カラスのいとし京都めし 魚田南 (著) 祥伝社

カラスのいとし京都めし 魚田南 (著) 祥伝社

アマゾン商品紹介 ところは京都、烏寺(からすでら)。昔喋るカラスがいたというこの寺に、これまたずいぶん長生きのカラスが一羽おりました。食に焦がれてこのカラス、とうとう人の世界まで降りてきてしまったのです。「はらへりあらたの京都めし」の著者、魚田南がおおくりする、新シリーズ第1巻! 京都めしに恋焦がれて、人間になった年齢不詳・京都在住のカラスが食べ歩く美味20軒! お品書きは全16話。うなぎのお茶漬け、親子丼、カレー、ナポリタン、サンドイッチに、さくら餅! まだあるお品は本編で。 カラスにハトに、ちょい枯れ坊主まで、イケメンたちが食べ尽くすリアル京都めしを、どうぞご一緒に召し上がれ。
どんな話ですか? 京都に住むカラスが人間に姿をかえておいしいごはんを食べる物語です。おいしい店でご飯を食べるためにアルバイトしたり、妖怪の狐においなりを餌付けしたりしています。そんなご褒美に田舎っぽいところで贅沢に有機野菜のご飯や、季節限定の食べ物を食べたりする。そんな毎日を送る物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 自分自身が京都が好きでよく旅行にいきます。旅行先で気恥ずかしい中一人でお店に入るとき主人公のカラスの今の時期のこのご飯がたべたい、店でメニュー表を見て心変わりする気持ちを抑えて食べる切なさが痛いほどわかります。実際のお店の場所も漫画に記載があるので旅行時の参考になって重宝します。
どんな人に読んでもらいたいですか? 京都が好きな人にはおすすめです。実際にある店が出てくるので、登場人物の食べている姿を見て自分も食べたいと思ったときに実際に食べることができます。
読んだことによるエピソード 京都旅行の際、実際に紹介された飲食店にいきました。大原のわっぱ堂や中村軒などにいき、ほっこりして楽しみながら過ごしました。

銀の匙 荒川弘 (著) 小学館

銀の匙 荒川弘 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 超ヒット作『鋼の錬金術師』の荒川弘の最新作!
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した八軒勇吾。授業が始まるなり子牛を追いかけて迷子、実習ではニワトリが肛門から生まれると知って驚愕…などなど、都会育ちには想定外の事態が多すぎて戸惑いの青春真っ最中。仲間や家畜たちに支えられたりコケにされたりしながらも日々奮闘する、酪農青春グラフィティ!!

レビュー①

どんな話ですか? 高校受験時進路をどうするか悩み、学校の先生の勧めで農業高校の酪農科に進学することから始まります。生き物の世話や食べるとは犠牲の下でなっていること等普通の学校では学べないことを学んでいきます。そんな中、友人たちと学び、バカなことをし、時には恋愛をし、何かをやり遂げようと一生懸命やり、時には頼らなければいけないことを知っていきながら成長する3年間を描いています。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 高校選び特に何も考えず何となくで選んだ高校からの大学、社会人。きちんと考えていなかったらこそ今後悔ばかりしています。そんな中この作品を見ると、中学の時に悩み、それをきちんと受け止めてくれた周りがいてうらやましいと思います。そして、時には否定され、逃げたくなる、楽な道を進んでもいいところを目をそらさず自分自身で選んで進んだ主人公の生きざまがすごいと思いお勧めします。最終話では初回の描写と似たところがあり、こんな風に成長したんだと痛感させられます。人生逃げずに考え続ければ大変で辛い思いもするけど、結果が残ることを教えてくれます。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公である男子高校生の八軒は、親からの学問に対するプレッシャーから逃れるために、全寮制の農業高校へ進学しました。そこには、農家の跡取り達(キャラが濃い)がひしめき合っており、八軒も次第に勉強以外の重要なモノに気付き始めました。特に部活動に馬術部があり、好きな女の子に近づくために入部するシーンがとても面白いです。また途中で、壁に当たり挫折するシーンも何度か見受けられますが、仲間や大人のフォローで乗り切っていきます。シリアスあり、ラブコメあり、笑いありの良作です。是非、読んでみてください。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 「銀の匙」とは、農業を専門とする北海道の高校で、高校生達の日常とラブコメが繰り広げられる漫画となっております。また単行本は15巻完結となっており、お手軽に全巻揃えることができます。内容自体は高校生の学園モノですが、テーマが農業高校であるため、独得な世界観となっております。内容としては、ギャグとシリアスがとても良いバランスで構成されております。この漫画は、週間少年サンデーで連載されていたこともあり、全年齢層が楽しめる内容となっております。

