はいからさんが通る 大和和紀 (著) 講談社

はいからさんが通る 大和和紀 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 70年代に少女たちの間で空前の「はいからさん」ブームを巻き起こしたラブコメの名作が、装いも新たに登場!! 時は大正、花村紅緒、17歳。明るく元気いっぱいのハイカラ娘。恋も結婚も自分で選びたいと夢見ていたある日、伊集院忍という許嫁の陸軍少尉が現れる! 自分のじゃじゃ馬ぶりをいつも面白がる笑い上戸の彼が気に入らない紅緒は、この結婚を破談にしようとして!? 2017年に劇場版新作アニメも公開予定!

レビュー

どんな話ですか? 作者は大和和紀。
時は大正時代の物語。花村紅緒の母親は小さいころに亡くなり、紅緒は厳しい父に育てられた、男勝りの?!元気な女の子です。
近所に住む、幼なじみの「蘭丸」は相反して?!
はかなくけなげな性格で、一見女の子に間違えられそうな男の子です。
男らしい?!性格の紅緒さんに憧れています。

大正時代という時代背景もあって、紅緒さんには許嫁(いいなずけ)がいます!
その許嫁が、めちゃかっこいい!!
「伊集院忍」お名前も、めちゃかっこいい!!
のであります。

そんな前半は、ほのぼのした少女漫画なのです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 「大正ロマン」おすすめです。

なんと、「鬼滅の刃」と同じ時代なのです!

着物や建物などモダンところが、素敵ですね!紅緒さんは、はかま姿の女学生です。人力車に乗ったりします!

そして、許嫁(いいなずけ)がいたり、ちょっと現実離れしています。
令和とは全く異なる習慣、慣習を感じます。昭和、平成、令和生まれには、新鮮なお話ですね!

天真爛漫な紅緒さんは、許嫁と結婚します。今の時代なら考えられないです。でも、許嫁が超イケメンの育ちのいいメンズなんです!

それなら、ありですかね~!

 

天は赤い河のほとり 篠原千絵 (著) 小学館

天は赤い河のほとり 篠原千絵 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 みごと高校入試に合格した夕梨(ゆうり)は、ずっと好きだった氷室君とファーストキスまでして、嬉しいことばかり。でもそんなある日、彼女の目の前でコップの中の水が勝手にわきあがるという奇妙な出来事が!!さらに、水槽の中から手が出てきたり風呂の中に引き込まれそうになったりと、おかしな事は続く。初めは錯覚だと思っていたのだが、しだいに怖くなっていく夕梨。そしてある日、氷室君とのデートの途中で、夕梨は水たまりから出てきた手に捕まって、水の中に消えてしまう。やっとの思いで水から逃れた夕梨だが、辺りにはさっきまでとは全く別の風景が広がっていた。なんとそこは古代ヒッタイト帝国で…!?

レビュー

どんな話ですか? 「少女コミック」にて連載されていた篠原千絵先生の作品で、ストーリーはとある普通の女子高生がある日紀元前の世界にタイムスリップし、そこで王国の皇子と親密になり、活躍していくといったファンタジーと恋愛要素がつまった物語です。よくある女性が好きそうな内容なのですが、割と歴史物としても細かい設定で背景が描かれていたり、王国同士の争いに巻き込まれ、主人公の女の子が戦略のため、妻として他国に迎え入れられそうになったりなど、基本的にはイケメン王子との恋愛ものですが、一筋縄ではいかない物語の進展があるのが非常に魅力的です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作品自体は90年代後半から連載が始まって、2005年に完結するのですが、なんといっても少女漫画らしい、篠原先生の美しい画力が1番のお気に入りポイントです。主人公はもちろん、それぞれの国の王様や王妃様などがとても神秘的に描かれており、またサブキャラで出てくる人物も魅力的なので物語に厚みを加えてくれます。特に主人公と王子が恋愛モードに入っていくシチュエーションはとても美しく、丁寧に描かれているので読み進めていくのも全く苦にならず、盛り上げてくれます。もちろんファンタジーなので非現実的なこともありますが、歴史的背景や政治的要因もストーリーに絡んでくるので、単純に恋愛ものというだけでなく、楽しめるので、数年ぶりに読みたくなる作品の一つだと思います。

