SLAM DUNK 井上 雄彦 (著) 集英社

SLAM DUNK 井上 雄彦 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 中学3年間で50人の女の子にふられた桜木花道。高校生となった彼は、ふと声をかけてきた女の子・赤木晴子に性懲りもなく一目惚れ。その「バスケットはお好きですか?」との問いに花道は…!?

レビュー①

どんな話ですか? 不良の高校生(桜木花道)が最後にフラれた女の子に、バスケ部の人を好きだと言われてバスケットボールが大嫌いになっていた。

高校の廊下で一目惚れした女の子から、身長の高さや身体能力の高さを見出されバスケ部への入部を薦められる。

女の子目当てで入部したけど、だんだんバスケットボールの面白さに目覚めていき才能を急速に開花させていく。

バスケ部はいままでは、弱小チームだったが、この年は良いメンバーが入部し強いチームになっていく。

全国制覇へ向けてバスケ部の今後はどうなっていく

なぜその漫画をオススメしたいですか? 学校生活、部活、友情、思いやり、努力、プライドなど現実の生活にもつながる内容が非常に多い。

最近はスポ根の漫画が流行らないようになってきたと思うが、やはり汗と友情と涙は大事だと思う。

携帯電話やLINEなどで、人間関係が希薄になっている時代だからこそ、このような漫画をたくさん読んでもらいたい。

元不良の花道が、周りの仲間たちや、チームメイト、監督、マネージャーに支えられて成長していく姿はとても素晴らしいです。

レビュー②

どんな話ですか? 喧嘩が得意で、元気と人並外れたジャンプ力が取り柄の主人公、桜木花道は、神奈川県立の湘南高校に入学後、一人の可愛いらしい女の子から勧誘をされ、バスケットボール部に入部した。バスケットボール部の部長は、花道を勧誘をしてくれた女の子の兄だった。そして、バスケットボール部の監督は、元全日本のバスケットボール選手という素晴らしい監督だった。

主人公の花道は、喧嘩っ早いことからバスケットボール部部長に口答えし喧嘩もするような毎日だったが、練習試合で神奈川県きっての強豪校に試合をしに行き、その学校で最もテクニカルなバスケットボール部員と対決した時に実力を発揮し、一目置かれる。花道は、自分にはとてつもないパワーとジャンプ力があるため、バスケットボールの天才ではないかと自信を持つようになる。

その頃、元々、湘南高校にいた2人のバスケットボール部員たちと喧嘩をする。実は、この2人がかなりの実力のある部員であり、喧嘩をしたことがきっかけで再びバスケットボール部に復帰することになる。実力がある選手が部に復帰し、そして主人公の花道はじめ、それぞれの選手が持っている実力をさらに強化し、希望や自信を持つようになって、湘南高校で初の全国制覇を目指すことになる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 夢・目標を持って毎日を送ることの素晴らしさをこの漫画を通して、改めて実感しました。自分の人生で夢を持って生きることの素晴らしさを多くの人にマンガを通して感じてもらいたいです。

カーサの猫村さん ほし よりこ (著) マガジンハウス

カーサの猫村さん ほし よりこ (著) マガジンハウス

アマゾン商品紹介 『きょうの猫村さん』でおなじみの猫村ねこ(4歳)が、月に1回『カーサ ブルータス』編集部でご奉公することに。そこは、見るのも聞くのも初めてのことだらけ。ちょっとおかしなスタッフぞろいの「カーサさん」で、猫村さんは今月もがんばっています― 月刊『カーサ ブルータス』での好評連載がついに単行本化!猫村さんとほとんど実在の登場人物のお話、全21話を掲載→「はじめましてカーサさん」「建築ってなにかしら」「初めての会議」「熱き編集者さんたち」「デジカメでポチっとさつえい」「新人のバイトさん」「猫村さんは先輩さん」「まかない作ってお留守番」「本屋のおじさん」「パンツ一丁の編集会議」「それぞれのプロ」「気が散る鼻歌」「夢見る目標・・・」「気になる鼻歌」「インテリアさんを手伝いたい」「なかなか出ないかたつむり」「Vシネさんの初恋の人」「西田副編集長は時代の波乗り」「?気合い満タン現金で」「シビヤさんの憧れは」「グルメのお勉強」 オールカラー。シールのおまけもついています。

レビュー

猫の家政婦猫村ねこ(4歳)と、派遣先のカーサブルータス編集部の面々の日常を描いた、ほのぼのとした作品です。

家政婦紹介所の紹介で訪れた職場は、出版社の編集部。個性豊かな編集部員相手に、猫村さんの奮闘が始まります。

掃除洗濯や買い物等の家事全般から、三輪車に乗っての雑誌の配達まで、猫の家政婦として人(猫)一倍頑張る猫村さん。今までとは違う新たな体験や発見を通じて、人間社会の不思議や良さを、猫特有の視点で描く作品です。

