僕だけがいない街 三部 けい KADOKAWA

僕だけがいない街 三部 けい KADOKAWA

 

アマゾン紹介 毎日を懊悩して暮らす青年漫画家の藤沼。ただ彼には、彼にしか起きない特別な症状を持ち合わせていた。それは…時間が巻き戻るということ! この現象、藤沼にもたらすものは輝く未来? それとも…。
どんな話ですか? 時間逆行サスペンス、時間が戻る“再上映(リバイバル)” に悩まされる主人公の過去とある事件を描く漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? サスペンス系漫画のなかでも、次の展開が待ち遠しく、希望と絶望が入り乱れてドキドキします。登場人物のそれぞれの描写が魅力的。主人公の成長も感じながら、久しぶりに一気見した漫画です。
どんな人に読んでもらいたいですか? サスペンス系漫画が好きな人。時間逆行・タイムリープをする漫画が好きな人。20代後半~30大前半の主人公と同世代の人は、小学校の頃のなつかしさなども感じると思います。
読んだことによるエピソード 特になし

 

 

のだめカンタービレ  二ノ宮知子 (著)  講談社

のだめカンタービレ 二ノ宮知子 (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 カプリチオーソ(気ままに気まぐれに) カンタービレ(歌うように)不思議少女・野田恵(のだめ)の奇行を見よ!クラシック音楽コメディ!!

レビュー①

どんな話ですか? エリート音大生・千秋真一は、尊敬する世界的なイタリアの指揮者、ヴィエラの弟子になることを夢見ていた。それを叶える為の才能にも環境にも恵まれていたが、飛行機恐怖症かつ、船舶恐怖症のため留学できず、国内に留まるしかないというジレンマを抱えていた。その上、ヴィエラ以外の教えを受けたくないとの理由で、指揮者を目指しているものの、ピアノ科に在籍していた。 ある日、ピアノ担当教諭との喧嘩で自棄を起こして、自宅マンションの前で泥酔、眠ってしまう。目が覚めると周囲にはゴミの山と悪臭、そして美しいピアノソナタを奏でる女性がいた。この女性と主人公の音楽を通した人生のストーリー
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく主人公とのだめの掛け合いが面白い。才能ある人、天才と呼ばれる人も努力して結果を出しているというのがよく分かる。音楽に興味のない僕でもハマったし、実写ドラマと一緒に見ても面白いというまさに2度美味しい漫画だからすごくおすすめ。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公は天才エリートと大学内で言われ周りから一目置かれている男、千秋です。彼はピアノ科にいますが指揮者を目指しています。しかし、彼は飛行機と船にトラウマがあり、日本から出ていけないために海外の恩師に会い国外へ渡り音楽をしていくことへ諦めを感じ、音楽を続けること自体を迷っていました。そんな矢先、奇妙な隣人の女性、野田恵(通称 のだめ)と出会います。
彼女は変人で千秋を仰天させますが彼女は千秋が惹かれるほどのピアノの才能を持っていました。
この話は二人が音楽とともに成長していくラブコメディーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? まずオーケストラの細部まで細やかな描写が面白いです。ホルン奏者は小さく吹くように指示されると難しいことやオーボエは楽器のリードの部分を水に付けて調整することまでちゃんと書かれています。また演奏シーンは出来るだけ作者は自分のイメージを入れないように作曲者の意志を忠実に表現するように心がけたとのことで曲の由来や意味の解説があって楽しく読めます。

またコメディーパートも面白く、個性的な仲間がどんどん出てきます。

レビュー③

どんな話ですか? 音楽学校を舞台にした話です。学年1かっこよく成績も良い先輩と音楽センスは抜群だが私生活はだらしない主人公の、のだめがマンションの隣の部屋に住んでいたというところから物語は始まります。ドSな先輩と主人公のやりとりは笑えてキュンとして面白いです。また、登場人物たちのキャラクターも濃く主人公を取り巻く環境にも注目できます。主人公ののだめと先輩の恋の行方と同時に音楽の世界でお互い高め合って成長していく姿を楽しむことができます
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は音楽についてはよく知りませんでしたが、それでもこの漫画を読み終わった後はオーケストラに興味を持つことができました。少し堅苦しくハードルが高そうと感じていたオーケストラを身近に感じることができたのはこの漫画のオススメポイントでもあります。また音楽の話ではありますが沢山笑えるポイントがあるのもオススメしたい所です。漫画の中に沢山愛せるキャラクターが出てくるのでついついグッズなども欲しくなってしまうほどです。

