不能犯 宮月新, 神崎裕也 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 | 数々の変死事件現場にあらわれる謎の男・宇相吹正。しかし、誰も彼の犯行を証明することができない。人は彼を、犯罪を実証することができない容疑者「不能犯」と呼ぶ…。 憎悪、嫉妬、欲望そして愛…… 宇相吹は依頼人の歪んだ思いに応え、次々と人を殺めていく…。 戦慄のサイコサスペンス開演!! |
レビュー
どんな話ですか? | 黒スーツの長身男の殺し屋である宇相吹正が、依頼されたターゲットを思い込みによって死に至らしていきます。刑事も宇相吹正が事件に関わっていることには気づくものの、死に至らすまでの証拠がないために追い詰めることができず、野放し状態になっています。憎悪、嫉妬、欲望や愛など依頼人がターゲットを選ぶ理由はさまざまですが、ターゲットに思い込みをさせて自らを自らで苦しめていくことを簡単に行う殺し屋がどうやって生活しているのかを見ることができます。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | サスペンスジャンルだと密室であってもオチは自殺や直接手を下した殺人であることがほとんどであり、思い込みをすり込むだけで死にまで至らせて証拠がないから捕まえることができないという設定が斬新である点がまず1つおすすめです。
次に主人公の宇相吹正自体には全然悪行を行っている自覚がなく、サイコパスな感じがあるにも関わらず、見た目は黒スーツの普通の男の人という印象で悪いことはしなさそうな男性なだけにギャップがあるところを見所だと思います。 |
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