猫の家政婦さんと言うコンセプトが面白いのと、基本主婦目線で時たま猫の性分が出てしまうと言う、ちょっとコミカルで微笑ましいストーリー展開が良いと思います。

ちょっとドジな猫村さんを中心に、時には編集部の面々を巻き込みながら、時に猫目線で鋭い指摘をする猫村さんやそれを暖かく見守る周りの人達。ほっこりした感じでちょっぴり癒される構成がオススメです。

たまに猫の本能が出てしまったりするところもご愛敬で、猫好きでなくも十分楽しめる漫画ですよ。

ひとりでしにたい カレー沢薫 , ドネリー美咲 (著) 講談社

ひとりでしにたい カレー沢薫 , ドネリー美咲 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 バリバリのキャリアウーマンで生涯独身だった伯母が孤独死。黒いシミのような状態で発見された。衝撃を受けた山口鳴海(35歳独身)は婚活より終活にシフト。誰にも迷惑をかけず、ひとりでよりよく死ぬためにはよりよく生きるしかないと決意。愛と死をひたむきに見つめるフォービューティフルヒューマンライフストーリーの決定版誕生

レビュー

どんな話ですか? 35歳の独身女性、山口鳴海が主人公。結婚せずキャリアウーマンだったおばが孤独死し浴槽で見つかるという出来事が、彼女の死生観を揺さぶった。おそらく自分は結婚しないだろうと思う鳴海は、ではどうすれば死後すみやかに発見され、「きれいなまま」で埋葬してもらえるかということを考え始める。「実家が太い」ため、あまりお金のことで悩まずに育ってきた彼女に、職場の年若いエリートの同僚、那須田はさまざまな問題点を指摘してくるが、それは少しピントのずれたアプローチだったりする。

色々と調べつつもまだまだ手探り、鳴海の「終活」は迷走しながら続く。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分がどうやって死ぬか、それは理想はあっても思い通りにはならない。そして結婚をしていれば安心かといえば、自分が最後に死ぬことになったら「お一人様」と変わらない。子供がいればというのも確実ではない。独身であればなおさらだ。

どんな人でも死ぬときは一人になるのかもしれない。そのとき、できれば周りに迷惑をかけたくはない。死後見つかるのが遅れれば家屋に汚損をもたらし、生きている親族に多大な損害が出る。

作者もそういった動機から調べ始め、この作品を描いているのだそうだ。お金があればなんとかなるというわけでもない。必要なのはコミュニケーション、人との繋がりだが、必ずしも頼れる友人がいる人ばかりではない。そういう人の対策としては、行政のサービスに詳しくなっておくことだ。

友人に不自由してない人なら心配は少ないかもしれないが、この漫画でどういった手段があるのかを学習しておいても損はないと思う。

ミスター味っ子 寺沢大介 (著) 講談社

ミスター味っ子 寺沢大介 (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 日本料理界の至宝、全料理人を率いる総帥(そうすい)である“味皇(あじおう)”こと村田源二郎(むらた・げんじろう)が、町の安食堂で出会った少年、それは後に“ミスター味っ子”と呼ばれる味吉陽一(あじよし・よういち)だった――!! 味皇に腕を認められた陽一は、ひょんなことからイタリア帰りの有名料理人とスパゲティ対決をすることになった!! 今までにないミートソース・スパゲティを作るため、陽一はある食材で勝負に出た――!!

レビュー

どんな話ですか? 料理界のドンである味皇がふと入った日の出食堂。そこには少年料理人味吉陽一が料理をしている姿があった。そして頼んだカツ丼には、極厚のカツが二度揚げされているなど様々な見たことのないような工夫がされており、素晴らしい味わいであった。そこから天才少年陽一は、味皇料理会の主任のシェフや天才料理少年堺一馬など様々なライバルたちと料理勝負を繰り広げていく物語である。さらに料理勝負の中でも味皇GPという若い料理人が腕を競い合うコンテストのシリーズは見どころである。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の陽一が作る料理は実際にあるようなものから、これは不可能なのではないかと思わせるようなものまで様々ありますが、作品に勢いがあり見ているとお腹が減ったり、美味しいものを食べたような気分になったりして幸せな気持ちになります。また主人公の陽一明るくバイタリティーに溢れているので、見ているほうも元気をもらえます。そして実際に料理をする時の参考になったり、料理の知識を新たに得たりと、世界が広がるような漫画であるからです。

蟻の王 伊藤龍, 塚脇永久 (著) 秋田書店

蟻の王 伊藤龍, 塚脇永久 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 日本の全てを牛耳る財閥の長・六道鬼三郎が死んだその瞬間、鬼三郎の隠し子である田舎ヤンキー・亜久里四郎の生活は一変! ナイフやボーガン、日本刀に拳銃と何でもアリのサバイバルバトルに巻き込まれて…!? 最強ヤンキーVS国家権力! 前代未聞どころではないバイオレンスがここにある!!

