SPY×FAMILY 遠藤達哉 (著) 集英社

SPY×FAMILY 遠藤達哉 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 名門校潜入のために「家族」を作れと命じられた凄腕スパイの〈黄昏〉。だが、彼が出会った“娘”は心を読む超能力者! “妻”は暗殺者で!? 互いに正体を隠した仮初め家族が、受験と世界の危機に立ち向かう痛快ホームコメディ!!

レビュー

どんな話ですか? 東西冷戦が続くとある国の諜報機関に所属するスパイ≪黄昏≫はどんな任務でも完璧にこなす凄腕スパイ。ある日彼に与えられた任務は冷戦続く敵国に潜入し、敵国の重要人物に接触し極秘情報を入手すること。しかし、その任務を遂行するためには、敵国随一の名門校に子供を送りこみ優秀な成績を収めさせる必要があった。この超困難な任務を遂行させるため仮初の家族をつくることに。仮初の家族が織りなす、ハートフルファミリースパイコメディーとなっています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公黄昏に与えらた任務の内容や世界観の設定などはとてもシビアで戦争が背景にあるのですが、本編中は全くそのような雰囲気を感じさせない、質のいいホームコメディとなっています。主人公の黄昏と仮初の家族となった妻は殺し屋で娘は人の心が読めるエスパーとここもとんでも設定なのですが、娘の人の心が読めるというところがうまく絡み合っていてとてもうまく話しがころがっていき、作品にどんどん引き込まれていきます。また、話のおもしろさだけでなく魅力的なキャラクターがたくさん登場するのでその点もオススメしたいです。

プリンセスお母さん 並庭 マチコ (著) KADOKAWA

プリンセスお母さん 並庭 マチコ (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 「こんなお母さんいてほしい」との声続々!
娘が語る、ちょっと(?)不思議な母と家族の
爆笑実録ギャグコメディ!

レビュー

どんな話ですか? 著者である漫画家さんの家庭の様子を描いた漫画になります。ストーリー漫画ではなく日々の様子を漫画にしているんですが、その様子が普通ではないのです。主人公は漫画家さんの母親になります。このお母さんがとてもいい意味で変わっていて数々の奇行を見せるんです。たとえば一緒に寛いでいる時になんの脈絡もなく「植物人間状態になったら延命してほしい?」などと質問してきたりします。そんな風に変わりすぎているお母さんの挙動を楽しむ漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画を読んでいるととても楽しい気持ちになるからおススメしたいですね。最近はコロナやそれでなくてもストレスフルな毎日を送っている人も多いと思います。私もそうでした。しかしこの漫画を読めばそんな重苦しい空気もどっかに吹き飛んでしまいます。これは本当にそう思いました。気分があっという間に明るくなり人生を肯定的にとらえられるようになりました。主人公であるお母さんはどんなに変わっている自分であれ受け入れて愛しているのです。その姿が胸を打つんだと思います。元気になれるんでぜひともおすすめしたい漫画ですね。

ベビーシッター・ギン! 大和和紀 (著) 講談社

ベビーシッター・ギン! 大和和紀 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 子育てで悩んでいるのは、あなただけじゃない! 世界でいちばんかわいい怪物・コドモの育て方に悩んだら、ギンさんに連絡しよう。ほら、きっと心が軽くなる──。オムツを換えても、おっぱいをあげても赤ちゃんは泣きやまず、パパは育児に無関心、家は散らかり放題。育児に疲れきったママのもとに、メリー・ポピンズのような格好のゴツくて怪しげな人物が現れて……?

