ロッキンユー!!! 石川 香織 集英社

ロッキンユー!!! 石川 香織 集英社

アマゾン商品紹介 高校の部活レクリエーションで1人の地味で暗そうな生徒が演奏した音楽「ロック」。その演奏に心を奪われた真神たかしは、ロック研究会の戸を叩く…。そこでたかしが出会ったモノとは…!? 青春ロックストーリー第1巻!

 

どんな話ですか? 平々凡々に生きてきた主人公・真神たかしは、高校入学時の部活レクリエーションで、地味で根暗な眼鏡の先輩が演奏した疾走感あふれるロックに衝撃を受ける。
先輩・アキラの演奏に惚れこんだたかしは、まっしぐらにロック研究会の扉を叩く。ロックのことなど何も知らない初心者のたかしだが、アキラの教えを受けて徐徐にロックの魅力にハマっていき、校庭でボーカロイド曲のゲリラライブを行うまでになる。やがて二人は志を同じくする仲間を集めステージへ上がるのだが……。
エッジの利いた青春ストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ボーカロイドのヒットナンバー「ワールドエンドダンスホール」をはじめとして、実在のロック曲が多数登場するのが音楽好きにはたまりません。曲のタイトルがバンと見開きで表示される演出も最高にかっこよく痺れます。演奏シーンは見てるこちらまで熱量が伝わってくるような大迫力でテンションが上がりました。ともすれば青臭いほどに粗削りでひたむき、しばしば暴走する熱血なキャラクター描写から、ロックに賭ける情熱が余す所なく伝わってきてきます。コミュ障陰キャぼっち眼鏡のアキラは、黒髪眼鏡好きな女子に刺さるビジュアルで、彼とわんこ気質なたかしのコントは健全な意味でも不健全な意味でもとても萌えます。最初は二人きりだったのが次第に仲間が増え、最終的に4人でバンドを組んでステージに上がるのですが、会場の熱気や興奮に感化され、読者のボルテージも急上昇します。青春全開、面白い部活ものをさがしてる人におすすめです。

ウソツキ!ゴクオーくん 吉もと誠 (著) 小学館

ウソツキ!ゴクオーくん 吉もと誠 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 世の中にあふれる、ウソ、嘘、うそ…。読者の皆さんも、一度は必ずついたことがあると思います。ドキドキしながら…。これはそんな「ウソ」を扱った物語です。主人公の「ゴクオーくん」は、ウソをつくのも、他人のウソをあばくのも好きな「ウソのスペシャリスト」!彼がペットのネコカラスとともに、学校の中にあふれる「ウソ」をこれでもか!とあばいていきます。もちろん使うのは「舌」だけ…。ゴクオーくんは「ウソでウソを制する」のです!どんな風なんだろう? ちょっと読んでみたいと思ったそこのキミ!もう全国の小学生は気付き始めています。「このまんが、ヤバい!面白い!」ウソじゃないですよ…!?誰もがおどろく「ゴクオーくんの正体」に誓って…!

レビュー

どんな話ですか? 地獄の王、閻魔大王はウソを楽しむため、「ゴクオー」という名の小学5年生の少年として化け現世へ降り立つ。

そこでは、ちょっとしたトラブルを回避するために、自分は悪くないというウソをつく少年少女で溢れていた。

ウソが大好きなゴクオーは、すぐさまウソを察知。相手を問い詰め、ウソにウソを重ねて引くに引けなくなった相手を成敗する。最終的にはウソのつけない舌を相手に埋め込み、なぜ最初のウソをついたのかという動機を喋らせる。そしてその動機が、実は泣ける理由であることも…。

