BLACK BIRD 桜小路かのこ (著) 小学館

BLACK BIRD 桜小路かのこ (著) 小学館

アマゾン商品紹介 いつかきっと迎えにいくから――そうあなたが言ってくれたから私はずっと待っていたあの日のあなたの温(ぬく)もりを
けれど私の前に現れたあなたの姿は黒い翼の異形の妖(あやかし)―――あなたが喰らうのは私の身体(からだ)それとも―――あなたに囚(とら)われた私の心……!?

レビュー

どんな話ですか? 原田実沙緒は高校生。小さな頃から霊や妖怪の類いが見えてしまうことに悩まされていた。ある日実沙緒が学校から帰ると隣のお屋敷に美しい和装の男性が…。彼は美紗緒の幼なじみの匡だった。「いつかきっとむかえにいくから」という言葉を残していなくなった実沙緒の初恋の人、きょうちゃん。だがそこで実沙緒は驚くべき事実を知る。きょうちゃんこと、烏水匡は人間ではなく妖、天狗の一族の当主になっていたこと、そして自分が妖に力と繁栄をもたらす「仙果の娘」という特別な人間であること。様々な種族の妖から命を狙われる実沙緒。守ってやるから俺の嫁になれと言う匡。そんな二人を過酷な試練が待ち受ける…。
なぜその漫画をオススメしたいですか? キャラクターがとても魅力的な漫画です!それに加え、設定や世界観が素晴らしく、妖と人間の恋愛…という難しい設定も抵抗なく受け入れられます。むしろ、圧倒的強さでいつも自分を守ってくれる(しかもイケメン)なんて妖最高です。別種族だからこその試練もあり、一話から最終話まで一気に読んでしまいたくなるような続きが気になる中毒性の強い漫画です。キャラクター達もみんな個性豊かでそれぞれ丁寧に描かれています。とりわけヒロインのお相手、匡は本当に魅力的。一途すぎる愛の深さに何度もきゅんきゅんするし、涙が止まらないシーンも。ぶっきらぼうな口ぶりでも肝心なときには必ず守ってくれる、仲間を見捨てたりしない、どこまでも面倒見がいい、言い尽くせない魅力に溢れています。キャラクターがいいからストーリーも骨太でしっかり楽しめます!

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

約束のネバーランド 白井カイウ , 出水ぽすか (著) 集英社

アマゾン商品紹介 母と慕う彼女は親ではない。共に暮らす彼らは兄弟ではない。エマ・ノーマン・レイの三人はこの小さな孤児院で幸せな毎日を送っていた。しかし、彼らの日常はある日突然終わりを告げた。真実を知った彼らを待つ運命とは…!?

レビュー①

どんな話ですか? この漫画は、グレイスフィールドという孤児院で、血のつながりがない子供たちが「ママ」のイザベラと共に幸せそうに日常を過ごす場面から始まります。

彼らは12歳までに里親を見つけられては、里親の元に送り出されます。

ある日、コニーという少女が里親の元へと送り出されますが、彼女がいつも大事にしているぬいぐるみが忘れられていることにエマは気づき、ノーマンと共に孤児院の外に出て、コニーにぬいぐるみを渡そうとしますが、エマ達2人がそこで見たものは、変わり果てたコニーで、人を食べる鬼がいたのです。

エマ達はそこで私たち孤児院の子供たちは鬼の食料として、育てられているということに気づき、孤児院の外の世界へと逃げようと計画を立て始めます。

エマ達は、果たして孤児院の外の世界へと逃げだすことができるのかー。無事に逃げ出せたとしても、外の世界はどうなっているのかー。とてもハラハラする内容です。

なぜその漫画をオススメしたいですか? この漫画をおすすめする理由として、まずストーリー展開に目を引き付けられます。冒頭部分では優しい「ママ」と孤児院の子供たちみんなとの毎日がとても幸せで、穏やかな日々の暮らしが描かれていて、ほんわかしていますが、ある事件をきっかけにその穏やかな日々は決して幸せではないとエマ達が知り、孤児院の脱出を計画するまでのストーリー展開は誰もが予想することもできないぐらい圧巻な展開だと思います。

