トモダチゲーム 山口ミコト , 佐藤友生 (著) 講談社

トモダチゲーム 山口ミコト , 佐藤友生 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 主人公の友一は4人の友達とともに、借金返済のため謎のゲームにのぞむ。友情さえあれば、おそろしく簡単なゲームのはずだった。そう、友情さえあれば…。だが、誰かのおかした裏切りが疑心を生み、ゲームは息づまる心理戦となる!!

レビュー

どんな話ですか? ある日クラスで修学旅行費が盗まれたことから、主人公の友一と仲のいいクラスメイト美笠、沢良宜、四部、心木と一緒にトモダチゲームの会場に連れてこられることから物語は始まります。ゲームの案内人のマナブくんから、この5人のうち誰かが2000万の借金を負っていて、盗まれた修学旅行費はゲームの参加費として使われていたことを告げられました。この多額の借金を返済するために誰かの借金を5人で分配して負い、数々のゲームに挑んでいきます。ゲームを進めていくうちに、登場人物それぞれが不信感を抱き始め、5人の友情はどうなっていくのか、またゲームにクリアし借金を返済することができるのか見どころです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? トモダチゲームをお勧めする理由はどのゲームも、この先どのようにピンチを乗り越えるのか、どのように裏切り者を暴いていくのか、どのようにゲームに勝つのかなどの見どころが満載だからです。また、登場人物それぞれには友人には知られていない過去があり、読み進めるごとに暴かれていきます。そのため、自分のなかで推理していたことがどんどん崩れていくので飽きることなく読むことができます。また、ゲームを進めていくうちに登場人物の心情が徐々に変化していくところにも注目です。

ブルーロック 金城宗幸, ノ村優介 (著) 講談社

ブルーロック 金城宗幸, ノ村優介 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!

レビュー

どんな話ですか? 日本のサッカーが弱い理由は「エゴイストな選手(自己中)」がいないからだ。2018年のW杯、日本はベスト16で敗退し、残念な結果となる。日本フットボール連合は、日本のW杯優勝のため、「青い監獄(ブルーロック)」を設立し、300人の高校生を集まて、1人のストライカーを誕生させると発表する。そのブルーロックでコーチを務める男、絵心甚八は言う。「エゴイストでなければストライカーになれない」と。主人公である潔世一は、このブルーロックでストライカーになるため、人生をかけたサバイバルゲームに挑むのだった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ブルーロックは、他のサッカー漫画とは違い、「チームプレー」などが全くありません。皆が「自分がストライカーだ」と思っており、「エゴイスト(自己中)」です。そこがこの漫画の面白い部分です。皆自分以外は脇役だとコーチから教わり、数々のゲームでサバイバルをしていきます。かつての仲間を脱落させたり、強者と戦い、自分の弱さに気づき、武器を見つけ磨く者もいます。主人公の潔もその一人です。主人公の成長するシーンもこの漫画の見どころで、とてもかっこいいです。

今際の国のアリス 麻生羽呂 (著) 小学館

今際の国のアリス 麻生羽呂 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 やりきれない日常に苛立つ高校生・有栖(アリス)良平が悪友の苅部(カルベ)や張太(チョータ)とブラつく夜、街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の人気は消えていた。夜、ふらりと入った神社で告げられる「げぇむ」の始まり。一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスの眠っていた能力が目覚め始める…「呪法解禁!!ハイド&クローサー」の麻生羽呂が全くスタイルを変えて挑む戦慄のサバイバル・サスペンス、開幕!

レビュー

どんな話ですか? ゲーマーオタクの主人公が、現代の世界に嫌になり親友の2人と合わせて3人で誰もいない世界にいきなり転移します。その世界では3人以外にも選ばれた人間が何人かいて、各場所でゲームが始まります。そのゲームで勝ち残ればビザという生きれる日にちをもらえて、ゲームに負ければ死ぬようになっています。色々なゲームに望んでいき、色々な予期せぬ展開に巻き込まれたりとハラハラドキドキできる作品です。最近ではNetflixで実写化されたものが配信されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めは何気ない平凡な生活の場面から始まり、違う世界に飛ばされる親友3人は今の世界で嫌なことや逃げたいと思っている中で、いきなり誰もいないゲームで生きていく世界に飛ばされます。そこからは本当に毎回のゲームで人が死んだり、ゲームをクリアしたりとドキドキさせられます。それだけではなくて、人と人との関係を考えさせられたり何故その世界に行ったのか何故このようなゲームを行われているのかが今の現代の日本で考えさせられるからです。