 

どんな話ですか? 男性が女装してベビーシッターをする話です。

そのギンさんは、自分が幼い頃出会ったベビーシッターさんに救われたと思い、会いに行くのですが、病気で既に他界していました。でも、その人の妹という人に会って話を聞いたら、女性ではなく男性だということが判明しました。そこで、自分も出来ると思い、親の制止を振り切ってベビーシッターになりました。

ベビーシッターを頼むくらいですから、夫婦関係が上手くいってなかったり、子供に対する親の接し方に悩んでいたりを解消します。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 世間には、奥さんが一人で子供の面倒見て辛くなっている人や、育児について相談できる人が居なかったり、何も考えずにただマンガを楽しむにもとてもうってつけだからです。

このマンガは、今育児を頑張っているお母さんにぜひ読んでもらいたい。なぜなら、あなたはとても頑張っているってことに気づいて欲しいからです。

このマンガは、いろんな家族や親子が出てきます。もしかしたら、今悩んでいる人元気がない人は読むことによって、元気や勇気が湧いてくると思うからです。

いつかティファニーで朝食を マキヒロチ (著) 新潮社

いつかティファニーで朝食を マキヒロチ (著) 新潮社

 

アマゾン商品紹介 28歳の東京で暮らす佐藤麻里子は、編集者の創太郎と7年同棲していたが、そのだらしない生活に幻滅。豊かな朝ごはんを楽しむ家庭で育った彼女は、恋人と別れ、自らの朝食を見直し、新たな生活をしようと決意するのだった! グッドモーニングカフェ、築地の和食かとう、ル・パン・コティディアン、七里ヶ浜のbills……など、実際の美味しい朝食のお店を巡りながら「朝食女子」たちの姿を描く新感覚ストーリー、いよいよスタート!

レビュー

どんな話ですか? 4人のアラサー女性の日々の奮闘物語。あらすじ自体は非常にシンプルです。朝食がストーリーの軸になっていて、実在する店舗で食事をするシーンがたくさん出てきます。それぞれ悩みを抱えながら生きていても、ゆっくり穏やかに朝食を取る時間があれば、大概のことはどうにか乗り越えられる、というメッセージが込められた漫画です。食べ物の香りや食感、湯気の温かさ、朝の軽い空気を感じることができ、読後は清々しい気分になれます。決して重くなく、あまり深く考えずに読める漫画だと思います。
なぜその漫画をオススメしたいですか? シンプルなストーリーに、温かさがたくさん詰まっている気がしてオススメしたい漫画の一つです。ネットでレビューを見ると、低い評価のものも多くびっくりするのですが、個人的には読むと人生ってシンプルだなと思えてリフレッシュできます。美味しいものを好きな人と食べること、このシーンがたくさん出てくる漫画で、見ていて幸せになります。わたし自身も、食事を大好きな人と囲むと大概の悩みは小さくなります。また気分が良い時は食事をすることでさらに気分が盛り上がったり。食べるという行為が持つ温かい力を何度も見られる漫画でオススメです。

の、ような。 麻生海 (著) 芳文社

の、ような。 麻生海 (著) 芳文社

 

アマゾン商品紹介 それは人生の劇的変化…。一人暮らしの希夏帆の前に恋人・愁人が連れてきた二人の少年。二人は愁人の親戚で両親を失ったばかりの兄弟だという。希夏帆の家で生真面目な中学2年生の冬真、天真爛漫な5歳の春陽、そして愁人の4人は同居生活をすることに。戸惑う日々の中、彼らの新たな関係が始まる――。

 

どんな話ですか? 一人暮らしの希夏帆の前に恋人・愁人が二人の少年を連れてきます。彼らは愁人の親戚で両親を失ったばかりの兄弟です。

希夏帆の家で生真面目な中学2年生の冬真、天真爛漫な5歳の春陽、そして愁人の4人は同居生活をすることになります。

彼らの新たな生活が始まり、戸惑いながらもお互いの距離を縮めていく生活は家族のカタチをつくっていきます。

日々の家事は勿論、クリスマスや年末年始、幼稚園でのミニ事件をはじめとして、優しさや温かさを感じる物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? クリスマスのプレゼントや幼稚園のイベントなど、親がしてくれた様々なことを思い出し、感謝の気持ちが湧き上がるため。

育児の場面でぶつかる様々な困難にも、手探りながらも向き合おうとしていく登場人物に心を打たれ、自分自身も頑張ろうと思う。

特に、希夏帆は不器用ながらも頭の回転が早く、理不尽なことには理路整然と意見を述べ、他人の子どもに対しても真っ当な意見を伝えます。現実世界では中々難しいことではありますが、勇気をもらえます。

ニコイチ 金田一蓮十郎 (著) スクウェア・エニックス

ニコイチ 金田一蓮十郎 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 須田真琴はごく普通のサラリーマン。ところが息子・崇の前では女装して優しいママを演じていた。青春を女装と育児に捧げた男のワケあり二重生活コメディー!

