織田シナモン信長 目黒川うな (著) コアミックス

織田シナモン信長 目黒川うな (著) コアミックス

アマゾン商品紹介 1582年、本能寺の変で無念の死を遂げた織田信長が、≪犬≫に転生して、現代の日本にやって来た!!? しかも名前は≪シナモン≫ってラブリーな名前!? し・か・も!! 武田信玄を始めとする有名武将も犬に転生!!? ゆる~い犬の日常と戦国時代あるあるが融合した、全く新しいお犬様コメディ☆
どんな話ですか? もし戦国武将たちが犬に転生したら、こんな感じ!というコメディー漫画。1582年6月、織田信長は本能寺の変により命を落とします。その際に、非道を尽くした人生であったため、来世は犬にでも落ちるか、と観音菩薩の前で念じます。犬に落ちる、それもまた一興。そして目を覚ますと…女子高生の尾田市子(おだいちこ)に飼われる柴犬・シナモンになっていた!どうせならド―ベルマンが良かったと頭を抱えるシナモン・信長。近所のドッグランに赴くと、そこには犬に転生した武田信玄、上杉謙信、伊達政宗らが!明智光秀はリスに転生しイケメンの飼い主・三津秀人(みつひでと)と、太田牛一はカメムシ、アリなどの虫に何度も転生して登場します。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作者の目黒川うな氏は犬好き&大河ドラマ好き。好きが乗じて、歴史の小ネタ満載、飼い犬あるあるの可愛らしいコメディー漫画が出来上がりました。2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」では明智光秀が主人公であることも踏まえ、タイミングを合わせたのか2020年1月から1クールでアニメ化しました。柴犬を初め、ポメラニアン、フレンチブルドッグ、ダックスフント、ボルゾイ、トイプードル、コーギーなど、モフモフのお犬様たちが、犬らしさを崩さずに、表情豊かに描かれていてとにかく可愛い!
どんな人に読んでもらいたいですか? これから犬を家族に迎えようと考えている人にオススメです。犬の習性や予防接種の基礎知識を漫画を通して知ることができます。柴犬好きの人は漫画の描写を細かいところまで楽しめると思います。また、大河ドラマでは美濃で暮らしていた頃に明智十兵衛光秀が帰蝶にリスをプレゼントしようとするシーンがあり、ドラマと漫画を合わせて楽しむことができます。なお、漫画の作中では本能寺の変の真相は明らかになることはないので、謎は謎のままにしたいという歴史好きの人にもぜひ読んでほしい作品です。
読んだことによるエピソード 輪廻転生って本当にあるのかも?と思うようになったのと、歴史に造詣が深くなった気がして、大河ドラマをより楽しく見られるようになりました。

七つ屋志のぶの宝石匣 二ノ宮知子 (著) 講談社

七つ屋志のぶの宝石匣 二ノ宮知子 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 『のだめカンタービレ』から4年、待望の二ノ宮知子最新作のテーマは「宝石×質屋」!東京下町の老舗・質屋を舞台に、宝石のオーラが見える質屋の娘・志のぶとイケメン宝石外商・顕が織りなす、キラッキラの人間ドラマ。新・二ノ宮劇場の開幕です!!
どんな話ですか? 「七つ屋志のぶの宝石匣」は二ノ宮知子先生による、宝石と質屋さんのお話です。

主人公は、高校2年生・志のぶ。実家は、東京下町の質屋・倉田屋です。志のぶは若くして店に立ち、神様に与えられた(?)才能で宝石の鑑定をしています。

顕微鏡でもルーペでも分からない、石の「気」を感じることができます。志のぶには祖父が勝手に決めた婚約者がいます。

名家・北上家の跡取り、北上顕定です。北上家は顕定が幼い頃、一家離散の過去があり、訳あって倉田屋に預けられました。大人になった顕定は、高級ジュエリー店で外商の仕事をしながら、一家離散の理由を調べていました。

志のぶは神様に与えられた才能で、顕定を助けていくのかいかないのか・・・。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 顕定の過去・そして志のぶの天賦の才能がどうやって絡んでいくのか、今後の展開がとても楽しみになるストーリーです。コメディなのにシリアスの部分もあり、今まで出会ったことのないような独特の面白さがあります。

それにしてもさすが二ノ宮先生、黒髪の貴公子・顕定がかなりカッコいいです!

しかし、ただのイケメンキラキラ王子ではなく、残念な部分もあったりで、面白さ倍増です!