レビュー③

どんな話ですか? 高校受験に失敗した主人公、八軒勇吾。

学力競争などから逃げ出すために進学した「エゾノー」で、沢山の仲間や畜産動物(なかま)に出会い触れ合い、成長していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 初めはナヨナヨとしていそうに見える主人公だが、物語が進んでいく内に、人間としての成長していく様がしっかりと描いてあり、更には起業にまで取り組んで行く姿をみていると、気持ちが前向きになってしまう。

様々な困難に正面からぶつかって行く姿勢は、見習いたい物がある。

僕らはみんな河合荘 宮原るり (著) 少年画報社

僕らはみんな河合荘 宮原るり (著) 少年画報社

アマゾン商品紹介 親の転勤により、一人暮らしをすることになった宇佐くん。だが彼の新しい住居は奇人変態ばかり。だが、憧れの律先輩もそこにいて…!?
どんな話ですか? 男子高校生、宇佐一成は家庭の都合で河合荘に入居する。
変人ばかりの河合荘の中でも一際変わり者の律に宇佐は恋してしまい少しずつアプローチを始めていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 不器用な恋愛の決定版。
気持ちを伝える難しさやじれったさがたまらない作品です。
どんな人に読んでもらいたいですか? キュンキュンしたい人、ほっこりしたい人、疲れている人。
読んだことによるエピソード 特になし。

だんしんち 岡叶 (著) KADOKAWA

だんしんち 岡叶 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 一緒にダラダラ過ごしたくなるモラトリアムお部屋コメディ!!

立川にあるボロアパートで一人暮らしをする大学2年生・壇野心志、
通称「だんしん」の部屋は友人達の溜り場になっていた。

3H男子(ヘタレ・非モテ・人見知り)のだんしんを筆頭に、
天然マイナスイオン系男子・ぐーぐー、
ドSなサブカルクソメガネ・シャンピが集う部屋には、
ゆるっ と楽しい時間が流れていく…。

連載直後からpixivコミックで週間ランキング1位を獲得した話題作が、
コミックス限定の描き下ろしエピソードを収録して、いよいよ発売!!

どんな話ですか? 一人暮らし大学生・檀野心志(通称だんしん)の住むボロアパートはいつも友人2人のたまり場!
ドSメガネ美大生のシャンピ、ほんわか癒し系男子ぐーぐー、そしてドジないじられ系男子だんしんの3人でダラダラゴロゴロ…
そのへんにいそうでいないかも?な男子大学生たちの日常コメディ!
なぜその漫画をオススメしたいですか? 基本的には日常コメディなので平凡男子な主人公の自宅で男子大学生たちがわいわい遊んだりたまに外出してみたり…というほのぼの感を楽しむ感じなのですが、回が進むにつれ友人2人は「ステレオタイプで平凡なイメージの家庭」に育った人ではないな…ということがわかってきて、それ故に平凡男子だけど気のいい主人公とほのぼの過ごす様子が際立ちます。仲間たちとくだらないことで騒いだりまったり過ごしたり…というのは普通に誰でも得られることではなく特別なことなんだなぁ、と改めて思うことができる作品です…。
どんな人に読んでもらいたいですか? 一人暮らしをしている人、くだらないことで一緒に騒いだりできる友達がほしい人、人生に疲れている人、男子同士のエモい関係が好きな人
読んだことによるエピソード 特になし。

専門学校JK ほっけ様 (著) KADOKAWA

専門学校JK ほっけ様 (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 アニメ系専門学校生のザンネンなゲンジツをせきららに描く問題作、登場!

これ以上ない徹底取材をもとに、アニメ系専門学校で学ぶJKたちの超ザンネンな実態を描き抜く、業界震撼のキケンな4コマ! 夢追う少女たちによる自由すぎる、おもしろ専門学校ライフがここに!!

