はじめの一歩 森川 ジョージ (著) 講談社

はじめの一歩 森川 ジョージ (著) 講談社

アマゾン商品紹介 いじめられっ子だった幕之内一歩はひょんなことからボクシングに出会い、熱中していく。一歩は『強いってどういうことだろう?』という素朴な疑問を抱えながら、持ち前の頑張りで過酷な練習に耐え抜き、強くなっていく。数多の強敵との死闘を勝ち抜き、国内屈指のハードパンチを持つ日本王者となった一歩。その次なる目標は遥かなる世界王者への道! 限りなく熱く純粋な一歩のさらなる挑戦が始まった!!

ひたむき少年、幕之内一歩登場!!“強い”ってどんなんだろう!?ボクも強くなりたい!!ドジでいじめられっ子の高校生幕之内一歩。ボクサー、鷹村との出会いは、一歩の拳にひそむダイナマイトパンチを呼び起こした!!プロボクサーへの夢を抱いた一歩は、鴨川ジムの入門テストに挑戦(チャレンジ)するが!?

レビュー①

どんな話ですか? いつもいじめられる少年が、この日もイジメにあっていました。顔、体、学生服はぼろぼろ、、、耐える少年の横をトレーニングランで通過するプロボクサーの男。耐える少年に「お前、それでいいのか」と発します。悔しくて涙ぐむ少年に、男は「木からおちる沢山の枯れ葉をシャドウで鷲つかみ」します。少年一歩は、この男のボクサースタイルに驚嘆感銘し、「自分もやりたい」と心が揺らぎます。憎いやつを倒す目的でなく、自らが「やりたいと思えたもの」がそこにはありました。この漫画は、少年一歩が純粋にボクシングを愛し、努力によって、成長していくシナリオがえががれています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 怖いスポーツであると思われるボクシングが「ピュア」なスポーツにみえるほか、なにか自分にとってめざすべき、試してみるべきものが、あったさいは、チャレンジすべきことを教えてくれます。そして、すきになり、更なる目標ができたとき人は強くなれることも教えてくれます。純粋に目標をめざすには、「努力」も犠牲にすることもまなべます。この漫画の意図するものは、「努力、純粋」の文字があてはまりますし、たくさんの勇気をもらえます。

レビュー②

どんな話ですか? いじめられっ子の幕ノ内一歩がボクシングと出会い、成長していく物語です。常に自信がなく自問自答する毎日でも、先輩や指導してくれるジムの会長に厳しくも優しく支えられ「強い」とは何かを模索しチャンピオンへと進んでいきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 何をやっても上手くいかない、自分はダメだと思う人に努力をし真面目に突き進めば光明は見えるし、解決していくんだという事を薦めたいです。

DAYS 安田剛士 (著) 講談社

DAYS 安田剛士 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 少年たちは全力で、笑い、泣き、走る!! 心をジンジン刺激する! 激熱サッカー漫画!! ――何のとりえもない、特技もない。けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本(つかもと)つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣(かざま・じん)。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!

レビュー

どんな話ですか? DAYSはいじめられてばかりだった中学生の主人公がサッカーの天才とひょんなことから出逢い、サッカー強豪の高校入学をしてその天才に再会。全国レベルのチームでチームメイトと成長しながら自分を磨きあげていく青春サッカー漫画です。サッカーは全くの初心者でありながら忍耐力と向上心でメンバーを魅了し敵チームにも挑んでいく熱いストーリーです。主人公が仲間に助けられながら経験を通じて上手くなっていくのがかっこいいと思いました。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかくこの漫画は勇気を貰えるのでオススメです。サッカー初心者だった主人公が必死に練習をしてチームのみんなと勝利に向かって努力する姿から勇気を貰うことができると思います。みんなで笑い合いながらサッカーをする楽しさも漫画から感じられます。下手なりに走ってゴールを狙いにいく主人公の負けず嫌いな性格と頑張り屋な一面は自分にとってもやる気に繋がる内容だと感じました。読めば心に響くものが必ずあると私は思います。