そして、エマたち子どもたちは強大な敵(ママや鬼たち)と対峙することになりますが、一人ひとりが最大限やれるべきことを考えて、皆で協力し合う様子は心を打たれ、「頑張れ」とつい、応援したくなってしまいます。

レビュー②

どんな話ですか? 秘密が秘められた孤児院の物語。

親の顔も知らない数十人の子供たちが優しい「ママ」と孤児院で生活し、

孤児院卒業の日(養子に出る日)を待つという物語・・・

が物語は一変、その孤児院は食用児飼育農園だった!

鬼が住む世の中で人間を狩らせないために世界を二つに分断。

そうして鬼の世界には「食用児」を育成する施設がもうけられ、

養子に出たと思っていた子供たちはみんな「出荷」だった。

それに気づいた主人公エマ達はこの農園脱獄を試みる!

なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公エマのひたむきさ、誰も見捨てない心のやさしさ、鬼をも思いやるその寛大さ。

こういった漫画には珍しく、主要人物がほとんど死なないんです。

エマが最初から「全員で農園を脱出する」と言っていたように出荷されてしまった

子供たち以外はほとんど生きているという奇跡的な展開。

物語も単調なものではなく、迫力あるバトルシーンや伏線の考察なども楽しめる要素の一つ。

時折残酷な描写もありますが、感動のラストシーンは必見です。

レビュー③

どんな話ですか? ある孤児院へ収容されている10歳くらいまでの子供たちがいて、里親が見つかった順にそこを出れると夢見て平和な日々を過ごしています。しかし、里親が見つかったというのは嘘で、実は子供たちは家畜として飼われており、外の世界にいる鬼の餌となってしまいます。

その現実を、あるきっかけで目の当たりにした主人公たちは頭をひねり脱走作戦を考えます。

孤児院で優しく世話をしてくれていたママが実は悪いやつであり敵なので何とかそこを悟られないように脱走計画を立てる子供たちの活躍がすごいです。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 最初の平和な毎日から突然、残酷な世界を知ってしまうところから急展開して面白いです。

また、子供たちも頭がいい子もいるのでその子たちの作戦を話し合って実行するところや、

いつママに見つかるかバレるか冷や冷やするところなど食うか食われるかなのでとてもドキドキします。

子供たちは立場上とても弱い立場にいるし常に監視されている状態なのでいかに頭を使って脱走するかやり取りするところが楽しいです。また、ママも頭がいいのでなかなか一筋縄ではうまく逃げられないところも面白いと思います。

レビュー④

どんな話ですか? 親のいない孤児院で、イザベラというママと共に皆家族のように仲良く楽しく暮らしている。その子供達はとても優秀で常に難関のテストを受けさせられ頭脳明晰に教育されている。

子供達は里親が決まると孤児院を離れて里親の元で幸せに暮らせるはずなのだが…。

その中でもエマ、ノーマン、レイの3人はとても仲が良く、優秀な子供達の中でもずば抜けて知能が高い。

その3人がある日その孤児院の秘密を知ってしまう事で幸せな暮らしが一変し、家族を守る為の壮大な戦いが始まるのである。

なぜその漫画をオススメしたいですか? ストーリーがとても面白いのに付け加え展開の速さと意外な真実がどんどん明らかになりハラハラさせられ読む者をどんどん惹きつけていきます。

そしてこの主人公のエマという少女は家族を大事にし、常に何がベストかを考えどんなに無理難関な事でも決して諦めようとはせずに、自分が正しいと思った道を貫き突っ走ります。