11人いる! 萩尾望都 (著) 小学館

11人いる! 萩尾望都 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 宇宙大学受験会場、最終テストは外部との接触を絶たれた宇宙船白号で53日間生きのびること。1チームは10人。だが、宇宙船には11人いた! さまざまな星系からそれぞれの文化を背負ってやってきた受験生をあいつぐトラブルが襲う。疑心暗鬼のなかでの反目と友情。11人は果たして合格できるのか? 萩尾望都のSF代表作。

レビュー

どんな話ですか? 萩尾望都氏のSFです。舞台は宇宙の学校での卒業試験の話です。その卒業試験は、10人の卒業生のグループでトラブルに対応するというものでした。それは、宇宙では何が起こるかわからないので、その対応能力を見るものだからでした。主人公の少年タダはその卒業試験に挑みますが、同じグループになった卒業生はなかなか個性的な人物が集められていました。しかしタダが驚いたのはそんなことでなく、10人で行う試験のはずが、タダのいるグループは11人いたことでした。しかしすでに試験は始まっており、試験を中断することはそれだけで失格になるという規定です。タダたちがどんなふうにトラブルを解決していくのか、11人目は誰なのか、そんなところが見どころになっている漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 萩尾望都氏の繊細な線のきれいな絵をたくさんの人に見て欲しいです。最近の少女マンガとはちょっと違うと感じられるかもしれませんが、この独特の世界を知って欲しいです。萩尾望都氏というと「トーマの心臓」などのバンパイヤものが良く知られているので、ホラー作家と思っていらっしゃる人もいるかと思いますが、彼女はSFが得意だと私は思っています。また、「11人いる!」は続編もあり、とてもドラマチックになっているのでそちらも併せて読んでいただきたいと思います。

テニスの王子様 許斐剛 (著) 集英社

テニスの王子様 許斐剛 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 テニスの名門校・青春学園中等部に入学してきた越前リョーマ。アメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持ち、天才少年と呼ばれるリョーマだったが、青学テニス部には、1年生は夏まで大会に出られない規則があり…!?

レビュー

どんな話ですか? 天才テニス少年越前リョーマが入学した青春学園中等部のテニス部が、全国大会優勝を目指す漫画です。部内のレギュラー部員決め、都大会、関東大会そして全国大会までの道のりが描かれています。もちろん主人公視点の漫画ですが、その仲間たちである個性が強すぎな青春学園のテニス部員たちにもスポットが当てられ、それぞれが成長していく姿を追っていけます。全国大会優勝へ進むにつれ、ライバル校も増え、相手もとても強い人ばかりになります。そんな中、リョーマや青春学園テニス部の皆はどのように乗り越えていくのかが見所です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ライバル校も含めキャラ達が個性豊かです。キャラ数が多いにも関わらずキャラ被りが無いのが魅力的な点です。また、主人公の学校はもちろん、ライバル校のキャラ達が抱えている想いや優勝を目指す理由なども描かれているので、自分の好きなキャラや応援したい学校が見つかります。ファンブックが分厚いだけあって、鞄の中身や足の長さ、親の職業まで各キャラの細かいプロフィールが設定されています。

テニスのルールがわからなくても、テニスのインストラクター経験を持つ作者が描く試合展開に引き込まれます。その試合をまるで目の前で観ているかのように読み入ることができるのもオススメしたい点の一つです。技もかっこいいものから笑えるものまで幅広く、ゲームになるくらいです。お話もテニスだけではなく日常を描いたものやネタ回もあるのでスラスラ読めます。

現在は「新テニスの王子様」という全国大会後でワールドカップを目指していますが、まずは原点のテニスの王子様(旧テニ)を読んで世界観を味わって欲しいです。

少しズレるのですが、テニスの王子様はキャラソンも多く、漫画を読んでいるとキャラソンも楽しめます。キャラの強い個性がさらに強調されているものから、漫画の中の試合がピックアップされたもの、さらに相手キャラ視点の曲まであるので楽しさや感動が増えます。

ベルサイユのばら 池田 理代子 (著) 集英社

ベルサイユのばら 池田 理代子 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 『ベルサイユのばら』は1972年に週刊マーガレットで連載開始以来、40年余にわたって愛読されるロングセラー。フランス革命を背景に展開される人間ドラマは、マリー・アントワネット、オスカル、フェルゼンの出会いから始まった!