っポイ! やまざき 貴子 (著) 白泉社

っポイ! やまざき 貴子 (著) 白泉社

どんな話ですか? 主人公は中学3年生の天野 平(あまの たいら)。小さくて可愛らしく女の子っぽい見た目だけど、中身はまっすぐで正義感の強い男の子。多感で複雑なお年頃の平(愛称:へー)の周りは常にトラブルでいっぱい。恋にバスケに友情に受験に…親友の日下 万里(くさか ばんり)とともに、体当たりで挑んでいく学園ドタバタストーリー。エピソード毎にスポットが当たるキャラクターが次々と変わりますが、どれも個性的で魅力的。コミカルな漫画かと思いきや、ぐっとシリアスな話があったりと、メリハリが効いていて引きこまれます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 私がこのコミックに出会ったとき、まさに主人公たちと同じ年頃でした。この時期、友人とうまく行かなかったり、勉強がつらかったり、なんとなくもやもやしたり…思春期特有の葛藤がありました。そのなんとも言葉にし難い部分を上手く表現してくれている漫画だと思います。私も当時はこの漫画に共感したり、救われたりした部分もありました。そして、大事なことを考えさせられるエピソードも多いので、大人になってからも読み返したいと思える漫画です。あと、巻数が進むにつれて絵がどんどん洗練されて美しくなっていくのも良いです。

タッチ あだち充 (著) 小学館

タッチ あだち充 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 努力という言葉に縁のない兄・上杉達也と、何事にも一生懸命努力する弟・上杉和也。二人は、双子の兄弟。隣の喫茶店「南風」の一人娘・浅倉南とは幼なじみ。三人の「青春」から、目が離せない……!

レビュー①

どんな話ですか? 青春高校野球漫画です。主人公は双子の兄弟上杉達也と和也。初めは和也のみが野球部に所属し甲子園を目指しますが一年の夏に交通事故で亡くなってしまいます。達也は和也の果たせなかった甲子園出場という夢を代わりに成し遂げるため野球部に入ります。ただ素人なのでなかなかうまくはいきません。しかし生まれ持った才能と和也への思いを背にエースになりチームを引っ張っていきます。行手を阻むライバルとの熱い試合は見どころたっぷりです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校野球漫画といえばまず知らない人は少ないはずです。アニメ化、実写化もされているので絶対に見たほうがいいです。野球中心で物語が進んでいきますが、その中でも幼なじみの朝倉南との恋愛シーンがあったりと野球を知らない人でも楽しめるラブストーリーでもあります。主人公、ヒロイン以外にも個性的なキャラが続々とでてくるこの作品、感動あり笑いあり手に汗握る場面ありと飽きることがありません。誰にでも楽しめる最高の漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? 上杉和也と上杉達也は双子の兄弟で同じ高校に進み和也は野球部に入り甲子園を目指し、達也はボクシング部に入部したのですが和也が不慮の事故により不幸にも他界してしまいましたので達也が和也の夢を引き継ぎ野球部に入り直して甲子園を目指すというものです

和也と達也には隣家に住む浅倉南という同級生の幼なじみがおり、南も同じ高校に進み新体操部と野球部のマネージャーを掛け持ちしながら達也らとともに甲子園出場を目指していました。甲子園に行く事は南が和也や達也に託した夢でもありました。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ジャンルで言えば高校が舞台の青春学園ものと言えるのですが、一方ではコメディーコミックと言えるほど大変面白くて、思わず大笑いしてしまったり、クスッとなったり後からじわじわとくる笑いがこみ上げてきて随所に笑えるシーンが散りばめられている点が魅力的です。主人公の達也が最初のうちは散々バカにされながらも決してめげたり投げ出す事なく目標に向かい努力している姿勢には心が打たれますし、最後には周りから文句を言わせないほどの結果を出した時には爽快感を得る事ができたからです。

