風の谷のナウシカ 宮崎 駿 徳間書店

風の谷のナウシカ 宮崎 駿 徳間書店
アマゾン商品紹介 月刊「アニメージュ」に連載され、
スタジオジブリ長編アニメーション映画
「風の谷のナウシカ」の原作となった、
オリジナルコミックスの第1巻。
アニメージュ1982年2~9月号掲載分収録。「火の七日間」と呼ばれる戦争によって
巨大産業文明が崩壊してから千年。
荒れ果てた大地には「腐海」と呼ばれる
有毒の瘴気を発する菌類の森が広がり、
衰退した人間の生存を脅かしていた。
酸の海のほとりに、海から吹く風によって
腐海の毒から守られた「風の谷」という
辺境の王国があった。
そこでは、王女のナウシカを中心に
人々は自然を尊び平和に暮らしていたが、
大国トルメキア軍の侵略に遭い…。

レビュー①

どんな話ですか? 火の七日間と呼ばれる戦争によって都市群は有害物質をまき散らして崩壊し、その後地表は腐海と呼ばれる有毒ガスを排出する菌類と巨大な虫が生息する森に覆われ人類は僅かに残された汚染のない地域に生息していた。
しかしこのような世界情勢でも国家や民族間の争いは存在していた。
風の谷の族長の娘ナウシカの人と自然の歩むべき道を求める姿を描いた作品。
有毒ガスを吐いている腐海の植物は実は悪くなくて土に含まれた有毒物を地球が腐海を通じて浄化しているという設定。
また有毒でマスクを外すとすぐに死んでしまう死の世界なのに不思議な美しさを持った腐海等、数多くの魅力を持ったファンタジー作品。
スタジオジブリの初回アニメ作品となり宮崎駿監督自身が原作者でアニメージュに連載していた作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 設定や世界観など卓越した発想と奥深い訴える内容に感銘を受ける。
ジブリの作品は数多くあるが宮崎駿監督自らが原作者であるこの作品は、個人的には今でもNo.1だと思っている。

レビュー②

どんな話ですか? 宮崎駿監督による劇場アニメーション映画『風の谷のナウシカ』の原作コミックです。1982年2月からアニメ雑誌『アニメージュ』に連載され、1984年の劇場公開後も執筆が続けられ、1994年に完結しました。全七巻のコミックのうち、映画に該当する部分は最初の2巻のみ。コミックでは映画に描かれていない物語の世界や数多くのキャラクターが登場します。

作品自体のメッセージも、映画よりもより深いものになっています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 宮崎駿監督ならではの大胆な作画やスピード感だけでなく、ち密な世界観やキャラクターの作りこみ、作品全体の人間に対する問いかけなど、壮大なスケールで描かれたエピックストーリーです。架空の世界でありがなら、現代の科学文明の問題点や課題とも通じるものがあり、読みながら考えさせられます。映画を観た人はもちろん、まだ映画を観ていない人にもこの漫画作品はオススメです。ジブリ作品の原点とも言える、宮崎駿さんの世界を堪能できます。

レビュー③

どんな話ですか? ものすごく壮大なスケールで描かれた地球の未来、人類の未来を宮崎駿さんの絶妙な表現方法で描いた永遠の一作。主人公のナウシカと周辺諸国との関わり、生きる意味について考えさせられる作品です。人類がめちゃくちゃにしてしまった環境汚染された世界を火の七日間とその後できた腐海によってリセットする、それを支持する人類の一団とそれに抗う人たちの一段との戦い、それに振り回されながらも自然と共に生きようとするナウシカの人生を描いた作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画を読むと人生観が変わります!あぁ人間でよかったと思うところもあれば、人間なんていなければよかったのにと思う部分もあったり、自身の感情が揺さぶられます。登場人物もそれぞれに特徴があり、人生観が表れています。誰も不正解でも正解でもない、蟲も人も共に生きて生こうと解くナウシカの心の葛藤も見ものです。戦争場面もありますが全体的に暴力的な部分は少なく、死の場面も美しく、感動的にまとめられています。お供のキツネリス、テトが死ぬところ、ユパミラルダが人生を全うする場面など、もう感動の涙でタオルが必要です。

