最遊記 峰倉 かずや (著) 一迅社

最遊記 峰倉 かずや (著) 一迅社
アマゾン商品紹介 天地乱る混沌の時代、人と妖怪が共存する“桃源郷”で突如妖怪が暴走し、人間を襲い始める。地獄絵図と化した桃源郷の異変を止めるため、超鬼畜生臭坊主・玄奘三蔵は、元気な小猿・孫悟空、すっとぼけお兄さん・猪八戒、エロ河童・沙悟浄とともに西を目指す。西遊記をモチーフに魅力的なキャラクターが活躍するスタイリッシュアクションの開幕!!

レビュー

どんな話ですか? ギャグと作者愛の詰まった西遊記パロディ漫画です。峰倉かずやさん作です。長安から三蔵法師・孫悟空・猪八戒・沙悟浄・白馬(白竜)が西域(天竺)を目指す旅という設定は変わりません。西域を目指す理由が、西域にある経文を写経し長安に持ち帰るつまり修行であるというのがオリジナルですが、最遊記では西域に封印されている牛魔王の蘇生実験を阻止するための旅つまり任務となっています。この段階で現代風に言うと社畜感が否めませんが、最遊記の三蔵法師は呑む・打つ・撃つの「物騒な仏僧」がキャッチフレーズな男なので、ヘコヘコした社畜ではなく俺様な社長みたいな人間です。他3名+1匹も破天荒・唯我独尊なキャラクターばかりです。ちょっと興味が湧いてきませんか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最遊記のオススメポイントはズバリ登場するキャラクターにあります。オリジナルでは、孫悟空が妖術・体術・知力の揃った俺様サル妖怪男、猪八戒が怪力食いしん坊のお調子者ブタ妖怪、沙悟浄が神経質な術使いカッパ妖怪、三蔵法師が気弱でありながらも正しくあろうとする僧侶(人間)、三蔵を乗せて天竺まで同行する聡明な白馬の5名です。最遊記では、食いしん坊の天真爛漫な少年妖怪の孫悟空、メンバー内のブレーンであり保父さんの青年妖怪である猪八戒、自堕落でありながら影の気遣い屋である青年妖怪の沙悟浄、縁の下の力持ちでジープ(車)に変身できる白竜妖怪のジープ(名前)、眉間のシワがとれる日は来るの?マルボロ(タバコ)大好き三蔵法師(人間)の計4名+1匹です。見事に性格が入れ替わっていますが、ここに「イケメン」というワードを存分に足してください。

終わりのセラフ  鏡貴也 , 山本ヤマト, 降矢大輔   集英社

終わりのセラフ  鏡貴也 , 山本ヤマト, 降矢大輔   集英社
アマゾン商品紹介 未知のウイルスにより人類は壊滅、子供だけが生き残り、地下都市で吸血鬼に支配されていた。勝気な少年・百夜優一郎は仲間たちの犠牲のもと、ただ一人脱出に成功、復讐を誓う。優一郎が見た新しい地上の世界とは!?

レビュー

どんな話ですか? 吸血鬼と人間の物語です。

人間は吸血鬼に家畜同然の扱いをうけており、主人公とその仲間たちは吸血鬼のもとから脱出を試みます。

しかし、脱出する最中に吸血鬼に見つかり主人公以外は皆殺されてしまいますが、主人公は生き延び吸血鬼を退治する日本帝鬼軍に入りました。

それから吸血鬼との戦いが多々ある中で、殺されたはずの仲間の一人が吸血鬼として生きているということ知ります。

その仲間に再び会うために吸血鬼と戦いながら仲間を探す物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私自身が吸血鬼がでてくる漫画が好きなんですが、意外と吸血鬼が出てくる漫画が少なく感じていました。

また、吸血鬼の描き方も漫画によって違うと思いますが、この作品にでてくる吸血鬼はまさに私の好みでクールな人たちが多いです。男女の吸血鬼が登場するので可愛さもあり、かっこよさもあります。

イラストも素敵なので読んでいて飽きず、繰り返し読みたくなる内容だと思います。

まだまだ、物語は続いているので今後の展開がとても楽しみな漫画です。

ダンジョン飯 九井 諒子 (著) KADOKAWA

ダンジョン飯 九井 諒子 (著) KADOKAWA
アマゾン商品紹介 九井諒子、初の長編連載。待望の電子化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!

