ブルーピリオド 山口つばさ (著) 講談社

ブルーピリオド 山口つばさ (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
どんな話ですか? 高校2年までまったく美術と縁が無かった主人公が、美術の時間に描いた絵がきっかけで芸大を目指す話です。進路を変更するまでは成績も良く、どんなタイプの同級生とも当たり障りなく付き合え、親ともうまくいっていた主人公が、美大を目指すことで様々な難関に立ち向かうことになります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 美術を専攻したことの無い人間にとって誰しも一度は考えるであろう「○○○の絵って何でこんなに評価が高いの?」という疑問。他にも「美術を専攻して食べていけるの?」とか「絵が上手い下手の基準って何?」という疑問に答えながら、芸術を感性ではなく、分析し理解可能な形で描かれているところが大変興味深かったです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 将来の進路に悩んでいる人、美術を専攻している人、芸術ってよく分からないと考えている人、主人公の成長物が読みたい人
読んだことによるエピソード 絵画や彫刻を目にした時の受け止め方が変わりました。

レビュー②

アマゾン商品紹介 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
どんな話ですか? 人付き合いがよく勉強もできるちょっぴりヤンチャな高校2年生の矢口八虎は、周りから見れば順風満帆な日々を送っているが本人は達成感を得ることができず、空虚な日々を送っていた。そんなある日やる気もないまま選択した美術の授業のある課題をきっかけに絵を書く事の魅力に取りつかれていく。美術部に入部し高校2年生で絵を始めるというかなり遅れたスタートを切る八虎だが、超難関である東京芸術大学の受験を決心する。美術のあらゆる知識などが詰まったスポ根漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 芸術をテーマにスポコン漫画として描いているのはとても珍しくて新鮮に感じます。遅咲きの主人公が持ち前の努力とヒラメキであらゆる可能性を広げていく姿はとてもワクワクします。一見完璧な毎日を送っているようだが心の中では達成感が得られずに空っぽな毎日を送っている主人公の姿に自分を映し出す人も多いのではないでしょうか。受験をしていい大学に入っていい企業に就職することが果たしていい人生なのでしょうか。それとも好きなことを突き詰めるのが良いのでしょうか。人生を見つめ直すきっかけになる作品になると思います。
どんな人に読んでもらいたいですか? 夢を諦めて現実を生きている多くの大人に読んでもらい作品です。主人公の八虎は最初は無難な人生を送ることが良いと考え、なかなか収入にもならない絵を書く事を疑問視していました。しかし美術の顧問の先生との出会いをきっかけに自分の好きなものを遅くからでも始め、突き詰めようとします。そんな姿はかつて夢を持っていた大人たちに響くのではないでしょうか。
読んだことによるエピソード 特になし

レビュー③

アマゾン商品紹介 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
どんな話ですか? 何事もそつなくこなし日々楽しくは過ごしているが、イマイチ何にもやりがいを感じずに生きてきた高校生が、とあることをきっかけに最難関の東京藝術大学油画科入学を目指す青春ストーリー。学校の美術部へ入学するところから、美大受験の予備校を通じ、同じく美大を目指す個性溢れる仲間と共に、時に互いにぶつかり合いながら成長していく。

周りが自分の強みや天才的な才能がある中で、ド素人から美大を目指し、無事合格する事ができるのか!?

続きが気になりすぎて、一気見必須!!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 一見だたの青春漫画と思われがちだが、”絵”にひたすら打ち込み、時には自分の身体に異変が起きながらも、全力でぶつかっていく様が、個人的には”スポ根もの”だと思っている。周りの才能に圧倒されながらも、努力を重ねることを惜しまない主人公にどんどんはまっていく。

実は、作者である山口つばさ氏が東京藝術大学卒で所々で入る、説明やセリフが納得感やリアリティがあり、また、間で出てくる絵画が実際の作家さんが描いたと思わしきもので、見ていて目も楽しめる。

どんな人に読んでもらいたいですか? ●何にもやりがいを見いだせずにいる人

何か一つのことに打ち込むと決めて努力をすれば、その過程で必ず成長できるし、努力は報われる。

●スポーツ漫画以外でスポ根青春ものを見たい人

個人的にスポーツ漫画は動きが多く流れについていけないことがあるので、

ゆっくり目も肥やしながらスポ根青春ものを見たい人にはオススメ

読んだことによるエピソード 特になし

トクサツガガガ  丹羽庭 (著) 小学館

トクサツガガガ  丹羽庭 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 隠れ「特撮オタク」OLコメディー!!

