るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― 和月伸宏 (著) 集英社

るろうに剣心―明治剣客浪漫譚― 和月伸宏 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 逆刃刀を腰に下げ、不殺を誓う流浪人・緋村剣心――彼こそは維新志士の中で最強無比の伝説をもつ「人斬り抜刀斎」であった。維新後、その熱き想いで人々を守り続けた流浪人・剣心の活躍を描く! 【同時収録】「巻末特別編(1) るろうに―明治剣客浪漫譚―」

レビュー①

どんな話ですか? 過去に人斬りをやっていた主人公が、ある時を境に刀を逆刃刀に持ち替え、殺さずの信念の下人助けをするというお話です。

各地を旅して定住しなかった主人公が、東京の剣術道場にいる少女との出会いをきっかけに仲間が増えていきます。

人斬り時代の因縁と事件の発生により、一旦は東京の仲間と決別し京都への戦いに向かいます。

京都では、かつて敵同士だった者が新たに仲間になったり、東京の仲間が主人公を追いかけて来て絆を深めあったり、主人公の過去が少し匂わされたりと

魅力的なストーリーになっています。

京都の事件が解決後、過去編と過去にまつわる人物との闘いを経てそれぞれの道へ進んで行きます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? メインストーリーは明治11年から始まりますが、実在の人物や事件の使い方が上手く、歴史の勉強にも役立ちました。

作者自身が新選組が好きなようで、時代考証がしっかりされていると感じます。

骨組みがしっかりしているので、当時流行していた文化(牛鍋や着物にエプロンなど)を紙面を通して楽しむ事ができ、

大久保卿暗殺や阿片問題等、教科書にはあまり大きく出てこない様な事件とフィクションが上手く重なって話に説得力が出ていると感じます。

また、バトルシーンの作画は大変迫力がありますし、格好良い悪役達も魅力的です。

レビュー②

どんな話ですか? るろうに剣心は歴史と関係が深く、昔存在していた新選組も漫画として出ています。ある日人斬り抜刀斎と名のついた流浪人がいましたが、神谷薫という女の子に出会い居候することになりました。神谷薫は流浪人である正式の名緋村剣心の飛天御剣流とは別に人を生かす剣術を使います。お互い剣で人を斬ることを嫌がる気持ちが一致しお互いの心を深く知ります。そんな頃道端で歩いている途中弥彦と出会います。弥彦は今まで悪党に盗み役として働かされ、人の財布を奪っていました。しかし剣心の純粋な心に信念を抱き、弥彦も仲間になります。またある日途中で剣心と同じくらい強い人物が現れ相楽左之助に勝負を挑まれます。相楽左之助も悪い人ではなく政府のことが嫌いなだけの喧嘩屋です。昔は赤報隊として活躍していました。4人全員神楽薫の家で居候しますが、薫にちょっかいを出したりご飯が美味しくないなどわがままを言います。しかし人助けになると4人は協力し世のためや困っている人のために悪者を追い払います。剣心の人斬りの気持ちと流浪人の気持ちを行き来する漫画でもあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 今は確かに多種多様なスポーツもあるけれど決して人を傷つけるものではありません。それは剣道だって同じです。剣道で自分の幼い心を強くする、鍛えます。しかし剣道の剣も神谷薫の流派と同じように竹刀で出来ていて、それは人を守る剣でもあります。よく世間では本当の正義とは何か、という疑問を抱いている人もいます。正義とは決して剣道で最後まで人を斬りつけたり叩いたりするものではなく、あくまでもトラブルが起こったときに人を助けるためにあります。生きることはどういうことか、何故斬るのが悪いことなのか基本になって深く考えさせられる漫画です。生きることに悩んでいる人のためにもなるためおすすめ出来ます。

聖闘士星矢  車田正美 (著) 集英社

聖闘士星矢  車田正美 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 【燃え上がれ小宇宙!! 聖闘士星矢誕生】孤児院で育った少年・星矢は、巨大な財団を率いる城戸家に引き取られ、ギリシアに送られる。ギリシアで壮絶な特訓を受け、成長した星矢は、青銅聖衣を得て、聖闘士となった!! 日本に帰った星矢を待っていたのは、聖闘士同士で闘う史上最大のバトルロワイヤル銀河戦争だった!!

