俺たちのフィールド 村枝賢一 (著) 小学館

俺たちのフィールド 村枝賢一 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年・高杉和也は小学5年生。サッカー選手の父・貫一を目標に、練習に明け暮れる毎日。そんな和也の前に、サッカーの超ウマイ転校生・騎場拓馬が出現。しかも、父親の事でプライドを傷つけられ、和也は大激怒。しかし、いがみあいながらも、なせがお互いが気になりはじめる。

レビュー

どんな話ですか? 幼少期にサッカーを大好きだった主人公が、ある出来事を機にサッカーから離れる。しかし高校になって再びサッカーをプレイする事を決意し、やがて海外、Jリーグ、W杯と世界で活躍していく様子を描いた作品。発刊されたのがJリーグ発足から日本のW杯初出場の時期とちょうど重なっており、当時の様子を知る人はより楽しめる漫画でもある。様々な名作を発表している作者 村枝賢一氏の個性がまんべんなく詰め込まれているのもポイント。
なぜその漫画をオススメしたいですか? サッカーにおける絶技やスター性を尊重するのではなく、登場人物のドラマを色濃く描いている漫画。もちろん話の主軸はサッカーなのだが、サッカーを通じて描かれる物語、という表現が似合う作品。主人公を始め主要人物の葛藤がリアルに伝わってくるため、試合中も試合以外の展開も目が離せず、作品に心地よく夢中になれるのが気持ちいい。最後の最後が出来過ぎな気もしなくもないが、その時点で既にこの漫画の虜になっているため許せてしまう(笑)

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 実写映画化で話題!『新宿スワン』作者の和久井健が贈る、最新巨編!!

ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!

【各方面から称賛の声!!】
2017年の新連載で1番売れたサスペンス漫画!
&2017年の新連載で1番売れたタイムリープ漫画!!

LINEマンガ総合ランキング1位獲得!!

ホリエモンが選ぶ今読むべき漫画11選ノミネート!!

鈴木達央 VS. 島﨑信長!? 一人三役で熱い掛け合いをした
最新PVがYoutubeで公開中!!「鈴木達央 島﨑信長 東卍」で検索!!

レビュー①

どんな話ですか? 過去をやり直すタイムリープもので、不良漫画です。現代では冴えないフリーターである主人公の武道はある日、東京卍會という凶悪な組織が起こした抗争のニュースを観ました。その抗争に巻き込まれ、中学時代に付き合っていた彼女が亡くなったことを知ります。そのことで過去を思い出し、今の自分の姿を情けなく感じていました。仕事をクビになった帰り道、駅のホームで何者かに後ろから押され、電車の目の前に落ちてしまいます。死ぬと思った瞬間、亡くなった彼女のことを思い出し、自身が全盛期だと思っていた中学2年生の頃を思い出します。走馬燈だと思っていた武道でしたが、気付けばあまりにもリアルな光景が目に飛び込んできます。ヤンキーだった自分の姿。そして確かにあった過去の出来事を体験します。それは現代では東京卍會と呼ばれる組織となった不良グループ。誤ってその一員達に喧嘩を売ってしまい、虐げられ、逃げ出した過去。その後、彼女だったヒナタと会い、好きだった想いを思い出します。その帰り道、彼女の弟と出会い、彼と握手を交わすと気付けば現代に戻っていました。現代で出会ったのは成長したヒナタの弟。彼は武道にタイムリープしたのだと告げられました。そして彼はタイムリープ出来る武道に、姉を救う協力を願い出るのでした。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最近世に出る作品のほとんどが俺tueeeと呼ばれる、言わば強い主人公が周りからもてはやされるものばかりです。そのせいで迫力というか息を呑む展開というか、ワクワクするような作品があまりありません。そんな中で今やだいぶ見なくなった不良が喧嘩をする漫画で、それでいてミステリー要素のあるタイムリープ作品。読んでいて心が躍らないわけがありません。主人公は決して強い人間ではありません。どこにでもいるような少年。そんな彼が努力し、周囲を変えていき、目的を達成させる。そんな物語であるこの作品を読んでもらうことで、読者の心を成長させてくれるのではないかと思います。