仲村さんは26才のOLさん。
職場では女子力が高いと見られているけど、
実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」!

オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。
人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、
一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり…
ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!

【編集担当からのおすすめ情報】
スピリッツ連載時より、
あるある、そうそう、分かる分かる…と
特撮ファン以外からも共感の嵐!!
ぼっちのオタク女子の生態、
ぜひお手にとってみてください!!

レビュー①

どんな話ですか? 特撮オタクのOLが周りにオタクであることを隠しながら、オタク生活を満喫している日常を描いたコメディ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 同じ特撮オタクならわかるわかる!と共感できることばかりで、好きなものがあるということは素敵だなって思わせてくれるから。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公は26歳のOL仲村叶。会社での評判も悪くない彼女は、女子力が高いどころか人を自宅に呼べないほどの隠れ特撮オタクです。
周囲と自分とのあまりのズレに、顔で笑って心は血涙を流しながら叫ぶ毎日だった叶にも、ふとしたきっかけでカミングアウトできる仲間が少しずつ集まりはじめることに。
特撮をめぐる叶の思いはやがて単なる趣味の共有を越え、自分の人生に過剰な干渉をしてくる母との対決や、大人びた悩みを抱える少年との絆にまで発展します。
人に決して器用なアプローチができるとはいえない叶はつまづいてばかり。そのたび脳内で手を差し延べてくれるのは、自分に大切なことを教えてくれた特撮ヒーローたちでした。
特殊技術を多用した幼児むけヒーロードラマ、いわゆる「特撮もの」を大人になっても卒業できず、こよなく愛するオタクたちを主人公に、人間社会の真理や万象(と格好つけても、要するにあるあるネタ)に触れながら、好きなものを声を大にして言えない肩身の狭さ、プチ生き辛さにスポットを当てた物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 毎回「巨大ロボ」や「名乗り」「シリーズものの歴史」など、断片的にクローズアップされる特撮については、単に知識が豊富になるだけでなく、あるあるネタを織り込みながらそれに携わる人々の思いがかなりリアルに伝わり、若干黄金パターン化されているとはいえ大きな魅力です。
単にオタク垂涎というだけでなく、「生き辛さを感じているのは、オタクに限ったことではない」とどんな読者にも刺さる普遍性を持った内容となっています。

 

 

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 今日も獣医学部のユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ!

レビュー①

どんな話ですか? 高校生の主人公とその友人が、帰宅途中に獣医学部を通ったことをきっかけに妙な教授と知り合いになり、怖い顔の子犬を譲りうける。(正確には押しつけられる)
その後教授の予言通り獣医を目指すことになった主人公は、珍妙な学校の仲間達と共に様々な動物とふれあっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シベリアンハスキーが世に知られることになったきっかけの漫画です。獣医学部を中心に展開するお話のため、動物への知識や理解を深めることが出来る良い作品なのです。しかし、各エピソードがどれもこれも非凡なため(これは作者さんの特徴でもあります)、動物漫画を読み始めたはずがギャグ漫画になっていた・・・だと?と皆が感じることでしょう。
動物を見てほっこりしたい人も、ギャグ漫画を読んで笑いたい人どちらでも楽しめる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 「H大学獣医学部」を舞台に、獣医学部の学生たちや教授、そしてさまざまな動物たちが巻き起こすコメディ。
主人公・ハムテルをはじめとした獣医学生たちが教授の出す課題や動物に振り回されてうんざりする様子は日本全国どこにでもある風景のようにも思えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 大胆すぎて迷惑な教授・漆原や天然すぎる美女な先輩・菱沼、ネズミ嫌いなのに何故かハムテルにくっついて獣医学部に来てしまった親友・二階堂など個性的なキャラクターがコメディ要素を盛り上げていて面白い!ペットのシベリアンハスキー・チョビやスナネズミ、その他の色々な動物たちのかわいさ・マイペースさも和み要素で、正直どんな人にもおすすめ!な作品です。

