夏目友人帳 緑川ゆき (著) 白泉社

夏目友人帳 緑川ゆき (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!! 祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!? あやかし契約奇談!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の夏目貴志は、幼いころに両親を亡くし親戚中をたらい回しにされてきた少年。亡くなった貴志の祖母(夏目レイコ)は妖モノが見えてしまう特異体質で人間に疎まれてきた。彼女の孫の貴志もまた妖モノが見えてしまうため周りから忌み嫌われてきた。そんなある日、貴志は招き猫を依代に封印されていた妖モノの封印を破ってしまい、そしてその妖モノ(ニャンコ先生)によって、祖母レイコの遺品である友人帳の秘密を知らされる。

友人帳は、かつてレイコと対戦して負けた妖モノたちの名前が記されており、名前を預かっている内は、妖モノたちを統べることができる契約書なのだという。貴志を襲っていた妖モノたちの目的はこの友人帳らしい。

貴志は、自分が死んだ場合友人帳をニャンコ先生に譲ることを条件に、ニャンコ先生を用心棒とし、妖怪たちに名前を返す日々を始める。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初は、少女漫画なので手に取ることがなかったのですが友人からの勧めで読んでみたところ、あまりにも面白かったです。

当時仕事の疲れで心が病んでいることもあり、ブサイクなニャンコ先生にすごく癒されました。妖とのエピソードでは、感動することは勿論、面白いときもあります。ただ感動するだけでなく、そこから考えさせられることも多々あります。今まで読んできた漫画のジャンルとは少し違っていたこともあり一気読みしてしまいました。そのぐらいおススメしたいです。

レビュー②

どんな話ですか? 夏目貴志は幼少期に母、続いて父と死別し親戚をたらい回しにあいます。

しかし親戚に預けられても貴志は、あやかしが見えることでみんなに誤解されてしまい問題児扱いをされてしまいます。

そんな貴志が同じようにあやかしが見えた祖母の友人帳を手にしたことでにゃんこ先生が貴志の用心棒になり夏目の傍に現れるあやかしを退治してくれることになります。

にゃんこ先生と貴志の間には、友情が芽生えていき貴志の周りには理解者が増えていきます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の貴志は、孤児であり親戚をたらい回しされます。

そんな時に祖母の友人帳を手にして、にゃんこ先生と相棒になります。

あやかしであるにゃんこ先生と貴志のやり取りが心温まります。

それだけではなく、友人帳に名前を書かれているあやかしが名前を返してくれとやって来ますがそれぞれのあやかしに事情があり貴志がそれを解決しようとする姿が心温まります。

貴志を引き取ってくれた滋と妻の塔子は、心優しい人たちでその存在だけで心が温まります。

レビュー③

どんな話ですか? 「小さい頃から時々変なものを見た」というセリフが口癖のように何回も出てくる。小さい頃から変なものが見える少年(主人公)、夏目貴志が妖に追われているところから一話が始まる。妖は夏目貴志にしか見えなく、他の人には全く見えないのである。ほかの人には見えないのに夏目だけが見える、そのことで周りからは不審がられ、小さい時からいじめにあっていた。夏目の両親は小さいときに亡くなっていて、親戚たちも夏目がいないものが見えるのを不審、気味悪がり、たらい回しにされてきた。そのことから夏目はそんな自分のことが嫌になり、妖も大嫌いになっていた。だが、夏目貴志が運悪くある封印を破ってしまったせいでニャンコ先生と出会う。夏目貴志の祖母夏目レイコの残していったたった一つの遺品で友人帳と書かれた古い冊子であった。これは祖母が夏目貴志くらいの年に妖たちとじゃんけん勝負で負けたときに名前を書かされた紙である。祖母が残した唯一の形見みたいなものだからそれを妖たちに名を返していこうと決める。それから色々な個性あふれる妖たちや新しい友達、一緒に暮らしていてとても良くしてくれる伊藤家の夫婦方が登場し、さまざな妖たちとの涙がこぼれる話や笑える話、ほっこり温まる話が盛りだくさんに出てくるのである。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画は誰が読んでも愛される作品だと思います。私自身が人生変わったとても大切な作品です。アニメでは、原作では難しい表現や動きがアニメでは詳しく見られるのです。夏目たちや妖たちがアニメの中で動いているのでとても最高です。私はアニメからハマったので、こんなアニメは見たことないと思い、原作本を買いました。アニメもそうなのですが、本当に癒されるし、心が温まるのです。日常的な話だと思われがちなのですが、しっかりと話も繋がっており、目的もはっきりしています。何より主人公がかっこいいのです。そして、猫みたいなニャンコ先生の妖もとても可愛くて仕方がありません。ニャンコ先生は仮の姿で猫に変身していますが、本当の姿はとっても大きい妖の獣の姿に変身します。そのギャップにも注目してほしいと思います。可愛い妖から怖い妖まで個性あふれるキャラクター達がたくさんいるので是非見ていただきたいと思います。絶対おすすめです。

