コウノドリ 鈴ノ木ユウ (著) 講談社

コウノドリ 鈴ノ木ユウ (著) 講談社

アマゾン商品紹介 出産は病気ではない。だから通常の出産に保険はきかない。産科医療は怪我や病気を治す訳ではない。なので通常の出産に産科医は必要ない。だが、何かが起こりうるから産科医は必要なのだ──。年間約100万人の新しい命が誕生する現場の人間ドラマ、開幕!モーニングで大好評だった「未受診妊婦」「切迫流産」「淋病」「オンコール」を収録。

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の産科医鴻鳥サクラをはじめとした、ペルソナ病院で働く人たちの妊娠と出産にまつわる物語です。ペルソナ病院には、出産を前にした妊婦がたくさん来院します。その妊婦や家族は、何かに悩んでいたり出産への不安を抱えています。ペルソナ病院で働く人たちは妊婦や家族の抱えている悩みに真摯に向き合い、必死で救おうとします。

命が誕生する奇跡、出産の大変さ、医師たちの苦悩、出産を取り巻く厳しい現状など、妊娠や出産をテーマに繰り広げられるヒューマンドラマ作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? コウノドリをオススメしたいのは、中高生や大人たち全員に知って欲しいことがたくさん描かれているからです。誰もが妊娠と出産という言葉は知っていますが、実際にどういうことなのか深くは理解していない人が多いはずです。この漫画を読むことで、妊娠や出産に対する理解が確実に深まります。妊娠や出産に考えが及ぶだけでも、この漫画を読む価値があると思います。また単純にヒューマンドラマ作品として非常におもしろいですし、ぜひとも多くの人に読んで欲しいです。

レビュー②

どんな話ですか? 産婦人科医が主人公の医療漫画。主人公は医師であり、天才ジャズピアニストでもある。

妊婦とその家族を中心に描き、話が進んでいく。テーマ毎に2話~4話程度の話であることが多い。

登場人物も個性豊かな人物が登場。産科医・助産師・ソーシャルワーカー・小児救急医等。それぞれの立場からの発言や行動がストーリー展開に影響する。

一人一人の生活スタイル等のバックグラウンドが分かりやすく描かれている。出産が奇跡であることを痛感出来る作品。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 妊婦の不安な気持ちに寄り添っているから。
私自身もこの漫画を読み始めた時は妊婦だったが、出産に対して無知で恐怖心しかなかった。
医療用語も登場するが、一般人であってもある程度は分かるし、その点がリアル感を出していた。男性目線・女性目線どちらでも楽しめる漫画。
漫画に出てくる絵も緻密で丁寧に描かれており、漫画が苦手な人でも読みやすい。出産を迎える妊婦だけでは無く、その妊婦さんの周りの人にも子育てを始める心構えとして読んでおいたほうが良い作品だから。

レビュー③

どんな話ですか? 産科医の鴻鳥先生を中心に、妊婦さんとその家族のお話で、流産や不妊、赤ちゃんの障害など、出産にまつわるテーマを描いています。鴻鳥先生は、いつも優しく妊婦さんと家族、ベービーに寄り添ってくれる素敵な先生です。鴻鳥先生を取り巻く同じ病院の先生や看護師さん、助産婦さんも人間的にもとても魅力的な登場人物がたくさん出てきます。お母さんとベビーどちらを助けるか?など、時にはシリアスな場面もありますが、妊娠・出産がいかに奇跡的で素晴らしいことか、命の尊さが伝わる漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 実際に私が妊娠中に読んでいて、漫画に登場する妊婦さんの不安や疑問などが一緒に解決できたので心強かったです。本当にバイブルにしていました。普段なかなか知ることのできない医療現場を覗き見しているような感覚になります。人の命が誕生するのは奇跡だなぁと本当にしみじみ思うことができると思います。妊娠、出産に関する専門的な知識がなくても、楽しめるしタメになる内容になっていますし、涙なくしては読めない回も多く感動します。

東京タラレバ娘 東村アキコ (著) 講談社

東京タラレバ娘 東村アキコ (著) 講談社

アマゾン商品紹介 「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!

