花とみつばち 安野モヨコ 講談社

花とみつばち 安野モヨコ 講談社

アマゾン商品紹介 どうしたら女の子にモテるようになるんだッ!? 高校生の格差社会、もちろんモテるかモテないかが最重要秩序のシビアなヒエラルキー社会。末端じゃないけど、フツーでモテない男子・小松。ある日、どう考えてもムリめな女子にときめいてしまい、モテ男を目指して精進することに……。偶然出会った美女姉妹に理不尽なモテ指導を受けるなか、小松の勘違い暴走が始まった!! 安野モヨコ、初の青年コミック!!
どんな話ですか? 笑って泣ける、王道の青春ラブコメマンガです。
冴えない男子高校生の小松は、同じく冴えない男子高校生の山田くらいしか友達がおらず、クラスのギャル軍団にいつも馬鹿にされ、劣等感にさいなまれる日々お送ります。
自分だってもっとあか抜けてモテたい!そう思った小松は、ある日勇気を出して、メンズエステへと足を運びます。
そこで出会った双子のエステティシャンに面白がられ、彼女たちからモテ道を教わり、モテ男になるためレッスンが始まるのでした。
髪の毛のセルフカットに失敗したり、女の子への対応を誤ったり、必死で頑張る小松のドジな失敗がとても笑えます。
それでも少しづつイイ男になっていき、徐々にクラスの女の子たちからの評価を変えていく小松。
地味系女子だけど腹黒な長沢ちゃんに興味をもたれ、ギャル軍団のリーダー太田ともなぜか仲良くなっていき…
女の子たちとの関わりの中で、外見だけでなく内面も成長する小松を通して、イイ男とは何なのかを学びます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ギャグマンガですが、登場人物たちが語る「モテる男の条件」や「恋愛の極意」みたいなものは、とても本質的で思わずうなずきます。
特に、若い世代にとっては目からウロコとも言えるような、本当にためになることも教えてくれます。
小松がよくある男子学生の失敗をたくさんしてくれるため、同じ失敗をしないように、人の振り見て我が振り直すことができます。
恋愛って何だろう、モテるって何だろうという、一見恥ずかしい内容を、ストレートに描いてくれるから、若い人にとって共感できる内容になっているでしょう。

セトウツミ 此元和津也 (著) 秋田書店

セトウツミ 此元和津也 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 「この川で暇をつぶすだけのそんな青春があってもええんちゃうか」。 まったりゆったりしゃべるだけ。関西の男子高校生、瀬戸と内海のクールでナナメでシニカルな放課後トーク7編。
どんな話ですか? この漫画は男子高校生の瀬戸小吉と内海想が河原で話すだけの物語でそれ以上でもそれ以下でもありません。舞台が河原から移ることはほとんどなく、彼らとその友達の会話劇を中心にストーリーが進行していきます。伏線の回収とウィットに富んだ会話が魅力的で、読んでいると思わずにやっとしてしまうような漫画です。基本的には一話完結のコメディ作品なのですが、ラストで衝撃の事実と展開が待っています。普通の高校生が話すだけなのに面白いという不思議な感覚を味わうことができる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 優れた漫画はおしなべてその作品でしか味わうことができない物語になっていると個人的には思っているのですが、セトウツミがまさにそれです。それこそがおすすめしたい一番の理由です。会話で物語を成立させるだけでなく、笑いやユーモアの中にさらっと考えさせるような言葉が盛り込まれていたり、ただのシチュエーションコメディにとどまらない微妙な空気感は読まないと絶対にわかりません。他のギャグ漫画のように大味ではなく、感情の機微が丁寧に描かれているという点もオススメしたい理由の一つです。
どんな人に読んでもらいたいですか? ギャグやコメディが好きな人にはもちろん、青春漫画が好きな人にもオススメしたい作品です。というのもコメディでありながら登場人物の心情の揺れがリアルであり、瀬戸と内海の二人の友情物語として読んでも上質なストーリーに仕上がっているからです。
読んだことによるエピソード 物語の行間を読む力がついたような気がします。

バビロン大富豪の教え ジョージ・S・クレイソン, 坂野旭, 大橋弘祐(著) 文響社

バビロン大富豪の教え ジョージ・S・クレイソン, 坂野旭, 大橋弘祐(著)文響社

アマゾン商品紹介 漫画だから、お金に悩まず自由な人生を送るための真理があっという間に読めます!
しかも最後は泣けます。
――この本に書かれているのは、「お金儲けのテクニック」ではありません。
金融の起源と言われている古代バビロニアから伝わる「人類不変の知恵」です。
お金に悩まされる現代人に、資産を増やし、お金に縛られず、充実した人生を送る方法を教えてくれます。
だからこそ、この本は約100年もの間、世界中で読み継がれているのです。
どんな話ですか? 歴史の中で繁栄をしたバビロン王国において、貧しい家の少年が大富豪に教えを教わるという話です。豊かになるためには、どうしたらいいのかということをそのストーリーの中で学んでいきます。バビロンの大富豪は、少年に黄金を増やす7つ道具について説明していきます。その中には、金持ちになるための知恵が詰まっています。まず、金持ちと貧乏人の違いは何かについて聞かれる。少年たちは、お金持ちはお金を持っている人だと答えます。しかし、富豪は違うと言うのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? お金に関して、日本人は学ぶ機会がないので、この漫画でとても参考になりました。お金持ちになるためには、お金に働かさせる資産を持たなければいつになっても貧乏人のままだということに気づかされました。ストーリーになっているので、堅苦しいお金の勉強ではなく、学ぶことができるのでおすすめしたいです。この漫画を読んで、自分も収入の10分の1を投資に回したいと思うようになりました。それから、投資についても色々と勉強するきっかけになりました。
どんな人に読んでもらいたいですか? 色々な日本人の人に読んで欲しいです。投資というものに偏見を持っている人に読んで欲しいです。収入が入ってきたら、入ってきただけ使ってしまい、投資どころか貯金がまったくできない、という人に読んで欲しいです。
読んだことによるエピソード 投資について勉強し、投資のブログを始めました。

3月のライオン 羽海野チカ (著) 白泉社

3月のライオン 羽海野チカ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──
やさしさ溢れるラブストーリー。

レビュー①

どんな話ですか? 将棋を題材とした漫画。主人公の桐山零は幼い頃に両親を亡くしており、学校にもなじめず孤独な生活を送っていたが、酔いつぶれていたところをやさしくて暖かい3姉妹の長女に助けられ、その家族と親しくなっていく。家族の温かさもテーマとなっており、とても心温まる漫画となっている。主人公が将棋を通じて棋士として成長していく姿、恋をして人間としても成長してく姿が描かれている。テレビアニメ化、実写映画化がされており、人気の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 青年誌に掲載された漫画であるが、通常の青年漫画らしからぬ、優しく温かみのある雰囲気の漫画であり、男女ともに楽しめると思います。桐山零が棋士として、そして人間として成長していく姿はとても頼もしく前向きな気持ちになることができます。桐山零はあまり学校生活を謳歌はしていないので、ちはやふるのような青春感は少ないですが、ティーンエイジャーが成長していく姿は、男女関係なく、何歳になっても楽しめると思います。

レビュー②

どんな話ですか? 中学生で将棋のプロになった少年・桐山零(きりやまれい)が主人公です。零は事故で両親と妹を失い、父の友人のプロ棋士に引き取られて将棋の道に進んでいきます。

孤独な零は様々な人と出会って、少しずつ変化していきます。事情を抱えて助け合いながら生きている川本三姉妹、友人がいない零を心配する高校の先生、共に競いあうプロ棋士達…。優しくされたり、恨まれたり、怒られたりしながら、零が人として成長していく物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 心理描写が本当に秀逸な漫画です。零が将棋を指している時は、ピンチで水中に溺れている絵があったり、予想もしなかった攻撃を受けたことを家の柱を持って殴られた描写で表現したりします。悩んでいる時には、エスカレーターで延々上っていった先が行き止まりで帰り道が無かったという表現があって、ゾクッとしました。

よく食事風景も出てくるのですが、温かい家庭料理で傷ついた零を癒したり、皆でワイワイと調理をすることで仲が深まっていく様子があったりと、まるで実際にこの人達が存在するかのような錯覚を受けてしまいます。

レビュー③

どんな話ですか? プロの将棋棋士であった父親と死に別れた主人公が、父の友人である棋士に拾われ育てられ、自身も棋士になる。棋士としての成績は順調ながらも「自分は将棋が本当に好きなのか、苦しいだけじゃないのか」という煩悶を繰り返し、孤独にも苦しまされる。そんな主人公を取り巻く同じプロ棋士らの明るい仲間、暗いライバル、またひょんなことから知り合う3姉妹との交流や愛情も描かれ、一人の将棋棋士の人生を立体的に描く物語である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 藤井聡太から始まる将棋ブームの、その将棋の裏側がよくわかるから。藤井くんの淡々とした表情の裏にも、これだけの苦悩や葛藤が隠されていると知ることができるから。人生は一度きりで多くの人は将棋なんて素通りしてしまうけれど、この日本の伝統文化ともいえる将棋のことを、少しでも知っておいて損はないからおすすめしたい。また、作者の羽海野チカさんの画力も日本随一と思う。絵を描きたくて仕方ないというのがコマの隅々に溢れていて、それを鑑賞するという点でも楽しめる。

レビュー④

どんな話ですか? 幼い頃に何もかもを失った少年が将棋という類まれな能力が必要とする世界に身を置き、生きるということのために孤独の中で努力することにより多くの人々に評価され、挫折を味わいながらもライバルたちと成功していき、力強くなっていく物語です。また、一方で、ある一つの温かい家庭に触れることにより、人間としての大事なことを取り戻し、そして愛する人を守ることの大切さと難しさを体験していく中で、成長していくラブストーリーでもあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 将棋の世界であるため、ほとんどの人が知らない世界ではありますが、主人公と同世代の高校生や大学生にとっては、誰もが体験する孤独と人生の岐路に共感が持てるでしょうし、すっかり大人になってしまった人にとっては、複雑ではあるが生き抜いていく中で幸せを感じる家庭を目の当たりにして、なんとなく羨ましく感じ、自分にフィードバックして自分を見つめるいい機会になると思います。また、絵が綺麗でどことなく安心させられるのも特徴の一つだと思います。

レビュー⑤

どんな話ですか? 「ハチミツとクローバー」の作者である羽海野チカさんが、日常を戦う人々を描いた大切にしたくなる作品です。幼い頃両親を亡くし、プロ棋士の内弟子として引き取られた桐山零。中学生でプロ棋士となり、周囲から孤立して生きていた零だが、個性が強すぎる棋士仲間との試合やひょんな事から出会った川本家の三姉妹あかり、ひな、モモとの交流を通じて、自分の居場所を見つけていきます。人と人が関わる痛みや、日常の隅に隠れた優しさを丁寧にすくい上げています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かなりしっかりと将棋の試合が描かれていますが、将棋を知らない人でも楽しめる展開の連続です。戦法や打つ一手一手にその人の生き様や「今」が詰まっていて最高です。戦う棋士たちがとにかくカッコいいです。まさに百戦錬磨のおじさんたちが、勝利のために必死になってもがいて苦しんで立ち向かっていく様が素敵で、そこに下克上していく若手勢の勢いも熱いです。キャラクターが発する言葉の一つ一つに説得力があって、人生の教訓になります。

レビュー⑥

どんな話ですか? 高校生で天涯孤独、そしてプロ棋士の主人公桐山零が川本家の三姉妹と交流を持つようになり、周囲の人とも少しずつ関わりを持つ中で人としても棋士としても成長していくお話。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 心の柔らかで弱い部分を撫でるようなストーリー展開で、状況は違ってもこれ私も分かるなぁと思うことがあるんですよね。そんな登場人物の悩む姿に、自分だけじゃないんだって勇気が貰えます。

四月は君の嘘 新川直司 (著) 講談社

四月は君の嘘 新川直司 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 「あの日、僕はピアノが弾けなくなった‥‥」仄暗い青春を過ごす元・天才少年、有馬公生。夢も恋もない世界に佇む、彼に差し伸べられた手は名も知れぬ少女のものだった!! 少女の名は宮園かをり。性格最低・暴力上等の彼女はしかし、まぎれもなく最高のヴァイオリニストだった!公生は、かつて住んでいた音楽の世界に、強引に引きずり戻される。カラフルに色づく、音楽の世界に! 完結後の今もなお、各界からの絶賛の声が鳴り止まない音楽コミックの金字塔!「音が聴こえる」その描写から、目が離せない!

母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年有馬公生。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い‥‥。だが友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト‥‥少女・宮園かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!! 青春を切り取る注目の作家・新川直司がおくる、切ない青春ラブストーリー最新作第1巻!

レビュー①

どんな話ですか? 14歳の”有馬公生”は幼少期より天才ピアニストとして将来を嘱望されていたが、ある時からピアノが全く弾けなくなる。公生は同じ年のヴァイオリニスト”宮園かをり”と出逢う。かをりがヴァイオリンを演奏する姿を見て公生は心を奪われる。公生はかをりにコンクールの伴奏者をお願いされる。2年前からピアノの音が聞こえないため最初は断る。自分を支えて欲しいと泣きながら頼むかをりに心動かされた公生。2年ぶりに人前でピアノを演奏することを決意する。底抜けの明るさの中にどこか儚さを漂わせるかをり。交流を深めるうちにかをり自身の抱える難題が公生を徐々に翻弄していくのだった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 序盤からテンポ良く進む物語の中で、その時々の主人公の繊細な感情がしっかり表現されています。そのため悩みや悲しみなどを通じて主人公に感情移入しやすく描かれています。また一般的には漫画では表現しにくいとされる音楽の演奏シーン、メロディーが流れるシーンは本当に音が聞こえるかのように描かれており、さらにその演奏に主人公の感情を絡めていく描写は、この漫画独自の表現がなされており圧巻の一言です。その世界にいるかのような没入感が味わえる名作です。

レビュー②

どんな話ですか? 中学生の天才ピアニスト・有馬公生は、厳しい指導を受けた母の死を境に、ピアノの音が聞こえなくなってしまい音楽の世界から離れていました。そして、彼の幼馴染である澤部椿と渡亮太、そして渡に好意を寄せ、椿を介して渡と仲良くなったバイオリニスト・宮園かをりの4人を軸にして、物語は展開します。

かをりたちに半ば強制されることで、彼女のパートナーとして公生は再びピアノに向かいます。彼はかをりにひかれつつも、渡に遠慮してしまいます。また、椿も公生にひかれているのですが、幼馴染の関係を変えられずにいます。

公生の再生、かをりが隠している嘘、4人の恋を描いた、中学生たちの美しい物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 音楽をテーマにしていることもあり、とても美しい物語だと感じました。絵もさわやかで綺麗だと思います。それぞれいろいろな悩みや葛藤を抱えていますが、登場人物たちがみな基本的に良い人たちで、優しく、ひたむきに生きていることが感じられます。そして主人公である公生が徐々に再生し、成長していく姿と、彼を支える周囲の人たちの思いやりにもまた感動します。恋の行方も気になりますし、破天荒な少女であるかをりの嘘にも、涙を禁じ得ません。

範馬刃牙 板垣恵介 (著) 秋田書店

範馬刃牙 板垣恵介 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 板垣恵介入魂、「バキ」最終章!!地上最強の生物・範馬勇次郎VS地上最強の高校生・範馬刃牙。かつてないスケールの親子喧嘩がここに開幕!! だれも体感したことのない闘い、見たこともない敵、すべてが刃牙をおそうッッ!!
どんな話ですか? 前シリーズで各国から脱獄してきた死刑囚を返り討ちにした範馬刃牙。高みに登りつつある彼が次の標的にするのは父であり地上最強の生物・範馬勇次郎。そして白亜紀から目覚めた原人ピクル。かつて自らが倒した戦友に背中を押されながら父親との「地上最強の親子喧嘩」が始まります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 男なら誰もが一度は夢見る肉体的「最強」。このシリーズでは愚直にその道を突き進む少年が戦友と闘い、絶体絶命のピンチを乗り越え、親の偉大さを知り人間的にも成長していくストーリーとなっております。引き締まった屈強な筋肉は至高の域に達しており筋肉好きにはたまりません。
どんな人に読んでもらいたいですか? 筋肉好きの人 ステゴロ(素手の喧嘩)漫画が好きな人 格闘マンガが好きな人
読んだことによるエピソード 当然範馬刃牙や範馬勇次郎のような身体になるのは無理ですが、せめてその1%にでも達せるような肉体になるためにトレーニングを頑張ろうというモチベーションになりました。

あひるの空  日向武史 (著) 講談社

あひるの空  日向武史 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 149cmと小柄な高校生ながら、天性の才能を魅せるバスケ少年・車谷空! 入学先のクズ高で、最初はバスケをやるには困難な状況だったものの、空の熱意に影響を受けて、千秋・百春兄弟や、天才少年・トビなど続々メンバーが集まった! 順調に進みだしたクズ高バスケ部だったが、挫折や事件とあらゆることに巻き込まれていく‥‥。バスケを愛する空たちは、数々の困難にどう立ち向かうのか!?
どんな話ですか? 背の小さい事からハンデとコンプレックスを背負った主人公が母親との約束を果たすべく、高校バスケの大会で優勝を目指すというのが最初の目的だったスポーツ漫画です。スポ根ものと呼べなくは無いですがリアルな人間模様を楽しくヒューマンドラマが魅力な漫画でもあります。不真面目に過ごしてきた部のメンバーでもある不良達が徐々にバスケに本気になっていったり、煙草の不始末により部室を燃やしてしまい廃部に追い込まれたりとバスケ以外の部分も面白いです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分が小学生の頃に連載が開始した漫画であり、当時からミニバスをしていた事もあってか共感できる部分が非常に多いです。部活をしていた時に感じていた特有の空気感が出ている漫画なので、既に引退している人にとっては感慨深く懐かしい、現役の人にとってはあるあると思える所が良い。漫画なのである程度はファンタジーな要素もありますが、巻数を重ねて後半になってから主軸メンバーだったキャラが部活を止めてしまったりとリアルだと感じる部分もあり、そこの具合が絶妙です。漫画は全てが上手く行きすぎる部分がありますが、あひるの空は挫折がメインといっても良いくらい、何かしらに負ける描写があるのでご都合主義過ぎない感じもオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 何かしらの部活に励んでいたり、過去にやって来た方にはヒットすると思います。特にバスケ部だった人ははまれる筈。また、展開がスローペースでじっくり描写してくれるのでしっかりとした物語が読みたい方にもオススメ出来ると思います。
読んだことによるエピソード 部活を止めようか悩んでいた時期に似たような話が漫画で始まりました。元々は仲間だった部のメンバーとの距離感がおかしくなってしまう話を見て、それは嫌だなと思い直した事があります。

ヒカルの碁 ほったゆみ (著), 小畑健 (著) 集英社

ヒカルの碁 ほったゆみ (著), 小畑健 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ある日小6のヒカルは蔵で古い碁盤を見つける。その瞬間、碁盤に宿っていた平安の天才棋士・藤原佐為の霊がヒカルの意識の中に入り込んだ。佐為の囲碁に対する一途な想いが、徐々にヒカルを囲碁の世界へと導いていく…。

レビュー①

どんな話ですか? 小学6年生の進藤ヒカルは、祖父の家で見つけた古い碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為に取り憑かれてしまった。佐為の「神の一手を極めたい」という強い思いを受け、佐為の身代わりに囲碁を打つようになったヒカル。ヒカルは囲碁の面白さに目覚め、同じ年の塔矢アキラや囲碁に打ち込む人々の影響を受け、いつしか自分でも打ちたいと思うようになっていった。佐為が目指す「神の一手」を極めるために仲間と共に修練を重ねるヒカルの成長物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初は指南役の幽霊におんぶに抱っこだった主人公が、どんどん成長していって最後は自分の足で立つ姿は胸にくるものがあります。ちゃんとした指導者、そして自分のやる気がかち合えば成長できる。今何かにつまづいている人にはぜひお勧めしたい。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公のヒカルが小学生の時から囲碁を覚えはじめ、囲碁の面白さや厳しさに目覚めて次第に強くなってゆくが、これはあくまでもヒカルが囲碁を通じて人間的にも成長してゆく物語である。 やがてアマチュアからプロ棋士へと転向し、更には国際戦で世界でもビックスリーとされる日・中・韓の戦いでも活躍することになる。
著者は横手美智子 イラストが小畑健 そして囲碁の指導や監修にあたったのは現役日本棋院の吉原由香里氏(梅沢由香里)である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最近はプロの将棋界や囲碁界は若手棋士の藤井聡太や柴野虎丸などの活躍や影響で非常に人気が高まっています。 特に囲碁は毎週、日曜日になりますとNHKの教育テレビで囲碁の番組がありますし、囲碁将棋の専門チャンネルもあります。 そして、漫画の世界でも将棋や囲碁を描いた本が非常に人気となっています。 特にこれから囲碁をはじめたい人や少しでも強くなりたい人は特に「ヒカルの碁」がおすすめでしょう。 始めの内は囲碁のルールも打ち方も知らなかったけど、この本を見ると次第に囲碁に惹かれてゆくことが必定です。

うしおととら 藤田和日郎 (著) 小学館

うしおととら 藤田和日郎 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 蔵の中に、500年も閉じこめられていた妖怪。ヤツはその昔、人を食い、悪業の限りを尽くしていた。ひょんなことからヤツを解き放ったのが、蒼月潮(あおつきうしお)。うしおはヤツにとらと名づけた……。うしおととらの伝説が、いま、幕を開ける!
どんな話ですか? 古い古いお寺に住む主人公の潮。ある日たまたま見つけた地下室で、槍に刺された妖怪が潜んでいるのを発見しました。ところが地下室を開封した事で妖怪の妖気は同族を呼び寄せ、人間を襲い始めます。「わしならできるぜ」そんな誘いの声に乗ってしまい槍を引き抜いた潮は、すったもんだの末、件の妖怪に取り付かれてしまいました。
「隙を見せたらいつでも食ってやるからな」「きさまが先にくたばれよ!」でこぼこ妖怪退治コンビ、ここに結成です!
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーも絵も当然良いのですが、なにより主役キャラ二人が抜群に良い。潮は年齢相応にやんちゃな子ですが、優しさと正義感も併せ持ち、でも他人の気持ちもちゃんと考えてあげられる素敵な少年です。相棒の妖怪”とら”は妖怪達が恐れおののくほどの強さを持っていますが、食欲より好奇心の方が勝りがちで、テレビに興味を示したり街を散策し始めたり「ネコか」と言いたくなるほどちょろちょろする姿が可愛いです。
そんな二人がタッグを組んで妖怪と戦う姿はまさに圧巻。バトルものが好きな方、相棒という関係に心引かれる方、少年漫画全般が好きな方にお薦めです。
どんな人に読んでもらいたいですか? バトル漫画が好きな人、相棒という単語に心引かれる人、王道の少年漫画が好きな人
読んだことによるエピソード 長い得物を見ると、赤い紐を結びたくなりました。