毎回登場してくる様々な宝石がとても素敵に描かれています。

物語との関連性も素晴らしく、宝石と質屋さんの世界の面白さにどんどん引き込まれていきます。

どんな人に読んでもらいたいですか? 是非漫画に興味のない大人の女性に読んで欲しいです。のだめカンタービレのような派手さはないですが、一話一話ギュッと凝縮された面白さがあります。

キラキラ・キュンキュンとした少女漫画は苦手・読んでいて恥ずかしくなるという方に、是非おすすめしたいです。

読んだことによるエピソード 宝石・石の世界の奥深さを感じることができます。

夜明けの図書館 埜納 タオ (著) 双葉社

夜明けの図書館 埜納 タオ (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 市立図書館で働く新米司書・ひなこ。日々、利用者からはいろんな質問が…。「ある写真を探している」「光る影の正体が知りたい」など、難問ばかり。こうした疑問に対し、適切な資料を紹介するのも図書館の仕事。ひなこ、迷宮入りしそうな利用者の「?」に立ち向かいます! 史上初!? 新感覚・ライブラリーコミック!
どんな話ですか? 私立図書館で働く新米司書のお話。次からつぎへと寄せられる問い合わせに翻弄されながらも、仕事をこなしていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 司書の仕事は外から見えず知ってもらう機会がないため、この漫画を通じて少しでも司書と図書館のことを知ってもらいたい
どんな人に読んでもらいたいですか? 本が好きな人、司書や図書館の仕事に興味がある人、図書館を利用したことがない人
読んだことによるエピソード 司書のあり方などを改めて考えることとなった

本屋の森のあかり 磯谷友紀 (著) 講談社

本屋の森のあかり 磯谷友紀 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 本屋の森で、会いましょう。本好きなら誰もが心弾む本屋さん。そこに、やさしくて博識なメガネ男子と、クールなメガネ王子がいたら……!?大好きな本の森で、個性あふれる書店員さんといっしょに新米スタッフあかりは、どんな物語を織りなすの――?
どんな話ですか? 書店と書店員にスポットライトを当てた漫画で、書店の裏側や書店員の仕事の様子がわかる。主人公と男性店員2人との恋愛関係もまた先が気になる展開になっている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 書店や書店員の仕事がわかるため勉強になるし、本屋に対する見方がかわるため。
どんな人に読んでもらいたいですか? 本好きの人、書店で働きたいと考えている人
読んだことによるエピソード 図書館の世界しか知らなかったが、書店で働いても良いかもしれないと思えた。働き先の候補として書店も考えるようになった。


高杉さん家のお弁当 柳原 望 (著) KADOKAWA

高杉さん家のお弁当 柳原 望 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 冷めているから、あたたかい――ダメ30男の下にやってきた13歳美少女の心の交流を描くおべんとうコメディ オーバードクターの温巳は、従妹で12歳の美少女、久留里を引き取る事になった。何事にも遠慮がちで自分を他人に開かない久留里と、何事にも要領の悪い温巳。ふたりは共同生活の中で、おべんとうを通じて心を通わせていく。バリエーション豊かなおべんとうのレシピと、不器用な30男と12歳少女と彼らを取り巻く人々のちょっとラブありコメディです。
どんな話ですか? パッとしない研究者の主人公が、ある事情により従妹と一緒に暮らすことになります。なかなか心を開かない従妹とお弁当を通じて心を通わせていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公と従妹の心の距離が少しづつ縮まっていくところにほっこりできます。また主人公は地理学を専門としている設定で、たまに出てくる小ネタも楽しめます。理屈っぽく愚直にお弁当作りに奮闘していく様が面白いです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 普通の料理漫画では物足りないという人におすすめです。主人公の研究者精神をフル活用させてお弁当作り・仕事・コミュニケーションに奮闘する部分が面白いです。ほっこりしたストーリーなので気負わずに楽しめます。殺伐とした気持ちの時に読むと、登場人物のツンデレの可愛さ、ほのぼのとしたストーリーに癒されます。
読んだことによるエピソード 読んだ後、来週はちょっと頑張ってお弁当を作ってみようかなと思えます。