暗殺教室 松井優征 (著) 集英社

暗殺教室 松井優征 (著) 集英社

レビュー①

アマゾン商品紹介 号令と共に教室を満たす銃声! 椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!
どんな話ですか? 僕らは殺し屋、標的は先生。
進学校の中の落ちこぼれクラス、3-Eに奇妙な先生がやってきた!3月までに先生を殺さないと、先生に地球を爆破されてしまうらしい。生徒に暗殺術と勉強を教え込む変な先生 VS 落ちこぼれ生徒28名、勝つのはどっちだ?!
なぜその漫画をオススメしたいですか? 落ちこぼれと呼ばれるようになる理由は人それぞれですが、自ら落ちこぼれたくて落ちこぼれたという人はまず居ないのではないでしょうか。理由や原因を身近な人に理解して欲しくてもしてもらえない、3-Eはそういうジレンマを抱える生徒達の集まりです。そんな生徒の心の声に耳を傾けてくれたのが変な先生通称殺せんせーでした。
現実に存在するはずがないと分かっていても、自分が悩んだり落ち込んだりしていたあの頃に、こうやって寄り添ってくれる先生がいたら良かったのにな・・・思わずそう考えてしまうようなお話です。進路や進学、学校での悩みを抱えている方は是非読んでみてください。心が軽くなるかもしれません。
どんな人に読んでもらいたいですか? 意外性のある漫画を読みたい人、腹の底から笑いたい人、キャラクターの成長物が好きな人、進路や進学で悩んでいる人、学校で悩みがある人、巧妙にはられた伏線が大好物な人
読んだことによるエピソード とくになし。

 

レビュー②

アマゾン商品紹介 号令と共に教室を満たす銃声! 椚ヶ丘中学校3年E組は生徒全員が先生の命を狙う暗殺教室。教師と生徒、標的と暗殺者の異常な日常が始まる――!!
どんな話ですか? 月の半分を破壊した超生物が落ちこぼれ教室の担任をし、生徒たちに暗殺させる漫画
なぜその漫画をオススメしたいですか? 教師という職業を限界まで理想に近づけた感動の漫画。先生との絆が深まると同時に暗殺しなければならない葛藤を描く漫画です
どんな人に読んでもらいたいですか? 人とのコミュニケーションに不安を持っている方、人に教える立場の方に読んでもらいたい
読んだことによるエピソード 一人一人、才能を持っていてそれを活かすことの重要性に気づいた

 

累 松浦だるま (著) 講談社

累 松浦だるま (著) 講談社

アマゾン商品紹介 イブニング新人賞出身の新しき才能が放つ『美醜』をテーマにした衝撃作!! 容貌の醜さから人に忌み嫌われてきた累。そんな彼女に、女優であった美しき母親が遺した1本の口紅。その口紅は他者の顔を奪うことが出来るという謎の力を持っていた。累はその力を使い、美しき者が享受するすべてを奪う事を決意する。

二目と見れぬ醜悪な容貌を持つ少女・累。その醜さ故、過酷な道を歩む累に、母が残した一本の口紅。その口紅の力が、虐げられて生きてきた、累の全てを変えていく――。

どんな話ですか? 大女優の母とは似ても似つかぬ醜い容姿の少女・累。それが原因で激しいいじめを受けていた。ある日、累は亡き母が遺した口紅のことを思い出す。それはキスをすると相手と顔が入れ替わる不思議な口紅だった。累はその口紅を使い、いじめの首謀者の美しい顔を奪うことに成功する。それをきっかけに、母親譲りの並外れた演技力を持つ累は、自身の望む女優としての人生を掴み取って行く。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ・思わぬ展開の連続で引き込まれ、あっという間に読めます。・嫉妬や欲望などの情念渦巻く作品で、感情が揺さぶられます。
どんな人に読んでもらいたいですか? ドロドロの愛憎劇が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし

 

 

ピンポン 松本大洋 (著) 小学館

ピンポン 松本大洋 (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 月本(通称・スマイル)と星野(通称・ペコ)とは幼馴染み。小学生時代に駅前の卓球場タムラでラケットを握っていた頃からの仲だ。天才肌の星野はいつも好き勝手やり放題。今日も部活をさぼっていた。先輩たちに「星野を部活に連れてこい」と命令される月本だったが・・・

レビュー①

どんな話ですか? 幼い頃、天才卓球少年として周りからもてはやされていた主人公星野裕(ペコ)は、高校生になっても過去の栄光に浸り、練習をおろそかにして実力を伸ばせずにいました。その一方、もともと才能があるが内気な性格のせいで前に出てこなかった月本誠(スマイル)は、優秀な指導者に目をつけられ、メキメキと腕を上げていました。そして夏のインターハイ。ペコは格下だったアクマに負けてしまい、そのアクマにスマイルが圧倒的勝利をおさめた事実を前にラケットを投げ出してしまいます。卓球から遠ざかったペコでしたが、戦友・アクマに「卓球が好きなんだろ」と諭され、猛練習の末に再びインターハイへ挑むのでした。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語後半における主人公ペコの成長スピードが爽快です。また、そこまでのベコとスマイルの関係性を見た上では、スマイルとの試合の卓上にピンポン玉が行き交う描写に感動を覚えること間違いなしです。

レビュー②

どんな話ですか? 自由で気まま、みんなに憧れられる天才卓球少年の「ペコ」と、真逆の性格で根暗で無気力、いじめられっ子の「スマイル」とのダブル主人公のマイルドなスポ根!?群像卓球漫画!