3月のライオン 羽海野チカ (著) 白泉社

3月のライオン 羽海野チカ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 その少年は、幼い頃すべてを失った。夢も家族も居場所も──。この物語は、そんな少年がすべてを取り戻すストーリー。その少年の職業は──
やさしさ溢れるラブストーリー。

レビュー①

どんな話ですか? 将棋を題材とした漫画。主人公の桐山零は幼い頃に両親を亡くしており、学校にもなじめず孤独な生活を送っていたが、酔いつぶれていたところをやさしくて暖かい3姉妹の長女に助けられ、その家族と親しくなっていく。家族の温かさもテーマとなっており、とても心温まる漫画となっている。主人公が将棋を通じて棋士として成長していく姿、恋をして人間としても成長してく姿が描かれている。テレビアニメ化、実写映画化がされており、人気の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 青年誌に掲載された漫画であるが、通常の青年漫画らしからぬ、優しく温かみのある雰囲気の漫画であり、男女ともに楽しめると思います。桐山零が棋士として、そして人間として成長していく姿はとても頼もしく前向きな気持ちになることができます。桐山零はあまり学校生活を謳歌はしていないので、ちはやふるのような青春感は少ないですが、ティーンエイジャーが成長していく姿は、男女関係なく、何歳になっても楽しめると思います。

レビュー②

どんな話ですか? 中学生で将棋のプロになった少年・桐山零(きりやまれい)が主人公です。零は事故で両親と妹を失い、父の友人のプロ棋士に引き取られて将棋の道に進んでいきます。

孤独な零は様々な人と出会って、少しずつ変化していきます。事情を抱えて助け合いながら生きている川本三姉妹、友人がいない零を心配する高校の先生、共に競いあうプロ棋士達…。優しくされたり、恨まれたり、怒られたりしながら、零が人として成長していく物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 心理描写が本当に秀逸な漫画です。零が将棋を指している時は、ピンチで水中に溺れている絵があったり、予想もしなかった攻撃を受けたことを家の柱を持って殴られた描写で表現したりします。悩んでいる時には、エスカレーターで延々上っていった先が行き止まりで帰り道が無かったという表現があって、ゾクッとしました。

よく食事風景も出てくるのですが、温かい家庭料理で傷ついた零を癒したり、皆でワイワイと調理をすることで仲が深まっていく様子があったりと、まるで実際にこの人達が存在するかのような錯覚を受けてしまいます。

レビュー③

どんな話ですか? プロの将棋棋士であった父親と死に別れた主人公が、父の友人である棋士に拾われ育てられ、自身も棋士になる。棋士としての成績は順調ながらも「自分は将棋が本当に好きなのか、苦しいだけじゃないのか」という煩悶を繰り返し、孤独にも苦しまされる。そんな主人公を取り巻く同じプロ棋士らの明るい仲間、暗いライバル、またひょんなことから知り合う3姉妹との交流や愛情も描かれ、一人の将棋棋士の人生を立体的に描く物語である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 藤井聡太から始まる将棋ブームの、その将棋の裏側がよくわかるから。藤井くんの淡々とした表情の裏にも、これだけの苦悩や葛藤が隠されていると知ることができるから。人生は一度きりで多くの人は将棋なんて素通りしてしまうけれど、この日本の伝統文化ともいえる将棋のことを、少しでも知っておいて損はないからおすすめしたい。また、作者の羽海野チカさんの画力も日本随一と思う。絵を描きたくて仕方ないというのがコマの隅々に溢れていて、それを鑑賞するという点でも楽しめる。

レビュー④

どんな話ですか? 幼い頃に何もかもを失った少年が将棋という類まれな能力が必要とする世界に身を置き、生きるということのために孤独の中で努力することにより多くの人々に評価され、挫折を味わいながらもライバルたちと成功していき、力強くなっていく物語です。また、一方で、ある一つの温かい家庭に触れることにより、人間としての大事なことを取り戻し、そして愛する人を守ることの大切さと難しさを体験していく中で、成長していくラブストーリーでもあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 将棋の世界であるため、ほとんどの人が知らない世界ではありますが、主人公と同世代の高校生や大学生にとっては、誰もが体験する孤独と人生の岐路に共感が持てるでしょうし、すっかり大人になってしまった人にとっては、複雑ではあるが生き抜いていく中で幸せを感じる家庭を目の当たりにして、なんとなく羨ましく感じ、自分にフィードバックして自分を見つめるいい機会になると思います。また、絵が綺麗でどことなく安心させられるのも特徴の一つだと思います。