レビュー

どんな話ですか? 「月刊少年チャンピオン」で連載中の作品。地元の不良たちに恨みをかっている主人公は、毎日けんかを売られる生活を送っていた。実は、日本有数の財閥の隠し子で、最強の不良少年「亜久里四郎」が、自分の周りの人々を巻き込み、時には戦い、味方につけていく。権力に逆らい、自らの道を行く人間達を「蟻」と表現し、その蟻の王を目指す男達の生き様を描く。主人公以外にも破天荒な登場人物が数多く登場し、バイオレンスなバトルが繰り広げられる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 男が好きそうなバイオレンスバトル系のマンガ。また、非常に絵のクオリティが高く、バトルシーンや少しいやらしい描画などもあるが、とても見やすく、サクサク読める内容となっている。また、バトルシーンでは、圧倒的な暴力と知力を武器に敵対勢力や襲ってくる人たちを退治していく描画が爽快。また、背景描画や内容なども現代をモチーフに描かれているため古臭さなどがないところも高評価。男が好きそうではあるが女性も引き込まれる内容になっている。

クロスゲーム あだち充 (著) 小学館

クロスゲーム あだち充 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 四つ葉の青春野球ストーリー、開幕!幼なじみは四姉妹!? スポーツ用品店の息子・樹多村光と、バッティングセンター&喫茶店「クローバー」の娘たちが繰り広げる、爽やかで少しせつない青春野球ストーリー!!

樹多村光が野球に目覚めた小学5年生の夏…それは、決して忘れることの出来ない長く暑い夏だった。大反響の「第一部:若葉の季節」を完全収録した第1集
幼なじみの月島姉妹に囲まれて繰り広げられる、樹多村光の青春野球ストーリー。

レビュー

どんな話ですか? クロスゲームは、高校野球をテーマにした漫画作品です。主人公の喜多村光が甲子園出場へ向かって進んでいく物語となっています。主人公の樹多村光は、高校から野球を始めます。幼馴染であった月島若葉を事故で亡くしてしまい、若葉の願いであった甲子園を喜多村光が叶えるために、星秀高校で野球をスタートさせます。星秀は、甲子園に出場するため有名監督や有名選手を集めていたものの、1軍対2軍の戦いで2軍が勝利し1軍のメンバーは他校へ転校、監督も解任となります。強打者の東は、喜多村の才能を信じ星秀に残りともに甲子園を目指す事になります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校野球が好きな方は勿論のこと、誰でも楽しめるストーリー展開がオススメ出来るポイントです。幼馴染の悲しい死を乗り越えて、甲子園出場という願いを叶えるために主人公の喜多村が成長していく姿は、見ていてとても応援したくなります。喜多村の周りには、東や赤石などともに甲子園へ向けて、戦う頼もしい仲間が多く、仲間との絆やチームワークの大切さも考えさせられます。野球を通して成長していく、主人公の喜多村光の青春野球漫画でお勧めです。

ANGEL VOICE 古谷野孝雄 (著) 秋田書店

ANGEL VOICE 古谷野孝雄 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 ケンカだったらレアル相手でも楽勝!! 腕に覚えのある“ワル”が集まり、“県内最強軍団”と皮肉られる市立蘭山高校サッカー部。その奇跡の物語が始まる。熱き心を取り戻せ!! 本格高校サッカー巨編!!

レビュー

どんな話ですか? サッカー漫画です。不良で仲の悪い連中がひょんなことから選手権を目指していく青春漫画です。

他のスポーツ漫画のようなフィクションっぽさがなくひたすらリアルな高校生の青春を描いております。

不良が更生してスポーツを始めるというのはありきたりな始まり方ですが、一人一人の個性が強くまとまりがないが一つのことに向かって努力している姿に心打たれました。そして、最後にタイトルの意味がわかった時鳥肌が止まらず思わず涙してしまった心打たれる内容です。

ぜひ読んでみてほしい!!

なぜその漫画をオススメしたいですか? スポ根青春漫画という王道漫画ですが、高校生のリアルな青春を描いていてスポーツをやっている人間なら全員共感できる内容が心打たれます。本当の仲間、100%努力すること、諦めないこと、自分を信じる事、誰かの為できる優しさこれら全てをリアルに描いてくれています。

あまり漫画で感動したことがなかったですが、個人的にはスラムダンク級、ワンピース級の衝撃を受けた漫画です。

あまり知られていないのかな?周りに聞いても知らない人が多いのでぜひぜひ見てほしい!!