小学生の頃のペコは地元の卓球クラブ「タムラ」で腕を鳴らし、周辺で開催される少年卓球大会のタイトルを総なめにしていた。天才的卓球センスでみんなの憧れのヒーローだった。

ある日いじめられっ子のスマイルを助けて卓球に誘う。

その時初めて卓球に出会ったスマイルは何か自分の中で変化を感じ、それからずっとペコと共に卓球を続けてゆく。

そしていつしか二人の力のバランスが崩れ始める。。。

今までにない漫画の切り口で独特の世界観を展開する、松本大洋氏を一気に世間に知らしめた代表作。

実写版の映画にもなりました(マンションからキメキメで飛び降りた窪塚洋介主演)!

僕が推察するに、原作のなかで主人公のペコが『 I can fly !!』と叫び川に飛び込む名シーンがあるのですが、ペコって本当に衝動的で人の目なんて全く気にしないちょっとぶっ飛んだ性格なのですが、それが読者にはサイコーにROCKでCOOL!!なんですよね!

なんか窪塚さんも感受性豊かな方なので、ペコみたいに飛んじゃったのかな!?と思いました。

そんなこんなで、なんせ一気に読めちゃう漫画です!

ストーリーと画面構成が斬新すぎる!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 人物描写、キャラクター背景、ストーリー、画面構成など全てにおいて丁寧で優しく「卓球」というイメージが180度変わるぐらい(でも多分そこのところはあまり作者は意識していないかも)衝撃的な漫画でした。

やはり昨今も人気の出る漫画はバトルものやゲームになりそうな派手派手しい切り口が多い中(もちろんそういう漫画も好き!)、一切そういうものは無し!手塚治虫を彷彿させるような流暢なストーリーと映画のような極端なコマ割と画面構成!

これから後にもきっと一つの金字塔として、漫画史に語り継がれていくだろうと思われるからです。

レビュー③

どんな話ですか? 卓球が大好きでただひたすらに自由な高校生「ペコ」と、笑わない親友「スマイル」。

二人が入学した片瀬高校の卓球部は弱小だが、ペコとスマイルは卓球部に入部。

卓球の腕はもちろんペコが一番!

と思いきや、その後スマイルがメキメキと頭角を表していく。

やがてはインターハイ常連校の海王学園にも差し迫る勢いである。

自分の卓球の弱さに落ち込みやさぐれてしまうペコだが、卓球が楽しく大好きな気持ちは誰にも負けず、

1から練習し直し、その才能を発揮していく。

ペコ、スマイル、海王学園のエース「ドラゴン」、古豪 辻堂学院の留学生「チャイナ」、

インターハイ予選県大会でついに激突する!!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は正直に言うと、卓球部でも無いですし、ルールも大して知らない人間です。

どちらかと言うと卓球は苦手(ラケットに当たるとボールがホームランになるレベル)で、卓球をしていて楽しいと思えない人間です。

ただし、このピンポンを読むと、その臨場感から自分が本当に卓球をしている様な感覚になり、読み終える頃には卓球がしたくてしたくてたまらなくなるのです。(もちろんホームランになりますが)

卓球をしている彼らの姿を見ることももちろん、彼ら高校生、先生、卓球道場の先生たちの人間ドラマや、

「この星の一等賞になりたいの卓球で俺は」「I can FLY !!!」「僕の血は鉄の味がする!」などの独特なセリフに魅力があり、

皆さんに読んで欲しいと思います。

娚の一生  西炯子 (著) 小学館

娚の一生  西炯子 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 実写映画化大ヒット!大人の年の差・恋物語 東京の大手電機会社に勤める堂薗(どうぞの)つぐみは、長期休暇を田舎の祖母の家で過ごしていた。そんなある日、入院中の祖母が亡くなってしまう。つぐみは、そのまま祖母の家でしばらく暮らすことに決めるが、離れの鍵を持っているという謎の男が現れて…!? 晴耕雨読的女一匹人生物語、第1巻!!
どんな話ですか? 祖母に想いをよせていた男性と主人公との16歳差のビタースイートな恋愛ストーリー。恋愛で傷ついてきた主人公と真っ直ぐに思いを伝える男性とのやり取りに目が離せない。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 歳を重ねるほど魅力が増し、色気が出るのがよくわかります。おじ様好きとしてぜひ、他の方にも魅力を知ってほしいです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 同年代にしか興味のない人。これまでに恋愛で傷ついてきた人。
読んだことによるエピソード おじ様の魅力を再認識した。経験し得ないストーリーこそ漫画の魅力だなと実感した。