代々木アニメーション学院の完全協力により、アニメ系専門学校で学ぶ女子たちの、ちょっとズレた実情がおもしろおかしく描かれていく日常4コマ。コミックのなかで、専門学校生の“真の実態”が語られている箇所には【本当】の印鑑が押されており、とても信じられないような笑えるネタの多くが、正真正銘の“真実”であることも証明している! これまでに描かれたことのない、アニメ系専門学校生の超ザンネンなゲンジツが初めて暴かれる、まったく新しいテーマのスクールライフコミック!

どんな話ですか? 実在のアニメ系専門学校・代々木アニメーション学院の高等部を舞台とした、
オタクで残念な「専門学校のJK」の実態を描いたあるある系ギャグ漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 代々木アニメーション学院の取材協力のもと描かれている作品とのことで、
実際の授業内容やスケジュール、
どういう生徒が多いかなどの専門学校の実態がわかる点や、
他にも学生ではなくてもオタクあるあるなエピソードがたくさんで面白いです。
どんな人に読んでもらいたいですか? アニメ系の学校進学を考えている人、
アニメ・漫画・ゲーム系などのクリエイター系オタク、
美少女系ほのぼのギャグ漫画が好きな人
読んだことによるエピソード 実際に入学する段階までは行ってはないのですが、高等部の内容以外に社会人生徒なども通う夜間コースの紹介エピソードもあって興味を持ちました。

くーねるまるた 高尾じんぐ (著) 小学館

くーねるまるた 高尾じんぐ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 ポルトガルから来た食いしんぼー女の子!!

マルタさんはポルトガルから来た貧乏だけど食いしんぼーな女の子。
築70年のおんぼろアパートで、慎ましいながらもエンゲル係数高めな
一人暮らしを満喫中。

紅茶チャーシュー、鶏油炒飯、パン耳タルト、蟹風味のディップ・・・等々
お金はなくても丁寧に。
マルタさんの美味しい日々!!

どんな話ですか? 『くーねるまるた』は、マルタさんというポルトガルからやって来た女の子が主人公のグルメ漫画です。マルタさんは都市工学の研究のために東京の大学院に留学していたのですが、日本での暮らしが気に入り、修士論文を提出した後もポルトガルに帰らず東京に住んでいます。築70年というおんぼろアパートで貧乏な生活を送っているのですが、食べることが大好きなマルタさんはアイディア満載の料理を作り、日々を丁寧に楽しく生きているのです。ポルトガル料理はもちろん和食までどれも美味しそうなものばかりで、アパートのご近所さんや大家さんなど、料理を通しての人々との温かい交流も必見である素敵な作品です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? マルタさんの明るく好奇心旺盛な人柄が良く、彼女を取り巻く登場人物も個性的で、今の時代には忘れられてしまったような人々との交流が見られます。マルタさんは日本が大好きなので文化などもよく知っているのですが、彼女の視点ならではの考え方や発想にも感心してしまいます。母国にサウダーデ(ポルトガル語で「郷愁」の意味)を感じながら、柔軟な姿勢で異文化を理解し、日本で前向きに丁寧に暮らしているマルタさんを見ていると元気が出てきます。また、各話に出てくる料理が幅広いジャンルで、しっかりしたご飯系からおつまみ系、スイーツも登場します。簡単に作れるものが多く、真似したくなるレシピがたくさんあるので、読み終わった後に作ってみるのもオススメです。
どんな人に読んでもらいたいですか? 美味しそうな料理がたくさん出てくるので、マルタさんのように食べることが好きな人や料理が好きな人にオススメしたい作品です。また、料理だけではなく、時々暮らしのアイディアや街歩きの楽しみなどが出てくるので、一人暮らしの人や節約している人にも見てほしいです。今はSNSなどのテクノロジーの発達によりとても便利な世の中になりましたが、マルタさんのように日々を丁寧にゆったり送ってみたいと思っている方へもオススメしたいです。きっと心が豊かになるヒントが見つかるでしょう。
読んだことによるエピソード スマートフォンを持つようになってから、ゆっくり読書などをする時間が個人的に減ったと感じていたのですが、マルタさんの生き方や考え方にハッとさせられるものがありました。例えば、マルタさんは読書も好きで日本の文学作品も読んでいるのですが、その中に登場するグルメやそれにまつわるエピソードが出てきていて、そこから美味しい発想を生み出します。また、マルタさんがスマートフォンを使っている描写がないため、おそらく彼女は所持していないと思われるのですが、料理の待ち時間に読書をしたり、散歩を楽しんだり、公園でのんびりしたりと、アナログな時間を楽しんでいます。現代では料理の検索もスマートフォン一つで行えますが、アナログなものから得た知識を元に何かを生み出すという発想はとても豊かだと思いました。お金や便利なものがなくても自分で楽しく何かを生み出すことができ、毎日丁寧に生活するというマルタさんの生き方は、誰もが共感できるものだと思います。