その姿に彼女の信じる心と家族を思う温かさ、大事なものを必死に守る強さに心を打たれます。

彼女のキャラクターは、現代の欲と争いにまみれているこの世界を、浄化してくれるかのように感じられます。

すべての人が彼女のような心をもっていればこの世界にも平和が訪れるのではないかと思わせる素晴らしい作品です。

怪獣8号 松本直也 (著) 集英社

怪獣8号 松本直也 (著) 集英社

アマゾン商品紹介 【デジタル版限定!「少年ジャンプ+」掲載時のカラーページを完全収録!!】怪獣発生率が世界屈指の日本。この国は、容赦なく怪獣が日常を侵していた。かつて防衛隊員を目指していたが、今は怪獣専門清掃業で働く日比野カフカ。ある日カフカは、謎の生物によって、身体が怪獣化、怪獣討伐を担う日本防衛隊からコードネーム「怪獣8号」と呼ばれる存在になる。

レビュー

どんな話ですか? 怪獣と呼ばれる生物が、人々の日常生活を破壊する“怪獣大国”の日本が舞台。少年漫画の主人公としては、32歳とちょっとおっさんな日比野カフカは、幼馴染の亜白ミナとの「怪獣を全滅させる」という約束を果たすため、日本防衛隊の隊員を目指して一念発起する。ところが突然、謎の生物に侵食されてしまい、なんと自我を保ったまま怪獣化してしまう。怪獣であることを隠しながら、怪獣の全滅を目指すカフカと仲間達の絆や、怪獣の謎を追うバトルヒーローもの。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公が一度夢を諦めた32歳という、同年代なら誰もが共感してしまう設定であること。世間に対してちょっと斜に構えているけれど、仕事熱心で面倒見が良いカフカは職場の同僚や先輩に欲しいと思えるイイ奴。こんな平凡な、なんなら自分の周りにもいそうなおっさんが、怪獣になったり、一回りも年下の隊員たちと競ったり友情を育んだり…。大人がもう一度夢や青春をやり直すような姿に胸が熱くなる。ヒーローものは子供っぽい、主人公がとにかく強いだけというイメージを打ち砕く、おっさんの活躍を読んでもらいたい。

レビュー②

どんな話ですか? 怪獣が頻繁に発生する国、日本を舞台にしたバトル漫画。日々襲い来る怪獣を退治する日本防衛隊。その隊員になる約束を幼馴染の女の子としていたのに諦めてしまった主人公、日比野カフカ。怪獣処理の仕事におわれる毎日だったが、ある日後輩を怪獣からかばってケガをしてしまう。入院中のカフカの目の前に突然小型の怪獣が!気が付くとなぜかカフカの体が怪獣に変身している?!どこからどう見ても怪獣になってしまい、怪獣を退治するのが夢だったのに、逆に退治される立場に。怪獣に変身してしまったカフカは退治されてしまうのか、それとも約束した防衛隊員になるれるのか、これも一種のヒーロー漫画になりそうな予感がする漫画です。
なぜその漫画をオススメしたいですか? 主人公の日比野カフカは冴えない男なのに、なぜか気になる存在。一度はあきらめそうになった子供の頃の夢を、後輩に影響され再び目指し始めます。まっすぐで憎めない性格が見ていて気持ちが良い。悪い怪獣を倒すヒーローになると諦めない姿、後輩にも憎まれ口をたたきながらも優しくする姿、命を張って後輩を助ける姿にグッときます。人はどこかにヒーローになりたい願望があるんでしょうね。くすっと笑えて元気を貰えるので、おすすめしたい漫画です。

地獄楽 賀来ゆうじ (著) 集英社

地獄楽 賀来ゆうじ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 最強の忍として畏れられ、抜け忍として囚われていた画眉丸は、打ち首執行人の“山田浅ェ門佐切”から無罪放免になる為の条件を突きつけられる。その条件とは極楽浄土と噂の地で「不老不死の仙薬」を手に入れること…!! 生死を悟る忍法浪漫活劇、開幕――!!