レビュー①

どんな話ですか? フランス革命にもまれる激動の時代を生きたマリー・アントワネットとその周りで起きたドラマを描いた作品。マリー・アントワネットの臣下である男装の麗人、オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェが主に物語の中心となって、フランスの貴族社会のきらびやかさと閉塞や、中流・下流社会との格差など様々な視点からのフランス革命にいたるまでの歴史とドラマを描いている。宝塚歌劇団によって舞台化などもされ、不朽の名作として知られている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、いかにも少女漫画らしい華やかさときらびやかな線と絵が素晴らしい。肌のつやまで感じるようなかわいらしいマリー・アントワネットと断頭間近の疲れ切ったマリー・アントワネットの差がこの少女漫画絵で表現されるのはすごいことだと思う。また、内容もフランス革命にむけてくすぶっていく下流社会の闇や上流社会の選民意識からくる傲慢さ、その中での一人ひとりの考えや感情が歴史を動かしていく壮大さなど、スケールが大きくしかもそれが濃密にコンパクトに語られている。フランス革命の歴史入門書にしても良いくらいに感じる。

レビュー②

どんな話ですか? フランス革命が起こる前からフランスが変わっていく様子が描かれています。実在の王家や政治家や事件が登場するだけでなく、架空の人物とうまく絡み合わせて、恋愛模様、貴族の内部事情等が面白く表現されています。40年以上前の漫画だというのに、「内容は知らないけど、オスカルやマリー・アントワネットというメインキャラクターが化粧品のイメージキャラクターなのは知ってる」等、いまだに話題に出る漫画です。それだけ、登場人物の魅力がそれぞれ溢れているのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? そこそこボリュームのある漫画ですが、あまりの内容の濃さに、自分がその時代を経験した気分になりました。最初から最後まで話のまとめ方が巧く、当時24歳だったという池田理代子先生の才能に驚愕します。フランスの歴史や実在の人物の特徴を印象的にしているだけでなく、架空の人物の物語も、「本当にこの人達は実在していたのでは?」と思わせるほど見事に自然に歴史に絡み合っています。単に歴史モノというより、思うようにいかない恋愛や人間関係等もあり、次々亡くなるキャラクター達。何度読んでも涙が止まらない作品です。

美少女戦士セーラームーン  武内直子  講談社

美少女戦士セーラームーン  武内直子  講談社
アマゾン商品紹介 生誕25周年を超えた今も輝き続ける「美少女戦士セーラームーン」。連載当時の扉絵も再現した「完全版」バージョンで、永遠の名作をいつまでもあなたのもとに。

レビュー①

どんな話ですか? 言わずと知れた名作少女漫画。
月野うさぎはドジで泣き虫な中学2年生。人語を話す不思議な黒猫・ルナとの出会いをきっかけに、うさぎの生活は『美少女戦士セーラームーン』に変身して敵と戦う日々へと一変する。同じ街に住む他の少女達も仲間に加わり、5人で人知れず街を守る為に戦い続けていたのだったが、ルナからの指令を受け、『幻の銀水晶』と『月のプリンセス』の捜索も始める。うさぎ達の前の立ちはだかるダーク・キングダムの面々、そして謎の男性タキシード仮面。果たして『幻の銀水晶』と『月のプリンセス』を見つけることは出来るのか?うさぎ達の運命は?
なぜその漫画をオススメしたいですか? 伝説級漫画なので、日本国民なら読まなくてはならない。セーラー服で戦う美少女というキャッチーさもさることながら、当然だが少女漫画としてのクオリティも最高級に高い。『これだけ質の高い漫画だから世界で流行ったんだ…』と納得せざるを得ない。天才。当たり前だが作者は天才。1992年の連載開始から29年。29年も昔の作品なのに今見てもうさぎちゃん可愛いと思えるんだからこの漫画は本当に伝説。