レビュー③

どんな話ですか? 獣医を目指す大学生と変わり者の教授、その人たちを囲む周囲の人たちとシベリアンハスキーとミックスの猫が織りなす、ハートウオームな漫画です。大学が大学なので、家畜や研究用の小動物も登場して、1話から2話程度の短編を紡いでいます。作者の方はきちんと大学を取材したうえで漫画にしているらしく、編集後記も楽しく読めます。また、作者の独特なコマ割りのためか、ゆっくりとした時間が流れている感じがして、読んでいて疲れないです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? その漫画の中では、とにかく時間がゆっくり流れている感じでとても気持ちが落ち着く感じがするので、コロナなどで心が疲れている方々の癒しになればと思います。ほぼ主人公のメスのシベリアンハスキーの優しいしぐさや主人公の男の子とのやり取りなど、仕事で疲れた時などに読むと、いやなことを忘れて没入できます。また、昨今のネットやメディアで動物がフィーチャーされているので、動物好きな人なら必ず気に入るのではないかと思って勧めます。

レビュー④

どんな話ですか? ペットや様々な動物たちのケガや病気を診てくれるのが、獣医師さんたちです。

この物語はその獣医師さんや生き物に関係した仕事を目指している学生たちの奮闘記です。

舞台は北海道にあるH大学の獣医学部で、冬のある日、一人の男子高校生が教授から一匹の小さなハスキー犬を譲り受けるところから始まります。

見た目は怖い顔ですが、心優しい女の子です。

彼はこの犬にチョビという名前を付け、一緒に暮らすことになりました。

彼は運命に導かれるようにH大学の獣医学部に入学し、そこで変わった教授や仲間たちと、日々奮闘していく生活を送るようになります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 昨今のペットブームもあり、動物たちへの関心が高まっています。

ストーリーではいろいろな動物が登場します。

それぞれ個性的なキャラクターがあり、人間と同じように言葉を交わしています。

人と動物たちが一緒に暮らしていく大変さや、病気やケガになってしまった動物たちの様子などが描かれています。

きっとこの漫画を観たら、もっと動物が好きになるでしょう。

彼らを理解しようとする気持ちは、これからの世の中にとっても大切なことだと思うので、オススメしたいです。

レビュー⑤

どんな話ですか? 高校生のハムテル(西根公輝)と二階堂昭夫は、下校途中にH大獣医学部前を通りがかり、そこで一匹のシベリアンハスキーの仔犬と出くわす。

そして、彼らの前に、獣医学部教授でアフリカ大好きな漆原が現れ、ハムテルにその仔犬を押し付け、「君は獣医になる」と将来を予言する。

それがきっかけで、ハムテルはH大獣医学部に進学。二階堂も、彼の金魚のフンのようにくっついて獣医学部に進む。

2人は漆原教授の指導の下、血液大好きでゆっくりとした喋り方の菱沼聖子を始め、個性豊かな教授や学生たち、動物病院にやってくる患畜たちに囲まれながら、獣医を目指す。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑥

どんな話ですか? 大学教授から子犬をもらったことで獣医を目指すことになってしまった主人公の、動物まみれのキャンパスライフを描いたコメディ漫画。シベリアンハスキーに三毛猫、鶏、砂ネズミ、馬、豚、粘菌、教授、祖母……大学のみならず、自宅でも起きる動物(人間含む)の個性の殴り合いの日常が描かれる。連載当時は主人公が通う大学のモデル、北海道大学獣医学部の志望者が増えたりシベリアンハスキーブームが起きたりと社会現象まで巻き起こした名作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑦

どんな話ですか? 札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の物語。個性豊かな登場人物も動物たちがおりなすコメディタッチで描かれています。