レビュー①

どんな話ですか? 種族がバラバラで見た目も性格も個性的な主人公たちが、冒険の途中でドラゴンに食べられた仲間を取り戻すために危険なダンジョンを冒険する物語です。主人公たちは金欠で、仕方なく倒したモンスターたちを食べながらダンジョンの奥に進んでいきます。最初はお互いをよく分かっておらず衝突の多かったパーティですが、命がけで困難を乗り越えていくうちにいつしか強い絆で結ばれていきます。迫力のある戦闘シーンと、不気味で恐ろしいはずのモンスターたちが美味しそうに料理されてしまうグルメシーンが魅力の不思議な漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 命がけで危険なダンジョンに挑むというワクワクするような冒険要素と、モンスターを料理しておいしく食べてしまうというコミカルな要素が合わさった面白い漫画だからです。作者の画力が高いのでドラゴンなどの大型モンスターの描写に迫力があり、アクション漫画としても十分に読みごたえがあります。主人公や周りの仲間たちも魅力的で、冒険が進むにつれてパーティに愛着が湧いてきます。テンポのいいストーリー展開で飽きがこず、続きが出るのが楽しみな漫画なのでぜひ多くの人に読んでほしいです。

レビュー②

どんな話ですか? とある島に突然現れた迷宮の深部で、仲間を庇いレッドドラゴンに襲われて食べられてしまった妹ファリンを助ける為再びダンジョンに潜ることを決意する主人公ライオスは、残った仲間たちにダンジョンの魔物を食料にしながら進むことを提案する。

拒絶しながらもファリン救出のため付いていくことを承諾した仲間たちは次第にライオスのもう1つの目的に気づいてしまう。ライオスは魔物を好きすぎるあまり、いつか機会を作って味を確かめてみたいと思っていたのだった。迷宮内で出会ったドワーフのセンシを仲間に迎え、彼らは魔物を食べながら元気いっぱいに進んでいく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? レッドドラゴンに食べられてしまった妹の救出劇という話に見せかけて、ひたすら魔物をいろんな方法で調理していくのを観察するグルメ漫画です。

歩くキノコにバジリスク、果ては動く鎧まで、出会う魔物全てを食べていく一行の姿は若干異様ながらもユーモアに満ち溢れていて、読んでいて全く飽きません。

物語が進むうちにオークやノーム、コボルトなど別の種族もどんどん登場します(ちなみに主人公はトールマン。普通の人っぽい見た目と寿命)。

ゲームでダンジョンRPGをプレイした事がある人や、ファンタジー作品が好きな人は必ずハマると思います。物語が進むうちにきっと魔物食に興味が湧くことでしょう。

恐怖新聞 つのだじろう (著) ゴマブックス株式会社

恐怖新聞 つのだじろう (著) ゴマブックス株式会社

アマゾン商品紹介 深夜にどこからともなく配達され、1日読むごとに100日ずつ寿命が縮まるという「恐怖新聞」! そんな恐ろしい「恐怖新聞」が届けられることになった中学生・鬼形礼が体験する怪奇現象とは!? 週刊少年チャンピオンで連載された戦慄のホラー漫画がここに登場!!

レビュー

どんな話ですか? 心霊を中心にした超常現象全般を扱った怪奇マンガで、主人公の鬼形礼に届く、読むと100日寿命が縮まる「恐怖新聞」の記事どおりに人々を襲う不幸、配達人であるポルターガイストと礼との奇妙な関係、そして闘いと結末が描かれています。
新聞を受け取らないように手をつくしても、雨戸を破って部屋に入ってくるなど強制的に読まされるため、礼は着実に死に近づき、また数々の悲惨な予言や怪奇現象に苦しむのでした。
ポルターガイストは生前新聞配達をしており、恐怖新聞によって礼を殺し、見返りに成仏するのが目的の悪霊です。
関わった人間を諭すこともまれにあり、多少人間だった頃の理性を覗かせるものの、結局は礼の協力者である霊媒師を妨害して、自分の欲望を叶えてしまいます。
やがて礼の魂は、恐怖新聞のあらたな配達人として闇の中を徘徊するようになります。
除霊してハッピーエンドにならず、かといって守護霊に護られながら息を引き取ったはずの礼がなぜか現世に留まってしまうという、最初から最後まで何とも言いようのない恐怖が支配する作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 霊魂だけでなく雪男やUFO、悪魔、迷信と思われている現象まで幅広いオカルトを扱っており、「恐怖新聞」は単に鬼形礼や身近な人の運命を予告するだけでなく、これら超常現象に深く切り込んでいるため、リスクを承知で思わず自分も「新聞」を頭から読んでみたいという誘惑にかられてしまいます。
もちろん寿命が縮んでも、誰も責任を取ってくれません。礼の身に起こった悲劇を考えると、フィクションだからと馬鹿にできない恐怖を味わえるのではないでしょうか。

