07-GHOST 雨宮 由樹 , 市原 ゆき乃 (著)  一迅社

07-GHOST 雨宮 由樹 , 市原 ゆき乃 (著)  一迅社
アマゾン商品紹介 バルスブルグ帝国陸軍士官学校の第315期生として卒業試験を受け、幹部補佐を目指すテイト。元奴隷という境遇から、いわれない差別を受けるテイトだが…。

レビュー

どんな話ですか? 幼いスクラー(奴隷)として育った主人公テイトが、士官学校で親友であるミカゲに出会うが、自身が亡国ラグス王国の王子だと知り、逃亡する。その最中でアヤナミによってミカゲを失い復讐を誓う。第7区にて出会う司教たちとのストーリー、そしてブラックホークとの争いが平行して進んでいく。最初はアヤナミに対して復讐心を抱いていたテイトだったが、彼がフェアローレンであり、かつ自身の叔父であったと知り、最終的に助けようとする。作品の節々に愛情を感じる、格好いい男性キャラクターがメインの作品。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 毎日がつまらなく感じていた時にこの漫画に出会ってから、世界観が大きく変わりました。キャラクターそれぞれがとっても魅力的で、女性なら必ず一人はお気に入りのキャラクターに出会えると思います。アニメ化もされましたが、原作は最終話までより深い内容で、ファンタジー要素にあふれているので、現実に嫌気がさしている時などに読むと嫌な気持ちから解放される気分になれます。とにかく登場人物が格好良く、絵も綺麗で漫画として心が潤う作品です。

ヴァニタスの手記 望月淳 (著) スクウェア・エニックス

ヴァニタスの手記 望月淳 (著) スクウェア・エニックス
アマゾン商品紹介 ――聞いたことはありませんか? 吸血鬼に呪いを振り撒くという、機械仕掛けの魔導書(グリモワール)のお話を。いま“ヴァニタスの書”に導かれて、物語の歯車は廻り始める…。「19世紀パリ×吸血鬼×スチームパンク」をテーマに、「PandoraHearts」の望月淳が紡ぐ、呪いと救いの吸血鬼譚、開幕。

レビュー

どんな話ですか? 吸血鬼と人間が入り混じる19世紀のパリ、そこに現れる吸血鬼を滅すといわれている呪いの本”ヴァニタスの書”を持つ人間ヴァニタス。

吸血鬼のノエは先生からヴァニタスの書を見つけ出し、その正体を見極めろと命じられる。吸血鬼にとっては危険なモノであるヴァニタスの書を奪うわけでも、処分するわけでもなくただ見極めろ…と。

しかし、ヴァニタスの性格を好きになれないノエは素直にヴァニタスに嫌いだと告げる。

ノエとヴァニタスお互いの目的のため、利用し合い、喧嘩し、たくさんの人、吸血鬼を巻き込んで行くスチームパンクファンタジー

なぜその漫画をオススメしたいですか? 表紙が細かなところまで描写されていて綺麗な絵だったので読んでみたのですが、中身も1コマ1コマ微細に描かれており、すぐ物語に引き込まれていきました。

特に驚いたのは1話目に出てくる飛空船が空を泳いでいるシーンなのですが、見開きのページで描かれ迫力がありとても美しいモノでした。

さらに物語にハマっていくうちに作者さんのことも調べてみるとヴァニタスの手記は全てアナログ(パソコンを使わず元来の紙とペンで書く手法)だということを知り更に驚きました。デジタルで描く場合だと間違えた線を消すことも、色を変更することも簡単に操作出来ますがアナログですとそこまで簡単にはいきません。あれほどの綺麗な漫画を締め切りがある中で生み出していることに感動したので是非沢山の方に読んでいただきたいです。

妖狐×僕SS 藤原ここあ (著) スクウェア・エニックス

妖狐×僕SS 藤原ここあ (著) スクウェア・エニックス
アマゾン商品紹介 最高級マンション「メゾン・ド・章樫(あやかし)」。そこは妖怪の先祖返り達が集う妖しい館だった―――。藤原ここあの名作、全11巻同時発売!!!