日本の某所に暮らす高校生・西根公輝(ハムテル、本名まさき)は、 ある日、近所のH大学獣医学部の構内を通りかかった時、 変な格好をした謎の教授に、シベリアンハスキーの子犬を押し付けられ、「君は将来、獣医になる!」と妙な予言をされてしまう。その子犬こそ愛犬となる「チョビ」、そしてハムテルと友人の二階堂は獣医を目指す!「ブタの御齧り」と不思議お姉さん菱沼さんの登場。獣医学科恒例のなぜか春の大運動会、そして恐怖の組織学試験…などなど。

大学6年+大学院時代の学生生活が濃厚に描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 理系(獣医学部)の大学生活ってどんなのだろう?そう思ったときに、ちょっと濃すぎるけれどでも現実的な雰囲気もある漫画であるため、参考になります。コメディタッチなので気軽に読めることもポイントです。

シベリアンハスキーを飼う人が増えたり、獣医学部(または獣医学科)を志望する人が増えたり、学部(学科)の偏差値が跳ね上がって難関になってしまったり…という一時期は社会現象を巻き起こした漫画となりました。漫画が発売されてからかなり時間がたってドラマ化もされましたし、今はお仕事系の漫画もかなり増えてきましたが、その先駆け的存在な漫画なので、ぜひ手に取ってもらいたいです。

レビュー⑧

どんな話ですか? 獣医学部に通う大学生・ハムテルの日常をコミカルに描いた漫画。舞台は北海道札幌市。西根公輝(通称・ハムテル)は獣医を目指す大学生。相棒は女の子だけど般若顔のシベリアン・ハスキー犬・チョビ。ハムテルが通うH大学獣医学部には、獣医を目指しているくせにネズミが大の苦手な二階堂や、金にがめつくいつも飄々としている清原、さらに院生には度を超えたマイペースさを発揮する変人奇人な菱沼など、非常にキャラの濃いメンツが集まっている。その中でも最たる変人・破天荒上等な漆原教授のもとで、ハムテルは仲間たちと切磋琢磨しながら大学生活を送っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「動物のお医者さん」というタイトル通り様々な動物が登場するが、どの動物も描写が繊細で美しい。毛並みの表現や瞳の輝きまで、非常に丁寧に描かれている。その画力にまずは驚いてほしい。

そして、優しい世界観に触れてほしい。この作品には嫌な人間が出てこない。ハチャメチャな人間は他の漫画よりもむしろ多めに登場するが、不思議とみな嫌味がない。イライラすることなく読み進められ、かわいい動物たちにも癒される。多くに人におススメしたい最高の漫画である。

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。 彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。

レビュー①

どんな話ですか? 京都で舞妓さんの住む屋形でご飯を作るきよちゃんのお話です。元々舞妓を目指して屋形に友人ときましたが、才能がなく故郷に帰ることになりました。しかし、あるできごとをきっかけにその屋形のご飯を作るまかないさんとして働くことになります。舞妓さんのどんな風に稽古をして、仕事をして一日を過ごすのか。その中でまかないさんのキヨさんとの関わりや、友人すーちゃんとの仲の良さだという言葉だけでは言い切れない関係はとても見どころがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 京都が好きなので今旅行に行けないと思うと、少しは旅行、京都気分を味わえるかなっと思います。また、まかないさんなので色々な料理が出てきます。実際に美味しそうで作った料理もあるぐらいです。そして、主人公と舞妓さん、特に親友すーちゃんとの関係がとてもよくこんな友達がいるといいなっと思える作品なのでぜひ読んで欲しいと思いました。

レビュー②

どんな話ですか? 京都のど真ん中にある花街で働く主人公キヨの日常の物語。幼なじみのすーちゃんをはじめとする舞妓さんと共同生活を営みながら、まかないさんとして暮らすているがその成長と様々な人間模様が描かれている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 華やかな舞妓さんの舞台裏を支えている主人公キヨのひたむきな姿に感動を覚えます。