メイドインアビス つくしあきひと (著) 竹書房

メイドインアビス つくしあきひと (著) 竹書房

アマゾン商品紹介 隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っていた。アビスの不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていく。アビスの緑に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?幻想と機械が入り混じる大冒険活劇、第一巻!★単行本カバー下イラスト収録★

レビュー①

どんな話ですか? 舞台の世界には『アビス』とよばれる秘境の大穴が存在し、中には奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っているのです。

アビスの謎を解き明かすべく探検家達は深い大穴に潜るのですが、深く下りれば下りるほど上昇しようとしたとき、体や精神に異常をきたす「アビスの呪い」という現象が襲います。

そのため、ある一定の深さまで潜ると生きては地上に帰れないという奈落の大穴なのです。

ですがそのような恐ろしい場所でも地上に戻れなくてもアビスの謎とロマンを求めて探検家たちはアビスに挑み続けました。

主人公の母親も探検家の一人で過去にアビスの生きては帰れないアビスの奥深くに挑み、主人公もまたアビスの謎を求め探検家を目指していました。

主人公がアビスの調査としているとき、記憶喪失のロボットの少年と出会います。

少年の正体、アビスの底の謎、母親の後を追い主人公と少年は奈落の大穴に挑みます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 冒険物、サバイバル、未知への魅力が読んでいる側にも伝わります。

少女と少年がアビスを潜る中で出会い、成長と少しずつ明らかになっていくアビスの正体がわくわくします。

そしてこの作品の素晴らしいところは、ただの冒険物ではないところだと思います。

主人公達は幾度も苦しい状況に会ったり、アビスの謎を解き明かすべく非道な手段をとっている大人や犠牲になってしまった人々等…リアルなえげつなさが独特で魅力的です。

私がここ数年で一番面白いと感じた漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? 舞台となる星全ての陸海空が開発されつくした中、人類最後の秘境として人々を魅了してやまない奈落の大穴、アビス。

アビスには古代文明が存在しており、超常的な力を持つ価値ある遺物が発掘されるため、それらを採取する「探窟家」と呼ばれる冒険者たちが多数挑むが、危険な原生生物がひしめいており、そのうえ帰還する際に高度をあげると、その深さに応じて様々な心身の変調をきたす「上昇負荷」と呼ばれる呪いがあるため、まさに命を賭した冒険であった。

大穴に接する街の孤児院で生活する少女リコもまた、アビスへの冒険心に魅了されていた。孤児院の経営手段として子供たちに課せられているアビス上層の探窟に勤しむ傍ら、ある日リコは少年型のロボットを発見する。

レグと名付けられたロボットは記憶を失っていたが、どうやらアビスの底からやってきたらしい。人間ではないゆえに上昇負荷もかからず、とても丈夫で戦闘能力が高い彼は、孤児院の一員としてしばしの友好を結ぶ。

そんな折、最高級の探窟家「白笛」でもあったリコの母親の遺品がアビスの底から浮かび上がり、街は騒然となる。その遺品の中から、「奈落の底でまつ」という一文を目にしたリコはもはや憧れを抑えきれなくなり、自らのルーツを知りたいと願うレグを水先案内人として、死出の旅路へと身を投じる。

そして、アビスが孕む様々な危険と未知との遭遇、謎と狂気に翻弄されながら、一行は成長を遂げてゆく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 好き嫌い、というよりは、どっぷりハマるか受け付けないか両極端になる作品だと思います。

絵本のような、と形容される可愛らしいキャラクターと、全く容赦のないグロテスクな描写との対比が凄まじいので、常にハラハラさせられます。元コナミ出身のイラストレーターである作者、つくしあきひと先生の細密な筆致は漫画の域を超えているといって過言ではないでしょう。