レビュー②

どんな話ですか? 泣き虫でドジな女の子、月野うさぎが黒猫のルナと出会ってセーラー戦士として目覚め、地球を侵略しようとたくらむ敵と戦っていく物語。月野うさぎはドジで泣き虫な中学二年生の女の子。ある日、不思議な黒猫ルナと出会う。ルナは今、迫る危機を救うために選ばれた戦士を探していた。その一人がうさぎであると伝えるのだが、うさぎは夢かと思って寝てしまう。するとルナはプレゼントだと綺麗なブローチをうさぎに贈る。選ばれた戦士であることを証明するためにルナはうさぎに変身の呪文を教えた。ルナに教えられた呪文を叫ぶとブローチの力でうさぎはセーラー戦士に変身。セーラームーンが誕生した瞬間だ。そのまま初めての戦いに臨むことになるが、怖い敵に大苦戦。泣き出してしまうが、その時に現れた謎のタキシード仮面に助けられて無事に敵を倒す。敵の侵略は止まることがなく、それにつれて仲間も増えていく。同時にセーラー戦士の使命がルナから明かされる。月のプリンセスと月の王国の秘宝である幻の銀水晶を探し出し、守る。それが使命だ。銀水晶はとてつもない力を持ち、敵もそしていつも助けてくれるタキシード仮面も狙っている。だが、ルナですら知らない秘密がまだまだ隠されていた。うさぎたちの前世からの物語が時を越え紡がれる、恋と戦いの物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めて読んだ時、とてもドキドキして読み進めた漫画です。可愛い女の子たちがかっこよく変身して、敵と戦うことにとてもあこがれをもちました。そして前世から続く恋の物語にも胸をときめかせて読んでいました。特別じゃなくて、どこにでもいる普通の女の子が変身して戦うというそれまでになかったお話と綺麗な絵柄に惹きつけられました。主人公のうさぎちゃんたちがとても大人っぽく見え、恋のお話にもあこがれていたのを思い出します。今ある戦う女の子たちの物語の原点ともいえる、この作品を時代背景も感じ取りながらぜひ読んで欲しいと思います。

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

BLEACH 久保帯人 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 黒崎一護・15歳・ユウレイの見える男。その特異な体質のわりに安穏とした日々を送っていた一護だが、突如、自らを死神と名乗る少女と遭遇、「虚」と呼ばれる悪霊に襲われる。次々と倒れる家族を前に一護は!?

レビュー①

どんな話ですか? 王道のバトル漫画です。

人よりも霊感があり、霊が見えるということ以外普通の学生だった主人公「黒崎一護」が、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊に襲われ、死神である「朽木ルキア」から虚と戦うために必要である死神の力を与えられることから物語が始まります。

しかし、普通の人に死神の力を与えることは死神の掟を破るものであり、ルキアは死神界に幽閉され、裁判が行われ、処刑される判決が出てしまいます。一護は責任を感じ、仲間とともに死神界にルキアを奪還するために乗り込みます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 王道のバトル漫画ですが、とにかく随所に作者のこだわりが見えて他の作品にはないオリジナリティを感じるのでお勧めです。

例えば、コマ割りやカット、セリフ、使っているペンも筆で描いたような仕上がりになっていて、ぱっと見ただけでも他の作品との違いがわかります。また、登場キャラクターも豊富ですが、ひとりひとり設定が細かくされていて個性的なキャラクターが多いこともお勧めの理由になります。そのような作品のため、映画化・舞台化・小説化など様々な媒体に変換されています。

レビュー②

どんな話ですか? BLEACHは「死神代行編」「尸魂界(ソウルソサエティ)編」「波面(アランカル)編」「死神代行消失編」「千年決戦編」の五部から成り立つ少年ジャンプ発行の漫画である。主人公黒崎一護は生まれつき霊感が強く幽霊を見ることができ、成仏しながら高校生活を送っている。そんなある日一護の前に朽木ルキアという死神が現れた。死神の仕事は虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊を魂葬(成仏)することである。ルキアは虚の退治にやってきたと一護に告げるが一護は虚の存在を信じなかった。その時虚が一護の家にやってきた。虚の前に家族を襲われた一護は虚を倒そうとするが失敗しルキアが傷ついた。虚を倒すためルキアの死神の力を一護に託し一護が虚を退治する。この時から一護は死神代行としての日々が始まる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの高校生がある日家族を守るため死神の力を得る。その中で各小編で助けたい人、守りたい人が現れる。守る対象のためにどんどんと力をつけていき敵に果敢に立ち向かっていく。仲間も最初は敵だったがどんどんと仲間が増えていき、それぞれが助けたいもの、守りたいもののために全力で戦う。個人的には仲間の井上織姫を助けるために敵の本拠地に乗り込み自分がボロボロになり自分の理性がなくなっても戦い続けるシーンがあって、仲間を救出出来たところがおススメしたいポイントです。