レビュー③

どんな話ですか? 中学卒業後、舞妓を目指し、青森から京都へと上京したキヨだったが、早々に舞妓さん候補をくびになってしまい、故郷へと帰るとこに、舞妓さんたちの台所をあずかるまかないさんのおばちゃんが倒れる事件が発生。故郷のおばあちゃん仕込みの料理の腕をその場で如何なく発揮したキヨは、その腕を見込まれ、おばちゃんの代わりにまかないさんとして台所を預かることになりました。時にはしっかりしたご飯だったり、甘いおやつがあったりと、日々、舞妓さんたちのお腹の懐を温めます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中に出てくる、主人公キヨが作る暖かいごはんやおやつが美味しそうでついつい食べたくなります。主人公キヨが友人や舞妓さんたちへ接するときの何気ない気配りや言葉を読むととても暖かくなります。また、舞妓さんたちの日常も面白おかしく、賑やかに垣間見ることが出来るのも面白いです。主人公キヨと舞妓になった幼なじみ おすうちゃんと故郷青森にいる野球少年の健太の3人の物語を通して成長していく姿が一番のおすすめで元気をもらえます。

ちゃんとしなきゃ!をやめたら 二度と散らからない部屋になりました なぎまゆ (著) KADOKAWA

ちゃんとしなきゃ!をやめたら 二度と散らからない部屋になりました なぎまゆ (著) KADOKAWA

 

アマゾン商品紹介 片付けのコツは、その場を動かないこと。足の踏み場もないほど物が溢れすぎている友人宅のお片付けレポを通して、整理整頓ができない理由、キレイな状態を続ける方法を解説!元・片付けられない人だった著者がおくる、お片付け系実録コミックエッセイ。
どんな話ですか? とある漫画家の方が、ご友人宅のお片付けを手伝った際の実話エッセイです。ご家族と同居されている方、一人暮らしの方、趣味品の片付け方、どこの家でも困りそうな取扱説明書の管理方法など、色んなバリエーションの片付けエピソードが掲載されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 片付け本が好きで、漫画からエッセイ,雑誌など色々読んできましたが、一番役に立つと感じたのがこの漫画です。
実際の片付けの最中に発生する問題や、当事者の心理など他の本では掲載されていないような内容が随所にあり、とても役立ちました。また特定の場所だけ片付かなくて困っているという人向けの情報もあるので、例えばタンスやクローゼットがぎゅうぎゅう詰めで困っている方などにもお薦めです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 部屋が片付かなくて困っている人、片付けのモチベーションを上げたい人、エッセイ漫画が好きな人
読んだことによるエピソード 片付けのモチベーションがぐんっと上がりました。

だがしかし コトヤマ (著) 小学館

だがしかし コトヤマ (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 美味し、なつかし、駄菓子コメディー開封!

ここは、のどかな田舎町。
駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う・・・

「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」
「見せてあげるわ・・・ポテトフライの一番贅沢な食べ方・・・!!」
うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど・・・駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに・・・困惑するココノツ!!

こうして、少年×少女×駄菓子のおかしな夏が始まった・・・!!

【編集担当からのおすすめ情報】
うまい棒?ポテトフライ?それともブタメン??
あなたの好きな駄菓子はなんですか?
『だがしかし』には、読めばきっと食べたくなる懐かしい駄菓子の数々が登場します!!
ヘンな美少女×うまい駄菓子×新感覚ギャグの奇妙なコラボは中毒性あり!!

サンデーで連載するやいなや、熱狂的な支持を巻き起こした駄菓子コメディ、待望の第一巻です!!

