991年。
ヤンキーとオタクとリーマンが蔓延る場末のゲーセンに、彼女は凜と座していた──。

表紙描き下ろし、加筆、修正、16Pの描き下ろし特別読み切り掲載のリニューアル版!

どんな話ですか? 時代背景は90年代前半、勉強もスポーツも芸術も駄目、落ちこぼれの主人公小学6年生のハルオの唯一の特技がゲームで、日々ゲームセンターに通っていた。そんなある日勉強もスポーツも芸術も完璧、容姿端麗なお嬢様であるクラスメイトの晶と出会う。最初はハルオも晶もお互いのことが気に入らなかったが、互いにゲームを通じて認め合うようになるが、晶は海外に転校してしまう。そんなハルオと晶の中学、高校と成長する中での思いが交錯する青春ストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ゲームを通じたハルオと晶のお互いの距離感がもどかしい。しかし中学で出会う小春という新たなヒロインとの関係性も見ていてもどかしくなる。そんな恋愛要素がとにかくキュンキュンできる。また実際に存在するゲームを時代背景に沿って登場するので、ゲーム好きであれば絶対面白い。当時の環境を知らなくても受験やバイト、そしてゲームを通じて何度もつまずきながらも落ちこぼれと言われていたハルオが成長していくストーリーがとにかく熱い。
どんな人に読んでもらいたいですか? 大人になって今の生活このままでいいのかと悩んでいる人。私はそんなときに読んで、好きなことにとにかく熱中して一生懸命になって、つまづいても諦めずに少しずつ成長しようとするハルオの姿にものすごく元気づけられました。
読んだことによるエピソード 特にないです