ライアーゲーム 甲斐谷忍 (著) 集英社

ライアーゲーム 甲斐谷忍 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ある日突然送られてきた小包。その中には「おめでとうございます。あなたは10万分の1の確率をくぐりぬけ、ライアーゲームにエントリーされました」という手紙と、現金1億円が同封されていた。それがライアーゲームのスタートだった。30日後のゲーム終了日に、自分の所持金1億円を返還する。ルールはそれだけ。首尾よく対戦相手の所持金を奪うことのできた勝者は1億円を手にし、敗者は1億円の負債を背負う…。誰を信用すべきなのか、誰を信用してはいけないのか…。大金を前に揺れ動く、人間心理を描破した問題作!

レビュー

どんな話ですか? お人好しで人を疑うことを知らない主人公、神崎直(カンザキナオ)がお金を奪い合うマネーゲームに巻き込まれていく物語。主人公は「LIAR GAMEに参加される場合のみ、この箱をお開けください」と書かれた小包を開けてしまったことでライアーゲームに参加させられてしまう。さらにその対戦相手は中学時代の恩師、藤沢であったため箱の中の一億はあっさりと騙し取られてしまう。打ちひしがれるナオが助力を求めたのは元・天才詐欺師の秋山深一(アキヤマシンイチ)だった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 登場人物の人物描写が巧み。実際にこんな人いるいる、と思わせられる造形。

もし自分がマネーゲームに放り込まれたらどんな判断をするだろう?と考えさせられる漫画。善悪、正しい倫理観についてついつい考えてしまう。

マネーゲームが頭を使う。どうやったら勝てるの!?という勝負でも頭のいい登場人物たちが次々に策を弄して勝ち残っていく様は圧巻。登場人物たちの頭がよく、それぞれの戦略、相手の意図の読み合いも緊迫感がある。

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年、大地翔は北原小学校のサッカー部・北原キッカーズに入部した。ところが、キッカーズには監督やコーチもいなく、メンバーは練習もせずゲームで遊んでいる。翔は、おんぼろキッカーズをなんとかしようと県下一の強豪・南陽SC(サッカークラブ)に練習試合を申し込むが…

レビュー

どんな話ですか? おんぼろサッカーチームの北原キッカーズ。すでにやる気も無くしてふてくされていたところに、名門サッカーチームのユニフォームを着た大地翔が登場。しかし腐りきったチームはそう簡単に変わらない。地区の強豪チームである南陽SCとの練習試合を取り付けてくるころからチームは少しずつ変わっていくのだが果たして。また面白いのはキャプテン翼のオマージュと思われる点である。主人公が転校してくるところから始まり、キャラも大地翔は大空翼、天才キーパーの上杉光は若林源三などその他も共通点が豊富に存在している。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 頑張り屋でサッカーセンス抜群の大地翔を中心とした涙と感動と友情のドラマは見るものを熱くせてくれる。青臭く古臭い熱血マンガであるが、だからこそ感じる部分も多々あるのではと思う。メンバーのレギュラー争いや離脱、加入、引き抜きなど、実社会でも起こり得るであろう問題の描き方も上手く表現されていて感心させられる。作画も迫力がありサッカープレーの描写を上手くとらえており、引き込まれるのだ。この漫画を読み終えた後はサッカーが好きになること間違いなし。

彼方から ひかわきょうこ (著) 白泉社

彼方から ひかわきょうこ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 下校途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界へ飛ばされた女子高生・典子。見知らぬ森の中で怯える典子を救ったのは、渡りの戦士・イザーク。この2人の出会いから、世界は大きく動き始める——。