レビュー①

どんな話ですか? 「タラレバばかり言ってたらこんな歳になってしまった」同じくアラサー独身の3人で女子会を繰り返す日々、恋に仕事に揺れる漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? アラサー女子の生態を客観的に観察できるような、わかるわかると思いながら、でも反面教師にしつつ楽しめる漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? アラサーの女性三人が、東京で仕事や恋に奮闘するコメディ漫画です。

「ああだったら~」「こうなれば~」といつも言いながら、女子会をしているフリーの脚本家の倫子と高校時代の親友でネイリストの香、居酒屋の看板娘の小雪。

3人とも理想を話しながら、女子会を繰り返しているうちにあっという間に33歳になってしまった。仕事にも行き詰まったり、恋もうまくいかなかったり、日々色々なことに悩む倫子の前に、金髪のイケメンモデルのKEYが現れる。冷たい態度しかとらないKEYを毛嫌いしつつも、次第に惹かれていく倫子。憎まれ口をたたきながらも、倫子に惹かれていくKEYの恋愛模様や、香りと小雪の恋、3人の友情などアラサーは共感することの多いストーリーです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 読むと元気になれる漫画です。倫子と香、小雪の女子会でのトークは読んでいて面白いです。作者の方のコメディセンスが抜群で、少女漫画ながらイラストでもセリフでも笑いの要素が満載です。主人公もそれぞれに個性があり、楽しみながら読むことができます。ストーリー自体が重いものではなく、軽い気持ちで読めるのもおすすめです。コメディ以外にも、仕事や恋愛に悩むアラサーの気持ちにも共感できるところがあり様々な面から楽しむことができます。

ふたつのスピカ 柳沼行 (著) KADOKAWA

ふたつのスピカ 柳沼行 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 西暦2010年、日本初の有人宇宙探査ロケット「獅子号」は市街地に墜落して多くの死傷者をだす惨事となった。事故で母親を失った少女「アスミ」は事故機のパイロットの幽霊「ライオンさん」と出会い、宇宙飛行士を目指すようになった。
どんな話ですか? 有人宇宙探査ロケットが墜落し、事故が原因で母親が亡くなってしまい父親と二人暮らしの主人公あすみ。
同じ墜落事故で亡くなった宇宙飛行士のライオンさんの幽霊に出会い仲良くなります。
ライオンさんと仲良くなるにつれ、自身も宇宙飛行士になるという夢をかかげ宇宙飛行士養成高等専門学校へ進学します。
宇宙学校の試験や授業はかなり厳しいものでしたが、受験の際に出会った友人たちと様々な成長を描いたファンタジー要素もある漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 普通に読むと小さな女の子が宇宙飛行士を目指している漫画。というふうになってしまいますが、それよりも後半にいくにつれ明かされてくる複雑な人間関係や、宇宙飛行士を目指している友達とのやりとり、何より主人公のあすみとあすみだけに見える幽霊ライオンさんのやり取りに心を動かされます。
新刊が出るたびに毎回泣けるシーンがありました。
作者の方は男性なのですが、絵のタッチがとても柔らかく繊細で素敵なところもオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? ほのぼのした話が好きな人はもちろん、もやもやしたり落ち込んでる方、年齢問わず夢がある方にに読んでもらいたいと思います。
感動する話が多いので、読んだ後は泣いてスッキリ出来るのではないかと個人的に思います。
読んだことによるエピソード 特になし。

ハルとアオのお弁当箱 まちた (著) コアミックス

ハルとアオのお弁当箱 まちた (著) コアミックス

アマゾン商品紹介 ひとりで食べてるのにひとりじゃない。誰かが作ってくれたから、お弁当は今日も温かい。オタク女子のハルは、いつもは平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまう。そんな時に出会ったオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることに。だが、同居のルールはお弁当を作り合うことで!?「おはようとかおやすみとか」のまちたが贈る優しくて心温まる、手のひらサイズの往復書簡!
どんな話ですか? アニメオタク女子のハルは、いつもはどんなことがあっても平気なのにふとしたある日、彼女を憐れむ世間の目に落ち込んでしまいます。そんな時出会った看護士のオネエの蒼くんとハルは意気投合し、勢いで同居をすることになります。同居のルールはお弁当を作り合うことで、料理初心者のハルですが蒼君を喜ばせようと奮闘します。お互いの考え方を尊重しつつ同居をするのは難しいですがお弁当交換をすることで友情が深まっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 同居というと男女の恋愛や同性の友情が一般的なテーマであるが、この物語では性別にとられずに好きな相手と一緒に暮らすというところが素敵です。お弁当作りを通じて相手を思う気持ちがよく伝わってきて幸せな気持ちになります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 日常に疲れている人、恋人といても新鮮味がないなーとマンネリを感じている人におすすめしたいです。特別なことをしなくても日常を少し丁寧に暮らすだけで、新たな幸せを感じることがあると思います。
読んだことによるエピソード 私も家族にお弁当を作りたいと思いました。