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

アマゾン商品紹介 母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

レビュー①

どんな話ですか? この漫画は、グレイスフィールドという孤児院で、血のつながりがない子供たちが「ママ」のイザベラと共に幸せそうに日常を過ごす場面から始まります。

彼らは12歳までに里親を見つけられては、里親の元に送り出されます。

ある日、コニーという少女が里親の元へと送り出されますが、彼女がいつも大事にしているぬいぐるみが忘れられていることにエマは気づき、ノーマンと共に孤児院の外に出て、コニーにぬいぐるみを渡そうとしますが、エマ達2人がそこで見たものは、変わり果てたコニーで、人を食べる鬼がいたのです。

エマ達はそこで私たち孤児院の子供たちは鬼の食料として、育てられているということに気づき、孤児院の外の世界へと逃げようと計画を立て始めます。

エマ達は、果たして孤児院の外の世界へと逃げだすことができるのかー。無事に逃げ出せたとしても、外の世界はどうなっているのかー。とてもハラハラする内容です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をおすすめする理由として、まずストーリー展開に目を引き付けられます。冒頭部分では優しい「ママ」と孤児院の子供たちみんなとの毎日がとても幸せで、穏やかな日々の暮らしが描かれていて、ほんわかしていますが、ある事件をきっかけにその穏やかな日々は決して幸せではないとエマ達が知り、孤児院の脱出を計画するまでのストーリー展開は誰もが予想することもできないぐらい圧巻な展開だと思います。

そして、エマたち子どもたちは強大な敵(ママや鬼たち)と対峙することになりますが、一人ひとりが最大限やれるべきことを考えて、皆で協力し合う様子は心を打たれ、「頑張れ」とつい、応援したくなってしまいます。

レビュー②

どんな話ですか? 秘密が秘められた孤児院の物語。

親の顔も知らない数十人の子供たちが優しい「ママ」と孤児院で生活し、

孤児院卒業の日(養子に出る日)を待つという物語・・・

が物語は一変、その孤児院は食用児飼育農園だった!

鬼が住む世の中で人間を狩らせないために世界を二つに分断。

そうして鬼の世界には「食用児」を育成する施設がもうけられ、

養子に出たと思っていた子供たちはみんな「出荷」だった。

それに気づいた主人公エマ達はこの農園脱獄を試みる!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公エマのひたむきさ、誰も見捨てない心のやさしさ、鬼をも思いやるその寛大さ。

こういった漫画には珍しく、主要人物がほとんど死なないんです。

エマが最初から「全員で農園を脱出する」と言っていたように出荷されてしまった

子供たち以外はほとんど生きているという奇跡的な展開。

物語も単調なものではなく、迫力あるバトルシーンや伏線の考察なども楽しめる要素の一つ。

時折残酷な描写もありますが、感動のラストシーンは必見です。

レビュー③

どんな話ですか? ある孤児院へ収容されている10歳くらいまでの子供たちがいて、里親が見つかった順にそこを出れると夢見て平和な日々を過ごしています。しかし、里親が見つかったというのは嘘で、実は子供たちは家畜として飼われており、外の世界にいる鬼の餌となってしまいます。

その現実を、あるきっかけで目の当たりにした主人公たちは頭をひねり脱走作戦を考えます。

孤児院で優しく世話をしてくれていたママが実は悪いやつであり敵なので何とかそこを悟られないように脱走計画を立てる子供たちの活躍がすごいです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初の平和な毎日から突然、残酷な世界を知ってしまうところから急展開して面白いです。

また、子供たちも頭がいい子もいるのでその子たちの作戦を話し合って実行するところや、

いつママに見つかるかバレるか冷や冷やするところなど食うか食われるかなのでとてもドキドキします。

子供たちは立場上とても弱い立場にいるし常に監視されている状態なのでいかに頭を使って脱走するかやり取りするところが楽しいです。また、ママも頭がいいのでなかなか一筋縄ではうまく逃げられないところも面白いと思います。

