秘密 -トップ・シークレット- 清水玲子 (著)  白泉社

秘密 -トップ・シークレット- 清水玲子 (著)  白泉社

アマゾン商品紹介 変死を遂げた米大統領、自殺した連続殺人犯…。彼らの脳に遺された映像が語る「秘密」とは…!? 大幅加筆の上、シリーズ第1作より収録!!

レビュー

どんな話ですか? 清水玲子さんの近未来SFサスペンス漫画となります。舞台は2060年代の警察で、この世界では殺人事件の被害者の脳をMRI操作することで故人の記憶(MRIで読み取れるのは画像となるため、聞いた記憶ではなく目で見た記憶)を読み取り操作を進めていくという設定となっています。MRI操作が行われるようになっている、という設定で2060年頃と設定されているのだと思いますが、事件自体は現在の世界でも起こりうるもので臨場感を持って読むことができます。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 操作対象となるのは凶悪犯罪や重要な事件・人物に関わる場合のみであることから扱う事件の内容も重く、また他人の記憶を覗くということから捜査員の精神的負荷も高く、いろいろな思惑が混ざり合って、漫画ではありますが非常に読み応えのある内容になっています。

モリのアサガオ 郷田マモラ (著) 電書バト

モリのアサガオ 郷田マモラ (著) 電書バト

アマゾン商品紹介 文化庁メディア芸術祭大賞受賞作!!なにわ拘置所に配属となった新人刑務官 及川。

そこには一筋縄ではいかない死刑囚達と制度が抱える問題があった。死刑を執行する側とされる側。

新人刑務官・及川直樹と死刑囚・渡瀬満の禁断の友情を通じ、死刑制度の<今>を描ききった衝撃の問題作第1巻!

レビュー

どんな話ですか? これはドラマにもなった死刑囚と刑務官のお話です。自分もアマゾンの試し読みからこの本を読むことになりました。殺人などを起こし、死刑囚となった確定判決をうけ刑死をまつばかりとなり、拘置所で過ごす毎日を新人刑務官がかれらとのやりとりを漫画としたものです。また、野球が好きだったこの主人公は、当時の野球で知り合った友人が死刑囚となった。彼との死刑に対する向き合いをどのようにしていくのか。葛藤の中から死刑制度を考える作品だと思います。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画というのは面白い漫画もあれば、このように死刑というかなり社会性で議論性のある内容を漫画にするというのは、かなり異質な漫画のように思います。テレビでは死刑になったということで、当然残虐な犯人に対して批判的な人ばかりでそれは当然だと思います。死刑制度は維持する必要性があるものの、なぜ殺人などの凶悪犯になっていったのか?そういう社会にならないためにはどうしたらいいのか?非常に考えさせられる漫画だと思っています。

 

スター・レッド 萩尾望都 (著) 小学館

スター・レッド 萩尾望都 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 太陽系第4惑星・火星。赤い風の吹く星。23世紀末の地球に天を見つめる1人の少女がいた。レッド・星(せい)。火星に生まれ、火星を恋する第5世代の火星人。しかし、夢にまで見た故郷に帰った時、火星の大いなる災いが始まった。火星と火星人の呪われた運命を救うため、銀河系の中心で少女が見たものは……。萩尾望都が描く壮大なSF叙事詩。

レビュー

どんな話ですか? 萩尾望都のSF大作です。
主人公のレッド・星は2270年代の未来の地球に住む火星人の少女。育ての親である地球人のパパ・シュウに守られながら、素性を隠し地球人として生活していましたが、いつか故郷の火星に戻ることを夢見ています。
ある日、月世界人らしい謎の少年・エルグと出会い、エルグは星が火星人であることを見抜きます。
エルグは、謎多き火星人についての情報を伝えれば、星を「火星に連れて行ってあげる」と約束するのです。
実は、火星人は火星に渡った地球人の子孫であり、火星に順応し超能力を得るようになった存在です。星自身も超能力があり、透視や人の考えを読み取ることができるなどの能力があります。しかし、火星人は地球人との争いの末に姿を消しており、その生態は謎につつまれていたのです。
星は迷った末にエルグとともに火星に渡るのですが、そこで地球人による火星人研究局に存在がばれてしまい、追われる身となります。
そこで二人は様々な陰謀に巻き込まれていくというストーリーです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 技術の進歩について考えさせられる作品であるためです。

ここでは技術ではなく、超能力として描かれていますが、どうしても人が超能力を得るということが現代の技術の進歩と重なります。

作品中の火星人研究局の局長であるペーブマンという人物が印象的な発言をしています。

彼は、星の高い超能力について「たいした退化ですな!」と評価するのです。

その理由は、星が実際には視力はなく超感覚でものを捉えている上に、念動力でものを動かせ、瞬間移動ができ、テレパシーでコミュニケーションが取れること、それは目も腕も脚も声帯も必要がないということ示すことになるからだと彼は語ります。

「岩みたいになって転がってるてのはどうです!考えてるだけ―それすら不要になる―生きることすら不必要になってしまう! これが退化でなくてなんです?」と訴えかけるのです。

現代の技術の進歩の成れの果てを想像させませんか?