レビュー

どんな話ですか? 旧家の令嬢として生まれた白鬼院凜々蝶は有名な家柄ゆえに他人に虚勢を張ってしまい悪態をついてしまう癖があった。その悪癖を治すべく「妖館」というマンションへ一人暮らしを始めようとするところから物語が始まる。この「妖館」は妖怪の先祖返りのみが集うマンションで、個性豊かな他の住人との交流や御狐神双熾という執事のような存在との恋愛模様が描かれている。笑えるところもあれば、感動的で泣けるところもあり、妖怪というファンタジーなところもあるので最後まで面白い作品である。
なぜその漫画をオススメしたいですか? ラブコメディーなところもあれば、感動的で泣けるとこもある。途中から話が一転してシリアスになりドキドキハラハラするところがあって、最後までずっと楽しめた作品だから。ファンタジーを毛嫌いしていたところもあったが、妖怪というファンタジー要素があったからこそ物語に深みが増している。妖怪という人生に翻弄されながらも生きていく登場人物たちに感情移入してしまうところがあったから。シリアスだけれど笑えるところもあって、恋愛や友情に感動できる作品だから男女問わずにおすすめしたい。

信長協奏曲 石井あゆみ (著) 小学館

信長協奏曲 石井あゆみ (著) 小学館
アマゾン商品紹介 平成生まれの“時をかける風雲児”サブローがゆく!
勉強嫌いで日本の歴史に何の興味もない高校一年生・
サブローはある日突然、戦国時代にタイムスリップ
してしまう。そこで出会った本物の織田信長は病弱で
顔はサブローにそっくりだった!その信長に
「体の弱い自分に代わって
織田信長として生きてくれ」と頼まれてしまい…!?
織田信長を衝撃の新解釈で描く
時をかける風雲児サブローの
戦国青春記、第1巻!!!

レビュー

どんな話ですか? 現代の高校生がタイムスリップして、織田信長になるというストーリーの漫画です。高校生のサブローが、戦国時代にタイムスリップし、自分とそっくりの織田信長と出会います。本物の信長は、サブローと入れ替わり織田家をサブローへ託します。信長として生きるようになったサブローは、織田の家臣達から慕われ、人望があり様々な戦で勝利していきます。信長に恨みを持つ、秀吉と本能寺、山崎の戦いで対峙するといった展開となります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 史実とは異なる部分もありますが、現代の高校生が織田信長と入れ替わるといった斬新なテーマでとても面白い漫画でした。本物の信長が明智光秀という設定も、とても面白く歴史が本当にこうであったらと思わせる部分もありました。主人公のサブローが、家臣からの信頼を勝ち取ったり、強くなっていく姿を見て頼もしさが出てきます。信長や秀吉、光秀など歴史に名前を残す武将も多く登場して、いろんな年代の人が楽しめる漫画でオススメしたいです。

聖闘士星矢  車田正美 (著) 集英社

聖闘士星矢  車田正美 (著) 集英社
アマゾン商品紹介 【燃え上がれ小宇宙!! 聖闘士星矢誕生】孤児院で育った少年・星矢は、巨大な財団を率いる城戸家に引き取られ、ギリシアに送られる。ギリシアで壮絶な特訓を受け、成長した星矢は、青銅聖衣を得て、聖闘士となった!! 日本に帰った星矢を待っていたのは、聖闘士同士で闘う史上最大のバトルロワイヤル銀河戦争だった!!

レビュー①

どんな話ですか? ギリシャ神話をモチーフにした漫画で、地上の愛と平和を司る女神アテナと、地上侵略を試みるギリシャ神話の神々の戦いを描いています。そして主人公星矢はアテナに使える聖闘士の中でも最下級の青銅聖闘士でありながら、仲間の青銅聖闘士と協力しながら、究極の小宇宙であるセブンセンシズに目覚め、黄金聖闘士や地上侵略を試みる悪の神々と互角に渡り合うことになります。最後には最強の敵である冥王ハーデスと一騎討ちする事になります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? どんな苦境にたたされても諦めない姿は本当に感動しますね。特に冥王ハーデスとの戦いや、双子座の黄金聖闘士サガとの戦いの時には特にそう思いました。また仲間との友情もオススメしたいポイントです。主人公星矢がピンチになると必ずサジタリアスの黄金聖闘士や仲間の青銅聖闘士が助けに訪れます。そして本当に重大なポイントになると女神アテナが助けにくる場合もあります。このような仲間との助け合いもオススメしたいポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? この世に邪悪がはびこる時に現れるという女神アテナ率いる聖闘士達の戦いを描いたバトル漫画です。

この世に邪悪な神々との戦いが始まる時に地上に女神アテナが降臨して邪悪と戦うのアテナを守護する聖闘士達は世界からギリシャの聖域に集結して聖域を襲撃して地上支配を狙う邪悪な神々と戦うのだった。

