キャプテン翼 高橋陽一 (著) 集英社

キャプテン翼 高橋陽一 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【ページ数が多いビッグボリューム版!】小学生編(1):サッカーボールを友達に育った少年、大空翼は小学6年生。南葛小に転校してきた翼は、修哲小の天才GK・若林源三と出会う。翼は若林に勝負を挑むが、決着は両校の対抗戦でつける事に!!

 

どんな話ですか? 主人公大空翼が、サッカーを通じてチームメイトとの友情や、ライバルたちとの激闘を通して、成長してゆくサッカー人生が描かれています。

サッカーボールをいつも蹴って、サッカーボールは友達!という名言があります。

小中で全国大会で優勝し、最後は世界を相手に日本代表として戦います。

また、ライバルも個性的な選手が多く、最大の敵日向小次郎、良きパートナー岬太郎、最初の宿敵若林源蔵、アクロバット的な立花兄弟等との試合も見ものです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私が小学生の時初めて見たのですが、サッカー小僧だった自分には、まさに、サッカーをするために生まれてきたような大空翼は衝撃的でした。いつもサッカーの試合の前に見て、気持ちを高ぶらせて試合に臨んでいました。

そんな、スポーツで得られる感動がこのアニメには満載です。

また、プロのサッカー選手や海外の有名な選手、例えば、クリスティアーノ・ロナウドも影響を受けたと言っています。

まさに、サッカーアニメの原点です。

GIANT KILLING ツジトモ, 綱本将也 (著) 講談社

GIANT KILLING ツジトモ, 綱本将也 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 本当にいい監督はゲームを面白くしてくれる! 達海猛(たつみ・たけし)、35歳、イングランド帰りのサッカー監督。好物は大物喰いの大番狂わせ=GIANT KILLING(ジャイアント・キリング)!! 東京下町の弱小プロサッカークラブ、ETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)の監督に就任した達海が、意表をつく戦略とカリスマ性で、負け癖のついてしまった選手、スタッフ、そしてサポーターたちにパワーをくれる! 『U-31』原作者と俊英がタッグを組んだ、これがフットボール漫画の新スタンダード!!

レビュー

どんな話ですか? 弱小プロサッカークラブのイースト東京ユナイテッド(ETU)が、かつて在籍したエース選手である達海猛を監督に抜擢し、その手腕でリーグを勝ち抜いていくサッカー漫画です。

達海猛は元サッカー日本代表でETUの中心選手でしたが、若くして夢を追い海外クラブへ移籍してしまいました。ETUは達海が抜けたことで衰退し、J2へ降格してしまいます。

そのことを今でも快く思っていない人が周囲にいて、達海の監督就任の当初から不穏な空気のまま物語は進んでいきます。

なお、「GIANT KILLING」とは大物食いという意味で、スポーツや格闘技などにおいて弱者が強者を倒した際に用いられる言葉です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 色々な視点でサッカーの世界を描写しているので、とても読みごたえがあります。

監督、選手、フロント、サポーター、スカウト、記者などの様々な視点から深く掘り下げられています。

サッカーの世界に関わる人たちが、普段それぞれどのような努力、苦労をしているのか感じることが出来ます。

挫折や失敗があり、暗く悲しい気持ちになる場面もありますが、それ以上にスカッとしたり感動したりする場面が多いです。

この漫画を読むことで、サッカーが好きな人は、よりサッカーを好きになってもらえると思います。

DAYS 安田剛士 (著) 講談社

DAYS 安田剛士 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 少年たちは全力で、笑い、泣き、走る!! 心をジンジン刺激する! 激熱サッカー漫画!! ――何のとりえもない、特技もない。けれど人知れず、熱い心を秘めた少年・柄本(つかもと)つくし。孤独なサッカーの天才・風間陣(かざま・じん)。嵐の夜、交わるはずのないふたりが出会ったとき、高校サッカーに旋風を巻き起こす、灼熱、感動、奇跡の物語が幕を開ける!!

