今際の国のアリス 麻生羽呂 (著) 小学館

今際の国のアリス 麻生羽呂 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 やりきれない日常に苛立つ高校生・有栖(アリス)良平が悪友の苅部(カルベ)や張太(チョータ)とブラつく夜、街は突然巨大な花火に包まれ、気づけば周囲の人気は消えていた。夜、ふらりと入った神社で告げられる「げぇむ」の始まり。一歩誤れば命が奪われる理不尽な難題の数々を前に、アリスの眠っていた能力が目覚め始める…「呪法解禁!!ハイド&クローサー」の麻生羽呂が全くスタイルを変えて挑む戦慄のサバイバル・サスペンス、開幕!

レビュー

どんな話ですか? ゲーマーオタクの主人公が、現代の世界に嫌になり親友の2人と合わせて3人で誰もいない世界にいきなり転移します。その世界では3人以外にも選ばれた人間が何人かいて、各場所でゲームが始まります。そのゲームで勝ち残ればビザという生きれる日にちをもらえて、ゲームに負ければ死ぬようになっています。色々なゲームに望んでいき、色々な予期せぬ展開に巻き込まれたりとハラハラドキドキできる作品です。最近ではNetflixで実写化されたものが配信されています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めは何気ない平凡な生活の場面から始まり、違う世界に飛ばされる親友3人は今の世界で嫌なことや逃げたいと思っている中で、いきなり誰もいないゲームで生きていく世界に飛ばされます。そこからは本当に毎回のゲームで人が死んだり、ゲームをクリアしたりとドキドキさせられます。それだけではなくて、人と人との関係を考えさせられたり何故その世界に行ったのか何故このようなゲームを行われているのかが今の現代の日本で考えさせられるからです。

バーテンダー 城アラキ, 長友健篩 (著) 集英社

バーテンダー 城アラキ, 長友健篩 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 新しくオープンするBARのため、バーテンダーを探していたホテル社員・美和。かつて世界的なコンクールで優勝したこともある天才バーテンダー・佐々倉溜と出会い、半信半疑で採用面接の場に送り込むが…!?

レビュー

どんな話ですか? フランスから日本へ帰国したバーテンダーが主人公で、バーを訪れた人々との関わりを描く人間ドラマです。

主人公の作るカクテルは「神のグラス」と呼ばれ、腕はピカイチ、26歳という若さにして、バーテンダーという生き方に信念を持ちながらお酒を作ります。

時には迷い、弱気になることもありますが、お客様との関わりの中で成長する姿も見られます。

バーを訪れる人には様々な事情があり、その時のお客様に合ったカクテルを提供するシーンが見どころで、お酒の説明を交えつつ、お酒に詳しくもなれる漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公がお客様にカクテルを提供する際、素晴らしい格言が描かれる場面が多いからです。

人生に迷う人がいれば、その人に合うカクテルを。

レシピ通りでなく、主人公なりにアレンジし、想いが詰まった一杯を提供するシーンは感動します。

沢山カクテルの種類が出てくるので、こんなお酒もあったんだ、と多くの発見ができるところもワクワクします。

次はどんなお酒が出てくるんだろう、どのお酒で人の悩みを解決するんだろう…と、先が気になってどんどん読めてしまう漫画です。

私も人生に迷い落ち込む日が続いた日にこの漫画を読みましたが、漫画に勇気づけられたのは初めてでした。

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

アマゾン商品紹介 母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

レビュー①

どんな話ですか? この漫画は、グレイスフィールドという孤児院で、血のつながりがない子供たちが「ママ」のイザベラと共に幸せそうに日常を過ごす場面から始まります。

彼らは12歳までに里親を見つけられては、里親の元に送り出されます。

ある日、コニーという少女が里親の元へと送り出されますが、彼女がいつも大事にしているぬいぐるみが忘れられていることにエマは気づき、ノーマンと共に孤児院の外に出て、コニーにぬいぐるみを渡そうとしますが、エマ達2人がそこで見たものは、変わり果てたコニーで、人を食べる鬼がいたのです。