レビュー

どんな話ですか? 主人公は須田真琴という男性。妻と死別して、妻の遺した血のつながらない息子のために女装をして母親のふりをしながら暮らしており、女性の服装で家を出て、出勤途中で男の姿に戻って会社で仕事をして過ごすという毎日を送っていた。ある日、通勤途中でいつも見かけていた可愛い女性が痴漢にあっているところを女性の姿で助けたことから知り合いになり、そのまま女性同士の友達に発展していくが、彼女のことが男性として好きなのでどうすれば…という状況で進んでいくストーリー。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 作者はハレのちグゥでも有名な金田一蓮十郎さんで、この方が描くキャラクターがどれも本当に魅力的です。

まず女の子が可愛い。ヒロイン役で出てくる菜摘さんは顔が可愛くて巨乳で下品ではないいやらしさがあって、女性から見ても本当にかわいいです。あとは子供が可愛い。主人公の息子の崇くんは素直ですれていなくて、性格もやさしくて良い子です。そんな菜摘さんと崇くんと過ごす真琴さんも、ちょっと頼りない感じが魅力的です。そして何より話が面白いです。主人公サイドの話もあれば、崇くんを取り巻く子供の世界の話もあり、どのストーリーもちゃんと後につながっていてどんどん読めます。

LOVE SO LIFE こうち楓 (著) 白泉社

LOVE SO LIFE こうち楓 (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 身寄りのない中村詩春(16歳)の、将来の夢は保育士さん! 夢を叶えるため保育園でアルバイト三昧だが、訳あって双子のベビーシッターをすることに。バイト先は爽やかが売りのTVアナウンサー・松永政ニの家だが…!?

レビュー

どんな話ですか? 身寄りのない主人公の女子高生は、施設で暮らしながら将来の夢である保育士になるために、保育所でアルバイト中。アルバイト先で出会った男性保護者に、双子のベビーシッターとして雇われます。双子の保護者は爽やかなイケメン人気アナウンサーで、姿をくらました兄に代わり一人で育児をしていました。外ではキリッとしていても、家では双子に手を焼きヨロヨロになる毎日。そんな彼をベビーシッターとして支える中で、お互いに意識はするのに年齢のこともあり、素直になれない二人。長い時間をかけて信頼と愛を育んでいきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 愛のあふれる内容で、心があたたまるからです。血のつながりがなくても、こんなに人に愛情を注げるのだなと感動します。叔父から甥姪への愛、男性から女性への愛、双子からベビーシッターへの信頼、女子高生の友情と、とにかく人を大切にする登場人物たちにほっこりした気持ちになります。人とのつながりって大切だな、素敵だなと感じました。人間関係が希薄な現代だからこそ、この物語の愛情で心を温めてほしいです。双子の日常も可愛らしくてたまりません。

クッキングパパ うえやまとち (著) 講談社

クッキングパパ うえやまとち (著) 講談社

アマゾン商品紹介 荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっきり!?第1巻のメニュー……イタリアン鍋/アイスクリーム/まるごと・ザ・カレー/スペシャルモーニング/イシダイの姿造り/特製ギョーザ/ヘルシー・クッキング/メンタイのり巻き/博多風トン骨ラーメン/アッサリ雑炊/スイートアップル/ベーコン