 

レビュー

どんな話ですか? とある半島の田舎町に住む主人公・鹿田ココノツは父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子屋を継ぐように言われるが、漫画家になりたいという夢があったことから断り続けていた。
そんなココノツの前に突然謎の少女・枝垂ほたるが現れる。ほたるは大手お菓子メーカー・枝垂カンパニーの社長令嬢であり、枝垂カンパニーが作る駄菓子屋の店長としてヨウを迎えるためにやってきたのであった。
ほたるはココノツに駄菓子屋を継がせようと、店にある駄菓子の魅力をあの手この手で説明するなど大いに奮闘する。
一方のココノツも都会的な雰囲気をまとうほたるに惹かれ始めるが、漫画家の夢も捨て切れずに悩み続け、ある日突然ほたるは姿を消してしまう。
懐かしい気持ちになりつつ、ほろ苦いストーリーが楽しめるグルメ・ギャグ漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 昔懐かしい駄菓子の知識を得つつ、ストーリーも抜群に面白いのが魅力的な点です。
ギャグ要素だけでなく、田舎の男の子が都会の女の子に恋をするといった王道的な展開も楽しむことができるため、是非読んで頂きたい漫画です!

山と食欲と私 信濃川日出雄  新潮社

山と食欲と私 信濃川日出雄  新潮社

アマゾン商品紹介 27歳、会社員の日々野鮎美は、「山ガール」と呼ばれたくない自称単独登山女子。美味しい食材をリュックにつめて今日も一人山を登るのでした。欲張りウィンナー麺、雲上の楽園コーヒー、魅惑のブルスケッタ、炊きたてご飯のオイルサーディン丼等々。読むとお腹がすく&山に登りたくなる! WEBマンガサイト「くらげバンチ」で最速で100万アクセスを突破したアウトドア漫画の決定版誕生!

レビュー①

どんな話ですか? OLの主人公が様々な山に登り、そこでご飯(ヤマ飯と言われる)を作って楽しむ、と言う話です。基本的に「食べ物」がでてくる話が多いですが、山の話だけでなく、普段の生活(仕事、家族、婚活)が出てきたり、主人公の周りの人が主役となって展開される話も多くあります。主人公の登山や料理のスキルが話を追うごとに上がっていくので、成長感を感じられます。主人公の置かれている環境が現実にもありそうで感情移入しやすく、共感しやすいです。読んでいて楽しい気分になれる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私自身が山登りを良くするのですが、この漫画は山登りの魅力がとても上手に表現されているのでおすすめしたいです。山登りの計画や準備をする時のワクワク感。登る前の期待と「無事に登れるだろうか」と言う不安。山ご飯のおいしさと楽しさ。下りてきた後のお風呂の気持ち良さと、その後のビールやご飯のおいしさ。

山の爽やかさ、楽しさ、美しさ、厳しさ、恐ろしさが、日常の生活の様子とうまくミックスされてながら伝わる作品だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 自称単独登山女子のOLが登山をして食事をする話しです。山登りに関する漫画はいくつかあり、そういったものは「山に登る」ということに焦点を当てていますが、『山と食欲と私』は山で食べる「食事」に焦点を当てています。漫画では山登りのコツ、山で料理を作る楽しさ、レシピなどが紹介されています。おにぎりのようなシンプルなもの、ブルスケッタやホワイトシチューパスタのような少し凝ったものなど、出てくる料理はさまざまです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 『山と食欲と私』では山の魅力、山で食べるご飯の魅力が紹介されています。

山登りが好きな人なら、山に関する漫画を読むことは面白いと思います。また、この漫画を読むことでこれまで発見できなかった山の魅力を発見できるかもしれません。

さまざまな料理が紹介されているので、実際に山登りをしたときの参考になります。読んでいると「いろいろな料理に挑戦してみよう」という気持ちになります。

山と食事の魅力を伝えてくれていておすすめをしたいです。

レビュー③

どんな話ですか? 山でごはんをたべたりテントで宿泊したり山小屋でご飯を食べる単独登山女子、日比野鮎美が主人公。27歳普段はOL、休みは山に行き英気を養い自分の時間を充実させた漫画です。表紙の絵が山道具ぎっしりで、今までにないジャンルです。登山というものがただ山を登るだけじゃない、それがとてもおもしろい。山を登るための道具を紹介したり、山で水を捨てないように調理するレシピ、山を登るための筋トレ方法を紹介したり、全てにおいて役立ちます。実在する山が出たりするとじぶんもいつかはと思いを馳せてしまうそんな漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? コロナ禍でステイホームが騒がれ、ベランダキャンプをした事が私のキャンプを知りたいとおもうきっかけでした。簡易ポップアップテントを広げて中に入って過ごす、それだけですがとても楽しく特別感のある日常になりました。もうちょっと充実させたいな、と思っている矢先レンタルショップで本を見つけちょっと読んでみようかなと手に取りました。アウトドアが今までにした事がなく、そういうお店にも行った事がないど素人初心者の私が、現実逃避しつつ自分の知識にもできる一石二鳥な漫画だったからです。