レビュー⑤

どんな話ですか? 「ハチミツとクローバー」の作者である羽海野チカさんが、日常を戦う人々を描いた大切にしたくなる作品です。幼い頃両親を亡くし、プロ棋士の内弟子として引き取られた桐山零。中学生でプロ棋士となり、周囲から孤立して生きていた零だが、個性が強すぎる棋士仲間との試合やひょんな事から出会った川本家の三姉妹あかり、ひな、モモとの交流を通じて、自分の居場所を見つけていきます。人と人が関わる痛みや、日常の隅に隠れた優しさを丁寧にすくい上げています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かなりしっかりと将棋の試合が描かれていますが、将棋を知らない人でも楽しめる展開の連続です。戦法や打つ一手一手にその人の生き様や「今」が詰まっていて最高です。戦う棋士たちがとにかくカッコいいです。まさに百戦錬磨のおじさんたちが、勝利のために必死になってもがいて苦しんで立ち向かっていく様が素敵で、そこに下克上していく若手勢の勢いも熱いです。キャラクターが発する言葉の一つ一つに説得力があって、人生の教訓になります。

レビュー⑥

どんな話ですか? 高校生で天涯孤独、そしてプロ棋士の主人公桐山零が川本家の三姉妹と交流を持つようになり、周囲の人とも少しずつ関わりを持つ中で人としても棋士としても成長していくお話。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 心の柔らかで弱い部分を撫でるようなストーリー展開で、状況は違ってもこれ私も分かるなぁと思うことがあるんですよね。そんな登場人物の悩む姿に、自分だけじゃないんだって勇気が貰えます。

Paradise Kiss 矢沢あい (著) 祥伝社

Paradise Kiss 矢沢あい (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 受験勉強に追われる早坂ユカリは、単調な日々を送っていたが、服飾専門学校「矢澤芸術学院」に通うジョージの学園祭でファッションモデルを務めることになった。夢を追いかける仲間たちとの出会いは、やがて---。 ファッション誌「Zipper」で連載。

レビュー①

どんな話ですか? NANAなどを描いた矢沢あい先生『ご近所物語』の続編作品。

普通とはかけ離れたオシャレすぎる高校生たちが、将来や切ない恋愛に悩む物語です。

容姿端麗な主人公・早坂紫。

親の期待を背負いながらも、進学校での成績が振るわず、進路に悩む落ちこぼれ高校生。

そんな時、謎の高校生・ジョージにファッションショーのモデルをしてほしいとスカウトされます。

服飾学校に通う『ご近所物語』主人公の妹・美和子や、

容姿端麗すぎる謎の高校生・ジョージにより、紫の高校生活は一変!

恋愛模様や友情だけでなく、煌びやかなファッションショーなど見どころいっぱいの作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? なにより、お洒落な世界観!

連載誌がファッション誌だっただけに、とにかく華やか。

前作『ご近所物語』と同じ高校生でありながらも、少し大人な世界観。

煌びやかなファッションショーのシーンは、色あせることがありません。

彼らのブランド「Paradise Kiss」はラグジュアリーでありながらも、繊細なディティールが素晴らしい。

紫は基本的に進学校の制服姿ですが、「矢澤学園」に通うジョージ、実和子、嵐、イザベラなど、私服姿が個性豊か!

夢を追う高校生たちの物語としてはもちろん、ファッションを見ているだけでうっとり。

レビュー②

どんな話ですか? 端正なルックスにモデル体型と容姿に恵まれながらも、母親との関係性から自分に自信がない平凡な女子高生だった主人公・紫(ゆかり)は、ファッションの専門学校である矢澤芸術学院の「パラキス」メンバーと出会い、学園祭のショーのモデルにスカウトされる。受験勉強真っ最中の紫は「あんたたちの遊びに付き合っている暇はない!」と突っぱねるが、パラキスのメンバーたちが真剣に自分の夢と向き合っているということを知りモデルを引き受けることに。次第に”誰のためでもない、自分の人生を歩くって決めたんだから”と葛藤や周りとの衝突を繰り返しながら一人の自立した女性へと成長していく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ファッション誌「Zipper」での連載開始から20年以上経った今でも、移り変わりの激しい”ファッション”がテーマの漫画でありながら全く”時代遅れ”を感じさせない作品。