レビュー②

どんな話ですか? ヤンキー×タイムリープ漫画。

人生どん底のフリーター生活を送っていた主人公・タケミチ。ある日、中学時代の彼女・ヒナタと、その弟・ナオトが、関東最凶組織「東京卍會」の抗争に巻き込まれ、死亡した事件を目にする。その翌日、タケミチは何者かに背後から押されて、駅のホームから線路に転落させられる。死を覚悟したその瞬間、12年前の中学時代にタイムスリップ。過去に戻ったタケミチは、ナオトに遭遇。「12年後ヒナタが殺される」と伝えたことにより、未来が変化する。ヒナタを救うことはできなかったが、現代に戻ると、ナオトは死をまぬがれ、刑事になっていた。そして、タケミチに対し、ナオトは「12年前に戻り、東京卍會を潰せばヒナタを助けられる。力を貸してほしい」と言うのだった。タイムスリープする方法は、現代、あるいは過去にいるナオトと握手すること。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、過去と現代を行き来し、元凶となった関東最凶の暴走族チーム「東京卍會」で成り上がる姿を描く。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ヤンキーとタイムリープを組み合わせた設定がまず珍しく、面白いのだが、主人公のタケミチは、ヤンキーなのにケンカがとても弱い。そんなタケミチが、彼女を救うために、過去に戻るたびに、どんどん仲を深め好きになっていく仲間たちを守るために、事件や人物にまっすぐにぶつかっていくところに胸を打たれ、「ヤンキー漫画」へのイメージが覆される。また、そんなタケミチの姿に仲間たちも心を動かされ、仲間たちがタケミチを支えていくのだが、仲間を思い合う友情にも感動する。ヤンキーものではあるが、こんな仲間たちに出会いたくなる。こんなにも全力な時間を過ごしたくなる。

賭ケグルイ 河本ほむら (著), 尚村透 (著) スクウェア・エニックス

賭ケグルイ 河本ほむら (著), 尚村透 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 賭すこと、それが私の存在理由(レゾンデートル)。

名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「ギャンブル」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。ギャンブル強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。

レビュー

どんな話ですか? 賭ケグルイは2014年から連載されている漫画で、アニメ化と実写ドラマ化もされています。

私立百華王学園に通う生徒たちは、知力、洞察力、資金力に富んでいる。そんな彼らがギャンブルをし、負けると女は負け猫のミケ、男は負け犬のポチという形で地位が落ち、借金を背負って、生徒会によって今後の人生まで設計されるというリスクを背負います。主人公・蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)は、転向してきてからさっそくクラスで一番強い者を倒してしまうギャンブル狂。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 展開がどうなるのかわからないので、ハラハラして楽しいです。学園ものなので、登場するキャラクターも多く、また主人公の蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)もかわいい上にギャンブルがものすごく強い。次々に勝負をしては勝ち進んでいく姿が気持ちいいです。ギャンブルといえど、大抵は裏でインチキやいかさまをしてくるので、一筋縄ではいかないところが面白いと思います。次の展開は、どんなことが起きるのだろうと予測しながら読むのも楽しめます。

チーズスイートホーム こなみかなた (著) 講談社

チーズスイートホーム こなみかなた (著) 講談社

アマゾン商品紹介 初めてのお散歩中に、お母さんとはぐれてしまった子猫のチー。迷子になったチーは、やさしい山田さん一家に拾われることに。でもそのマンションは、困ったことにペット禁止で──。
素直で明るく、でもちょっぴり怖がりのヨウヘイに、やさしいお母さんと、普段はしっかり者なのにチーには甘いお父さん。そして、元気でいたずら大好きっ子のチー。偶然の出会いから新しい家族になった、3人と1匹の「スイートホーム」で始まる、何気ない日常の小さな幸せを描くハートフルストーリー。初めてのお散歩で迷子になった子猫が、親切な山田家に拾われ、落ち着くまでのストーリー。山田家でチーという名前をつけられた子猫が、新しいお家を自分の「おうち」として認識するまでを描く。

 

どんな話ですか? ほのぼのとしてかわいい、ちょっぴりおっちょこちょいな子猫が主人公の漫画です。

みんなで散歩中に、鳥に気を取られて、猫の家族からはぐれてしまった子猫のチー。

そんなチーを迎えた新しい家族は、幼稚園児のコーヘイとパパとママの心優しい一家でした。

この漫画では、チーを飼ってからの一家の日常、たとえばペットが飼える家への引越しやチーの食あたり、わき役のおとなりさんやくろいのやコッチとの出会と日常、そして本来の家族との再会など、ごくごく平凡な家族と、子猫との生活が、ほのぼのとしたタッチで描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほのぼのしていて、癒し系だからです。