レビュー④

どんな話ですか? 親のいない孤児院で、イザベラというママと共に皆家族のように仲良く楽しく暮らしている。その子供達はとても優秀で常に難関のテストを受けさせられ頭脳明晰に教育されている。

子供達は里親が決まると孤児院を離れて里親の元で幸せに暮らせるはずなのだが…。

その中でもエマ、ノーマン、レイの3人はとても仲が良く、優秀な子供達の中でもずば抜けて知能が高い。

その3人がある日その孤児院の秘密を知ってしまう事で幸せな暮らしが一変し、家族を守る為の壮大な戦いが始まるのである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーがとても面白いのに付け加え展開の速さと意外な真実がどんどん明らかになりハラハラさせられ読む者をどんどん惹きつけていきます。

そしてこの主人公のエマという少女は家族を大事にし、常に何がベストかを考えどんなに無理難関な事でも決して諦めようとはせずに、自分が正しいと思った道を貫き突っ走ります。

その姿に彼女の信じる心と家族を思う温かさ、大事なものを必死に守る強さに心を打たれます。

彼女のキャラクターは、現代の欲と争いにまみれているこの世界を、浄化してくれるかのように感じられます。

すべての人が彼女のような心をもっていればこの世界にも平和が訪れるのではないかと思わせる素晴らしい作品です。

ワールドトリガー  葦原大介 (著) 集英社

ワールドトリガー  葦原大介 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 異次元からの侵略者「近界民」の脅威にさらされている三門市。そこに住む少し正義感の強い中学生・三雲修は、謎の転校生・空閑遊真と出会う。遊真の行動に振り回される修の運命は!? 最新型SFアクション始動!!

レビュー

どんな話ですか? 28万人が住む「三門市」に、ある日突然異世界への「門(ゲート)」が開いた。門からは「近界民(ネイバー)」と呼ばれる怪物が現れ、地球上の兵器が効かない怪物達の侵攻に誰もが恐怖したが、謎の一団が現れ近界民を撃退する。一団は界境防衛機関「ボーダー」を名乗り、近界民に対する防衛体制を整えた。結果、依然として門からは近界民が出現するにも関わらず、三門市の人々は今日も普通の生活を続けていた。

門が初めて開いてから4年半が経過し、三門市にやってきた空閑遊真が、三雲修に出会う所から物語は始まる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーがとにかく緻密。

初期の頃に一言だけ触れられたことが後になって重大なことだったと判明したり、後半に登場するキャラクターの名前が最初の頃に出ていたり…。

どうやってストーリーを考えているのか不思議になるほどです。

キャラクターの多彩さも魅力で、100名を超えるネームドキャラが活躍します。

それぞれの家族構成や通っている学校まできちんと設定されているので、意外なキャラ同士がクラスメイトだったり先輩後輩だったりします。

ライアーゲーム 甲斐谷忍 (著) 集英社

ライアーゲーム 甲斐谷忍 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ある日突然送られてきた小包。その中には「おめでとうございます。あなたは10万分の1の確率をくぐりぬけ、ライアーゲームにエントリーされました」という手紙と、現金1億円が同封されていた。それがライアーゲームのスタートだった。30日後のゲーム終了日に、自分の所持金1億円を返還する。ルールはそれだけ。首尾よく対戦相手の所持金を奪うことのできた勝者は1億円を手にし、敗者は1億円の負債を背負う…。誰を信用すべきなのか、誰を信用してはいけないのか…。大金を前に揺れ動く、人間心理を描破した問題作!

レビュー

どんな話ですか? お人好しで人を疑うことを知らない主人公、神崎直(カンザキナオ)がお金を奪い合うマネーゲームに巻き込まれていく物語。主人公は「LIAR GAMEに参加される場合のみ、この箱をお開けください」と書かれた小包を開けてしまったことでライアーゲームに参加させられてしまう。さらにその対戦相手は中学時代の恩師、藤沢であったため箱の中の一億はあっさりと騙し取られてしまう。打ちひしがれるナオが助力を求めたのは元・天才詐欺師の秋山深一(アキヤマシンイチ)だった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 登場人物の人物描写が巧み。実際にこんな人いるいる、と思わせられる造形。

もし自分がマネーゲームに放り込まれたらどんな判断をするだろう?と考えさせられる漫画。善悪、正しい倫理観についてついつい考えてしまう。

マネーゲームが頭を使う。どうやったら勝てるの!?という勝負でも頭のいい登場人物たちが次々に策を弄して勝ち残っていく様は圧巻。登場人物たちの頭がよく、それぞれの戦略、相手の意図の読み合いも緊迫感がある。

DEATH NOTE 大場つぐみ (著), 小畑健 (著) 集英社

DEATH NOTE 大場つぐみ (著), 小畑健 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!!