自身が10代の頃にはキラキラしたファッションの世界への憧れや、自分の手で夢のように美しいドレスを作り上げるパラキスメンバーたちに、ただただ「夢」を見せてもらっていた。メインの登場人物たちよりも大人になって久しぶりに読んでみると、煌びやかな世界観だけでなくその表情やセリフの中に今だからわかる思春期特有の揺らめきや繊細さを感じ取ることができ、主人公の紫だけでなく、一人一人の心の動きがものすごく丁寧に描写されていることに気づいて感動した。

主人公の紫とジョージの恋の行方について、2人の選択に10代の頃はどこか腑に落ちないものがあったが、30代の今は「わかるよ」と共感してしまったところに時の流れを感じた。

また今作は、矢沢あい先生の「ご近所物語」のその後の世界と繋がっているためご近所ファンにとっても”あのキャラがこんな大人になったのか!”という懐かしさと発見がとても感慨深かった。

レビュー③

どんな話ですか? 進学校に通う平凡な女子高生、早坂紫が個性豊かな矢沢芸術学園の生徒達と出会い、彼らとの交流を通して自分自身が本当にしたいことは何なのかと疑問に思うようになっていきます。

彼女は親の期待や希望に合わせるようにいい子を演じて過ごしてきました。

学校も無理をして自分のレベルよりも高い学校へ通い、塾にも通いますが成績は良くなく親にもがっかりされます。

紫は自分の存在価値を見失ってしまいます。

そんな彼女にショーのモデルをして欲しいと頼む矢沢芸術学園の生徒の一人嵐。

彼の友人達の熱意も感じモデルをやってみようと決心します。

また、リーダー的存在の譲二は紫とは全く違い、自分の夢や考えを持っていて自信に満ち溢れています。

紫は彼の存在を否定しながらも自分とは全く違う性格の彼に惹かれていき、恋をします。

紫にとって彼女の周りで起きる全てのことが新鮮であり魅力的。

親の反対を押しのけて、自分の人生を歩くと決めたと誓い、葛藤しながらも一生懸命自分の人生と向き合い、成長していこうとするストーリーです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私を含め、10代の中高生は将来の進路や夢に行き詰まり、親の言われたとおりに行動し学校へ通う人は多いです。

私自身、自分で決めた進路に進みながらもこれでいいのか、もっと他にやりたいことはないのかと自問自答することが多かったです。

しかし、挑戦することでの失敗を恐れて安全な道を突き進んできました。

誰でもない自分自身の人生なのだから自分が一生懸命考え、行動して失敗もして成長することは自信へも繋がります。

あの頃は戸惑っていた私も今なら分かります。

矢沢あい先生の作品は中高生にとても人気です。

多感な10代の子供たちが学校や恋愛に悩むことが多いけれど、読みやすい漫画の中に参考になる言葉が多く出てきます。

少しでも多くの人の悩みが早く解決できればと思いオススメします。

薔薇のために 吉村明美 (著) 小学館

薔薇のために 吉村明美 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 大学受験に失敗した枕野(まくらの)ゆり。それを皮切りにボーイフレンドにはフラれ、たったひとりの身内である祖母も亡くなるという不幸に見舞われる。ところが、祖母の遺書により、死んだと思っていた母親が生きていたことがわかる。しかも、母親は有名女優で、兄弟が3人もいるというものだった…!!
どんな話ですか? 両親を早くに亡くした、デブでブサイクな主人公ゆり。ゆりを育ててくれたおばあちゃんも亡くなって、住むところもなくなった…と思っていたら、自分が有名女優の娘であることを知りるところから物語が始まります。

突如美形一家に放り込まれて、一緒に暮らすことになったゆり。女優一家の美形姉弟たちに、デブでブスとバカにされながらも、健気で優しく打たれ強いゆり。その家事能力の高さもあって、家族みんなが心のキレイなゆりに惹かれていいきます。

やがて、ゆりは兄に恋心を抱くようになったり、弟がゆりに想いを募らせるようになったり…と、恋愛と家族愛の入り混じった見ごたえたっぷりのヒューマンドラマです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? デブでブスと容姿でバカにされるゆりは、一見可哀想な環境にあり、多くの人が自分と同じようだと共感できる部分があると思います。ただ、ゆりが普通の人と少し違うことは、打たれ強く周りをも明るく変えてしまうような、愛に満ち溢れる人だということ。読んでいて、自分も前向きになれるような、心があたたくなるような気持ちになるので、オススメしたいです。