レビュー①

どんな話ですか? 江戸の末期、かつて最強の忍として恐れられていた”がらんの画眉丸”は、抜け忍として捕らえられ死罪人となっていたが、打ち首執行人の山田浅ェ門から

極楽浄土と噂のある島から不老不死になれる仙薬を入手することが出来れば無罪放免となると告げられます。

他の死罪人と執行人たちと上陸の後、天仙という不老不死を研究し修行を重ねる仙人たちと遭遇。

不老不死の仙薬は人間から作られており、天仙は本土の人間すべてを仙薬に変え、完全なる不老不死を目指していることを知り、

それを阻止する為、そして画眉丸は愛する妻・結の元へ戻る為に、天仙たちとの戦いが繰り広げます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 元々は週刊少年ジャンプでの出張読み切りという形で読んだのがきっかけなのですが、ストーリーの設定にまず衝撃を受けました。

極楽浄土の島へ渡る前、先に調査に行った者が身体から花を咲かせた状態で戻ってきた画がとても印象的で、

何故?どうして?という謎と不可思議さに興味を持ちました。

島へ渡るのは監視役の執行人と死罪人のペアですが、各々が個性的であり、

天仙との戦いでの協力で、お互いの生い立ちや過去を知り、分かち合っていく部分が芽生えたりと、

キャラクターの関係性にも惹かれる部分があります。今までに感じたことがない印象の漫画です。

レビュー②

どんな話ですか? 江戸に近い世界観のファンタジー漫画。極悪大罪人に、蓬莱の島から不老不死の仙薬を取ってくるなら、死刑を免除し恩赦を与えると条件を出し、その条件を飲んだ数人の大罪人が島に渡る。主人公もその一人。冷徹な暗殺者の彼はかつての仲間に罠にはめられ投獄、死刑を言い渡されていた。死刑の介錯人とペアを組まされ、未知の化け物や仙人と戦い、かつ、お互い殺し合いながら、この謎の島と不老不死の仙薬の真相に迫っていく。同時に、主人公たち自身の過去も次第に明らかになっていく。その先に未来はあるのか?
なぜその漫画をオススメしたいですか? まず、主人公が極悪人なのに違和感がなく、キャラクター達に同情や嫌悪感を覚えて感情移入しやすい。敵も味方もすべてのキャラ設定がしっかりできていて、ただのアクション時代ファンタジーではなく、物語の奥深さを感じる。敵であっても悪いからと断罪できない気分にさせられるところが、人間味やファンタジーでありながら現実感が出る魅力になっている。一度一巻だけでも読んでいただきたい作品ですね。今後のアニメ化や実写映画化が期待出来る作品だと思います。

宝石の国 市川春子 (著) 講談社

宝石の国 市川春子 (著) 講談社

アマゾン商品紹介 今から遠い未来、宝石のカラダを持つ28人は、彼らを装飾品にしようと襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

レビュー

どんな話ですか? はるか昔に人類が滅亡した遠い未来、地上では宝石の体を持つ人型の生き物たちが生活していました。彼らは髪の毛からつま先まですべてが宝石でできており、容姿は美しく、体内にある微小生物の効果で不老不死です。しかし、彼らを狙い、空から襲い来る「月人」との戦争により、宝石たちは何度も砕かれたり、連れ去られたりしていました。主人公・フォスフォフィライトは、そんな宝石のうちの一人。月人好みの美しい体と、何もなし得ない不器用で脆弱な体を持て余していました。そんな彼が、仕事を得るため、仲間の悩みを解決するため、あるいは前に進むために頑張り始めるのですが、そのたびに彼の心身は傷つき、そして地上と月の状況は大きく変わっていくのです。
なぜその漫画をオススメしたいですか? とにかく「凄まじい」作品だからです。まず、設定。宝石の体を持つ人型の生き物は、美しく、どこか背徳的です。しかもその設定の裏には、作者の知識の豊かさを感じられます。そして彼らの美しい体は、戦争によって容赦なく傷つけられます。宝石でできたその体は砕かれもなお美しいのですが、それが逆にエグく感じられ、同時にどうしようもなく魅力的です。それから、ストーリー。美しく魅力的な設定と繊細な絵に反するように、ストーリーはどこまでいっても残酷で、重々しいです。常に、遠くに希望の光のようなものが見えているから、余計に残酷さを感じます。どこまで読んでも胸を締め付けられるのに、読むのをやめようとは思えない、凄まじい魅力がある作品なのです。