レビュー

どんな話ですか? ある日、ノートに名前を書くと書かれた人間を殺すことができる死神のノートを拾った天才高校生夜神月。ノートを使い「キラ」と名乗り、犯罪者などを殺し理想の世界を作り上げようとします。それに対するのは世界一の名探偵、通称「L」。どこの誰とも分からず、その殺害方法なども明らかでない状態で、どのようにして犯人を探し出していくのか。逃げる夜神月と探偵「L」の息詰まる心理戦や頭脳戦が描かれる作品です。ミステリーやサスペンスが好きなひとには特におすすめできる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画ですが文章が多いのが特徴で、本格的なサスペンスなので、作品内には多数の伏線が散りばめられています。しかもノートにはルールや細かい設定があり、そのギミックの使い方に驚きます。主人公の二人はともに天才ですが、表現だけで天才と言われたりする漫画が多いなか、この二人は作中の行動や考え方でその天才っぷりが伝わってきます。そしてその二人が出会うわけです。証拠を掴みライト追い詰めたいLと、どうにかしてLを始末したいライト。頭脳戦が堪能できること間違いなしです。

また小畑先生の描く絵が素晴らしい。稚拙な表現ですが、そうとしか表現できないくらい素晴らしいです。

銀と金 福本 伸行 (著) フクモトプロ

銀と金 福本 伸行 (著) フクモトプロ

アマゾン商品紹介 裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?「カイジ」「アカギ」と並び称される福本伸行の代表作の一つ。

レビュー①

どんな話ですか? 裏社会を生きる男達の壮絶なバトルを描いた作品です。単なる力のバトルではなく、智謀や人間心理、戦略を題材にしています。悪魔じみた思考で弱者や悪党から金を搾り取り、その金でさらなる巨悪を征していきます。銀さんの相棒である森田鉄雄の人間的な成長が見れるところも面白いです。平井銀二に接ることによって、眠っていた能力が次々と覚醒していきます。また、対戦相手も悪魔のような人物なので、ドキドキしながら楽しめます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 裏社会を生きる男達の壮絶なバトルを題材にしていますが、そのバトルが奥が深くて思考しながら読むことができます。個人的にはバトル漫画と言うよりもサスペンス要素の方が強いかな?と思います。推理やトリック系の作品が好きな人はハマると思います。また、そのバトルのゲームやルールが独創的で面白いです。まったく先が読めないストーリー構成なので、最後までハラハラドキドキしながら読むことができます。とくに理論に基づいた独自の戦略は見ごたえがあります。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公は裏社会で銀王と称される平井銀二。通称は”銀さん”。

銀さんは仲間と裏仕事をこなしていましたが、ある日競馬場でチェックしていた森田鉄雄を勧誘して仕事仲間へと引き入れます。

最初は素人だった森田も、銀さんと共に仕事をしているうちに裏稼業の仕事に慣れていきます。

ギャンブルや殺人鬼との対決で森田は成長し、タネになりそうな仕事を見つけては森田が自ら仕掛けるように。

こうして一人前になりそうに思われた森田でしたが、心中に思う所があり・・。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 銀と金は色々な要素の詰まった漫画であり、とっつきやすいと思います。

基本的にギャンブル系が多いのですが、心理戦メインにしているのでギャンブルに詳しくなくてもハマれます。

例えばギャンブル系だとポーカーや麻雀といった有名どころのツールを使った勝負が作品では描かれています。

しかしどちらも独自のルールがあり、それで普通のポーカーや麻雀とは違う面白さに。

またギャンブル以外でも殺人鬼と死闘を演じるといった白熱のバトルシーンも。

こちらもただ殴り合うだけでなく、相手の心理を読んだバトルで面白いです。

レビュー③

どんな話ですか? ギャンブル中毒だった無一文の主人公、森田鉄雄は競馬場で裏社会のドン・平井銀二に出会う。銀二の才覚・カリスマ性に感化された鉄雄は、悪党が暗躍する裏社会で生きていく決意をする。銀二は裏社会での様々な駆け引きや死闘を通して成長していく森田鉄雄を後継者にするべく期待と信頼を抱くも、ある出来事をきっかけに二人は別々の道を歩む。