レビュー①

どんな話ですか? ギリシャ神話をモチーフにした漫画で、地上の愛と平和を司る女神アテナと、地上侵略を試みるギリシャ神話の神々の戦いを描いています。そして主人公星矢はアテナに使える聖闘士の中でも最下級の青銅聖闘士でありながら、仲間の青銅聖闘士と協力しながら、究極の小宇宙であるセブンセンシズに目覚め、黄金聖闘士や地上侵略を試みる悪の神々と互角に渡り合うことになります。最後には最強の敵である冥王ハーデスと一騎討ちする事になります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? どんな苦境にたたされても諦めない姿は本当に感動しますね。特に冥王ハーデスとの戦いや、双子座の黄金聖闘士サガとの戦いの時には特にそう思いました。また仲間との友情もオススメしたいポイントです。主人公星矢がピンチになると必ずサジタリアスの黄金聖闘士や仲間の青銅聖闘士が助けに訪れます。そして本当に重大なポイントになると女神アテナが助けにくる場合もあります。このような仲間との助け合いもオススメしたいポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? この世に邪悪がはびこる時に現れるという女神アテナ率いる聖闘士達の戦いを描いたバトル漫画です。

この世に邪悪な神々との戦いが始まる時に地上に女神アテナが降臨して邪悪と戦うのアテナを守護する聖闘士達は世界からギリシャの聖域に集結して聖域を襲撃して地上支配を狙う邪悪な神々と戦うのだった。

だが、そんな聖闘士達も一枚岩ではなくアテナを補佐する教皇はアテナを裏切り聖闘士同士で不毛な戦いを繰り広げる事となってしまうのだった。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 聖闘士星矢という漫画がおすすめなのは基本は熱血バトル漫画でよくある感じの往年の少年漫画という感じの作品ですが

この漫画が良いと思ったのは邪悪と戦う聖闘士達の中に裏切る者が出てきたりして、単純に邪悪な神々と戦うだけのストーリーになってない点でおすすめだと思いました。

もちろん単に仲間内の戦いだけを描いているわけではなく、聖闘士同士の抗争が終わった後はしっかり邪悪な存在と戦うために聖闘士達も一枚岩になって戦うので誰が読んでも分かりやすいストーリーとなっている点でおすすめだと思いました。

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい 松本ひで吉 (著) 講談社

犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい 松本ひで吉 (著) 講談社
アマゾン商品紹介 100万リツイート突破の話題作! ツイッターで大人気の『犬と猫どっちも飼ってると』シリーズがついに単行本化です。天真爛漫な犬くんと、魔王のように凶悪ながら愛らしい猫さま。どっちも飼えば100倍たのしい、笑いありホロリありのエッセイコミックです。とっておきハプニング満載の、描きおろしエピソードも大量収録しました☆

レビュー

どんな話ですか? 犬と猫、多頭飼いならではのドタバタな毎日を描いたコミックエッセイです。

犬くんは飼い主と猫くんが大好きで、ちょっとおバカ。

でもとても純粋。

ちょっとやそっとの事ではめげない精神力で、猫くんを構っては教育的指導をされています。

猫くんはとてもクール。

そして盗み食いに対する情熱が半端ないです。

ちょっと鬼畜な猫くんですが、たまに見せる優しさやデレの部分が堪らなく愛おしくなります。

そしてその飼い主さんは超動物好き。

二匹に振り回される日常を、面白おかしく描かれています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 全動物好きさんにとって、たまらない一冊だと思います。