やがては、女性としての美しさをも持ち合わせるようになるゆりの魅力を、ぜひ一度読んで味わってほしいです。また、美形姉弟たちのキャラも個性豊かで、ゆりとのやりとりも楽しくて飽きさせません。

どんな人に読んでもらいたいですか? 自分には何もないと、おちこんでいる人。

日常がつまらないと思っている人。

ヒマな人。

逆境にあっても笑顔で人に優しく接するゆりを見ていると、自分も優しい気持ちになれるような気がするから。後読感もあたたかいマンガです。

読んだことによるエピソード とくになし。

ふしぎ遊戯 渡瀬悠宇 (著) 小学館

ふしぎ遊戯 渡瀬悠宇 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 中学3年生の夕城美朱(みあか)は現在、花の受験生。女手ひとつで育ててくれた母親の期待に応えるために、超難関進学校の城南学院を目指して猛勉強の毎日を送っていた。ある日、美朱は親友の唯と受験勉強をしていた図書館で“四神天地書”という古い本を見つけた。この本を読み終わると、本の主人公と同じように朱雀(すざく)の力を手に入れて、望みがかなうという。その本を開いてしまった2人は、本の中に吸い込まれてしまった。本の世界でさらわれそうになった2人。あぶないところを鬼宿(たまほめ)という額に“鬼”と書かれた青年に助けてもらう。なんとか本から出られた2人だが、本のことが気になって…!? ●収録作品 ふしぎ遊戯

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の中学生の美朱が「四神天地書」という本に吸い込まれる。

本の世界の中で朱雀の巫女となり、7人の仲間を集めながら世界を救っていく。

ストーリーの中で本の中の美朱を現実世界に戻す為に、親友の唯も入れ違いで本の中の吸い込まれる。

唯は美朱と敵対する青龍の巫女になってしまう。

美朱は自分の代わりに吸い込まれた唯を助け出そうと再び本の中に入り、仲間の朱雀七星士と唯を取り戻す旅を始める。

その旅の中で朱雀七星士の1人の鬼宿と両思いになるが、彼は本の中の人であり、現実世界を知っている美朱は2人のゆく末を悩み葛藤する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分が小学校高学年から読み始めて、何度も読み返した漫画です。

主人公が中学生にも関わらず様々な困難に前向きに立ち向かっていく姿は、思春期の自分に勇気を貰えました。

私はどんな困難でも挑むよ!と敵の七星士を奮い立たせた美朱はとてもかっこ良かった。

他にも胸を打つシーンや涙無しでは読めないシーンが盛りだくさんです。

キャラクターも個性的で、今ではよくある設定かもしれませんが、この漫画が原点と言っても過言ではないと思います。

少女漫画ですが、少年漫画の様なアクションシーンも多く、男女共に楽しめる作品です。

レビュー②

どんな話ですか? 高校受験を控えている明るく食いしん坊の美朱。毎日勉強に追われ、親友である唯と一緒に受験勉強のため行った図書館にて関係者以外入れない部屋に入ってしまった二人は、四神天地書という本を偶然見つける。二人は本を手にとり開いた瞬間、本の中へ吸い込まれてしまう。

本の中の異世界へ来てしまった二人だが、そこへ現れたのが額に鬼の字を持つ鬼宿という青年。

そこは朱雀、青龍、玄武、白虎を守護神とし四つの国のある異世界。異世界から来た少女は巫女になり神獣を呼びだす事が出来、願いを3つ叶えてくれるという。現実世界へ帰れなくなってしまった美朱は、朱雀の巫女になり、願いを叶えるため朱雀七星士を探す旅に出る。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私の中で名作中の名作で、初めて読んだのは中学生の頃でしたが大人になった今でも泣いてしまいます。

女性でも男性でも楽しめる作品ではないでしょうか。恋愛漫画ですが、少女漫画とは思えないクオリティのアクションシーンもあり、20年ほど前の作品ですが男性読者も多いようで、少女漫画なのでキュンキュンしてしまうシーンも盛りだくさんで恋愛的要素を求めてる女性にもおすすめですが、私がこの作品を強くおすすめしたいのは、中学生の少女が現実が嫌になり異世界に・・・という点で、これは大人でも当てはまる事で、序盤から共感して作品に入り込める事です。

少女が未来のため親友のため幸せになるために、周りの人に助けられながら前へ進んでいく姿は応援したくなり、また頑張って生きて行こうと思える作品です。

ただの少女漫画、と思わず一度読んで頂きたいです。

エリアの騎士 伊賀大晃 (著), 月山可也 (著) 講談社

エリアの騎士 伊賀大晃 (著), 月山可也 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 憧れの兄・逢沢傑はU-15日本代表にして鎌倉学館サッカー部主将。その陰に隠れるどころか、あだ名は「ミスターノーゴール」の弟・逢沢駆は精神的に弱く、ストライカーとしての自信を失っていた。そんな二人を襲った交通事故が全てのはじまりだった。駆は兄の心臓を移植されることで一人生き残った駆は、一度はサッカーをやめることすら考えたが、兄が抱いていた世界を目指す強い意志を知り、再びストライカーの道を歩き出す決意を固めた!