姫ちゃんのリボン 水沢めぐみ (著) 集英社

姫ちゃんのリボン 水沢めぐみ (著) 集英社

アマゾン商品紹介 おてんば中学生・野々原姫子。ある日、魔法の国の王女エリカが現れ、1年間観察するかわりに、他人に変身できるリボンをくれる。早速、愛子お姉ちゃんに変身して外に飛び出す姫ちゃん。と、そこへ憧れの支倉先輩が…!!

レビュー

どんな話ですか? 主人公「野々原姫子」はとてもボーイッシュで運動神経抜群の中学生の女の子。

ある日、“魔法の国”に住む姫子にそっくりな女の子「エリカ」から1年間修行のために観察させてほしいとお願いされ、呪文を唱えると誰にでも変身できる「魔法のリボン」を渡される。また、魔法によって幼い頃から大切にしていたぬいぐるみの「ポコ太」が動けるようになり、数々の困難を一緒に乗り越えていく。

とてもボーイッシュで女の子からモテモテの姫子だが、中身は女の子で恋をしている。

すれ違いや誤解、様々な問題にたちはだかりながらも

仲間と協力し合い、友情を深め、恋愛も発展していく物語。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 幼い頃、誰もが「魔法が使えたらいいな」と思ったことがあるのではないでしょうか。

そんな気持ちを思い出させてくれるような作品です。

中学生のピュアな気持ち、初恋や失恋、魔法の国の存在。小さい頃から大切にしているぬいぐるみとしゃべれたらいいなと読んでいるうちに童心に戻ってワクワクできます。

恋愛物語なだけでなく、切なくも深い友情に涙できるところもとても好きなポイントです。

鏡を見るとついつい魔法の呪文を唱えたくなってしまうとおもいます。

転生したらスライムだった件 川上泰樹 , 伏瀬 , みっつばー 講談社

転生したらスライムだった件 川上泰樹 , 伏瀬 , みっつばー 講談社

アマゾン商品紹介 WEBで記録的なPVを集めた異世界転生モノの名作を、原作者完全監修でコミカライズ!
巻末には原作者書き下ろしの短編小説を収録した、ファン必携の単行本いよいよ発売!*「転スラ」スピンオフ5作品の第1話をまとめた試し読みパック付き!