「ウソをもって、ウソを制する」を地でいく、ダークヒーローミステリー。基本的に一話完結のため、どこから読んでも大丈夫。

連載媒体は月刊コロコロコミックであり絵柄はポップだが、内容はそれを感じさせないほど重い。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純にとっても面白い。探偵が閻魔大王というキャラクター設定もそうだし、ウソをつききれなくなって追い詰められた少年や少女たちが行う突飛な行動も見どころ。ウソをついた人間を容赦しないゴクオーによる「とっちめ」は、時に常軌を逸するため、少年誌に連載されているマンガということを忘れることも多い。金田一少年の事件簿や名探偵コナンをもっとポップにし、全て1話完結にしたようなクオリティの高さを誇る。かと思えば、連載1話目から張られていた伏線が、連載5年以上経ってから回収されたりもする。

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年、大地翔は北原小学校のサッカー部・北原キッカーズに入部した。ところが、キッカーズには監督やコーチもいなく、メンバーは練習もせずゲームで遊んでいる。翔は、おんぼろキッカーズをなんとかしようと県下一の強豪・南陽SC(サッカークラブ)に練習試合を申し込むが…

レビュー

どんな話ですか? おんぼろサッカーチームの北原キッカーズ。すでにやる気も無くしてふてくされていたところに、名門サッカーチームのユニフォームを着た大地翔が登場。しかし腐りきったチームはそう簡単に変わらない。地区の強豪チームである南陽SCとの練習試合を取り付けてくるころからチームは少しずつ変わっていくのだが果たして。また面白いのはキャプテン翼のオマージュと思われる点である。主人公が転校してくるところから始まり、キャラも大地翔は大空翼、天才キーパーの上杉光は若林源三などその他も共通点が豊富に存在している。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 頑張り屋でサッカーセンス抜群の大地翔を中心とした涙と感動と友情のドラマは見るものを熱くせてくれる。青臭く古臭い熱血マンガであるが、だからこそ感じる部分も多々あるのではと思う。メンバーのレギュラー争いや離脱、加入、引き抜きなど、実社会でも起こり得るであろう問題の描き方も上手く表現されていて感心させられる。作画も迫力がありサッカープレーの描写を上手くとらえており、引き込まれるのだ。この漫画を読み終えた後はサッカーが好きになること間違いなし。

極黒のブリュンヒルデ 岡本倫 (著) 集英社

極黒のブリュンヒルデ 岡本倫 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみが忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束を果たすべく、天文部に在籍し宇宙人を探していた。ある日、良太のクラスにその幼なじみと瓜二つの美少女・黒羽寧子が転校してくる。どこか浮世離れした彼女の秘密とは一体…!? 純愛ダークファンタジー、衝撃の第1巻!

レビュー

どんな話ですか?  「エルフェンリート」などの独創的な作風で鬼才との呼び声が高い岡崎倫氏の作品です。主人公村上良太は子供の頃片思いをしていた「クロネコ」と呼ばれていた少女を目の前で事故で亡くしてしまう。

高校生となった良太の前に、ある日クロネコと同じ面影を持った少女、黒羽寧子が転校生としてやってくる。謎めいた雰囲気を漂わせる彼女だったが、実は研究施設から逃げ出してきた特殊能力を持つ魔女であることが判明する。魔女は「鎮死剤」と呼ばれる薬を一定時間ずつに打たないと死んでしまうらしい。良太は他の魔女たちとも出会いながら、彼女たちを救うため様々な手立てを尽くすが、、、

なぜその漫画をオススメしたいですか?  エルフェンリートでかなり徹底したエログロと、繊細な心理描写を両立させて独特な世界観を打ち出した岡崎氏ですが、その才能はこの作品でも遺憾なく発揮されています。まず第一に面白いのはやはり基本的な設定の発想です。「鎮死剤」などというアイディアはとても目新しいものですし、「ハーネスト」と魔女の本体の秘密など、思わず息を呑まずには読み進められない生々しさがあります。際どいSF路線を貫きながらも、やはりそれぞれの人物の感情描写も上手く、思わず涙が出てしまう場面も多々あります。

