闇金ウシジマくん 真鍋昌平 (著) 小学館

闇金ウシジマくん 真鍋昌平 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 丑嶋のもとを毎朝9時に訪れる「奴隷くん」と呼ばれる人々。それはパチンコ依存症の主婦たちのことで、丑嶋は彼女らに3万円の現金と引き換えに5万円の借用書にサインさせる。あらかじめ金利・手数料2万円を引いた上、1日3割もの暴利を課しているにも拘わらず、今日も彼の会社には哀れな訪問者が引きも切らない。

レビュー

どんな話ですか? 貸金融業者『カウカウファイナンス』の経営者である丑嶋馨を中心に、お金を借りに来るお客およびその関係者の様々な人間模様と社会の闇を描いたストーリー。金利は10日5割(トゴ)という暴利であり、当然ながら闇金融である。第一巻では、毎朝9時に丑嶋の元を訪れるパチンコ依存症の主婦たちからストーリが始まり、回が進むにつれて、カウカウファイナンスの従業員の日常や訪れる客およびその関係者の様々な人物の視点で物語が語られる。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 非常に暴力的であり、社会の闇を描いた作品であり、私の様に女性が読む漫画ではないが、今までごく普通のOLだった女性が、ちょっとしたはずみで借金まみれになってソープに沈んでいくケースや、ほんの少し欲を出しただけなのに命に関わるような結末が待っている事態に陥るなど、自身もいつでもあっち側に転落する可能性があって、身につまされる漫画である。どうしてそうなってしまったのか、どこで間違ったのか、自身ならどうしたか、深く考えさせられる。

銀と金 福本 伸行 (著) フクモトプロ

銀と金 福本 伸行 (著) フクモトプロ

アマゾン商品紹介 裏社会で頭脳と心理戦を駆使して巨万の富を得ていく男達の活躍を描いた賭博コミック。競馬でスッカラカンになってしまった森田鉄雄(もりた・てつお)は、平井銀二(ひらい・ぎんじ)に声をかけられ、日当10万円の仕事を持ちかけられる。そして翌日、みかん箱10箱を運んだ森田は、その箱の中には不正融資で得た10億円が入っていると平井から知らされて……!?「カイジ」「アカギ」と並び称される福本伸行の代表作の一つ。

レビュー①

どんな話ですか? 裏社会を生きる男達の壮絶なバトルを描いた作品です。単なる力のバトルではなく、智謀や人間心理、戦略を題材にしています。悪魔じみた思考で弱者や悪党から金を搾り取り、その金でさらなる巨悪を征していきます。銀さんの相棒である森田鉄雄の人間的な成長が見れるところも面白いです。平井銀二に接ることによって、眠っていた能力が次々と覚醒していきます。また、対戦相手も悪魔のような人物なので、ドキドキしながら楽しめます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 裏社会を生きる男達の壮絶なバトルを題材にしていますが、そのバトルが奥が深くて思考しながら読むことができます。個人的にはバトル漫画と言うよりもサスペンス要素の方が強いかな?と思います。推理やトリック系の作品が好きな人はハマると思います。また、そのバトルのゲームやルールが独創的で面白いです。まったく先が読めないストーリー構成なので、最後までハラハラドキドキしながら読むことができます。とくに理論に基づいた独自の戦略は見ごたえがあります。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公は裏社会で銀王と称される平井銀二。通称は”銀さん”。

銀さんは仲間と裏仕事をこなしていましたが、ある日競馬場でチェックしていた森田鉄雄を勧誘して仕事仲間へと引き入れます。

最初は素人だった森田も、銀さんと共に仕事をしているうちに裏稼業の仕事に慣れていきます。

ギャンブルや殺人鬼との対決で森田は成長し、タネになりそうな仕事を見つけては森田が自ら仕掛けるように。

こうして一人前になりそうに思われた森田でしたが、心中に思う所があり・・。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 銀と金は色々な要素の詰まった漫画であり、とっつきやすいと思います。

