カーサの猫村さん ほし よりこ (著) マガジンハウス

カーサの猫村さん ほし よりこ (著) マガジンハウス

アマゾン商品紹介 『きょうの猫村さん』でおなじみの猫村ねこ(4歳)が、月に1回『カーサ ブルータス』編集部でご奉公することに。そこは、見るのも聞くのも初めてのことだらけ。ちょっとおかしなスタッフぞろいの「カーサさん」で、猫村さんは今月もがんばっています― 月刊『カーサ ブルータス』での好評連載がついに単行本化!猫村さんとほとんど実在の登場人物のお話、全21話を掲載→「はじめましてカーサさん」「建築ってなにかしら」「初めての会議」「熱き編集者さんたち」「デジカメでポチっとさつえい」「新人のバイトさん」「猫村さんは先輩さん」「まかない作ってお留守番」「本屋のおじさん」「パンツ一丁の編集会議」「それぞれのプロ」「気が散る鼻歌」「夢見る目標・・・」「気になる鼻歌」「インテリアさんを手伝いたい」「なかなか出ないかたつむり」「Vシネさんの初恋の人」「西田副編集長は時代の波乗り」「?気合い満タン現金で」「シビヤさんの憧れは」「グルメのお勉強」 オールカラー。シールのおまけもついています。

レビュー

猫の家政婦猫村ねこ(4歳)と、派遣先のカーサブルータス編集部の面々の日常を描いた、ほのぼのとした作品です。

家政婦紹介所の紹介で訪れた職場は、出版社の編集部。個性豊かな編集部員相手に、猫村さんの奮闘が始まります。

掃除洗濯や買い物等の家事全般から、三輪車に乗っての雑誌の配達まで、猫の家政婦として人(猫)一倍頑張る猫村さん。今までとは違う新たな体験や発見を通じて、人間社会の不思議や良さを、猫特有の視点で描く作品です。

猫の家政婦さんと言うコンセプトが面白いのと、基本主婦目線で時たま猫の性分が出てしまうと言う、ちょっとコミカルで微笑ましいストーリー展開が良いと思います。

ちょっとドジな猫村さんを中心に、時には編集部の面々を巻き込みながら、時に猫目線で鋭い指摘をする猫村さんやそれを暖かく見守る周りの人達。ほっこりした感じでちょっぴり癒される構成がオススメです。

たまに猫の本能が出てしまったりするところもご愛敬で、猫好きでなくも十分楽しめる漫画ですよ。

ひとりでしにたい カレー沢薫 , ドネリー美咲 (著) 講談社

ひとりでしにたい カレー沢薫 , ドネリー美咲 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死。黒いシミのような状態で発見された。衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は婚活より終活にシフト。誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかないと決意。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生

レビュー

どんな話ですか? 35歳の独身女性、山口鳴海が主人公。結婚せずキャリアウーマンだったおばが孤独死し浴槽で見つかるという出来事が、彼女の死生観を揺さぶった。おそらく自分は結婚しないだろうと思う鳴海は、ではどうすれば死後すみやかに発見され、「きれいなまま」で埋葬してもらえるかということを考え始める。「実家が太い」ため、あまりお金のことで悩まずに育ってきた彼女に、職場の年若いエリートの同僚、那須田はさまざまな問題点を指摘してくるが、それは少しピントのずれたアプローチだったりする。

色々と調べつつもまだまだ手探り、鳴海の「終活」は迷走しながら続く。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分がどうやって死ぬか、それは理想はあっても思い通りにはならない。そして結婚をしていれば安心かといえば、自分が最後に死ぬことになったら「お一人様」と変わらない。子供がいればというのも確実ではない。独身であればなおさらだ。

どんな人でも死ぬときは一人になるのかもしれない。そのとき、できれば周りに迷惑をかけたくはない。死後見つかるのが遅れれば家屋に汚損をもたらし、生きている親族に多大な損害が出る。

作者もそういった動機から調べ始め、この作品を描いているのだそうだ。お金があればなんとかなるというわけでもない。必要なのはコミュニケーション、人との繋がりだが、必ずしも頼れる友人がいる人ばかりではない。そういう人の対策としては、行政のサービスに詳しくなっておくことだ。