レビュー③

どんな話ですか? 高校野球をテーマにした漫画です。登場人物は双子の兄(達也)と弟(和也)、浅倉南です。3人は幼馴染です。和也はマネージャーである南を甲子園に連れて行くという夢のため野球に明け暮れていました。野球の才能があった和也は周りからの期待が熱く人気者でした。しかしある試合の朝、不慮の事故に遭い亡くなってしまいます。誰もが落ち込んでいた時に、和也の無念を晴らすため兄である達也が野球を始めます。達也は野球未経験でしたが、日々の練習の成果でどんどん野球が上達していきます。和也の夢でもあった南を甲子園に連れて行くことが出来るのか、高校生の青春物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 野球が好きな人やスポーツ全般が好きな人にはとてもオススメ出来る漫画です。この漫画をきっかけに野球のことを知ってもらえたり、好きになってもらえると思います。またこの漫画はスポーツだけではなく、恋愛要素もあります。達也と南の今後の恋の行方がどのような展開になって行くのかもとても見ていてワクワク、ドキドキすると思います。漫画の絵は迫力のあるシーンや心が温まるシーンなど様々なシーンがあるため、最後まで飽きないで読めると思います。

バチバチ 佐藤タカヒロ (著) 秋田書店

バチバチ 佐藤タカヒロ (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 ある事件をきっかけに相撲界を追われ、この世を去った大関・火竜! その息子、鮫島鯉太郎の胸には父が遺した言葉が深く刻まれていた!!待ったなしの角界激震! 本格大相撲漫画!!

レビュー

どんな話ですか? バチバチは、週刊少年チャンピオンで連載されていた大相撲を題材にした作品です。

暴力事件を起こし角界を追放された大関火竜の息子鮫島鯉太郎。

彼は亡き父の無念を晴らすため大相撲の世界に飛び込みます。

過去の境遇から孤独で荒れくるっていた鮫島ですが、信頼できる親方や兄弟子たちに鍛えられ次第に力士として大きく成長を遂げていきます。

大迫力の取り組みシーンを中心に大相撲という特殊な世界の魅力を丹念に伝える力作。

作者の急逝により未完となってしまったことが惜しまれます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 全編を通して兎にかく熱量が尋常ではなく、少年漫画の王道を突っ走る友情努力勝利が全部詰まった作品です。

力士という一日一日が真剣勝負な存在がテーマなため、捨て回が全くないという展開が魅力。

ライバルとの死闘、部屋の仲間たちとの絆、主人公の成長という描くべきポイントがしっかり押さえられ胸が熱くなります。

必殺技を安易に登場させず敢えてリアルな相撲の世界を描くところからは、作者の力士に対するリスペクトが伝わってきます。

スポーツ漫画の新境地を切り開いた作品ですね。

テニスの王子様 許斐剛 (著) 集英社

テニスの王子様 許斐剛 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 テニスの名門校・青春学園中等部に入学してきた越前リョーマ。アメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持ち、天才少年と呼ばれるリョーマだったが、青学テニス部には、1年生は夏まで大会に出られない規則があり…!?

レビュー

どんな話ですか? 天才テニス少年越前リョーマが入学した青春学園中等部のテニス部が、全国大会優勝を目指す漫画です。部内のレギュラー部員決め、都大会、関東大会そして全国大会までの道のりが描かれています。もちろん主人公視点の漫画ですが、その仲間たちである個性が強すぎな青春学園のテニス部員たちにもスポットが当てられ、それぞれが成長していく姿を追っていけます。全国大会優勝へ進むにつれ、ライバル校も増え、相手もとても強い人ばかりになります。そんな中、リョーマや青春学園テニス部の皆はどのように乗り越えていくのかが見所です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ライバル校も含めキャラ達が個性豊かです。キャラ数が多いにも関わらずキャラ被りが無いのが魅力的な点です。また、主人公の学校はもちろん、ライバル校のキャラ達が抱えている想いや優勝を目指す理由なども描かれているので、自分の好きなキャラや応援したい学校が見つかります。ファンブックが分厚いだけあって、鞄の中身や足の長さ、親の職業まで各キャラの細かいプロフィールが設定されています。

テニスのルールがわからなくても、テニスのインストラクター経験を持つ作者が描く試合展開に引き込まれます。その試合をまるで目の前で観ているかのように読み入ることができるのもオススメしたい点の一つです。技もかっこいいものから笑えるものまで幅広く、ゲームになるくらいです。お話もテニスだけではなく日常を描いたものやネタ回もあるのでスラスラ読めます。

