うちのでこぼこ兄妹 発達障害子育て絵日記 寺島ヒロ (著) 飛鳥新社

うちのでこぼこ兄妹 発達障害子育て絵日記 寺島ヒロ (著) 飛鳥新社

アマゾン商品紹介 うちの子たちは「でこぼこ(発達障害)」ですーー。

兄(高3)タケル:アスペルガー症候群。数学とエア麻雀が得意。将来の夢は科学者。
妹(小6)いっちゃん:アスペルガー傾向。ピアノと作曲が得意。将来は未知数。

発達障害とは、すごくざっくり言うと「脳の得意・不得意の偏りが大きいこと」そんな“でこぼこ”を持つ子どもたちの子育ては、毎日がスペクタクルの連続!「こんなことができるの! ?」と驚くことがあれば、「これはできないの! ?」と泣くことも…大きな不得意を持ちながらも、すくすくと好きなこと・得意なことを伸ばしていく兄妹の成長を母親の視点から描いた1冊。
ユーモラスで幸せな子育ての日々をお届けします。自己肯定感の高い子が育つヒントが見つかるかも…?精神科医監修のコラムも収録。著者の実体験と合わせて、発達障害についての基本知識も学べます。

どんな話ですか? 発達障害を持った兄妹の日常を、兄妹のお母さんが可愛らしい四コマ漫画で描いた作品です。兄妹の普段の過ごし方、進路の選択、体調不良や特性について記した、終始ほんわかした雰囲気のお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 発達障害は人によって症状が様々で、故に対処方法も千差万別です。しかし割合としては決して少なくない方が該当する、もしくはグレーゾーンに居ると言われています。そんな方が周囲に居る場合、またサポートする立場になった場合、彼らが普段困っていることは何か、またどんな特徴があるのかを知るためのとっかかりとしてお薦めできる漫画です。発達障害関連のエッセイはどうしても重い雰囲気の作品が多いですが、こちらの漫画はほっこりした描き方をされているため、お子様と一緒に理解を深めていく等の用途にも使えると考えます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 発達障害がある人、発達障害がある方が身近に居る人、発達障害について理解を深めたい人
読んだことによるエピソード 特になし

ちょっと江戸まで 津田雅美 (著) 白泉社

ちょっと江戸まで 津田雅美 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 ここは、江戸開府405年後の江戸時代――。大身旗本にして江戸町奉行の貴晄は、父の今際の言葉からもう一人の弟妹の存在を知る。腹心・正成を使いに出し、出会った子供・そうびは幼少の貴晄そっくり!! 正成の誘いで江戸へやってきたそうびは一体どうなる!?
どんな話ですか? もしも日本の鎖国がずっと続いていたらどうなっていたか?
この漫画は2000年過ぎまで江戸時代が続いていたらと仮定した、パラレル歴史物です。旗本の御落胤として生まれ山の中で育った主人公が江戸の街に出てきて、様々な文化や人に触れ成長していくお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? パラレルストーリーですが、江戸時代の制度や文化についてはしっかり史実が引き継がれており、歴史の勉強にも役立ちます。またありがちなお話展開ではないため、王道漫画以外を読みたくなった時にもお薦めです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 江戸時代に興味がある人、漫画を読みながら勉強したい人、意外性のある漫画を読みたい人
読んだことによるエピソード 特になし