夏目友人帳 緑川ゆき (著) 白泉社

夏目友人帳 緑川ゆき (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!! 祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!? あやかし契約奇談!

レビュー①

どんな話ですか? 主人公の夏目貴志は、幼いころに両親を亡くし親戚中をたらい回しにされてきた少年。亡くなった貴志の祖母(夏目レイコ)は妖モノが見えてしまう特異体質で人間に疎まれてきた。彼女の孫の貴志もまた妖モノが見えてしまうため周りから忌み嫌われてきた。そんなある日、貴志は招き猫を依代に封印されていた妖モノの封印を破ってしまい、そしてその妖モノ(ニャンコ先生)によって、祖母レイコの遺品である友人帳の秘密を知らされる。

友人帳は、かつてレイコと対戦して負けた妖モノたちの名前が記されており、名前を預かっている内は、妖モノたちを統べることができる契約書なのだという。貴志を襲っていた妖モノたちの目的はこの友人帳らしい。

貴志は、自分が死んだ場合友人帳をニャンコ先生に譲ることを条件に、ニャンコ先生を用心棒とし、妖怪たちに名前を返す日々を始める。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初は、少女漫画なので手に取ることがなかったのですが友人からの勧めで読んでみたところ、あまりにも面白かったです。

当時仕事の疲れで心が病んでいることもあり、ブサイクなニャンコ先生にすごく癒されました。妖とのエピソードでは、感動することは勿論、面白いときもあります。ただ感動するだけでなく、そこから考えさせられることも多々あります。今まで読んできた漫画のジャンルとは少し違っていたこともあり一気読みしてしまいました。そのぐらいおススメしたいです。

レビュー②

どんな話ですか? 夏目貴志は幼少期に母、続いて父と死別し親戚をたらい回しにあいます。

しかし親戚に預けられても貴志は、あやかしが見えることでみんなに誤解されてしまい問題児扱いをされてしまいます。

そんな貴志が同じようにあやかしが見えた祖母の友人帳を手にしたことでにゃんこ先生が貴志の用心棒になり夏目の傍に現れるあやかしを退治してくれることになります。

にゃんこ先生と貴志の間には、友情が芽生えていき貴志の周りには理解者が増えていきます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の貴志は、孤児であり親戚をたらい回しされます。

そんな時に祖母の友人帳を手にして、にゃんこ先生と相棒になります。

あやかしであるにゃんこ先生と貴志のやり取りが心温まります。

それだけではなく、友人帳に名前を書かれているあやかしが名前を返してくれとやって来ますがそれぞれのあやかしに事情があり貴志がそれを解決しようとする姿が心温まります。

