まんが道 藤子不二雄(A)  小学館

まんが道 藤子不二雄(A)  小学館

アマゾン商品紹介 まんが家を目指す多くの少年少女に決定的な影響を与えた著者の代表作を豊富なカラーページまで再現した決定版です。『まんが道』は1970年~72年にかけ『週刊少年チャンピオン』にあすなろ編、77年から82年にかけて『週刊少年キング』に立志編・青雲編が連載され、青雲編の未完部分が春雷編として『藤子不二雄ランド』の巻末マンガに継続されて完結した、著者の自伝的長編作。藤子不二雄Aと藤子・F・不二雄をモデルにしたふたりのマンガ少年が、デビューを果たして上京、トキワ荘というアパートで同世代の若いマンガ家たちと生活をともにしてプロへの道を歩む姿を感動的に描く。『まんが道』に出会わなければマンガ家になっていなかった」と語るマンガ家も少なくないほど。戦後まんがの青春期の光芒が刻まれた重要作を愛蔵版で刊行します。

レビュー

どんな話ですか? 藤子不二雄の自伝的セミノンフィクション漫画。デビュー前からトキワ荘時代までが描かれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 超有名漫画ですが、意外と全編読んだことのある人は少ないかも知れないので。

炎の料理人周富徳 荒 仁 (著), 今泉 伸二 (イラスト) 集英社

炎の料理人周富徳 荒 仁 (著), 今泉 伸二 (イラスト) 集英社

どんな話ですか? 多数のテレビ出演でも有名な中華料理の巨匠、周富徳の半生をベースにした伝記風の作品。
グルメ漫画、ドキュメンタリー漫画というより、幼少から下積み時代の奮闘、修行先での試練やライバル料理人としのぎを削るコンクールを経てステップアップしていくという、エンターテインメント性が強く打ち出されています。
大らかで血気盛ん、お調子者の周は初めこそバタバタして挫折を味わうものの、たゆまぬ努力と土壇場での天才的な閃きによって目の前のハードルを次々と乗り越え、日本における中華料理文化に新しい可能性を開拓していきます。
順調に腕を上げつつあったある日、尊敬していた親方が病に倒れ、実力ナンバー2の副料理長も、やむなく中国へ帰郷することになります。
新料理長に抜擢されたのは周でした。ついに組織のトップに立った彼は、はたして伝統ある名店を守っていけるのでしょうか。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かなりフィクション成分が強く、若き日の周氏は「浅草橋ヤング洋品店」などで見せる陽気でコミカルなキャラクターそのままに描かれています。
最大のみどころは、どう考えても不利な土壇場で活路を見出す、周の天才的な閃きです。
しかしそれらは、日々の努力や料理に対する好奇心、良いものは何でも吸収しようとする貪欲さに裏打ちされたものであり、単なる行き当たりばったりとは違う備えの大切さを教えてくれるように思います。

信長を殺した男 藤堂裕 (著), 明智憲三郎 (著) 秋田書店

信長を殺した男 藤堂裕 (著), 明智憲三郎 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 真説・明智光秀伝。我々が習った歴史は、“嘘”だった!!? 明智光秀が主君・織田信長を討った日本史上最大のミステリー“本能寺の変”! 現代でもなお多くの謎が遺される大事件を400余年の時を経て解き明かす!!

レビュー①

どんな話ですか? 歴史的大事件でもあり、今でも謎に包まれている織田信長が自害した本能寺の変について、明智光秀の子孫が色々研究してそれをまとめて漫画にしたものです。今、大河ドラマでも明智光秀が主役となり、明智光秀側から物語が描かれていますが、それをさらに細かくしとても詳細に楽しく描かれた漫画です。なぜ、明智光秀は本能寺の変を起こさないといけなかったのか。また、織田信長との本当の関係はどうだったのか。さらには、豊臣秀吉との関係とは。など、歴史好きにはたまらない読んでいると背筋がどくどくしてくる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 元々歴史好きで何か面白い漫画ないかなぁと思っていた時に、麒麟の川島さんがテレビでお勧めしていたので、試しに買ってみました。見た瞬間鳥肌が立ちました!私が知っていた歴史とは違う観点から描かれていたからです。私が知っていた歴史はほんの一部で、さらに詳細な部分を知らなくて、読んでいくと歴史の中にどんどん、入り込んでいきました!

