ベルセルク 三浦建太郎 (著) 白泉社
アマゾン商品紹介 | 巨大な剣を背負い、鉄の義手をつけた剣士・ガッツ。彼の行くところ、血の雨が降り、死体の山が築かれる…! 大ヒット!! 圧倒的迫力の叙事詩!! |
レビュー①
どんな話ですか? | 主人公のガッツがゴットハンドと呼ばれる役216年に一度起こる覇王の卵と呼ばれているベヘリットが引き起こす蝕によって元人間から転生する超存在(バケモン)を追って旅を行う話。
元々鷹の団といわれる兵士団に所属していたガッツはもともと幼少期から剣術の腕を磨いて一人傭兵として生きていた。 その戦いぶりを目の当たりにした鷹の団の団長グリフィス(めちゃ強い) はガッツを鷹の団に招き入れようと一騎打ちをしガッツは破れ入団することになる。そしてガッツは鷹の団で無敗の最強剣士となり、そうなった時に自らの存在意義を考え鷹の団を抜けることを決断する。 そしてその後ガッツは鷹の団と再会するのだが・・・。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | ストーリーの随所に人間の暗い部分や悲しみ憎しみが散りばめられ、それでいての感動のシーン(読めば分かる)などダークファンタジーでありながらも本当によく描かれている作品だと思います。細かい武器の由来や身に着けている装備、こんなものにそんな力が有るのかなど驚きのシーンなども多く描かれていると思います。
キャラクターなども一人一人個性的かつ繊細に描かれています。 そして何よりも戦闘シーンが本当にかっこいいです。 あまり子供には見せたいとは思いませんが((笑)) ダークファンタジーが好きな人にはたまらない作品になります!!! 作者の先生が死ぬまでに描き切れるのかという発言にもその作り込みの深さが感じられるかと思います。 もし少しでも興味があれば是非人に薦めたい作品です。 |
レビュー②
どんな話ですか? | ダークファンタジーの巨編壮絶ファンタジーであるのですが、今から20数年前にアニメ化もされ、最も残酷なシーンで打ち切りとなりました。主人公が二人いるような錯覚に苛まれるような感覚で、今で言う進撃の巨人のような、グロさも際立つ中で、やはり「救われない」と言う世界観がなんとも言えません。ガッツとグリフィスが主人公のようなストーリーで進んでいくのですが、グリフィスの残虐さについていけなくなったガッツが鷹の団を脱退して、グリフィスが壊れる所からスタートするような感じです。 |
なぜその漫画をオススメしたいですか? | これまでの王道ファンタジーとは違い、初に近い中世の頃の成り上がりの時代を描いたダークファンタジーでありますので、グロやエロ何でもありで裏切りについても克明に描かれております。中世の頃の時代感を背負いながら、二人の主人公の救われないストーリーが何とも言えません。 |
最近のコメント