ここのところ、あまりにもいろいろなことが起こり、心が攻撃的になったり、荒れたり、鈍感になってしまっている方もいるかもしれません。そんなときは、何かほっこりするものをみて、ひと息いれると気分も少しは変わるかもしれません。

チーのしぐさや絵柄のかわいさはとにかく、漫画の特性からか、悪人がいません。どこにでもある、平凡な家族と、子猫との日常が、ほのぼのとしたタッチで描かれていて、とても心が温かくなります。

温かい飲み物と一緒にどうぞ。

薬屋のひとりごと 日向夏 (著), その他 スクウェア・エニックス

薬屋のひとりごと 日向夏 (著), その他 スクウェア・エニックス

 

アマゾン商品紹介 宮中に名探偵誕生!?

「小説家になろう」発!
ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ!
中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。
花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。
持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?
「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。

レビュー①

どんな話ですか?  中世の中国宮廷で働いている少女が主人公、猫猫(まおまお)は花街で薬屋をしていたが、ある日ひとさらいに連れ去られてしまい、宮廷に売られてしまう。

ただの下働きだった猫猫は帝の子供の謎の死の噂を耳にし、薬学の知識と好奇心から原因を調べていく。

猫猫は正体をばれずに原因を突き止めたはずであったが、謎多き美男子官僚、壬氏(じんし)に見抜かれてしまい、宮廷の内部で次々に起こる重要な事件に関わっていくことになる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 薬学の知識が分かりやすく描かれています、宮廷で起こる毒殺や爆破などミステリアスな事件を猫猫(まおまお)が冷静に分析して解決してしまうことろです。あと、周りのキャラクターも魅力的です、美男子でありながら謎多き壬氏(じんし)に4人の麗しき皇帝の妃達、その妃に使える下女たちもキャピキャピしていたり、お局キャラがいたりと華やいでいます。ミステリーでありながらも華やいでる絵のタッチも大好きでおススメしたいです。

レビュー②

どんな話ですか? 架空の国、時代の話。但し、昔の中国に似た雰囲気がある。そこで働く女の子が後宮内で起きる事件を薬学を使って解決するストーリー。花街で医者を営んでいる義父の元で薬師として働く猫猫はある日人さらいにあってしまう。行き先は後宮。下女として後宮に売り飛ばされてしまったのだ。2年間奉公すれば帰れると言うことで割りきって働くも大好きな調剤に携われなくて悶々とする日々を過ごす。そんなある日、上級妃、皇子が原因不明の病気になる事件が発生。原因に思いあたったが後宮ではひっそりと生活したい猫猫はどのように伝えたものか思案をめぐらす。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純にとてもおもしろいからです。日本でいう大奥の世界のイメージですが、そこに渦巻く人間の欲望や妬みなどが起因して発生する陰謀、トラブル、事件の謎を解く様が非常に面白いです。キャラクターが非常にたっているのが面白いです。シニカルで世間を横に見る主人公やその主人公を利用しようとする美形の宦官。また宦官はただの宦官ではないという伏線も張られておりこのあとどうなるという展開も織り込まれています。さほどメジャーな作品でない中で抜群に面白いのでおすすめです。

無能なナナ るーすぼーい (著) スクウェア・エニックス

無能なナナ るーすぼーい (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 人類の敵を殺せ!!

絶海の孤島にある学園。そこでは人類の敵に対抗すべく、若き能力者達が訓練に明け暮れていた。そして転校生の主人公も同様に「人類の敵抹殺」を胸に、行動を開始する…。想像をことごとく裏切る、正義と悪の知略サスペンス開幕!!

レビュー

どんな話ですか? 人類の中には能力に覚醒した者たちがいる。
そんな彼らはある学園に集められ、日夜人類の敵との戦いに備えて訓練に励んでいる。彼、中島ナナオもその一人だ。

そんなある日、二人の転校生がやってきた。

小野寺キョウヤ、柊ナナの二人である。
小野寺は自身の能力を隠したが、柊ナナはあっさりと自信の能力は心を読むことだと自己紹介するのだった。

と言った感じで始まるのですが、よくある能力バトルものかなと思ってしまう人が大半ではないでしょうか。
しかし読めば分かる!
面白い!