まだ、生きてる・・・ 本宮 ひろ志 (著) サード・ライン

まだ、生きてる・・・ 本宮 ひろ志 (著) サード・ライン

アマゾン商品紹介 定年を迎えたサラリーマン・岡田憲三。家に帰ると家族は消えていた。妻が全財産を持ち逃げし、息子や娘は音信不通に・・・。生きる事に疲れた希望も無くした憲三は、60年の人生の幕を閉じようと、故郷・房総の山奥に入り首吊り自殺を図るが・・・。現代人に生きる事の意味を問いかける意欲作、第一巻。

レビュー

どんな話ですか? 物語の主人公はサラリーマンで、長年勤めた会社を定年退職した際に、突然、退職金を持って家族に逃げられる。主人公は故郷に帰って山で自殺を図るが、失敗して山で死ぬまで生きようと決意する。幼い頃におばあちゃんに教えられた生活の知恵を利用しながら、逞しく生きていく。ヨモギを利用した傷薬や、ドングリを食料にしたりと、今では忘れ去られている利用方法があるのだと感心する。会社勤めに疲れたサラリーマンに読んで欲しい漫画。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 都会の生活に疲れて死のうと思っていたサラリーマンが、同じく自殺しようとしていた若い女性、産まれた子供の3人とともに生活する中で、生きることの本当の意味を教えてくれるとても感動的な作品だから。年功序列や終身雇用、メンバーシップ型の仕事という独特の制度がまだ色濃く残っている日本の会社の中では、人間関係に悩みながら、仕事にやりがいを感じられないサラリーマンorサラリーウーマンも多く働いていることだろう。そのような疲れた会社勤めの人々の価値観を変えてくれると思う。

 

ラララ 金田一蓮十郎 (著) スクウェア・エニックス

ラララ 金田一蓮十郎 (著) スクウェア・エニックス

アマゾン商品紹介 自宅ではいつもおっぱい丸出し素っ裸状態の石村亜衣。バーで酔っ払っていた桐島に婚姻届にサインをさせ、その翌日いきなり離婚届けにサインを迫るそのワケとは?

レビュー

どんな話ですか? 会社をリストラされた桐島士朗が、バーで知り合った石村亜衣と流されるまま結婚してしまう。外科医の亜衣を専業主夫として支える士朗、ふたりの結婚生活の物語である。初めは亜衣が自らがバツイチになるために、士朗を丸め込み行った愛の無い結婚であった。

亜衣をふくめ、周りの人々も複雑な事情を持っている人物が登場する。しかし、お互いがそれぞれの背景を理解し受け入れ、お互いのことを思いやるようになり、いつしか本当の信頼関係を持つ夫婦となっていく、笑いあり、時々涙ありのハートフルストーリー。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 出てくる登場人物は亜衣や准といった、複雑な事情を抱えている人が多い。

その内情はネグレクトだったり、放置子だったり、トランスジェンダーだったりで、なさそうで実際にあるテーマであるのが興味深い。その複雑な事情を持つ人々のことを理解し、受け入れるという、読んでいる人の心をジーンとさせる漫画である。と、同時にそれら社会的問題について考えてしまう漫画でもある。とても面白いのだが、面白いだけで終わらず、考えさせられる、というのが、この漫画の良いところだ。

登場人物がみんないい人で、結果安心して読めるところも良いところだろう。

家栽の人 毛利甚八 (著), 魚戸おさむ (著) 小学館

家栽の人 毛利甚八 (著), 魚戸おさむ (著) 小学館

 

アマゾン商品紹介 ▼第1話/ポトス▼第2話/カラジューム▼第3話/ポインセチア▼第4話/ユズ▼第5話/コブシ▼第6話/タンポポ▼第7話/桜桃▼第8話/マルハチ▼第9話/サボテン▼第10話/ザクロ  ●登場人物/桑田義雄(緑山家庭裁判所判事)  ●あらすじ/父親が高裁の長官であり、自身も将来を嘱望される身であるにも関わらず、“家裁”にこだわり栄転を拒否したことのある桑田。そして、暇さえあれば裁判所の周囲の植物に会いに出かけたり、世話をしたりする彼を変人と言う者もいる(第1話)。▼ある日、桑田の元に持ち込まれたのは離婚した夫婦の子供の親権問題。お互いに権利を主張する両者に「子供の幸せは争って与えるものではない」と諭す桑田。もと夫婦は桑田の言葉によってもう一度やり直そうと考え始める……(第3話)。