シャトゥーン 〜ヒグマの森〜 奥谷 通教 (著), 増田 俊也 (原著) 集英社

シャトゥーン 〜ヒグマの森〜 奥谷 通教 (著), 増田 俊也 (原著) 集英社

アマゾン商品紹介 “シャトゥーン”――それは冬眠に失敗し、飢えて雪山を徘徊する凶暴なヒグマ。零下40度の閉ざされた大森林で、地上最大最強の肉食獣による圧倒的な暴威になすすべも無い人間達……最悪の惨劇が幕を開ける!!
どんな話ですか? 極寒の森林の中で、凶暴化したヒグマから生き延びるため人間が奮闘するサバイバル漫画です。人間と野生動物の付き合い方についても考えさせられます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ゾンビや幽霊・鬼などの脅威から生き延びようと奮闘する漫画は山ほどあります。熊をテーマにしたサバイバル漫画は意外かと思うかもしれませんが、実は最も現実的な話なのではないでしょうか。実在する生き物の脅威から、一味違ったスリルを味わえます。熊の怖さはもちろんですが人間と生き物の関わり合いについても考えさせられます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 有名な熊との獣害事件に関するwikipediaで、ヒグマについて興味を持った人はぜひ読んでみてください。
読んだことによるエピソード 登山に行く時の熊への対策をしっかりと考えるようになりました。

へんなものみっけ! 早良朋 (著) 小学館

へんなものみっけ 早良朋 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 知ってましたか?博物館のウラ側はとってもアクティブ!市役所から、博物館に出向になった薄井透は、そこで鳥類研究者の清棲あかりと衝撃的な出会いを果たす。知られざる博物館の裏側、そして100年後に届く仕事とは…?動物好き、博物館好きにはたまらないミュージアム・コメディー!博物館はお堅い展示をしてるだけの地味な場所?いえいえ、実は生命の神秘に迫る熱い研究者たちが、海へ、山へ、世界の果てまで『へんなもの』を集めに行ってるんです!南極の氷、フクロウの巣立ち、深海魚調査、花を愛するおじさま研究者…博物館は毎日どこかで大さわぎ!
どんな話ですか? 博物館で働く研究者・職員達が主人公です。生き物の謎を解き明かすため、博物館職員としての使命に奮闘する人達のお話です。ただの生き物漫画ではなく、人と自然の関わり方、仕事との向き合い方など色々なエッセンスが盛り込まれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 研究者というと白衣を着て実験室で試験管を振っている姿を想像する人が多いと思います。この漫画に出てくる研究者は、そんなイメージとは少し違う人達です。研究に対する熱意や思い、奮闘ぶりが余すところなく、丁寧に描かれています。生き物の雑学もたくさん書かれていますが、字があまり多くないので読みやすいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 生き物好きはもちろんですが、研究の世界に興味がある人達にもぜひ読んでもらいたいです。全ての漢字にルビは振られていませんが、お子様にもおすすめです。生き物好きなお子様に接するヒントにもなると思います。動物のお医者さんが好きな人にも読んでもらいたい漫画です。
読んだことによるエピソード 博物館・自然館を見るときの視点がガラッと変わりました。

はじマン チャレンジ! はじめてのマンガ ほった ゆみ (著) 集英社

はじマン チャレンジ! はじめてのマンガ ほった ゆみ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 「マンガが好きならマンガが描ける」読めば絶対描きたくなる! 『コマ割り』に注目した、かつてないマンガ挑戦マンガ登場!! マンガの面白さが広がります!!!
どんな話ですか? 漫画を描いたことのない人が、お題を元に気軽にコマ割りしてみたりと、漫画制作にチャレンジする内容です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作品内では漫画を描いたことのない様々な年代の方が、「楽しく」自分なりに漫画を描いたものが収録されています。漫画を描くことは楽しくて、気軽で、特別な技能がなくてもできる、といったことを知ってもらいたいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 何かに挑戦したい人、趣味を探している人、漫画を描いてみたい人へ。
読んだことによるエピソード 特になし

情熱のアレ 花津ハナヨ (著) 集英社

情熱のアレ 花津ハナヨ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 同棲歴3年。セックスレス歴2年。今も記録更新中のマキ。ほんとは毎日だってしたいのに、うまく言えなくてモヤモヤしてしまう毎日。そんな時手伝うことになった実家のお仕事。それは、大人のオモチャの問屋さんで…!? 悩める大人の乙女のアレなお話、第1巻!
どんな話ですか? 同棲している彼氏とセックスレスで悩んでいる主人公は母親が経営するアダルトショップの手伝いをすることに。そこから夢も恋愛も手に入れるサクセスストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 女性向けのアダルトグッズの漫画は珍しいので。
どんな人に読んでもらいたいですか? セックスレスについて悩んでいる人、将来について悩んでいる人、アダルトグッズに興味がある人。
読んだことによるエピソード 特になし