犬猫の多頭飼いあるあるで、共感するところが盛りだくさんです。

笑えるお話ばかりではなく、飼い主さんが今まで経験したペットとのお別れであったり悲しい出来事も入っていて、

その時の飼い主さん心情と犬くん猫くんの態度など、読者の心に刺さります。

多頭飼いの大変さや、またそれ以上の二匹から貰う豊かで幸せな日常。

忙しいこの現代社会で心がすり減ってしまったときの一つの癒しになります。

この音とまれ! アミュー (著) 集英社

この音とまれ! アミュー (著) 集英社
アマゾン商品紹介 先輩が卒業して箏曲部ただ一人の部員になってしまった武蔵。四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も居る状態。そんな彼の前に現れた、見るからに不良で箏とは縁の無さそうな新入生が入部したいと言い出して!?

レビュー①

どんな話ですか? 神奈川県の時瀬高校の筝曲部に所属している主人公の倉田武蔵は、先輩が卒業してたった一人の部員になってしまった。四月になり新入部員の勧誘に励むのだが、部の存在自体を知らない人も多く廃部の危機に陥いるのだった。そんな中現れた見るからに素行が悪く不良な新入生久遠愛が入部したいと言い出した。最初は拒絶していた武蔵だったが不器用ながらもまっすぐな愛を知り受け入れ、箏の家元の娘のさとわや愛の友人たちが入部しでこぼこで一見バラバラなメンバーでの青春部活物語が始まります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 音楽をテーマにしており実際に耳で音を聴くのではなく、絵や文字を目で見て音をイメージし感じなければならないのですが、登場人物一人ひとりの表情や手元の動きなどで容易に豊富な音がイメージできます。こんなに心から高揚したり、感動した漫画は初めてでどんどん物語に入り込んでしまいました。学生時代の部活動特有の情熱や努力の過程など懐かしさを感じたり高校生たちの不器用さに一喜一憂しワクワクし、恋愛模様には胸がキュンキュンします。

レビュー②

どんな話ですか? 慕っていた先輩たちがみんな卒業してしまい、倉田武蔵は箏曲部でたった1人の部員になってしまう。新年度を迎えて武蔵は新しい部員を増やすべく勧誘を頑張るものの、地味な箏曲部はまったく注目されなかった。だがそんな武蔵の前に、明らかにヤンチャで箏とは何の関係もなさそうな新入生が入部を希望してくる。廃部寸前の箏曲部だったが徐々に部員が増えていき、次第に箏曲の大会を目指すようになる。箏に青春をかけた高校生たちの熱い物語!
なぜその漫画をオススメしたいですか? 箏曲部の物語と聞いても最初はあまりピンときませんが、読んでいくうちにおもしろさがだんだんとわかってきて楽しいです!どうやったら箏が上手に弾けるのか、武蔵や愛たち箏曲部は懸命に考えてひたすら練習を繰り返します。順風満帆にいくことはほとんどなく、紆余曲折ありながら少しずつ成長していきます。各部員たちの思いがヒシヒシと伝わってくるのはもちろん、箏にどんな魅力があるのかもわかります。また絵がきれいで読みやすいですし、多くの人にオススメしたい漫画です。

H2 あだち 充 (著) 小学館

H2 あだち 充 (著) 小学館
アマゾン商品紹介 ライバルであり、親友でもある国見比呂と橘英雄。甲子園をめざす2人の“ヒーロー”に、ひかりと春華の想いが交錯する…。正統派スポーツ&ラブストーリー。