基本的にギャンブル系が多いのですが、心理戦メインにしているのでギャンブルに詳しくなくてもハマれます。

例えばギャンブル系だとポーカーや麻雀といった有名どころのツールを使った勝負が作品では描かれています。

しかしどちらも独自のルールがあり、それで普通のポーカーや麻雀とは違う面白さに。

またギャンブル以外でも殺人鬼と死闘を演じるといった白熱のバトルシーンも。

こちらもただ殴り合うだけでなく、相手の心理を読んだバトルで面白いです。

レビュー③

どんな話ですか? ギャンブル中毒だった無一文の主人公、森田鉄雄は競馬場で裏社会のドン・平井銀二に出会う。銀二の才覚・カリスマ性に感化された鉄雄は、悪党が暗躍する裏社会で生きていく決意をする。銀二は裏社会での様々な駆け引きや死闘を通して成長していく森田鉄雄を後継者にするべく期待と信頼を抱くも、ある出来事をきっかけに二人は別々の道を歩む。

勝敗に関わる駆け引きがストーリー随所に現れる本作。例えば最初に銀二が森田を相棒として相応しいか確かめる為に森田に課した問いがあります。「5000万円で人を殺してほしい」。性悪説を肯定するかのような銀二の誘いを森田は最終的に断るのですが、このような心理的描写が複数現れます。のちの画商・中条との戦いでは絵画の目利き勝負を挑み、札束で「金の橋」を作る名場面ですが、この回でも巧みな作戦で中条の目を欺きました。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 緊迫の心理戦の面白さに定評があり、現在でも福本作品の中でも名作と言われています。例えば主人公・森田初の大仕事は株の「仕手戦」なのですが、本作の代表回と言っても過言ではないでしょう。森田らは日本旭の株をめぐる仕手戦に参戦することになりました。そんな中、銀二たちは仕手戦の最中、暴力団により拉致されてしまいます。逃げおおせた森田は銀二たちの救出を画策。伊沢と面会・交渉の末、銀二らは解放されました。しかし実際は銀二の説得により協働で日本旭を「喰う」体制を築くことに成功したことによるもので、森田の救出作戦は徒労に終わったと思われたが、伊沢に渡したはずの密会テープはカセットデッキを二台使った森田のトリックにより手元に残していました。株で得た金の他に、大物政治家の弱みにつながる物証を手元に残すという大成功のもと仕手戦は幕を閉じました。

もやしもん 石川雅之 (著) 講談社

もやしもん 石川雅之 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 菌が見える特殊能力を持つ、もやし(種麹)屋の次男坊、沢木惣右衛門直保。彼は東京の某農大に入学する。農大を舞台に、沢木と研究室その他の仲間達、そして菌が活躍したりしなかったりのキャンパスライフ。大学生活のモラトリアム感と、菌が満載の「もやしもん」。あなたもぜひ、かもされてみてください。

レビュー

どんな話ですか? ”菌”が肉眼で見える主人公が農業大学に入学。大学や研究室であった出来事や事件などをおもしろおかしく描いている作品です。

主人公の特殊の能力に加えて、周りの個性豊かなキャラクターがめちゃくちゃ笑えます。

細菌の名前や種類、発酵や発酵食品のこと、お酒のことなどいろんな知識も得られて勉強になって楽しいです。

主人公は”菌”の名前などはまったく知らなかったけど、昔の記憶や感覚?で食中毒回避したりします。学園祭も農業大学ならではって感じでかなり面白いです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分の想像しえないいろんなことが展開していってただ純粋におもしろい漫画です。

菌のことや発酵、酒などの作り方などもくわしく説明もあってすごく勉強になり、もっといろいろ知りたい!ってどんどん読み進んでいく感じです。周りのキャラクターもまともな人はほとんどいなくて、どぎついキャラクターばっかりでどの話もおもしろいです。本当にこんな個性的な人ばっかり周りにいたら楽しいだろうなと思います。

”菌”が見える設定なので、どの菌も個性的に書かれていてすごくかわいいです。

 