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の女子高生典子が事件に巻き込まれ、突然異世界に飛ばされるところから始まります。見知らぬ世界で初めて会った渡り戦士イザークと成り行きで行動を共にするのですが、一緒に旅をする内に、お互いに惹かれていき愛し合うようになります。実は二人は予言で「目覚め」と「天上鬼」という運命を背負っていて、そのせいで追っ手から狙われ、危ない目に何度も合いながらも、信頼し合い切り抜けていきます。最初はクールだったイザークが、典子の存在なしでは生きていけないほどになる様子は微笑ましいです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ファンタジーと冒険少女漫画が好きな人には、絶対にオススメです。ひたむきな主人公の典子と、強くて優しくて実は心に闇を抱えている戦士のイザークとの恋愛が主軸ですが、助けてくれる人達や精霊など、周囲の人達との関りも素敵です。20年以上前の漫画なので、少し絵柄が古い感じは否めませんが、第35回星雲賞コミック部門を受賞していて、異世界ファンタジーの王道の漫画です。二人で未来を変えようと決意してからは、宿命に負けないでと応援すること間違いないです。

レビュー②

どんな話ですか? のんびりした性格の女の子(典子)が、高校から帰る途中に無差別爆弾事件に巻き込まれ、異世界に飛ばされてしまうファンタジー漫画です。飛ばされた先で、「花虫」と呼ばれる化け物に襲われそうになりますが、間一髪のところで渡り戦士(イザーク)に命を救われます。異世界ファンタジーにありがちな「なぜか言葉が通じる」という設定は一切なく、典子はイザークと身振り手振りでやり取りしながら、何とかその世界で生きていこうとします。ほのぼのとした人間関係の中にも、異世界での国同士の争いなども描かれている奥深い漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私がこの漫画をおすすめする理由は、何といっても主人公が魅力的だからです。典子は他の登場人物のように超能力や武術を使えるわけではありませんが、困難な状況でも常に前向きさを失わないのが一番の魅力です。「何の力もない」という自分を認めたうえで、常に「今の私にできることは何だろう」と考えられる、そんな地の足についた考え方をできる典子は、見ていてとても安心感があります。異世界を舞台にした漫画ですが、現代を生きる私たちにとって、大切なことを教えてくれる漫画だと思います。

がっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) (著), 千葉サドル (著) 芳文社

がっこうぐらし! 海法紀光(ニトロプラス) (著), 千葉サドル (著) 芳文社

アマゾン商品紹介 学校に寝泊まりしちゃおうという学園生活部で、シャベルを愛する(?)くるみ、皆をまとめるりーさん、おっとりした顧問のめぐねえらに囲まれたゆきの瞳に映る幸せな“日常”はしかし……!? 強力タッグが贈る注目作、衝撃の第1巻!!

レビュー

どんな話ですか? 通っている学校で、学校の生徒と先生以外隔離された状態で外でゾンビ化が始まりあっという間に囲まれてしまっている話です。

ひたすら最上階で籠城する形をとるのですが・・ここからの展開も本当に面白いです。まずは見てみて欲しいです。

もちろん、何故学校から出ないのか最上階で籠城しなければならないのか理由もすべて説明されます。こちらの漫画は謎を一切残さないので安心して読めます。ですが、文字量が多いので文字が多いのが苦手と言う方にはあまりお勧めできません。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず面白いところですがゾンビが生前の記憶を持っていて生活の習慣で動いているということです。
また、よくある男と女でとかのエロ展開は一切ありません。登場人物はほぼ女の子しか出ませんがゾンビと戦うことによって現状の絶望がどれだけ絶望的かを理解していきたくましく成長していく様は誰ひとりキャラだからとバカにはできません。最終巻までもちろん買っていますがよくあるゾンビ出ましたパンデミックです。理由はよくある浅い理由でなくきっちりとした伏線もあります。見所はたくさんあるのですが序盤ですと、感動系、成長系、ゾンビになる謎と言った感じがおおまかですが、久々にここまで非のうちどころが無い作品は無いと思います。

ゴールデンカムイ 野田サトル (著) 集英社

ゴールデンカムイ 野田サトル (著) 集英社

アマゾン商品紹介 『不死身の杉元』日露戦争での鬼神の如き武功から、そう謳われた兵士は、ある目的の為に大金を欲し、かつてゴールドラッシュに沸いた北海道へ足を踏み入れる。そこにはアイヌが隠した莫大な埋蔵金への手掛かりが!? 立ち塞がる圧倒的な大自然と凶悪な死刑囚。そして、アイヌの少女、エゾ狼との出逢い。『黄金を巡る生存競争』開幕ッ!!!!