子連れ狼 小島 剛夕 (著), 小池 一夫 (著) グループ・ゼロ

子連れ狼 小島 剛夕 (著), 小池 一夫 (著) グループ・ゼロ

 

アマゾン商品紹介 一殺五百両!子連れの刺客――人呼んで”子連れ狼”拝一刀とその子大五郎が昿野をさすらう!柳生一族の厳しい追撃をはねのけ親子が目指すは・・・!?巷間を感動の渦にまきこんだ時代劇画の金字塔!!
どんな話ですか? 公儀に仕える介錯人、公儀介錯人としての地位を柳生一族を押しのけて勝ち取った水鷗流剣術の達人・拝一刀。しかし、公儀における権力をさらに拡大したい柳生烈堂の策略で妻を殺されてしまいます。残された息子・大五郎と共に冥府魔道(復讐のみに生きる道)へと自らを落とし、柳生一族からの度重なる刺客を返り討ちにしながらも着々と烈堂へ復讐を果たすべく旅を続けていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の拝一刀はポーカーフェイスで笑顔は見せません。しかし、復讐の旅路の途中で会った人々にも手を貸すような真心のある人間性の持ち主でもあります。そんな父と、こちらは子供らしく表情豊かですが、父と復讐の道をゆく覚悟の決まった表情を時折見せる息子・大五郎の親子愛はこころを打ちます。
どんな人に読んでもらいたいですか? 武士のかっこいい戦闘シーンが見たい人 父と息子の絆の深さを見たい人 孤独な復讐劇が見たい人
読んだことによるエピソード 主人公の息子・大五郎は幼いながらも肝の座っている子供です。父からの教育が無くても、父の背中を見て、自ら考えて行動しています。この姿には尊敬の念を覚えました。

ふれなばおちん 小田ゆうあ (著) 集英社

ふれなばおちん 小田ゆうあ (著) 集英社

出典:ふれなばおちん

 

 

アマゾン商品紹介 夫は大事です。でも、好きな人ができました。 結婚××年。家族のために生きてきました。それで幸せ、それが幸せ、と思っていたけれど、最近娘が、もっとキレイなお母さんでいてよ、なんてことを言いだした。母だけじゃ、いけないのでしょうか─。
どんな話ですか? ごく普通の主婦が、夫ではない男性を好きになって少しづつ変わっていくお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の女性は、ごく普通で、家族思いで、料理上手で明るい素敵なお母さんです。そんな人が少しづつ好きになってはいけない人を好きになっていく過程が、とてもリアルに描かれています。不倫に踏み込んでいく過程が丁寧に描かれている漫画はそう多くないと思います。あと、主人公が作るご飯が美味しそうで食べたくなります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 人を好きになっていく過程を追体験したい人に読んでもらいたい漫画です。好きになってはいけない人を好きになるというストーリーだからこそ、人を好きになっていくプロセスがよく分かる漫画ではないかと思います。
読んだことによるエピソード 特になし

 

プリンセスメゾン  池辺葵 (著) 小学館

プリンセスメゾン  池辺葵 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 映画化作品『繕い裁つ人』の池辺葵氏、最新作は“住”。女ひとり、たったひとつの“家”さがしは、運命の人を見つけるよりも難しい!? 2015年、日本。女性がひとりで家を買うことは、無謀なのか、堅実なのか。年収200万ちょっとの独身女性・沼越さんが、オリンピックを控えた東京で、理想の家を求めて歩く。twitterなどで大人気の、共感度100%の家さがしストーリー。
どんな話ですか? 主人公が、自分一人が住む理想のマンションを見つけるためにモデルルーム見学を繰り返します。家を巡り、色々な人の過去・現在・未来が描かれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの持ち家探しのお話ではありません。家を通じて生き方や過去の思い出との向き合い方について考えさせられます。ですが決して押し付けがましくなく、読んだ後に温かい気持ちになります。
どんな人に読んでもらいたいですか? 将来や生き方について悩んだり、漠然としたもやもやを抱えたときに読んで欲しいです。お休みの日や仕事終わりに、自宅でくつろいでいるときに読むのにぴったりな漫画です。
読んだことによるエピソード 独身女性が家を買うと結婚できなくなる、という世間の言い伝えに真っ向から向かっていく漫画だと思いました。生き方なんて人それぞれだ、と自分に思わせてくれた漫画でした。読んだあと張り詰めた気持ちがフッと緩み、自然と気持ちが明るくなります。