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

ONE PIECE 尾田栄一郎 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は大海賊時代。いまや伝説の海賊王G・ロジャーの遺した『ひとつなぎの大秘宝』を巡って、幾人もの海賊達が戦っていた。そんな海賊に憧れる少年ルフィは、海賊王目指して大いなる旅に出る!!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公のルフィは、海賊王を目指して航海をスタートするところから物語が始まります。村で助けてもらった海賊のシャンクスとの約束を果たすために、グランドラインを目指していきます。航海が進むにつれて、ゾロやサンジ、ナミ、ウソップなどルフィの魅力に惹きつけられ仲間も増えていきます。強敵を倒しながら海賊としても、世界に名前が通じるようになり、ワンピースを目指して四皇や宿敵である黒ひげ海賊団との熾烈な戦いを繰り広げていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公のルフィは、無鉄砲ながらも人を惹きつける魅力を持っており、仲間を思いやったり大切にする事の大事さを改めて教えくれる漫画で、自分の生き方も振り返られるのでとてもお勧め出来ます。一緒に航海する仲間との絆や泣けるシーンや笑えるシーンなどが多くとても楽しい作品です。一つ一つの物語に哀しい過去や悪が蔓延る世界がありますが、ルフィが悪を退治していく姿も爽快感があります。大人から子供までハマるお勧めの漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? ある少年(ルフィ)が『海賊王になる』のを夢見て、仲間を集めながら、『ひとつなぎの秘宝(ワンピース)』を手に入れるのを胸に、冒険する物語です。ルフィは幼い頃、村にやってきた海賊が持っていた悪魔の実『ゴムゴムの実』を食べ、ゴム人間になります。旅をし、次々と現れる敵を倒すごとに、能力を発揮し、さらに力をつけていきます。仲間もそれぞれ個性的で、世界一の剣士を目指すゾロ、嘘つきのウソップ、絶品の料理を作るサンジ、航海士のナミ、医者のチョッパー、船大工のフランキー、考古学者のロビン、そして音楽家のブラックがいます。それぞれの仲間にそれぞれの過去があり、ルフィが守り、救い、仲間にします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ルフィはとにかく仲間想いなのです!仲間のためなら自己犠牲をしてでも救い出す、時には無茶もします。それが毎回感動します!敵を倒すと決めたら、ボロボロになって、倒れても、最後には倒すルフィ。ルフィの信念にいつも見入ってしまいます。そして、仲間たちもルフィと出会い、そのルフィの姿を見て、徐々に信頼して、絆を深めていくのです。みんな違って個性的な仲間たちだけども、すごく熱い絆を感じて、仲間って良いな!とワンピースを見て、しみじみ思います。

ぐらんぶる 井上堅二 (著), 吉岡公威 (著) 講談社

ぐらんぶる 井上堅二 (著), 吉岡公威 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 海沿いの街で一人暮らしを始めた北原伊織は衝撃の大学デビューを果たす。出会ったのは美女とダイビング、そして愛すべき野郎ども! バカを描かせたら天下一品の井上堅二と、裸の若者を描く達人・吉岡公威が繰り出す、酒とノリがあふれる最高のキャンパスライフ!!

レビュー①

どんな話ですか? 大学に入学した主人公が、ダイビングサークルに入りダイビングの楽しさに目覚めていく漫画です。主人公は泳げないのですが、ダイビングの楽しさがわかってのめりこんでいきます。