レビュー③

どんな話ですか? 幽霊が視える高校生・黒崎一護がある日を境に死神・朽木ルキアと出会い、虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊が姿を現した。虚は一護を狙っていたけど一護の家族が襲われた。それを救ってくれたのはルキアが虚に重傷の傷を負わされ、家族を救うため一護自身も死神になる事になる。そして死神の力を失ったルキアの代わりに死神代行として町に現れる虚を退治することになる。そして他の死神や強い虚とかと戦っていくストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? BLEACHの漫画を読んでいると世界観にドキドキするし、自分自身もこういう風に強くなりたいなと思うし、ストーリーが気になって発売日とかまだかなと思ったりするほど面白いので読んでほしいと思います。あとキャラクターも魅力のひとつで、私は十番隊隊長・日番谷冬獅郎が一番好きなキャラクターです。他のキャラクターもカッコいい人や可愛い人ととかもいるのでオススメしたいし戦闘シーンも動きがあって迫力があり好きでオススメですね。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公の高校生黒崎一護が一人の少女と出会った、その少女は死神だった。

そこから黒崎一護は、現世と死神の世界【ソウルソサエティ】を守るために戦うことになる。

少年漫画界の巨匠久保帯人が描く、渾身のバトル漫画。

圧倒的な画力で表現される【キャラクター】【世界観】がBLEACHの世界へあなたを誘うこと間違いなし。

また、少年漫画なだけあり男心をくすぐる【技】【武器】もこの作品を、私が愛してやまない作品たらしめる理由の一つであることはいうまでもない。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 久保帯人先生の世界観、アイデンティが遺憾無く発揮されているからです。

彼の特筆すべき稀有な才能は、画力のみらずストーリー、デザインなど候補をあげればキリがないが一番はワードセンスである。

彼の言葉に射抜かれた少年、青年はかなり多いのではないだろうか。

彼のワードセンスは一体どれほどの経験を積んだ上に滲んだものなのだろうか。

私のような普通の人間では彼のメッセージを上澄みしか、感じることができないのが悩ましい。

作品内にも彼のワードセンスを存分に練り込んであるので、ぜひ熟読して欲しい。

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のルフィは、海賊王を目指して航海をスタートするところから物語が始まります。村で助けてもらった海賊のシャンクスとの約束を果たすために、グランドラインを目指していきます。航海が進むにつれて、ゾロやサンジ、ナミ、ウソップなどルフィの魅力に惹きつけられ仲間も増えていきます。強敵を倒しながら海賊としても、世界に名前が通じるようになり、ワンピースを目指して四皇や宿敵である黒ひげ海賊団との熾烈な戦いを繰り広げていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公のルフィは、無鉄砲ながらも人を惹きつける魅力を持っており、仲間を思いやったり大切にする事の大事さを改めて教えくれる漫画で、自分の生き方も振り返られるのでとてもお勧め出来ます。一緒に航海する仲間との絆や泣けるシーンや笑えるシーンなどが多くとても楽しい作品です。一つ一つの物語に哀しい過去や悪が蔓延る世界がありますが、ルフィが悪を退治していく姿も爽快感があります。大人から子供までハマるお勧めの漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? ある少年(ルフィ)が『海賊王になる』のを夢見て、仲間を集めながら、『ひとつなぎの秘宝(ワンピース)』を手に入れるのを胸に、冒険する物語です。ルフィは幼い頃、村にやってきた海賊が持っていた悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べ、ゴム人間になります。旅をし、次々と現れる敵を倒すごとに、能力を発揮し、さらに力をつけていきます。仲間もそれぞれ個性的で、世界一の剣士を目指すゾロ、嘘つきのウソップ、絶品の料理を作るサンジ、航海士のナミ、医者のチョッパー、船大工のフランキー、考古学者のロビン、そして音楽家のブラックがいます。それぞれの仲間にそれぞれの過去があり、ルフィが守り、救い、仲間にします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ルフィはとにかく仲間想いなのです!仲間のためなら自己犠牲をしてでも救い出す、時には無茶もします。それが毎回感動します!敵を倒すと決めたら、ボロボロになって、倒れても、最後には倒すルフィ。ルフィの信念にいつも見入ってしまいます。そして、仲間たちもルフィと出会い、そのルフィの姿を見て、徐々に信頼して、絆を深めていくのです。みんな違って個性的な仲間たちだけども、すごく熱い絆を感じて、仲間って良いな!とワンピースを見て、しみじみ思います。