レビュー①

どんな話ですか? 日露戦争後の北海道が舞台。

網走刑務所から脱獄した受刑者の刺青を集めて、隠された黄金を探す話。

アイヌの少女アシリパさんと、不死身の杉本がメインキャラクター。

アイヌ民族の文化が真面目に語られています。

キャラクターのひとりひとりが、とても魅力的です。

重い過去を抱えていたり、サイコパスだったり、精神を病んでいたりしますが、全員好きです。

暗い話ばかりではなく、ギャグも織り混ぜてあり、笑いも絶えません。

ただ、エロとグロが多すぎて、友だちに勧めづらいです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? アシリパさんのかわいさとたくましさ。

ひとりで、道具をつくり、狩りをして、動物を捌いて、料理をし、寝るところをつくってしまいます。しかも動物ごとに方法が全て違います。

杉本のかっこよさと哀愁。

強くて不死身で、かっこいいです。そして細かいところで優しい。めちゃくちゃ人殺しているのに。

辛い過去を背負っているので、時折見せる寂しい顔も本当に好きです。

ギャグが面白い。

暗い展開の中でも、笑えます。女の人の裸より、男の裸が多いです。ムキムキです。

レビュー②

どんな話ですか? 日露戦争直後、砂金のゴールド・ラッシュと開拓にわく北海道。アイヌが残したと言われる莫大な金塊をめぐり、荒くれ探求者たちの争奪戦が始まる!

「不死身の帰還兵」こと主人公の杉元、「アイヌの愛娘」狩人アシ(リ)パさんはじめ、金塊の暗号たる刺青を入れられた網走監獄の脱獄囚、情報将校率いる第七師団、元新選組まで…、入り乱れる敵方・味方のキャラクターの悲喜劇も濃く、何通りもの楽しみ方ができる、非常にゴージャスな冒険活劇の傑作です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 何気なく読んでみたら、本当に止まらなくなりました。かなり刺激の強い表現があるので、小心な自分は「ヒエ―」と指の間から見ていたのですが、ひと段落するとどうしても読み返さずにいられなくなるのです。隠された埋蔵金を探す…という話の大筋について、とても巧みにストーリーが仕込んであるので、どれもこれも伏線に見えて、自分なりの推理をあれこれ考えられる、という知的要素がひとつ。また、「狩猟」「北海道グルメ」という要素もありますし、金塊探しの合間に差し込まれるサバイバル豆知識や歴史コラム的な部分も見どころです。そして極めつけが、魅力的すぎるキャラクター造形でしょう。脇役なんて本当にいないんじゃないか、と思えるくらいに一人一人ががっつり生きているストーリーで、もう呑み込まれたら最後…という気がします。野田先生の画力が半端なく、どこを見ても手抜きなしに、1世紀前の北海道の美麗な世界が広がっている事にも、心を打たれます。

レビュー③

どんな話ですか? 北海道にあるという金塊を巡るストーリー。主人公の杉元は、幼馴染で親友の奥さんに恋心を抱いており、その人の目の病気を治したいとお金を早急に欲しています。だから砂金目当てに北海道まで出てきました。そんな時クマに襲われたのですが、助けてくれたのがアイヌの少女、アシリパ。北海道には金塊が眠るという噂をたどり旅する二人と、彼らを取り巻く軍人や囚人の物語です。アイヌ文化がたくさん出てくるのでそれらに詳しくなれます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく引き込まれるような作りになっているからですね。読んでいたら全く興味のなかったアイヌにも興味を持つようになりましたし、何事にも関心を示さないこの私がハマりました。絵も男性が書いている割にキレイで、漫画から入っても大丈夫です。少々グロいシーンもありますがそれがスリルを誘います。金塊を巡って杉元とアシリパのコンビ以外に、ユニークな囚人や軍人が出てくるのでそれぞれのキャラの魅力もすごいです。推しが見つかるマンガですね。