勝敗に関わる駆け引きがストーリー随所に現れる本作。例えば最初に銀二が森田を相棒として相応しいか確かめる為に森田に課した問いがあります。「5000万円で人を殺してほしい」。性悪説を肯定するかのような銀二の誘いを森田は最終的に断るのですが、このような心理的描写が複数現れます。のちの画商・中条との戦いでは絵画の目利き勝負を挑み、札束で「金の橋」を作る名場面ですが、この回でも巧みな作戦で中条の目を欺きました。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 緊迫の心理戦の面白さに定評があり、現在でも福本作品の中でも名作と言われています。例えば主人公・森田初の大仕事は株の「仕手戦」なのですが、本作の代表回と言っても過言ではないでしょう。森田らは日本旭の株をめぐる仕手戦に参戦することになりました。そんな中、銀二たちは仕手戦の最中、暴力団により拉致されてしまいます。逃げおおせた森田は銀二たちの救出を画策。伊沢と面会・交渉の末、銀二らは解放されました。しかし実際は銀二の説得により協働で日本旭を「喰う」体制を築くことに成功したことによるもので、森田の救出作戦は徒労に終わったと思われたが、伊沢に渡したはずの密会テープはカセットデッキを二台使った森田のトリックにより手元に残していました。株で得た金の他に、大物政治家の弱みにつながる物証を手元に残すという大成功のもと仕手戦は幕を閉じました。

王様ゲーム 終極 金沢伸明 (著), 栗山廉士 (著) 双葉社

王様ゲーム 終極 金沢伸明 (著), 栗山廉士 (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 悲劇から7カ月。最初の王様ゲームでただ一人生き残った金沢伸明が転校した呉広高校で、再び命がけのゲームが始まった!
謎の少女・本多奈津子の登場で、徐々に明らかになっていく謎。過酷な命令によって1人、また1人と減っていく生徒たち。最後に生き残るのは誰なのか!?
220万部突破の大ヒットコミックス、待望の続編シリーズがスタート!
どんな話ですか? 選ばれたクラスメイト全員のスマホに深夜12時になると命令なるモノが届き、翌日の深夜12時までにスマホに届いた命令を遂行しなければ、命令に指名された生徒はスマホに届いた方法で命を失うホラーゲームです。生き残り1人になるまでゲームは続き、勝利者はゲーム発生ウイルスの源になるため、ゲームは勝利者にとっても永遠継続します。終極ではゲーム参加2回目となる男女がキーマンとなり、男はクラスメイトを救おうとしますが、女はクラスメイトを減らそうとします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 人間の本能というか、人の醜さそのものが現れるところが見ていて面白いです。自分が生き残るために他者を犠牲にしようとする者もいればその逆もしかり、人間関係の構図を見るのも面白いです。グロさが抜群に容赦ないので、食事中やグロさが苦手な人は向かないですが、ホラーやグロイ作品が好きな人はある意味感動すると思うし、読んだ人は当たり前の日常がいかに幸せかを実感できると思います。しれっと恐怖の中に生まれる恋愛も面白いです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 生きることが嫌になっている人が読めば、今の日常を生きていることは、当たり前の日常は素晴らしいと思えるし、一般漫画のグロさやホラーに物足りなさを感じている人にはおススメできる作品です。恐怖の中で芽生える恋心を感じたい人にもおススメです。
読んだことによるエピソード 今を頑張って生きようと思えます。