そう聞くと、また畑違いのクリエイターが軽率に漫画に手を出したパターンか・・・と思われるかもしれませんが、とんでもない。この重厚な設定と、意外性に満ち、先が気になって仕方なくさせるストーリーテリングこそがこの作品の真骨頂と言えます。特に最近、映画化した部分であるラスボス級の悪役、ボンドルドとの謀略に満ちた駆け引きは圧巻で、誰も予想しえない結末に途方に暮れることでしょう。

あと、ナナチはかわいいですね。

極黒のブリュンヒルデ 岡本倫 (著) 集英社

極黒のブリュンヒルデ 岡本倫 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束を果たすべく、天文部に在籍し宇宙人を探していた。ある日、良太のクラスにその幼なじみと瓜二つの美少女・黒羽寧子が転校してくる。どこか浮世離れした彼女の秘密とは一体…!? 純愛ダークファンタジー、衝撃の第1巻!

レビュー

どんな話ですか?  「エルフェンリート」などの独創的な作風で鬼才との呼び声が高い岡崎倫氏の作品です。主人公村上良太は子供の頃片思いをしていた「クロネコ」と呼ばれていた少女を目の前で事故で亡くしてしまう。

高校生となった良太の前に、ある日クロネコと同じ面影を持った少女、黒羽寧子が転校生としてやってくる。謎めいた雰囲気を漂わせる彼女だったが、実は研究施設から逃げ出してきた特殊能力を持つ魔女であることが判明する。魔女は「鎮死剤」と呼ばれる薬を一定時間ずつに打たないと死んでしまうらしい。良太は他の魔女たちとも出会いながら、彼女たちを救うため様々な手立てを尽くすが、、、

なぜその漫画をオススメしたいですか?  エルフェンリートでかなり徹底したエログロと、繊細な心理描写を両立させて独特な世界観を打ち出した岡崎氏ですが、その才能はこの作品でも遺憾なく発揮されています。まず第一に面白いのはやはり基本的な設定の発想です。「鎮死剤」などというアイディアはとても目新しいものですし、「ハーネスト」と魔女の本体の秘密など、思わず息を呑まずには読み進められない生々しさがあります。際どいSF路線を貫きながらも、やはりそれぞれの人物の感情描写も上手く、思わず涙が出てしまう場面も多々あります。

絵柄はやはりそれほど上手くはありませんが、物語づくりに関しては他に並ぶ作家がいないほどに優れています。

がっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) (著), 千葉サドル (著) 芳文社

がっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) (著), 千葉サドル (著) 芳文社

アマゾン商品紹介 学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部で、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれたゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!? 強力タッグが贈る注目作、衝撃の第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? 通っている学校で、学校の生徒と先生以外隔離された状態で外でゾンビ化が始まりあっという間に囲まれてしまっている話です。

ひたすら最上階で籠城する形をとるのですが・・ここからの展開も本当に面白いです。まずは見てみて欲しいです。

もちろん、何故学校から出ないのか最上階で籠城しなければならないのか理由もすべて説明されます。こちらの漫画は謎を一切残さないので安心して読めます。ですが、文字量が多いので文字が多いのが苦手と言う方にはあまりお勧めできません。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず面白いところですがゾンビが生前の記憶を持っていて生活の習慣で動いているということです。
また、よくある男と女でとかのエロ展開は一切ありません。登場人物はほぼ女の子しか出ませんがゾンビと戦うことによって現状の絶望がどれだけ絶望的かを理解していきたくましく成長していく様は誰ひとりキャラだからとバカにはできません。最終巻までもちろん買っていますがよくあるゾンビ出ましたパンデミックです。理由はよくある浅い理由でなくきっちりとした伏線もあります。見所はたくさんあるのですが序盤ですと、感動系、成長系、ゾンビになる謎と言った感じがおおまかですが、久々にここまで非のうちどころが無い作品は無いと思います。

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

レビュー①

どんな話ですか? 王道のバトル漫画です。

人よりも霊感があり、霊が見えるということ以外普通の学生だった主人公「黒崎一護」が、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲われ、死神である「朽木ルキア」から虚と戦うために必要である死神の力を与えられることから物語が始まります。