メランコリア 道満晴明 (著) 集英社

メランコリア 道満晴明 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ショートストーリーの名手・道満晴明が描くメランコリックオムニバス! 世界の終わりが近づく中、人は何を思うのか!? 楽しいだけじゃ、穏やかなだけじゃ、幸せなだけじゃ、人生はつまらない。「憂鬱」それは甘くて苦い蜜の味――…。読むほどに絡み合っていく、巧妙なストーリーギミックとじわじわと心を侵すメランコリックな物語!!
どんな話ですか? 巨大彗星の接近による世界の終末が近付く中、メランコリックな日々を過ごす人々。
ある殺し屋は売春組織の元締めの女子高生の暗殺を依頼され、ある一家は父親が作った地下シェルターに避難し、ある少女はクラスでいじめられている少年と終業式の日に密会する約束を交わす。
それぞれ全く接点のない話だと思われていたが、終盤で伏線が回収され、世界の終末を回避する冴えたやり方が導かれる。
ショートショートの奇才が紡ぐ傑作オムニバス。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作者の道満晴明はもともと特殊性癖に特化したエロ漫画でコアな人気を博していました。本作もエログロナンセンス要素を含みますが、一般向けなので若干マイルドになっています。デフォルメの利いたフェティッシュなキャラデザは、刺さる層にはとことん刺さります。最初はそれぞれ独立した話と思わせておいて、ドミノ倒しの如く終盤で伏線が回収されていく構成が見事。また、本作は世界の終末が近付いた人類の過ごし方を淡々と描いています。非日常と日常の境界線が溶け出す不条理な世界観は、SF・ファンタジー・ホラーのジャンルボーダレスな闇鍋で、中毒性の高い独特の読み心地を約束します。おねショタやТS、百合にBLなど、世間一般の道徳観念では異端視される性的嗜好が広義の愛の形として許容されてる自由さも心地いいです。天才チェスプレイヤーのボビー・フィッシャーやループ・ゴールドバーグマシンなど、知っているとちょっと頭がよくなった気になるキーワードを散りばめておくセンスも素敵でした。
どんな人に読んでもらいたいですか? SFが好きな人
伏線回収の見事さに驚きたい人
エキセントリックな殺し屋が見たい人
人外キャラに萌える人
百合やBLが好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

爺さんと僕の事件帖 しかくの (著) グループ・ゼロ

爺さんと僕の事件帖 しかくの (著) グループ・ゼロ

アマゾン商品紹介 ぼく・中寺逸実(なかでら・いつみ)は、両親と早くに死別してずっと施設で暮らしていた。二年前、某資産家への養子話が決まりかけていたところへ、ぼくを探し当てた祖父・逸樹(いつき)がやって来たんだけれど、正直今更知らない祖父のところへ行く気はなかった。気が変わったのは、珍しい物のようにぼくを見る祖父の目が、やたら癪に障ったからだ――。それ以来、ぼくは祖父と二人暮らし。超人的に無口で無愛想な祖父だけど、ぼくが出くわす事件にいつもアドバイスをくれて……? 祖父とぼくの二人が様々な謎を解決する、日常系ミステリ・コミック!
どんな話ですか? 小学生の中寺逸実は両親と早くに死別して以来施設で育ったが、今を遡ること二年前に資産家との養子縁組が決まる。そこへ突然現れたのが唯一の肉親である祖父の逸樹。初対面の祖父に引き取られるのに難色を示す逸実だったが、自分を珍しげに眺める逸樹の態度に反発し、見返してやりたい一念で彼の家に転がりこむ。
寡黙で偏屈な祖父と好奇心旺盛な孫が、日常のささやかな謎に挑むミステリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 頑固で風変わりな祖父と大人びた小学生の孫が、日常のささやかなミステリーに挑む推理ものです。逸樹が渋くてかっこいい!老いてなおイケメンでこんなおじいさんがほしいです。生い立ちのせいか年不相応に落ち着いた逸実ですが、祖父を相手にしている時だけは子供っぽい素顔を見せるのが微笑ましいです。逸樹は典型的な安楽椅子探偵で、逸実が持ち帰った話を聞いてすぐさま事件を解くのが様式美です。逸実の友人の少年探偵団の仲間たちも活躍します。
小学生にしてはくどいセリフ回しをするのが難点ですが、後味の悪い事件も彼らの賑やかさで救われました。微妙な距離感のある祖父と孫の交流を基調にしていますが、中身は意外に本格的な推理もので、セリフ量がとても多いです。扱われる事件は飼育小屋のうさぎ殺しや何者かによるプールの水抜きなど、どの小学校でも起こりうるトラブルが多いです。アレルギーや虐待など現代社会の病理に根差した問題も取り扱っており、ショッキングな展開に考えさせられます。特に印象的だったのは逸実のクラスメイトの女子の事故死の回で、彼女を救えなかった事を悔やむ逸実へ、逸樹がかけた不器用な言葉にうるっときました。逸樹の少年時代の話もレトロで面白く、古書や関東大震災に絡んだエピソードは読みごたえがあります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 推理ものが好きな人
無口でダンディな老紳士に萌える人
祖父と孫のコンビに和みたい人
安楽椅子探偵にときめく人
少年探偵団が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