ヨルムンガンド 高橋慶太郎 (著) 小学館

ヨルムンガンド 高橋慶太郎 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 両親を殺した武器を憎みながらも、武器商人ココの私設軍隊に加わることとなった少年ヨナ。ココはある国の軍と武器の取引をしていたが、それを防ごうとする勢力に狙われる。しかし、ココに同行していたヨナが、自らが憎むその武器でそのピンチを乗り切ろうと応戦して…

レビュー①

どんな話ですか? 若い女性の武器商人、ココ・ヘクマティアルとその護衛をする私設部隊の一行に、武器を憎む元少年兵のヨナが加わるところから始まるお話です。世界中で武器を売ってまわるココの一行と、それを妨害しようとする様々な勢力とのスリルと爽快感に満ちた戦闘や駆け引きを通して私設部隊のメンバーの過去やココの大いなる計画が次第に明らかになっていきます。武器を憎むヨナと武器商人のココの間にはずっとわだかまりがあったのですが、一時の離別を経て最後にはヨナとココは分かり合い、世界を作り変えるような大業を成し遂げます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 迫力満点のかっこいいバトルシーンが何より魅力です。銃や戦闘機は緻密に描き込まれ、名前や特徴などもサラサラと語られるため、銃や戦闘機、ミリタリーが好きな方なら「おっ」となるシーンも多いのでしょう。国同士の関係性や軍にも詳しければさらに楽しめるでしょう。私はそういったジャンルに興味こそあれど全く詳しくはありません。それでもキャラクターの経験や強みが生かされている描写やセリフ回し、格闘シーンのスピード感など、詳しくなくとも十分に楽しめる要素がたくさんあります。日常シーンの描写も、少しシュールで思わず笑ってしまいます。そんなところがオススメです。

レビュー②

どんな話ですか? 戦争で両親を失い兵器や武器に関わるものをすべて憎む元少年兵があることがきっかけで武器商人ココ・ヘクマティアルの兄キャスパーの私兵たちに確保されてしまいココの分隊に護衛として入隊することになります。そんな時、ある軍と武器の提供について商談していたココだったがそれを妨げようとする勢力に命を狙われてしまいます。そこで少年兵は疑問を持ちます。「なぜココたちは武器を売る?」その問いに対しココは「世界平和のために」と答えここから物語は始まっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ガンアクションの金字塔とも言われているこの作品。ガンアクションで戦闘がとても多いのはもちろん若干のギャグ要素や仲間との別れがあったりとシリアス展開もありながらしっかり物語の本筋のなぜ武器を売って戦争を止めようとしているのかを主人公は仲間とともに理解していきます。この作品は戦争観がとてもよく描かれており 人はいつ争いを始めいつやめるのか などとてもテーマが深い作品になっているのでぜひ一度は読んでほしい作品です。

ワンパンマン ONE (著), 村田雄介 (著) 集英社

ワンパンマン ONE (著), 村田雄介 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 一撃必殺! 強くなりすぎて、どんな凶悪な怪人もワンパンチで倒してしまうヒーロー“サイタマ”。平熱系最強ヒーローの伝説開幕!! WEB界のカリスマと超絶絵師タッグが贈る、日常ノックアウトコミック!!