レビュー①

どんな話ですか? 高校野球を題材にされているあだち充さんの人気漫画です。中学の地区大会で優勝した、国見比呂は肘の故障により野球を諦めて、野球部の無い千川高校に入学します。中学で同じチームメイトだった橘英雄は、名門の明和第一高校に入学して1年生ながら4番を任されます。一方で国見は、千川で野球が大好きな古賀春華と出会います。肘を見てもらっていた病院の医師が医師免許を持っておらず診断結果が嘘だったことから、国見は千川に野球部を作り親友の野田とともに甲子園を目指していきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 国見と野田の野球以外のやり取りが面白かったりするのがお勧めのポイントです。国見の魅力は、勝ちに拘らず仲間を大切にしていくところで、そんな国見と野田のバッテリーの魅力に惹かれて様々なメンバーが集まっていくところも見所です。栄京学園の広田との戦いや甲子園でライバル達との戦いなども見逃せません。ラストシーンとなる親友の橘との甲子園準決勝での対戦など、見所がたくさんで野球を知らない方にも楽しんでもらえる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? あだち充のタッチに続く、高校野球をテーマにした野球漫画です。野球が上手でライバルである2人と2人の女性を野球を通じて描いた青春漫画です。天才投手である比呂と天才打者である英雄が甲子園を目指しながら野球を通じて争い、この他にも雨宮ひかりと古賀春華というヒロイン達との想いが交差するラブストーリーが見ものです。また、多くの仲間を募って同好会から部活動まで昇格させ、甲子園を目指すまでの仲間との友情ストーリも注目の一つです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ラブストーリーだけでなく、仲間の友情を描いた漫画であり、子供から大人まで誰でも読みやすいものとなっています。特に野球好きにとっては、プレーや能力を理想としたいものが多く織り交ぜてあります。コメディ部分も含まれており、笑いあり、感動ありの漫画で興味を持つ人は多いはずです。高校野球の面白さ、交差する恋心が詰まった名作で、恋愛漫画に興味がある人には、一度読んでもらいたいです。タッチに続く、あだち充の名作品であり、オススメです。

最遊記 峰倉 かずや (著) 一迅社

最遊記 峰倉 かずや (著) 一迅社
アマゾン商品紹介 天地乱る混沌の時代、人と妖怪が共存する“桃源郷”で突如妖怪が暴走し、人間を襲い始める。地獄絵図と化した桃源郷の異変を止めるため、超鬼畜生臭坊主・玄奘三蔵は、元気な小猿・孫悟空、すっとぼけお兄さん・猪八戒、エロ河童・沙悟浄とともに西を目指す。西遊記をモチーフに魅力的なキャラクターが活躍するスタイリッシュアクションの開幕!!

レビュー

どんな話ですか? ギャグと作者愛の詰まった西遊記パロディ漫画です。峰倉かずやさん作です。長安から三蔵法師・孫悟空・猪八戒・沙悟浄・白馬(白竜)が西域(天竺)を目指す旅という設定は変わりません。西域を目指す理由が、西域にある経文を写経し長安に持ち帰るつまり修行であるというのがオリジナルですが、最遊記では西域に封印されている牛魔王の蘇生実験を阻止するための旅つまり任務となっています。この段階で現代風に言うと社畜感が否めませんが、最遊記の三蔵法師は呑む・打つ・撃つの「物騒な仏僧」がキャッチフレーズな男なので、ヘコヘコした社畜ではなく俺様な社長みたいな人間です。他3名+1匹も破天荒・唯我独尊なキャラクターばかりです。ちょっと興味が湧いてきませんか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? 最遊記のオススメポイントはズバリ登場するキャラクターにあります。オリジナルでは、孫悟空が妖術・体術・知力の揃った俺様サル妖怪男、猪八戒が怪力食いしん坊のお調子者ブタ妖怪、沙悟浄が神経質な術使いカッパ妖怪、三蔵法師が気弱でありながらも正しくあろうとする僧侶(人間)、三蔵を乗せて天竺まで同行する聡明な白馬の5名です。最遊記では、食いしん坊の天真爛漫な少年妖怪の孫悟空、メンバー内のブレーンであり保父さんの青年妖怪である猪八戒、自堕落でありながら影の気遣い屋である青年妖怪の沙悟浄、縁の下の力持ちでジープ(車)に変身できる白竜妖怪のジープ(名前)、眉間のシワがとれる日は来るの?マルボロ(タバコ)大好き三蔵法師(人間)の計4名+1匹です。見事に性格が入れ替わっていますが、ここに「イケメン」というワードを存分に足してください。

終わりのセラフ  鏡貴也 , 山本ヤマト, 降矢大輔   集英社

終わりのセラフ  鏡貴也 , 山本ヤマト, 降矢大輔   集英社
アマゾン商品紹介 未知のウイルスにより人類は壊滅、子供だけが生き残り、地下都市で吸血鬼に支配されていた。勝気な少年・百夜優一郎は仲間たちの犠牲のもと、ただ一人脱出に成功、復讐を誓う。優一郎が見た新しい地上の世界とは!?