エマ達はそこで私たち孤児院の子供たちは鬼の食料として、育てられているということに気づき、孤児院の外の世界へと逃げようと計画を立て始めます。

エマ達は、果たして孤児院の外の世界へと逃げだすことができるのかー。無事に逃げ出せたとしても、外の世界はどうなっているのかー。とてもハラハラする内容です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をおすすめする理由として、まずストーリー展開に目を引き付けられます。冒頭部分では優しい「ママ」と孤児院の子供たちみんなとの毎日がとても幸せで、穏やかな日々の暮らしが描かれていて、ほんわかしていますが、ある事件をきっかけにその穏やかな日々は決して幸せではないとエマ達が知り、孤児院の脱出を計画するまでのストーリー展開は誰もが予想することもできないぐらい圧巻な展開だと思います。

そして、エマたち子どもたちは強大な敵(ママや鬼たち)と対峙することになりますが、一人ひとりが最大限やれるべきことを考えて、皆で協力し合う様子は心を打たれ、「頑張れ」とつい、応援したくなってしまいます。

レビュー②

どんな話ですか? 秘密が秘められた孤児院の物語。

親の顔も知らない数十人の子供たちが優しい「ママ」と孤児院で生活し、

孤児院卒業の日(養子に出る日)を待つという物語・・・

が物語は一変、その孤児院は食用児飼育農園だった!

鬼が住む世の中で人間を狩らせないために世界を二つに分断。

そうして鬼の世界には「食用児」を育成する施設がもうけられ、

養子に出たと思っていた子供たちはみんな「出荷」だった。

それに気づいた主人公エマ達はこの農園脱獄を試みる!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公エマのひたむきさ、誰も見捨てない心のやさしさ、鬼をも思いやるその寛大さ。

こういった漫画には珍しく、主要人物がほとんど死なないんです。

エマが最初から「全員で農園を脱出する」と言っていたように出荷されてしまった

子供たち以外はほとんど生きているという奇跡的な展開。

物語も単調なものではなく、迫力あるバトルシーンや伏線の考察なども楽しめる要素の一つ。

時折残酷な描写もありますが、感動のラストシーンは必見です。

レビュー③

どんな話ですか? ある孤児院へ収容されている10歳くらいまでの子供たちがいて、里親が見つかった順にそこを出れると夢見て平和な日々を過ごしています。しかし、里親が見つかったというのは嘘で、実は子供たちは家畜として飼われており、外の世界にいる鬼の餌となってしまいます。

その現実を、あるきっかけで目の当たりにした主人公たちは頭をひねり脱走作戦を考えます。

孤児院で優しく世話をしてくれていたママが実は悪いやつであり敵なので何とかそこを悟られないように脱走計画を立てる子供たちの活躍がすごいです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初の平和な毎日から突然、残酷な世界を知ってしまうところから急展開して面白いです。

また、子供たちも頭がいい子もいるのでその子たちの作戦を話し合って実行するところや、

いつママに見つかるかバレるか冷や冷やするところなど食うか食われるかなのでとてもドキドキします。

子供たちは立場上とても弱い立場にいるし常に監視されている状態なのでいかに頭を使って脱走するかやり取りするところが楽しいです。また、ママも頭がいいのでなかなか一筋縄ではうまく逃げられないところも面白いと思います。

レビュー④

どんな話ですか? 親のいない孤児院で、イザベラというママと共に皆家族のように仲良く楽しく暮らしている。その子供達はとても優秀で常に難関のテストを受けさせられ頭脳明晰に教育されている。

子供達は里親が決まると孤児院を離れて里親の元で幸せに暮らせるはずなのだが…。

その中でもエマ、ノーマン、レイの3人はとても仲が良く、優秀な子供達の中でもずば抜けて知能が高い。

その3人がある日その孤児院の秘密を知ってしまう事で幸せな暮らしが一変し、家族を守る為の壮大な戦いが始まるのである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーがとても面白いのに付け加え展開の速さと意外な真実がどんどん明らかになりハラハラさせられ読む者をどんどん惹きつけていきます。

そしてこの主人公のエマという少女は家族を大事にし、常に何がベストかを考えどんなに無理難関な事でも決して諦めようとはせずに、自分が正しいと思った道を貫き突っ走ります。

その姿に彼女の信じる心と家族を思う温かさ、大事なものを必死に守る強さに心を打たれます。

彼女のキャラクターは、現代の欲と争いにまみれているこの世界を、浄化してくれるかのように感じられます。

すべての人が彼女のような心をもっていればこの世界にも平和が訪れるのではないかと思わせる素晴らしい作品です。

恋と嘘 ムサヲ (著) 講談社

恋と嘘 ムサヲ (著) 講談社

 

アマゾン商品紹介 「誰かを好きになる」――人はいつの間にその罠に墜ちるのか。人生のパートナーを国が決める世界。それは希望であり、絶望であった。どこにでもいる古墳好きの少年・根島由佳吏は、そのちっぽけな胸に、燃えるような恋心を秘めていた。恋が許されない世界で、16歳の夜、少年は、禁じられた冒険へはしり出す!!