友人に不自由してない人なら心配は少ないかもしれないが、この漫画でどういった手段があるのかを学習しておいても損はないと思う。

優駿の門 やまさき拓味 (著) 秋田書店

優駿の門  やまさき拓味 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 生死をかけたサラブレッド達の熱き戦い!!そこには感動とロマンが存在する!!地方競馬のスーパー騎手・光優馬が中央競馬の三冠レースに地方馬で挑戦!!大迫力本格競馬ロマン!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公は、関東地方競馬所属の光優馬で、地方競馬でナンバーワンジョッキーとなります。ライバルであるJRA所属の月山左京と激しい戦いを見せていきます。そんな中、出会った運命の馬がアルフィーでした。とある事がきっかけで臆病になってしまったアルフィーは、JRAで出走が叶わず地方競馬で優馬と出会い、臆病な性格を克服すると快進撃をはじめます。地方競馬で連勝すると、中央の牡馬クラシックである皐月賞で、ライバルのブルーエンブレムに圧勝します。しかし、その後の日本ダービーでは怪我を押して出走しゴール目前で故障発生し亡くなってしまいます。優馬は、アルフィーを失ってから立ち直り更なる高みを目指していきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 競馬は、ギャンブル目線で見る方も多いと思いますがスポーツの一面も強くあるため、騎手や生産者、馬自身などの熱い戦いが描かれている漫画でとても面白くオススメです。レースシーンも臨場感があり、とても白熱していて見ていてのめり込むほどです。地方競馬から中央競馬へ挑んでいく優馬やアルフィー、ボムクレイジーといった人馬の戦いも見どころの一つだと思います。競馬初心者でも、すんなりと読めて力の入るシーンも多くお勧めです。

ねこぺん日和 もじじ (著) 宝島社

ねこぺん日和 もじじ (著) 宝島社
アマゾン商品紹介 大人気LINEスタンプ「ねこぺん日和」初のキャラクターブックが登場!

オール描き下ろしのコミックに加え、ぺんちゃん日記、作者・もじじのひとりごとコラムなど
ねこぺんファンにはたまらないオリジナルコンテンツをたっぷり収録!

愛くるしいねこくん&ぺんちゃんコンビに癒やされること間違いなし♪

レビュー

どんな話ですか? 穏やかで優しく、とてもマイペースなねこのねこくんと、素直で純粋、少しおっちょこちょいなところがとてもかわいいぺんぎんのぺんちゃんの2人が主人公の4コマ漫画(単行本)です。春夏秋冬各季節に合わせた、2人が過ごす日常を切り取り、全ページクレヨンで書いたような優しい絵で、とてもほっこりする4コマ漫画になっています。また作中では作者のもじじさんの経験談から生まれた話も書かれており、自身が経験した事があるような身近な出来事もあるので、とても親近感を感じられる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 1番の理由は、ほっこり・優しい気持ちになるところがおすすめです。日々の生活は仕事や人間関係、様々なストレスを感じますが、読んでいる間は少し日常を忘れられて、ねこくんとぺんちゃんの日常を覗きこむ事で、こんな日常の過ごし方もあるんだな、理想だなと癒されています。またねこくん、ぺんちゃんそれぞれの性格、見た目が可愛く、小さな子供たちを見ているような気持ちにもなります。全てひらがなで書かれており、将来的には自分の子供たちにも読んでもらい、少しでも優しい人間になってくれたらなと思っています。

ご注文はうさぎですか? Koi (著) 芳文社

ご注文はうさぎですか? Koi (著) 芳文社
アマゾン商品紹介 喫茶ラビットハウスにやってきたココア。実は、そこが彼女が住み込むことになっていた喫茶店で…。お店で出会う女の子たちも、クールでちっちゃいチノ、軍人気質なリゼ、おっとり和風な千夜、気品あふれる庶民派シャロと全方位からかわいさと笑いが炸裂!

レビュー①

どんな話ですか? 単身喫茶店に居候して働くことになった女子高校生の主人公ココアが喫茶店の孫娘チノと同僚で別の高校に通う一年年上のリゼ、チノのおじいさんが憑依しているらしいうざぎのティッピーと仲良く働いているストーリーで、ココアと同じ高校の同級生の千夜が看板娘として働く甘兎庵、色々生活の厳しい千夜の幼馴染のシャロが働くフルール・ド・ラパンという喫茶店も登場し、様々な視点でストーリーが進む4コマ漫画で、チノの友達のマヤとメグ、常連客の青山さんなども登場しどのキャラクターも可愛らしいです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? いわゆる日常系萌え4コマ漫画に属するもので一切のストレスなく楽しめる作品となっていますが、キャラクターやストーリーが非常に可愛らしく、絵が非常にうまい作品でもあります。また、メインとなる喫茶店だけでなく、旅行で訪れている土地などの背景の描写が非常に緻密なところもおすすめポイントです。また、アニメで初めて見た人は漫画版においてはストーリーのオチが違うシーンや擬音やフォントの面白さなどで見せるシーンが多々あるという点でおすすめです。