登場人物の男性陣がすぐに裸になり、はちゃめちゃですが、大学サークル独特のノリや楽しさの臨場感があります。

大学生活のテストや講義、恋愛、アルバイトなどの要素も一通り盛り込まれているので、リアル感があります。

特に、工学系の実験や研究室選びで苦労をするところなどのあるある話がリアルすぎます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分の大学時代のサークル活動で楽しかった部分を抽出したような漫画なので、読んでて懐かしくなったり楽しかった出来事を思い出したりできるからです。また、ダイビングの素敵でキレイな部分がうまく描写されているので、ダイビング経験者は「そうそう、そうだよね、また潜りに行きたいな」と思いながら読めます。ダイビング未経験者の人も、主人公が泳げない未経験者なので、「自分もダイビング始めてみようかな~」ときっと思えるような漫画だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 大学に入学して、新しい世界が待っていると期待している主人公に待ち受けていたのは、男子校のような、激しい乗りのダイビングサークルとの出会いでした。何度も逃げようとしましたが、主人公の居候先がダイビングサークルの活動場所ということで、逃げることが出来ずに入部しました。そして、泳げない主人公ではありますが、水という苦手を克服して、徐々に海の中の世界に魅力を感じていきます。コメディ要素は多いですが、好きな事に真っ直ぐなキャラが多く、笑えて、心に刺さる漫画となっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? メッセージ性が意外にも強い漫画だからです。まず、第一巻で、ダイビングサークルに誘われる主人公が、泳げないことを伝えると、やったことも無いことをやらないでは無く、やってみたいかどうかを大切にしていると言われます。そして、主人公はダイビングをやってみることになったわけですが、主人公の周りには、ダイビングが好きな人、アニメが好きなオタクの人など、好きな事を堂々と面にキャラが多いです。中には、周りの方にあまり理解してもらえない趣味だったり、中々、仲間が集まらない趣味を持っている人も多いと思います。それでも、好きな事に必死な人は眩しい存在と伝えている漫画になっている点をオススメしたいです。

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

東京卍リベンジャーズ 和久井健 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 実写映画化で話題!『新宿スワン』作者の和久井健が贈る、最新巨編!!

ダメフリーター花垣武道は、ある日ニュースを見ていると、最凶最悪の悪党連合”東京卍會”に、中学時代に付き合っていた人生唯一の恋人が殺されたことを知る。壁の薄いボロアパートに住み、レンタルショップでバイトしながら6歳年下の店長にこき使われる日々。人生のピークは確実に彼女がいた中学時代だけだった……。そんなどん底人生まっただ中のある日、突如12年前へタイムリープ!!恋人を救うため、逃げ続けた自分を変えるため、人生のリベンジを開始する!!

【各方面から称賛の声!!】
2017年の新連載で1番売れたサスペンス漫画!
&2017年の新連載で1番売れたタイムリープ漫画!!

LINEマンガ総合ランキング1位獲得!!

ホリエモンが選ぶ今読むべき漫画11選ノミネート!!

鈴木達央 VS. 島﨑信長!? 一人三役で熱い掛け合いをした
最新PVがYoutubeで公開中!!「鈴木達央 島﨑信長 東卍」で検索!!

レビュー①

どんな話ですか? 過去をやり直すタイムリープもので、不良漫画です。現代では冴えないフリーターである主人公の武道はある日、東京卍會という凶悪な組織が起こした抗争のニュースを観ました。その抗争に巻き込まれ、中学時代に付き合っていた彼女が亡くなったことを知ります。そのことで過去を思い出し、今の自分の姿を情けなく感じていました。仕事をクビになった帰り道、駅のホームで何者かに後ろから押され、電車の目の前に落ちてしまいます。死ぬと思った瞬間、亡くなった彼女のことを思い出し、自身が全盛期だと思っていた中学2年生の頃を思い出します。走馬燈だと思っていた武道でしたが、気付けばあまりにもリアルな光景が目に飛び込んできます。ヤンキーだった自分の姿。そして確かにあった過去の出来事を体験します。それは現代では東京卍會と呼ばれる組織となった不良グループ。誤ってその一員達に喧嘩を売ってしまい、虐げられ、逃げ出した過去。その後、彼女だったヒナタと会い、好きだった想いを思い出します。その帰り道、彼女の弟と出会い、彼と握手を交わすと気付けば現代に戻っていました。現代で出会ったのは成長したヒナタの弟。彼は武道にタイムリープしたのだと告げられました。そして彼はタイムリープ出来る武道に、姉を救う協力を願い出るのでした。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最近世に出る作品のほとんどが俺tueeeと呼ばれる、言わば強い主人公が周りからもてはやされるものばかりです。そのせいで迫力というか息を呑む展開というか、ワクワクするような作品があまりありません。そんな中で今やだいぶ見なくなった不良が喧嘩をする漫画で、それでいてミステリー要素のあるタイムリープ作品。読んでいて心が躍らないわけがありません。主人公は決して強い人間ではありません。どこにでもいるような少年。そんな彼が努力し、周囲を変えていき、目的を達成させる。そんな物語であるこの作品を読んでもらうことで、読者の心を成長させてくれるのではないかと思います。