昭和元禄落語心中 雲田はるこ (著) 講談社

昭和元禄落語心中 雲田はるこ (著) 講談社

アマゾン商品紹介 満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎(よたろう)。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲(やくも)がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!? 昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
どんな話ですか? 昭和元禄(1960年代に、当時の高度経済成長を指して生まれた言葉)のタイトルが示す通り、主に昭和から現代に至るまでのある落語家の人生の物語です。

過去に生きる二人の天才落語家と、その薫陶を受けた落語家の卵の奮闘を交えながら、芸に向き合う者たちの姿勢や、取り巻く人々の人情が描かれています。

「心中」という不穏なキーワードは、世の移り変わりで落語がどうなっていくのか、また変質していくなら落語家も迎合するべきか、それとも旧態様式と心中して過去のものになっていくのか…という芸人としての葛藤はもちろん、愛憎の果てに生死の問題をも伴う本当の意味でも使われ、人を楽しませる落語を扱いつつもそこに隠れた道化師の舞台裏のような悲哀が常に漂っています。

時代設定は昭和初期の戦時中から携帯電話があるごく最近までと非常に幅広く、一貫して出てくる「八代目八雲」の若き日から最期までの一代記という側面も強く、この八雲が「与太郎」と並ぶ影の主人公と言えるかもしれません。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 同時期にドラマ化した「トクサツガガガ」とどちらにするか非常に迷いました。
こちらの方がより衝撃的で、腹を抱えて笑うというより腰を据えて取り組む大人の文学のような印象があります。
よってより活字だけでもその魅力が伝わりやすいのではと思い、今回は「昭和元禄」を選びました。
内容はもちろん落語が中心で、徒弟制のしくみはどうなっているとか、寄席の裏側はこうなっているとか、伝統とどう向き合っているのかという知識も得られますが、漫画作品としての魅力としてはまず絵柄と人物造形の美しさで誰もが目を奪われるのではないでしょうか。
個人的にはあまり女性作家のタッチは好きになれない事が多く、敬遠の元となりがちなところが、雲田はるこ氏の筆はスマートかつ力強い透明感があります。
特に男性は格好良く、美しく描かれており、どこかボーイズラブ的な匂いもありつつ、前述の骨太感のおかげで抵抗がありません。
一方の女性は魅力がないかというとそんな事はなく、中心となる昭和編の小夏、過去編のみよ吉ともにちょっとめんどくさい
性格をしてはいるものの、基本的に男社会の落語界隈に女としてどう絡むのかという重要な役割を持っています。
どんな人に読んでもらいたいですか? 活字が多い割に説教くさくなく、どちらかというと人の心の根底にあるものをダイレクトに打つ作劇のため、落語に興味がなくとも人から人へ伝わる思いを感じ取るだけでも充分楽しめます。

よって普段からよくドラマを見る方ならすんなり入れるのではないでしょうか。

またすでに完結ずみの作品であり、単行本は10巻とすっきりまとまり、一気読みもしやすいため時間のない人にもおすすめです。

美男子が吐く数々の名啖呵も見所の一つであり、昨今の薄っぺらな日本語に辟易している人にもぜひ読んでほしいと思います。

読んだことによるエピソード これはもう落語に興味が沸いたという一点に尽きます。もともと「笑点」のイメージしかなかったところに、作中の非常にわかりやすい解説と小気味よいセリフのおかげで、ただの伝統芸能という既成観念が取り去られてしまいました。読んだ人の大半が、こんなに面白いのならぜひ寄席に行って生で触れたいと思うに違いありません。

 