だが、そんな聖闘士達も一枚岩ではなくアテナを補佐する教皇はアテナを裏切り聖闘士同士で不毛な戦いを繰り広げる事となってしまうのだった。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 聖闘士星矢という漫画がおすすめなのは基本は熱血バトル漫画でよくある感じの往年の少年漫画という感じの作品ですが

この漫画が良いと思ったのは邪悪と戦う聖闘士達の中に裏切る者が出てきたりして、単純に邪悪な神々と戦うだけのストーリーになってない点でおすすめだと思いました。

もちろん単に仲間内の戦いだけを描いているわけではなく、聖闘士同士の抗争が終わった後はしっかり邪悪な存在と戦うために聖闘士達も一枚岩になって戦うので誰が読んでも分かりやすいストーリーとなっている点でおすすめだと思いました。

陰陽師 岡野玲子, 夢枕獏 (著)  白泉社

陰陽師 岡野玲子, 夢枕獏 (著)  白泉社
アマゾン商品紹介 平安時代、稀代の魔術師と恐れられた陰陽師・安倍晴明。盟友にして管弦の道を究めた王子・源博雅と共に都の怪異に挑む。第1巻には賀茂忠行と共に、菅原道真率いる百鬼夜行に遭遇する少年時代の晴明を描くプロローグ「安倍晴明 忠行に随ひて道を習ふこと」、盗まれた唐伝来の琵琶・玄象にまつわる羅城門での凶事を描く「玄象といふ琵琶 鬼のために盗らるること」、僧・寿水のもとに夜な夜な現れる口の無い美女の謎を解く「梔子の女」の2編を収録。

レビュー

どんな話ですか? 言わずと知れた陰陽師・安倍晴明と源博雅陰陽師が都で日々起きる怪奇現象を解決していくというお話。

時は平安時代、鬼やもののけが都の闇にはびこり、様々な問題を起こしていきます。

そこで、都随一と歌われる陰陽師の安倍晴明と、ちょっと抜けた王子様の源博雅が絶妙なコンビネーションで問題を解決し、人々を救います。

歴史や和ものが好きな人には特におすすめの漫画。

晴明の妖艶さと博雅のおちゃめだけれど男前な雰囲気に魅了されること間違いなし!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 岡野玲子先生の独特の絵が、安倍晴明の妖艶さをさらに引き立て、大人っぽい雰囲気が他の漫画と一線を画している。

夢枕獏先生の小説とは必ずもストーリーが一致するわけではないが、平安時代や歴史ものが好きな人なら必ず気に入る作品だと思う。

また、ちょっと抜けた源博雅や、時々すっとぼける安倍晴明など、コミカルなふたりのコンビが、鬼やもののけのグロさから暗くなりがちなストーリーに上手くメリハリをつけていて、飽きずにサッと読めてしまう作品。

終わりのセラフ  鏡貴也 , 山本ヤマト, 降矢大輔   集英社

終わりのセラフ  鏡貴也 , 山本ヤマト, 降矢大輔   集英社
アマゾン商品紹介 未知のウイルスにより人類は壊滅、子供だけが生き残り、地下都市で吸血鬼に支配されていた。勝気な少年・百夜優一郎は仲間たちの犠牲のもと、ただ一人脱出に成功、復讐を誓う。優一郎が見た新しい地上の世界とは!?

レビュー

どんな話ですか? 吸血鬼と人間の物語です。

人間は吸血鬼に家畜同然の扱いをうけており、主人公とその仲間たちは吸血鬼のもとから脱出を試みます。

しかし、脱出する最中に吸血鬼に見つかり主人公以外は皆殺されてしまいますが、主人公は生き延び吸血鬼を退治する日本帝鬼軍に入りました。

それから吸血鬼との戦いが多々ある中で、殺されたはずの仲間の一人が吸血鬼として生きているということ知ります。

その仲間に再び会うために吸血鬼と戦いながら仲間を探す物語です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 私自身が吸血鬼がでてくる漫画が好きなんですが、意外と吸血鬼が出てくる漫画が少なく感じていました。

また、吸血鬼の描き方も漫画によって違うと思いますが、この作品にでてくる吸血鬼はまさに私の好みでクールな人たちが多いです。男女の吸血鬼が登場するので可愛さもあり、かっこよさもあります。