レビュー①

どんな話ですか? 超・少子化対策基本法(通称:ゆかり法)により、満16歳以上の少年少女は自由恋愛が禁止となり、国が「国民の遺伝子情報に基づいて決めた」最良の伴侶と恋愛をして結婚しなければならない、子作りから家庭を作ることを義務付けられた部分的な管理社会政府から子育てからセックスについての指導が入るほどとなっている日本が舞台。

通知を特筆するような理由も無しに拒否すると社会不適合者と裏付けされ、その後の行動に裏で政府干渉が入るとなっており、自由な恋愛は程遠いものとなっている。

そんな日本で主人公の根島由佳吏は初恋の少女である高崎美咲と両想いとなる。しかし根島由佳吏に届いた政府通知にはゆかり法により定められた未来の伴侶である真田莉々奈の名前が記されていた。

2人の少女の間で揺れ動く感情、果たして根島由佳吏はどちらの少女を選ぶのか…。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 学生同士の恋愛になるので、非常に甘酸っぱく、青春を思い返すような内容となっております。

また、世界観的にも恋愛が主軸のため恋模様は勿論、複雑な心理描写や性についての倫理観など考えさせられる部分が多々あり、ただの少女漫画ではないなと読むたびに思い起こされます。

ストーリーは非常にもどかしいながらも笑いありほのぼのした日常パートがありと読んでいて飽きがなく、また非常に絵が綺麗です。

法と自分の感情とに揺れ動き、もがく姿は読んでいる側にも訴えるメッセージがあり、もし今この現代でこの法律が施行されたら自分はどうするだろうかと考えると胸がいたくなります。

主人公やヒロインの少女だけでなく、周囲のゆかり法を受け入れてきた大人までも巻き込んでいく展開にはハラハラさせられっぱなしです。

レビュー②

どんな話ですか? 恋と嘘では、少子化対策のための政策として、「ゆかり法」というものが制定されました。

これは、満16歳以上の自由恋愛を完全に禁止し

16歳を迎えると「政府通知」と言うものが届き、政府機関が理想の結婚相手を決め、通知が届きます。

万が一これに従わない場合は、就職や進学が不利になる等のペナルティがあります。

そのゆかり法が制定された社会の中で、高校1年生の少年と少女が恋をする。そんな物語です。

基本的には、「禁断の恋」という色が強い漫画で、男女の恋愛だけでなく、同性愛についても書いてあります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 恋と嘘では、「葛藤」がしばしば描かれます。

