舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

舞妓さんちのまかないさん 小山愛子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ここは京都のど真ん中にある花街。舞妓さんたちが深夜、お仕事を終えたあと帰ってきて、共同生活を送っているのは、「屋形」と呼ばれるおうちです。とある屋形で「まかないさん」として舞妓さんたちに毎日の食事を作っているのは、なんと弱冠16歳の少女・キヨ。 彼女がまかないさんになったのには、ある意外な理由があって――。華やかな花街の舞台裏、普通の日のごはんを通して、温かな人間模様が描かれます。

レビュー①

どんな話ですか? 京都で舞妓さんの住む屋形でご飯を作るきよちゃんのお話です。元々舞妓を目指して屋形に友人ときましたが、才能がなく故郷に帰ることになりました。しかし、あるできごとをきっかけにその屋形のご飯を作るまかないさんとして働くことになります。舞妓さんのどんな風に稽古をして、仕事をして一日を過ごすのか。その中でまかないさんのキヨさんとの関わりや、友人すーちゃんとの仲の良さだという言葉だけでは言い切れない関係はとても見どころがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 京都が好きなので今旅行に行けないと思うと、少しは旅行、京都気分を味わえるかなっと思います。また、まかないさんなので色々な料理が出てきます。実際に美味しそうで作った料理もあるぐらいです。そして、主人公と舞妓さん、特に親友すーちゃんとの関係がとてもよくこんな友達がいるといいなっと思える作品なのでぜひ読んで欲しいと思いました。

レビュー②

どんな話ですか? 京都のど真ん中にある花街で働く主人公キヨの日常の物語。幼なじみのすーちゃんをはじめとする舞妓さんと共同生活を営みながら、まかないさんとして暮らすているがその成長と様々な人間模様が描かれている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 華やかな舞妓さんの舞台裏を支えている主人公キヨのひたむきな姿に感動を覚えます。

レビュー③

どんな話ですか? 中学卒業後、舞妓を目指し、青森から京都へと上京したキヨだったが、早々に舞妓さん候補をくびになってしまい、故郷へと帰るとこに、舞妓さんたちの台所をあずかるまかないさんのおばちゃんが倒れる事件が発生。故郷のおばあちゃん仕込みの料理の腕をその場で如何なく発揮したキヨは、その腕を見込まれ、おばちゃんの代わりにまかないさんとして台所を預かることになりました。時にはしっかりしたご飯だったり、甘いおやつがあったりと、日々、舞妓さんたちのお腹の懐を温めます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作中に出てくる、主人公キヨが作る暖かいごはんやおやつが美味しそうでついつい食べたくなります。主人公キヨが友人や舞妓さんたちへ接するときの何気ない気配りや言葉を読むととても暖かくなります。また、舞妓さんたちの日常も面白おかしく、賑やかに垣間見ることが出来るのも面白いです。主人公キヨと舞妓になった幼なじみ おすうちゃんと故郷青森にいる野球少年の健太の3人の物語を通して成長していく姿が一番のおすすめで元気をもらえます。

7seeds 田村由美 (著) 小学館

7seeds 田村由美 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!
どんな話ですか? 人付き合いが苦手で引きこもりの女子高生ナツ。いつものように眠って目覚めるとなぜかそこは荒れ狂う海のボートの上。同じくボートの上に乗っていた男子高生2人と大人の女性一人の計4人は、その後謎の島にたどり着く。
なぜこんなことになったのかわからないまま漂流生活を続ける4人だが、旅を続けていくうち「7SEEDSプロジェクト」という政府のプロジェクトに巻き込まれたということが判明する。このプロジェクトは、地球が隕石落下によって環境破壊が起こり、人類が壊滅状態になることを想定し、子供たちをカプセルに入れて未来に送り出し、また新たに世界を切り拓くことを目的としたもの。状況についていけないナツ達だが、旅を続け様々な困難に立ち向かううち、生きる意味や自分のコンプレックスに向き合うこととなっていく。
笑いあり涙ありの冒険サバイバルストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初から最後までドキドキハラハラするような展開が続き「この先どうなるの!?」とずっと飽きずに読み進められます。また主人公のナツが、主人公らしからぬ暗くて地味なキャラなんですが、様々な困難を乗り越えていくことで、少しずつ成長していく姿に心打たれます。
また、登場人物すべてのキャラがバラバラで、それぞれに得意・不得意も違います。そんなキャラクター達が時にはぶつかりあいながらも、協力し合って問題を解決していく姿は、私たちが社会で他人と一緒に共存するために大事なことを教えてくれているように感じます。
どんな人に読んでもらいたいですか? コンプレックスがある人(大人数のキャラクターがいるので、誰かのコンプレックスと自分とを照らし合わせることができると思います)
スリルを感じたい人
冒険ものが好きな人
感動したい人
読んだことによるエピソード コンプレックスについて深く考えさせられました。また、得意不得意があるからこそ、人と協力し合って生きていく大切さがわかりました。