レビュー

どんな話ですか? 吸血鬼と人間の物語です。

人間は吸血鬼に家畜同然の扱いをうけており、主人公とその仲間たちは吸血鬼のもとから脱出を試みます。

しかし、脱出する最中に吸血鬼に見つかり主人公以外は皆殺されてしまいますが、主人公は生き延び吸血鬼を退治する日本帝鬼軍に入りました。

それから吸血鬼との戦いが多々ある中で、殺されたはずの仲間の一人が吸血鬼として生きているということ知ります。

その仲間に再び会うために吸血鬼と戦いながら仲間を探す物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私自身が吸血鬼がでてくる漫画が好きなんですが、意外と吸血鬼が出てくる漫画が少なく感じていました。

また、吸血鬼の描き方も漫画によって違うと思いますが、この作品にでてくる吸血鬼はまさに私の好みでクールな人たちが多いです。男女の吸血鬼が登場するので可愛さもあり、かっこよさもあります。

イラストも素敵なので読んでいて飽きず、繰り返し読みたくなる内容だと思います。

まだまだ、物語は続いているので今後の展開がとても楽しみな漫画です。

図書館戦争 LOVE&WAR 弓きいろ, 有川浩 (著)  白泉社

図書館戦争 LOVE&WAR 弓きいろ, 有川浩 (著)  白泉社
アマゾン商品紹介 「メディア良化法」により、本が狩られる時代。その検閲に対抗すべく、図書館は本を守る防衛隊として「図書隊」を有している。笠原郁は、昔助けてくれた(顔は憶えていない)図書隊員に憧れ入隊。が、待ち受けていたのは「憧れの王子様」ではなく「鬼教官」堂上篤による訓練の数々…!?

レビュー

どんな話ですか? 「図書館戦争」シリーズは、有川浩の同名の小説が原作の漫画です。

小説は4巻と別冊2巻、漫画は全15巻と別冊9巻のシリーズです。

図書隊という架空の組織を舞台に、主人公とその仲間たちが国家による不当な本の検閲に立ち向かうストーリーです。

漫画では小説よりも、登場人物の恋愛模様といった日常生活を中心に、クスッと笑えるようなコメディチックに描かれている部分が多いです。

一方で、国家機関から逃走するスリリングな展開や、銃器を使った戦闘シーンは漫画でも緊迫感があります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 小説を原作にしているのでストーリーが緻密に練られており、架空の世界なのに現実と紐づいた物語として楽しめるところです。

本の検閲との戦いを眺めているうちに、現代社会の政治や歴史について考えるきっかけにもなります。

自分も図書隊に入隊している気分になり、普段の仕事に向き合う姿勢においても参考になりました。

もし主人公だったら・・・この登場人物だったら・・・どのように判断するだろうか、と考えてしまうくらい、キャラクターの人間性がしっかりしており一人ひとりが尊敬できます。

呪術廻戦 芥見下々 集英社

呪術廻戦 芥見下々 集英社
アマゾン商品紹介 類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

レビュー①

どんな話ですか? 2018年6月の宮城県仙台市から物語は始まる。

常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。

その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。

かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? お勧めポイント。

本作は、『ジャンプGIGA』2017 vol.1から2017 vol.4まで連載されていた『東京都立呪術高等専門学校』をプロトタイプ兼正式な前日譚としている。後に同作は2018年12月4日に『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』として発売された。