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず一巻の内容で完璧に引き込まれた。

シナリオを描いてるのが、るーすぼーいという方なのですが大ファンです。

ほんとにこの人の書く人間ドラマが大好きで、ついつい何度も一巻を見返してしまうんですよね。

ほんとにあれはぜひ見てほしい。

一巻読んで合わない人は、四巻までぜひ頑張って読んでほしい。

それでも合わない人は残念ですが、るーすぼーいさんの作風自体が合わないんだと思います。

四巻からが、るーすぼーいさんの十八番人間ドラマが始まります。

ほんとおすすめの作品なので一度手に取ってみていただきたい。

これが好きになれるなら、ぜひるーすぼーいさんのほかの作品もみてほしいです。

キングダム 原泰久 (著) 集英社

キングダム 原泰久 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す! !【受賞歴】
第17回(2013年)手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞

レビュー①

どんな話ですか? 舞台は紀元前春秋戦国時代の中国で、
孤児の少年「信」が最下層の下僕から天下の大将軍を目指すストーリー。信は村の長の下僕として、兄貴分の「漂」と共に暮らしていた。
貧しくも大将軍となる夢を持ち日々仕事の合間に二人で鍛錬を重ねている。ある日、秦国の高官「昌文君」が村を通りかかり、
秦国王「嬴政(後の始皇帝)」とうり二つの漂を登用する。
取り残された信は、さみしくも自分も活躍できる日を信じ続ける。ある晩信の住む小屋の戸をたたく音が。
そこには腹部をさされ重傷を負った漂が倒れていた。
漂は秦王嬴政の身代わりとして暗殺者に追われていたのだった。「俺を天下に連れて行ってくれ」二人の夢である天下の大将軍。
そう言い残して漂は息絶えた。追手が迫る中信は漂が残した地図に導かれ、信は進む。
たどり着いた先には小屋があり、
その中には漂にうり二つの秦王嬴政がたたずんでいた。。。

最初は子供の信であったが、
秦国大将軍「王騎」との出会い~別れは彼にとって大きな成長をもたらす。

王騎将軍の形見の矛を受け取った信は、
同期の仲間「蒙恬」「王賁」、後に軍師となる「河了貂」、蚩尤族の「羌瘣」、
魅力あるキャラクターと共に大将軍を目指す。

実在の歴史上の出来事と人物がどうなるのか、
歴史の空白をどう表現するのか。
想像するだけでも今後の展開が楽しみな作品である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 原作者が元サラリーマンで、社会人としての経験があるからかもしれないが、

キャラクターたちのセリフが心に刺さるものが多く、

上官である将軍たちが理想の上司と言えるほどとても人徳がありかっこいい。

本当に世の中にこのような責任感がある管理職が多かったら、

嬴政のような人が国政にいたら、日本もよくなるのではないかと思える。

そして春秋戦国時代というマイナーな時代の出来事を描いているので、

新鮮で興味深い。

資料が少ないので作者の想像も大きいのかな・・?

レビュー②

どんな話ですか? 中国の歴史漫画です。舞台は春秋戦国時代、戦国の中で争いは絶えず、各国が覇を競っていました。主人公の信は秦という国の下僕の少年でした。夢は中華の将軍になること。下僕の仕事の傍、立身出世を夢見てひたすら剣を振っていました。ある日、政権争いで敵勢力に追われ逃げていた王様と出逢います。敵勢力から王様を救い出し、下僕から士族の地位をもらいました。ここから信の将軍へと成長していく物語が始まります。数々の戦を命懸けで戦い抜き、ときには大切な仲間を失うこともありました。倒した敵の思いも倒れた仲間の思いも背負って信は前に前に進みます。信の周りにはたくさんの仲間で溢れ、次第に信の名は中華に知れ渡るようになります。目的は中華の統一。王様と信の夢を叶えるため信は王様の矛となり戦い続けます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語は歴史に沿って進んでいきますが、春秋戦国時代の資料というものはかなり少なく、作者の想像で大半が描かれますがそれがキングダムの魅力の1つです。作者の原先生は原稿を書いている途中にキャラクターに感情移入して泣きながら執筆されることもあります。そんなふうにして描かれた物語は激動と感動の連続です。読者の想像を簡単に超えていく怒涛の展開、主人公だけでなく仲間や敵キャラクターまでキャラが立っておりファンがついています。読めば読むほど面白い漫画です。