レビュー

どんな話ですか?  家庭裁判所(途中から地方裁判所)を舞台とするヒューマンドラマです。

古い作品ですが、過去に何度か実写ドラマ化され、昨年もドラマ化されたので、若い方もご存知だと思います。

主人公の桑田判事は、植物を愛する物静かな人物。現場主義で「池に沈める体罰」を実証実験してみるなど、かなり思い切った事をする大胆さも持っています。

家事審判や遺産相続、少年犯罪関係など、事件の審理が中心ですが、主人公の桑田判事は法廷外でも活動があり、絵的にも野外を含むシーンの変更がある為、退屈しません。

よく言われる「人の縁」や「家庭は社会の最小単位」が、改めて実感できます。

意外な人物や出来事が事件の解決に繋がり、伏線の回収でストーリーがダイナミックに展開します。

遺産相続とピラカンサ、少年事件とスノードロップ、外国人犯罪とナノハナなど、ストーリーには毎回、キーとなる植物(性質や花言葉など)が絡む為、植物にも詳しくなれます。

※ 昭和に連載が始まったやや古い漫画なので、一部、現行法とは異なる表現があります。

例:禁治産の件

なぜその漫画をオススメしたいですか?  傍聴に行かない限り見ることのない裁判の様子が、リアルに表現されています。

裁判関係の職業が、裁判官や弁護士以外にも詳しく描写される為、お仕事漫画としても秀逸です。

一話限りしか登場しない人物にも、人生の奥行と厚みがあって、何故、そんなことになってしまったのか、自分ならどうするだろうなどと、他人の人生を疑似体験できた気持ちになります。

また、立場が異なる複数の人物の視点や、その行動に至る過程なども描写される為、物事を一面だけから決めつけない多角的な視点に気付かされます。

の、ような。 麻生海 (著) 芳文社

の、ような。 麻生海 (著) 芳文社

 

アマゾン商品紹介 それは人生の劇的変化…。一人暮らしの希夏帆の前に恋人・愁人が連れてきた二人の少年。二人は愁人の親戚で両親を失ったばかりの兄弟だという。希夏帆の家で生真面目な中学2年生の冬真、天真爛漫な5歳の春陽、そして愁人の4人は同居生活をすることに。戸惑う日々の中、彼らの新たな関係が始まる――。

 

どんな話ですか? 一人暮らしの希夏帆の前に恋人・愁人が二人の少年を連れてきます。彼らは愁人の親戚で両親を失ったばかりの兄弟です。

希夏帆の家で生真面目な中学2年生の冬真、天真爛漫な5歳の春陽、そして愁人の4人は同居生活をすることになります。

彼らの新たな生活が始まり、戸惑いながらもお互いの距離を縮めていく生活は家族のカタチをつくっていきます。

日々の家事は勿論、クリスマスや年末年始、幼稚園でのミニ事件をはじめとして、優しさや温かさを感じる物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? クリスマスのプレゼントや幼稚園のイベントなど、親がしてくれた様々なことを思い出し、感謝の気持ちが湧き上がるため。

育児の場面でぶつかる様々な困難にも、手探りながらも向き合おうとしていく登場人物に心を打たれ、自分自身も頑張ろうと思う。

特に、希夏帆は不器用ながらも頭の回転が早く、理不尽なことには理路整然と意見を述べ、他人の子どもに対しても真っ当な意見を伝えます。現実世界では中々難しいことではありますが、勇気をもらえます。

「子供を殺してください」という親たち 押川剛, 鈴木マサカズ (著) 新潮社

「子供を殺してください」という親たち 押川剛, 鈴木マサカズ (著) 新潮社

アマゾン商品紹介 家族や周囲の教育圧力に潰れたエリートの息子、酒に溺れて親に刃物を向ける男、母親を奴隷扱いし、ゴミに埋もれて生活する娘…。現代社会の裏側に潜む家族の闇と病理を抉り、その先に光を当てる――!! 様々なメディアで取り上げられた押川剛氏の衝撃のノンフィクションを鬼才・鈴木マサカズ氏の力で完全漫画化!