貴志を引き取ってくれた滋と妻の塔子は、心優しい人たちでその存在だけで心が温まります。

レビュー③

どんな話ですか? 「小さい頃から時々変なものを見た」というセリフが口癖のように何回も出てくる。小さい頃から変なものが見える少年(主人公)、夏目貴志が妖に追われているところから一話が始まる。妖は夏目貴志にしか見えなく、他の人には全く見えないのである。ほかの人には見えないのに夏目だけが見える、そのことで周りからは不審がられ、小さい時からいじめにあっていた。夏目の両親は小さいときに亡くなっていて、親戚たちも夏目がいないものが見えるのを不審、気味悪がり、たらい回しにされてきた。そのことから夏目はそんな自分のことが嫌になり、妖も大嫌いになっていた。だが、夏目貴志が運悪くある封印を破ってしまったせいでニャンコ先生と出会う。夏目貴志の祖母夏目レイコの残していったたった一つの遺品で友人帳と書かれた古い冊子であった。これは祖母が夏目貴志くらいの年に妖たちとじゃんけん勝負で負けたときに名前を書かされた紙である。祖母が残した唯一の形見みたいなものだからそれを妖たちに名を返していこうと決める。それから色々な個性あふれる妖たちや新しい友達、一緒に暮らしていてとても良くしてくれる伊藤家の夫婦方が登場し、さまざな妖たちとの涙がこぼれる話や笑える話、ほっこり温まる話が盛りだくさんに出てくるのである。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画は誰が読んでも愛される作品だと思います。私自身が人生変わったとても大切な作品です。アニメでは、原作では難しい表現や動きがアニメでは詳しく見られるのです。夏目たちや妖たちがアニメの中で動いているのでとても最高です。私はアニメからハマったので、こんなアニメは見たことないと思い、原作本を買いました。アニメもそうなのですが、本当に癒されるし、心が温まるのです。日常的な話だと思われがちなのですが、しっかりと話も繋がっており、目的もはっきりしています。何より主人公がかっこいいのです。そして、猫みたいなニャンコ先生の妖もとても可愛くて仕方がありません。ニャンコ先生は仮の姿で猫に変身していますが、本当の姿はとっても大きい妖の獣の姿に変身します。そのギャップにも注目してほしいと思います。可愛い妖から怖い妖まで個性あふれるキャラクター達がたくさんいるので是非見ていただきたいと思います。絶対おすすめです。

よつばと! あずま きよひこ (著) KADOKAWA

よつばと! あずま きよひこ (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 夏休みの前日、とある町に強烈に元気な女の子「よつば」と、「とーちゃん」親子が引っ越してきた。遠い海の向こうの島から来た不思議な女の子。 「よつば」(6歳)に振り回される周りの人達の日常を描いたハートフル? コメディー。

レビュー①

どんな話ですか? とある町に一組の親子が引っ越してくる。まだ幼い「よつば」は見るもの全てを不思議がり、自由奔放な言動と持ち前の明るさで、お隣に住む三姉妹やその友達、ご近所さんと仲良くなっていく。大きな事件は起こらないが、元気いっぱいなよつばと、そんな彼女を見守り、伸び伸びと育てる「とうちゃん」やその仲間たち、よつばを暖かく見守るご近所さんとの何気ない毎日がとても心を暖めてくれる作品です。

また「とうちゃん」とその友人である「ジャンボ」や後輩「ヤンダ」とのかけあいも、男子特有のような大人気ないやり取りが多くて、くすっと笑える作品です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最近の漫画作品は、残酷な描写が多かったり、ショッキングな展開になる物がけっこう多いと感じていました。

もちろんそんな作品もはらはらドキドキさせてくれて、読んでて楽しい物ですが、ここ最近の世の中はコロナが蔓延し、普通の、何気ないご近所づきあいや友達付き合い、離れて暮らす家族同士の交流がとても難しくなってきてますよね。気づかないうちに少しづつそんなピリピリした空気に疲れてる方は多いと思います。そんな人には、「よつばと!」に流れるおおらかな空気を感じながら、何気なく友人と遊んだり、ほのぼのできた以前の日常を思い出して和んで欲しいと思ったので、この作品をおすすめします!

レビュー②

どんな話ですか? 主人公の女の子・よつばをめぐるほのぼのとした小さな大冒険系日常生活のお話です。日常生活の1場面に焦点をあて、生活の中で幼児が考え行動することを、大人の視点を交えて独特なテンポでストーリーが進んでいきます。日常生活を舞台に話が進んでいくのでとりたてて大きなストーリーはないのですが、主人公よつばの成長や自分が幼少期に体験した懐かしい思い出を感じることができ、おもわず「あるある!」と頷いてクスッと笑える漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 成長して大人になるにつれて忘れかけていた懐かしい感覚を思い出させてくれるからです。例えば、親から離れて迷子になりそうな不安な気持ち・初めてホットケーキを一人で焼いて上手にひっくり返せたときの達成感・牧場で思いっきり遊んでいるときの解放感・自分のエネルギーがゼロになるまで遊び疲れて帰りの電車で寝ている時の充足感など、幼少期に体験したことを思い出します。また、主人公の親や周りの大人の対応が素晴らしく、育児って・幼児の相手ってこんなに楽しいんだなと思わせてくれます。

