結界師 田辺イエロウ (著) 小学館

結界師 田辺イエロウ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 その昔、霊感の強い烏森家の殿様が妖しげなものを呼びよせてしまったために、それを退治する結界師が生まれた。かつての城跡に建つ私立・烏森学園を舞台に、400年後の現在も跋扈(ばっこ)し続ける妖怪に立ち向かう墨村家と雪村家の若き後継者、良守と時音の活躍を描く妖結界バトルストーリー!!

レビュー

どんな話ですか? 400年以上続くと言われる妖(あやかし)退治の家系「墨村家」に生まれた次男「墨村良守」を主人公とし、その身の周りで起こる様々な妖関連の問題と向き合っていく。良守は幼馴染で同じく妖退治の家系の娘「雪村時音」が過去に自分を庇い大怪我をしたことをキッカケに、もう自分の周りの人間が傷つかないように強く心に誓う。その意志に準じ妖たちとの対立の核心へと迫る。道中同じ目的を追う仲間が増えるが、敵も主人公に本格的に勢力を向け始め闘いの渦が徐々に広がる。果たして良守は妖との闘いを終結させることができるのだろうか。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画の初めは主人公の通う高校の周りで小さな規模での敵との戦闘だが、徐々に敵の幹部が出てきたりより大きな勢力とぶつかったりと、王道ではあるがハラハラする展開に魅かれた。

また主人公やその仲間が使う妖と戦う術の一つ一つが作りこまれていて少年心をくすぐられるカッコよさがある。

 

ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ- 神崎裕也 (著) 新潮社

ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ- 神崎裕也 (著) 新潮社

アマゾン商品紹介 龍崎イクオと段野竜哉は、最愛の人を亡くした15年前の事件をきっかけに、ある巨大組織に守られた男への復讐を誓う。因縁の男を探し出す為に、そして復讐を果たす為に、龍崎は刑事になり、段野は極道になった。二人が追う男が身を置く巨大な組織、それは……日本の警察機構! 読む者の心を揺さぶる本格ポリス・エンターテイメント、第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? 児童養護施設「まほろば」で育った龍崎イクオと段野竜哉は幼い頃、育ての親であり、最愛の人であった柏葉結子を何ものかに殺された。その事件はある理由によって警察に隠蔽された。復讐を誓った2人の龍(龍崎イクオと段野竜哉)は、警察官と極道(ヤクザ)の2つの道から真相を掴んでいく物語。

犯人は金時計を付けているというヒントだけだったが、様々な苦難を乗り越え犯人が北川貴一郎(龍崎イクオの父)であることが分かった。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 警察内部のことがかなり細かく書かれていたり、犯人を追求していくスリル感がとにかく面白いです。どんなときも2人で事件を解決していくかっこよさとどんな場面でも希望を捨てない2人には、本当に感動したし、震えました。

 

ご近所物語 矢沢あい (著) 集英社

ご近所物語 矢沢あい (著) 集英社

アマゾン商品紹介 実果子はヤザガクに通う高校生で、ツトムという幼なじみがいる。バディ子と付き合い始めたツトムだが、勇介が実果子を狙おうとしたことで自分の本当の気持ちに気づくのだった。 スーパーハッピー・ラブパワー第一弾!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のミカコが幼馴染のツトムと一緒に服飾系の高校に通い、服飾の勉強を頑張りながらも学校生活や恋愛を楽しむストーリー。主人公が留学や友情、恋愛などで悩みながらも成長していく姿が描かれている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 矢沢あい先生の漫画は日常生活の中での感情の揺れが丁寧に描かれているので共感できるし、絵がファッショナブルで見ていて楽しいから。

レビュー②

どんな話ですか? 1995年から矢沢あい先生が雑誌「りぼん」に連載していた漫画です。

主人公実果子は矢澤芸術学園(通称ヤザガク)に通い、日々ァッションの勉強に励んでいる高校1年生です。いつか自分のブランドを持ちたいという夢を持っています。

幼馴染で隣の家に住むツトム(同じ高校)。幼馴染の実果子にはその魅力がわかりませんでしたが、ルックスの良さと気さくなキャラクターからモテモテに。ストーリーが進むにつれ、だんだんお互いを意識するようになっていく恋愛模様も見所の一つです。個性豊なヤザガクの友人達との交流も楽しめる、笑いあり涙ありの青春バラエティー漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 若い実果子や友人達が挫折や失敗をしながらも前に進み、自分の道を見つけていく姿を見て欲しいからです。

小学生の時に読んでいましたが、大人になって読み直すと、実果子のように夢に向かって頑張り続ける事は簡単なことではないと気がつきました。自分の考え方が、変わるような感銘を受けた漫画です。実果子とツトムの恋愛模様も見ていてもどかしかったり、ほっこり温かい気持ちになったりするので、キュンキュンしたい人にもオススメです。

