親愛なる僕へ殺意をこめて 井龍一 (著), 伊藤翔太 (著) 講談社
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「人生は楽しんだもん勝ち」がモットーの大学生・浦島エイジ。だが彼は、人には言えない“過酷な運命”を背負っていた。その現実と向き合った時、彼は惨劇に巻き込まれていく―――。 |
レビュー
どんな話ですか? |
大学生である浦島エイジはひょんなことから、自身が二重人格であることに気付きます。
その後、エイジの周辺にてある殺人事件が発生するのですが、その事件は過去に起きた有名な殺人事件と状況が酷似していたのです。
過去に起きた殺人事件の犯人はこのエイジの父親ということになっており、その事実をエイジは周囲に隠しながら生きていました。
でも、エイジは過去の殺人事件について自身の父親は無実だと考えていたのです。
そのうえで、今回発生した殺人事件が過去に父親が犯したとされる事件に関係があると考えられたため、過去と現在で起きた2つの事件について、エイジは同じ大学に通う真明寺麗とともに調べていきます。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? |
この「親愛なる僕へ殺意をこめて」は主人公のエイジが二重人格という点が重要です。
というのも、エイジとしての人格ではない、もう1人の人格になるときがあり、そのときの記憶はエイジにはありません。
そして、あるときからエイジは今回発生した殺人事件の犯人がもしかしたら自分なんじゃないか?と思うようになります。
つまり、自分の記憶がないとき、もう1人の人格になっているときに、自身で殺したのではないか?と考えたのです。
殺人事件の犯人はもしかしたら自分かもしれない、そんななかなか見ることができないストーリーは非常に面白いのでオススメです。 |
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