絵柄はやはりそれほど上手くはありませんが、物語づくりに関しては他に並ぶ作家がいないほどに優れています。

がっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) (著), 千葉サドル (著) 芳文社

がっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) (著), 千葉サドル (著) 芳文社

アマゾン商品紹介 学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部で、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれたゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!? 強力タッグが贈る注目作、衝撃の第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? 通っている学校で、学校の生徒と先生以外隔離された状態で外でゾンビ化が始まりあっという間に囲まれてしまっている話です。

ひたすら最上階で籠城する形をとるのですが・・ここからの展開も本当に面白いです。まずは見てみて欲しいです。

もちろん、何故学校から出ないのか最上階で籠城しなければならないのか理由もすべて説明されます。こちらの漫画は謎を一切残さないので安心して読めます。ですが、文字量が多いので文字が多いのが苦手と言う方にはあまりお勧めできません。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず面白いところですがゾンビが生前の記憶を持っていて生活の習慣で動いているということです。
また、よくある男と女でとかのエロ展開は一切ありません。登場人物はほぼ女の子しか出ませんがゾンビと戦うことによって現状の絶望がどれだけ絶望的かを理解していきたくましく成長していく様は誰ひとりキャラだからとバカにはできません。最終巻までもちろん買っていますがよくあるゾンビ出ましたパンデミックです。理由はよくある浅い理由でなくきっちりとした伏線もあります。見所はたくさんあるのですが序盤ですと、感動系、成長系、ゾンビになる謎と言った感じがおおまかですが、久々にここまで非のうちどころが無い作品は無いと思います。

テラフォーマーズ 貴家悠 (著), 橘賢一 (著) 集英社

テラフォーマーズ 貴家悠 (著), 橘賢一 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 「全く見た事のないものと出会う時、人間は人間ではいられない。」 西暦2599年──。火星のテラフォーミングが進行し、その地表は一面の苔とある生物で覆われていた。そして、選ばれし15人の若者達は重要任務の遂行を期待され、有人宇宙船『バグズ2号』に搭乗し、火星へと向かう。かの地で彼らを待つ、想定外の進化を遂げた生物の正体とは…!?

レビュー

どんな話ですか? 未来の世界にて。地球から火星への移住を検討している段階で、ある問題がありました。火星の気温が低すぎたのです。科学者たちはこの問題を解決するために、ある生物を火星に送り込みました。それは大量のゴキブリです。ゴキブリの黒い体に太陽光を集めることで火星の気温を上げて人類が住めるようにするという計画でした。しかし、宇宙飛行士たちが実際に火星へ足を踏み入れた際には・・・ゴキブリは異様な進化を遂げていました。人類もそれに対抗するために人体にある実験を施し、これに立ち向かいます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 心を揺さぶられるシーンが多くあります。登場人物のうち、火星に送り込まれる人物たちには不幸な過去があり、そのために使い捨てのように実験され、火星に送り込まれることになります。しかし、そこで脅威に立ち向かい生きるために立ち向かう姿を描いています。ヤングジャンプでの連載期間中には、各話の最後に煽り文句が入っており、それが秀逸でワクワクするような展開に胸を躍らされた読者も多いかと思います。単行本で続けて読んでも加速するワクワク感を与えてくれると思います。

女王の花 和泉かねよし (著) 小学館

女王の花 和泉かねよし (著) 小学館

アマゾン商品紹介 亜国(あこく)の姫でありながら冷遇されている亜姫(あき)。幼いながらも母の世話をしながら、明るく生きる亜姫はある日、金の髪と天の色の眼を持つ奴隷の少年・薄星(はくせい)と出会う。境遇の違いを超えて、強い絆で結ばれる二人だったが、その先に待っていたのは…!?