百姓貴族 荒川弘 (著) 新書館

百姓貴族 荒川弘 (著) 新書館

アマゾン商品紹介 マンガ家になる前は北海道で七年間、農業に従事していた荒川弘。牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄される―年中無休で働き、切ない想いも多々あるハードなお仕事。「水がなければ牛乳を飲めばいいのに」。なんたって“百姓貴族”ですから!!知られざる農家の実態を描いた、日本初農家エッセイ登場。

レビュー①

どんな話ですか? マンガ家になるまでの7年間、北海道で農業に従事していた作者の体験記。

牛を飼い、野菜を作り、クマに怯え、エゾシマリスに翻弄され、年中無休で働き、切ない思いもたくさんあるハードの仕事である農業が面白おかしく描かれている。

北海道の農家ならではのエピソードが満載で、「働かざるもの食うべからず」、「俺にできる事はおまえにもできる」などの、荒川家の家訓のもと、牛も畑もマンガも全力投球の作者の話が面白かった。

笑いあり、トリビアあり、理不尽あり、伝説ありの農家エッセイ・コミックです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? サラリーマン家庭で、育った私には、想像できない世界があり、新鮮で読んでいくうちにドンドン引き込まれていき、次の巻の発売が待ちどうしい程、この漫画にハマってしまいました。

北海道の農家ならではのエピソードが面白いので、是非とも読んで欲しいです。

レビュー②

どんな話ですか? 漫画「鋼の錬金術師」や「銀の匙」の作者であり、北海道の農家出身の荒川弘さんが描く農業エッセイ。

農家での暮らしってどんな感じ?農家あるあるや裏話、家族の面白エピソード等が満載のギャグマンガです。

楽しみながら、いつの間にか田舎暮らしや農家についても雑学的に学べます。

農業に興味が無くても、パワフルな荒川一家のぶっ飛びまくったエピソード(農機具で切れた指を無理やり繋げたり

子供にクリスマスツリーの木を切らせて用意させたり)が満載で、驚くと同時にめちゃくちゃ笑えます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく出てくるエピソードが常識外れだったり規格外だったりするのでとても驚いてしまうのですが

登場人物、特に作者の親父殿のように元気いっぱいで豪快な気持ちの良い人が出てくるので、読んでいるだけで

なんだか元気になってきます。こんなすごい事になっても頑張っている人がいるんだから自分も

しょうもないことでくよくよしてるのはつまらんなぁと思えちゃう、そんなパワーを感じました。

読むと元気をわけてもらえるのが一番のおすすめポイントです。

一部漢字にしかフリガナが振っていないのですが、絵が綺麗で読みやすく分かりやすいので、小学生の子供もげらげら笑って読んでいます。農業や食に対して以前より興味が沸いたようで、食育の一環として子供さんにもおすすめします。

クマとたぬき 帆 (著) KADOKAWA

クマとたぬき 帆 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 ツイッターで1.2億PV超え、webで話題の動物マンガがついに書籍化!自分の鼻歌で寝てしまったり、出来の悪い剥製ごっこをしたり、アライグマのかわいいポーズを真似しようと無理したり…おだやかなクマとお調子者なたぬきの、コミカルで愛おしい毎日。四季折々の森の風景の中で描かれる、モフモフなふたりの友情にクスッと笑って癒やされる作品です。「クマの思い出を辿る夏の旅」「ふたりの出会い」など、書籍でしか読めない新作エピソードを50ページ以上描きおろし。マンガ好きから親子で一緒に読む方までオススメな、今もっとも心なごむ動物マンガ!
どんな話ですか? とある山で暮らすクマとたぬきの四季折々のほんわかしたエピソードを四コマ漫画で綴った作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 実際のクマやたぬきなど山に済む動物の習性をふまえつつ、それらをエピソードとして盛り込んでいます。基本はほっこり、ほんわかしたお話なのですが、読み進むにつれ動物達についての知識も深まる本となっています。
どんな人に読んでもらいたいですか? 癒やされたい人、漫画で雑学を修得したい人、動物好きな人
読んだことによるエピソード とくになし。