他のジャンプ作品からの影響

芥見の担当編集者である片山は、芥見本人から聞いた話として、『BLEACH』からの影響が大きいとJUMP j BOOKSとのインタビューの中で明かしている。また、片山は、芥見が漫画だけでなく国内外の映画や小説やテレビドラマを見ており、本作の画風や作風は様々なところから影響を受けているのだろうと推測している。さらに、テレビアニメ版で主人公・虎杖悠仁を演じる榎木淳弥は原作を読んだ際、ストーリー構造が海外ドラマのようだったとSPICEとのインタビューの中で話している。

レビュー②

どんな話ですか? 呪術と呼ばれる技を使って敵と戦うバトル漫画。主人公は、普通の高校に通う身体能力が非常に高い高校生。敵は、日常に潜んでいるものの一般人には見えない化け物である。またこれらの化け物は人間の負の感情から生まれるもので形や形相は奇形のものが多い。

主人公はある出来事をきっかけとして呪術学校に通い始める。そこから呪術学校の同期、先輩や先生を通じて物語が展開される。登場する人物一人一人個性が強く読み応えがある。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画では、主人公の中(心のようなもの)に最強かつ負の登場人物とされているキャラクターがおり、これは他の漫画ではなかなか見られない設定、構成である。

また、普通の高校に通うが身のこなし方や運動神経は抜群という、いわゆる強キャラが主人公になる「ありがち」な展開であるにもかかわらず敵とされている化け物は人間の負の感情が元になっていて一般人には不可視という点で世の中のありふれた感情(怒りや憎しみなど)が漫画の世界と分離することなく程よく溶け込んでいるから。これによって「漫画」感が強すぎず、しかし展開は全く予想できない(例えば、(ネタバレになるが)主人公は序盤で死ぬなど)飽きないものとなっている。

レビュー③

どんな話ですか? 高校生の虎杖悠仁は、呪いを込められた物体である呪物の中でも最も最強ランクの特級呪物を拾ってしまい、それを探していた伏黒恵と出会う。すでに特級呪物の封印は解かれてしまっており、2人は呪物を求めた呪霊達に襲われ絶体絶命のピンチとなるが、虎杖は特級呪物である両面宿儺の指を飲み込んでしまう。呪物を取り込んでしまったものは死刑となるが、虎杖は執行猶予がつくことで生き残り、呪物の回収に協力することになり、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 呪いや霊が出てくる漫画はグロそうでなかなか手をつけるのに勇気がいる人も多いかと思いますが、この漫画はただグロいだけの漫画ではなく、主人公の虎杖悠仁が命と隣り合わせになりながらも命のあり方について懸命に答えを出していくとても深い物語です。世の中に汚されていない、純粋で優しい虎杖に心を癒されます。爽快なバトルシーンや、ちょこちょこ出てくるギャグシーン、考えさせられるセリフのある哲学シーンなど様々なシーンがあり、とても面白い作品です。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公のゆうじが通う高校に、すくなと呼ばれる特級呪物が保管されていた。ゆうじの祖父が死ぬ間際に、人を助けろと遺言を残して亡くなる。そんなとき所属するオカルト研究部でその呪物お札を剥がすことになり、特級呪術を回収に来ていた人にお札を剥がすと他の呪霊を呼び寄せて死んでしまうと教えられる。オカルト部の先輩を助けるために呪術と戦うゆうじ。

危機的な状況に陥り、その呪物を食べてしまう。ゆうじの体をすくながのっとると思いきや、ゆうじの精神がすくなを制する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画の絵は正直あんまりキレイではないのですが、ストーリーが面白いのと、キャラクターがみんな個性が強くて魅力的で面白い!主人公のゆうじも身体能力がとても高く、性格も懐っこく親しみやすく好感が持てる。人気キャラのゴジョウ先生も最強で強いのに、普段目隠ししているが、取ると超絶イケメンでかっこいいです。ストーリーも展開が早く、読んでいて飽きないですし、結構シリアスな展開もあるが面白いギャグなども挟んでくるので面白い。