レビュー③

どんな話ですか? 服飾デザイン科に通う実果子を主人公に同じマンションに住む同級生の幼馴染のツトムや専門学校の個性豊かな仲間の物語です。夢を追いかける仲間と共に本気で製作したものを売るフリーマーケットを始めたり、実果子の家族やツトムとの恋愛、同級生の恋など盛りだくさんに話が展開されていきます。それぞれの登場人物たちが抱える悩みや葛藤なども描かれていて現実味のある漫画です。また、服飾学校が舞台のため、可愛いファッションが沢山出てきて、見ているだけでも楽しいです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 素直になれない実果子や、実果子に想いをはせるツトム、実らない恋でも好きな人の幸せを願ったり、不器用だけれど本音をいつもぶつける真っ直ぐさなど漫画と思えないくらい感情が丁寧に描かれていて共感できるところが沢山あるからです。嫉妬や妬みなど醜いところも描かれていて、そこも現実味があります。また、ファッションが本当にかわいくて、20年前に発売された漫画とは思えないくらい魅力が詰まっています。読み応えもあり、何度読んでも、大人になった今読んでも心に刺さるフレーズが沢山あります。私のバイブル本といってもいいくらいの漫画だからです。

 

クズの本懐 横槍メンゴ (著) スクウェア・エニックス

クズの本懐 横槍メンゴ (著) スクウェア・エニックス

 

アマゾン商品紹介 品行方正な美男美女カップルとして、周囲から羨望の眼差しを浴びている花火と麦。理想的な男女交際に見える二人には、誰にも言えない“ある秘密”を共有していた。

 

どんな話ですか? お互いに好きな相手がいる女子高生と男子高校生が、実らない恋のために生まれた心の空白を埋めるため、恋人を演じる。片方が虚しい気持ちを抱いた際は、好きな人をイメージしながら愛し合う。主人公は、このままずるずると関係を続けていくかいかないかという悩みを抱えながらも、自分の本性や本音をさらけ出すことができる疑似彼氏に居心地の良さも感じる。しかし、一方、彼は想いをよせている女性家庭教師は実は厄介な性癖の持ち主で、その本性がふたりの関係を狂わせていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 人間関係がこじれているため、一見自分とは関係ない世界の物語であるように感じるが、恋愛に悩む主人公の気持ちは、普通の女子高生となにも変わらない。主人公が想いをよせる相手、幼馴染であり「頼れる兄」である男性は、主人公を完全に妹扱いしており、望みがないように感じる。そういった一見、希望がない恋愛に苦しむ場面は、心の深い部分に刺さる人も多いのではないかと思う。リアルな恋愛に悩む人には、共感できる部分が多いのではないかと考え、推薦した。

坂道のアポロン 小玉ユキ (著) 小学館

坂道のアポロン 小玉ユキ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 1966年初夏、横須賀(よこすか)から地方の高校へ転入した薫(かおる)。幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとって学校は苦しいだけの場所になっていた。ところが転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?
●収録作品/坂道のアポロン(1)/種男

レビュー

どんな話ですか? 転校が多かった主人公の薫はまた東京から佐世保へ転校。ひょんなことからクラスから恐れられていた千太郎と関わることに。千太郎はジャズでドラムをやっており、薫はクラシックのピアノを。お前にジャズなんかわからん、と言われたことからジャズピアノにのめり込む薫。そこから良くも悪くも仲良くなり、ジャズセッションをする仲になる。千太郎の幼馴染である律子との三角関係にも悩みながらも友情、青春、恋愛の要素が詰まった心温まるストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初は真逆の性格の千太郎と薫だが、仲良くなる過程や、ジャズ、というあまりないジャンルにとても胸躍らせられます。また、選曲もとてもよく、漫画からは音が伝わらないが、表情や楽しそうに演奏しているシーンから音をも伝わるような気がします。青春、友情、恋愛、全ての要素を詰め込んだとても心温まるストーリーです。また、設定が1966年、というところもグッときます。現代にはない、ほろ苦い恋愛も見ることができます。

Dr.STONE 稲垣理一郎, Boichi (著) 集英社

Dr.STONE 稲垣理一郎, Boichi (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【デジタル版限定!巻末に描き下ろし特典イラスト付き!】一瞬にして世界中すべての人間が石と化す、謎の現象に巻き込まれた高校生の大樹。数千年後――。目覚めた大樹とその友・千空はゼロから文明を作ることを決意する!! 空前絶後のSFサバイバル冒険譚、開幕!!