しかし、普通の人に死神の力を与えることは死神の掟を破るものであり、ルキアは死神界に幽閉され、裁判が行われ、処刑される判決が出てしまいます。一護は責任を感じ、仲間とともに死神界にルキアを奪還するために乗り込みます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 王道のバトル漫画ですが、とにかく随所に作者のこだわりが見えて他の作品にはないオリジナリティを感じるのでお勧めです。

例えば、コマ割りやカット、セリフ、使っているペンも筆で描いたような仕上がりになっていて、ぱっと見ただけでも他の作品との違いがわかります。また、登場キャラクターも豊富ですが、ひとりひとり設定が細かくされていて個性的なキャラクターが多いこともお勧めの理由になります。そのような作品のため、映画化・舞台化・小説化など様々な媒体に変換されています。

レビュー②

どんな話ですか? BLEACHは「死神代行編」「尸魂界(ソウルソサエティ)編」「波面(アランカル)編」「死神代行消失編」「千年決戦編」の五部から成り立つ少年ジャンプ発行の漫画である。主人公黒崎一護は生まれつき霊感が強く幽霊を見ることができ、成仏しながら高校生活を送っている。そんなある日一護の前に朽木ルキアという死神が現れた。死神の仕事は虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を魂葬(成仏)することである。ルキアは虚の退治にやってきたと一護に告げるが一護は虚の存在を信じなかった。その時虚が一護の家にやってきた。虚の前に家族を襲われた一護は虚を倒そうとするが失敗しルキアが傷ついた。虚を倒すためルキアの死神の力を一護に託し一護が虚を退治する。この時から一護は死神代行としての日々が始まる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの高校生がある日家族を守るため死神の力を得る。その中で各小編で助けたい人、守りたい人が現れる。守る対象のためにどんどんと力をつけていき敵に果敢に立ち向かっていく。仲間も最初は敵だったがどんどんと仲間が増えていき、それぞれが助けたいもの、守りたいもののために全力で戦う。個人的には仲間の井上織姫を助けるために敵の本拠地に乗り込み自分がボロボロになり自分の理性がなくなっても戦い続けるシーンがあって、仲間を救出出来たところがおススメしたいポイントです。

レビュー③

どんな話ですか? 幽霊が視える高校生・黒崎一護がある日を境に死神・朽木ルキアと出会い、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊が姿を現した。虚は一護を狙っていたけど一護の家族が襲われた。それを救ってくれたのはルキアが虚に重傷の傷を負わされ、家族を救うため一護自身も死神になる事になる。そして死神の力を失ったルキアの代わりに死神代行として町に現れる虚を退治することになる。そして他の死神や強い虚とかと戦っていくストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? BLEACHの漫画を読んでいると世界観にドキドキするし、自分自身もこういう風に強くなりたいなと思うし、ストーリーが気になって発売日とかまだかなと思ったりするほど面白いので読んでほしいと思います。あとキャラクターも魅力のひとつで、私は十番隊隊長・日番谷冬獅郎が一番好きなキャラクターです。他のキャラクターもカッコいい人や可愛い人ととかもいるのでオススメしたいし戦闘シーンも動きがあって迫力があり好きでオススメですね。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公の高校生黒崎一護が一人の少女と出会った、その少女は死神だった。

そこから黒崎一護は、現世と死神の世界【ソウルソサエティ】を守るために戦うことになる。

少年漫画界の巨匠久保帯人が描く、渾身のバトル漫画。

圧倒的な画力で表現される【キャラクター】【世界観】がBLEACHの世界へあなたを誘うこと間違いなし。

また、少年漫画なだけあり男心をくすぐる【技】【武器】もこの作品を、私が愛してやまない作品たらしめる理由の一つであることはいうまでもない。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 久保帯人先生の世界観、アイデンティが遺憾無く発揮されているからです。

彼の特筆すべき稀有な才能は、画力のみらずストーリー、デザインなど候補をあげればキリがないが一番はワードセンスである。

彼の言葉に射抜かれた少年、青年はかなり多いのではないだろうか。

彼のワードセンスは一体どれほどの経験を積んだ上に滲んだものなのだろうか。

私のような普通の人間では彼のメッセージを上澄みしか、感じることができないのが悩ましい。

作品内にも彼のワードセンスを存分に練り込んであるので、ぜひ熟読して欲しい。

魔王城でおやすみ 熊之股鍵次 (著) 小学館

魔王城でおやすみ 熊之股鍵次 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 かつて、人と魔が存在していた時代…
魔王は人間の姫をさらい、自らの城に幽閉した。
人々は怒り、勇者は姫を救うために旅立つ!!
そんな中、檻の中で姫は想う…
「寝る以外、する事ない」安眠する方法を探すため、囚われの姫が魔王城で好き勝手!
新感覚、睡眠ファンタジーコメディー!!