この歴史の中にはこんな事があったからなのか、と思ったり色んな伏線も繋がっていく感じがしました!また、織田信長と明智光秀の関係性や、その信頼が崩れていくまでが、悲しくもあり怒りもあり喜びもあり、、見ていてたくさんの感情が生まれてとってもとっても楽しく読んでいます。

レビュー②

どんな話ですか? 2020年大河ドラマでも話題になった、明智光秀のお話です。時は天下を収めるべく戦いが各地で行われていた時代、麒麟をまとった織田信長が全国を天下統一、天下泰平の世を作るため日々奮起していた。明智光秀は細田家の家臣で身分は低くすごく裕福ではなかった妻の煕子と子供と共に平和に暮らしていた。しかしある宴の晩、明智が一人戦いをしている所を織田信長が話掛けたことをきっかけに二人は出会い、ここから物語は大きく進む。本能寺の変の真相を解くことが出来、明智光秀はなぜ織田信長を殺したのか、それとも黒幕がいるのか話を読み進めるとその真相が見えていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は歴史が好きで、皆さんも学生の頃歴史の授業で学んだ方が多いと思います。この漫画を読んでいると本能寺の変はもちろん、それまでに起きる歴史上の戦いや、歴史上の偉人が何をしたかも読み解けます。そしてどの偉人がこの偉人と繋がっていたなど理解できすごく面白いです。そして、やはりこの漫画を読んでいると明智光秀は世間的には信長を暗殺したひどい人だと思われていますが、漫画で読んでいると明智の違う一面や、私はいい人とも思えます。歴史を動かした偉人、明智の人柄や戦いぶりを見て頂きたいです。

お~い!竜馬 小山ゆう (著), 武田鉄矢 (著) 小学館

お~い!竜馬 小山ゆう (著), 武田鉄矢 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!
どんな話ですか? 激動の江戸時代末期から明治時代を駆け抜けた坂本龍馬を主人公に据えた歴史マンガです。坂本龍馬が生まれた高知県土佐から始まり、泣き虫龍馬が、日本を代表する武士に成長していく過程が、とても痛快でしあわせな気持ちになります。また、龍馬を取り巻く優しくも厳しい家族や、龍馬とともに日本に革命を起こしていく仲間たちも魅力的です。薩摩藩の西郷隆盛らなどが出てきて、薩長同盟を成功させた話は、今の社会にも通用するような戦略です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今の時代、みんなあまり目立たないように、周りの目を気にしながら、なんとなく生きてます。周りに合わせて、横並びを重視して、革命とか新しい何かを起こすような人が少ない気がします。そんな人に、新しい何かを起こすような人の人生を見てほしいので、このマンガをおすすめします。また、このマンガは優しい家族愛や、仲間との友情も書かれており、昔より少し冷たくなってきている今の人間関係について、みんなに何かを思ってほしいと思い、おすすめしたいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 特に若い人に読んで欲しいです。家族愛や友達同士の友情、何か新しいことを始めるには、周りと同じことをやっていては、なにも進歩はないということ、坂本龍馬の破天荒な生き方から、何か刺激をうけ、感じてほしいです。
読んだことによるエピソード 常に新しいことを始めたいと思うようになりました。

さよならソルシエ 穂積 (著) 小学館

さよならソルシエ 穂積 (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫

19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!

どんな話ですか? 舞台は19世紀末のパリ。世界的に有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホと、その弟であるテオドルス・ファン・ゴッホの強い絆を描いた伝記漫画です。
画商であるテオドルスは、幼いころから兄の絵の才能に嫉妬しながらも、その才能を誰よりも理解していました。しかし当時の芸術の潮流は、貴族の肖像画や宗教画などしか認められない権威主義。生活の中にあるありのままの美しさを描いたフィンセントの絵は、まだ芸術として人々に認められません。
それでも兄の才能を信じ、画家仲間たちと新しい芸術を世に広め、兄の絵を世界に売り出そうとするテオドルス。そんな矢先、衝撃的な事件が起こります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画で描かれるゴッホ兄弟の人生は、完璧に史実に基づいたものではありません。しかし、どのようにしてフィンセント・ファン・ゴッホの存在が天才画家として世に広まっていったのか、そこに至るまでのストーリーは弟との関係も含め、とてもドラマチックで面白いものになっています。
自身の才能に無自覚な兄と、兄の才能を信じ続けた弟、最後はそんな二人の衝撃の結末に胸が熱くなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 作者なりのゴッホ兄弟の解釈をエンターテイメントとして楽しめる人、芸術に関心のある人、ゴッホの絵が好きな人に読んでもらいたいです。
読んだことによるエピソード この漫画の舞台である19世紀末のパリは、上流階級の人々だけのものであった芸術が庶民にも広がっていく大きな転換期であったことを、漫画を通して知ることが出来ました。
ゴッホの絵を今芸術として美しいと思えることが、昔は当たり前ではなかったのだと思うと、絵に対する見方も変わりました。