レビュー①

どんな話ですか? 大国の姫として生まれながらも、冷遇されながら育った少女・亜姫は、正妃である母を第二夫人の策略により失ってしまいます。

そんな彼女を支えるのは、奴隷として差別を受けながらも、まっすぐと生きる少年・薄星。

人質という形で国を出された二人は、身を寄せた国で互いに支え合いながら成長していきます。

しかし、ただひとつの願いを捨てられないために、望まない未来へとどんどん進んでいき、過酷な運命に翻弄されることに・・・。

それでも、何度も何度も傷つけられながらも亜姫と薄星は懸命に立ち向かっていく、感動超大作なお話です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、圧巻。少女漫画といっていいのかと思うくらいに厚みがすごいと感じる歴史ロマン作品で、読了後はなぜもっと早く出会わなかったのかと惜しく思うくらいです。読み始めたら一気読みしてしまいます。

たくさんの大人の陰謀に巻き込まれ、命を狙われたり、戦いに身を投じたりと息もつけない苛烈な日々の中で、亜姫と薄星の関係が尊くて、愛おしくて堪りません。

古代中国を模した世界は、簡単に人が死に、独裁極まりなさがまかり通る、そんな中で。ただ単純に、大好きな人たちと穏やかに暮らしたいと願った少女の、国盗り合戦に参加せざる終えなかった境遇が苦しくて、辛くて、しんどさがハンパないですが。それ以上に、魅力的な人物たちに心を揺さぶられ、奮闘する少女を彼らと一緒に応援してしまいます。

決して、身近な世界でも題材でもないけれど、共感せずにはいられない場面がたくさんあり、学ばせてくれる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 亜国の姫として生まれた亜姫とその奴隷として拾われた薄星の物語です。

姫と奴隷、2人は決して結ばれることのない関係性でしたが、長い年月をかけてお互いが誰よりも大切な存在になっていきます。

亜姫は薄星のために、薄星は亜姫のために、それぞれが相手のために生きていました。

それでも2人に残された道は苦しくて切ないものでした。

共に大人に成長した2人を待つのは国をかけた戦争、別れだったのです。

立場を超えて愛を貫いた2人の純愛物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく薄星がカッコいいのです!

ブレることなく亜姫が大好きで、立場を考えて行動したり、時に暴走したり…。

どんなに苦しくても亜姫を守り抜いた姿とラストの別れは涙なしには読めないです。

亜国は実際には存在しない国ですが、中国っぽい雰囲気を持っており、恋愛だけではなく、歴史ロマンのような壮大さも兼ね備えています。

登場人物もクセがあるキャラが多く、魅力的です。

この漫画は冒頭から結末が読めるようになっているのですが、そこまでの描き方・構成がとても素晴らしいので、是非最初から最後までどっぷり読んでみて欲しいです。

その着せ替え人形は恋をする 福田晋一 (著) スクウェア・エニックス

その着せ替え人形は恋をする 福田晋一 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 いつも友人の輪の中心にいるギャル系美少女、喜多川海夢。クラスメートの五条新菜は、彼女を“別世界の人間”だと思っていた。雛人形の頭師を目指す新菜が、放課後被服実習室で作業していると、そこに現れたのは…まさかの…!? 二人のドキドキ山盛り☆コスプレ・スクールライフが始まる!!

レビュー

どんな話ですか?  コスプレにあこがれる現役モデルでまっすぐな性格の女子高生の海夢(マリン)と、海夢にコスプレ衣装を作っている人形師の見習いで同級生尾の五条くんお話し。ある日陰キャの五条君は海夢にコスプレ作成を依頼される。自分とは性格が反対の陽キャの海夢に戸惑いながらも、コスプレ作成に全力を尽くす五条君。一方一見ギャルで軽そうに思われるけど、自分の芯がある海夢が、自分のためにいろいろ苦労しながらコスプレを作ってくれる五条君に惹かれていくお話です。

絵もかわいく、コスプレ制作を細かく描写しています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 海夢がギャルで現役モデルだけど、性格はまっすぐでとてもかわいらしく、またコスプレを通じて仲間を増やし、とても魅力があります。また五条君も海夢のコスプレを人形作成の修行ととらえていはいるけど海夢の理想、原作に近づけるための努力を惜しまない姿がとてもいいです。その姿に海夢が少しずつ惹かれていく様子も女の私から見てもすごくかわいいです。絵もとてもきれいで、体の線がいい意味でセクシーにかけています。指一本にしてもすごく繊細です。かわいい海夢を見てもらいたいです。

荒川アンダーザブリッジ 中村光 (著) スクウェア・エニックス

荒川アンダーザブリッジ 中村光 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 荒川の河川敷に住む不思議な人々と、一人の青年の魂の交流を描く、可笑しくもどこか切ない人間物語。

レビュー

どんな話ですか? 市之宮グループの御曹司で、自身も会社を自力で立ち上げた若き起業家でもある、

市之宮行が主人公。

行は「借りは必ず返さねばならない」という家訓の家に育ち、家訓どころか借りを返すことができないと喘息の発作が起きてしまう特異体質の持ち主である。

そんな行がある日荒川大橋から落ちて溺れかけてしまったところ、ホームレスの少女「ニノ」に命を救われえる。

「命の恩人」という莫大な借りができてしまった行は、借りを返すために橋の下で少女やほかのホームレスと交流をしていくことになる。

基本的には電波系のギャグマンガで時々切なく、恋愛要素もかなり強い。

作者は「聖お兄さん」の人、と言えば、分かりやすいかもしれない。

なぜその漫画をオススメしたいですか? すでに完結していること。

過去に死んだ人がいる描写はあるが、基本的には誰も死んだりしない、悲劇的要素の薄い漫画であること。

電波系とはいえ現代もののほのぼのギャグなので、比較的万人受けしやすいのもおすすめしやすい理由。

作者の代表作は「聖お兄さん」であるが、荒川の方はアニメ化もしたのにいまいち一般の認知が薄いので、

布教したいという気持ちもある。

「聖お兄さん」との最大の違いは作品全体に渡って恋愛色が強いことと、当然だが宗教色が薄いことで、

そのため、「お兄さん」よりもこちらの方をお勧めしたい。

(聖お兄さんはブッダとイエスが主人公のギャグマンガなので)

 

リベロの武田 にわの まこと (著) ビーグリー

リベロの武田 にわの まこと (著) ビーグリー

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年ながら、これまでサッカー経験がほとんどなかった主人公の武田弾丸。しかし、あけぼの高校にきて、ようやくサッカー部に入部。彼のポジションは攻めも守りもこなすリベロ。チームの核に彼を据えたあけぼの高校サッカー部の快進撃が始まる!

レビュー

どんな話ですか? チョコボールのような体型の男子高校生、武田弾丸(たま)。彼の父親は日本代表としてオリンピックにも出場した程のスターだったが、自身は今まで一度もサッカー部に入部した事が無かった。というのも行く学校行く学校サッカー部の「サ」の字も無いという縁の無さ!今度こそ、と通った高校は弱小サッカー部はあるものの部員の大半がやる気のないどうしようもないところだった。入学初日に出会った上杉不破人達と切磋琢磨しながら、とんでもない身体能力による超能力のようなサッカープレイで国立へ立つ事を目指す!
なぜその漫画をオススメしたいですか? ぶっ飛んだギャグセンスで理解不能でありつつもなんか笑ってしまう強引な内容。そして高校生達のちょっと可愛い印象もあるピュアな、サッカーにかける想いも描かれていてギャグ98%シリアス2%というこの作品は普通のサッカー漫画では無いのです。なにせ登場する高校生のほとんどが人間離れしたプレイで相手を翻弄、自分の能力を一時的に高める事で壁をも破壊してしまう威力のシュートを放ったかと思えばその後遺症で倒れたり精神が幼児化したりと、一見めちゃくちゃなようで考えられた内容は見ていて飽きません。