レビュー①

どんな話ですか? 冴えないサラリーマンが死後、異世界にスライムとして転生する漫画。

転生する際、いろいろな能力を得た。

主人公は最初は勝手が分からず何も出来ない状態だったが、転生する際に得た能力でいろんな魔物を従えて強くなっていく。

最初は小さな村を作った。その後、仲間を増やし出来ることを増やし、小さな村を大きな国へと発展させていく。

仲間を増やす過程で、魔物たちに名前を与え、魔物たちを進化させていった。

主人公自身も、最初はただの魔物だったが、とあるきっかけににより魔王へと進化した。

なぜその漫画をオススメしたいですか? とても絵が綺麗で人物が丁寧に描かれています。

絵だけで魔物が強くなったのがわかります。

また、良くも悪くもありきたりなストーリー展開なので、読む際に深く考える必要がありません。

ストーリーはダラダラせずテンポ良く展開されていくので、途中で飽きたりなど読むのがイヤになるということはありません。

それでいて、話の続きが気になりいつも最新話を待ち遠しく思っています。

頭を使わないので、あまり時間がない人でも読みやすい漫画だと思います。

レビュー②

どんな話ですか? 異世界転生して強力なスライムになった主人公が、世界を制覇していく漫画です。人間だった主人公がある日通り魔に殺されてしまいます。目が覚めると主人公は異世界にいて人間から転生してスライムになっていました。そんなかわいいスライムですが、敵を吸収したりしてどんどん力をつけていき、ドラゴンやゴブリン、オーガやオーク、リザードマンなどを仲間にし、大同盟を結び国を作ります。一見弱そうに見えるスライムですが、この漫画の中で1番鍵を握るキャラクターでもあります。
なぜその漫画をオススメしたいですか? かわいくて最強のスライムが、次々にファンタジー世界を制覇し、強大な魔王に成り上がるという内容。また、もはや定番となった異世界転生という設定の中で、主人公は便利なスキルを持ったスライムとなり、異世界で様々な敵を倒し、自ら世界を作っていくというところが魅力的。序盤からサクサクと問題解決できるので、テンポが良くて飽きません。自分が転生したらこうなるのかもしれないと思うと読んでいてワクワクします。

また、コメディシーンが多いのですが、実はある種のピカレスクロマン(悪者小説)としても楽しめます。

カーサの猫村さん ほし よりこ (著) マガジンハウス

カーサの猫村さん ほし よりこ (著) マガジンハウス

アマゾン商品紹介 『きょうの猫村さん』でおなじみの猫村ねこ(4歳)が、月に1回『カーサ ブルータス』編集部でご奉公することに。そこは、見るのも聞くのも初めてのことだらけ。ちょっとおかしなスタッフぞろいの「カーサさん」で、猫村さんは今月もがんばっています― 月刊『カーサ ブルータス』での好評連載がついに単行本化!猫村さんとほとんど実在の登場人物のお話、全21話を掲載→「はじめましてカーサさん」「建築ってなにかしら」「初めての会議」「熱き編集者さんたち」「デジカメでポチっとさつえい」「新人のバイトさん」「猫村さんは先輩さん」「まかない作ってお留守番」「本屋のおじさん」「パンツ一丁の編集会議」「それぞれのプロ」「気が散る鼻歌」「夢見る目標・・・」「気になる鼻歌」「インテリアさんを手伝いたい」「なかなか出ないかたつむり」「Vシネさんの初恋の人」「西田副編集長は時代の波乗り」「?気合い満タン現金で」「シビヤさんの憧れは」「グルメのお勉強」 オールカラー。シールのおまけもついています。

レビュー

猫の家政婦猫村ねこ(4歳)と、派遣先のカーサブルータス編集部の面々の日常を描いた、ほのぼのとした作品です。

家政婦紹介所の紹介で訪れた職場は、出版社の編集部。個性豊かな編集部員相手に、猫村さんの奮闘が始まります。

掃除洗濯や買い物等の家事全般から、三輪車に乗っての雑誌の配達まで、猫の家政婦として人(猫)一倍頑張る猫村さん。今までとは違う新たな体験や発見を通じて、人間社会の不思議や良さを、猫特有の視点で描く作品です。

猫の家政婦さんと言うコンセプトが面白いのと、基本主婦目線で時たま猫の性分が出てしまうと言う、ちょっとコミカルで微笑ましいストーリー展開が良いと思います。

ちょっとドジな猫村さんを中心に、時には編集部の面々を巻き込みながら、時に猫目線で鋭い指摘をする猫村さんやそれを暖かく見守る周りの人達。ほっこりした感じでちょっぴり癒される構成がオススメです。

たまに猫の本能が出てしまったりするところもご愛敬で、猫好きでなくも十分楽しめる漫画ですよ。

地獄くらやみ花もなき 藤堂 流風 , 路生 よる KADOKAWA

地獄くらやみ花もなき 藤堂 流風 , 路生 よる KADOKAWA

アマゾン商品紹介 罪人が化け物に見えてしまう遠野青児は、古ぼけた洋館で相談所を営む美少年・西條皓と出会う。優れた洞察力と妖しい美貌を持つ皓のもとで、青児はなぜか助手として働くことになり――!?