 

東京喰種 石田スイ (著) 集英社

東京喰種 石田スイ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 人を喰らう怪人”喰種(グール)”が跋扈する東京。
日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた”喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉を愛読する少女・リゼと出会う。
自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。

人間の命を奪い、喰い生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は――!?

“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!

レビュー①

どんな話ですか? 普通の人間として生きていた金木研は、ある日突然喰種の身体になってしまいます。

喰種は身体能力において、通常の人間よりも長けているものの、人間または喰種しか食べることができない特殊な存在でした。

いきなり喰種として生きることを強いられた金木は、他の喰種らと仲間になりながら、東京の地で逞しく過ごしていくのです。

ただ、喰種は人を食べないといけないため、作中の社会においては悪と見なされており、その喰種を抹殺するためのCCG(喰種対策局)という組織が存在していました。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 東京喰種という作品は、いわゆる正義と悪の戦いを描いた作品ではありません。
というか、何が正義か?何が悪か?が分からなくなるような、そういう描き方をしています。
主人公ら喰種は人を殺さないと生きられないわけですから、人殺しという扱いになるため、通常では悪になりそうです。
しかし、主人公らは人間が生きるために動物を殺す行為は普通なのに、なぜ喰種が生きるために人間を殺してはいけないのか?とCCGの人間に問います。
人間を含めて、生物は他の生物を殺しながら生きるのが普通であり、そこには善も悪もないという感覚になりやすいです。
だからこそ、登場人物の誰が正義で、誰が悪かという部分はほぼ存在しない、そこが他の漫画とは違う部分であり、おすすめできるポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? 舞台は東京。

「喰種」(グール)と呼ばれる、人の姿をしているが人を食べ物にする生き物と人とが生活する世界。

主人公は「金木研」(かねきけん)で物語開始時は18歳の男の子。事故により(物語が進むうちに事故ではないことが明かされるが)臓器移植がなされる。しかし、臓器提供してくれた人が実はグールであり、人として生まれた彼だが臓器移植をしてからは半分人間・半分グールとなってしまう。人間VSグールという世界でどちらの側でもある金木が出会いと別れ、愛について葛藤する物語である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、今までにない世界観でその世界にのめり込んでしまった。

よくある「正義VS悪」という単純な構成ではなく、主人公がどちらの側にも立っている存在であるため、作中も人間側、グール側の視点での描写があり単純に物語の深さがあった。バトルシーンも多数あったのだが、作者の画力が非常に高いためすべてのコマが「かっこいい」「キレイ」であった。また、人物もかなり細かく設定がされているため登場キャラクターは多いのだが、それぞれのキャラが個性的で、推しキャラもひとそれぞれいるのではないかと思う。

レビュー③

どんな話ですか? 平凡な大学生、金木研(カネキ)はある日、鉄骨事故に巻き込まれます。事故後の手術で強力なグール・リゼの臓器を移植されたカネキは、いやおうなく半グールの身となってしまいます。グールのコミュニティ「あんていく」という喫茶店に身を寄せたカネキは、はじめはグールのことを嫌っていましたが、しだいに彼らにも感情があり、人と同じなのだということを理解していきます。人間とグールとの共存を目指し、カネキが奮闘する様子が描かれた群像劇です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初はグールのことを化け物だと思っていた主人公・カネキが、自分もグールと同じ立場に置かれたことで、人間的に成長していく様子が見事に描かれています。普通の大学生がカネキと同じ立場に置かれたら、とても怖いし、絶望から立ち直ることは難しいと思いますが、カネキは自分のことだけでなく、周囲のことを思いやれるやさしさを持っていたので、より強くなれたのだと思います。読んでいておそろしい展開もありますが、感動するのでオススメです。

 

だがしかし コトヤマ (著) 小学館

だがしかし コトヤマ (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 美味し、なつかし、駄菓子コメディー開封!