嘘喰い 迫稔雄 (著) 集英社

嘘喰い 迫稔雄 (著) 集英社

レビュー①

アマゾン商品紹介 遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
どんな話ですか? あらゆる賭博を取り仕切る秘密組織「賭郎」。伝説のギャンブラー斑目貘は、賭郎の長の座を奪う勝負「屋形越え」に挑戦するべく、様々な強敵に挑んでいく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ・出てくるギャンブラーたちは常人にはわからない異様な価値観の持ち主。勝つためには死をも厭わない戦いぶりは非常にスリリングです。・立会人(賭郎から派遣され、賭博を取り仕切る人)の存在も大きな魅力の一つです。強い個性と生き様があり、一人一人がかっこいいです。・ゲームの多くは、ババ抜きやポーカーなど誰もが知るものがベースになっていますが、アレンジが加えられることによって緻密な頭脳戦になっています。・ギャンブル漫画には珍しく、激しい格闘シーンがあります。迫力があり、ギャンブル要素と並ぶ見どころです。※最初の数巻は普通ですが、途中から面白くなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャンブルのスリルを味わいたい人 バイオレンス描写が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

 

レビュー②

アマゾン商品紹介 遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
どんな話ですか? 天才ギャンブラーの班目獏が自身の目的を達成するためにギャンブルバトルをこなしていく漫画である。ギャンブルを公正に行われるよう取り仕切る賭朗という組織や国際的な犯罪組織アイデアル、警察など多くの組織や日本、さらには世界を巻き込みながら様々な勝負が展開される。頭脳を使ったギャンブルシーンだけでなく力と力がぶつかり合う格闘シーンやアクションシーン、さらにはシュールで笑える場面も多く様々な要素が楽しめる漫画である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 様々な駆け引きや騙し合いが入り混じるギャンブルバトルと互いが死力を尽くして争う格闘バトルのバランスが絶妙で、読んでいて飽きない作品である。特にギャンブルのレベルが高く、終盤に行われる「エア・ポーカー」はギャンブル漫画の最高傑作と呼ぶ人も少なくない名勝負だ。あらゆる場面に伏線が張られており、思わず読み返してしまう中毒性がある。絵が非常に上手いこともこの漫画をオススメする一因であり、ギャンブル勝負が決する名場面や暴力によるバトルの迫力がすさまじく、見ごたえのあるものになっている。魅力的なキャラクターが多いのも心惹かれる点であり主人公である天才ギャンブラー班目獏はもちろん、もう一人の主人公兼常人枠の梶隆臣の成長もこの漫画の見どころである。さらには賭朗や敵キャラクターも個性が強く、読んでいてつい応援してしまう推しキャラができてしまうこと間違いなしである。
どんな人に読んでもらいたいですか? 昨今多くなってきたデスゲームやギャンブル漫画が好きな人、もしくはそのような作品に飽きてきた人にも読んでほしい作品である。ギャンブルだけでなく格闘、アクション、ギャグシーンもレベルが高いため、これらの要素が好きな人にお勧めしたい。伏線や叙述トリックが非常に多く後半のどんでん返しも珍しいものではないため、頭を使いながら漫画を読みたい人、または逆転劇が好きな人にも是非読んでもらいたい。
読んだことによるエピソード 特になし

 

レビュー③

アマゾン商品紹介 遊ぶ金欲しさに闇金に手を出し、取立てに追われる青年・梶くんの前に現れた謎の男・斑目貘。自らギャンブラーと名乗り、借金返済を手伝うと豪語する貘は、闇カジノへと乗り込むが…!?
どんな話ですか? うだつのあがらない借金まみれの青年・梶は、ひょんなことで伝説のギャンブラー・班目獏と知り合い、獏と一緒に過ごす中で、あらゆる賭博を取り仕切り強大な力を持つ秘密組織「賭郎」と関わっていく。
「嘘喰い」班目獏を中心とした、キャラクターたちの巧妙な心理バトルや、その駆け引きに伴う格闘・物理バトル、陰謀等が入り交ざる壮大なエンターテイメント作品!
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中の駆け引き・トリックの内容が巧妙で、前に戻って読み返したりよく考えながら読んだりしないとわからない!けど面白い…獏さんは主人公だから絶対勝ってくれるよね!?と思いきやものすごい絶望顔をしていたり、それすらも駆け引きだったり…とにかく先が読めなくて面白い!最初ショボかった梶もどんどん成長してかっこよくなる。細かく描き込まれたリアルタッチな絵柄の作品なので、絵がうまい漫画が好き!という人にもおすすめ。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャンブルもの作品が好きな人、格闘バトル作品が好きな人、心理戦や推理ものが読みたい人、スリリングなドキドキ感を味わいたい人、リアルな絵柄の漫画が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし