花のあすか組! 高口里純 (著) 祥伝社

花のあすか組! 高口里純 (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 【コミックス1巻の前編を収録】名作復活!80~90年代、誰もが夢中になった少女漫画の金字塔!九楽あすか14歳、元〈全中裏〉側近“左”。学校でも歌舞伎町でも独立独歩の一匹狼。紅神会・トキ正宗との抗争は、やがて全中裏や鬼畜レディースをも巻き込んで…。親から子へ読み継がれる、魂を揺さぶる不朽の名作!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公である中学生の九楽あすかを中心に繰り広げられる物語で、基本的には敵対する”全中裏”という組織との対立が全編を通してありますが、その中に友情、恋愛、家族愛などの要素も取り込まれていて単なる乙女チックな少女まんがとは違い、女子中学生がバトルを繰り広げるなど、かなりアクションの要素も取り込まれている読んでいてはらはらドキドキする物語です。基本的には都内が舞台ですが、中には”蘭塾編”といわれる問題のある少年少女の施設での物語や、”戦・23編”は都内23区を舞台に陣取り合戦の様な争いを描かれているもなど、とても良く出来た漫画だと思います。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私がこの漫画を好きなところはただの女子中学生の戦いを描いているだけではなく、その中に友情であったり、家族愛であったり、人として大切な部分もしっかりと描かれているところです。また信頼している人に裏切られたりと、ちょっと大袈裟かもしれませんが、”世の中はそんなに甘くない”といった要素もきちんと織り込まれているところです。また基本的に主人公の九楽あすかは一匹狼のスタイルを保っていますが、常に周りには彼女をしたう仲間が存在するところも魅力の一つです。

HEART 高田りえ (著) 小学館

HEART 高田りえ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 超純情少女・優芽(ゆめ)は、カッコ良くて優しい彼氏とあま~い高校生活を送るのが夢。そんな優芽が、尚武(しょうぶ)に一目ボレしてしまいます。尚武を訪ねていった優芽は、そこで尚武が「青いバラ」と呼ばれ、恐れられている元暴走族の超不良と知ってガク然!でもなんとか尚武の目に止まろうとする優芽だけど!?

レビュー①

どんな話ですか? かなり天然だけどド純情な主人公の優芽と族抜けしてきた更生中の不良高校生の尚武さんの王道ラブコメです!
優しくて明るく街の人達に人気者の優芽は、バイクで走る尚武さんを見て一目惚れ。バイクで早く走る事以外興味のなかった尚武さんの気を引く為に、公道レースを挑みます。もちろんバイクなんて乗れない優芽は、弟のマウンテンバイクで勝負。根性で勝利を勝ち取り、見事尚武さんとのキスの権利を貰えました。何事にもひたむきな優芽に惹かれ付き合う事になった2人ですが、今までの価値観が全くチグハグな2人なのて毎度トラブルがおこり、2人で力を合わせて色んな問題を解決していきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ザ王道のラブコメ少女マンガなので万人受けする内容です。

全体的にポップでギャグも取り入れられいて読むととても元気になるストーリーです!

それぞれのキャラの個性も面白く、何よりも読んでいて、彼氏の尚武さんかっこよすぎます。やる事、言う事全てカッコいいので、いつも目を?にして読んでいます。

また天然な優芽の行動が変わっていてギャグとしても面白いです。全10巻なので、長過ぎず、短すぎずちょうどいい長さなので飽きる事がありません。少女マンガが好きな人には絶対にオススメしたい作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 恋愛漫画です。主人公宝優芽は、超がつくほどの純情高校生で突然恋に落ちてしまった相手は不良の尚武という年上の高校生です。彼との出会いは、道路わきで読書感想文のごんぎつねを読んでいるときにそのストーリーに涙しているときに、バイクで通りかかった尚武に涙をふきな的なジェスチャーをされたのと、ヘルメットをはずしたときの美形に一目惚れしてしまったからです。尚武は、元暴走族で、一番バイクで走るのが早く、バイクで大会に出て優勝することを夢に日々バイトとバイクの練習に費やすひびをおくっています。優芽はなんとか彼にふりむいてもらおうと必死にアタックします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ピュアで純真無垢な優芽が、不良で元暴走族の尚武に惚れて、優等生と不良で不釣り合いに思えるが、尚武のほんとの優しさをひきだしたり、尚武のために一生懸命に行動する姿に心奪われる作品だからです。尚武が風邪をひいてバイト休まなきゃいけないときに、学校帰り優芽が尚武のかわりに手をあかぎれになるまでたくさん洗車をして手伝ったりする姿や、けんか禁止マークを手のひらにかいたりしてそれを守る尚武のやさしさにきゅんとします。尚武が、飼っているモモンガのバンも仕草がかわいいです。

SLAM DUNK 井上 雄彦 (著) 集英社

SLAM DUNK 井上 雄彦 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 中学3年間で50人の女の子にふられた桜木花道。高校生となった彼は、ふと声をかけてきた女の子・赤木晴子に性懲りもなく一目惚れ。その「バスケットはお好きですか?」との問いに花道は…!?

レビュー①

どんな話ですか? 不良の高校生(桜木花道)が最後にフラれた女の子に、バスケ部の人を好きだと言われてバスケットボールが大嫌いになっていた。

高校の廊下で一目惚れした女の子から、身長の高さや身体能力の高さを見出されバスケ部への入部を薦められる。

女の子目当てで入部したけど、だんだんバスケットボールの面白さに目覚めていき才能を急速に開花させていく。

バスケ部はいままでは、弱小チームだったが、この年は良いメンバーが入部し強いチームになっていく。

全国制覇へ向けてバスケ部の今後はどうなっていく

なぜその漫画をオススメしたいですか? 学校生活、部活、友情、思いやり、努力、プライドなど現実の生活にもつながる内容が非常に多い。

最近はスポ根の漫画が流行らないようになってきたと思うが、やはり汗と友情と涙は大事だと思う。

携帯電話やLINEなどで、人間関係が希薄になっている時代だからこそ、このような漫画をたくさん読んでもらいたい。

元不良の花道が、周りの仲間たちや、チームメイト、監督、マネージャーに支えられて成長していく姿はとても素晴らしいです。

レビュー②

どんな話ですか? 喧嘩が得意で、元気と人並外れたジャンプ力が取り柄の主人公、桜木花道は、神奈川県立の湘南高校に入学後、一人の可愛いらしい女の子から勧誘をされ、バスケットボール部に入部した。バスケットボール部の部長は、花道を勧誘をしてくれた女の子の兄だった。そして、バスケットボール部の監督は、元全日本のバスケットボール選手という素晴らしい監督だった。

主人公の花道は、喧嘩っ早いことからバスケットボール部部長に口答えし喧嘩もするような毎日だったが、練習試合で神奈川県きっての強豪校に試合をしに行き、その学校で最もテクニカルなバスケットボール部員と対決した時に実力を発揮し、一目置かれる。花道は、自分にはとてつもないパワーとジャンプ力があるため、バスケットボールの天才ではないかと自信を持つようになる。

その頃、元々、湘南高校にいた2人のバスケットボール部員たちと喧嘩をする。実は、この2人がかなりの実力のある部員であり、喧嘩をしたことがきっかけで再びバスケットボール部に復帰することになる。実力がある選手が部に復帰し、そして主人公の花道はじめ、それぞれの選手が持っている実力をさらに強化し、希望や自信を持つようになって、湘南高校で初の全国制覇を目指すことになる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 夢・目標を持って毎日を送ることの素晴らしさをこの漫画を通して、改めて実感しました。自分の人生で夢を持って生きることの素晴らしさを多くの人にマンガを通して感じてもらいたいです。

蟻の王 伊藤龍, 塚脇永久 (著) 秋田書店

蟻の王 伊藤龍, 塚脇永久 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 日本の全てを牛耳る財閥の長・六道鬼三郎が死んだその瞬間、鬼三郎の隠し子である田舎ヤンキー・亜久里四郎の生活は一変! ナイフやボーガン、日本刀に拳銃と何でもアリのサバイバルバトルに巻き込まれて…!? 最強ヤンキーVS国家権力! 前代未聞どころではないバイオレンスがここにある!!

レビュー

どんな話ですか? 「月刊少年チャンピオン」で連載中の作品。地元の不良たちに恨みをかっている主人公は、毎日けんかを売られる生活を送っていた。実は、日本有数の財閥の隠し子で、最強の不良少年「亜久里四郎」が、自分の周りの人々を巻き込み、時には戦い、味方につけていく。権力に逆らい、自らの道を行く人間達を「蟻」と表現し、その蟻の王を目指す男達の生き様を描く。主人公以外にも破天荒な登場人物が数多く登場し、バイオレンスなバトルが繰り広げられる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 男が好きそうなバイオレンスバトル系のマンガ。また、非常に絵のクオリティが高く、バトルシーンや少しいやらしい描画などもあるが、とても見やすく、サクサク読める内容となっている。また、バトルシーンでは、圧倒的な暴力と知力を武器に敵対勢力や襲ってくる人たちを退治していく描画が爽快。また、背景描画や内容なども現代をモチーフに描かれているため古臭さなどがないところも高評価。男が好きそうではあるが女性も引き込まれる内容になっている。

ANGEL VOICE 古谷野孝雄 (著) 秋田書店

ANGEL VOICE 古谷野孝雄 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 ケンカだったらレアル相手でも楽勝!! 腕に覚えのある“ワル”が集まり、“県内最強軍団”と皮肉られる市立蘭山高校サッカー部。その奇跡の物語が始まる。熱き心を取り戻せ!! 本格高校サッカー巨編!!

レビュー

どんな話ですか? サッカー漫画です。不良で仲の悪い連中がひょんなことから選手権を目指していく青春漫画です。

他のスポーツ漫画のようなフィクションっぽさがなくひたすらリアルな高校生の青春を描いております。

不良が更生してスポーツを始めるというのはありきたりな始まり方ですが、一人一人の個性が強くまとまりがないが一つのことに向かって努力している姿に心打たれました。そして、最後にタイトルの意味がわかった時鳥肌が止まらず思わず涙してしまった心打たれる内容です。

ぜひ読んでみてほしい!!

なぜその漫画をオススメしたいですか? スポ根青春漫画という王道漫画ですが、高校生のリアルな青春を描いていてスポーツをやっている人間なら全員共感できる内容が心打たれます。本当の仲間、100%努力すること、諦めないこと、自分を信じる事、誰かの為できる優しさこれら全てをリアルに描いてくれています。

あまり漫画で感動したことがなかったですが、個人的にはスラムダンク級、ワンピース級の衝撃を受けた漫画です。

あまり知られていないのかな?周りに聞いても知らない人が多いのでぜひぜひ見てほしい!!

サムライソルジャー 山本隆一郎 (著) 集英社

サムライソルジャー 山本隆一郎 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 若さと無謀が交錯する街、東京・渋谷に「凶竜」と呼ばれた男、藤村新太郎が帰ってきた!! 最強不良集団「ZERO」の頭、桐生達也の「統一宣言」で、一気に血の匂いが充溢する渋谷!! 元・「ZERO」メンバーの新太郎は争いの渦中へ少しずつ…!? 無軌道な暴威が紡ぐ、ギャングスタ抗争物語が今、幕を開ける…!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公の藤村新太郎が少年院から戻って来たことろから物語がスタートする。

渋谷で最強のチームと呼ばれていた「ZERO」の元メンバーである新太郎は渋谷に戻って来て花屋でバイトをしている。

平穏な日々を過ごすはずだったが、親友の桐生が不穏な動きをしていることを聞かされる。

心配になった新太郎は桐生の目を覚まさせる為に再び渋谷の悪ガキ達の世界に戻ることになる。

「渋谷の恐竜」と恐れられていた新太郎が渋谷を舞台に暴れまわるヤンキー漫画である。

「ZERO」のメンバーも個性豊かで魅力的な男が揃っている。

なぜその漫画をオススメしたいですか? もう大人になって社会人として真面目に生きていこうとしている主人公が昔の仲間の為に再び不良の世界に戻ってしまう設定が面白いです。

登場人物の1人1人に物語があります。そして、背負っているものがあるのでお気に入りのキャラクターを見つけることができると思います。

ヤンキー漫画といえば大体は高校か中学を舞台にしていますが、サムライソルジャーは若干20歳や20代の登場人物が多く、大人と子供の間で葛藤している様子も描かれています。

他のヤンキー漫画とは一味違います。

天使な小生意気 西森博之  小学館

天使な小生意気 西森博之  小学館
アマゾン商品紹介 皆が恐れる最強の不良・蘇我源造は、登校中に出会った同級生の美少女・天使恵に惚れてしまう。恵はケンカがメチャクチャ強くて言葉遣いも乱暴、それにはとても深い理由が…? でも、そんなのお構いナシの源造は、あの手この手で恵に猛アタックを開始! 更に、同じく恵にゾッコンの平凡な同級生・藤木と安田も加わり、争奪戦は早くもデッドヒート!!待望の第1巻配信。

レビュー①

どんな話ですか? ある春の日、不良高校生・蘇我源造は奇跡の美少女・天使恵と出逢う。恵のあまりの美しさに心が洗われる…と思ったその瞬間、恵が源造の股間を蹴り上げる!?
魔本の力で性別を女に変えられてしまった恵と、幼馴染の美木は、恵を男に戻す為に再び魔本を手に入れようとしていた。恵と恵に惚れた男達が『めぐ団』を結成し、彼らの前に立ちはだかる困難を乗り越えていく、ドタバタ学園コメディー×ヤンキー漫画。『俺は男だー!』と叫ぶ恵は、本当に男に戻ってしまうのか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? めぎゅーーーーーー!恵がとにかく可愛い。西森博之先生の作品といえば『今日から俺は‼︎』が有名ではあるが、個人的にはこちらの『てんこな』を推したい。ヤンキー色の強い作風に超絶美少女をぶち込むことによってマイルドかつフレッシュな物語になっている。登場人物がヤンキーだけではないところも推したい。普通の藤木に眼鏡の安田。彼らがモブキャラでなく主要キャラとして活躍出来るのは作者の手腕によるもの。ヤンキー漫画の入り口にどうですか。

レビュー②

どんな話ですか? ヒロイン・天使恵には、少年時代に、拾った魔本「天の恵み」から現れた小悪魔によって少女に変えられてしまったという過去があります。そのことは本人の他には、当時その場にいた幼馴染・美木しか知りません。やがて絶世の美少女へと成長した恵は、美木とともに剣ヶ峰高校に入学。そこで、恵に惚れ込んだ不良・蘇我源造をはじめ、個性豊かな仲間たちと出会います。彼女は男に戻ることを夢見つつも、学園生活を送っていくのですが、彼女らの前には様々な事件や困難が立ちはだかります。それらを仲間たちと力を合わせて乗り越えていく中で、彼女も、彼女の仲間たちも人間的に成長していくのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とても一言では言い表せない、深い魅力のある作品だからです。ストーリー、ヒロインをはじめとした登場キャラクターたちのキャラクター造形、心理描写、絵柄、どれをとっても味わい深く、何度読んでも(むしろ読み込めば読み込むほど)惹き込まれます。完結から20年近くたった今読んでも、その魅力は衰えるところを知りません。特に魅力的なのは、キャラクター造形の深さ。華やかで芯が強く、どうしても目立つ存在であるヒロインがいる中で、彼女の取り巻き的キャラクターの方が圧倒的に輝くシーンも多く、この作品では誰もが主人公なのだと思わせられます。

レビュー③

どんな話ですか? 主人公の天使恵(あまつかめぐみ)は、お金持ちの一人娘で、すれ違う人が全員振り向くような超絶美少女。

だけど、異様に運動神経が良く、一人称も「俺」と中身はボーイッシュ。

実は恵は小学生の時に、不思議な本に取り憑いた精に「願いを叶えてやる」と言われ、「男の中の男になりたい」と言ったのに願いとは真逆の「女の中の女」にされてしまった、元男の女の子だった。

そんな恵に一目惚れした不良で有名な同級生・源造、恵の幼馴染の美木、その他恵に積極的に関わろうとする同級生たちを巻き込みながら、「男に戻りたい」という恵が精を探し、過去に起こった真相に辿り着こうとする。

たくさんのトラブルを乗り越え、源造の熱烈なアタックをかわしながらストーリーが進んでいくラブコメディ。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 尋常じゃない強さの恵が悪漢を倒したり、恵がモテすぎることを僻む女子に一方的に攻撃されたりと、普通のラブコメの要素だけでなくアクション、学園、友情など様々な要素があり飽きずに読むことができます。魅力的な登場人物ばかりで、ストーリーも波乱万丈で続きが気になり、一気に読んでしまえる漫画です。また、シリアスなシーンであっても細かいギャグが挟まれるので、笑いながら読むことができます。ギャグ回に至ってはお腹が痛くなるほど大笑いできます。

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 実写映画化で話題!『新宿スワン』作者の和久井健が贈る、最新巨編!!

ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!

【各方面から称賛の声!!】
2017年の新連載で1番売れたサスペンス漫画!
&2017年の新連載で1番売れたタイムリープ漫画!!

LINEマンガ総合ランキング1位獲得!!

ホリエモンが選ぶ今読むべき漫画11選ノミネート!!

鈴木達央 VS. 島﨑信長!? 一人三役で熱い掛け合いをした
最新PVがYoutubeで公開中!!「鈴木達央 島﨑信長 東卍」で検索!!

レビュー①

どんな話ですか? 過去をやり直すタイムリープもので、不良漫画です。現代では冴えないフリーターである主人公の武道はある日、東京卍會という凶悪な組織が起こした抗争のニュースを観ました。その抗争に巻き込まれ、中学時代に付き合っていた彼女が亡くなったことを知ります。そのことで過去を思い出し、今の自分の姿を情けなく感じていました。仕事をクビになった帰り道、駅のホームで何者かに後ろから押され、電車の目の前に落ちてしまいます。死ぬと思った瞬間、亡くなった彼女のことを思い出し、自身が全盛期だと思っていた中学2年生の頃を思い出します。走馬燈だと思っていた武道でしたが、気付けばあまりにもリアルな光景が目に飛び込んできます。ヤンキーだった自分の姿。そして確かにあった過去の出来事を体験します。それは現代では東京卍會と呼ばれる組織となった不良グループ。誤ってその一員達に喧嘩を売ってしまい、虐げられ、逃げ出した過去。その後、彼女だったヒナタと会い、好きだった想いを思い出します。その帰り道、彼女の弟と出会い、彼と握手を交わすと気付けば現代に戻っていました。現代で出会ったのは成長したヒナタの弟。彼は武道にタイムリープしたのだと告げられました。そして彼はタイムリープ出来る武道に、姉を救う協力を願い出るのでした。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最近世に出る作品のほとんどが俺tueeeと呼ばれる、言わば強い主人公が周りからもてはやされるものばかりです。そのせいで迫力というか息を呑む展開というか、ワクワクするような作品があまりありません。そんな中で今やだいぶ見なくなった不良が喧嘩をする漫画で、それでいてミステリー要素のあるタイムリープ作品。読んでいて心が躍らないわけがありません。主人公は決して強い人間ではありません。どこにでもいるような少年。そんな彼が努力し、周囲を変えていき、目的を達成させる。そんな物語であるこの作品を読んでもらうことで、読者の心を成長させてくれるのではないかと思います。

レビュー②

どんな話ですか? ヤンキー×タイムリープ漫画。

人生どん底のフリーター生活を送っていた主人公・タケミチ。ある日、中学時代の彼女・ヒナタと、その弟・ナオトが、関東最凶組織「東京卍會」の抗争に巻き込まれ、死亡した事件を目にする。その翌日、タケミチは何者かに背後から押されて、駅のホームから線路に転落させられる。死を覚悟したその瞬間、12年前の中学時代にタイムスリップ。過去に戻ったタケミチは、ナオトに遭遇。「12年後ヒナタが殺される」と伝えたことにより、未来が変化する。ヒナタを救うことはできなかったが、現代に戻ると、ナオトは死をまぬがれ、刑事になっていた。そして、タケミチに対し、ナオトは「12年前に戻り、東京卍會を潰せばヒナタを助けられる。力を貸してほしい」と言うのだった。タイムスリープする方法は、現代、あるいは過去にいるナオトと握手すること。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、過去と現代を行き来し、元凶となった関東最凶の暴走族チーム「東京卍會」で成り上がる姿を描く。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ヤンキーとタイムリープを組み合わせた設定がまず珍しく、面白いのだが、主人公のタケミチは、ヤンキーなのにケンカがとても弱い。そんなタケミチが、彼女を救うために、過去に戻るたびに、どんどん仲を深め好きになっていく仲間たちを守るために、事件や人物にまっすぐにぶつかっていくところに胸を打たれ、「ヤンキー漫画」へのイメージが覆される。また、そんなタケミチの姿に仲間たちも心を動かされ、仲間たちがタケミチを支えていくのだが、仲間を思い合う友情にも感動する。ヤンキーものではあるが、こんな仲間たちに出会いたくなる。こんなにも全力な時間を過ごしたくなる。

頂き!成り上がり飯 奥嶋ひろまさ (著) 徳間書店

頂き!成り上がり飯 奥嶋ひろまさ (著) 徳間書店

アマゾン商品紹介 不良高校の王森高校では、誰もが第三十五代頭のメリケンを狙い、ケンカに明け暮れる日々。一年のケニーもメリケンに挑むものの、あっさりボコボコにされながら、空を見上げて己の無力さに涙していた。しかし、偶然ケニーの弁当を食べたメリケンは、あまりの美味しさに重いパンチを喰らったような衝撃を受けた!料理の腕前が武器になると悟ったケニーは全生徒の胃袋を掴んで王森高校の“頂き“に成り上がると誓った!
どんな話ですか? 王森高校でのヤンキーのてっぺんを狙う料理が得意な1年生・ケニーはケンカはイマイチだが自分の料理は武器になる!ということで飯で学校のヤンキーたちを手なずけて成りあがるストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ヤンキー高校の男の子たちがケンカ等で殺伐としていたのがおいしい料理でほのぼのとしていく…というギャグがほほえましくてかわいいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? グルメ漫画や料理漫画が好きな人、
不良男子キャラクターたちのほのぼのが見たい人、
ごついキャラ以外に美少年タイプのキャラも多いので、美少年好きな人にもおすすめ!
読んだことによるエピソード ケニーの料理する内容は家庭料理やお弁当などが主なので、いつもの料理をちょっとおいしくする簡単なお料理小ネタなど参考にして普段の料理に取り入れたレシピがあります!

ホーリーランド 森恒二 (著) 白泉社

ホーリーランド 森恒二 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 学校にも家庭にも身の置き所がなく、自分の存在が確認できない高校生・神代ユウ。ボクシングのワン・ツーを覚えた彼は“ヤンキー狩り”をするハメになり、夜の街の戦いに巻き込まれていくが…!?

レビュー①

どんな話ですか? 引きこもりの高校生「神代ユウ」が、路上のカリスマと呼ばれるストリートファイトの達人「井沢マサキ」と出会い、あらゆる格闘技の猛者たちを倒していくアクション漫画です。

主人公の神代ユウは最初我流のボクシングをベースとして街の強敵たちと闘いを繰り広げますが、もう一人の主人公と呼べる井沢マサキに、路上で通じるオフェンスやディフェンスを教わり、圧倒的に強くなっていきます。

作者である森恒二さんが格闘技経験者であり、実際にストリートファイト経験者のため非常にリアリティのあるバトルシーンが秀逸な作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私はボクシングを通算6年以上経験しており、実際に若い頃ストリートファイトをしたことがあります。ですからこの作品は本当に「リアルな喧嘩」を上手く再現していると感じました。実際に格闘技経験者同士がノールールで戦った場合にどのようなリスクがあるのかがよく分かります。喧嘩を勧めているわけではなく、逆に格闘技をたしなんでいる人間が素人相手に手を出すとどうなるか、または異種格闘技のようなものをリング外で行うと悲惨な結末が待っているというのが理解できるはずです。若いうちは血気盛んで自分の力を試したいという人が多いですが、この漫画を読んで実際の喧嘩の危険さを知ってほしいと願います。

レビュー②

どんな話ですか? 学校ではいじめられ、家庭内では家族からの憐れみの目に苦しみ、どこにも居場所がないと絶望していた主人公が、喧嘩を通じて夜の街に居場所を見出し、さまざまな登場人物との喧嘩や友情を通して人間的に逞しく成長していく、といったお話です。もちろん主人公は最初から喧嘩が強かったわけではありません。不登校の生活の中、本で知った知識をもとにボクシングの練習を室内で始め、そこで知ったワン・ツーの素振りだけを毎日5000回などと続けていくうちに、いつしか喧嘩に必要な瞬発力や判断力を身に付けていき、そこから夜の街を舞台とした人間成長劇へと発展していきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 喧嘩の描写が単に暴力的であるような漫画とは違って、パンチひとつにしても力の込め方から拳の軌道など、かなりテクニカルで踏み込んだ内容の説明が読めることです。どんな分野でも素晴らしい技術にはそれを裏打ちする原理や鍛錬の仕方があるのだなあといったことが納得させられます。また、主人公の、がむしゃらな反復練習的努力だけでなく常に考え続け、技術を自分なりのものとして完成させようと真剣になるさまにも感動させられます。また、ひとりだけの力だけで強くなることは不可能であることを数々のストリートファイトで得た師や友人から学んでいく姿も非常に教訓的でした。