シャトゥーン 〜ヒグマの森〜 奥谷 通教 (著), 増田 俊也 (原著) 集英社

シャトゥーン 〜ヒグマの森〜 奥谷 通教 (著), 増田 俊也 (原著) 集英社

アマゾン商品紹介 “シャトゥーン”――それは冬眠に失敗し、飢えて雪山を徘徊する凶暴なヒグマ。零下40度の閉ざされた大森林で、地上最大最強の肉食獣による圧倒的な暴威になすすべも無い人間達……最悪の惨劇が幕を開ける!!
どんな話ですか? 極寒の森林の中で、凶暴化したヒグマから生き延びるため人間が奮闘するサバイバル漫画です。人間と野生動物の付き合い方についても考えさせられます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ゾンビや幽霊・鬼などの脅威から生き延びようと奮闘する漫画は山ほどあります。熊をテーマにしたサバイバル漫画は意外かと思うかもしれませんが、実は最も現実的な話なのではないでしょうか。実在する生き物の脅威から、一味違ったスリルを味わえます。熊の怖さはもちろんですが人間と生き物の関わり合いについても考えさせられます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 有名な熊との獣害事件に関するwikipediaで、ヒグマについて興味を持った人はぜひ読んでみてください。
読んだことによるエピソード 登山に行く時の熊への対策をしっかりと考えるようになりました。

へんなものみっけ! 早良朋 (著) 小学館

へんなものみっけ 早良朋 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 知ってましたか?博物館のウラ側はとってもアクティブ!市役所から、博物館に出向になった薄井透は、そこで鳥類研究者の清棲あかりと衝撃的な出会いを果たす。知られざる博物館の裏側、そして100年後に届く仕事とは…?動物好き、博物館好きにはたまらないミュージアム・コメディー!博物館はお堅い展示をしてるだけの地味な場所?いえいえ、実は生命の神秘に迫る熱い研究者たちが、海へ、山へ、世界の果てまで『へんなもの』を集めに行ってるんです!南極の氷、フクロウの巣立ち、深海魚調査、花を愛するおじさま研究者…博物館は毎日どこかで大さわぎ!
どんな話ですか? 博物館で働く研究者・職員達が主人公です。生き物の謎を解き明かすため、博物館職員としての使命に奮闘する人達のお話です。ただの生き物漫画ではなく、人と自然の関わり方、仕事との向き合い方など色々なエッセンスが盛り込まれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 研究者というと白衣を着て実験室で試験管を振っている姿を想像する人が多いと思います。この漫画に出てくる研究者は、そんなイメージとは少し違う人達です。研究に対する熱意や思い、奮闘ぶりが余すところなく、丁寧に描かれています。生き物の雑学もたくさん書かれていますが、字があまり多くないので読みやすいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 生き物好きはもちろんですが、研究の世界に興味がある人達にもぜひ読んでもらいたいです。全ての漢字にルビは振られていませんが、お子様にもおすすめです。生き物好きなお子様に接するヒントにもなると思います。動物のお医者さんが好きな人にも読んでもらいたい漫画です。
読んだことによるエピソード 博物館・自然館を見るときの視点がガラッと変わりました。

門番カエルはしゃがみたい レツ (著)  集英社

門番カエルはしゃがみたい レツ (著)  集英社

アマゾン商品紹介 トリとカエルはペアの門番。しかし、やる気のないカエルは、いつも隙あらばしゃがみ(サボリ)たがっている。そんな二人(?)が守る門を通るため、通行人がやってきて!? トリとカエルの立ち話系ギャグがここに開門!!
どんな話ですか? 門番をしているカエルとニワトリのゆるギャグ漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、絵が可愛いです。2匹のやりとりや雰囲気がまったりしていて読みやすく、ひたすら癒されるのでオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? かわいいものが好き、クスッとしたい人にオススメです。
読んだことによるエピソード 特になし