U-15日本代表の10番にして鎌倉学館中学サッカー部主将・逢沢傑を兄に持つ駆は、過去の事故以来左足が使えず、サッカー部のマネージャーをしていた。ところが兄の指名により、突然紅白戦のメンバーに抜擢される! サッカーを愛する兄弟が織りなす、ドラマティック・サッカーストーリー!!

レビュー①

どんな話ですか? U-15日本代表の10番を背負う鎌倉学館中等部サッカー部逢沢傑は幼少期からずっと天才だった。そして、その弟である逢沢駆は兄を尊敬していた。駆は選手ではなく、マネージャーとして活動していたが、傑は弟が一番の自分の相方であると考えていた。

ある日、自転車で学校に行こうとしていた二人は交通事故にあってしまう。目が覚めると、駆は病院のベッドの上。

傑は助からず、その事実を聞いた駆は錯乱する。その後、かつての幼馴染である美島 奈々の説得により、駆はサッカー選手として復帰する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 物語の序盤で天才であった兄を失くした弟が、サッカーを通じて立ち直っていく姿や成長していく姿が繊細に描写されていて、感情移入してしまうような構成になっています。

また、物語に登場する人物一人一人にそれぞれの物語があり、他の作品のように主人公のみがすごい!みたいな展開にはなりません。

また、サッカーの戦術などもしっかりと描かれており、気合いや根性だけではない、読んでいて納得するような場面も多いのが面白いところです。

レビュー②

どんな話ですか? 『週刊少年マガジン』にて連載されていた『エリアの騎士』は一時アニメ化も実現し、今でも根強い人気がある、青春サッカー漫画です。

日本の至宝と称される天才プレーヤー、逢沢傑(あいざわすぐる)を兄にもつ主人公、駆(かける)は、ある理由で中学サッカー部のマネージャーを務めていました。

かつてプレーヤーだった駆自身、偉大な兄と自分を比べ、次第に選手として活躍する自信を失っていたからです。

そして部活のキャプテンを務める傑に対し、駆が退部の話を打ち明けたある朝、物語は一気に急展開を迎えます。

退部を打ち明けた駆と、また一緒にプレーしたいと願う兄の傑は登校中、車の事故に巻き込まれ、兄の傑は命を落としてしまいます。

脳死した傑の心臓を移植され、なんとか一命をとりとめた駆は兄の意思を継ぎ、再びプレーヤーとして復帰を決意します。

そんな駆が日本代表にたどり着くまでの成長や友情、笑い、感動、恋愛などが描かれたストーリー展開となっています。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 『エリアの騎士』をオススメする理由は、サッカーについてあまり知らない方でも非常に読みやすい漫画だからです。サッカー用語が出てきても会話での説明描写がありますので、理解しながら読むことができます。また絵柄も一巻から非常に綺麗であることに加え、ギャグ要素もあるのですぐにキャラクターに愛着を感じやすく、早く続きを読みたくなります。実際私は読み始めた当初あまりサッカーについて知らず、友人から勧められたのですが、上記のような漫画の雰囲気に惹かれて最終巻まで読み進めました。