主人公のゆかりと、その主人公に恋をする美咲は相思相愛です。本来の社会であれば、愛し合っていたでしょう。

ですが、お互いのためを想うがゆえに、しばしばお互いに離れようとします。

もしも政府通知を無視して愛し合ってしまったら、相手にとって不幸になるからです。

「本当に愛するとはどういう事なのか」という事に着目した作品で

「付き合う」「結婚する」そんな型にハマったものではなく、恋恋愛の本質について書かれています。

こういった恋愛に対する独自の視点が最もオススメできる点です。

宝石の国 市川春子 (著) 講談社

宝石の国 市川春子 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

レビュー

どんな話ですか? はるか昔に人類が滅亡した遠い未来、地上では宝石の体を持つ人型の生き物たちが生活していました。彼らは髪の毛からつま先まですべてが宝石でできており、容姿は美しく、体内にある微小生物の効果で不老不死です。しかし、彼らを狙い、空から襲い来る「月人」との戦争により、宝石たちは何度も砕かれたり、連れ去られたりしていました。主人公・フォスフォフィライトは、そんな宝石のうちの一人。月人好みの美しい体と、何もなし得ない不器用で脆弱な体を持て余していました。そんな彼が、仕事を得るため、仲間の悩みを解決するため、あるいは前に進むために頑張り始めるのですが、そのたびに彼の心身は傷つき、そして地上と月の状況は大きく変わっていくのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく「凄まじい」作品だからです。まず、設定。宝石の体を持つ人型の生き物は、美しく、どこか背徳的です。しかもその設定の裏には、作者の知識の豊かさを感じられます。そして彼らの美しい体は、戦争によって容赦なく傷つけられます。宝石でできたその体は砕かれもなお美しいのですが、それが逆にエグく感じられ、同時にどうしようもなく魅力的です。それから、ストーリー。美しく魅力的な設定と繊細な絵に反するように、ストーリーはどこまでいっても残酷で、重々しいです。常に、遠くに希望の光のようなものが見えているから、余計に残酷さを感じます。どこまで読んでも胸を締め付けられるのに、読むのをやめようとは思えない、凄まじい魅力がある作品なのです。

姫ちゃんのリボン 水沢めぐみ (著) 集英社

姫ちゃんのリボン 水沢めぐみ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 おてんば中学生・野々原姫子。ある日、魔法の国の王女エリカが現れ、1年間観察するかわりに、他人に変身できるリボンをくれる。早速、愛子お姉ちゃんに変身して外に飛び出す姫ちゃん。と、そこへ憧れの支倉先輩が…!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公「野々原姫子」はとてもボーイッシュで運動神経抜群の中学生の女の子。

ある日、“魔法の国”に住む姫子にそっくりな女の子「エリカ」から1年間修行のために観察させてほしいとお願いされ、呪文を唱えると誰にでも変身できる「魔法のリボン」を渡される。また、魔法によって幼い頃から大切にしていたぬいぐるみの「ポコ太」が動けるようになり、数々の困難を一緒に乗り越えていく。

とてもボーイッシュで女の子からモテモテの姫子だが、中身は女の子で恋をしている。

すれ違いや誤解、様々な問題にたちはだかりながらも

仲間と協力し合い、友情を深め、恋愛も発展していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 幼い頃、誰もが「魔法が使えたらいいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。

そんな気持ちを思い出させてくれるような作品です。

中学生のピュアな気持ち、初恋や失恋、魔法の国の存在。小さい頃から大切にしているぬいぐるみとしゃべれたらいいなと読んでいるうちに童心に戻ってワクワクできます。

恋愛物語なだけでなく、切なくも深い友情に涙できるところもとても好きなポイントです。

鏡を見るとついつい魔法の呪文を唱えたくなってしまうとおもいます。

NARUTO―ナルト― 岸本斉史 (著) 集英社

NARUTO―ナルト― 岸本斉史 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 ここは木ノ葉隠れの里。忍術学校の問題児、ナルトは今日もイタズラ三昧!! そんなナルトのでっかい夢は歴代の勇者、火影の名を受けついで、先代を越える忍者になることだ。だがナルトには出生の秘密が…!?

レビュー①

どんな話ですか? 木の葉隠れの里に住む忍者アカデミー落ちこぼれナルトが内に抱える秘密から里人に無視されたり陰口や嫌がらせを受けながらも、忍者の頂点に立つ火影を目指す成長物語です。虐げられ馬鹿にされながらも、決して諦めず努力を続け忍者となり、悲劇から復讐の闇に落ちたチームメイトを救うためにさらなる強さを得るために修行を続けます。その過程で同期仲間や他里忍者とも友情を深め、ナルト自身の人格的魅力に気付いた人々が孤独で一人ぼっちだった少年を認めていくことになるのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ナルトのなかには、沢山の至言があります。頑張っているけど、なかなか報われない方々に贈るエールがあります。それは、主人公だけに語らせている言葉だけではありません。何事にも不器用で成果を得るのに時間がかかる私達に贈られたメッセージです。困難な手術を前に自分を信じない者に努力する価値はないと気弱になった弟子を励ます先生の言葉はこれ以上に無い程グッときます。また、復讐に囚われた友を俺とお前は逆だったかもしんねえと憂う主人公の洞察力は、深さに感服します。