レビュー③

どんな話ですか? 時は紀元前3世紀、古代中国の春秋戦国。

秦という国に、ある男がいた。

彼の名は政。

後の始皇帝である。

500年続く戦乱の世を終わらすため、中華統一という偉業を成し遂げる夢をえがく。

そして、その夢を実現すべく政の剣となるのがこの漫画の主人公である信という少年だ。

彼は戦争孤児で下僕であった。

下僕というみでありながら「将軍」になるという夢を叶えるため、自信もまた戦の舞台にたつ。

そんな、信と政を中心に描かれたストーリーである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 信が将軍になるという夢を描くストーリーなのに、まず1巻の1ページ目に将軍になった信を描いている。

結果を先に描いても、そこまでのプロセスや人間模様を細かく描写しているのでハラハラしながら読める。

また、登場人物がヒトクセある者が多い。

しかし、全員を好きになれるくらいキャラクターが人間味溢れている。

そして、女性も男性も楽しく読めるというのが大きい。

性別の垣根を越えて、幅広い年齢層が楽しめる漫画になっている。

レビュー④

どんな話ですか? 物語の舞台は古代中国の春秋戦国時代で、下僕だった主人公が大将にまで成長するストーリーです。

主人公はその下僕ですが、秦の始皇帝が成長するストーリーにもなっており、実際の歴史がモデルになっております。

下僕からスタートした主人公がさまざまな戦を通じて、成長し、仲間が増えていく過程は読んでいて楽しいです。

1巻目で主人公の相棒的存在が死亡するのも衝撃的でした。

個性溢れるキャラクターがたくさん登場するので、そちらも見ごたえがあると思います。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほとんどが戦いの描写が多く、話の展開が早いので飽きることなく読み進めることができます。あと個性溢れるキャラクターが多いのでキャラクターに愛着が沸いたりもします。

しかし、戦いの最中にそのキャラが絶体絶命なったりして、ハラハラドキドキが止まらないです。

キャラクターが死亡するシーンも多く、感情移入することも多々あります。

そして、その敵討ちをしたときの爽快感といったら、何とも言えないものがあります。

戦いの描写で残酷なシーンがありますので、グロテスクが苦手な人はあまり良くないかもしれません。

レビュー⑤

どんな話ですか? 中国春秋時代。下僕として育ちながらもいつの日か戦場へ出て天下の大将軍になること

を夢見て日々切磋琢磨し剣の腕を磨き続ける信と漂という二人の少年。

ある日、少年たちが住む集落を偶然通りかかった貴族の出の昌文君。

子供にしてはあまりに過激な稽古に目を見張り、思わず声をかける。

千を超える対戦を経てきたという彼らに、半信半疑ながらも興味を持ち、

話を聞いていると漂のある特徴に気付いた昌文堂は、改めて二人の元を訪れ、

漂だけを王宮で預かると言い出す。

一人取り残された信のもとにある晩、現れた傷だらけの漂。

ある場所へ向かえという言葉を残し、腕の中でで息絶えた漂の仇を打つため

賊を追い、向かった先にいたのは漂と瓜二つの姿をしたこの国の王を名乗る少年。

このか弱い王を助け、手柄を立て、漂との約束であった天下の大将軍になることを

誓った信が戦場に向かい、絶体絶命の危機を仲間と共に乗り越えながら成長してく姿と、

幼い秦国の王、嬴政が始皇帝になるまでを描く壮大な中国史ストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ある程度史実に沿っていて臨場感があるし勉強になる。