ブラックジャック 手塚治虫 講談社

ブラックジャック 手塚治虫 講談社

アマゾン商品紹介 謎の天才外科医B・Jが、その鋭いメスで人間の心の奥の本性をえぐる不朽のヒューマン大作!!

レビュー①

どんな話ですか? 全身傷だらけ、無免許の天才外科医ブラック・ジャックが活躍する漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今では考えられないような治療も一部載っているけど、現代社会でも変わらぬ医学において大事なことが詰まっている作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 無免許だが天才的な腕の外科医であるブラックジャックの「医療と生命」をテーマにした話。毎回一話完結の話なのだが全てが訴えるべき内容のある素晴らしいにつきる作品。また医師免許を持っている手塚治虫先生でなければ描けないであろう専門知識に特化した作品でもある。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 巨匠「手塚治虫」の代表作の一つ。トレードマークである黒人の皮膚を使用して手術したエピソードによる人種差別の問題や、安楽死を生業にするドクターキリコの話等、命や種々の社会問題に関して深く考えさせられる。

レビュー③

どんな話ですか? 間黒男という少年が、幼いころに爆弾に巻き込まれて死の淵を彷徨った末に

名医に助けられ、一緒にいて死亡した母親から皮膚の移植手術を受け一命を

取り留める。

それをきっかけに外科医となり、多くの医者が出来ないと匙を投げるかなり

難しい手術をこなし、世界的にも注目される。

しかし、彼は実は医師免許を持たない無免許医師。また、法外な額を患者に請求

する。だが法外な額を請求する事は彼なりの正義の元に行っている事であり、

冷たい医者に見えて実は人命救助への思いはとても熱い医者である。

彼がどうして法外な額を請求し無免許なのか彼の人生が描かれている。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、だれもが知る日本を代表する漫画家である手塚治虫先生の漫画であること。

アトムは有名だが、医師免許を持っていた手塚先生ならではの細かい描写が秀逸

で目を伏せたくなる場面もあるが、こんな医師が実際いたら面白いと思える漫画。

冷たそうに見えるが、実は熱い思いを抱えていて、自分を救ってくれた医師の為

にはアフリカなどにも行くフットワークの軽さや、面白い症例の手術のためには

無料で引き受けるなど、彼の性格がとても魅力的。

見どころは、天井に鏡をつけて自らを手術するシーンは圧巻!!!

手塚先生はどうやってこれを描けたのか、この時のブラックジャックのセリフなど

は神の手を持つ彼でさえ自分を手術することは本当に大変なのだとわかり、震える。

鴨の水かき 空木 哲生著 KADOKAWA

鴨の水かき 空木 哲生著 KADOKAWA

 

アマゾン商品紹介 デザイン事務所[デザインプラス]は3人所帯。仕事はできるが性格きつめの前原さん(32歳・女)。のんびりふんわりポジティブ思考の沖くん(24歳・男)。優しいけれど少々マヌケな渡辺社長(42歳・男)。取引先のムチャな注文も、厳しい納期も、日常茶飯事。そんな彼らの一喜一憂の日々を描く、涙と笑いのお仕事ドラマ。――働くすべての人に、贈ります。
どんな話ですか? デザイナー事務所の社長と社員たち&クライアントやご近所の人々とのデザインにまつわる作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? いつも何気なく目にしている広告やパッケージなどにもデザイナーの意思や思いなどが込められていたりすることがわかるのと、仕事するっていいなと思えるので。