休日のわるものさん 森川侑 (著) スクウェア・エニックス

休日のわるものさん 森川侑 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 今日はお休み。パンダに癒されに行く。地球侵略を目論む悪の組織。“将軍”と呼ばれる彼は地球防衛組織「レンジャー」と日々死闘を繰り広げる!けれど、今日は休日。オフモードでパンダを見に動物園へ、アイスを買いにコンビニに。渇いた心が癒されるTwitter&Pixivで人気のヒーリングコメディが登場!
どんな話ですか? 正義の味方(戦隊)がいれば当然悪者の軍団がいます。古くは仮面ライダー初代から始まる日本の様式美というやつです。さてその悪者の軍団は、お休みの日は何をしているのでしょう? そんな思いも寄らない部分にスポットを当てた、ほのぼの系漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本数ページでお話が完結する短編集になります。全編殺伐としたところはなくほのぼのとしており、日々お疲れの方々を癒やしてくれるお話となっています。わるものにだって休日はあるし、こんなわるものだって居ても良い。ありふれたお話ではない多様性を楽しみたい方にお薦めです。
どんな人に読んでもらいたいですか? お疲れの人、癒やされたい人、定番でない漫画を読みたい人、長編ではなく短編をさくっと楽しみたい人
読んだことによるエピソード パンダがより一層可愛く見えるようになりました。

江の島ワイキキ食堂 岡井ハルコ (著) 少年画報社

江の島ワイキキ食堂 岡井ハルコ (著) 少年画報社

 

 

レビュー①

アマゾン商品紹介 賢い猫のオードリーが、看板猫から、恋のお手伝いまで大活躍!!心安らぐ青春ミステリーLOVEファンタジーの猫漫画です!
どんな話ですか? 人間の言葉が話せて百年以上生きている猫、オードリーの日常を描いたストーリーです。連載中盤までは飼い主・頼ちゃんとのほのぼのした日常の話で、後半はオードリーが何故そのような特殊な猫になったかを描いています。後半になるとオードリー以外の登場人物はガラッと変わりますが、それが前半につながっていることが判明したり、前半を読んだ時に残った違和感や謎が解明していくので、読み終えた後にまた初めから読み返したくなる作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? オードリーのキャラクターが人間過ぎず猫過ぎず、わがままだけど憎めないところが魅力です。また、設定の割にさっぱりしたストーリー運びと、最後に何故か温かい気持ちになる物語展開のおかげで、読んでいて癒されます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 猫好きな人や猫を飼っている人にお勧めです。飼っている猫にもオードリーのような素性があったら?と想像するだけで楽しいと思います。
読んだことによるエピソード 猫に親近感を抱くようになりました。

レビュー②

アマゾン商品紹介 賢い猫のオードリーが、看板猫から、恋のお手伝いまで大活躍!!心安らぐ青春ミステリーLOVEファンタジーの猫漫画です!
どんな話ですか? 不思議な力のあるしゃべる猫、オードリーと江の島にある小さなレストランのシェフ頼ちゃんが織りなす、心温まるストーリーです。初めはレストランを中心に一話完結で、ちょっとふしぎで、ほのぼのしたり涙する話が進んでいきます。おっちょこちょいな頼ちゃんや、困っている周りの人達を、お友達の貧乏神と力を合わせて、オードリーが不思議な力で問題を解決するのです。物語の中盤から少しずつストーリーが膨らんで、時を超え、オードリーの過去が明らかになっていきます。オードリーがなぜ話せるようになったのか、なぜこのレストランに訪れたのかを紐解いていく楽しみがあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 何より、健気な主人公の猫、オードリーが愛くるしいです。大好きな頼ちゃんのために、自分の力を隠しながら、支えていくその健気さにキュンとします。頼ちゃんの恋を応援するも、彼女とラブラブだと嫉妬してしまう、人間くさいところに愛着が持てるのです。後半からストーリーが広がって、最初はこんな壮大な漫画を読んでいたつもりでは!?といい意味で感じられます。オードリーだけでなく、三匹のかわいい子猫の兄弟や、腐れ縁の貧乏神など、周りにも憎めない、愛くるしいキャラクターがいっぱいです。こんな素敵なところがある江の島に行ってみたくなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 猫好きな人はもちろん、女性コミックの恋愛を求める人、ファンタジーが好きな人にもおすすめしたいです。基本は一話完結なので、いそがしい人にこそ、ゆったりした気分を味わうのにおすすめです。コーヒータイムに読むことをお勧めします!
読んだことによるエピソード 猫漫画をたくさん読んでみたくなります!街にいる猫ももしかして喋れるのではと疑心暗鬼になります(笑)

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

動物のお医者さん  佐々木倫子 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 今日も獣医学部のユニークな仲間とかわいい動物たちは大騒ぎ。思わずニヤリのおもしろさで、国民的人気大爆発のドクトル・コメディ!