 

xxxHOLIC CLAMP (著) 講談社

 xxxHOLIC CLAMP (著) 講談社 

アマゾン商品紹介 不思議コメディ!
霊感体質の持ち主、四月一日君尋(ワタヌキキミヒロ)はある日、吸い寄せられるように一軒の家に…。そこは、市原侑子(イチハラユウコ)という名の妖しい女性が主人をつとめる店で、どんな願いも、見合った対価をはらえばかなえるという。そこで働かざるを得なくなった君尋は、今日もコキ使われて…!?「店よ。ねがいがかなう、ミセ。そのかわり対価をを頂くわ。それに見合った、ね」“あやかし”が視えてしまう四月一日(ワタヌキ)が必然的に訪れてしまった店とは!?

レビュー①

どんな話ですか? あやかしに好かれやすい体質の高校生・四月一日君尋が、壱原侑子(主人公)という女性と出会う。侑子は、四月一日のあやかしに好かれやすい体質をどうにかする替わりに、侑子の元でバイトをすることを条件として提示する。四月一日はバイトをする中で、悩みを抱えた人間や人でない者などの不思議な“客”と出会い、奇怪な出来事に遭遇していく。毎回、何かを抱えた人が無意識に引っ張られるようにして侑子の元へやってくる。その度に侑子が解決するが、なんだかんだで四月一日も結構巻き込まれる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の独特な世界観、ミステリアスで妖艶な雰囲気や侑子の言う言葉には、つかみどころがなくふわふわとした部分がありながらもどこか核心をつき、ふに落ちると言う不思議な力があります。そんな裕子のもとに訪れるお客さんは、大抵何か悩みを抱えていたり、大きな願いがあったりします。友達に見栄を貼りたくて虚言癖がある人、ネット中毒者、自分が特別だと自惚れて他人に迷惑をかけていることに気付かない人。そういう人の持つ願望や欲望のようなものを、侑子らしく解決していくところが見所です。

レビュー②

どんな話ですか? あやかしが視える特異体質を持つ主人公・四月一日君尋(わたぬき  きみひろ)。
ある日、あやかしに追いかけ回されているうちに見知らぬ店に迷い込み、店主の妖艶な女性・侑子(ユーコ)と出逢う。
侑子は相応の対価を貰って願いを叶える店を営んでおり、四月一日は自分の体質を治して欲しいと頼む。
体質を治すには莫大な対価が必要なため、労働力が願いに見合うまで四月一日は侑子の店で働くことになる。
店を訪れる客と交流しながら、四月一日の出生や体質の謎、世界の秘密が明かされていく、独特な世界観が魅力のファンタジー漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 独特な世界観にまず惹かれますが、この漫画は特に「日常」と「非日常」がうまく溶け合っている良作だと思います。
話やテーマはやや難解で重いように感じますが、そのぶん自分なりに解釈して楽しむことができます。
絵が綺麗で話もよく作り込まれているので、是非とも読んで頂きたいです!

レビュー③

どんな話ですか? 男子高校生の主人公・四月一日(わたぬき)は昔から妖(あやかし)が見える上に、呼び寄せる体質で苦労していたが、ある学校帰りに見たことのないお屋敷に体が吸い寄せられ、そこに住む怪しい女主人、侑子と出会う。彼女はなんでも願いを叶えてくれるらしく、願いを叶える代わりにそこでバイトをすることになる。様々な妖怪や幽霊、奇怪な物たちなど、現実とは裏の世界を知るたびに、実は侑子と出会ったこと自体が『必然』であり、四月一日の生い立ちも関わっていて、彼を含めた周りの者も巻き込んで、様々なものに葛藤しながら成長していく話。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 純和風でありながら妖々しく奇々怪界で、鼻に付くような艶っぽさと、色気が独特で読み手を魅了する作品。何よりも女主人の侑子がひたすらに美しい。登場するたびに着ている服が違う上、全て美しい!どんな立ち姿でも絵になる上、こんなにキセルが似合う女主人はなかなかいない。周りに出てくるキャラクターも全て魅力的。絵が本当に綺麗で、現実の裏の世界とはこんな感じなのかなぁと思わず思いを馳せてしまうほど、ファンタジーでありながら、現実みがあってそそられる面白い作品。