イラストも素敵なので読んでいて飽きず、繰り返し読みたくなる内容だと思います。

まだまだ、物語は続いているので今後の展開がとても楽しみな漫画です。

ダンジョン飯 九井 諒子 (著) KADOKAWA

ダンジョン飯 九井 諒子 (著) KADOKAWA
アマゾン商品紹介 九井諒子、初の長編連載。待望の電子化! ダンジョンの奥深くでドラゴンに襲われ、金と食料を失ってしまった冒険者・ライオス一行。再びダンジョンに挑もうにも、このまま行けば、途中で飢え死にしてしまう……。そこでライオスは決意する「そうだ、モンスターを食べよう!」スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!! 襲い来る凶暴なモンスターを食べながら、ダンジョンの踏破を目指せ! 冒険者よ!!

レビュー①

どんな話ですか? 種族がバラバラで見た目も性格も個性的な主人公たちが、冒険の途中でドラゴンに食べられた仲間を取り戻すために危険なダンジョンを冒険する物語です。主人公たちは金欠で、仕方なく倒したモンスターたちを食べながらダンジョンの奥に進んでいきます。最初はお互いをよく分かっておらず衝突の多かったパーティですが、命がけで困難を乗り越えていくうちにいつしか強い絆で結ばれていきます。迫力のある戦闘シーンと、不気味で恐ろしいはずのモンスターたちが美味しそうに料理されてしまうグルメシーンが魅力の不思議な漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 命がけで危険なダンジョンに挑むというワクワクするような冒険要素と、モンスターを料理しておいしく食べてしまうというコミカルな要素が合わさった面白い漫画だからです。作者の画力が高いのでドラゴンなどの大型モンスターの描写に迫力があり、アクション漫画としても十分に読みごたえがあります。主人公や周りの仲間たちも魅力的で、冒険が進むにつれてパーティに愛着が湧いてきます。テンポのいいストーリー展開で飽きがこず、続きが出るのが楽しみな漫画なのでぜひ多くの人に読んでほしいです。

レビュー②

どんな話ですか? とある島に突然現れた迷宮の深部で、仲間を庇いレッドドラゴンに襲われて食べられてしまった妹ファリンを助ける為再びダンジョンに潜ることを決意する主人公ライオスは、残った仲間たちにダンジョンの魔物を食料にしながら進むことを提案する。

拒絶しながらもファリン救出のため付いていくことを承諾した仲間たちは次第にライオスのもう1つの目的に気づいてしまう。ライオスは魔物を好きすぎるあまり、いつか機会を作って味を確かめてみたいと思っていたのだった。迷宮内で出会ったドワーフのセンシを仲間に迎え、彼らは魔物を食べながら元気いっぱいに進んでいく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? レッドドラゴンに食べられてしまった妹の救出劇という話に見せかけて、ひたすら魔物をいろんな方法で調理していくのを観察するグルメ漫画です。

歩くキノコにバジリスク、果ては動く鎧まで、出会う魔物全てを食べていく一行の姿は若干異様ながらもユーモアに満ち溢れていて、読んでいて全く飽きません。

物語が進むうちにオークやノーム、コボルトなど別の種族もどんどん登場します(ちなみに主人公はトールマン。普通の人っぽい見た目と寿命)。

ゲームでダンジョンRPGをプレイした事がある人や、ファンタジー作品が好きな人は必ずハマると思います。物語が進むうちにきっと魔物食に興味が湧くことでしょう。

呪術廻戦 芥見下々 集英社

呪術廻戦 芥見下々 集英社
アマゾン商品紹介 類稀な身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、病床に伏せる祖父の見舞いを日課にしていた。だがある日学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、化物が現れてしまう。取り残された先輩を救う為、校舎へ乗り込む虎杖だが!?

レビュー①

どんな話ですか? 2018年6月の宮城県仙台市から物語は始まる。

常人離れした身体能力を持つ高校生・虎杖悠仁は、両親の顔を知らず、祖父に育てられた。祖父が逝去した夜、虎杖の学校に眠る「呪物」の封印が解かれ、人を襲う化物・呪霊が現れてしまう。虎杖は「呪物」回収のために現れた呪術師の伏黒恵と共に、取り残された先輩を救うため校舎へ乗り込む。しかし、そこで窮地に追い込まれてしまい、虎杖は力を得るため自ら呪物「宿儺の指」を食べ、特級呪物・両面宿儺が復活する。