レビュー②

どんな話ですか? 保登心愛(ココア)は大学入学を機に木組みの家と石畳の街に引越してきます。下宿先を探すも見つからず、「うっさぎ~うっさぎ~」と入った喫茶店が実は下宿先。その喫茶店の名は「ラビットハウス」です。ラビットハウスでは、アンゴラウサギのティッピーが飼われています。働いているのはちっちゃくてクールなチノ、軍人気質なリゼ。そして、そこでは和風喫茶の看板娘の千夜、和風喫茶の隣に住んでいるシャロなど、さまざまな人たちがやってきます。そんな女の子たちが繰り広げる物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 登場する女の子たちがかわいいです。イラストがかわいいのはもちろん、性格もかわいいです。チノは動物が好きな女の子なのですが、動物がなつかない体質です。それでも、かわいい動物を見ると興奮するところがかわいいです。そして、動物の絵本やぬいぐるみが好きなところもかわいいです。他の登場人物もかわいい女の子ばかりで、読んでいると気持ちがほっこり、ふんわりしてきます。疲れているときに読むと癒しを与えてくれておすすめです。

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい 松本ひで吉 (著) 講談社

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい 松本ひで吉 (著) 講談社
アマゾン商品紹介 100万リツイート突破の話題作! ツイッターで大人気の『犬と猫どっちも飼ってると』シリーズがついに単行本化です。天真爛漫な犬くんと、魔王のように凶悪ながら愛らしい猫さま。どっちも飼えば100倍たのしい、笑いありホロリありのエッセイコミックです。とっておきハプニング満載の、描きおろしエピソードも大量収録しました☆

レビュー

どんな話ですか? 犬と猫、多頭飼いならではのドタバタな毎日を描いたコミックエッセイです。

犬くんは飼い主と猫くんが大好きで、ちょっとおバカ。

でもとても純粋。

ちょっとやそっとの事ではめげない精神力で、猫くんを構っては教育的指導をされています。

猫くんはとてもクール。

そして盗み食いに対する情熱が半端ないです。

ちょっと鬼畜な猫くんですが、たまに見せる優しさやデレの部分が堪らなく愛おしくなります。

そしてその飼い主さんは超動物好き。

二匹に振り回される日常を、面白おかしく描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 全動物好きさんにとって、たまらない一冊だと思います。

犬猫の多頭飼いあるあるで、共感するところが盛りだくさんです。

笑えるお話ばかりではなく、飼い主さんが今まで経験したペットとのお別れであったり悲しい出来事も入っていて、

その時の飼い主さん心情と犬くん猫くんの態度など、読者の心に刺さります。

多頭飼いの大変さや、またそれ以上の二匹から貰う豊かで幸せな日常。

忙しいこの現代社会で心がすり減ってしまったときの一つの癒しになります。

ケロケロちゃいむ 藤田まぐろ (著) フェアベル

ケロケロちゃいむ 藤田まぐろ (著) フェアベル

アマゾン商品紹介 どこか深い森の真ん中にあるかえるの国に、かえる族の姫・ミモリはたくさんのかえるに囲まれ幸せに暮らしていた。ある日、かえるの国に少年のアオイがやってくる。アオイは水にぬれるとかえるになる魔法を、ミモリの兄・マカエルにかけられていた。そんなアオイの魔法をとくためにミモリとアオイは冒険の旅にでかけることに!!アニメにもなった藤田まぐろの大人気作品!

レビュー

どんな話ですか? カエルの国のお姫様の主人公ミモリが、ある日水を被るとカエルになってしまう少年アオイと出会う。

ミモリの兄のミカエルに魔法を掛けられたアオイはミモリが解く方法を知っていると聞き、国を訪れるがミモリは方法を知らなかった。

アオイの魔法を解くために、ミモリは初めて国の外に出て手掛かりを探す冒険を始める。

また、冒険の中で行方不明の両親の手掛かりを掴んだり、天敵の蛇族の姫スーと出会ったり、様々な困難を乗り越えていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ミモリの能天気だか前向きな言葉に勇気を貰える。口ぐせは「大丈夫だよ」で、当時幼かった私でも何度も優しく勇気づけて貰えた。