レビュー

どんな話ですか? 現代社会にて高校生の大木大樹がかねてより想いを馳せていた小川杠に告白しようとしたその時、突如上空から放たれた光により全人類が石化してしまいます。彼は石化から復活することができましたが、その眼前に広がっていたのは樹木が生い茂り、風化した景色でした。そこで先に目覚めていた幼馴染の石神千空から石化現象からおよそ3700年経過したこと、そして人類がいなくなった世界にて文明を再建させるという決意を聞かされます。

そこから千空が幼少期から好み研究していた科学知識をもとに世界を駆け巡り、人類・文明の復活を目指していくストーリーです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画としてみると、全体のストーリーのスケールが復活した拠点からどんどん広がっていくRPG的な面白さがあります。また、1話ごとに起承転結がしっかりしているため、途中のどの話から読んでも理解できるのが、読者としてはありがたいです。

また「石鹸やガラスやコーラのよう身近にあるものがどうやって作られるのか」というような雑学的な知識が織り込まれて説明されるため、ちょっとしたトリビア集としても楽しめます。

アクション描写や筋肉描写が得意な方の作画なため、戦闘シーンに迫力があり魅力的なところも良いです。

BLACK BIRD 桜小路かのこ (著) 小学館

BLACK BIRD 桜小路かのこ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 いつかきっと迎えにいくから――そうあなたが言ってくれたから私はずっと待っていたあの日のあなたの温(ぬく)もりを
けれど私の前に現れたあなたの姿は黒い翼の異形の妖(あやかし)―――あなたが喰らうのは私の身体(からだ)それとも―――あなたに囚(とら)われた私の心……!?

レビュー

どんな話ですか? 原田実沙緒は高校生。小さな頃から霊や妖怪の類いが見えてしまうことに悩まされていた。ある日実沙緒が学校から帰ると隣のお屋敷に美しい和装の男性が…。彼は美紗緒の幼なじみの匡だった。「いつかきっとむかえにいくから」という言葉を残していなくなった実沙緒の初恋の人、きょうちゃん。だがそこで実沙緒は驚くべき事実を知る。きょうちゃんこと、烏水匡は人間ではなく妖、天狗の一族の当主になっていたこと、そして自分が妖に力と繁栄をもたらす「仙果の娘」という特別な人間であること。様々な種族の妖から命を狙われる実沙緒。守ってやるから俺の嫁になれと言う匡。そんな二人を過酷な試練が待ち受ける…。
なぜその漫画をオススメしたいですか? キャラクターがとても魅力的な漫画です!それに加え、設定や世界観が素晴らしく、妖と人間の恋愛…という難しい設定も抵抗なく受け入れられます。むしろ、圧倒的強さでいつも自分を守ってくれる(しかもイケメン)なんて妖最高です。別種族だからこその試練もあり、一話から最終話まで一気に読んでしまいたくなるような続きが気になる中毒性の強い漫画です。キャラクター達もみんな個性豊かでそれぞれ丁寧に描かれています。とりわけヒロインのお相手、匡は本当に魅力的。一途すぎる愛の深さに何度もきゅんきゅんするし、涙が止まらないシーンも。ぶっきらぼうな口ぶりでも肝心なときには必ず守ってくれる、仲間を見捨てたりしない、どこまでも面倒見がいい、言い尽くせない魅力に溢れています。キャラクターがいいからストーリーも骨太でしっかり楽しめます!

怪獣8号 松本直也 (著) 集英社

怪獣8号 松本直也 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。

レビュー

どんな話ですか? 怪獣と呼ばれる生物が、人々の日常生活を破壊する“怪獣大国”の日本が舞台。少年漫画の主人公としては、32歳とちょっとおっさんな日比野カフカは、幼馴染の亜白ミナとの「怪獣を全滅させる」という約束を果たすため、日本防衛隊の隊員を目指して一念発起する。ところが突然、謎の生物に侵食されてしまい、なんと自我を保ったまま怪獣化してしまう。怪獣であることを隠しながら、怪獣の全滅を目指すカフカと仲間達の絆や、怪獣の謎を追うバトルヒーローもの。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公が一度夢を諦めた32歳という、同年代なら誰もが共感してしまう設定であること。世間に対してちょっと斜に構えているけれど、仕事熱心で面倒見が良いカフカは職場の同僚や先輩に欲しいと思えるイイ奴。こんな平凡な、なんなら自分の周りにもいそうなおっさんが、怪獣になったり、一回りも年下の隊員たちと競ったり友情を育んだり…。大人がもう一度夢や青春をやり直すような姿に胸が熱くなる。ヒーローものは子供っぽい、主人公がとにかく強いだけというイメージを打ち砕く、おっさんの活躍を読んでもらいたい。