展開が早くて一巻を読んだら最新刊まで辞められる人いないと思います。

キャラクターや、ストーリーの構成もすごく綿密で、「こいつ大物だな」とか

「これあとで絶対重要になるな」というような期待感が常に満載です。

どうでもいいキャラにもそれっぽい名前が細かく付いているのも面白いです。

作中の人物の話し方などが現代風にアジャストされているところもいいですね。

「マジ」とか「うちら」といった表現がコミックとしての読みやすさを引き上げてます。

ホントに無理!っていう展開をきちんとした理屈で最後には勝利を収める飛信隊の

戦いと、そこに織り交ぜられた史実が魅力です。

レビュー⑥

どんな話ですか? 中国を統一した秦の始皇帝の実話を元にした戦国時代の物語。下僕に生まれた貧しい少年「信(しん)」が、のちの秦の始皇帝となる中華の大王「嬴政(えいせい)」と出会い、天下の大将軍を目指し、数々の困難を乗り越え大爆進!馬鹿正直なほどに真っ直ぐで、でも戦いの才能だけはピカイチの信が仲間を増やしながら成長していくという、少年漫画の王道ストーリーでありながら、壮大な舞台設定や多くの魅力的な登場人物たち、ぐいぐい引き込まれるストーリー展開で、読み始めたら止まりません!
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、面白さが桁外れ!

中国の歴史に対する興味ゼロ、漫画もあまり読まない私が、たまたま友達が貸してくれたので暇つぶしに第1巻を読んでみたら、一気にはまってしまいました!

そして5巻、10巻と読み進めていくうちにさらに面白くなってどんどん引き込まれ、すっかり大ファンになって結局1巻から最新刊まで、迷わず全巻購入してしまいました!中国の歴史に興味ゼロの私がこうなんだから、興味ある人は絶対に読まないとダメです!

手元において、何度でも読み返したい、読めてしまえる漫画です。

主人公の信と嬴政の、目標に向かう熱い想いと行動力、どんなに大きな困難にも諦めない、折れない心の強さに圧倒されまくりです。

数々の魅力的なキャラがまた良い!渋いキャラ、カッコいいキャラ、面白いキャラ!

出会いと別れにも、いちいち心を大きく揺さぶられて、読みながら何度号泣したかわかりません。ティッシュの用意必須です!

目標に向かって突き進む信と嬴政の姿に読んでいるこちらも激しく揺さぶられ、自分の中からも熱い思いが湧き出てきます。

元気のない時にも、もう一度立ち上がるエネルギーをくれる漫画です。

学園アリス 樋口橘 (著) 白泉社

学園アリス 樋口橘 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 田舎町で育った蜜柑と蛍は大の親友。なのに蛍は突然都会の学校に転校してしまう…。蛍を追って“アリス学園”に辿り着いた蜜柑。そこは、特別な天才しか入れない超エリート校だった!? 不思議いっぱい☆schoolコメディ登場!

レビュー

どんな話ですか? 学園ものの漫画です。ただ、普通の学園ではなく、選ばれた人しか入れない学園で、入りたいと思って入れる学園ではありません。選ばれた人というのはタイトルの通りアリスという能力を持った人です。

この能力は突然現れることも、突然なくなることも、生まれ持っているものもあります。

外の世界とは違って天才たちが集まり学ぶアリス学園は、ただ学ぶ場ではなくアリスを持つ者たちの間で複雑な問題が起こっており、その問題に立ち向かっていくコメディです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 学園ものはあまり好きではなく、あらすじを読んでも面白そうとも思いませんでした。ただ読み始めると、止まりませんでした。読めば読むほどストーリーに引き込まれていきます。コメディということで面白可笑しい場面が多く出てきますが、時には感動したり、辛くなったり、ハラハラドキドキしました。ただの普通の女の子に見えた主人公が本当は…(ネタバレ)。学園ものだけど恋愛要素もあったり、ホラーだったり、万人受けすると思う漫画なのでおすすめしたいです。

愛と呪い ふみふみこ 新潮社

愛と呪い ふみふみこ 新潮社

アマゾン商品紹介 物心ついた頃には始まっていた父親からの性的虐待、宗教にのめり込む家族たち。愛子は自分も、自分が生きるこの世界も、誰かに殺して欲しかった。阪神淡路大震災、オウム真理教、酒鬼薔薇事件……時代は終末の予感に満ちてもいた。「ここではないどこか」を想像できず、暴力的な生きにくさと一人で向き合うしかなかった地方の町で、少女はどう生き延びたのか。『ぼくらのへんたい』の著者が綴る、半自伝的90年代クロニクル。

 