敵の蛇族の姫のスーやその兄のシャド、可愛いマスコットキャラの様なイモムシ達。今ではよくある設定に思えるが、どのキャラも魅力的で今似ているキャラ達の元祖と言っても過言ではない。

一番感動したのは作者の伏線の回収方法。これは今の情報社会では難しい、この作品しか出来ない大掛かりな伏線で、最終巻で明らかになる。カエルの文字で暗号化された呪文は、解読する価値ありで今でも思い出すだけで感動できる。是非読んで欲しい。

 

ゴールデンカムイ 野田サトル (著) 集英社

ゴールデンカムイ 野田サトル (著) 集英社

アマゾン商品紹介 『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

レビュー①

どんな話ですか? 日露戦争後の北海道が舞台。

網走刑務所から脱獄した受刑者の刺青を集めて、隠された黄金を探す話。

アイヌの少女アシリパさんと、不死身の杉本がメインキャラクター。

アイヌ民族の文化が真面目に語られています。

キャラクターのひとりひとりが、とても魅力的です。

重い過去を抱えていたり、サイコパスだったり、精神を病んでいたりしますが、全員好きです。

暗い話ばかりではなく、ギャグも織り混ぜてあり、笑いも絶えません。

ただ、エロとグロが多すぎて、友だちに勧めづらいです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? アシリパさんのかわいさとたくましさ。

ひとりで、道具をつくり、狩りをして、動物を捌いて、料理をし、寝るところをつくってしまいます。しかも動物ごとに方法が全て違います。

杉本のかっこよさと哀愁。

強くて不死身で、かっこいいです。そして細かいところで優しい。めちゃくちゃ人殺しているのに。

辛い過去を背負っているので、時折見せる寂しい顔も本当に好きです。

ギャグが面白い。

暗い展開の中でも、笑えます。女の人の裸より、男の裸が多いです。ムキムキです。

レビュー②

どんな話ですか? 日露戦争直後、砂金のゴールド・ラッシュと開拓にわく北海道。アイヌが残したと言われる莫大な金塊をめぐり、荒くれ探求者たちの争奪戦が始まる!

「不死身の帰還兵」こと主人公の杉元、「アイヌの愛娘」狩人アシ(リ)パさんはじめ、金塊の暗号たる刺青を入れられた網走監獄の脱獄囚、情報将校率いる第七師団、元新選組まで…、入り乱れる敵方・味方のキャラクターの悲喜劇も濃く、何通りもの楽しみ方ができる、非常にゴージャスな冒険活劇の傑作です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 何気なく読んでみたら、本当に止まらなくなりました。かなり刺激の強い表現があるので、小心な自分は「ヒエ―」と指の間から見ていたのですが、ひと段落するとどうしても読み返さずにいられなくなるのです。隠された埋蔵金を探す…という話の大筋について、とても巧みにストーリーが仕込んであるので、どれもこれも伏線に見えて、自分なりの推理をあれこれ考えられる、という知的要素がひとつ。また、「狩猟」「北海道グルメ」という要素もありますし、金塊探しの合間に差し込まれるサバイバル豆知識や歴史コラム的な部分も見どころです。そして極めつけが、魅力的すぎるキャラクター造形でしょう。脇役なんて本当にいないんじゃないか、と思えるくらいに一人一人ががっつり生きているストーリーで、もう呑み込まれたら最後…という気がします。野田先生の画力が半端なく、どこを見ても手抜きなしに、1世紀前の北海道の美麗な世界が広がっている事にも、心を打たれます。

レビュー③

どんな話ですか? 北海道にあるという金塊を巡るストーリー。主人公の杉元は、幼馴染で親友の奥さんに恋心を抱いており、その人の目の病気を治したいとお金を早急に欲しています。だから砂金目当てに北海道まで出てきました。そんな時クマに襲われたのですが、助けてくれたのがアイヌの少女、アシリパ。北海道には金塊が眠るという噂をたどり旅する二人と、彼らを取り巻く軍人や囚人の物語です。アイヌ文化がたくさん出てくるのでそれらに詳しくなれます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく引き込まれるような作りになっているからですね。読んでいたら全く興味のなかったアイヌにも興味を持つようになりましたし、何事にも関心を示さないこの私がハマりました。絵も男性が書いている割にキレイで、漫画から入っても大丈夫です。少々グロいシーンもありますがそれがスリルを誘います。金塊を巡って杉元とアシリパのコンビ以外に、ユニークな囚人や軍人が出てくるのでそれぞれのキャラの魅力もすごいです。推しが見つかるマンガですね。

俺、つしま おぷうのきょうだい (著, その他) 小学館

俺、つしま おぷうのきょうだい (著, その他) 小学館

アマゾン商品紹介 猫あるある満載!つーさんが書籍に登場!