その後虎杖は「宿儺の器」として呪術師に捕らえられ、死刑を宣告される。しかし、特級呪術師の五条悟の提案により、「すべての宿儺の指を食してから死ぬ」という猶予が与えられる。

かくして虎杖は都立呪術高専に入学し、呪術師としての人生をスタートさせる。

なぜその漫画をオススメしたいですか? お勧めポイント。

本作は、『ジャンプGIGA』2017 vol.1から2017 vol.4まで連載されていた『東京都立呪術高等専門学校』をプロトタイプ兼正式な前日譚としている。後に同作は2018年12月4日に『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』として発売された。

他のジャンプ作品からの影響

芥見の担当編集者である片山は、芥見本人から聞いた話として、『BLEACH』からの影響が大きいとJUMP j BOOKSとのインタビューの中で明かしている。また、片山は、芥見が漫画だけでなく国内外の映画や小説やテレビドラマを見ており、本作の画風や作風は様々なところから影響を受けているのだろうと推測している。さらに、テレビアニメ版で主人公・虎杖悠仁を演じる榎木淳弥は原作を読んだ際、ストーリー構造が海外ドラマのようだったとSPICEとのインタビューの中で話している。

レビュー②

どんな話ですか? 呪術と呼ばれる技を使って敵と戦うバトル漫画。主人公は、普通の高校に通う身体能力が非常に高い高校生。敵は、日常に潜んでいるものの一般人には見えない化け物である。またこれらの化け物は人間の負の感情から生まれるもので形や形相は奇形のものが多い。

主人公はある出来事をきっかけとして呪術学校に通い始める。そこから呪術学校の同期、先輩や先生を通じて物語が展開される。登場する人物一人一人個性が強く読み応えがある。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画では、主人公の中(心のようなもの)に最強かつ負の登場人物とされているキャラクターがおり、これは他の漫画ではなかなか見られない設定、構成である。

また、普通の高校に通うが身のこなし方や運動神経は抜群という、いわゆる強キャラが主人公になる「ありがち」な展開であるにもかかわらず敵とされている化け物は人間の負の感情が元になっていて一般人には不可視という点で世の中のありふれた感情(怒りや憎しみなど)が漫画の世界と分離することなく程よく溶け込んでいるから。これによって「漫画」感が強すぎず、しかし展開は全く予想できない(例えば、(ネタバレになるが)主人公は序盤で死ぬなど)飽きないものとなっている。

レビュー③

どんな話ですか? 高校生の虎杖悠仁は、呪いを込められた物体である呪物の中でも最も最強ランクの特級呪物を拾ってしまい、それを探していた伏黒恵と出会う。すでに特級呪物の封印は解かれてしまっており、2人は呪物を求めた呪霊達に襲われ絶体絶命のピンチとなるが、虎杖は特級呪物である両面宿儺の指を飲み込んでしまう。呪物を取り込んでしまったものは死刑となるが、虎杖は執行猶予がつくことで生き残り、呪物の回収に協力することになり、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 呪いや霊が出てくる漫画はグロそうでなかなか手をつけるのに勇気がいる人も多いかと思いますが、この漫画はただグロいだけの漫画ではなく、主人公の虎杖悠仁が命と隣り合わせになりながらも命のあり方について懸命に答えを出していくとても深い物語です。世の中に汚されていない、純粋で優しい虎杖に心を癒されます。爽快なバトルシーンや、ちょこちょこ出てくるギャグシーン、考えさせられるセリフのある哲学シーンなど様々なシーンがあり、とても面白い作品です。

レビュー④

どんな話ですか? 主人公のゆうじが通う高校に、すくなと呼ばれる特級呪物が保管されていた。ゆうじの祖父が死ぬ間際に、人を助けろと遺言を残して亡くなる。そんなとき所属するオカルト研究部でその呪物お札を剥がすことになり、特級呪術を回収に来ていた人にお札を剥がすと他の呪霊を呼び寄せて死んでしまうと教えられる。オカルト部の先輩を助けるために呪術と戦うゆうじ。

危機的な状況に陥り、その呪物を食べてしまう。ゆうじの体をすくながのっとると思いきや、ゆうじの精神がすくなを制する。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 漫画の絵は正直あんまりキレイではないのですが、ストーリーが面白いのと、キャラクターがみんな個性が強くて魅力的で面白い!主人公のゆうじも身体能力がとても高く、性格も懐っこく親しみやすく好感が持てる。人気キャラのゴジョウ先生も最強で強いのに、普段目隠ししているが、取ると超絶イケメンでかっこいいです。ストーリーも展開が早く、読んでいて飽きないですし、結構シリアスな展開もあるが面白いギャグなども挟んでくるので面白い。