レビュー②

どんな話ですか? ヤンキー×タイムリープ漫画。

人生どん底のフリーター生活を送っていた主人公・タケミチ。ある日、中学時代の彼女・ヒナタと、その弟・ナオトが、関東最凶組織「東京卍會」の抗争に巻き込まれ、死亡した事件を目にする。その翌日、タケミチは何者かに背後から押されて、駅のホームから線路に転落させられる。死を覚悟したその瞬間、12年前の中学時代にタイムスリップ。過去に戻ったタケミチは、ナオトに遭遇。「12年後ヒナタが殺される」と伝えたことにより、未来が変化する。ヒナタを救うことはできなかったが、現代に戻ると、ナオトは死をまぬがれ、刑事になっていた。そして、タケミチに対し、ナオトは「12年前に戻り、東京卍會を潰せばヒナタを助けられる。力を貸してほしい」と言うのだった。タイムスリープする方法は、現代、あるいは過去にいるナオトと握手すること。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、過去と現代を行き来し、元凶となった関東最凶の暴走族チーム「東京卍會」で成り上がる姿を描く。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ヤンキーとタイムリープを組み合わせた設定がまず珍しく、面白いのだが、主人公のタケミチは、ヤンキーなのにケンカがとても弱い。そんなタケミチが、彼女を救うために、過去に戻るたびに、どんどん仲を深め好きになっていく仲間たちを守るために、事件や人物にまっすぐにぶつかっていくところに胸を打たれ、「ヤンキー漫画」へのイメージが覆される。また、そんなタケミチの姿に仲間たちも心を動かされ、仲間たちがタケミチを支えていくのだが、仲間を思い合う友情にも感動する。ヤンキーものではあるが、こんな仲間たちに出会いたくなる。こんなにも全力な時間を過ごしたくなる。

賭ケグルイ 河本ほむら (著), 尚村透 (著) スクウェア・エニックス

賭ケグルイ 河本ほむら (著), 尚村透 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 賭すこと、それが私の存在理由(レゾンデートル)。

名門・私立百花王学園。この学園には階級制度が存在する。生徒会を頂点とするこの学校は「ギャンブル」に支配されている。勝てば天国。負ければ地獄。ギャンブル強者は羨望、弱者は被虐のクルった学園。そんな学園に、一人の少女が転校してくる。彼女の名前は蛇喰夢子……。

レビュー

どんな話ですか? 賭ケグルイは2014年から連載されている漫画で、アニメ化と実写ドラマ化もされています。

私立百華王学園に通う生徒たちは、知力、洞察力、資金力に富んでいる。そんな彼らがギャンブルをし、負けると女は負け猫のミケ、男は負け犬のポチという形で地位が落ち、借金を背負って、生徒会によって今後の人生まで設計されるというリスクを背負います。主人公・蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)は、転向してきてからさっそくクラスで一番強い者を倒してしまうギャンブル狂。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 展開がどうなるのかわからないので、ハラハラして楽しいです。学園ものなので、登場するキャラクターも多く、また主人公の蛇喰 夢子(じゃばみ ゆめこ)もかわいい上にギャンブルがものすごく強い。次々に勝負をしては勝ち進んでいく姿が気持ちいいです。ギャンブルといえど、大抵は裏でインチキやいかさまをしてくるので、一筋縄ではいかないところが面白いと思います。次の展開は、どんなことが起きるのだろうと予測しながら読むのも楽しめます。

キングダム 原泰久 (著) 集英社

キングダム 原泰久 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 時は紀元前――。
いまだ一度も統一されたことのない中国大陸は、500年の大戦争時代。苛烈な戦乱の世に生きる少年・信は、自らの腕で天下に名を成すことを目指す! !【受賞歴】
第17回(2013年)手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞

レビュー①

どんな話ですか? 舞台は紀元前春秋戦国時代の中国で、
孤児の少年「信」が最下層の下僕から天下の大将軍を目指すストーリー。信は村の長の下僕として、兄貴分の「漂」と共に暮らしていた。
貧しくも大将軍となる夢を持ち日々仕事の合間に二人で鍛錬を重ねている。ある日、秦国の高官「昌文君」が村を通りかかり、
秦国王「嬴政(後の始皇帝)」とうり二つの漂を登用する。
取り残された信は、さみしくも自分も活躍できる日を信じ続ける。ある晩信の住む小屋の戸をたたく音が。
そこには腹部をさされ重傷を負った漂が倒れていた。
漂は秦王嬴政の身代わりとして暗殺者に追われていたのだった。「俺を天下に連れて行ってくれ」二人の夢である天下の大将軍。
そう言い残して漂は息絶えた。追手が迫る中信は漂が残した地図に導かれ、信は進む。
たどり着いた先には小屋があり、
その中には漂にうり二つの秦王嬴政がたたずんでいた。。。

最初は子供の信であったが、
秦国大将軍「王騎」との出会い~別れは彼にとって大きな成長をもたらす。

王騎将軍の形見の矛を受け取った信は、
同期の仲間「蒙恬」「王賁」、後に軍師となる「河了貂」、蚩尤族の「羌瘣」、
魅力あるキャラクターと共に大将軍を目指す。

実在の歴史上の出来事と人物がどうなるのか、
歴史の空白をどう表現するのか。
想像するだけでも今後の展開が楽しみな作品である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 原作者が元サラリーマンで、社会人としての経験があるからかもしれないが、

キャラクターたちのセリフが心に刺さるものが多く、

上官である将軍たちが理想の上司と言えるほどとても人徳がありかっこいい。

本当に世の中にこのような責任感がある管理職が多かったら、

嬴政のような人が国政にいたら、日本もよくなるのではないかと思える。

そして春秋戦国時代というマイナーな時代の出来事を描いているので、

新鮮で興味深い。

資料が少ないので作者の想像も大きいのかな・・?

レビュー②

どんな話ですか? 中国の歴史漫画です。舞台は春秋戦国時代、戦国の中で争いは絶えず、各国が覇を競っていました。主人公の信は秦という国の下僕の少年でした。夢は中華の将軍になること。下僕の仕事の傍、立身出世を夢見てひたすら剣を振っていました。ある日、政権争いで敵勢力に追われ逃げていた王様と出逢います。敵勢力から王様を救い出し、下僕から士族の地位をもらいました。ここから信の将軍へと成長していく物語が始まります。数々の戦を命懸けで戦い抜き、ときには大切な仲間を失うこともありました。倒した敵の思いも倒れた仲間の思いも背負って信は前に前に進みます。信の周りにはたくさんの仲間で溢れ、次第に信の名は中華に知れ渡るようになります。目的は中華の統一。王様と信の夢を叶えるため信は王様の矛となり戦い続けます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語は歴史に沿って進んでいきますが、春秋戦国時代の資料というものはかなり少なく、作者の想像で大半が描かれますがそれがキングダムの魅力の1つです。作者の原先生は原稿を書いている途中にキャラクターに感情移入して泣きながら執筆されることもあります。そんなふうにして描かれた物語は激動と感動の連続です。読者の想像を簡単に超えていく怒涛の展開、主人公だけでなく仲間や敵キャラクターまでキャラが立っておりファンがついています。読めば読むほど面白い漫画です。

レビュー③

どんな話ですか? 時は紀元前3世紀、古代中国の春秋戦国。

秦という国に、ある男がいた。

彼の名は政。

後の始皇帝である。

500年続く戦乱の世を終わらすため、中華統一という偉業を成し遂げる夢をえがく。

そして、その夢を実現すべく政の剣となるのがこの漫画の主人公である信という少年だ。

彼は戦争孤児で下僕であった。

下僕というみでありながら「将軍」になるという夢を叶えるため、自信もまた戦の舞台にたつ。

そんな、信と政を中心に描かれたストーリーである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 信が将軍になるという夢を描くストーリーなのに、まず1巻の1ページ目に将軍になった信を描いている。