レビュー

どんな話ですか? DAYSはいじめられてばかりだった中学生の主人公がサッカーの天才とひょんなことから出逢い、サッカー強豪の高校入学をしてその天才に再会。全国レベルのチームでチームメイトと成長しながら自分を磨きあげていく青春サッカー漫画です。サッカーは全くの初心者でありながら忍耐力と向上心でメンバーを魅了し敵チームにも挑んでいく熱いストーリーです。主人公が仲間に助けられながら経験を通じて上手くなっていくのがかっこいいと思いました。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかくこの漫画は勇気を貰えるのでオススメです。サッカー初心者だった主人公が必死に練習をしてチームのみんなと勝利に向かって努力する姿から勇気を貰うことができると思います。みんなで笑い合いながらサッカーをする楽しさも漫画から感じられます。下手なりに走ってゴールを狙いにいく主人公の負けず嫌いな性格と頑張り屋な一面は自分にとってもやる気に繋がる内容だと感じました。読めば心に響くものが必ずあると私は思います。

ブルーロック 金城宗幸, ノ村優介 (著) 講談社

ブルーロック 金城宗幸, ノ村優介 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 2018年、W杯、日本代表ベスト16敗退…。これを受け日本フットボール連合は、W杯優勝のため、300人の高校生を集めた育成寮“青い監獄(ブルーロック)”を設立。コーチを務める男・絵心甚八は、日本に必要なのは「エゴイズムにあふれるストライカーだ」と断言。無名のFW・潔 世一たちは、己をエゴイストに変える蹴落とし合いの選別に挑む!

レビュー

どんな話ですか? 日本のサッカーが弱い理由は「エゴイストな選手(自己中)」がいないからだ。2018年のW杯、日本はベスト16で敗退し、残念な結果となる。日本フットボール連合は、日本のW杯優勝のため、「青い監獄(ブルーロック)」を設立し、300人の高校生を集まて、1人のストライカーを誕生させると発表する。そのブルーロックでコーチを務める男、絵心甚八は言う。「エゴイストでなければストライカーになれない」と。主人公である潔世一は、このブルーロックでストライカーになるため、人生をかけたサバイバルゲームに挑むのだった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ブルーロックは、他のサッカー漫画とは違い、「チームプレー」などが全くありません。皆が「自分がストライカーだ」と思っており、「エゴイスト(自己中)」です。そこがこの漫画の面白い部分です。皆自分以外は脇役だとコーチから教わり、数々のゲームでサバイバルをしていきます。かつての仲間を脱落させたり、強者と戦い、自分の弱さに気づき、武器を見つけ磨く者もいます。主人公の潔もその一人です。主人公の成長するシーンもこの漫画の見どころで、とてもかっこいいです。

ANGEL VOICE 古谷野孝雄 (著) 秋田書店

ANGEL VOICE 古谷野孝雄 (著) 秋田書店

アマゾン商品紹介 ケンカだったらレアル相手でも楽勝!! 腕に覚えのある“ワル”が集まり、“県内最強軍団”と皮肉られる市立蘭山高校サッカー部。その奇跡の物語が始まる。熱き心を取り戻せ!! 本格高校サッカー巨編!!

レビュー

どんな話ですか? サッカー漫画です。不良で仲の悪い連中がひょんなことから選手権を目指していく青春漫画です。

他のスポーツ漫画のようなフィクションっぽさがなくひたすらリアルな高校生の青春を描いております。

不良が更生してスポーツを始めるというのはありきたりな始まり方ですが、一人一人の個性が強くまとまりがないが一つのことに向かって努力している姿に心打たれました。そして、最後にタイトルの意味がわかった時鳥肌が止まらず思わず涙してしまった心打たれる内容です。

ぜひ読んでみてほしい!!