レビュー③

どんな話ですか? 元気な5歳の女の子よつばちゃんと、とーちゃんの日常の物語です。隣には綾瀬家がすんでおり、よつばちゃんは3人のお姉ちゃんたちと仲良しです。

また、そのお姉ちゃんたちの友達、とーちゃんの友達、ばーちゃんやとーちゃんの妹、お店の店員さんとも心温まるエピソードがたくさん描かれています。

時には大笑い、時にはほろほろっと泣ける、よつばちゃんの子どもならではのジェットコースターのような感情が体験できるマンガです。

よつばちゃんの日常生活に密着です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の特徴は、とにかく日常の描写が細かくとても丁寧に描かれています。

故に少し読むだけですぐにこの物語の中に入ることが出来ます。

中でもよつばちゃんの、この年齢の子特有の視点であったり行動であったり考え方が、そのままとても素直に描かれていて可愛らしいです。

周りの大人はどうしてもこのよつばちゃんに振り回されることになるのですが、例えばコップに並々ついだ牛乳をこぼしたとしても、誰も叱りません。頻繁にお隣に遊びに行ってもそこの家族は誰も迷惑に思っていません。

子ども故の行動を皆が深く理解し、温かく見守っている、そんな感じのマンガです。

子どもの行動は時には大人である我々をイライラさせるものですが、こちらの視点を少し変えるだけで、とても温かい日常になるのだとこの漫画は教えてくれているような気がします。

またその穏やかな日常へのヒントがたくさん詰まった作品だと思います。

子どもとの繋がりだけでなく、人と人との繋がり、そしてそこで生まれるエピソードを是非読んで感じてもらいたいと思います。

レビュー④

どんな話ですか? 4歳の女の子「よつば」とそのパパとの日常のお話。よつばは天真爛漫な女の子だけど、実はお父さんとは血がつながっていない。田舎から都会の一軒家に引っ越したところから物語は始まる。おとなりの小学生、高校生、大学生の3姉妹と引っ越した直後にすぐ仲良しになる。パパは自宅で翻訳の仕事をしているので、すぐ隣の家に遊びに行くが、3姉妹が不在の時は、3姉妹のママと遊んでもらう。4歳の純真なよつばの毎日の新しい発見と好奇心にあふれる日常の物語です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 4歳のよつばが、色々なことに興味を持ち、日々勉強をしていく様子が楽しい。もう忘れている子供のころの新しい発見や好奇心が新鮮で面白い。発想も奇想天外だが、日々新しい視点でものごとをみることに気づかされる。感動することも大人の何倍も感動していて、日常の些細なことに感動できるところがかわいい。近くの普通の公園のドングリや神社のセミも大発見で、近所の散歩も大冒険になっている。特に大きな事件が起きるわけでもないが、ほっこりするハートフルな漫画です。

レビュー⑤

どんな話ですか? 元気いっぱいの女の子よつばととーちゃんが引っ越してきた!

初めてのことや楽しいことに感動する純粋でかわいいけどちょっと変わった女の子。隣に住んでいる綾瀬家とも仲良くなり周りを巻き込んだどたばたの日常を繰り広げる。

動物園に行って象の大きさに驚いたり、ドングリを拾ってとーちゃんとお揃いのネックレスを作ったり楽しい毎日。

時々ペンキで落書きしっちゃたり嘘をついたのをごまかしっちゃたりして怒られることもあるけれど周りの温かい人たちに見守られ元気に今日も遊びに行きます!

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかくよつばちゃんが微笑ましくて可愛らしい。

新しいものをみたときの目をキラキラさせた表情や、クマのぬいぐるみ(ジュラルミン)を買ってもらってうれしそうな表情が読者にも伝染します。また怒られた時の子供らしいごまかしや、悲しい時に大声で泣く姿は昔を思い出しなんとなく苦くも微笑ましい記憶を蘇らせてくれることも。