ここは、のどかな田舎町。
駄菓子屋の息子・ココノツはある日、都会から来た美少女に出会う・・・

「うまい棒で最高の組み合わせを作って、私を満足させてごらんなさい!!」
「見せてあげるわ・・・ポテトフライの一番贅沢な食べ方・・・!!」
うまい棒、ブタメン、ラムネなどなど・・・駄菓子マニアの美少女・ほたるが繰り出す数々の駄菓子たちに・・・困惑するココノツ!!

こうして、少年×少女×駄菓子のおかしな夏が始まった・・・!!

【編集担当からのおすすめ情報】
うまい棒?ポテトフライ?それともブタメン??
あなたの好きな駄菓子はなんですか?
『だがしかし』には、読めばきっと食べたくなる懐かしい駄菓子の数々が登場します!!
ヘンな美少女×うまい駄菓子×新感覚ギャグの奇妙なコラボは中毒性あり!!

サンデーで連載するやいなや、熱狂的な支持を巻き起こした駄菓子コメディ、待望の第一巻です!!

 

レビュー

どんな話ですか? とある半島の田舎町に住む主人公・鹿田ココノツは父のヨウから実家の駄菓子屋・シカダ駄菓子屋を継ぐように言われるが、漫画家になりたいという夢があったことから断り続けていた。
そんなココノツの前に突然謎の少女・枝垂ほたるが現れる。ほたるは大手お菓子メーカー・枝垂カンパニーの社長令嬢であり、枝垂カンパニーが作る駄菓子屋の店長としてヨウを迎えるためにやってきたのであった。
ほたるはココノツに駄菓子屋を継がせようと、店にある駄菓子の魅力をあの手この手で説明するなど大いに奮闘する。
一方のココノツも都会的な雰囲気をまとうほたるに惹かれ始めるが、漫画家の夢も捨て切れずに悩み続け、ある日突然ほたるは姿を消してしまう。
懐かしい気持ちになりつつ、ほろ苦いストーリーが楽しめるグルメ・ギャグ漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 昔懐かしい駄菓子の知識を得つつ、ストーリーも抜群に面白いのが魅力的な点です。
ギャグ要素だけでなく、田舎の男の子が都会の女の子に恋をするといった王道的な展開も楽しむことができるため、是非読んで頂きたい漫画です!

東京エイティーズ 安童夕馬 (著), 大石知征 (著) 小学館

東京エイティーズ 安童夕馬 (著), 大石知征 (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 携帯もメールもなかったあの頃、19歳の真壁純平は入試会場でその日出会った女の子と、ワケありの初体験を……!? 男女5人の大学生が繰り広げる、80年代恋愛グラフィティ!

 

 

どんな話ですか? 平凡なサラリーマン生活を送っている主人公「純平」に、ある日かかってくる電話。

相手は大学時代の同級生であり、初体験の相手でもある「森下愛」。

電話の内容は大学時代の共通の友人の死を知らせる内容。

そして、今夜会わない?と彼女からの一言。

この電話をきっかけにストーリーは、彼らの大学時代である20年前に遡り、そこから一気に物語がスタート。

時は携帯電話も無かった80年代、バブル全盛期。

主人公「純平」と電話相手の「森下愛」を含めて、仲良し5人グループになっていくのですが、そうなるまでのいきさつや恋愛事情など、数々の青春の日々を描いた漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 読み始めると止まりません。

大学生活を送ったことのある方であれば、昔を思い出さずにはいられなくなります。

あの頃の恋愛や夢、友情、大人になりきれないけど大人になりたい気持ち、若気の至り、読み終わるととても甘酸っぱい気持ちでいっぱいになると同時にもう戻れないんだなぁと少し寂しくなる、そんな内容です。

私自身はドンピシャの時代設定では全くありませんが、関係なくはまります。

主人公のようなラストを実際に迎えることが出来る人って実際にいるのかな、いるかもな、なんて考えたりしました。

そして、今の世の中の便利さも改めて痛感します。便利になったからこそ失ったものもあるなと、、

携帯電話無い時代の待合せって、なかなかリスクありますよね、、でもそれが逆に良かったりして。

超絶オススメの漫画です。