レビュー

どんな話ですか? 主人公は《とある不思議な力を持つ》ニートの青年遠野青児(とおの せいじ)。

人と関わることが苦手な根暗な青年。大学卒業後就職もせず、家もなくネットカフェ生活をしている。

いよいよお金も無くなりホームレス生活かという瀬戸際。コンビニでなけなしの金でおにぎり一個を買いレジでくじを引く。そこには「地獄」の文字が・・・。

これからどうしようかと人込みを歩きながら考えているその時、目の前に突然《一つ目の黒い着物を着た大男》が。

「首ィ 吊らん か?」と手を伸ばしてくる。愕き後ろにこける青児。もう一度目の前を見ると普通の女性がこちらを不思議そうな顔で見つめている。

そうこれは彼の《不思議な力》。彼はある一定の人物を見るとその物が化け物に見えてしまう。

青児は怖くなりその場から一心不乱に逃げる。逃げて逃げて気づけば知らない道に。

そして目の前には知らない洋館。導かれるままにその館の中へ。

その中に居たのはーーー美しい顔、美しい着物を着た小柄な青年。

彼の名は西条 皓(さいじょう しろし)。この館の主人である。

「無料のお悩み相談所だと思ってください。」と言い、青児は《不思議な力》について相談してみる。

ここから青児の《不思議な力》の正体が判明していく。

それを面白いと思った皓は青児に「ウチでバイトしませんか?」と誘う。

ここから青児が《化け物》に関連したさまざまな事件に巻き込まれていく。

なぜその漫画をオススメしたいですか? まず絵がとてもきれい。表紙のカラー絵が一巻では皓のアップなのですがそれがまた美しい!つい手に取ってみたくなります。

そしてストーリーに惹かれます。ミステリー好きにはたまらない不穏な空気からはじまる感じがワクワク感やどうなるんだろうという期待感を膨らませてくれます。

そして無料の試し読みで途中まで読んだときに続きがすごく気になって!

青児がこれからどんな事件に巻き込まれるのか、なぜ青児はなぜこの館に呼ばれたのか、皓はいったい何者なのか・・気になるところが満載です。

大奥 よしながふみ (著) 白泉社

大奥 よしながふみ (著) 白泉社

アマゾン商品紹介 男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。男女の立場が逆転した世界に生まれた貧乏旗本の水野は、大奥へ奉公することを決意する。女性の将軍に仕える美男三千人が集められた女人禁制の場所・大奥で巻き起こる事件とは…!?

レビュー

どんな話ですか? 「赤面疱瘡」という病気の蔓延によって、男子の生存率と人口が極端に下がった架空の世界。

政治や経済、世の中を動かす表舞台に立つのはほとんどが女性という、男女が逆転した世の中となっています。

その中で、実際の江戸時代の幕府、大奥などの登場人物(史実とは男女逆転)を主人公に、歴史を描いたSF作品です。

大奥制度を開始した三代将軍家光から、最後の将軍慶喜まで、すべての徳川幕府将軍について描いており、

時代の流れは続いておりますが、主人公は時代によって移り変わり、オムニバス形式のように楽しめます。

なぜその漫画をオススメしたいですか? 史実に沿って描かれている部分が多い為、詳しい方は歴史の復習のような感覚で面白いです。

もちろん男女逆転の架空世界の為、完全に史実通りに描くことは無理なのですが、逆に「その事件をそのように解釈したのか」

「そう解釈することで後の展開に無理なく繋がるのか」と作者の描き方の上手さに感激します。

また、歴史物として捉えなくても、次々と変わる主人公や登場人物の様々な人間模様は読み応えがあります。

テーマも男女の恋愛、家族愛、友情、政治上の駆け引き、仕事への使命感と、多様で飽きさせることがありません。

絵も大変美しく、オススメの作品です。