結果を先に描いても、そこまでのプロセスや人間模様を細かく描写しているのでハラハラしながら読める。

また、登場人物がヒトクセある者が多い。

しかし、全員を好きになれるくらいキャラクターが人間味溢れている。

そして、女性も男性も楽しく読めるというのが大きい。

性別の垣根を越えて、幅広い年齢層が楽しめる漫画になっている。

レビュー④

どんな話ですか? 物語の舞台は古代中国の春秋戦国時代で、下僕だった主人公が大将にまで成長するストーリーです。

主人公はその下僕ですが、秦の始皇帝が成長するストーリーにもなっており、実際の歴史がモデルになっております。

下僕からスタートした主人公がさまざまな戦を通じて、成長し、仲間が増えていく過程は読んでいて楽しいです。

1巻目で主人公の相棒的存在が死亡するのも衝撃的でした。

個性溢れるキャラクターがたくさん登場するので、そちらも見ごたえがあると思います。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ほとんどが戦いの描写が多く、話の展開が早いので飽きることなく読み進めることができます。あと個性溢れるキャラクターが多いのでキャラクターに愛着が沸いたりもします。

しかし、戦いの最中にそのキャラが絶体絶命なったりして、ハラハラドキドキが止まらないです。

キャラクターが死亡するシーンも多く、感情移入することも多々あります。

そして、その敵討ちをしたときの爽快感といったら、何とも言えないものがあります。

戦いの描写で残酷なシーンがありますので、グロテスクが苦手な人はあまり良くないかもしれません。

レビュー⑤

どんな話ですか? 中国春秋時代。下僕として育ちながらもいつの日か戦場へ出て天下の大将軍になること

を夢見て日々切磋琢磨し剣の腕を磨き続ける信と漂という二人の少年。

ある日、少年たちが住む集落を偶然通りかかった貴族の出の昌文君。

子供にしてはあまりに過激な稽古に目を見張り、思わず声をかける。

千を超える対戦を経てきたという彼らに、半信半疑ながらも興味を持ち、

話を聞いていると漂のある特徴に気付いた昌文堂は、改めて二人の元を訪れ、

漂だけを王宮で預かると言い出す。

一人取り残された信のもとにある晩、現れた傷だらけの漂。

ある場所へ向かえという言葉を残し、腕の中でで息絶えた漂の仇を打つため

賊を追い、向かった先にいたのは漂と瓜二つの姿をしたこの国の王を名乗る少年。

このか弱い王を助け、手柄を立て、漂との約束であった天下の大将軍になることを

誓った信が戦場に向かい、絶体絶命の危機を仲間と共に乗り越えながら成長してく姿と、

幼い秦国の王、嬴政が始皇帝になるまでを描く壮大な中国史ストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ある程度史実に沿っていて臨場感があるし勉強になる。

展開が早くて一巻を読んだら最新刊まで辞められる人いないと思います。

キャラクターや、ストーリーの構成もすごく綿密で、「こいつ大物だな」とか

「これあとで絶対重要になるな」というような期待感が常に満載です。

どうでもいいキャラにもそれっぽい名前が細かく付いているのも面白いです。

作中の人物の話し方などが現代風にアジャストされているところもいいですね。

「マジ」とか「うちら」といった表現がコミックとしての読みやすさを引き上げてます。

ホントに無理!っていう展開をきちんとした理屈で最後には勝利を収める飛信隊の

戦いと、そこに織り交ぜられた史実が魅力です。

レビュー⑥

どんな話ですか? 中国を統一した秦の始皇帝の実話を元にした戦国時代の物語。下僕に生まれた貧しい少年「信(しん)」が、のちの秦の始皇帝となる中華の大王「嬴政(えいせい)」と出会い、天下の大将軍を目指し、数々の困難を乗り越え大爆進!馬鹿正直なほどに真っ直ぐで、でも戦いの才能だけはピカイチの信が仲間を増やしながら成長していくという、少年漫画の王道ストーリーでありながら、壮大な舞台設定や多くの魅力的な登場人物たち、ぐいぐい引き込まれるストーリー展開で、読み始めたら止まりません!
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、面白さが桁外れ!