ブルーピリオド 山口つばさ (著) 講談社

ブルーピリオド 山口つばさ (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
どんな話ですか? 高校2年までまったく美術と縁が無かった主人公が、美術の時間に描いた絵がきっかけで芸大を目指す話です。進路を変更するまでは成績も良く、どんなタイプの同級生とも当たり障りなく付き合え、親ともうまくいっていた主人公が、美大を目指すことで様々な難関に立ち向かうことになります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 美術を専攻したことの無い人間にとって誰しも一度は考えるであろう「○○○の絵って何でこんなに評価が高いの?」という疑問。他にも「美術を専攻して食べていけるの?」とか「絵が上手い下手の基準って何?」という疑問に答えながら、芸術を感性ではなく、分析し理解可能な形で描かれているところが大変興味深かったです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 将来の進路に悩んでいる人、美術を専攻している人、芸術ってよく分からないと考えている人、主人公の成長物が読みたい人
読んだことによるエピソード 絵画や彫刻を目にした時の受け止め方が変わりました。

レビュー②

アマゾン商品紹介 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
どんな話ですか? 人付き合いがよく勉強もできるちょっぴりヤンチャな高校2年生の矢口八虎は、周りから見れば順風満帆な日々を送っているが本人は達成感を得ることができず、空虚な日々を送っていた。そんなある日やる気もないまま選択した美術の授業のある課題をきっかけに絵を書く事の魅力に取りつかれていく。美術部に入部し高校2年生で絵を始めるというかなり遅れたスタートを切る八虎だが、超難関である東京芸術大学の受験を決心する。美術のあらゆる知識などが詰まったスポ根漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 芸術をテーマにスポコン漫画として描いているのはとても珍しくて新鮮に感じます。遅咲きの主人公が持ち前の努力とヒラメキであらゆる可能性を広げていく姿はとてもワクワクします。一見完璧な毎日を送っているようだが心の中では達成感が得られずに空っぽな毎日を送っている主人公の姿に自分を映し出す人も多いのではないでしょうか。受験をしていい大学に入っていい企業に就職することが果たしていい人生なのでしょうか。それとも好きなことを突き詰めるのが良いのでしょうか。人生を見つめ直すきっかけになる作品になると思います。
どんな人に読んでもらいたいですか? 夢を諦めて現実を生きている多くの大人に読んでもらい作品です。主人公の八虎は最初は無難な人生を送ることが良いと考え、なかなか収入にもならない絵を書く事を疑問視していました。しかし美術の顧問の先生との出会いをきっかけに自分の好きなものを遅くからでも始め、突き詰めようとします。そんな姿はかつて夢を持っていた大人たちに響くのではないでしょうか。
読んだことによるエピソード 特になし

レビュー③

アマゾン商品紹介 成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポ根受験物語、八虎と仲間たちは「好きなこと」を支えに未来を目指す!
どんな話ですか? 何事もそつなくこなし日々楽しくは過ごしているが、イマイチ何にもやりがいを感じずに生きてきた高校生が、とあることをきっかけに最難関の東京藝術大学油画科入学を目指す青春ストーリー。学校の美術部へ入学するところから、美大受験の予備校を通じ、同じく美大を目指す個性溢れる仲間と共に、時に互いにぶつかり合いながら成長していく。

周りが自分の強みや天才的な才能がある中で、ド素人から美大を目指し、無事合格する事ができるのか!?

続きが気になりすぎて、一気見必須!!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 一見だたの青春漫画と思われがちだが、”絵”にひたすら打ち込み、時には自分の身体に異変が起きながらも、全力でぶつかっていく様が、個人的には”スポ根もの”だと思っている。周りの才能に圧倒されながらも、努力を重ねることを惜しまない主人公にどんどんはまっていく。

実は、作者である山口つばさ氏が東京藝術大学卒で所々で入る、説明やセリフが納得感やリアリティがあり、また、間で出てくる絵画が実際の作家さんが描いたと思わしきもので、見ていて目も楽しめる。

どんな人に読んでもらいたいですか? ●何にもやりがいを見いだせずにいる人

何か一つのことに打ち込むと決めて努力をすれば、その過程で必ず成長できるし、努力は報われる。

●スポーツ漫画以外でスポ根青春ものを見たい人

個人的にスポーツ漫画は動きが多く流れについていけないことがあるので、

ゆっくり目も肥やしながらスポ根青春ものを見たい人にはオススメ

読んだことによるエピソード 特になし

トクサツガガガ  丹羽庭 (著) 小学館

トクサツガガガ  丹羽庭 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 隠れ「特撮オタク」OLコメディー!!