周りにいる人々も魅力的で温かい人達で溢れており、よつばちゃんとのやりとりもとてもコミカルでクスッと笑える部分も沢山あるのでほっこりしたいときにぴったりです。

何度読み返しても癒される名作だと思います。

日常 あらゐ けいいち (著) KADOKAWA

日常 あらゐ けいいち (著) KADOKAWA

アマゾン商品紹介 妄想がふくらみがちな夢見る女子高生・ゆっこの回りにはロボやらヤギやら謎なものがいっぱい。今日も微妙にシュールな日常が始まります。
どんな話ですか? 京都アニメーションによりアニメ化もされたあらゐけいいち氏による、月刊少年エースで連載されたギャグ漫画です。
うすた京介氏が連載した伝説のギャグ漫画、セクシーコマンドー外伝すごいよ!マサルさん を始めとする、いわゆる「シュールギャグ」に分類されます。
高校に通う3人の女子と1ロボを主にその友達や先生などを巻き込んだシュールなギャグを展開していきます。
漫画の一コマの「ぬかしおる」を始め、ネット上に有名画像としていくつかのコマが残っているので、話をしらなくても漫画の一コマで知っている人も多いでしょう。
なぜその漫画をオススメしたいですか? なんといってもs「シュールなギャグ」です。

アニメ化もさることながら、漫画においても4コマで完結する話と通常の漫画方式で完結するパターンがあり、1話完結型の読みやすい作品になっています。

3人と一人のロボの女子高生達は全員とてもBL好き婦女子、バカ、寡黙だが口を開けばボケる、ゼンマイが背中についたロボの4人でそれが元になって話が展開されていきます。

普通にキャラクターは可愛い見た目をしていてキャラクターだけみれば日常系漫画なのですが、その内容はぶっ飛んでいてギャグ漫画好きには是非おススメです。

どんな人に読んでもらいたいですか? うすた京介、増田こうすけを始めとした、シュールギャグと呼ばれる不条理なギャグが展開するギャグ漫画好きには是非おススメしたいです。

なぜこの場面でそのセリフを言うんだ?なんでこの場面でそのキャラクターが出てくる?といった意味がわからないけど面白いでも、思い出すと笑えてしまうと言った方に是非おススメします

読んだことによるエピソード セリフが一切登場しない回が存在するのですが、絵柄とリアクションのみで笑える漫画を始めて見て驚愕しました。

薔薇のために 吉村明美 (著) 小学館

薔薇のために 吉村明美 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 大学受験に失敗した枕野(まくらの)ゆり。それを皮切りにボーイフレンドにはフラれ、たったひとりの身内である祖母も亡くなるという不幸に見舞われる。ところが、祖母の遺書により、死んだと思っていた母親が生きていたことがわかる。しかも、母親は有名女優で、兄弟が3人もいるというものだった…!!
どんな話ですか? 両親を早くに亡くした、デブでブサイクな主人公ゆり。ゆりを育ててくれたおばあちゃんも亡くなって、住むところもなくなった…と思っていたら、自分が有名女優の娘であることを知りるところから物語が始まります。

突如美形一家に放り込まれて、一緒に暮らすことになったゆり。女優一家の美形姉弟たちに、デブでブスとバカにされながらも、健気で優しく打たれ強いゆり。その家事能力の高さもあって、家族みんなが心のキレイなゆりに惹かれていいきます。

やがて、ゆりは兄に恋心を抱くようになったり、弟がゆりに想いを募らせるようになったり…と、恋愛と家族愛の入り混じった見ごたえたっぷりのヒューマンドラマです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? デブでブスと容姿でバカにされるゆりは、一見可哀想な環境にあり、多くの人が自分と同じようだと共感できる部分があると思います。ただ、ゆりが普通の人と少し違うことは、打たれ強く周りをも明るく変えてしまうような、愛に満ち溢れる人だということ。読んでいて、自分も前向きになれるような、心があたたくなるような気持ちになるので、オススメしたいです。

やがては、女性としての美しさをも持ち合わせるようになるゆりの魅力を、ぜひ一度読んで味わってほしいです。また、美形姉弟たちのキャラも個性豊かで、ゆりとのやりとりも楽しくて飽きさせません。

どんな人に読んでもらいたいですか? 自分には何もないと、おちこんでいる人。

日常がつまらないと思っている人。

ヒマな人。

逆境にあっても笑顔で人に優しく接するゆりを見ていると、自分も優しい気持ちになれるような気がするから。後読感もあたたかいマンガです。

読んだことによるエピソード とくになし。