レビュー

どんな話ですか? 実在する精神障害者輸送サービス事務所がモデルとなっている漫画で、引きこもりの人や精神疾患を持つ人を無理矢理ではなくしっかりと説得して医療につなげるという話です。

引きこもり本人とその家族が世間体などを気にするあまり、周囲に相談せずに問題を先送りしていたら、家族では手が付けられないほど悪化してしまったので事務所に依頼するところから話がスタートします。

アルコール依存症の人、エリート教育で心を病んでしまった人、お金でなんでも解決しようとしたがる家族、成人した子供を手放したい考えの親など様々な人が登場します。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 「精神障害者」や「引きこもり」という特殊な人間を描いているのではなくて、精神障害があっても一人の人間として、細かい心理描写があるのでただ単に「精神障害者や引きこもりは怖い」という内容で終わらせてしまっているのではなくて、誰でも些細なきっかけで精神障害者や引きこもりになることはあるのだと知ることができます。

実話に基づいたフィクションなので全ての描写にリアリティがあります。

放置して悪化してしまった精神障害者の入院の難しさ、自身や家族が心に異変を感じても世間体などを気にするあまり最初に精神医療に繋がることへの難しさは特に丁寧に描かれています。

賭博黙示録 カイジ 福本 伸行 (著) フクモトプロ/highstone, Inc.

賭博黙示録 カイジ 福本 伸行 (著) フクモトプロ/highstone, Inc.

アマゾン商品紹介 上京後、自堕落な日々を過ごしていた伊藤開司(カイジ)は、ある日金融業者の遠藤により、かつて自分が保証人になっていた借金を押しつけられる。遠藤に誘われるままカイジは負債者に借金一括返済のチャンスを与えるというギャンブル船「エスポワール」に乗り込む。そこで行われるのはカード12枚を使った「限定ジャンケン」。うまく勝てば借金は帳消しだが、負ければ命の保証は無いというものだった……。1998年に雑誌「ヤングマガジン」で連載を開始すると同時に大人気になった福本伸行の代表作。

レビュー

どんな話ですか? 主人公であるどこにでもいるような自堕落な青年の伊藤カイジが、昔に保証人になった男が借金を払わなかったことによって多額の借金を背負ってしまったところから物語が始まります。伊藤カイジのアパートに遠藤という男がやってきて、多額の利息と借金の返済を迫ります。当然、伊藤カイジには返済能力がありません。そこで、借金の返済のために救済の船に乗らないかと遠藤から言われます。その船ではギャンブルが行われていて、運が良ければ借金を完済して船を降りられます。ただ、失敗したら地獄が待っています。そんな人生をかけるようなギャンブルに、伊藤カイジが希望を求めて参加して翻弄されていく漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をお勧めしたい理由は、世の中はお金が最も大事だというところをしっかりと伝えているところです。綺麗ごとではなく、現代社会はお金がないと底辺として生きるしかなくて、お金がないものがお金があるものに支配されているということをしっかりと教えてくれるのです。もちろん、お金だけではないということも漫画の中ではしっかりと伝えています。人間は極限状態になるとどういった行動をとるのかということが漫画を通じて理解できます。

ちいさいひと 青葉児童相談所物語 夾竹桃ジン, 水野光博, 小宮純一 (著) 小学館

ちいさいひと 青葉児童相談所物語 夾竹桃ジン, 水野光博, 小宮純一 (著) 小学館

アマゾン商品紹介 増え続ける児童虐待。すべての子どもたちの幸せのため、駆け出し児童福祉司の相川健太は今日も奮闘する! サンデーでのシリーズ連載開始以来、大きな反響を呼んだ真剣ドラマシリーズが、ついに単行本化!! その命を救うため、その笑顔を取り戻すため、日々戦う大人たちがここにいる!

レビュー

どんな話ですか? これは児童保護施設の話です。育児放棄や虐待など、社会問題の一つとなっていますが、さまざまなケースに応じて保護士や福祉士がアドバイスしたり実際に子どもを保護する様子が描かれています。

「こども」ではなく、なぜ「ちいさいひと」と呼ぶのか、その理由も出てきます。身の回りから聞こえる泣き声や、怪我のあと、それらは本当にしつけや偶然なのか?

ためらわず、相談してもいいのではないか?

また、子育てに悩んだらアドバイスもくれる場所でもあるそうです。

保護する人、うまく育てられない親の気持ち、被害を受けた児童の感情…色々と考えられる漫画です。

そんなことを考える漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 世の中には色々な境遇の人がいます。

私の友人は最近、結婚しました。

彼女が結婚した最大の理由は「同情」だったそうです。

彼女の旦那さんには娘がいました。

2人の娘の母親はネグレクトでした。

年齢のわりに幼い下の娘と、未だおねしょをしてしまう高校生のお姉さん。

部屋もゴミ屋敷のように汚かく、家事も育児も放棄して飲み歩いていた母親は、子どもに全く興味がなかったそうです。

たしかにそれは凄まじい光景だったと思います。

でも、おそらく、その母親にもなんらかの原因があったと思います。

虐待してしまった親の気持ちを知ることもできるのが、この漫画のオススメポイントです。