MIND ASSASSIN かずはじめ (著) 集英社

MIND ASSASSIN かずはじめ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 第二次世界対戦中、ナチスの開発した超能力「頭部に触れるだけで精神と記憶を破壊する力」を持つ者がいた。その力を受け継ぐ奥森かずいは医院を営み、精神・記憶に悩む人の相談にのっていたが!
どんな話ですか? 奥森かずいというドイツ人クオーターの男性が主人公です。普段は奥森医院を経営する温厚な開業医ですが、実は彼は第二次世界大戦中にナチス・ドイツによって生み出された特殊能力を受け継いだ「マインドアサシン」なのです。マインドアサシンとは、対象となる者の頭部に触れるだけでその記憶と精神を破壊することができる超能力者のことを指します。外傷を与えずに人間を死に至らしめることが可能なため、暗殺者として恐れられてきました。かずいはその力を人の役に立つために使うと決めており、苦しい記憶を抱えながら生きる人々と出会い、自身も傷つきながらも救おうとします。基本的にはオムニバス形式ですが、物語中盤からはマインドアサシンの能力を悪用しようとする存在と対峙していきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 非現実的な設定でありながら、登場人物が抱える困難や苦しみは私たちのすぐそばに横たわっており、現実とリンクして考えさせられる作品だからです。虐待・性的暴行・殺人など、目を覆いたくなるような話がテーマとなりますが、被害者たちは皆心が美しく、愛するもの、大切なものを思い精一杯生きている姿に心打たれます。身近な誰かも、見えないところで苦しんでいるかもしれない、と考えずにはいられません。作画はシンプルでありながらどこか透明感があり、登場人物の心情を際立たせています。
どんな人に読んでもらいたいですか? 心に訴えかけてくる漫画が読みたい、理由はないがなんとなく毎日が虚しい、と思われている方におすすめです。この漫画を読むと心が静かに熱くなります。基本的に全編通して哀しく切ない展開が続くのですが、その中にある純粋な愛情や友情がとても美しく、そばにいる人たち・毎日の生活を大切にしたいという気持ちにしてくれます。
読んだことによるエピソード 特にございません。

四月は君の嘘 新川直司 (著) 講談社

四月は君の嘘 新川直司 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 「あの日、僕はピアノが弾けなくなった‥‥」仄暗い青春を過ごす元・天才少年、有馬公生。夢も恋もない世界に佇む、彼に差し伸べられた手は名も知れぬ少女のものだった!! 少女の名は宮園かをり。性格最低・暴力上等の彼女はしかし、まぎれもなく最高のヴァイオリニストだった!公生は、かつて住んでいた音楽の世界に、強引に引きずり戻される。カラフルに色づく、音楽の世界に! 完結後の今もなお、各界からの絶賛の声が鳴り止まない音楽コミックの金字塔!「音が聴こえる」その描写から、目が離せない!

母の死をきっかけにピアノを弾かなくなった、元・天才少年有馬公生。目標もなく過ごす彼の日常は、モノトーンのように色が無い‥‥。だが友人の付き添いで行ったデートが、少年の暗い運命を変える。性格最低、暴力上等、そして才能豊かなヴァイオリニスト‥‥少女・宮園かをりと出逢った日から、有馬公生の日常は色付き始める!! 青春を切り取る注目の作家・新川直司がおくる、切ない青春ラブストーリー最新作第1巻!

レビュー①

どんな話ですか? 14歳の”有馬公生”は幼少期より天才ピアニストとして将来を嘱望されていたが、ある時からピアノが全く弾けなくなる。公生は同じ年のヴァイオリニスト”宮園かをり”と出逢う。かをりがヴァイオリンを演奏する姿を見て公生は心を奪われる。公生はかをりにコンクールの伴奏者をお願いされる。2年前からピアノの音が聞こえないため最初は断る。自分を支えて欲しいと泣きながら頼むかをりに心動かされた公生。2年ぶりに人前でピアノを演奏することを決意する。底抜けの明るさの中にどこか儚さを漂わせるかをり。交流を深めるうちにかをり自身の抱える難題が公生を徐々に翻弄していくのだった。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 序盤からテンポ良く進む物語の中で、その時々の主人公の繊細な感情がしっかり表現されています。そのため悩みや悲しみなどを通じて主人公に感情移入しやすく描かれています。また一般的には漫画では表現しにくいとされる音楽の演奏シーン、メロディーが流れるシーンは本当に音が聞こえるかのように描かれており、さらにその演奏に主人公の感情を絡めていく描写は、この漫画独自の表現がなされており圧巻の一言です。その世界にいるかのような没入感が味わえる名作です。

レビュー②

どんな話ですか? 中学生の天才ピアニスト・有馬公生は、厳しい指導を受けた母の死を境に、ピアノの音が聞こえなくなってしまい音楽の世界から離れていました。そして、彼の幼馴染である澤部椿と渡亮太、そして渡に好意を寄せ、椿を介して渡と仲良くなったバイオリニスト・宮園かをりの4人を軸にして、物語は展開します。

かをりたちに半ば強制されることで、彼女のパートナーとして公生は再びピアノに向かいます。彼はかをりにひかれつつも、渡に遠慮してしまいます。また、椿も公生にひかれているのですが、幼馴染の関係を変えられずにいます。

公生の再生、かをりが隠している嘘、4人の恋を描いた、中学生たちの美しい物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 音楽をテーマにしていることもあり、とても美しい物語だと感じました。絵もさわやかで綺麗だと思います。それぞれいろいろな悩みや葛藤を抱えていますが、登場人物たちがみな基本的に良い人たちで、優しく、ひたむきに生きていることが感じられます。そして主人公である公生が徐々に再生し、成長していく姿と、彼を支える周囲の人たちの思いやりにもまた感動します。恋の行方も気になりますし、破天荒な少女であるかをりの嘘にも、涙を禁じ得ません。

あかぼし俳句帖 有間しのぶ (著) 小学館

あかぼし俳句帖 有間しのぶ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 今、五七五が熱い!俳句マンガが熱い!