07-GHOST 雨宮 由樹 , 市原 ゆき乃 (著)  一迅社

07-GHOST 雨宮 由樹 , 市原 ゆき乃 (著)  一迅社
アマゾン商品紹介 バルスブルグ帝国陸軍士官学校の第315期生として卒業試験を受け、幹部補佐を目指すテイト。元奴隷という境遇から、いわれない差別を受けるテイトだが…。

レビュー

どんな話ですか? 幼いスクラー(奴隷)として育った主人公テイトが、士官学校で親友であるミカゲに出会うが、自身が亡国ラグス王国の王子だと知り、逃亡する。その最中でアヤナミによってミカゲを失い復讐を誓う。第7区にて出会う司教たちとのストーリー、そしてブラックホークとの争いが平行して進んでいく。最初はアヤナミに対して復讐心を抱いていたテイトだったが、彼がフェアローレンであり、かつ自身の叔父であったと知り、最終的に助けようとする。作品の節々に愛情を感じる、格好いい男性キャラクターがメインの作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 毎日がつまらなく感じていた時にこの漫画に出会ってから、世界観が大きく変わりました。キャラクターそれぞれがとっても魅力的で、女性なら必ず一人はお気に入りのキャラクターに出会えると思います。アニメ化もされましたが、原作は最終話までより深い内容で、ファンタジー要素にあふれているので、現実に嫌気がさしている時などに読むと嫌な気持ちから解放される気分になれます。とにかく登場人物が格好良く、絵も綺麗で漫画として心が潤う作品です。

はんだくん ヨシノサツキ (著) スクウェア・エニックス

はんだくん ヨシノサツキ (著) スクウェア・エニックス
アマゾン商品紹介 高校2年の書道家・半田清は、迷いと孤独の中にいた――人気コミック「ばらかもん」の主人公・半田清舟の高校時代を描いたスピンオフ! 半田先生の勘違いとネガティブシンキングが炸裂するふさぎ込み系青春ギャグ、スピンオフだけどこっちだけでもいけるタイプのやつです!

レビュー

どんな話ですか? 半田君という書道家の高校生と、それを取り巻く仲間達が繰り広げる、ユーモアな日常生活を描いた物語です。主人公の半田君は、有名書道家の家で育ち、自身も将来有望な書道家として期待を集めているイケメンな人気者です。それにも関わらず、半田君自身は、「自分が嫌われている」と思い込んでいます。自分の思い込みとは裏腹に、みんなから慕われていることで、周りには同級生やその同級生がもたらすおもしろい出来事が日々絶えません。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 一言で言うと、非常に楽しい気分を味わえる漫画ですので、誰にでもオススメしたいです。深く考えずに読むこともでき、心の底から笑える場面が多々あると思います。全7巻ですが、一つ一つの話が、その都度、一話から二話程度で完結するので、ちょっとした休憩時間や忙しい作業の合間にも気軽に読んで、最後まで読み切る時間が無いときでも有効に時間をつかって読むことができる漫画だと思います。誰にでも、コンプレックスやネガティブになる日があると思いますが、主人公の半田君との出会いをきっかけに明るく物事を考えられるようになるかもしれません!オススメです!

flat 青桐ナツ (著) マッグガーデン

flat 青桐ナツ (著) マッグガーデン
アマゾン商品紹介 超マイペース高校生・平介(へいすけ)。そんな平介の不動の日常を少し揺らしたのは、従弟の超忍耐幼児・秋(あき)で…。新星が贈る、ゆったりハートフルシリーズ。描き下ろしも加えた第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? マイペースな高校生・平介が、従兄の幼児・秋のお守りを任されて奮闘する日常系漫画。

一人っ子で自由気ままに育ってきた平介は、幼児との距離感や扱い方などまったくわからず困惑の連続。しかし秋はなぜか平介に懐き、絶対の信頼を寄せてしまう。

アンバランスな2人は近づくほどにズレが生じ、些細なことでも問題になる。同級生の佐藤や鈴木、先輩・後輩も巻き込んで、なんとか平穏な日常を取り戻そうとする平介。

平介に片想いをする後輩・長谷とのほのかな恋愛も交えつつ描かれる、ハートフル漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく雰囲気が素晴らしいです。日常系漫画らしいゆったりした感じが絵柄や台詞に表れていて、さらりと読めます。

またこの漫画のテーマである家族愛だけでなく、主人公の高校生活や友達との関係、後輩との喧嘩や恋愛など、多方面に渡って描かれているのも魅力のひとつです。

自由奔放だった主人公の平介が、従兄の秋との関係を通してだんだん精神的に成長していき、最終的に彼の人間関係に影響を及ぼしていく姿には心打たれます。

物語に感動するというよりは、人物たちがとても魅力的なので、読んでいてとても惹きこまれます。