東京喰種 石田スイ (著) 集英社

東京喰種 石田スイ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 人を喰らう怪人”喰種(グール)”が跋扈する東京。
日常に隠れて生きる、正体が謎に包まれた”喰種”の脅威に、人々は恐れを感じ始めていた。読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」にて、自分と同じく高槻泉を愛読する少女・リゼと出会う。
自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。

人間の命を奪い、喰い生き永らえる怪人の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界のあり方を模索する青年の未来は――!?

“東京”には、或るひとつの「絶望」が潜む…。群衆に紛れ、人間を狩り、その死肉を喰す怪人、人はそれを「喰種」と呼ぶ。青年が怪人に邂逅したとき、数奇な運命が廻り始める──!

レビュー①

どんな話ですか? 普通の人間として生きていた金木研は、ある日突然喰種の身体になってしまいます。

喰種は身体能力において、通常の人間よりも長けているものの、人間または喰種しか食べることができない特殊な存在でした。

いきなり喰種として生きることを強いられた金木は、他の喰種らと仲間になりながら、東京の地で逞しく過ごしていくのです。

ただ、喰種は人を食べないといけないため、作中の社会においては悪と見なされており、その喰種を抹殺するためのCCG(喰種対策局)という組織が存在していました。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 東京喰種という作品は、いわゆる正義と悪の戦いを描いた作品ではありません。
というか、何が正義か?何が悪か?が分からなくなるような、そういう描き方をしています。
主人公ら喰種は人を殺さないと生きられないわけですから、人殺しという扱いになるため、通常では悪になりそうです。
しかし、主人公らは人間が生きるために動物を殺す行為は普通なのに、なぜ喰種が生きるために人間を殺してはいけないのか?とCCGの人間に問います。
人間を含めて、生物は他の生物を殺しながら生きるのが普通であり、そこには善も悪もないという感覚になりやすいです。
だからこそ、登場人物の誰が正義で、誰が悪かという部分はほぼ存在しない、そこが他の漫画とは違う部分であり、おすすめできるポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? 舞台は東京。

「喰種」(グール)と呼ばれる、人の姿をしているが人を食べ物にする生き物と人とが生活する世界。

主人公は「金木研」(かねきけん)で物語開始時は18歳の男の子。事故により(物語が進むうちに事故ではないことが明かされるが)臓器移植がなされる。しかし、臓器提供してくれた人が実はグールであり、人として生まれた彼だが臓器移植をしてからは半分人間・半分グールとなってしまう。人間VSグールという世界でどちらの側でもある金木が出会いと別れ、愛について葛藤する物語である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、今までにない世界観でその世界にのめり込んでしまった。

よくある「正義VS悪」という単純な構成ではなく、主人公がどちらの側にも立っている存在であるため、作中も人間側、グール側の視点での描写があり単純に物語の深さがあった。バトルシーンも多数あったのだが、作者の画力が非常に高いためすべてのコマが「かっこいい」「キレイ」であった。また、人物もかなり細かく設定がされているため登場キャラクターは多いのだが、それぞれのキャラが個性的で、推しキャラもひとそれぞれいるのではないかと思う。

レビュー③

どんな話ですか? 平凡な大学生、金木研(カネキ)はある日、鉄骨事故に巻き込まれます。事故後の手術で強力なグール・リゼの臓器を移植されたカネキは、いやおうなく半グールの身となってしまいます。グールのコミュニティ「あんていく」という喫茶店に身を寄せたカネキは、はじめはグールのことを嫌っていましたが、しだいに彼らにも感情があり、人と同じなのだということを理解していきます。人間とグールとの共存を目指し、カネキが奮闘する様子が描かれた群像劇です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初はグールのことを化け物だと思っていた主人公・カネキが、自分もグールと同じ立場に置かれたことで、人間的に成長していく様子が見事に描かれています。普通の大学生がカネキと同じ立場に置かれたら、とても怖いし、絶望から立ち直ることは難しいと思いますが、カネキは自分のことだけでなく、周囲のことを思いやれるやさしさを持っていたので、より強くなれたのだと思います。読んでいておそろしい展開もありますが、感動するのでオススメです。