レビュー②

どんな話ですか? 怪獣が頻繁に発生する国、日本を舞台にしたバトル漫画。日々襲い来る怪獣を退治する日本防衛隊。その隊員になる約束を幼馴染の女の子としていたのに諦めてしまった主人公、日比野カフカ。怪獣処理の仕事におわれる毎日だったが、ある日後輩を怪獣からかばってケガをしてしまう。入院中のカフカの目の前に突然小型の怪獣が!気が付くとなぜかカフカの体が怪獣に変身している?!どこからどう見ても怪獣になってしまい、怪獣を退治するのが夢だったのに、逆に退治される立場に。怪獣に変身してしまったカフカは退治されてしまうのか、それとも約束した防衛隊員になるれるのか、これも一種のヒーロー漫画になりそうな予感がする漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の日比野カフカは冴えない男なのに、なぜか気になる存在。一度はあきらめそうになった子供の頃の夢を、後輩に影響され再び目指し始めます。まっすぐで憎めない性格が見ていて気持ちが良い。悪い怪獣を倒すヒーローになると諦めない姿、後輩にも憎まれ口をたたきながらも優しくする姿、命を張って後輩を助ける姿にグッときます。人はどこかにヒーローになりたい願望があるんでしょうね。くすっと笑えて元気を貰えるので、おすすめしたい漫画です。

クロスゲーム あだち充 (著) 小学館

クロスゲーム あだち充 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 四つ葉の青春野球ストーリー、開幕!幼なじみは四姉妹!? スポーツ用品店の息子・樹多村光と、バッティングセンター&喫茶店「クローバー」の娘たちが繰り広げる、爽やかで少しせつない青春野球ストーリー!!

樹多村光が野球に目覚めた小学5年生の夏…それは、決して忘れることの出来ない長く暑い夏だった。大反響の「第一部:若葉の季節」を完全収録した第1集
幼なじみの月島姉妹に囲まれて繰り広げられる、樹多村光の青春野球ストーリー。

レビュー

どんな話ですか? クロスゲームは、高校野球をテーマにした漫画作品です。主人公の喜多村光が甲子園出場へ向かって進んでいく物語となっています。主人公の樹多村光は、高校から野球を始めます。幼馴染であった月島若葉を事故で亡くしてしまい、若葉の願いであった甲子園を喜多村光が叶えるために、星秀高校で野球をスタートさせます。星秀は、甲子園に出場するため有名監督や有名選手を集めていたものの、1軍対2軍の戦いで2軍が勝利し1軍のメンバーは他校へ転校、監督も解任となります。強打者の東は、喜多村の才能を信じ星秀に残りともに甲子園を目指す事になります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校野球が好きな方は勿論のこと、誰でも楽しめるストーリー展開がオススメ出来るポイントです。幼馴染の悲しい死を乗り越えて、甲子園出場という願いを叶えるために主人公の喜多村が成長していく姿は、見ていてとても応援したくなります。喜多村の周りには、東や赤石などともに甲子園へ向けて、戦う頼もしい仲間が多く、仲間との絆やチームワークの大切さも考えさせられます。野球を通して成長していく、主人公の喜多村光の青春野球漫画でお勧めです。

妖狐×僕SS 藤原ここあ (著) スクウェア・エニックス

妖狐×僕SS 藤原ここあ (著) スクウェア・エニックス
アマゾン商品紹介 最高級マンション「メゾン・ド・章樫(あやかし)」。そこは妖怪の先祖返り達が集う妖しい館だった―――。藤原ここあの名作、全11巻同時発売!!!

レビュー

どんな話ですか? 旧家の令嬢として生まれた白鬼院凜々蝶は有名な家柄ゆえに他人に虚勢を張ってしまい悪態をついてしまう癖があった。その悪癖を治すべく「妖館」というマンションへ一人暮らしを始めようとするところから物語が始まる。この「妖館」は妖怪の先祖返りのみが集うマンションで、個性豊かな他の住人との交流や御狐神双熾という執事のような存在との恋愛模様が描かれている。笑えるところもあれば、感動的で泣けるところもあり、妖怪というファンタジーなところもあるので最後まで面白い作品である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ラブコメディーなところもあれば、感動的で泣けるとこもある。途中から話が一転してシリアスになりドキドキハラハラするところがあって、最後までずっと楽しめた作品だから。ファンタジーを毛嫌いしていたところもあったが、妖怪というファンタジー要素があったからこそ物語に深みが増している。妖怪という人生に翻弄されながらも生きていく登場人物たちに感情移入してしまうところがあったから。シリアスだけれど笑えるところもあって、恋愛や友情に感動できる作品だから男女問わずにおすすめしたい。