なぜその漫画をオススメしたいですか? スポ根青春漫画という王道漫画ですが、高校生のリアルな青春を描いていてスポーツをやっている人間なら全員共感できる内容が心打たれます。本当の仲間、100%努力すること、諦めないこと、自分を信じる事、誰かの為できる優しさこれら全てをリアルに描いてくれています。

あまり漫画で感動したことがなかったですが、個人的にはスラムダンク級、ワンピース級の衝撃を受けた漫画です。

あまり知られていないのかな?周りに聞いても知らない人が多いのでぜひぜひ見てほしい!!

アオアシ 小林有吾 , 上野直彦 小学館

アオアシ 小林有吾 , 上野直彦 小学館
アマゾン商品紹介 愛媛に暮らす中学三年生・青井葦人(あおいアシト)。

粗削りながら、強烈なサッカーの才能を秘めているアシトだったが、
まっすぐすぎる性格が災いして、大きな挫折を経験することに―――

そんなアシトの前に、東京にある強豪Jクラブ「東京シティ・エスペリオン」の
ユースチーム監督・福田達也(ふくだたつや)が現れる。

アシトの無限の可能性を見抜いた福田は、
東京で開催される自チームのセレクションを受けるよう勧めて!?

将来、日本のサッカーに革命を起こすことになる少年の運命は、
ここから急速に回り始める!!

レビュー①

どんな話ですか? サッカー漫画です。

ユース年代(高校生)の日本一を目指す

主人公の葦人が田舎の中学校で楽しくサッカーをしている所を東京の有名チームの監督にスカウトされ、単身上京する所から物語が始まります。

入団テストを受け何とか合格したチームはプロの下部組織で日本一のユースチーム。

サッカーが大好きでやる気に満ちていますが、周りのレベルの高さに次第に自信を無くしていきます。

しかし持ち前の明るさで最初は少なかった仲間が少しずつひたむきに頑張る姿を見てチームに受け入れられていきます。

他の選手には無い戦術眼が開花し始めると、落ちこぼれからレギュラーを勝ち取っていきます。

ただの部活やサークルではなく本気でプロを目指す少年達の挫折や成長に感動します。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーはもちろん面白いですが、描かれているサッカーの戦術が細かくリアルにできそうでしかもレベルが高いので、サッカー経験者はそこにもハマるんじゃないかと思います。

作者はプロの監督になれるんじゃないかと思うくらい今までにない斬新な戦術がワクワクさせてくれます。

高校のサッカー部の漫画はこれまで多くありましたが、プロの下部組織の物語は珍しいのではないかと思います。私自身も見た事がなかったので毎話ドキドキしながら見ています。

レビュー②

どんな話ですか? サッカーの育成世代であるユース(高校生年代)の最高峰である東京シティエスペリオンズに愛媛からきた自分勝手なフォワードの青井葦人が挑み、成長していく作品です。

主人公の青井葦人はパスを出さずとにかく自分でゴールを決めることにしか興味のないフォワードでしたしかし中学転校をきっかけに仲間の大切さに気がつきます。

青井の中学最終戦、エスペリオンユース監督福田はたまたま観戦していました。そこで福田は青井がこぼれ球をよく拾うということに気がつきスカウトし、物語は始まります。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 才能というものについて深く考えることができる作品であると感じたからです。

自分の才能とはなんだろう、才能とはどういう活かしかたがあるのだろうと子供の時によく考えていました。

才能だとは思っていなかったことが活かしかたでここまで人生が変わるのかということをとてもよく理解することができます。

自分には才能がない。自分が才能のあることは大したことではないなどとても才能に悩んできたスポーツをやってきた者としては熱くなりました。

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

がんばれ!キッカーズ ながいのりあき (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年、大地翔は北原小学校のサッカー部・北原キッカーズに入部した。ところが、キッカーズには監督やコーチもいなく、メンバーは練習もせずゲームで遊んでいる。翔は、おんぼろキッカーズをなんとかしようと県下一の強豪・南陽SC(サッカークラブ)に練習試合を申し込むが…