レビュー⑤

どんな話ですか? 人間離れしたほどの身体能力を持つ以外ごくごく普通な高校生であった虎杖悠仁が、唯一の家族である祖父を失った日に、部活の先輩たちの行動をきっかけに「呪い」を廻る戦いに巻き込まれてしまうところから物語は始まります。

虎杖が対峙することになったのは、人間の負の感情から生み出された、呪いの具現化「呪霊」。

人に危害を加える呪霊を祓う「呪術師」としてなるべく、そして、自らの内に取り込んだ呪いの王をも祓うため、虎杖は呪術師たちが集まる東京都立呪術高等専門学校へと編入します。

そこで、同じ呪術師の卵である仲間や、最強とも呼ばれる担任教師をはじめとした呪術師たちとともに、呪霊たちと戦っていくダークファンタジー・バトル漫画です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく、「面白い。」その一言に尽きるほど、今一番熱い作品です。

現在14巻まで単行本が出ていますが、いまなお、初めて第1巻を手に取ったワクワク・ドキドキ感が新鮮なまま続いている、お話の内容も展開もとても上手に読者を惹きつけ、飽きの来ない漫画です。

呪いをテーマにし、呪霊VS呪術師という独自の世界観。ファンタジーではあるけれど現実世界と大きくリンクしており、身近過ぎるほど身近な感覚に陥り、一気に作品世界の中に引きずり込まれます。

加えて、登場人物それそれが魅力的なのも、お勧めしたい理由のひとつ。

過酷な世界に身を投じながらも、歳相応に素直で元気でちょっとバカな少年少女たちは愛しくなりますし、最強教師をはじめとした呪術師たちの生き方もかっこよくホレボレします。

ぜひぜひ声を大にして、お勧めして回りたい作品です。

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社

HUNTER×HUNTER  冨樫義博  集英社
アマゾン商品紹介 父と同じハンターになるため、そして父に会うため、ゴンの旅が始まった。同じようにハンターになるため試験を受ける、レオリオ・クラピカ・キルアと共に、次々と難関を突破していくが…!?

レビュー①

どんな話ですか? 主人公ゴンが父親を探すために世界を旅する物語です。旅の始まりはハンターを目指して自分が住んでいる島から世界を旅します。ハンターになるにはハンター試験を突破しないと資格が手に入りません。旅の途中ではレオリオ、クラピカ、キルアと個性が強い仲間達と出会いそして強くなっていく物語です。冨樫先生の漫画を読んだことがある人には物語が複雑で読者を悩ませる内容が盛り沢山。先生の漫画を読んだことがない人にはバトル漫画のようなファンタジー性もしっかりと含まれていてサスペンス要素もある唯一無二の漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画の特徴はなんと言っても念能力が鍵になってきます。この念能力はいまだに全てが解明されていないのですが、今いる潜在能力のようなものを具現化して武器にしたり道具にして移動できたりと発想が豊かな冨樫先生の要素が盛り込まれています。この念能力はキャラクターによって複雑な仕組みなっておりこの能力の説明だけで有に5ページくらいの文字数で説明が入ったりします。この念能力の説明を解読する面白さがファンには堪らないのです。この複雑な内容を何回も読んで楽しんでいる読者も多いはずです。頭を使うとまでは言いませんが不思議な世界に浸れるのがこの漫画のいいところでもありおすすめポイントです。

レビュー②

どんな話ですか? 主人公の少年が仲間たちと父に会うためや、憧れのハンターになるために、次々と苦難を乗り越える物語です。ハンターになった後は、別れた仲間と再会するために様々な妨害を乗り越えます。その仲間と会い、強敵を倒す為に一緒に修行を重ねます。人間離れした能力を修行により身に付け、闘技場で強敵と戦い、今度はルールのない状況で戦おうと再戦を約束し別れます。その後、父に会う手掛かりを見つけた主人公は、新たな世界で冒険をします。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 気持ちが少年に同化していくようで、若返ります。仲間と日々過ごしている気分になりますし、冒険をするストーリーを読んでいると、冒険をしている気分になり、ワクワクします。好きなキャラクターもどんどん増えていき、とても楽しいです。