レビュー①

どんな話ですか? 怪物とヒーロが存在している世界で「サイタマ」という主人公が就職活動がうまくいかずに路頭に暮れいていた時に一人の子供を怪物から守ったことによってサイタマは自分が求めていた職業はヒーローであるということを見出してヒーローになることを決意します。その後に、腕立て伏せ100回と体起こし100回スクワット100回を毎日繰り返していただけで、常人離れした力を手に入れてしまい、大体の怪物はパンチ一発で粉砕してしまうほどの力を手に入れました。しかし、サイタマ自身は迫力のある戦いをしたいと日々思っておりその葛藤もこの漫画では魅力的に書かれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画には主人公の他にも魅力的なキャラクターが数多く存在しており、私の中で一番印象に残っているヒーローは無免ライダーというヒーローです。彼はC級ランクというヒーローの階級の中でも一番階級の低いヒーローにもかかわらずに自分よりも明らかに強い怪物にも果敢に挑み、正義感がとても強いキャラクターになります。このワンパンマンでは様々なヒーローが登場しますが、自分が弱いと知っているのに、果敢に挑むその姿はまさしくヒーローの象徴といえるキャラであり、ほかにも様々な魅力的なキャラクターが存在するので是非見てほしいです。

レビュー②

どんな話ですか? 普通のサラリーマンの主人公がある日、怪人に叩きのめされる。悔しい気持ちが爆発してその日から毎日筋トレを中心に身体を鍛え始め、ある日すごい力を手にいれる。なんと、どんな強い怪人もワンパンチでやっつける事ができるのだ。良くある主人公より強い敵が現れ一旦負けた主人公が修行して更に強くなり、敵に勝つというパターンは一切なし。ピンチになる事も一切なく圧倒的な強さで敵をぶちのめす主人公。どんどん登場する怪人と仲間のヒーローと一緒に戦っていくストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ヒーロー物の定石の修行をしたり、仲間と共に切磋琢磨していくというような事が一切ないところ。そのくせ、仲間のヒーローや怪人は定石通りの修行や戦闘に関して細かいデティールも描かれている。あっという間に戦い終わる主人公との対比がおもしろい。また、怪人の名前やヒーローの名前がふざけているのに、うまくその名前をいかした特徴にして完全なギャグ漫画にしていないところも良い。絵柄も主人公以外は綺麗に書かれている。

レビュー③

どんな話ですか? 物語の主人公である、平凡なサラリーマンが己の限界を越えるため、3年間筋トレ、マラソンを毎日続けた結果、地上最強の人間になった。

物語は怪人に襲われる世界にヒーローが平和を守る為に日々戦いの続くのである。

主人公である、サイタマは、日々の鍛錬によりどんな強大な怪人と戦っても、サイタマがあまりにも強くなり過ぎてしまい、ワンパンチで倒してしまうとゆう強烈なシーンから始まる物語です。

サイタマは自分の強さのあまり自分と対等に戦える相手を探し求めているのです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく面白い!

主人公のあまりに強すぎる為に他のヒーローや怪人たちのキャラクターの個性の強さに笑えてきます。

時間を忘れて熱中してしまいます。

主人公のように3年間必死に普通の筋トレをしただけで最強になれる主人公の設定が本当に面白い、代表的なワンピースとかドラゴンボールとかのように敵が強く自分が強くならないといけないストーリーではなくワンパンマンは主人公が強すぎる為に他の主要キャラクターが怪人、ヒーロー、が鍛錬して主人公サイタマに追いつけるかというストリー性の面白さがたまらないのでお勧めしたい。

 