仲村さんは26才のOLさん。
職場では女子力が高いと見られているけど、
実は女死力滾る「特オタ(特撮オタク)」!

オタバレが怖くて、一人ぼっちでコソコソしながら生きてるよ。
人目につかないフィールドのカプセルトイを求めて街をさすらったり、
一人カラオケで“特ソン(特撮ソング)”歌いまくったり…
ヒーローの言葉を胸に、今日も進むよ「特オタ」道!

【編集担当からのおすすめ情報】
スピリッツ連載時より、
あるある、そうそう、分かる分かる…と
特撮ファン以外からも共感の嵐!!
ぼっちのオタク女子の生態、
ぜひお手にとってみてください!!

レビュー①

どんな話ですか? 特撮オタクのOLが周りにオタクであることを隠しながら、オタク生活を満喫している日常を描いたコメディ。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 同じ特撮オタクならわかるわかる!と共感できることばかりで、好きなものがあるということは素敵だなって思わせてくれるから。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公は26歳のOL仲村叶。会社での評判も悪くない彼女は、女子力が高いどころか人を自宅に呼べないほどの隠れ特撮オタクです。
周囲と自分とのあまりのズレに、顔で笑って心は血涙を流しながら叫ぶ毎日だった叶にも、ふとしたきっかけでカミングアウトできる仲間が少しずつ集まりはじめることに。
特撮をめぐる叶の思いはやがて単なる趣味の共有を越え、自分の人生に過剰な干渉をしてくる母との対決や、大人びた悩みを抱える少年との絆にまで発展します。
人に決して器用なアプローチができるとはいえない叶はつまづいてばかり。そのたび脳内で手を差し延べてくれるのは、自分に大切なことを教えてくれた特撮ヒーローたちでした。
特殊技術を多用した幼児むけヒーロードラマ、いわゆる「特撮もの」を大人になっても卒業できず、こよなく愛するオタクたちを主人公に、人間社会の真理や万象(と格好つけても、要するにあるあるネタ)に触れながら、好きなものを声を大にして言えない肩身の狭さ、プチ生き辛さにスポットを当てた物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 毎回「巨大ロボ」や「名乗り」「シリーズものの歴史」など、断片的にクローズアップされる特撮については、単に知識が豊富になるだけでなく、あるあるネタを織り込みながらそれに携わる人々の思いがかなりリアルに伝わり、若干黄金パターン化されているとはいえ大きな魅力です。
単にオタク垂涎というだけでなく、「生き辛さを感じているのは、オタクに限ったことではない」とどんな読者にも刺さる普遍性を持った内容となっています。

 

 

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 今日も獣医学部のユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ!

レビュー①

どんな話ですか? 高校生の主人公とその友人が、帰宅途中に獣医学部を通ったことをきっかけに妙な教授と知り合いになり、怖い顔の子犬を譲りうける。(正確には押しつけられる)
その後教授の予言通り獣医を目指すことになった主人公は、珍妙な学校の仲間達と共に様々な動物とふれあっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シベリアンハスキーが世に知られることになったきっかけの漫画です。獣医学部を中心に展開するお話のため、動物への知識や理解を深めることが出来る良い作品なのです。しかし、各エピソードがどれもこれも非凡なため(これは作者さんの特徴でもあります)、動物漫画を読み始めたはずがギャグ漫画になっていた・・・だと?と皆が感じることでしょう。
動物を見てほっこりしたい人も、ギャグ漫画を読んで笑いたい人どちらでも楽しめる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 「H大学獣医学部」を舞台に、獣医学部の学生たちや教授、そしてさまざまな動物たちが巻き起こすコメディ。
主人公・ハムテルをはじめとした獣医学生たちが教授の出す課題や動物に振り回されてうんざりする様子は日本全国どこにでもある風景のようにも思えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 大胆すぎて迷惑な教授・漆原や天然すぎる美女な先輩・菱沼、ネズミ嫌いなのに何故かハムテルにくっついて獣医学部に来てしまった親友・二階堂など個性的なキャラクターがコメディ要素を盛り上げていて面白い!ペットのシベリアンハスキー・チョビやスナネズミ、その他の色々な動物たちのかわいさ・マイペースさも和み要素で、正直どんな人にもおすすめ!な作品です。