レビュー

どんな話ですか? おんぼろサッカーチームの北原キッカーズ。すでにやる気も無くしてふてくされていたところに、名門サッカーチームのユニフォームを着た大地翔が登場。しかし腐りきったチームはそう簡単に変わらない。地区の強豪チームである南陽SCとの練習試合を取り付けてくるころからチームは少しずつ変わっていくのだが果たして。また面白いのはキャプテン翼のオマージュと思われる点である。主人公が転校してくるところから始まり、キャラも大地翔は大空翼、天才キーパーの上杉光は若林源三などその他も共通点が豊富に存在している。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 頑張り屋でサッカーセンス抜群の大地翔を中心とした涙と感動と友情のドラマは見るものを熱くせてくれる。青臭く古臭い熱血マンガであるが、だからこそ感じる部分も多々あるのではと思う。メンバーのレギュラー争いや離脱、加入、引き抜きなど、実社会でも起こり得るであろう問題の描き方も上手く表現されていて感心させられる。作画も迫力がありサッカープレーの描写を上手くとらえており、引き込まれるのだ。この漫画を読み終えた後はサッカーが好きになること間違いなし。

リベロの武田 にわの まこと (著) ビーグリー

リベロの武田 にわの まこと (著) ビーグリー

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年ながら、これまでサッカー経験がほとんどなかった主人公の武田弾丸。しかし、あけぼの高校にきて、ようやくサッカー部に入部。彼のポジションは攻めも守りもこなすリベロ。チームの核に彼を据えたあけぼの高校サッカー部の快進撃が始まる!

レビュー

どんな話ですか? チョコボールのような体型の男子高校生、武田弾丸(たま)。彼の父親は日本代表としてオリンピックにも出場した程のスターだったが、自身は今まで一度もサッカー部に入部した事が無かった。というのも行く学校行く学校サッカー部の「サ」の字も無いという縁の無さ!今度こそ、と通った高校は弱小サッカー部はあるものの部員の大半がやる気のないどうしようもないところだった。入学初日に出会った上杉不破人達と切磋琢磨しながら、とんでもない身体能力による超能力のようなサッカープレイで国立へ立つ事を目指す!
なぜその漫画をオススメしたいですか? ぶっ飛んだギャグセンスで理解不能でありつつもなんか笑ってしまう強引な内容。そして高校生達のちょっと可愛い印象もあるピュアな、サッカーにかける想いも描かれていてギャグ98%シリアス2%というこの作品は普通のサッカー漫画では無いのです。なにせ登場する高校生のほとんどが人間離れしたプレイで相手を翻弄、自分の能力を一時的に高める事で壁をも破壊してしまう威力のシュートを放ったかと思えばその後遺症で倒れたり精神が幼児化したりと、一見めちゃくちゃなようで考えられた内容は見ていて飽きません。

 

俺たちのフィールド 村枝賢一 (著) 小学館

俺たちのフィールド 村枝賢一 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 サッカー大好き少年・高杉和也は小学5年生。サッカー選手の父・貫一を目標に、練習に明け暮れる毎日。そんな和也の前に、サッカーの超ウマイ転校生・騎場拓馬が出現。しかも、父親の事でプライドを傷つけられ、和也は大激怒。しかし、いがみあいながらも、なせがお互いが気になりはじめる。

レビュー

どんな話ですか? 幼少期にサッカーを大好きだった主人公が、ある出来事を機にサッカーから離れる。しかし高校になって再びサッカーをプレイする事を決意し、やがて海外、Jリーグ、W杯と世界で活躍していく様子を描いた作品。発刊されたのがJリーグ発足から日本のW杯初出場の時期とちょうど重なっており、当時の様子を知る人はより楽しめる漫画でもある。様々な名作を発表している作者 村枝賢一氏の個性がまんべんなく詰め込まれているのもポイント。
なぜその漫画をオススメしたいですか? サッカーにおける絶技やスター性を尊重するのではなく、登場人物のドラマを色濃く描いている漫画。もちろん話の主軸はサッカーなのだが、サッカーを通じて描かれる物語、という表現が似合う作品。主人公を始め主要人物の葛藤がリアルに伝わってくるため、試合中も試合以外の展開も目が離せず、作品に心地よく夢中になれるのが気持ちいい。最後の最後が出来過ぎな気もしなくもないが、その時点で既にこの漫画の虜になっているため許せてしまう(笑)