レビュー②

どんな話ですか? 忍者の話で、主人公のナルトが里の長である火影になる為に、修行を重ねて成長していく物語。

最初はセンスがなく、他の人から相手にもされない中、良き指導者である畑かかしをはじめ、他の仲間から良い刺激をもらい、切磋琢磨し最終的には火影になる事ができた。それまでにはライバルであるサスケや悪の組織である暁と戦い、犠牲者を出しながらも任務をこなしていく。色んなキャラクターの技やセリフはとても心を擽られるものであり、どの年代にも楽しまれる作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーや個々のキャラクターの成長などで多くの感動があり、面白いのでオススメしたいです。

話は長いですが、飽きにくく夢中になる内容です。

最初に謎だった出来事や裏の話が漫画の後半で分かるところも、面白いです。

特にナルトの師匠である自来也が戦いで死んでしまう場面は感動します。

どんなに才能の無い人でも、努力次第で成長し、報われる日が来ると教えられる話です。大人になって仕事に明け暮れてる私にとっては、幼い頃や初心を思い出させる作品でした。

レビュー③

どんな話ですか? 落ちこぼれ忍者のうずまきナルトが、火影になるという夢に向かって、不器用ながら努力し続けるという物語です。ナルトは、里の人々からとある理由で忌み嫌われ、疎まれています。しかし、自分の存在を認めさせるという強い思いと、まっすぐ自分の言葉は曲げないという忍道を胸に、彼が逆境に立ち向かい克服し、成長していく過程が描かれています。その中で、友や仲間を思い、大切にし、また仲間からの信頼を勝ち取り火影となるのを描いた、週刊少年ジャンプの三大原則である友情・努力・勝利を具現化した作品と言えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーが面白く、個性豊かなキャラクターがたくさんおり、様々な忍術や体術、幻術が繰り出されるのは魅力の一つですが、それとは別に、どんな人にとってもこのナルトという主人公から学べることがあると思います。不遇な幼少時代を過ごしてはいましたが、夢を持って努力をし続け、友や仲間を大切にし、どんな逆境でも決して諦めない生き様には、とても感動させられます。笑えて、泣けて、感動できる作品であるので、読んで欲しいと思います。

MAJOR 満田拓也 (著) 小学館

MAJOR 満田拓也 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 父親のようなプロ野球選手になることを夢見て、日夜トレーニングに励む5歳の野球少年・吾郎!!友達の寿也君とリトルリーグに挑戦!?

レビュー①

どんな話ですか? 野球大好きな少年の成長と人間模様をリアルに描いた作品です。母親を病気で亡くし、プロ野球選手の父親と2人暮らしだった少年は保育園の先生によく面倒を見てもらっていました。その先生は少年の父親と少年が卒園した後に結婚する予定でしたが、父親は運悪く試合中にデッドボールを頭に受けその翌日に亡くなってしまいます。両親ともにいなくなってしまった少年を婚約者だった保育園の先生が引き取り、そこから少年の新たな世界が始まっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 子供の頃に読むと、ただただ野球好きの少年が夢を追いかけると言う青春のストーリーに感じましたが、大人になり親になった今改めて読むと、子供の繊細な感情や大人の自分勝手さや、子供から大人になる段階の成長の様子などをまた違った目線で読むことができ、子育て中ということもありとても勉強になりました。子供から大人まで読み終わると何かを必ず感じることができ、人として成長できる漫画だと思いますので野球好き以外の方にも是非読んでいただきたいです。

レビュー②

どんな話ですか? 運動神経抜群の少年が、野球を通じて挫折やチームメイトとの絆を育んでいく野球漫画。幼少期に、プロ野球選手の父を不運な事故で亡くしてしまう。そんな父の背中を追いかけて、大人になるまで大好きな野球をしている主人公(大吾)は、小学生時代に右肩を故障して投手として投げることが出来なくなってしまう。それでも諦めず、左投げに転向しながら、強敵やライバルと切磋琢磨しながら、野球にまっすぐ向き合って成長していくストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? スポーツ漫画はたくさんあり、どれも名作ばかりてすが、諦めの悪さ、純粋にスポーツを楽しむ主人公を見ていると本当に尊敬します。おバカキャラでもあるので、笑いもありつつ、友達との絆や、実直にスポーツに向き合うひたむきさは、王道のスポーツ漫画として、自信を持ってオススメできます。また、変化球を投げなげずに、真っ直ぐのみで強打者達を抑えていく爽快感も、読んでいてスッキリしますし、難しい推理もないので、どんどん読み進めてしまいます。