現在は「新テニスの王子様」という全国大会後でワールドカップを目指していますが、まずは原点のテニスの王子様(旧テニ)を読んで世界観を味わって欲しいです。

少しズレるのですが、テニスの王子様はキャラソンも多く、漫画を読んでいるとキャラソンも楽しめます。キャラの強い個性がさらに強調されているものから、漫画の中の試合がピックアップされたもの、さらに相手キャラ視点の曲まであるので楽しさや感動が増えます。

capeta 曽田正人 (著) 講談社

capeta 曽田正人 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 幼い時に母を亡くした平勝平太(通称・カペタ)は、仕事が忙しい父に対して、気丈にふるまうものの、友人の安藤伸(通称・ノブ)や鈴木茂波(通称・モナミ)と遊びながら、退屈な日々を過ごす小学4年生。カペタの唯一のあこがれといえば、かっこいいクルマ…。そんなある日、父が仕事先から持ち帰った“ある物”が、カペタの運命を大きく変え、彼を未来の“戦場”へと導いていく!! 熱闘レーシングロマン、堂々の幕開け!!

レビュー

どんな話ですか? 幼くして母親を失くし父親と2人で生活している少年がプロのレーシングドライバーを目指していく漫画です。父親が息子である平勝平太(カペタ)に廃材からレーシングカートを作って遊ばせる事がきっかけとなり、カペタはモータースポーツの世界へと興味を持つようになります。モータースポーツの世界はお金がかかるので決して裕福ではないカペタの家庭では、他のライバル達と金銭面的にも不利な状況になります。それでも諦める事無く頑張ってプロのレーシングドライバーを父親と二人三脚で目指していく姿に感動する漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ただの主人公が活躍する漫画ではなく、父と子供の親子関係を描写しているシーンが感動できるので見終った時に自分も頑張ろうと思える作品です。困難があると誰でも自分の夢を諦めてしまいがちですが、どんな困難が訪れても父親と息子がお互いに頑張っていく姿に胸を打たれます。モータースポーツの世界で頑張っている息子を見て父親も仕事は大変なのですが、息子の夢の為になんとかしてスポンサーを付けようと金銭を工面していくシーン等も親の子供への思いが見えて感動します。

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん うすた京介 (著) 集英社

セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん うすた京介 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 わかめ高校2年生の花中島マサル。彼が部長を務める謎の格闘技部「セクシーコマンドー」部の部員はフーミン・真茶彦・キャシャリン・スーザンの4名。ちょっとおかしな部活が、今日も展開され!?

レビュー

どんな話ですか? セクシーコマンドーという意味不明な格闘技をマスターした、奇想天外な高校生の花中島マサルと個性豊かなキャラクターが登場するギャグマンガ。

突拍子もないボケ、シュールなネタの後に描かれる適当な挿絵とツッコミが斬新な作風となっている。

藤山起目粒(ふじやまおこめつぶ)は友達100人を目指し転校してきた男の子、校門を通る際に県立わかめ高校という文字を見るや

「あやしい」といきなり不安に駆られる。しかしクラスはいたって普通の雰囲気でここなら馴染めそうだと感じるが、担任から座席を案内されるや

いなや状況が一変する。クラスメイトに不穏な空気が流れ、机の落書きを見て驚愕するのだった。

落書きの主、その男の名は花中島マサル。この出会いからマサルを中心に波瀾万丈の学園生活物語が始まる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 全7巻と非常に短い物語で構成されており登場人物もさほど多くないことから、一人一人のキャラクターに焦点を当てやすい。

特に主人公の花中島マサルについては謎が多く、彼の髪型、言動、セクシーコマンドーとはなんなのか?など彼を追っていくだけでも

十分に楽しめる内容になっている。また、キャラ設定も秀逸でイケメン、美少女、謎のかわいい生き物、正義のヒーロー、作中には芸能人の

パロディなども用いてマサル以外のキャラからも笑いが生まれてくる。

ブルーロック 金城宗幸, ノ村優介 (著) 講談社

ブルーロック 金城宗幸, ノ村優介 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!