ホクサイと飯さえあれば  鈴木小波 (著) 講談社

ホクサイと飯さえあれば  鈴木小波 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 「料理はね、作ってる時間が楽しいんだよ。」
伝説のインドアご馳走マンガが「ヤングマガジン サード」にて復活移籍新連載!!
かつて掲載誌の休刊に伴い惜しまれつつ終了した『ホクサイと飯』。
本作『ホクサイと飯さえあれば』は、その8年前のお話。
大学進学のため上京した山田ブンが、愛するぬいぐるみ(?)ホクサイと共に、
東京・北千住の町でアイディア満載のレシピで美味しいご馳走作ります!
トラブルがあっても、ホクサイがいて、美味しい飯さえあれば、毎日ハッピー!!発売前から各所で話題の1巻は「空き缶ご飯」「変身のサンドイッチ」「魔法瓶で甘酒」「ミートボールスパゲティ」「聖なるパフェ―」「牛すじカレー」のレシピと、それにまつわる笑えて沁みて温まる、家庭料理のようなほっこり物語収録です。
どんな話ですか? 美大に通う主人公が日常を過ごしながら食べたい衝動にかられ、ぬいぐるみのホクサイや友を横目に料理を作って食べるお話です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ご飯の描写がおいしそうなのと、一つ一つの料理にレシピがきちんと書かれています。読んでいて自分自身も食べてみたいと思ったときに、漫画をレシピ本代わりにして作ることも可能です。また、普段なら市販のもので済ませるような甘酒やめんつゆを作って食べてみたいというだけで作ってしまうのがとても共感します。また、主人公は漫画家を目指し、応募しますが、担当にけちょんけちょんにあしらわれます。その怒りの矛先を料理作りに向けるところなど、とても気持ちがわかり、自分自身もそうしてしまうなと思ってします。
どんな人に読んでもらいたいですか? 料理を作る人、きちんとしたものではなく日常で目分量で作る人やたまに本格的なもの作りたい衝動に駆られる人におすすめです。また、漫画家志望でまだまだ悩みながら頑張っている人にたまの息抜き、現実逃避にこんなやり方もあるんだなと読んでもらいたいです。
読んだことによるエピソード 作中、主人公が冬場部屋の中にテントをたててその中で漫画を描く姿を見てテントを購入しました。冬場は暖かいのですが、ちょっと大きすぎてあまり使わなくなりました。最近ではソロキャンが流行りだし、一人用のテントもいろいろな種類があると知れたのでもう少し調べてから購入すればよかったと思いました。

サラリーマン金太郎 本宮 ひろ志 (著) サード・ライン

サラリーマン金太郎 本宮 ひろ志 (著) サード・ライン

 

アマゾン商品紹介 長髪にハチマキ。背中に赤ん坊くくりつけ、史上最強のサラリーマン・矢島金太郎がしがらみだらけの世の中に殴りこみ!!かつては関東一円でその名を鳴らした暴走族・八州連合の頭(ヘッド)。そんな金太郎は妻の実家で漁師となったが、海でヤマト建設の会長を助けたことで新たな行くべき道を掴んだ!上京してヤマト建設の社員となった金太郎は、会社を飲み込む台風の目となり、行く先々で大暴れ!!

レビュー①

どんな話ですか? 中卒、少年院あがりの金太郎がひょんなことから建築会社の社長を助け、働くことになる
学はないが腕っぷしとひらめき、そして人との縁で破天荒ながらもサラリーマンの道を金太郎は極めて行く
なぜその漫画をオススメしたいですか? 働くことに理不尽さ、そして充実感などをたっぷり味わえる作品です

レビュー②

どんな話ですか? 元暴走族で前科2犯の主人公の矢島金太郎が田舎の漁師から東京のサラリーマンになるストーリです。

サラリーマンになるきっかけは、船釣りで漂流していてヤマト建設の会長の大和守之助を助けたことにより東京のサラリーマンになる。ヤマト建設に就職してからは、金太郎の正直で真っ直ぐな性格が影響して、様々な人間との交流により小さな仕事からやがて大きな仕事を成功させていく。

一人の人間がサラリーマンを通して成長していく物語である。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 実際に自分が働きだしてから、多く感じることがあります。

人間関係によって態度を変えたりや正直になんの仕事をやっているのかを漫画を通して見直すことができるからです。

仕事にて小細工をすることも多々ありますが、真っ直ぐに正直に仕事にぶつかっていくことを思い出せてくれます。

仕事で心が折れそうになった時も、どのようにして突破すれば良いかなどを、漫画を通して自分を見直すことでやり切るためのヒントを届けてくれるような気がします。