レビュー③

どんな話ですか? 野球選手の息子として産まれた主人公、本田吾郎。彼は野球選手をしている父親茂治が大好きでした。そんなある日、ホームランを打ち活躍していた茂治だったが、野球の試合中に死球を受けた。死球を受けた茂治は、その時は問題なく試合に出場し続け、試合が終わり帰宅。吾郎は試合を見ていて、かっこいい父親の帰宅に喜んでいた。しかしその夜、吾郎が寝ている間に茂治は死球の影響で脳内出血を起こし、吾郎が寝ている横で息を引き取った。次の日、吾郎はいつも通り目を覚まし、横で死んでいる父親を目にし泣き出してしまう。その後、吾郎は茂治の婚約者でもあり、保育士の桃子に引き取られることとなった。吾郎は父親と同じで野球が大好きで少年野球チームに入り、野球とともに成長していく一人の野球少年を描いた物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 野球をしている父親が大好きな少年が、父親の死を目の当たりにしたのにも関わらず、父親の死を乗り越え野球を続けていくか姿には胸を打たれるところが沢山あります。野球とともに幾多の困難を乗り越え、成長していく姿。そして、最終的にはメジャーリーガーにまで成り上がり、メジャーリーグの大舞台で奮闘している彼の姿にも多くの感動と共感を子供にも得られる良いマンガだと個人的には思います。努力と成長とは何かを教えてくれる読み手にとっては勉強になる部分もあるかと思いおススメです。

レビュー④

どんな話ですか? 幼くして母を失った主人公がプロ野球選手の父に憧れて野球を始めます。しかし、その父も来日した本格派メジャーリーガーの死球を頭に受け、帰らぬ人になってしまいます。その後、母の様に慕っていた幼稚園の先生と父の同僚が新たに主人公の両親となり、そこから主人公のメジャーリーガーへの道が始まります。永遠のライバルである幼馴染と切磋琢磨し成長していく様子や、弱小チームから這い上がっていく姿など、様々な逆境を乗り越え一歩一歩プロ野球への道を駆け上がって行く主人公の様子が描かれています。友情、恋愛なども織り交ぜられており、野球ファン以外でも楽しめる作品となっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 様々な逆境にぶち当たった主人公が、野球にかける情熱で、自分を奮い立たせ、時にはその情熱がチームメイトの心までも動かして行く様子は読者に元気を与えてくれます。幼少期から、メジャーリーガーになるまでの1人の少年の半生をここまで一貫して描いている漫画はなかなか無い為、読んでいく中でとても感情移入しやすく、メジャーのファンである事はもちろん茂野吾郎(主人公)のファンになり、物語にのめり込めるところが、とてもおすすめです。

100巻以上の超大作となっている為、読み応えもあり、アニメ化もされてますので、外さないタイトルだと思います。

レビュー⑤

どんな話ですか? 王道の野球漫画です。

内容は主人公の茂野吾郎の幼少期からの野球に取り組んでいく物語になります。

幼少期、プロ野球選手の偉大な父を死球により亡くし、母親も父が亡くなる以前に病死でなくしており、悲しい生い立ちではあるのですが、周りの家族、野球仲間、友人、ライバルに囲まれて人間的にも大きく偉大な野球選手になっていきます。

幼少期、少年野球、中学、高校、メジャーと年代を通じて素敵な登場人物やライバルが登場します。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 内容がとても濃い所をオススメしたいです。

幼少期・両親を亡くし辛さを味わうのですが育ての親や友達に恵まれ成長していく吾郎の姿が感動します。

所属する野球チーム[三船ドルフィンズ]での試合もとてもおもしろいですね。

特におすすめなのが高校時代の[海堂高校編]ですね。まず中学時代に一度、特待生枠をもらうのですがそれを蹴ります。しかしライバルにコテンパンにやられ、自信の現状のレベルを知り、再度海堂高校に入る為にトライアウトを受けます。トライアウト編はおもしろいですね。