エリアの騎士 伊賀大晃 (著), 月山可也 (著) 講談社

エリアの騎士 伊賀大晃 (著), 月山可也 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 憧れの兄・逢沢傑はU-15日本代表にして鎌倉学館サッカー部主将。その陰に隠れるどころか、あだ名は「ミスターノーゴール」の弟・逢沢駆は精神的に弱く、ストライカーとしての自信を失っていた。そんな二人を襲った交通事故が全てのはじまりだった。駆は兄の心臓を移植されることで一人生き残った駆は、一度はサッカーをやめることすら考えたが、兄が抱いていた世界を目指す強い意志を知り、再びストライカーの道を歩き出す決意を固めた!

U-15日本代表の10番にして鎌倉学館中学サッカー部主将・逢沢傑を兄に持つ駆は、過去の事故以来左足が使えず、サッカー部のマネージャーをしていた。ところが兄の指名により、突然紅白戦のメンバーに抜擢される! サッカーを愛する兄弟が織りなす、ドラマティック・サッカーストーリー!!

レビュー①

どんな話ですか? U-15日本代表の10番を背負う鎌倉学館中等部サッカー部逢沢傑は幼少期からずっと天才だった。そして、その弟である逢沢駆は兄を尊敬していた。駆は選手ではなく、マネージャーとして活動していたが、傑は弟が一番の自分の相方であると考えていた。

ある日、自転車で学校に行こうとしていた二人は交通事故にあってしまう。目が覚めると、駆は病院のベッドの上。

傑は助からず、その事実を聞いた駆は錯乱する。その後、かつての幼馴染である美島 奈々の説得により、駆はサッカー選手として復帰する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語の序盤で天才であった兄を失くした弟が、サッカーを通じて立ち直っていく姿や成長していく姿が繊細に描写されていて、感情移入してしまうような構成になっています。

また、物語に登場する人物一人一人にそれぞれの物語があり、他の作品のように主人公のみがすごい!みたいな展開にはなりません。

また、サッカーの戦術などもしっかりと描かれており、気合いや根性だけではない、読んでいて納得するような場面も多いのが面白いところです。

レビュー②

どんな話ですか? 『週刊少年マガジン』にて連載されていた『エリアの騎士』は一時アニメ化も実現し、今でも根強い人気がある、青春サッカー漫画です。

日本の至宝と称される天才プレーヤー、逢沢傑(あいざわすぐる)を兄にもつ主人公、駆(かける)は、ある理由で中学サッカー部のマネージャーを務めていました。

かつてプレーヤーだった駆自身、偉大な兄と自分を比べ、次第に選手として活躍する自信を失っていたからです。

そして部活のキャプテンを務める傑に対し、駆が退部の話を打ち明けたある朝、物語は一気に急展開を迎えます。

退部を打ち明けた駆と、また一緒にプレーしたいと願う兄の傑は登校中、車の事故に巻き込まれ、兄の傑は命を落としてしまいます。

脳死した傑の心臓を移植され、なんとか一命をとりとめた駆は兄の意思を継ぎ、再びプレーヤーとして復帰を決意します。

そんな駆が日本代表にたどり着くまでの成長や友情、笑い、感動、恋愛などが描かれたストーリー展開となっています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 『エリアの騎士』をオススメする理由は、サッカーについてあまり知らない方でも非常に読みやすい漫画だからです。サッカー用語が出てきても会話での説明描写がありますので、理解しながら読むことができます。また絵柄も一巻から非常に綺麗であることに加え、ギャグ要素もあるのですぐにキャラクターに愛着を感じやすく、早く続きを読みたくなります。実際私は読み始めた当初あまりサッカーについて知らず、友人から勧められたのですが、上記のような漫画の雰囲気に惹かれて最終巻まで読み進めました。