中国の歴史に対する興味ゼロ、漫画もあまり読まない私が、たまたま友達が貸してくれたので暇つぶしに第1巻を読んでみたら、一気にはまってしまいました!

そして5巻、10巻と読み進めていくうちにさらに面白くなってどんどん引き込まれ、すっかり大ファンになって結局1巻から最新刊まで、迷わず全巻購入してしまいました!中国の歴史に興味ゼロの私がこうなんだから、興味ある人は絶対に読まないとダメです!

手元において、何度でも読み返したい、読めてしまえる漫画です。

主人公の信と嬴政の、目標に向かう熱い想いと行動力、どんなに大きな困難にも諦めない、折れない心の強さに圧倒されまくりです。

数々の魅力的なキャラがまた良い!渋いキャラ、カッコいいキャラ、面白いキャラ!

出会いと別れにも、いちいち心を大きく揺さぶられて、読みながら何度号泣したかわかりません。ティッシュの用意必須です!

目標に向かって突き進む信と嬴政の姿に読んでいるこちらも激しく揺さぶられ、自分の中からも熱い思いが湧き出てきます。

元気のない時にも、もう一度立ち上がるエネルギーをくれる漫画です。

潔く柔く いくえみ綾 (著) 集英社

潔く柔く いくえみ綾 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 由麻は通学電車で痴漢に悩まされている。同級生のスワは由麻を守るため一緒に通学し、2人は付き合い始めることに。だが、由麻は毎朝同じ電車に乗る生物教師の梶間が妙に気にかかり…。

レビュー

どんな話ですか? いわゆる一般的などこにでもいる高校生の青春物語から始まる。友達との些細な喧嘩、淡い恋心そして大切な人の突然の死。私は誰が好きだったのか想い悩む。

そこからころころ主人公が変わりいろんな人物の物語が進んでいく。内容は様々で仕事で悩む人、友情で悩む人、恋愛で悩む人、過去のつらいトラウマが忘れられない人など、些細な悩みから重く辛いことまでたくさん悩み考えながら生きていく主人公たち。

そして年月が流れ少しずつ物語はつながっていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画は軸になる主人公はいますが、毎回主人公は変わります。この漫画を読んでいくうちにきっと自分と似てる主人公と出会えるはずです。ついさっきまで脇役だった人が次は主人公になり物語が始まり、この世界は誰もが主人公だと思わせてくれます。

カンナさーん! 深谷かほる 集英社

カンナさーん! 深谷かほる 集英社
アマゾン商品紹介 『マリーゴールド』の末っ子カンナが、ママになって再登場!! 愛する家族に囲まれ幸せな毎日を送っていたけど、何やら起きそうな予感が…!? 『これがシアワセ!?』も同時収録。
レビュー
どんな話ですか? 主人公のカンナは決して美人とは言えないが、前向きで明るい性格の持ち主。彼女は夫の礼と、レオという名の息子と3人で暮らしています。

ある日、レオの誕生日に家族で過ごそうと礼を待っていたカンナとレオですが、いくら待っても帰ってきません。結局夜遅くに帰ってきた礼を怪しいと思ったカンナは、後日礼が元恋人と不倫をしていたことに気づいてしまいます。カンナは礼に激しく詰め寄りますが、礼が彼女に遊びではなく本気になっていることを知ってしまいます。

考えた結果カンナは礼と離婚することを決意しますが、まだどこかで礼を気になっている様子。モヤモヤを抱えたままカンナはシングルマザーとしてレオと親子二人の生活をスタートさせます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? おそらくどこにでもいる夫婦のあり方をリアルに描いていて、主人公カンナを始めとする様々な登場人物に共感したりまたはイライラしたり、感情移入しながら読み進めていける魅力があるからです。どんな逆境でも決して否定から入らず、まずはポジティブに受け止めようとするカンナの前向きな性格には、とても敵わないなと思う以上に憧れを抱きます。

こんな人になりたいなと思わせてくれる、読む人を前向きにさせてくれる漫画だと思います。