レビュー

どんな話ですか? 料理を作る事が大好きな会社員荒岩一味を主人公として、家族・同僚・近隣住民と「家庭料理」を絡めて絆を深める漫画となっています。荒岩=クッキングパパとして家庭で腕を振るう事で、子どもたちも自然と料理が好きになっていき、家庭で料理を作る事・友人たちをおもてなすことが出来るレベルに至りました。夫婦共働きで多忙を極めているものの、子育てに関しても愛情を持って接したことで、立派な大人に育っていくのもこの漫画の魅力と言えます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私は食べるのが好きでクッキングパパを読み始めたのですが、この漫画を読むまではほとんど料理をしたことが無い・仮にした場合であってもかなりおいしくない出来でした。しかし、この漫画を読んで料理にチャレンジしたところ、手順に則って作っていけば失敗が少なくておいしい料理が作れるようになったので、料理をほとんどしたことが無い人にお勧めしたいと感じました。男性一人暮らしでも簡単に作れる料理を紹介している事が多いので、一度料理をして作る側の気持ちになってみるのも良いと思いました。

花田少年史 一色まこと (著) 講談社

花田少年史 一色まこと (著) 講談社

アマゾン商品紹介 近所でも一押しの悪ガキ・花田一路(はなだ・いちろ)少年。ある日、いたずらが過ぎ自動車に激突してしまう。幸いにも九死に一生を得たがこの事故以来、頭に残った9針のキズと共にオバケが見えるというコワ~イ能力まで得ちまったからたまらない。

レビュー

どんな話ですか? 昭和は舞台で、近所でも有名な悪ガキ少年花田イチロが、母親と喧嘩して自転車で家を飛び出し、交通事故に遭い生死をさまようが、後頭部に抜い跡は残ったが、助かる。それからというもの、イチロはお化けが見えるようになってしまう。イチロの前に現れるお化け達は、イチロにお願いばかりしてくる、この世に未練を残したお化けばかり、イチロは嫌々ながらも、様々なお化け達の願いを叶えるべく奮闘する笑いあり、涙ありの感動作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 悪ガキイチロがお化けの願いを叶えるべく奮闘するのですが、お化け達の願いは、親と子の絆、動物達との絆を、人と人との絆の大切さや、切なさを其々の話の中で描かれていて、涙なしでは読めないほど、感動できます。それだけではなく、主にギャグ要素が強いので、楽しみながら、感動できるので、かなり惹きつけるられます。様々なお化けを通して、色々と考えさせられますし、クライマックスも、イチロ自身の親子の絆と重なるように描かれていて、最後まで満足のいく作品だと思います。

capeta 曽田正人 (著) 講談社

capeta 曽田正人 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 幼い時に母を亡くした平勝平太(通称・カペタ)は、仕事が忙しい父に対して、気丈にふるまうものの、友人の安藤伸(通称・ノブ)や鈴木茂波(通称・モナミ)と遊びながら、退屈な日々を過ごす小学4年生。カペタの唯一のあこがれといえば、かっこいいクルマ…。そんなある日、父が仕事先から持ち帰った“ある物”が、カペタの運命を大きく変え、彼を未来の“戦場”へと導いていく!! 熱闘レーシングロマン、堂々の幕開け!!

レビュー

どんな話ですか? 幼くして母親を失くし父親と2人で生活している少年がプロのレーシングドライバーを目指していく漫画です。父親が息子である平勝平太(カペタ)に廃材からレーシングカートを作って遊ばせる事がきっかけとなり、カペタはモータースポーツの世界へと興味を持つようになります。モータースポーツの世界はお金がかかるので決して裕福ではないカペタの家庭では、他のライバル達と金銭面的にも不利な状況になります。それでも諦める事無く頑張ってプロのレーシングドライバーを父親と二人三脚で目指していく姿に感動する漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの主人公が活躍する漫画ではなく、父と子供の親子関係を描写しているシーンが感動できるので見終った時に自分も頑張ろうと思える作品です。困難があると誰でも自分の夢を諦めてしまいがちですが、どんな困難が訪れても父親と息子がお互いに頑張っていく姿に胸を打たれます。モータースポーツの世界で頑張っている息子を見て父親も仕事は大変なのですが、息子の夢の為になんとかしてスポンサーを付けようと金銭を工面していくシーン等も親の子供への思いが見えて感動します。