その後も吾郎のチャレンジ精神がものすごいので全ての年代がおすすめです。

ヲタクに恋は難しい ふじた (著) 一迅社

ヲタクに恋は難しい ふじた (著) 一迅社

アマゾン商品紹介 隠れ腐女子のOL・成海(なるみ)と、ルックス良く有能だが重度のゲーヲタである宏嵩(ひろたか)とのヲタク同士の不器用な恋愛を描いたラブコメディ。『次にくるマンガ大賞2014』の〝本にして欲しいWebマンガ部門〟第1位、pixiv内オリジナルコミックブックマーク数歴代1位の大人気作品が多数の描き下ろしを加えて待望の書籍化。

レビュー

どんな話ですか? 主人公の桃瀬成海はオタクであることを隠して同僚と付き合っていた。ある時彼氏にオタクであることがバレてしまい、それがきっかけでフラれてしまう。オタクがバレてしまったことやその時付き合っていた彼氏と同じ会社で働けないということで働いていた会社を退職し、転職する。その転職先に幼なじみでゲームオタクの二藤宏嵩と再会する。宏嵩にはオタクであることを隠さずに接せれることやオタ活にも理解があるということで友達感覚で付き合い始めるようになる。友達から恋人に感情が変化していく様子が描かれている。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 単純に面白い。ゲームの話や同人誌、コミケなど実際のイベントについても描かれているためわかりやすい内容になっている。オタクはオタクでも色んなジャンルのオタクがおり、それぞれの恋愛模様が描かれているのがとても楽しいと思う。登場する人達みんながオタクかと思えば非オタを出てくるので、その人たちがどのように絡んでくるのかを考えながら読むのも楽しい。マンガのページ下にはそのページの作者の一言コメントのようなものが書かれており、それを見ながら読むとまた違った視点で読むことが出来るのでいいと思う。

転生したらスライムだった件 川上泰樹 , 伏瀬 , みっつばー 講談社

転生したらスライムだった件 川上泰樹 , 伏瀬 , みっつばー 講談社

アマゾン商品紹介 WEBで記録的なPVを集めた異世界転生モノの名作を、原作者完全監修でコミカライズ!
巻末には原作者書き下ろしの短編小説を収録した、ファン必携の単行本いよいよ発売!*「転スラ」スピンオフ5作品の第1話をまとめた試し読みパック付き!

レビュー①

どんな話ですか? 冴えないサラリーマンが死後、異世界にスライムとして転生する漫画。

転生する際、いろいろな能力を得た。

主人公は最初は勝手が分からず何も出来ない状態だったが、転生する際に得た能力でいろんな魔物を従えて強くなっていく。

最初は小さな村を作った。その後、仲間を増やし出来ることを増やし、小さな村を大きな国へと発展させていく。

仲間を増やす過程で、魔物たちに名前を与え、魔物たちを進化させていった。

主人公自身も、最初はただの魔物だったが、とあるきっかけににより魔王へと進化した。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とても絵が綺麗で人物が丁寧に描かれています。

絵だけで魔物が強くなったのがわかります。

また、良くも悪くもありきたりなストーリー展開なので、読む際に深く考える必要がありません。

ストーリーはダラダラせずテンポ良く展開されていくので、途中で飽きたりなど読むのがイヤになるということはありません。

それでいて、話の続きが気になりいつも最新話を待ち遠しく思っています。

頭を使わないので、あまり時間がない人でも読みやすい漫画だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 異世界転生して強力なスライムになった主人公が、世界を制覇していく漫画です。人間だった主人公がある日通り魔に殺されてしまいます。目が覚めると主人公は異世界にいて人間から転生してスライムになっていました。そんなかわいいスライムですが、敵を吸収したりしてどんどん力をつけていき、ドラゴンやゴブリン、オーガやオーク、リザードマンなどを仲間にし、大同盟を結び国を作ります。一見弱そうに見えるスライムですが、この漫画の中で1番鍵を握るキャラクターでもあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かわいくて最強のスライムが、次々にファンタジー世界を制覇し、強大な魔王に成り上がるという内容。また、もはや定番となった異世界転生という設定の中で、主人公は便利なスキルを持ったスライムとなり、異世界で様々な敵を倒し、自ら世界を作っていくというところが魅力的。序盤からサクサクと問題解決できるので、テンポが良くて飽きません。自分が転生したらこうなるのかもしれないと思うと読んでいてワクワクします。

また、コメディシーンが多いのですが、実はある種のピカレスクロマン(悪者小説)としても楽しめます。