定年まであと5年。
自動車メーカーの宣伝部で活躍したのも今や昔。閑職に追いやられ、何か趣味でも、と思い始めたシニアサラリーマン明星啓吾。
行きつけの料理屋で俳人の水村翠と出会う。会いたい一心で、明星は翠に俳句の指導をお願いする。
時代の波にも、出世の波にも乗り遅れた男の人生が、十七音に彩られはじめる!!!!!!!

どんな話ですか? 窓際族の明星が、居酒屋で美しい女流俳人に出会い、俳句の魅力にとりつかれて変化していく様をコミカルに描いています。中年で独身、働くことも生きることもあきらめかけていた明星が17音の短い言葉に感動を詠み込んでいきます。初めは、季語とか俳句の約束事も全く分からなかったのですが、女流俳人に褒めてもらいたい一心で、自然や周囲の世界に目を向け、視野を広げていきます。謙虚な姿勢で学び続ける明星の感性が豊かになっていきます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 俳句の目で見ると、かすんだ日常もドラマチックになることを明星の姿を通して感じました。どちらかといえばダメ男の明星ですが、なぜか憎めないキャラクターで、読んでいると元気が出てきます。明星の周りの人々も優しく声をかけあって、明星が周囲への気配りが上手なんだなと感じました。出世コースからはずれている明星ですが、人生の楽しみ方は仕事だけではないか方向性を示してくれています。一方、仕事の人間関係はやはり濃いから、明星は仕事を通してどうやって貢献するかも大きな生きがいだということも伝わってくるからです。
どんな人に読んでもらいたいですか? これから俳句を始めてみようかなと思う人だけでなく、定年を控えていて老後の人生を考えている人に読んでほしいです。

ある程度、俳句の知識がある方々にも十分応えることのできる漫画です。吟行や句会での様子が刺激になると思います。

読んだことによるエピソード 1回目より2回目と繰り返し読むたびに気づきがあります。私自身も明星とほぼ同時期に俳句を始めましたが、登場人物のセリフの深さに、何度もうならされます。

orange 高野苺 (著) 双葉社

orange 高野苺 (著) 双葉社

アマゾン商品紹介 現役高校生でデビューを果たし、10年間女子中高生から絶大な人気を得続けている高野苺の本格SFストーリー。
少女漫画ファンのみならず幅広い男性・女性漫画読みからも絶賛の声多数!!
第一巻は、集英社版1巻に加え、単行本未収録の読み切り作品が1話掲載される。
高校二年生の菜穂に届いた未来からの手紙。そこには未来の自分の後悔がつづられていた。
はたして菜穂は手紙を読み「後悔しない未来」を作ることができるのか?切ない思いが交錯するタイムパラドックスラブストーリー。
どんな話ですか? 都会から田舎の学校に転校してきた高校生の男の子が自殺してしまい、後悔した同級生が、成人してからパラレルワールドの高校生の自分に願いを託すために、バミューダトライアングルにボトル入りの手紙を流す。
その手紙が届いたところから物語が始まる。当初は誰かのいたずらだと思い気にしていなかったが、手紙に書かれた通りのできごとが起こるため、次第に信用していく。
同級生たちは転校生を自殺させないために行動を起こす物語。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公と両思いの女の子、そしてその女の子を好きな同級生との甘酸っぱい恋愛模様が描かれていて、主人公の命を救うために同級生が片想いの恋を諦めるシーンなどは特に切ない気持ちになりますが、自分を犠牲にしてでも仲間を思う気持ちがかっこよく、泣ける話なのでおすすめします。

また、タイムカプセルに10年後への自分へのメッセージを入れるシーンでは、自殺する予定だった少年が「10年後の自分は幸せですか?笑っていますか?」と将来への希望を書いているシーンも泣けるのでぜひ読んでもらいたいです。

どんな人に読んでもらいたいですか? 主人公や仲間が一致団結して自殺を防ぐストーリーで、改めて命の大切さに気づくことができるので、人生でしんどい時期にぜひとも読んでもらいたいです。

また、恋愛に疲れた時にも恋する気持ちを思い出せる本としておすすめしたいです。

読んだことによるエピソード 特になし。