外見至上主義 T.Jun (著) KADOKAWA
アマゾン商品紹介 | 目覚めたら、『超絶イケメン』になっていた!!!!!
高校生の長谷川蛍介(はせがわけいすけ)は学校でいじめに遭っていた。 「一からやり直したい」 蛍介は現状から逃げ、 一人暮らしを始めた蛍介は、ある日目が覚めると『超絶イケメン』になっていた! イケメンの自分とブサイクの自分、前代未聞の二重生活が始まる! 一度読み始めたらもう止まらない…… LINEマンガで連載中の人気作品が待望の書籍化! 日本版書籍でしか読めない”コマ割り仕様”で |
レビュー
どんな話ですか? | 外見を理由に長年いじめられていた主人公の蛍介は、いじめから逃げるように転校し、心機一転知らない土地で高校生活をやり直そうと一人暮らしを始めます。しかし登校日前、突然変異により、朝目覚めると誰もが振り返るほどの美男子になっていました。この漫画の一番の特徴としては、生まれ変わりや転生ではなく、体が二つに分かれてしまったということ。12時間ずつのサイクルで元の姿と美形の姿の二つの体を手に入れた蛍介と、そのまわりを取り巻く友人たちの内面の成長を描いている漫画です。現実でも起こりうるような、見かけで判断される世界で、主人公が外見と内面のどちらも成長していく姿を楽しめます。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | 主人公の蛍介は、高校生までずっといじめられてきました。いじめっ子を叱った唯一の味方であった母親にも八つ当たりする日々でした。突然外見の変わった蛍介は、見た目の違いで扱いがこうも違うのかと驚く日々でしたが、母親だけは外見が変わろうとも同じように優しく愛してくれました。一番お勧めしたいところは、主人公は見た目が美しく変わっても、「元の自分が変わらなければ意味がない」と、努力して元の姿でも周りに認めてもらえるように努力を積むところです。その蛍介の影響を受けて、周囲の友人も人間として成長していく姿に感動します。登場人物に感情移入してどんどん引き込まれていく、素敵な作品です。 |
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