どんな話ですか? 物心付いた頃から父親に性的虐待、母親には肉体的虐待を受け続けてきた中学生・愛子。新興宗教を信仰する一家の長女として生まれた彼女は、父親の虐待がもたらした認識の歪みのせいで学校でも孤立を余儀なくされる。やがて愛子は援助交際に走り、自分を汚す事で救いを求めるのだが、大人になった彼女を待っていたのはさらに過酷な魂の地獄だった。阪神大震災やオウム真理教、酒鬼薔薇事件が彩った平成を舞台に、出口のない思春期に心を殺されていく1人の少女の姿を生々しく描いた衝撃の自伝漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作者の自伝的漫画ということもあって描写が非常にリアルで生々しいです。
阪神大震災やオウム真理教、酒鬼薔薇事件など、当時世間を騒がした時事問題や事件が背景に描かれているので、愛子と同じ平成前半に思春期を過ごした読者は痛みすら感じます。
また虐待・援助交際・ひきこもりなどの問題も扱っており、愛子と同じ体験を経た読者は、トラウマの核を容赦なく抉られるような共感を余儀なくされます。
1巻では漫画的なデフォルメタッチだったのが、愛子が成人する3巻においてはリアルめの描写となり、それが主人公の内面の変化に対応している見事さに唸らされます。
虐待の当事者である両親を一面的な悪者として断罪せず、父親の行為を傍観せざるえなかった母親の苦悩と贖罪にも切り込んでおり、単なる毒親ものにとどまならない、母娘関係の深みにも言及しています。
過ぎ去りし90年代へのレクイエムとして、愛子と同じ平坦な戦場を生き抜いた読者は無視できない作品です。

俺だけレベルアップな件 DUBU(REDICE STUDIO) Piccomics

俺だけレベルアップな件 DUBU(REDICE STUDIO) Piccomics
アマゾン商品紹介 俺だけが知るレベルアップの秘密――最弱ハンターのクエストストーリー!

十数年前、異次元と現世を結ぶ通路”ゲート”が現れてからハンターと呼ばれる覚醒者たちが出現した。
ハンターはゲート内のダンジョンに潜むモンスターを倒し対価を得る人たちのこと。
人類最弱兵器と呼ばれるE級ハンターの水篠旬は、母親の治療費を稼ぐため嫌々ながらハンターを続けていた。
しかしある日、高難易度のダンジョンに遭遇した旬は死の直前に特別な能力を授かる。旬ひとりだけが知っているレベルアップの秘密…果たして彼のレベルアップはどこまで続くのか――!?

レビュー

どんな話ですか? 設定は現代社会で、現実世界と異世界(ダンジョン)をつなぐゲートが至る所に出現しており、ゲートを放置しておくと、現実世界にダンジョン内のモンスターが入ってしまうため、それを撃退するハンターが存在します。ハンターは限られた人間が覚醒して起こるもので、一般人より高い戦闘力を有し、チームを組んでゲート内のモンスターを撃退していきます。ハンターはE~Sとランク付けされており、主人公の水篠旬は一番低いランクのE級であり、その中でも弱く「人類最弱兵器」と呼ばれるほどです。ある日、低ランクのゲートに旬含むハンターチームが挑むが、想定外の強敵が出現し、チームは壊滅状態に。旬も瀕死の重傷を負い、とどめをさされる間際、自分自身がゲームのプレイヤーとなるようなテロップが目の前に出現し、「レベルアップする」という特殊な能力が与えられ、無事生還します。通常、ハンター達のランクは変わることはありませんが、特殊能力を得た旬は、モンスターを倒すことで経験値が得られ、一人だけレベルアップしていきます。最弱と呼ばれた旬がどんどんレベルアップし、S級をも凌駕するほど最強、チートのようなスキルを身に着け、成長していくストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公がチートのように強いマンガが好きな方は楽しめると思います。設定はやや複雑な面もありますが、話の流れはモンスターを倒していくアクション系なので、シンプルなバトルマンガの要素もあります。シンプルに主人公が強くなるものなので、複雑すぎる設定などはあまり必要ないと思う方にもおすすめです。また、成長する速度もかなり早く、テンポよくストーリが進む印象もあるので、話の展開が早く、サクサク読める方が良いと思う方にもおすすめできます。