レビュー③

どんな話ですか? 獣医を目指す大学生と変わり者の教授、その人たちを囲む周囲の人たちとシベリアンハスキーとミックスの猫が織りなす、ハートウオームな漫画です。大学が大学なので、家畜や研究用の小動物も登場して、1話から2話程度の短編を紡いでいます。作者の方はきちんと大学を取材したうえで漫画にしているらしく、編集後記も楽しく読めます。また、作者の独特なコマ割りのためか、ゆっくりとした時間が流れている感じがして、読んでいて疲れないです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? その漫画の中では、とにかく時間がゆっくり流れている感じでとても気持ちが落ち着く感じがするので、コロナなどで心が疲れている方々の癒しになればと思います。ほぼ主人公のメスのシベリアンハスキーの優しいしぐさや主人公の男の子とのやり取りなど、仕事で疲れた時などに読むと、いやなことを忘れて没入できます。また、昨今のネットやメディアで動物がフィーチャーされているので、動物好きな人なら必ず気に入るのではないかと思って勧めます。

レビュー④

どんな話ですか? ペットや様々な動物たちのケガや病気を診てくれるのが、獣医師さんたちです。

この物語はその獣医師さんや生き物に関係した仕事を目指している学生たちの奮闘記です。

舞台は北海道にあるH大学の獣医学部で、冬のある日、一人の男子高校生が教授から一匹の小さなハスキー犬を譲り受けるところから始まります。

見た目は怖い顔ですが、心優しい女の子です。

彼はこの犬にチョビという名前を付け、一緒に暮らすことになりました。

彼は運命に導かれるようにH大学の獣医学部に入学し、そこで変わった教授や仲間たちと、日々奮闘していく生活を送るようになります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 昨今のペットブームもあり、動物たちへの関心が高まっています。

ストーリーではいろいろな動物が登場します。

それぞれ個性的なキャラクターがあり、人間と同じように言葉を交わしています。

人と動物たちが一緒に暮らしていく大変さや、病気やケガになってしまった動物たちの様子などが描かれています。

きっとこの漫画を観たら、もっと動物が好きになるでしょう。

彼らを理解しようとする気持ちは、これからの世の中にとっても大切なことだと思うので、オススメしたいです。

レビュー⑤

どんな話ですか? 高校生のハムテル(西根公輝)と二階堂昭夫は、下校途中にH大獣医学部前を通りがかり、そこで一匹のシベリアンハスキーの仔犬と出くわす。

そして、彼らの前に、獣医学部教授でアフリカ大好きな漆原が現れ、ハムテルにその仔犬を押し付け、「君は獣医になる」と将来を予言する。

それがきっかけで、ハムテルはH大獣医学部に進学。二階堂も、彼の金魚のフンのようにくっついて獣医学部に進む。

2人は漆原教授の指導の下、血液大好きでゆっくりとした喋り方の菱沼聖子を始め、個性豊かな教授や学生たち、動物病院にやってくる患畜たちに囲まれながら、獣医を目指す。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑥

どんな話ですか? 大学教授から子犬をもらったことで獣医を目指すことになってしまった主人公の、動物まみれのキャンパスライフを描いたコメディ漫画。シベリアンハスキーに三毛猫、鶏、砂ネズミ、馬、豚、粘菌、教授、祖母……大学のみならず、自宅でも起きる動物(人間含む)の個性の殴り合いの日常が描かれる。連載当時は主人公が通う大学のモデル、北海道大学獣医学部の志望者が増えたりシベリアンハスキーブームが起きたりと社会現象まで巻き起こした名作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑦

どんな話ですか? 札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の物語。個性豊かな登場人物も動物たちがおりなすコメディタッチで描かれています。

日本の某所に暮らす高校生・西根公輝(ハムテル、本名まさき)は、 ある日、近所のH大学獣医学部の構内を通りかかった時、 変な格好をした謎の教授に、シベリアンハスキーの子犬を押し付けられ、「君は将来、獣医になる!」と妙な予言をされてしまう。その子犬こそ愛犬となる「チョビ」、そしてハムテルと友人の二階堂は獣医を目指す!「ブタの御齧り」と不思議お姉さん菱沼さんの登場。獣医学科恒例のなぜか春の大運動会、そして恐怖の組織学試験…などなど。

大学6年+大学院時代の学生生活が濃厚に描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 理系(獣医学部)の大学生活ってどんなのだろう?そう思ったときに、ちょっと濃すぎるけれどでも現実的な雰囲気もある漫画であるため、参考になります。コメディタッチなので気軽に読めることもポイントです。