レビュー①

どんな話ですか? 高校生の主人公とその友人が、帰宅途中に獣医学部を通ったことをきっかけに妙な教授と知り合いになり、怖い顔の子犬を譲りうける。(正確には押しつけられる)
その後教授の予言通り獣医を目指すことになった主人公は、珍妙な学校の仲間達と共に様々な動物とふれあっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シベリアンハスキーが世に知られることになったきっかけの漫画です。獣医学部を中心に展開するお話のため、動物への知識や理解を深めることが出来る良い作品なのです。しかし、各エピソードがどれもこれも非凡なため(これは作者さんの特徴でもあります)、動物漫画を読み始めたはずがギャグ漫画になっていた・・・だと?と皆が感じることでしょう。
動物を見てほっこりしたい人も、ギャグ漫画を読んで笑いたい人どちらでも楽しめる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 「H大学獣医学部」を舞台に、獣医学部の学生たちや教授、そしてさまざまな動物たちが巻き起こすコメディ。
主人公・ハムテルをはじめとした獣医学生たちが教授の出す課題や動物に振り回されてうんざりする様子は日本全国どこにでもある風景のようにも思えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 大胆すぎて迷惑な教授・漆原や天然すぎる美女な先輩・菱沼、ネズミ嫌いなのに何故かハムテルにくっついて獣医学部に来てしまった親友・二階堂など個性的なキャラクターがコメディ要素を盛り上げていて面白い!ペットのシベリアンハスキー・チョビやスナネズミ、その他の色々な動物たちのかわいさ・マイペースさも和み要素で、正直どんな人にもおすすめ!な作品です。

レビュー③

どんな話ですか? 獣医を目指す大学生と変わり者の教授、その人たちを囲む周囲の人たちとシベリアンハスキーとミックスの猫が織りなす、ハートウオームな漫画です。大学が大学なので、家畜や研究用の小動物も登場して、1話から2話程度の短編を紡いでいます。作者の方はきちんと大学を取材したうえで漫画にしているらしく、編集後記も楽しく読めます。また、作者の独特なコマ割りのためか、ゆっくりとした時間が流れている感じがして、読んでいて疲れないです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? その漫画の中では、とにかく時間がゆっくり流れている感じでとても気持ちが落ち着く感じがするので、コロナなどで心が疲れている方々の癒しになればと思います。ほぼ主人公のメスのシベリアンハスキーの優しいしぐさや主人公の男の子とのやり取りなど、仕事で疲れた時などに読むと、いやなことを忘れて没入できます。また、昨今のネットやメディアで動物がフィーチャーされているので、動物好きな人なら必ず気に入るのではないかと思って勧めます。

レビュー④

どんな話ですか? ペットや様々な動物たちのケガや病気を診てくれるのが、獣医師さんたちです。

この物語はその獣医師さんや生き物に関係した仕事を目指している学生たちの奮闘記です。

舞台は北海道にあるH大学の獣医学部で、冬のある日、一人の男子高校生が教授から一匹の小さなハスキー犬を譲り受けるところから始まります。

見た目は怖い顔ですが、心優しい女の子です。

彼はこの犬にチョビという名前を付け、一緒に暮らすことになりました。

彼は運命に導かれるようにH大学の獣医学部に入学し、そこで変わった教授や仲間たちと、日々奮闘していく生活を送るようになります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 昨今のペットブームもあり、動物たちへの関心が高まっています。

ストーリーではいろいろな動物が登場します。

それぞれ個性的なキャラクターがあり、人間と同じように言葉を交わしています。

人と動物たちが一緒に暮らしていく大変さや、病気やケガになってしまった動物たちの様子などが描かれています。

きっとこの漫画を観たら、もっと動物が好きになるでしょう。

彼らを理解しようとする気持ちは、これからの世の中にとっても大切なことだと思うので、オススメしたいです。

レビュー⑤

どんな話ですか? 高校生のハムテル(西根公輝)と二階堂昭夫は、下校途中にH大獣医学部前を通りがかり、そこで一匹のシベリアンハスキーの仔犬と出くわす。

そして、彼らの前に、獣医学部教授でアフリカ大好きな漆原が現れ、ハムテルにその仔犬を押し付け、「君は獣医になる」と将来を予言する。

それがきっかけで、ハムテルはH大獣医学部に進学。二階堂も、彼の金魚のフンのようにくっついて獣医学部に進む。

2人は漆原教授の指導の下、血液大好きでゆっくりとした喋り方の菱沼聖子を始め、個性豊かな教授や学生たち、動物病院にやってくる患畜たちに囲まれながら、獣医を目指す。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑥

どんな話ですか? 大学教授から子犬をもらったことで獣医を目指すことになってしまった主人公の、動物まみれのキャンパスライフを描いたコメディ漫画。シベリアンハスキーに三毛猫、鶏、砂ネズミ、馬、豚、粘菌、教授、祖母……大学のみならず、自宅でも起きる動物(人間含む)の個性の殴り合いの日常が描かれる。連載当時は主人公が通う大学のモデル、北海道大学獣医学部の志望者が増えたりシベリアンハスキーブームが起きたりと社会現象まで巻き起こした名作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的に1話完結型の短編作品で、話のテンポもよいのでさくさく読み進めることができる。長い話には飽きてしまう人にもおススメ!とにかく人間はもちろん動物の個性が強いので、話ごとにどんな落ちが付くのか予想がつかない。人間代表では獣医を目指しているくせにネズミ嫌いの同級生や、優秀な研究成果を出しているのに就職できず研究室に居座る先輩、「破壊神」の異名を持つ大学附属病院の院長。動物代表では般若顔の笑顔で飼い主に「あまり笑わないように」と言われたシベリアンハスキー、日本酒を飲む砂ネズミのメス(名前:お父さん)、関西弁でしゃべる(モノローグ)猫。動物の描写がリアルなのに面白い上に、ウケを狙っているわけではないのにどうしても笑ってしまう描写がニクイ。119話もあるのに足りない。もっと読ませて欲しくなる。読んだ後は動物に対するイメージが変わることと愛が増すことは間違いなし。

レビュー⑦

どんな話ですか? 札幌市にある「H大学獣医学部」を舞台に、獣医師を目指す学生の物語。個性豊かな登場人物も動物たちがおりなすコメディタッチで描かれています。

日本の某所に暮らす高校生・西根公輝(ハムテル、本名まさき)は、 ある日、近所のH大学獣医学部の構内を通りかかった時、 変な格好をした謎の教授に、シベリアンハスキーの子犬を押し付けられ、「君は将来、獣医になる!」と妙な予言をされてしまう。その子犬こそ愛犬となる「チョビ」、そしてハムテルと友人の二階堂は獣医を目指す!「ブタの御齧り」と不思議お姉さん菱沼さんの登場。獣医学科恒例のなぜか春の大運動会、そして恐怖の組織学試験…などなど。

大学6年+大学院時代の学生生活が濃厚に描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 理系(獣医学部)の大学生活ってどんなのだろう?そう思ったときに、ちょっと濃すぎるけれどでも現実的な雰囲気もある漫画であるため、参考になります。コメディタッチなので気軽に読めることもポイントです。

シベリアンハスキーを飼う人が増えたり、獣医学部(または獣医学科)を志望する人が増えたり、学部(学科)の偏差値が跳ね上がって難関になってしまったり…という一時期は社会現象を巻き起こした漫画となりました。漫画が発売されてからかなり時間がたってドラマ化もされましたし、今はお仕事系の漫画もかなり増えてきましたが、その先駆け的存在な漫画なので、ぜひ手に取ってもらいたいです。

レビュー⑧

どんな話ですか? 獣医学部に通う大学生・ハムテルの日常をコミカルに描いた漫画。舞台は北海道札幌市。西根公輝(通称・ハムテル)は獣医を目指す大学生。相棒は女の子だけど般若顔のシベリアン・ハスキー犬・チョビ。ハムテルが通うH大学獣医学部には、獣医を目指しているくせにネズミが大の苦手な二階堂や、金にがめつくいつも飄々としている清原、さらに院生には度を超えたマイペースさを発揮する変人奇人な菱沼など、非常にキャラの濃いメンツが集まっている。その中でも最たる変人・破天荒上等な漆原教授のもとで、ハムテルは仲間たちと切磋琢磨しながら大学生活を送っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「動物のお医者さん」というタイトル通り様々な動物が登場するが、どの動物も描写が繊細で美しい。毛並みの表現や瞳の輝きまで、非常に丁寧に描かれている。その画力にまずは驚いてほしい。

そして、優しい世界観に触れてほしい。この作品には嫌な人間が出てこない。ハチャメチャな人間は他の漫画よりもむしろ多めに登場するが、不思議とみな嫌味がない。イライラすることなく読み進められ、かわいい動物たちにも癒される。多くに人におススメしたい最高の漫画である。