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のルフィは、海賊王を目指して航海をスタートするところから物語が始まります。村で助けてもらった海賊のシャンクスとの約束を果たすために、グランドラインを目指していきます。航海が進むにつれて、ゾロやサンジ、ナミ、ウソップなどルフィの魅力に惹きつけられ仲間も増えていきます。強敵を倒しながら海賊としても、世界に名前が通じるようになり、ワンピースを目指して四皇や宿敵である黒ひげ海賊団との熾烈な戦いを繰り広げていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公のルフィは、無鉄砲ながらも人を惹きつける魅力を持っており、仲間を思いやったり大切にする事の大事さを改めて教えくれる漫画で、自分の生き方も振り返られるのでとてもお勧め出来ます。一緒に航海する仲間との絆や泣けるシーンや笑えるシーンなどが多くとても楽しい作品です。一つ一つの物語に哀しい過去や悪が蔓延る世界がありますが、ルフィが悪を退治していく姿も爽快感があります。大人から子供までハマるお勧めの漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? ある少年(ルフィ)が『海賊王になる』のを夢見て、仲間を集めながら、『ひとつなぎの秘宝(ワンピース)』を手に入れるのを胸に、冒険する物語です。ルフィは幼い頃、村にやってきた海賊が持っていた悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べ、ゴム人間になります。旅をし、次々と現れる敵を倒すごとに、能力を発揮し、さらに力をつけていきます。仲間もそれぞれ個性的で、世界一の剣士を目指すゾロ、嘘つきのウソップ、絶品の料理を作るサンジ、航海士のナミ、医者のチョッパー、船大工のフランキー、考古学者のロビン、そして音楽家のブラックがいます。それぞれの仲間にそれぞれの過去があり、ルフィが守り、救い、仲間にします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ルフィはとにかく仲間想いなのです!仲間のためなら自己犠牲をしてでも救い出す、時には無茶もします。それが毎回感動します!敵を倒すと決めたら、ボロボロになって、倒れても、最後には倒すルフィ。ルフィの信念にいつも見入ってしまいます。そして、仲間たちもルフィと出会い、そのルフィの姿を見て、徐々に信頼して、絆を深めていくのです。みんな違って個性的な仲間たちだけども、すごく熱い絆を感じて、仲間って良いな!とワンピースを見て、しみじみ思います。

俺、つしま おぷうのきょうだい (著, その他) 小学館

俺、つしま おぷうのきょうだい (著, その他) 小学館

アマゾン商品紹介 猫あるある満載!つーさんが書籍に登場!

数ある猫漫画の中で、「とにかく猫の描写がリアル!」と絶賛される「俺、つしま」がついに書籍化!
何気ない猫のしぐさや細かな毛色の表現が抜群の画力で描かれる猫漫画の根底にあるのは、溢れんばかりの猫愛。読み進めていくうちに猫への愛情がふくらんでいきます。
主人公は、外でゴミを漁っていたところをおじいちゃん(実は女性)に保護されたキジトラの「つしま(つーさん)」。すでにおじいちゃんの家で暮らしていた先住猫の「ずん姐さん」やあとからやってきた「ちゃー」「おさむ」などとの暮らしぶりに猫あるあるが満載でニヤリとさせられます。
さらに、涙腺がゆるんだ読者が続出した「ただいてくれるだけでいいんだよ」のエピソードなど感動シーンも。
実話をベースに展開される猫愛あふれるストーリーは読む人の心を癒しまくります!

レビュー

どんな話ですか? 元野良猫だった「つしまさん」と飼い主とご近所の人や野良猫たちのお話しです。Twitterで発信していた作者の漫画が小学館で書籍化されました。いまでは「俺、つしま3」まで発売されていてグッズ展開もしています。大人の女性に人気の漫画です。野良猫たちが話しているであろう会話と飼い主(女性なのに漫画ではおじいさんという設定)の愛情といたずらが絶妙に面白かったり、哀愁漂う話があったり、野良猫が他の家で飼われて幸せになっていたりとほのぼのとした物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 猫好きにはたまらない本だからです。決して、つしまさんも他の猫も可愛く描写されているわけではないのに愛おしい気持ちにさせてくれるのは飼い主のおじいさんや周りの住人、猫が人を思いやったり、猫同士の絆などが描かれているところです。もちろん猫が本当にそう思っているかは分からないけれど「そうだったら良いな」と思える話もあったり、いかにも猫らしいという笑える話もあったり疲れがふっと癒される漫画なんです。ふてぶてしいつしまさんを段々可愛く見えるようになるし。