数ある猫漫画の中で、「とにかく猫の描写がリアル!」と絶賛される「俺、つしま」がついに書籍化!
何気ない猫のしぐさや細かな毛色の表現が抜群の画力で描かれる猫漫画の根底にあるのは、溢れんばかりの猫愛。読み進めていくうちに猫への愛情がふくらんでいきます。
主人公は、外でゴミを漁っていたところをおじいちゃん(実は女性)に保護されたキジトラの「つしま(つーさん)」。すでにおじいちゃんの家で暮らしていた先住猫の「ずん姐さん」やあとからやってきた「ちゃー」「おさむ」などとの暮らしぶりに猫あるあるが満載でニヤリとさせられます。
さらに、涙腺がゆるんだ読者が続出した「ただいてくれるだけでいいんだよ」のエピソードなど感動シーンも。
実話をベースに展開される猫愛あふれるストーリーは読む人の心を癒しまくります!

レビュー

どんな話ですか? 元野良猫だった「つしまさん」と飼い主とご近所の人や野良猫たちのお話しです。Twitterで発信していた作者の漫画が小学館で書籍化されました。いまでは「俺、つしま3」まで発売されていてグッズ展開もしています。大人の女性に人気の漫画です。野良猫たちが話しているであろう会話と飼い主(女性なのに漫画ではおじいさんという設定)の愛情といたずらが絶妙に面白かったり、哀愁漂う話があったり、野良猫が他の家で飼われて幸せになっていたりとほのぼのとした物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 猫好きにはたまらない本だからです。決して、つしまさんも他の猫も可愛く描写されているわけではないのに愛おしい気持ちにさせてくれるのは飼い主のおじいさんや周りの住人、猫が人を思いやったり、猫同士の絆などが描かれているところです。もちろん猫が本当にそう思っているかは分からないけれど「そうだったら良いな」と思える話もあったり、いかにも猫らしいという笑える話もあったり疲れがふっと癒される漫画なんです。ふてぶてしいつしまさんを段々可愛く見えるようになるし。

チーズスイートホーム こなみかなた (著) 講談社

チーズスイートホーム こなみかなた (著) 講談社

アマゾン商品紹介 初めてのお散歩中に、お母さんとはぐれてしまった子猫のチー。迷子になったチーは、やさしい山田さん一家に拾われることに。でもそのマンションは、困ったことにペット禁止で──。
素直で明るく、でもちょっぴり怖がりのヨウヘイに、やさしいお母さんと、普段はしっかり者なのにチーには甘いお父さん。そして、元気でいたずら大好きっ子のチー。偶然の出会いから新しい家族になった、3人と1匹の「スイートホーム」で始まる、何気ない日常の小さな幸せを描くハートフルストーリー。初めてのお散歩で迷子になった子猫が、親切な山田家に拾われ、落ち着くまでのストーリー。山田家でチーという名前をつけられた子猫が、新しいお家を自分の「おうち」として認識するまでを描く。

 

どんな話ですか? ほのぼのとしてかわいい、ちょっぴりおっちょこちょいな子猫が主人公の漫画です。

みんなで散歩中に、鳥に気を取られて、猫の家族からはぐれてしまった子猫のチー。

そんなチーを迎えた新しい家族は、幼稚園児のコーヘイとパパとママの心優しい一家でした。

この漫画では、チーを飼ってからの一家の日常、たとえばペットが飼える家への引越しやチーの食あたり、わき役のおとなりさんやくろいのやコッチとの出会と日常、そして本来の家族との再会など、ごくごく平凡な家族と、子猫との生活が、ほのぼのとしたタッチで描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほのぼのしていて、癒し系だからです。

ここのところ、あまりにもいろいろなことが起こり、心が攻撃的になったり、荒れたり、鈍感になってしまっている方もいるかもしれません。そんなときは、何かほっこりするものをみて、ひと息いれると気分も少しは変わるかもしれません。

チーのしぐさや絵柄のかわいさはとにかく、漫画の特性からか、悪人がいません。どこにでもある、平凡な家族と、子猫との日常が、ほのぼのとしたタッチで描かれていて、とても心が温かくなります。

温かい飲み物と一緒にどうぞ。