シベリアンハスキーを飼う人が増えたり、獣医学部(または獣医学科)を志望する人が増えたり、学部(学科)の偏差値が跳ね上がって難関になってしまったり…という一時期は社会現象を巻き起こした漫画となりました。漫画が発売されてからかなり時間がたってドラマ化もされましたし、今はお仕事系の漫画もかなり増えてきましたが、その先駆け的存在な漫画なので、ぜひ手に取ってもらいたいです。

レビュー⑧

どんな話ですか? 獣医学部に通う大学生・ハムテルの日常をコミカルに描いた漫画。舞台は北海道札幌市。西根公輝(通称・ハムテル)は獣医を目指す大学生。相棒は女の子だけど般若顔のシベリアン・ハスキー犬・チョビ。ハムテルが通うH大学獣医学部には、獣医を目指しているくせにネズミが大の苦手な二階堂や、金にがめつくいつも飄々としている清原、さらに院生には度を超えたマイペースさを発揮する変人奇人な菱沼など、非常にキャラの濃いメンツが集まっている。その中でも最たる変人・破天荒上等な漆原教授のもとで、ハムテルは仲間たちと切磋琢磨しながら大学生活を送っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「動物のお医者さん」というタイトル通り様々な動物が登場するが、どの動物も描写が繊細で美しい。毛並みの表現や瞳の輝きまで、非常に丁寧に描かれている。その画力にまずは驚いてほしい。

そして、優しい世界観に触れてほしい。この作品には嫌な人間が出てこない。ハチャメチャな人間は他の漫画よりもむしろ多めに登場するが、不思議とみな嫌味がない。イライラすることなく読み進められ、かわいい動物たちにも癒される。多くに人におススメしたい最高の漫画である。

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。 彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。

レビュー①

どんな話ですか? 京都で舞妓さんの住む屋形でご飯を作るきよちゃんのお話です。元々舞妓を目指して屋形に友人ときましたが、才能がなく故郷に帰ることになりました。しかし、あるできごとをきっかけにその屋形のご飯を作るまかないさんとして働くことになります。舞妓さんのどんな風に稽古をして、仕事をして一日を過ごすのか。その中でまかないさんのキヨさんとの関わりや、友人すーちゃんとの仲の良さだという言葉だけでは言い切れない関係はとても見どころがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 京都が好きなので今旅行に行けないと思うと、少しは旅行、京都気分を味わえるかなっと思います。また、まかないさんなので色々な料理が出てきます。実際に美味しそうで作った料理もあるぐらいです。そして、主人公と舞妓さん、特に親友すーちゃんとの関係がとてもよくこんな友達がいるといいなっと思える作品なのでぜひ読んで欲しいと思いました。

レビュー②

どんな話ですか? 京都のど真ん中にある花街で働く主人公キヨの日常の物語。幼なじみのすーちゃんをはじめとする舞妓さんと共同生活を営みながら、まかないさんとして暮らすているがその成長と様々な人間模様が描かれている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 華やかな舞妓さんの舞台裏を支えている主人公キヨのひたむきな姿に感動を覚えます。

レビュー③

どんな話ですか? 中学卒業後、舞妓を目指し、青森から京都へと上京したキヨだったが、早々に舞妓さん候補をくびになってしまい、故郷へと帰るとこに、舞妓さんたちの台所をあずかるまかないさんのおばちゃんが倒れる事件が発生。故郷のおばあちゃん仕込みの料理の腕をその場で如何なく発揮したキヨは、その腕を見込まれ、おばちゃんの代わりにまかないさんとして台所を預かることになりました。時にはしっかりしたご飯だったり、甘いおやつがあったりと、日々、舞妓さんたちのお腹の懐を温めます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中に出てくる、主人公キヨが作る暖かいごはんやおやつが美味しそうでついつい食べたくなります。主人公キヨが友人や舞妓さんたちへ接するときの何気ない気配りや言葉を読むととても暖かくなります。また、舞妓さんたちの日常も面白おかしく、賑やかに垣間見ることが出来るのも面白いです。主人公キヨと舞妓になった幼なじみ おすうちゃんと故郷青森にいる野球少年の健太の3人の物語を通して成長していく姿が一番のおすすめで元気をもらえます。