レビュー

どんな話ですか? 日本のサッカーが弱い理由は「エゴイストな選手(自己中)」がいないからだ。2018年のW杯、日本はベスト16で敗退し、残念な結果となる。日本フットボール連合は、日本のW杯優勝のため、「青い監獄(ブルーロック)」を設立し、300人の高校生を集まて、1人のストライカーを誕生させると発表する。そのブルーロックでコーチを務める男、絵心甚八は言う。「エゴイストでなければストライカーになれない」と。主人公である潔世一は、このブルーロックでストライカーになるため、人生をかけたサバイバルゲームに挑むのだった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ブルーロックは、他のサッカー漫画とは違い、「チームプレー」などが全くありません。皆が「自分がストライカーだ」と思っており、「エゴイスト(自己中)」です。そこがこの漫画の面白い部分です。皆自分以外は脇役だとコーチから教わり、数々のゲームでサバイバルをしていきます。かつての仲間を脱落させたり、強者と戦い、自分の弱さに気づき、武器を見つけ磨く者もいます。主人公の潔もその一人です。主人公の成長するシーンもこの漫画の見どころで、とてもかっこいいです。

灼熱カバディ 武蔵野創 (著) 小学館

灼熱カバディ 武蔵野創 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 スポーツ嫌いの元サッカー部エース・
宵越竜也(高1)のもとに、
ある日『カバディ部』が勧誘に!「カバディなんてネタだろ(笑)」と
内心バカにしつつ練習を見に行くと、
そこではまるで格闘技のような
激しい競技が行われていて……!!!

レビュー①

どんな話ですか? 小学館の漫画アプリ「マンガワン」にて毎週火曜日連載中です。

内容は、中学時代サッカーでBEST4入りした天才サッカー選手が、とある理由でスポーツ嫌いになり、スポーツとは無縁の高校生活を送ろうとしたところ、

カバディと運命的な出会いを果たし、マイナースポーツであるカバディの未知の世界を経験していく中で、

いろいろな人と出会い、敗北や悔しさを経験しながらもチームワークや勝利の喜びに芽生え、チームの日本一を目指していく近代スポーツ漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 「灼熱カバディ」をオススメしたい理由としては、やはり主人公の競技に対する熱量を感じて欲しいからです。

まず、「カバディとは?」という導入からこの物語は始まります。

日本でカバディといえばギャグ漫画のネタなどで表現されることが多く、この漫画を読む多くの人がネタスポーツのイメージを持っています。

主人公もカバディ初心者であり、読者と同じイメージからカバディを知ることになります。

しかし、マイナースポーツであったとしても競技にまっすぐに向き合っていく人たちを見て主人公も自然と競技にのめり込んでいきます。

その瞬間、いつのまにか読者もカバディのことがもっと知りたくなっていることに気付きます。

つまり、主人公と読者の視点が近いからこそ、この作品はおもしろいのです。1巻を読み終わる頃にはカバディを「ネタスポーツ」とは思わなくなっていることでしょう。

レビュー②

どんな話ですか? 元サッカー部で頂上まで登り詰めた主人公が、ひょんなきっかけで退部。

そして高校生活は2度とスポーツはしないと心に決めたにも、名前も聞いた事の無い様なスポーツの勧誘に合い、半ば強制に近い形で入部させられてしまう。

そのスポーツの名前はカバディ部!

スポーツの汚い部分に触れ、

もう関わりたく無いと思っていた主人公は、

カバディの奥深さや、駆け引きの度合い、熱量にどんどん魅力され、

メンバーと成長しながら、強敵達に挑むスポーツマンガです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まだ完結してない漫画なんですが、

主人公の登り詰めたのに、

登り詰めた者にしかわからない「汚い部分に触れて、心が折れた」と言うか、「もう関わりたく無い」って気持ちが、凄く共感出来るし、でもちょっとした刺激で燻ってた火が再燃し始める気持ちもなんか人間味が出てて、リアリティを感じられます。スラムダンクに近い感じかな?あんまりスポーツマンガは読まないんですが、読み始めると、どんどん読んでしまって、次の連載はまだか⁉️って待ちどうしくなりますので、是非読んでみて欲しいです!