お~い!竜馬 小山ゆう (著), 武田鉄矢 (著) 小学館

お~い!竜馬 小山ゆう (著), 武田鉄矢 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 弱虫な竜馬は、近所でもいじめっ子の的で、姉の乙女に助けられる毎日。そんな竜馬も7つになり学問は楠山塾、剣道は日根野道場にはいるが、塾でも道場でも落ちこぼれ。とうとう塾を退塾となる。しかし母、幸は病の床でも竜馬を優しく見守ってくれる。そんな幸と花見に出かけた竜馬を見つけたいじめっ子達だが、幸の親切心に心を打たれた彼らは、幸のために捨てられた傘で日傘を作ってくれた。そこに通りかかった上士。土佐では禁止されている郷土の日傘を目撃された竜馬達は…。激動の幕末に一陣の風を送りこみ、炎のように生きた男・坂本竜馬。その英雄の若かりし時代を描く、幕末風雲大作!!
どんな話ですか? 激動の江戸時代末期から明治時代を駆け抜けた坂本龍馬を主人公に据えた歴史マンガです。坂本龍馬が生まれた高知県土佐から始まり、泣き虫龍馬が、日本を代表する武士に成長していく過程が、とても痛快でしあわせな気持ちになります。また、龍馬を取り巻く優しくも厳しい家族や、龍馬とともに日本に革命を起こしていく仲間たちも魅力的です。薩摩藩の西郷隆盛らなどが出てきて、薩長同盟を成功させた話は、今の社会にも通用するような戦略です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今の時代、みんなあまり目立たないように、周りの目を気にしながら、なんとなく生きてます。周りに合わせて、横並びを重視して、革命とか新しい何かを起こすような人が少ない気がします。そんな人に、新しい何かを起こすような人の人生を見てほしいので、このマンガをおすすめします。また、このマンガは優しい家族愛や、仲間との友情も書かれており、昔より少し冷たくなってきている今の人間関係について、みんなに何かを思ってほしいと思い、おすすめしたいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 特に若い人に読んで欲しいです。家族愛や友達同士の友情、何か新しいことを始めるには、周りと同じことをやっていては、なにも進歩はないということ、坂本龍馬の破天荒な生き方から、何か刺激をうけ、感じてほしいです。
読んだことによるエピソード 常に新しいことを始めたいと思うようになりました。

さよならソルシエ 穂積 (著) 小学館

さよならソルシエ 穂積 (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 画家と画商…ふたりの“ゴッホ”の伝記浪漫

19世紀末、パリ。のちの天才画家ゴッホを兄に持つ、天才画商テオドルスの、知られざる奇跡の軌跡。生前、1枚しか売れなかったゴッホが、なぜ現代では炎の画家として世界的に有名になったのか…。その陰には実の弟・テオの奇抜な策略と野望があった! 兄弟の絆、確執、そして宿命の伝記!

どんな話ですか? 舞台は19世紀末のパリ。世界的に有名な画家フィンセント・ファン・ゴッホと、その弟であるテオドルス・ファン・ゴッホの強い絆を描いた伝記漫画です。
画商であるテオドルスは、幼いころから兄の絵の才能に嫉妬しながらも、その才能を誰よりも理解していました。しかし当時の芸術の潮流は、貴族の肖像画や宗教画などしか認められない権威主義。生活の中にあるありのままの美しさを描いたフィンセントの絵は、まだ芸術として人々に認められません。
それでも兄の才能を信じ、画家仲間たちと新しい芸術を世に広め、兄の絵を世界に売り出そうとするテオドルス。そんな矢先、衝撃的な事件が起こります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画で描かれるゴッホ兄弟の人生は、完璧に史実に基づいたものではありません。しかし、どのようにしてフィンセント・ファン・ゴッホの存在が天才画家として世に広まっていったのか、そこに至るまでのストーリーは弟との関係も含め、とてもドラマチックで面白いものになっています。
自身の才能に無自覚な兄と、兄の才能を信じ続けた弟、最後はそんな二人の衝撃の結末に胸が熱くなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 作者なりのゴッホ兄弟の解釈をエンターテイメントとして楽しめる人、芸術に関心のある人、ゴッホの絵が好きな人に読んでもらいたいです。
読んだことによるエピソード この漫画の舞台である19世紀末のパリは、上流階級の人々だけのものであった芸術が庶民にも広がっていく大きな転換期であったことを、漫画を通して知ることが出来ました。
ゴッホの絵を今芸術として美しいと思えることが、昔は当たり前ではなかったのだと思うと、絵に対する見方も変わりました。