レビュー⑤

どんな話ですか? 人間離れしたほどの身体能力を持つ以外ごくごく普通な高校生であった虎杖悠仁が、唯一の家族である祖父を失った日に、部活の先輩たちの行動をきっかけに「呪い」を廻る戦いに巻き込まれてしまうところから物語は始まります。

虎杖が対峙することになったのは、人間の負の感情から生み出された、呪いの具現化「呪霊」。

人に危害を加える呪霊を祓う「呪術師」としてなるべく、そして、自らの内に取り込んだ呪いの王をも祓うため、虎杖は呪術師たちが集まる東京都立呪術高等専門学校へと編入します。

そこで、同じ呪術師の卵である仲間や、最強とも呼ばれる担任教師をはじめとした呪術師たちとともに、呪霊たちと戦っていくダークファンタジー・バトル漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、「面白い。」その一言に尽きるほど、今一番熱い作品です。

現在14巻まで単行本が出ていますが、いまなお、初めて第1巻を手に取ったワクワク・ドキドキ感が新鮮なまま続いている、お話の内容も展開もとても上手に読者を惹きつけ、飽きの来ない漫画です。

呪いをテーマにし、呪霊VS呪術師という独自の世界観。ファンタジーではあるけれど現実世界と大きくリンクしており、身近過ぎるほど身近な感覚に陥り、一気に作品世界の中に引きずり込まれます。

加えて、登場人物それそれが魅力的なのも、お勧めしたい理由のひとつ。

過酷な世界に身を投じながらも、歳相応に素直で元気でちょっとバカな少年少女たちは愛しくなりますし、最強教師をはじめとした呪術師たちの生き方もかっこよくホレボレします。

ぜひぜひ声を大にして、お勧めして回りたい作品です。

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社
アマゾン商品紹介 父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

レビュー①

どんな話ですか? 主人公ゴンが父親を探すために世界を旅する物語です。旅の始まりはハンターを目指して自分が住んでいる島から世界を旅します。ハンターになるにはハンター試験を突破しないと資格が手に入りません。旅の途中ではレオリオ、クラピカ、キルアと個性が強い仲間達と出会いそして強くなっていく物語です。冨樫先生の漫画を読んだことがある人には物語が複雑で読者を悩ませる内容が盛り沢山。先生の漫画を読んだことがない人にはバトル漫画のようなファンタジー性もしっかりと含まれていてサスペンス要素もある唯一無二の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の特徴はなんと言っても念能力が鍵になってきます。この念能力はいまだに全てが解明されていないのですが、今いる潜在能力のようなものを具現化して武器にしたり道具にして移動できたりと発想が豊かな冨樫先生の要素が盛り込まれています。この念能力はキャラクターによって複雑な仕組みなっておりこの能力の説明だけで有に5ページくらいの文字数で説明が入ったりします。この念能力の説明を解読する面白さがファンには堪らないのです。この複雑な内容を何回も読んで楽しんでいる読者も多いはずです。頭を使うとまでは言いませんが不思議な世界に浸れるのがこの漫画のいいところでもありおすすめポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公の少年が仲間たちと父に会うためや、憧れのハンターになるために、次々と苦難を乗り越える物語です。ハンターになった後は、別れた仲間と再会するために様々な妨害を乗り越えます。その仲間と会い、強敵を倒す為に一緒に修行を重ねます。人間離れした能力を修行により身に付け、闘技場で強敵と戦い、今度はルールのない状況で戦おうと再戦を約束し別れます。その後、父に会う手掛かりを見つけた主人公は、新たな世界で冒険をします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 気持ちが少年に同化していくようで、若返ります。仲間と日々過ごしている気分になりますし、冒険をするストーリーを読んでいると、冒険をしている気分になり、ワクワクします。好きなキャラクターもどんどん増えていき、とても楽しいです。