レビュー①

どんな話ですか? 魔族と人間が敵対している世界で、魔族の王の魔王タソガレによって眠っている間に魔界に攫われてしまい、人質になってしまった人間の姫のスヤリス。

攫われたスヤリスにはある悩みがありそれは…魔王城の寝具では安眠出来ないことでした。

ないなら作ればいいじゃない、そう思った姫によって数々の問題行動が始まります。

寝具の素材のためなら魔物も倒し、閉じ込められていた牢屋も抜け出す。果てには魔王城の外にまで行ってしまう規格外の姫に振りまわされつつも、姫の事を憎めない魔族たちと仲を深めていくストーリーです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、登場人物が全員可愛くて面白いです。

話はコメディ調の短編が多いですが、魔族と人間の敵対関係の話などのシリアスな場面もあり、ギャグとシリアスの割合がちょうどいいと私は思いました。

実は途中からある魔族が姫に恋心を抱く話があるのですが、その話もとても可愛らしくてぜひみてほしいです。

人間と魔族、異なる種族なので姫と魔族は価値観が違っていたり、常識が違っていたりするのですがそれでも仲がいいのを見ているととてもほっこりするのでぜひ読んでほしいです。

レビュー②

どんな話ですか? ジャンルは近年増えているショートギャグファンタジーです。魔王城で囚われの身となっている姫が、睡眠のために好き勝手に暴走します。最高の睡眠のために命を落とすこともある、本末転倒なぶっ飛んだ姫が主人公です。魔王城にいるモンスターたちは、姫の寝具作りの素材となったりして、人間の姫よりもモンスターに感情移入してしまうとおもいます。

絵柄はかわいく、姫はタレ目のゆるふわのマスコット的なキャラデザイン。モンスターもおどろおどろしいものではなく、あざといかわいいキャラも多数います。

週刊少年サンデー作品なのにも関わらず、作中ではドラクエのパロディが満載で、その他様々な作品のパロディが用いられています。ゲームや漫画に詳しい人ほど笑えるはずです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 大笑いできる漫画ではないですが、クスクスと笑えて、たまに人情話のようなストーリーもあり、和む漫画だからです。2020年現在アニメも放送されており、屈指の人気制作会社「動画工房」が制作していることからクオリティも高く、今後も人気が高まっていくと思うので今のうちに押さえておくべきだと思います。

DEATH NOTE 大場つぐみ (著), 小畑健 (著) 集英社

DEATH NOTE 大場つぐみ (著), 小畑健 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 このノートに名前を書かれた人間は死ぬ…。死神 リュークが人間界に落とした一冊のノート「DEATH NOTE」。ここから、二人の選ばれし者「夜神月」と「L」の壮絶な戦いが始まる!! かつてないスリルとサスペンス!!

レビュー

どんな話ですか? ある日、ノートに名前を書くと書かれた人間を殺すことができる死神のノートを拾った天才高校生夜神月。ノートを使い「キラ」と名乗り、犯罪者などを殺し理想の世界を作り上げようとします。それに対するのは世界一の名探偵、通称「L」。どこの誰とも分からず、その殺害方法なども明らかでない状態で、どのようにして犯人を探し出していくのか。逃げる夜神月と探偵「L」の息詰まる心理戦や頭脳戦が描かれる作品です。ミステリーやサスペンスが好きなひとには特におすすめできる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画ですが文章が多いのが特徴で、本格的なサスペンスなので、作品内には多数の伏線が散りばめられています。しかもノートにはルールや細かい設定があり、そのギミックの使い方に驚きます。主人公の二人はともに天才ですが、表現だけで天才と言われたりする漫画が多いなか、この二人は作中の行動や考え方でその天才っぷりが伝わってきます。そしてその二人が出会うわけです。証拠を掴みライト追い詰めたいLと、どうにかしてLを始末したいライト。頭脳戦が堪能できること間違いなしです。

また小畑先生の描く絵が素晴らしい。稚拙な表現ですが、そうとしか表現できないくらい素晴らしいです。